JPH10185238A - 送風装置 - Google Patents
送風装置Info
- Publication number
- JPH10185238A JPH10185238A JP8340824A JP34082496A JPH10185238A JP H10185238 A JPH10185238 A JP H10185238A JP 8340824 A JP8340824 A JP 8340824A JP 34082496 A JP34082496 A JP 34082496A JP H10185238 A JPH10185238 A JP H10185238A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- centrifugal fan
- blade
- blower
- blades
- air volume
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 同一スペース内に、風量の多い遠心ファンを
取り付けて送風量を増大した送風装置を提供することを
目的としている。 【解決手段】 遠心ファン１０の羽根１０ｂの前面先端
内周縁部の角を曲線形状または直線形状に切欠し、同羽
の先端部を前記吸込口２０を形成するベルマウス１２ａ
と重合することにより、遠心ファンの羽根の長さ（幅）
を長くして風量を増加することができ、同一スペース内
に、より風量の多い遠心ファンを取り付けた送風装置を
提供することができる。
取り付けて送風量を増大した送風装置を提供することを
目的としている。 【解決手段】 遠心ファン１０の羽根１０ｂの前面先端
内周縁部の角を曲線形状または直線形状に切欠し、同羽
の先端部を前記吸込口２０を形成するベルマウス１２ａ
と重合することにより、遠心ファンの羽根の長さ（幅）
を長くして風量を増加することができ、同一スペース内
に、より風量の多い遠心ファンを取り付けた送風装置を
提供することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、送風装置に係わ
り、とくに一体型空気調和機の室内側に使用するものに
関する。
り、とくに一体型空気調和機の室内側に使用するものに
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の送風装置は、例えば図１に示すよ
うに、ベース１の略中央部に仕切板４を立設して、室内
側２と室外側３に区画してなる空気調和機の室内側２に
配置される送風装置は、室内側２の前面に取り付けられ
た前面パネル１７の下方裏側に配置する室内熱交換器１
３と対向して配置し、円形端板１０ａの片面周縁部に複
数の羽根１０ｂの一端を固定し、同羽根１０ｂの他端外
周を連結した遠心ファン１０と、同遠心ファン１０を収
納し、同遠心ファン１０の前面から吸い込まれた空気を
上方に導出する渦巻状ケーシング１１と、同渦巻状ケー
シング１１の前面に、図３に示すように垂直に配置した
平板の中央に前記遠心ファン１０に対応して周縁部をベ
ル状に湾曲して吸込口２０を形成するベルマウス１２ａ
を前記遠心ファン１０の先端部から離して配置し、上部
を前方に折り曲げて吹出壁１２ｂを形成した吸込板１２
と、前記渦巻状ケーシング１１の上方に、同渦巻状ケー
シング１１より導出される空気を前面上部に導出する下
方を開口した吹出枠１５等でなり、前記前面パネル１７
の下部吸込口１７ａより吸い込まれ、室内熱交換器１３
を通過した調和空気を、前面パネル１７の上部吹出口１
７ｂより吹き出すようにしていた。近年、省スペース
化、高効率化等への対応が切望され、限られたスペース
内に、風量の多い遠心ファンを取り付けることが不可欠
となっている。そこで、遠心ファンの風量を増加する方
法としては、遠心ファンの径を大きくしたり、遠心ファ
ンの軸方向の長さ（幅）を長くすることが考えられる
が、いずれも、スペースを必要とするため、前記目的を
達成することができなかった。
うに、ベース１の略中央部に仕切板４を立設して、室内
側２と室外側３に区画してなる空気調和機の室内側２に
配置される送風装置は、室内側２の前面に取り付けられ
た前面パネル１７の下方裏側に配置する室内熱交換器１
３と対向して配置し、円形端板１０ａの片面周縁部に複
数の羽根１０ｂの一端を固定し、同羽根１０ｂの他端外
周を連結した遠心ファン１０と、同遠心ファン１０を収
納し、同遠心ファン１０の前面から吸い込まれた空気を
上方に導出する渦巻状ケーシング１１と、同渦巻状ケー
シング１１の前面に、図３に示すように垂直に配置した
平板の中央に前記遠心ファン１０に対応して周縁部をベ
ル状に湾曲して吸込口２０を形成するベルマウス１２ａ
を前記遠心ファン１０の先端部から離して配置し、上部
を前方に折り曲げて吹出壁１２ｂを形成した吸込板１２
と、前記渦巻状ケーシング１１の上方に、同渦巻状ケー
シング１１より導出される空気を前面上部に導出する下
方を開口した吹出枠１５等でなり、前記前面パネル１７
の下部吸込口１７ａより吸い込まれ、室内熱交換器１３
を通過した調和空気を、前面パネル１７の上部吹出口１
７ｂより吹き出すようにしていた。近年、省スペース
化、高効率化等への対応が切望され、限られたスペース
内に、風量の多い遠心ファンを取り付けることが不可欠
となっている。そこで、遠心ファンの風量を増加する方
法としては、遠心ファンの径を大きくしたり、遠心ファ
