JP2003021530A

JP2003021530A - 音声によるエリア内施設検索方法および装置

Info

Publication number: JP2003021530A
Application number: JP2001207400A
Authority: JP
Inventors: Hiromi Tokifuji; 浩美時藤; Akiichi Kobayashi; 明一小林
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2001-07-09
Filing date: 2001-07-09
Publication date: 2003-01-24

Abstract

(57)【要約】【課題】予め設定された各ジャンル項目の全ての施設
が音声認識対象となるため、それだけ音声認識に時間が
かかり、また誤認識が生じて認識率が低下する。また、
各ジャンルについて、検索対象となる施設の距離範囲が
予め設定されているため、ユーザによっては不都合であ
った。【解決手段】音声認識用検索対象候補として単語辞書
に用意された複数のジャンルのうち検索対象としたいジ
ャンルを指定して検索辞書を作成し、音声入力された施
設名称をその検索辞書と照合することにより、自車位置
から各ジャンル毎に設定された所定距離範囲内の施設名
称を検索して地図上に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、音声によるエリア
内施設検索方法および装置と車載ナビゲーション装置に
関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、車載ナビゲーション装置は、利便
性および使い勝手が向上し、現在位置を検出して地図上
に表示する機能に加えて、現在位置から目的地までの推
奨ルートを探索して表示したり、任意の地点やルート沿
線上の施設を、ジャンル、名称、電話番号、住所などか
ら検索して、ディスプレイに表示された地図上に重ねて
表示できるようになった。例えば、リモコン操作により
電話番号を入力すると、地図上の該当する位置にその施
設を即座に表示させることができる。

【０００３】また、音声認識による検索も可能であり、
文字または音声によるガイダンスに従って何回かに分け
て音声入力することにより、運転のために前方を注視し
ながらハンドルから手を離すことなく検索することがで
きる。また、最近では、エリア内施設検索といって、
駅、役所、警察署などの２８程度のジャンルの中から行
きたい施設名称だけを音声入力することにより、その施
設が各ジャンルについて予め設定された自車位置から所
定距離範囲内に存在する施設であれば、その施設の位置
を地図上に表示することができる。このような音声認識
は、予め設定された各ジャンル項目の全ての施設名称を
音声認識用単語辞書としてＲＯＭに記憶しておき、ユー
ザが発声した音声を周波数分析し、その結果を、音声認
識用単語辞書に格納された標準音声パターンと比較する
ことにより音声認識を行う。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の音声によるエリア内施設検索は、予め設定された各
ジャンル項目の全ての施設が音声認識対象となるため、
それだけ音声認識に時間がかかり、また誤認識が生じて
認識率が低下することがあった。また、各ジャンルにつ
いて、検索対象となる施設の距離範囲が予め設定されて
いるため、ユーザによっては、もっと距離範囲が広く検
索が粗い方がよいという場合もあれば、自宅周辺で使用
するため、もっと距離範囲が狭く検索が詳しい方がよい
という場合があった。

【０００５】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、音声認識時間および音声認識率の向上を
図ることができ、また距離範囲をユーザの希望に応じる
ことのできるエリア内施設検索方法およびその装置を提
供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のエリア内施設検索方法は、音声認識用検索
対象候補として単語辞書に用意された複数のジャンルの
うちいずれのジャンルを検索対象とするかを予め設定
し、前記設定したジャンルの中の検索を希望する施設名
称を音声入力することにより、自車位置から前記ジャン
ル毎に設定された所定距離範囲内の施設名称を検索して
表示することを特徴とするものであり、検索対象候補と
して用意された複数のジャンルのうち、ユーザが希望す
るジャンルのみを検索対象とするため、音声認識の対象
となる単語数が削減されるので、音声認識時間および音
声認識率の向上を図ることができる。

【０００７】また、本発明のエリア内施設検索方法は、
前記音声認識用検索対象候補として用意された複数のジ
ャンルのうち共通の概念を有するものを上位概念により
まとめて検索対象候補としたことを特徴とするものであ
り、例えばレジャー関係の複数のジャンルをレジャー関
係施設として１つにまとめることにより、ユーザは複数
のジャンルを設定することなしに、１回の操作によりレ
ジャー関係の複数の施設を設定することができる。

