JPH10181865A - 取出及び仕分装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単であって、自動仕分装置として
も、物品取出装置のいずれにも連続的に高速で動作でき
るようにすること。 【解決手段】 垂直方向に連続移動可能で無端であるチ
ェーン３に所定間隔をおいて連結され、搬送物品Ｗを傾
斜状態で載置する複数のトレイ４と、チェーン３と協動
して各トレイ４の姿勢を保持しつつ移動ガイドするガイ
ド５と、各トレイ４の傾斜下流先端位置にあって、各ト
レイ４上に載置される搬送物品Ｗを停止状態に支持する
ストッパ１４と、トレイ４の傾斜上流側から該トレイ４
上へ搬送物品を受渡す少なくとも１つの物品搬入部Ａ
と、トレイ４の傾斜下流側からストッパ１４を掛け外
し、該トレイ４の傾斜によって流れだす搬送物品Ｗを受
取る少なくとも１つの物品受出部Ｂ１〜Ｂ６とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、物品集配センタ
ー、立体倉庫などに用いて好適な物品仕分および物品取
出装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】物品取出装置としては、一般には立体倉
庫などにおいて、上下左右に移動可能のスタッカクレー
ンを利用し、順次物品を取り出す装置がある。また、物
品集配センターなどで利用されている物品仕分装置とし
ては、特に、比較的型の大きな若しくは重量のあるよう
な物品について、コンベア上を搬送されてくる物品に貼
付されている識別ラベルを光学式読取り装置などによっ
て読みとり、配送場所が判別されると、分岐コンベアや
スラットコンベア等によって該当する仕分口に分配し、
目的別に分岐する自動化装置の構成が知られている。

【０００３】ここで従来の物品取出装置として、例えば
特開昭６２−２７２０４号公報に示す連続荷取出装置が
ある。この装置は、多段に配置された収納棚に沿って走
行するスタッカクレーンと、スタッカクレーンの近傍に
配置された垂直循環コンベアとを備え、棚上の荷をスタ
ッカクレーンを昇降するキャリッジ上に設けた荷受部に
取出装置を介して受渡し、次いでこの荷受部より循環コ
ンベアに配置された荷受部に荷を受渡し、循環コンベア
の下部に配置された搬出コンベア上に受渡す一連の作業
を行う。荷受部同士は、互いに櫛の歯状に交差する片持
ち梁形状の荷受面であり、キャリッジ側の荷受部を下降
させることで、これの上に設置された荷を循環コンベア
側の荷受部に受渡しつつ交差させることで、物品の授受
毎に循環コンベアをいちいち停止させることなく、連続
的に荷の取出しを行うことができるため、立体倉庫にお
ける荷扱いとしては比較的高速の運転ができる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな物品取出装置を逆に駆動して仕分装置として利用し
ようとする場合、搬出コンベアは循環コンベアの下部に
のみ配置可能の構造であるので、循環コンベアのみでは
複数のラインに対して物品を仕分けを行う仕分装置とし
て駆動することはできない。

【０００５】更に、この連続荷取出装置でスタッカクレ
ーンを循環コンベアと協動して仕分装置として利用する
場合、循環コンベアの荷受部とキャリッジ側荷受部は交
差して荷の授受を行う構造であり、逆動作を行った場合
には、搬送コンベアと循環コンベアの間、又は循環コン
ベアとスタッカクレーンの間について、送られる物品の
各棚への配送先はまちまちであるため、連続動作した場
合には受渡しの連繋に複雑な制御が必要で、実際には受
渡しの連繋が取れず、場合によっては荷を受け逃す場合
も生ずる。