ンの軸方向の長さ（幅）を長くすることが考えられる
が、いずれも、スペースを必要とするため、前記目的を
達成することができなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、同一スペース内に、風量の多い遠心ファ
ンを取り付けて送風量を増大した送風装置を提供するこ
とを目的としている。
題点を解決し、同一スペース内に、風量の多い遠心ファ
ンを取り付けて送風量を増大した送風装置を提供するこ
とを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、円形端板の片面周縁部に複数の羽根の一端
を固定し、同羽根の他端外周を連結した遠心ファンと、
同遠心ファンを収納し、同遠心ファンの前面吸込口から
吸い込まれた空気を遠心方向に導出する渦巻状ケーシン
グとでなる送風装置において、前記遠心ファンの羽根の
他端内周縁部の角を切欠し、同羽根の先端部を前記吸込
口を形成するベルマウスと重合するようにした。また、
前記切欠部を曲線形状または、直線形状とした。
決するため、円形端板の片面周縁部に複数の羽根の一端
を固定し、同羽根の他端外周を連結した遠心ファンと、
同遠心ファンを収納し、同遠心ファンの前面吸込口から
吸い込まれた空気を遠心方向に導出する渦巻状ケーシン
グとでなる送風装置において、前記遠心ファンの羽根の
他端内周縁部の角を切欠し、同羽根の先端部を前記吸込
口を形成するベルマウスと重合するようにした。また、
前記切欠部を曲線形状または、直線形状とした。
【０００５】
【発明の実施の形態】以上のように構成したので、本発
明の送風装置においては、遠心ファンの羽根の他端内周
縁部の角を曲線形状または直線形状に切欠し、同羽根の
先端部を前記吸込口を形成するベルマウスと重合するこ
とにより、遠心ファンの羽根の長さ（幅）を長くして風
量を増加することができ、同一スペース内に、より風量
の多い遠心ファンを取り付けた送風装置を提供すること
ができる。
明の送風装置においては、遠心ファンの羽根の他端内周
縁部の角を曲線形状または直線形状に切欠し、同羽根の
先端部を前記吸込口を形成するベルマウスと重合するこ
とにより、遠心ファンの羽根の長さ（幅）を長くして風
量を増加することができ、同一スペース内に、より風量
の多い遠心ファンを取り付けた送風装置を提供すること
ができる。
【０００６】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による送風装置
を詳細に説明する。図１は本発明に係わる一体型空気調
和機を示す要部側断面図、図２は本発明による送風装置
の一実施例を示す要部側断面図である。図１については
従来技術の項で説明したので、その説明を省略する。図
２に示すように、円形端板１０ａの片面周縁部に複数の
羽根１０ｂの一端を固定し、同羽根１０ｂの他端外周を
連結した遠心ファン１０の各々の羽根１０ｂの長さ
（幅）Ｌ０をＬ１延長し、吸込口２０を形成するベルマ
ウス１２ａとのオーバラップ干渉部を切欠して曲線形状
切欠部１０ｃ、または直線形状切欠部１０ｄを設け、前
記羽根１０ｂと吸込板１２のベルマウス１２ａを重合さ
せることにより、遠心ファン１０の羽根１０ｂの前面内
周縁に吸込板１２のベルマウス１２ａが当たらないよう
にしている。
を詳細に説明する。図１は本発明に係わる一体型空気調
和機を示す要部側断面図、図２は本発明による送風装置
の一実施例を示す要部側断面図である。図１については
従来技術の項で説明したので、その説明を省略する。図
２に示すように、円形端板１０ａの片面周縁部に複数の
羽根１０ｂの一端を固定し、同羽根１０ｂの他端外周を
連結した遠心ファン１０の各々の羽根１０ｂの長さ
（幅）Ｌ０をＬ１延長し、吸込口２０を形成するベルマ
ウス１２ａとのオーバラップ干渉部を切欠して曲線形状
切欠部１０ｃ、または直線形状切欠部１０ｄを設け、前
記羽根１０ｂと吸込板１２のベルマウス１２ａを重合さ
せることにより、遠心ファン１０の羽根１０ｂの前面内
周縁に吸込板１２のベルマウス１２ａが当たらないよう
にしている。
【０００７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による送風
装置によれば、遠心ファンの羽根の他端内周縁部の角を
曲線形状または直線形状に切欠し、同羽根の先端部を前
記吸込口を形成するベルマウスと重合することにより、
遠心ファンの羽根の長さ（幅）を長くして風量を増加す
ることができ、同一スペース内に、より風量の多い遠心
ファンを取り付けた送風装置を提供することができる。
装置によれば、遠心ファンの羽根の他端内周縁部の角を
曲線形状または直線形状に切欠し、同羽根の先端部を前
記吸込口を形成するベルマウスと重合することにより、
遠心ファンの羽根の長さ（幅）を長くして風量を増加す
ることができ、同一スペース内に、より風量の多い遠心
ファンを取り付けた送風装置を提供することができる。
【図１】本発明に係わる空気調和機を示す要部側断面図
である。
である。
【図２】本発明による送風装置の一実施例を示す要部側
断面図である。
断面図である。
【図３】従来の送風装置を示す要部側断面図である。
