JP3396771B2 - デパイラ装置 - Google Patents

デパイラ装置

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JP3396771B2 JP03467095A JP3467095A JP3396771B2 JP 3396771 B2 JP3396771 B2 JP 3396771B2 JP 03467095 A JP03467095 A JP 03467095A JP 3467095 A JP3467095 A JP 3467095A JP 3396771 B2 JP3396771 B2 JP 3396771B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品を1つずつ払い出
す装置に係り、特に棚状の収納部に複数列、複数段に収
納してある物品を払い出すのに好適なデパイラ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】アルミ合金からなる車両用のディスクホ
イール(いわゆるアルミホイール)は、プレス加工や鍛
造または鋳造によって製造され、次の加工工程に送られ
る。このホイールを次の工程に送る場合、次工程との距
離が離れていると、コンベヤを敷設することが困難で、
一般に棚状の鋼製バケット(容器)にホイールを複数
段、複数列に配置してフォークリフトによって運搬する
ようにしている。そして、次工程においては、従来、作
業者が搬入されたバケットからアルミホイールを1個ず
つ取り出し(デパイル)て、NC加工装置などにホイー
ルを搬送、供給するコンベヤに乗せていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、アル
ミホイールを次工程に供給する場合、従来は、作業者が
鋼製バケットからホイールを1個ずつ取り出してコンベ
ヤに乗せるようにしているため、作業者を常時配置する
必要があり、加工コストの削減の障害となっていた。ま
た、作業者は、1個当たり8〜15kg程度もあるホイ
ールをバケットから取り出してコンベヤに移す必要があ
り、作業者にとって大きな負担となっていた。このた
め、棚状のバケットから加工装置にホイールを1個ずつ
自動的に供給できる装置の開発が望まれていた。
【0004】本発明は、上記の要請に鑑みてなされたも
ので、棚状容器に複数列、複数段に収納してある物品を
自動的に1つずつ次の工程に渡すことができるデパイラ
装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るデパイラ装置は、物品を複数段、複
数列に配置した棚状容器が搬入される容器収納部と、こ
の容器収納部に搬入された前記容器内の各段の前記物品
を順次所定の出庫高さに移動させる物品移動手段と、前
記出庫高さにある前記物品を1列ずつ受け取り、その列
の各物品を順次払出し位置に移送する移送手段と、前記
容器収納部の前記移送手段の反対側に設けられ、前記容
器収納部の出庫高さにある前記物品を1列ずつ前記棚状
容器から前記移送手段に向けて押し出す出庫手段と、前
記払出し位置に設けられ、前記移送手段により移送され
てきた各物品を次工程に搬送する搬送手段に順次払い出
す払出し手段とを有する構成にしてある。そして、移送
手段と搬送手段とが相互に異なる高さに配設してある場
合、払出し手段は、移送手段と搬送手段との間を昇降す
るリフトと、このリフト上の物品を搬送手段に送り出す
プッシャとを有する構成にできる。
【0006】容器収納部は、棚状のバケットを配置でき
るようにすると、フォークリフトなどによる物品の搬入
を容易に行うことができる。そして、各段の物品を出庫
高さに移動させる物品移動手段としては、例えば油圧ジ
ャッキや吊り籠式の昇降機などをを用いることができる
が、構造が簡単で小さなスペースでよいところから、油
圧ジャッキを利用した昇降機が望ましい。また、移送手
段や搬送手段は、ローラコンベヤやベルトコンベヤなど
であってよい。さらに、出庫高さにある物品を移送手段
に移す出庫手段は、ギヤモータやシリンダ等によって作
動し、物品を移送手段に押し出すプッシャを用いること
ができる。また、払出し手段としてピッキング装置を用