【０００８】また、本発明のエリア内施設検索方法は、
前記ジャンル毎に設定された自車位置からの所定距離範
囲を変更可能としたことを特徴とするものであり、距離
範囲の設定をユーザの希望に応じることができる。

【０００９】また、本発明のエリア内施設検索装置は、
音声認識用検索対象候補として単語辞書に用意された複
数のジャンルのうち検索対象としたいジャンルを指定し
て検索辞書を作成する手段と、検索を希望する施設名称
を音声入力する手段と、前記音声入力された施設名称を
前記検索辞書と照合して音声認識する手段と、前記音声
認識が成功した場合には、前記音声入力された施設名称
を地図上に表示する手段とを備えたことを特徴とするも
のであり、検索対象候補として用意された複数のジャン
ルのうち、ユーザが希望するジャンルのみを検索対象と
するため、音声認識のための単語数が削減され、それだ
け音声認識時間および音声認識率の向上を図ることがで
きる。

【００１０】また、本発明のエリア内施設検索装置は、
前記各ジャンル毎に含まれる施設を自車位置からの所定
距離範囲内に限定し、前記所定距離範囲を変更可能とし
たことを特徴とするものであり、距離範囲の設定をユー
ザの希望に応じることができる。

【００１１】また、本発明は、上記した音声によるエリ
ア内施設検索装置を備えた車載ナビゲーション装置であ
り、ナビゲーション装置の利便性および操作性をより向
上させることができる。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図１は本発明の実施の形態
における音声によるエリア内施設検索装置を備えた車載
ナビゲーション装置の構成を示している。図１におい
て、方位センサ１は、３Ｄジャイロが使用され、自車の
進行方位を検出する。車速センサ２は、本装置を搭載し
た車両の電子制御装置に使用されているもので、車輪の
回転数に応じた車速パルスを発生する。各種センサ３
は、リバーススイッチ、パーキングスイッチ、ライトス
イッチなどであり、車両の走行状態を検出する。センサ
信号処理部４は、方位センサ１からの信号を基に車両の
進行方向を算出するとともに、車速センサ２からの車速
信号から走行距離を算出し、さらに各種センサ３からの
信号を基に車両の走行状態を検出して、制御に必要な信
号を生成する。ＤＶＤ−ＲＯＭ５は、地図データや音声
データ、音声認識辞書データなどが記録されている。Ｄ
ＶＤ−ＲＯＭドライブ６は、ＤＶＤ−ＲＯＭ５から地図
データや音声データ、音声認識辞書データなどを読み出
すものである。液晶ディスプレイ７は、地図および現在
の自車位置、方位、操作メニューなどを表示するもので
あり、その前面にタッチパネルなどの操作部を備えてい
てもよい。ＧＰＳ受信機８は、複数の衛星から送信され
る電波を受信演算することで自車の現在位置（緯度・経
度）を求めるものである。ＧＰＳアンテナ９は、ＧＰＳ
電波を受信するためのアンテナである。これらＤＶＤ−
ＲＯＭドライブ６、液晶ディスプレイ７、ＧＰＳ受信機
８等は、車両のダッシュボード上に配置され、車内ＬＡ
Ｎ１０を通じて装置本体１１の通信インターフェース１
２に接続される。装置本体１１は、車両のトランクルー
ムや車内のセンターコンソールなどに設置される。