１ ベース ２ 室内側 ３ 室外側 ４ 仕切板 ５ ファンモータ ６ 圧縮機 １０ 遠心ファン １０ａ 円形端板 １０ｂ 羽根 １０ｃ 曲線形状切欠部 １０ｄ 直線形状切欠部 １１ 渦巻状ケーシング １２ 吸込板 １２ａ ベルマウス １２ｂ 吹出壁 １３ 室内熱交換器 １５ 吹出枠 １７ 前面パネル １７ａ 下部吸込口 １７ｂ 上部吹出口 ２０ 吸込口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 時彦 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内
Claims (3)
- 【請求項１】 円形端板の片面周縁部に複数の羽根の一
端を固定し、同羽根の他端外周を連結した遠心ファン
と、同遠心ファンを収納し、同遠心ファンの前面吸込口
から吸い込まれた空気を遠心方向に導出する渦巻状ケー
シングとでなる送風装置において、前記遠心ファンの羽
根の他端内周縁部の角を切欠し、同羽根の先端部を前記
吸込口を形成するベルマウスと重合するようにしたこと
を特徴とする送風装置。 - 【請求項２】 前記切欠部を曲線形状としたことを特徴
とする請求項１記載の送風装置。 - 【請求項３】 前記切欠部を直線形状としたことを特徴
とする請求項１記載の送風装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8340824A JPH10185238A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 送風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8340824A JPH10185238A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 送風装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10185238A true JPH10185238A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18340644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8340824A Pending JPH10185238A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 送風装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10185238A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006006668A1 (ja) | 2004-07-14 | 2006-01-19 | Daikin Industries, Ltd. | 遠心送風機および遠心送風機を備えた空気調和装置 |
| JP2008082230A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 多翼送風機 |
| US8235668B2 (en) | 2005-12-14 | 2012-08-07 | Panasonic Corporation | Multiblade air blower |
| CN106593947A (zh) * | 2015-10-15 | 2017-04-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 离心风机叶轮及离心风机 |
| WO2022085149A1 (ja) * | 2020-10-22 | 2022-04-28 | 三菱電機株式会社 | 遠心送風機及び空気調和装置 |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP8340824A patent/JPH10185238A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006006668A1 (ja) | 2004-07-14 | 2006-01-19 | Daikin Industries, Ltd. | 遠心送風機および遠心送風機を備えた空気調和装置 |
| US8235668B2 (en) | 2005-12-14 | 2012-08-07 | Panasonic Corporation | Multiblade air blower |
| US9033655B2 (en) | 2005-12-14 | 2015-05-19 | Panasonic Corporation | Multiblade air blower |
| JP2008082230A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 多翼送風機 |
| CN106593947A (zh) * | 2015-10-15 | 2017-04-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 离心风机叶轮及离心风机 |
| WO2022085149A1 (ja) * | 2020-10-22 | 2022-04-28 | 三菱電機株式会社 | 遠心送風機及び空気調和装置 |
| JPWO2022085149A1 (ja) * | 2020-10-22 | 2022-04-28 |
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