【０００６】上述のように、物品取出しと仕分けでは物
品の流れとしてほぼ逆と言っても過言でないにもかかわ
らず、装置として逆の動作だけでは対応できない。

【０００７】本発明は、以上の課題を鑑みて成されたも
のであって、構造が簡単であって、自動仕分装置として
も、物品取出装置としても、いずれにも連続的に高速で
動作できるようにした物品仕分および取出装置を提供す
ることを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明は、垂直方向に連続移動可能で無端であるチ
ェーンに所定間隔をおいて連結されて搬送物品を傾斜状
態で載置する複数のトレイと、チェーンと協動して各ト
レイの姿勢を保持しつつ移動ガイドするガイドと、各ト
レイの傾斜下流先端位置で各トレイ上に載置される搬送
物品を停止状態に支持するストッパと、トレイの傾斜上
流側から該トレイ上へ搬送物品を受渡す少なくとも１つ
の物品搬入部と、トレイの傾斜下流側から前記ストッパ
を掛け外し、該トレイの傾斜によって流れだす搬送物品
を受取る少なくとも１つの物品受出部とを備えたる構成
としている。

【０００９】従って、本発明にあっては、チェーンの移
動のみの動作により、トレイの傾斜を利用し、搬入部よ
り順次各トレイに物品を受渡しつつ、各受出部では、ト
レイ上の該当する物品を順次受取ることができる。つま
り、各受渡し位置において、物品の移動に関して動力が
不要であり、装置構成として非常に簡略化され、ランニ
ングコストについても低減される。また、これを仕分け
に利用すると、垂直方向の仕分けを行うこととなるの
で、スペースの利用効率を飛躍的に上げることができ
る。

【００１０】ここで、上記各トレイは、チェーンとガイ
ドとによって姿勢を保持された支持手段に傾働可能に支
持される構成とすることができる。更に、搬入部に配置
されてトレイを引っかける動作用のアクチエータが配置
され、これにより、トレイの搬入部側の端部を一時係止
することで、搬入部レベルとこのトレイ端部のレベルを
一時的に一致させた状態で傾働角度を深めつつ搬送物品
をトレイ上に搬入させることができる。また、各受出部
においては、ストッパの掛け外し用のアクチュエータが
配置され、これにより、前記ストッパの掛け外し動作に
引続くトレイの先端の一時係止動作により、その先端の
レベルを受出部レベルに一時的に一致させた状態で傾働
角度を深めつつ搬送物品を受出部側に排出する構成とす
ることができる。

【００１１】従って、このような構成により、トレイの
連続移動時に搬入部および受出部においてのみ一時的に
各部との受渡面のレベルを保ちつつ傾斜角度を深めて、
物品の受入れ、払出しを円滑に行うことができるため、
連続移動時における物品受取り、払出しに不具合を生ず
ることがない。また、このような本発明の装置によれ
ば、各受出部を複数の搬入部とし、搬入部を一ケ所の払
出し口とし、少なくとも前記トレイの傾斜角度およびス
トッパの向きを逆とする以外は同様の構成を与えること
ができる。このように、トレイおよびストッパの向きを
逆にするだけで、装置の主要構造を何ら変更することな
く可逆的に連続的物品取出装置として用いることができ
る。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。図１
は、本発明にかかる垂直仕分装置の全体構成を示してい
る。図における垂直仕分装置は、床面上に設置された縦
型フレーム１と、フレーム１の上下に回転可能に軸受さ
れた一対のスプロケット２と、両スプロケット２間に掛
け回されたチェーン３と、チェーン３の外側部に一定間
隔をおいて連結された多数のトレイ４と、各トレイ４を
所定の傾斜角度に保持しつつチェーン３の反時計回り方
向の移動により各トレイ４を移動ガイドする前後一対の
姿勢保持ガイド５と、前記チェーン３の図中左側外側部
の下部の一カ所にあって、前記トレイ４の傾斜角度に等
しい角度に前傾させた搬送物品Ｗの搬入用ベルトコンベ
ア６を配置した物品搬入部Ａと、前記チェーン３の図中
右側外側部にあって、前記トレイ４の傾斜角度に等しい
傾斜角度に後傾させた物品受取り用ベルトコンベア７、
および各コンベア７の後部に直交するローラコンベア８
を多段に配置した複数の物品受出部Ｂ１〜Ｂ６とから概
略構成されている。なお、スプロケット２は、本図では
分らないが、紙面と直交する方向の左右に同軸上に二
つ、またこれに伴ってチェーン３も左右に二本平行に垂
直配置されている。