【００１３】マイク１３は、車内の運転者近傍に配置さ
れ、使用者からの発声語句を入力するものであり、スピ
ーカ１４は、検索結果や音声認識結果、走行ルート上の
交差点案内、分岐案内、料金所案内、出口案内などの音
声案内、リモコンでの操作内容を音声で指示したりする
場合に使用される。音声認識装置１５は、マイク１３か
ら入力された言葉の音声認識を行う。記憶部１６は、プ
ログラムを格納したＲＯＭや作業データを一時的に格納
するＲＡＭ、画像データを格納するＶＲＡＭなどから構
成されている。画像プロセッサ１７は、メニューデータ
や地図データ、自車の現在位置データ、建物データなど
に基づき表示画像の生成処理を行う。表示制御部１８
は、通常設定モード時および音声認識モード時におい
て、それぞれ必要な画像データを画像プロセッサ１７か
ら読み出してＣＰＵ２０に渡す。音声プロセッサ１９
は、音声認識結果を音声信号に変換したり、検索結果や
走行ルート上の音声案内、リモコンでの操作内容を表す
音声信号をスピーカ１４に出力する。ＣＰＵ（中央処理
装置）２０は、装置全体を制御するものであり、通常設
定モード時および音声認識モード時においてそれぞれ必
要な制御を行うためのプログラムを実行する。リモコン
２１は、通常設定モードと音声認識モードとを切り替え
るための操作ボタンやその他の操作ボタンを有し、赤外
線を利用してリモコン受光部２２と通信を行う。リモコ
ン受光部２２は、液晶ディスプレイ７の前面に設けられ
ているが、他の位置に設けられる場合もあり、リモコン
２１から受信した操作信号を車内ＬＡＮ１０から通信イ
ンタフェース１２を介してＣＰＵ２０に送る。エリア内
施設検索手段２３は、予め設定された複数のジャンルに
ついて、ジャンル名からではなく施設名称を直接音声入
力することにより、自車位置から所定距離範囲内の施設
を検索するためのプログラムである。

【００１４】次に、本実施の形態における動作につい
て、まずナビゲーション装置の基本動作について説明す
る。図１において、車両のエンジンをかけると、ナビゲ
ーション装置の電源がオンになり、液晶ディスプレイ７
にはメニュー画面が表示され、ＣＰＵ２０が現在位置検
出プログラムを起動させる。車両が走行を開始すると、
ＧＰＳ受信機８からの位置情報と、方位センサ１および
車速センサ２からの信号をセンサ信号処理部４により処
理したデータを基に、自車の正確な現在位置を算出す
る。この自車位置情報に基づき、ＣＰＵ２０が、ＤＶＤ
−ＲＯＭドライブ６を通じてＤＶＤ−ＲＯＭ５から該当
する地図データを読み出し、画像プロセッサ１７により
画像データに変換して記憶部１６のＶＲＡＭに一旦記憶
した後、色信号に変換して通信インターフェイス１２を
通じて液晶ディスプレイ７の画面上に自車位置とともに
表示する。また、マイク１３を通じて目的地などの住所
名を入力すると、音声認識装置１５の音声認識機能によ
りその住所名を認識し、目的地が設定される。目的地が
設定されると、ＣＰＵ２０は、経路探索プログラムを起
動し、設定された目的地までの自車現在位置からの最適
な案内経路を算出し、液晶ディスプレイ７の地図上に重
ねて表示する。ユーザは液晶ディスプレイ７に表示され
た案内経路に沿って車両を進めると、ＣＰＵ２０は、現
在位置情報と地図データ上の道路ネットワークデータを
基に、液晶ディスプレイ７上の自車位置マークを順次更
新してゆく。車両が案内経路中の分岐点などに差し掛か
ると、地図データに付加された音声案内がスピーカ１４
から出力される。

【００１５】次に、本実施の形態における音声によるエ
リア内施設検索動作について、図２のフロー図を参照し
て説明する。まず装置を起動して液晶ディスプレイ７に
メニュー画面を表示する（ステップＳ１）。この時点で
は、初期設定である通常設定モードになっている。メニ
ュー画面には、「行き先」、「探す」、「インターネッ
ト」、「情報」、「詳細設定」などの項目が表示され
る。次に、ユーザがリモコン２１の音声入力ボタン（モ
ード切替ボタンでもよい）を押すと（ステップＳ２）、
リモコン受光部２２を通じてＣＰＵ２０が音声認識モー
ドに切り替え、音声認識プログラムを起動する(ステッ
プＳ３)。音声認識モードでは、液晶ディスプレイ７に
表示される項目は通常設定モードと同じに設定されてい
るので、液晶ディスプレイ７にはメニュー画面が表示さ
れている。そこでユーザが、そのメニュー項目の中から
「探す」の項目をマイク１４から音声入力すると、音声
認識装置１５が音声認識処理を開始する（ステップＳ
４）。

【００１６】音声認識モードに切り替えられると、ＣＰ
Ｕ２０は、ＤＶＤ−ＲＯＭドライブ６によりＤＶＤ−Ｒ
ＯＭ５から音声認識用単語辞書データを読み込み、検索
に必要なデータのみを記憶部１６のＲＡＭに一時的に格
納しておく。ここでの音声認識処理は、入力された音声
を周波数分析し、その結果を単語辞書内の標準音声パタ
ーンと比較して、最も類似するものを認識結果として出
力する従来と同じものである。音声認識が失敗すると、
ステップＳ１１、１２、１３で３回までの音声入力の繰
り返しが認められる。３回を越える失敗は、その後に成
功する可能性がほとんどないので、音声認識モードは強
制終了されて通常設定モードに切り替えられ、画面には
初期メニューが表示されるので、再びステップＳ１から
上記した処理を繰り返すことになる。

【００１７】ステップＳ４で音声入力した「探す」につ
いての音声認識が成功すると（ステップＳ５）、次に
「探す」についてのサブメニューが液晶ディスプレイ７
に表示されるので、その中から「エリア内施設検索」を
音声入力する（ステップＳ６）。この音声認識が成功す
ると（ステップＳ７）、エリア内施設検索手段２３が動
作を開始し、「行きたい施設名をお話下さい」という音
声案内が出力されるので、行きたい施設の名称を音声入
力する（ステップＳ８）。そして、この音声認識が成功
すると（ステップＳ９）、音声入力した施設名称が自車
位置から所定の距離範囲内に存在する施設の場合には、
液晶ディスプレイ７に、その施設の位置に十字カーソル
の中心を置いた地図が表示される(ステップＳ１０)。こ
こで音声認識によるエリア内施設検索処理は終了する
が、実際には、その後に、「行き先」、「経由地設
定」、「ポイント登録」の３つの選択項目が液晶ディス
プレイ７に表示され、「行き先設定か経由地設定かポイ
ント登録のいずれにしますか」という音声案内が出力さ
れるので、ユーザがその１つを選択することにより、検
索した施設の設定登録が行われる。

【００１８】本実施の形態において、エリア内施設検索
を行う場合には、どのジャンルを検索対象すなわち音声
認識対象とするかを予め設定することができる。リモコ
ン操作により、メニュー画面から「詳細設定」を選択す
ると、液晶ディスプレイ７には図３のような設定画面が
表示される。この設定画面では、各ジャンルについて検
索辞書として「設定する」が初期設定となっているが、
「設定しない」を選択可能になっている。例えば、ある
ユーザは、このエリア内施設検索を利用するのは、「公
園」「ゴルフ場」「キャンプ場」「スキー場」「温泉」
「動物園・植物園」「水族館」「遊園地」「スタジア
ム」等のレジャー関係がほとんどである場合、これらの
ジャンル項目以外について「設定しない」を選択してお
く。これにより、エリア内施設検索手段２３が起動する
と、ＣＰＵ２０は、ＤＶＤ−ＲＯＭ５に格納された音声
認識用単語辞書のうち、「設定する」を選択したジャン
ル項目のデータだけを抽出して検索辞書を作成し、記憶
部１６のＲＡＭに格納しておく。このため、エリア内施
設検索を実行する場合は、その作成した検索辞書のみを
参照すればよいので、従来のような全てのジャンルを検
索対象とする場合に比べて音声認識時間および音声認識
率が向上することになる。

【００１９】なお、上記したレジャー関係のジャンル
を、例えば「レジャー関係施設」という１つのジャンル
にまとめておくことにより、予め検索対象とするジャン
ルを設定する際に、ユーザは１回の操作によりレジャー
関係の全てのジャンルを設定することができ、使い勝手
が良くなる。また、図３の各ジャンル毎に設定されてい
る自車位置からの距離範囲を任意に設定可能にするよう
にしてもよい。これにより、ユーザの希望に則した設定
が可能となる。例えば、都会地に住んでいるので、最寄
りの駅の検索は、標準設定は２０ｋｍになっているが、
これを７ｋｍとすることにより近所の駅をすべて表示す
ることができる。逆に、ゴルフが好きで、遠くのゴルフ
場でも行きたい場合は、ゴルフ場の標準設定の１００ｋ
ｍを２００ｋｍとすることにより、遠くのゴルフ場につ
いても知ることができる。