【００１３】次に以上の構成における動作の概略を説明
する。先ず、搬入部Ａのベルトコンベア６は、前記トレ
イ４の接近を検知することにより駆動し、その上部に搭
載した物品Ｗをトレイ４側に受渡す。物品Ｗを搭載した
トレイ４は、姿勢保持ガイド５に沿ってその傾斜角度姿
勢を保持しつつチェーン３の右側に移動し、各物品受出
部Ｂ１〜Ｂ６に隣接しながら上昇する。

【００１４】この上昇の間に物品Ｗが該当する受出部に
転送される物と判断されたのなら、その受出部にてトレ
イ４の傾斜下流先端に配置された後述するストッパプレ
ートを掛け外すと同時に、ベルトコンベア７を駆動して
物品Ｗを受取り、その後部のローラコンベア８に受渡
し、ローラコンベア８は、図の紙面と直交する図示しな
い集積位置に向けて物品Ｗを配送する。以上の動作によ
り、垂直仕分装置は、次々と物品Ｗを搬入部Ａから各受
出部Ｂ１〜Ｂ６に仕分けして払出す動作を循環して繰返
す。なお、受出部はＢ１〜Ｂ６までの各高さに限定され
るものでなく、縦型フレーム１の高さに応じて各段階に
設定できることは勿論である。

【００１５】図２〜図４は、前記トレイ４およびその支
持構成を示している。図において、トレイ４は、長方形
の枠部９の内部に多数のローラ１０を配置し、各ローラ
１０の転動により傾斜方向に物品Ｗを送るようにしてい
る。支持構成は、水平支持軸１１と、水平支持軸１１の
両側に下端固定された一対の支持ブラケット１２を備
え、支持ブラケット１２の上部に軸１３を介して前記ト
レイ４を傾働可能に軸受支持した構造である。

【００１６】また、トレイ４の傾斜下流先端には、前述
するストッパプレート１４が配置され、その両側のアー
ム１４ａを前記軸１３に回動可能に支持させている。ス
トッパプレート１４は、断面Ｌ字形をなしたものであ
り、トレイ４の下部において、支持ブラケット１２間の
前部側に配置されたプレート１５と、アーム１４ａの間
に介在される圧縮コイルバネ１６によって常時上昇位置
に付勢され、トレイ４の先端部で物品載置面より突出し
て物品Ｗを停止状態に保持する。

【００１７】なお図示しないが、プレート１５とトレイ
４の枠部９との間には、物品Ｗの荷重ではトレイ４を前
傾させない程度の付勢力であって、前記圧縮コイルバネ
１６よりも更に強力なバネ機構が介在され、トレイ４を
後傾方向に付勢している。但し、支持ブラケット１２間
の後部側には、トレイ４の後傾を規制し、これを常時前
傾姿勢に保持するための傾斜保持板１７が配置され、ト
レイ４を所定の前傾角度姿勢に保持している。

【００１８】また、トレイ４の下流側の両側下部には、
前記支持アーム１４ａの下方への回動を規制するＬ字形
ストッパ１８が配置され、またトレイ４の後部下面には
後述するアクチュエータに対する度当り板１９が固定さ
れている。更にこの支持構成は、前記水平支持軸１１の
両端に一対のリンク板２０の一端を回動可能に軸受し、
更にその左右外端部に前後方向に伸びるＬ字形の一対の
水平保持アーム２１を固定配置している。

【００１９】前記各リンク板２０は、それぞれその先端
を互いに所定の角度上下に広げた状態で取付部２２を介
して前記左右のチェーン３に連結し、装置全体をチェー
ン３に懸架状態に支持するほか、各水平保持アーム２１
の上部外端に軸受したガイドローラ２３を前述する前後
の姿勢保持ガイド５の凹部に係合させることによって、
図１に想像線で示すごとく装置は姿勢保持ガイド５の軌
跡に沿って移動する結果、いずれの懸架位置において
も、各リンク板２０の姿勢の変位に関係なく、水平支持
軸１１およびこれの上部に配置されたトレイ４および他
の各部材の姿勢を一定に保持している。

【００２０】次に以上の構成による物品搬入部Ａおよび
各受出部Ｂ１〜Ｂ６での物品Ｗの授受における詳細な動
作態様について、図４、図５を用いて説明する。先ず、
図４は物品搬入部Ａでの詳細な動作態様を示すもので、
搬入用ベルトコンベア６の下部にはこれと平行して前述
のアクチュエータを構成する空油圧シリンダ２４が配置
され、そのプランジャ２４ａをトレイ４の傾斜上流端側
に向けている。

【００２１】この構成において、先ず（ａ）に示すよう
に、トレイ４がベルトコンベア６よりも高い位置に位置
して下降している状態では、ベルトコンベア６は搬入さ
れてきた物品Ｗを搭載した状態で停止し、プランジャ２
４ａも没入し、受渡し待機状態にある。この状態から、
トレイ４が更に下降すると、（ｂ）に示すように、図示
しない位置センサの検知出力に応じてベルトコンベア６
が駆動され、物品Ｗをトレイ４側に移送し、これと同時
にプランジャ２４ａが突出して、トレイ４の下部に固定
された度当り板１９に度当りし、（ｃ）に示すように、
一時的にトレイ４の下降動作を規制し、ベルトコンベア
６の先端とトレイ４の傾斜上流端とを同一レベルに保持
する。

【００２２】これによって、トレイ４は支持軸１３を基
点として前記姿勢保持用のバネ機構の付勢圧力に抗して
より一層前傾姿勢を強め、この結果、半分以上トレイ４
側に侵入した物品Ｗをローラ１０を介してトレイ４の下
流先端部側まで滑らせ、ストッパプレート１４で受止め
ることによって、物品Ｗをトレイ４の下流先端部側に保
持する。この動作の後は、空油圧シリンダ２４のプラン
ジャ２４ａが後退することによって、トレイ４は傾斜保
持板１７によって規制される正規の傾斜角度に復帰し、
物品Ｗを保持した状態で各受出部側まで移送される。ま
たベルトコンベア６は次の物品Ｗを搭載した状態で停止
し、再び受渡し待機状態になる。

【００２３】次に図６は、各物品受出部Ｂ１〜Ｂ６での
詳細な動作態様を示すもので、物品受取り用ベルトコン
ベア７の下部には、前記と同様にこれと平行して空油圧
シリンダ２５が配置され、そのプランジャ２５ａをトレ
イ４の傾斜下流先端側に向けている。

【００２４】以上の構成において、先ず（ａ）に示すよ
うに、トレイ４がベルトコンベア７よりも低い位置であ
って、物品Ｗを支持しながら上昇している状態では、ベ
ルトコンベア７は停止しプランジャ２５ａも没入し、受
取り待機状態にある。

【００２５】この状態から（ｂ）に示すように図示しな
い位置センサの検知出力および光学読取り装置などによ
り、そのトレイ４が保持している物品Ｗが、自己の受出
部に払出しされる物品であると判断されたら、そのＡＮ
Ｄ出力を受けてベルトコンベア７は、引取り方向に駆動
されると同時に、プランジャ２５ａが突出してストッパ
プレート１４の下流先端に度当りし、相対的上昇動作に
応じてストッパプレート１４を圧縮コイルバネ１６の付
勢圧に抗して下方に回動させる。これによって、物品Ｗ
は、トレイ４の傾斜角度に応じてその自重によりベルト
コンベア７側に滑り出す。

【００２６】この状態で更にトレイ４が上昇動作する
と、（ｃ）に示すように、ストッパプレート１４の下部
はＬ字形ストッパ１８に当接してそれ以上の回動が妨げ
られ、今度はトレイ４側にその妨げ力が加わることによ
り、トレイ４はバネ機構のバネ圧に抗して前傾を深め、
その先端レベルをベルトコンベア７の端部のレベルと一
致させたまま、この傾斜に応じた滑り性の増加により物
品Ｗは完全にベルトコンベア７側に排出される。