【００２０】このように、本実施の形態によれば、音声
認識用検索対象候補として用意された複数のジャンルの
うち、ユーザが希望するジャンルのみを検索対象とする
ため、音声認識の対象となる単語数が削減され、それだ
け音声認識時間および音声認識率を向上させることがで
きる。また、レジャー関係の複数のジャンルをレジャー
関係施設として１つにまとめることにより、ユーザは複
数のジャンルについて操作することなしに、１回の操作
によりレジャー関係のすべての施設を設定することがで
きる。さらに、ジャンル毎に設定された自車位置からの
所定距離範囲を変更可能としたので、ユーザの希望に則
したエリア内施設検索を行うことができる。

【００２１】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の音声によ
るエリア内施設検索方法および装置は、音声認識用検索
対象候補として単語辞書に用意された複数のジャンルの
うち検索対象としたいジャンルを指定して検索辞書を作
成し、音声入力された施設名称をその検索辞書と照合す
ることにより、自車位置から各ジャンル毎に設定された
所定距離範囲内の施設名称を検索して地図上に表示する
ものであり、検索対象候補として用意された複数のジャ
ンルのうち、ユーザが希望するジャンルのみを検索対象
とするため、音声認識の対象となる単語数が削減される
ので、音声認識時間および音声認識率の向上を図ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態における車載ナビゲーショ
ン装置の構成を示すブロック図

【図２】本発明の実施の形態における音声によるエリア
内施設検索処理を示すフロー図

【図３】本発明の実施の形態におけるエリア内施設検索
処理における検索辞書設定のための画面図

【符号の説明】

１方位センサ２車速センサ３各種センサ４センサ信号処理部５ＤＶＤ−ＲＯＭ６ＤＶＤ−ＲＯＭドライブ７液晶ディスプレイ８ＧＰＳ受信機９ＧＰＳアンテナ１０車内ＬＡＮ１１装置本体１２通信インターフェイス１３マイク１４スピーカ１５音声認識装置１６記憶部１７画像プロセッサ１８表示制御部１９音声プロセッサ２０ＣＰＵ２１リモコン２２リモコン受光部２３エリア内施設検索手段

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｇ０９Ｂ 29/10 Ｇ０９Ｂ 29/10 ＡＧ１０Ｌ 15/00 Ｇ１０Ｌ 3/00 ５５１Ｑ 15/06 ５６１Ｃ 15/22 ５２１Ｗ 15/28 Ｆターム(参考） 2C032 HB02 HB06 HB22 HB24 HC08 HC13 HC31 HD03 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC01 AC02 AC04 AC18 5B075 PP07 PP28 PQ13 QM07 UU14 5D015 KK01 LL05 5H180 AA01 BB13 FF04 FF05 FF22 FF25 FF27 FF33

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】音声認識用検索対象候補として単語辞書
に用意された複数のジャンルのうちいずれのジャンルを
検索対象とするかを予め設定し、前記設定したジャンル
の中の検索を希望する施設名称を音声入力することによ
り、自車位置から前記ジャンル毎に設定された所定距離
範囲内の施設名称を検索して表示することを特徴とする
音声によるエリア内施設検索方法。
【請求項２】前記音声認識用検索対象候補として用意
された複数のジャンルのうち共通の概念を有するものを
上位概念によりまとめて検索対象候補としたことを特徴
とする請求項１記載の音声によるエリア内施設検索方
法。
【請求項３】前記ジャンル毎に設定された自車位置か
らの所定距離範囲を変更可能としたことを特徴とする請
求項１または請求項２記載の音声によるエリア内施設検
索方法。
【請求項４】音声認識用検索対象候補として単語辞書
に用意された複数のジャンルのうち検索対象としたいジ
ャンルを指定して検索辞書を作成する手段と、検索を希
望する施設名称を音声入力する手段と、前記音声入力さ
れた施設名称を前記検索辞書と照合して音声認識する手
段と、前記音声認識が成功した場合には、前記音声入力
された施設名称を地図上に表示する手段とを備えたこと
を特徴とする音声によるエリア内施設検索装置。
【請求項５】前記各ジャンル毎に含まれる施設を自車
位置からの所定距離範囲内に限定し、前記所定距離範囲
を変更可能としたことを特徴とする請求項４記載の音声
によるエリア内施設検索装置。
【請求項６】請求項４または請求項５記載の音声によ
るエリア内施設検索装置を備えた車載ナビゲーション装
置。