【００２７】この動作の後は、空油圧シリンダ２５のプ
ランジャ２５ａは再び没入し、空荷状態のトレイ４は、
正規角度姿勢に復帰する一方、ベルトコンベア７はロー
ラコンベア８に物品Ｗを受渡した後、再び受渡し待機状
態となる。従って、以上の動作態様を取ることによっ
て、トレイ４が連続して搬送されつつ物品Ｗの受取り、
排出動作を行うに当って、その授受を確実に行えること
になるのである。

【００２８】なお、本実施の形態においては、本発明を
垂直仕分装置に適用した場合を示した。しかしながら、
本発明では、これとは逆に物品の取出装置としても活用
できる。この場合には、説明を要するまでもなく、各払
出し口Ｂ１〜Ｂ６を複数の搬入部とし、物品搬入部Ａを
一カ所の払出し口とし、前記トレイ４並びにこれに応じ
たベルトコンベア６，７の傾斜角度およびストッパプレ
ート１４の向きを逆とする以外は、前記実施の形態と同
様の構成で実現でき、取付位置を変更する他は装置の主
要構造を何ら改変する必要がない。

【００２９】またこの場合には、物品Ｗ、即ち各商品の
種類および数を混在させて一カ所の店舗などに配送する
場合に好適なものとなり、管理用コンピュータなどに対
する入力により商品数、種類を指定するだけで、各仕分
け状態にストックされた多種の商品より必要数、必要種
類をまとめて払出すことができる。

【００３０】

【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によれば、チェーンの移動のみの動作により、トレイ
の傾斜を利用し、搬入部より順次各トレイに物品を受渡
しつつ、各受出部では、トレイ上の該当する物品を順次
受取ることができる。つまり、各受渡し位置において、
物品の移動に関して動力が不要であり、装置構成として
非常に簡略化され、ランニングコストについても低減さ
れる。また、これを仕分けに利用すると、垂直方向の仕
分けを行うこととなるので、スペースの利用効率を飛躍
的に上げることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明にかかる垂直仕分装置の全体構成を示す
側面図である。

【図２】同仕分装置におけるトレイの支持構成を示す側
面図である。

【図３】同平断面図である。

【図４】同斜視図である。

【図５】（ａ）〜（ｃ）は投入口での搬送物品のトレイ
への受渡し動作を示す説明図である。

【図６】（ａ）〜（ｃ）は受出部における搬送物品の払
出し動作を示す説明図である。

【符号の説明】

２ スプロケット ３ チェーン ４ トレイ ５ 姿勢保持ガイド Ａ 物品搬入部 Ｂ１〜Ｂ６ 受出部 １１，１２，１３ 支持構成（１１ 水平支持軸、１２
支持ブラケット、１３ 軸） １４ ストッパプレート ２４，２５ 空油圧シリンダ（アクチュエータ） Ｗ 物品

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 垂直方向に連続移動可能で無端であるチ
   ェーン（３）に所定間隔をおいて連結され、搬送物品
   （Ｗ）を傾斜状態で載置する複数のトレイ（４）と、 チェーン（３）と協動して各トレイ（４）の姿勢を保持
   しつつ移動ガイドするガイド（５）と、 各トレイ（４）の傾斜下流先端位置にあって、各トレイ
   （４）上に載置される搬送物品（Ｗ）を停止状態に支持
   するストッパ（１４）と、 トレイ（４）の傾斜上流側から該トレイ（４）上へ搬送
   物品を受渡す少なくとも１つの物品搬入部（Ａ）と、 トレイ（４）の傾斜下流側から前記ストッパ（１４）を
   掛け外し、該トレイ（４）の傾斜によって流れだす搬送
   物品（Ｗ）を受取る少なくとも１つの物品受出部（Ｂ１
   〜Ｂ６）と、を備えたことを特徴とする取出及び仕分装
   置。