いてもよい。
【0007】
【作用】上記のごとく構成した本発明は、棚状容器に複
数段、複数列に配置してある物品を1列ずつ移送手段に
移し、これを1つずつ所定の払出し位置に移送して払出
し手段を介して搬送手段に払い出すようにしているた
め、搬入された棚状容器に物品が複数段、複数列に配
置、収納してある場合であっても、物品を自動的に1つ
ずつ次工程に渡すことができ、省力化を図ることができ
る。また、払出し手段をリフトとプッシャとによって構
成すれば、移送手段と搬送手段との高さが異なっている
場合であっても、広いスペースを必要とせず、簡易な構
成によって物品を1つずつ容易に払い出すことが可能と
なる。
【0008】
【実施例】本発明に係るデパイラ装置の好ましい実施例
を、添付図面に従って詳細に説明する。図1は、本発明
の実施例に係るデパイラ装置の概略を示す説明図であ
る。
【0009】図1において、デパイラ装置10は、容器
収納部12を有している。この容器収納部12は、例え
ば直方体状の枠体によって形成してあって、下部に物品
移動手段である油圧ジャッキからなる押上げ機14が配
設してある。そして、この押上げ機14の上には、鋼製
の棚状バケット16を配置できるようになっている。す
なわち、容器としての鋼製バケット16は、図示しない
フォークリフトによって図2の矢印17のように側方か
ら容器収納部12に搬入され、押上げ機14の上に降ろ
されるようになっている。そして、押上げ機14は、上
部に配置されたバケット16を押し上げ、各段のホイー
ル18を順次払出し高さに移動させるようになってい
る。また、容器収納部12の後部(図1の右側)には、
押上げ機14の上限位置と下限位置とを検出するための
リミットスイッチ30、32が取り付けてある。
【0010】さらに、容器収納部12の奥側(図2の右
側)には、バケット16を確実に押上げ機14の上に乗
せることができるように、柱状に形成した一対のストッ
パ19が設けてある。また、容器収納部12の奥側後部
には、操作スイッチ等を備えたその作用を後述する制御
装置21が配置してある。
【0011】バケット16は、上下方向に複数段(例え
ば、4〜6段)の支持部を備えた棚状をなし、各段の棚
部に物品であるアルミホイール18を複数列(実施例の
場合、3個ずつ2列)に配置できるようにしてある。ま
た、各棚部には、前後方向(図2の上下方向)に複数の
丸棒材が配設してあり、棚部に配置したホイール18を
容易に前進させることができるようにしてある。バケッ
ト16は、ホイール18の高さ、大きさと無関係に一定
の大きさ、形状に形成したものを使用してもよいが、図
1に示してあるように、ホイール18の高さに応じて棚
部の間隔を変えて搬送効率を高めるようにすることがで
きる。
【0012】容器収納部12の後方側(図1の右側)に
は、ホイール18の出庫高さと対応した位置に出庫手段
としての製品押し出し機20が配設してある。この製品
押し出し機20は、容器収納部12に収納してあるアル
ミホイール18を前方に押し出し、容器収納部12の前
方に配置した乗り移りローラ22を介して移送手段であ
る移送ローラコンベヤ24に乗せるもので、例えばギヤ
モタ25によって図1の矢印26のように進退する押し
部28を備えている。そして、押し部28は、図3に示
したように、先端がホイール18の外形形状に合わせた
拡開受け部34となっていて、ホイール18の1列分に
相当する数(実施例の場合3個)だけ設けてあり、各押
し部28が一体に進退するようにしてある。
【0013】乗り移りローラ22は、モータ等の駆動装
置(図示せず)によって回転駆動される複数のローラが
ホイール18の列に平行して配設してあり、製品押し出
し機20が押し出すホイール18を円滑に移送ローラコ
ンベヤ24に送ることがきるようにしてある。そして、
移送ローラコンベヤ24は、ローラが乗り移りローラ2
2のローラと直交して配置してあって、これらのローラ
が図示しない駆動装置によって回転駆動され、乗り移り
ローラ22を介して受け取ったアルミホイール18を列
に沿った図2の右方向に移送するようになっている。
【0014】移送ローラコンベヤ24の先端部(図2の
右端部)には、払出し手段である払出し装置36が設け
てある。この払出し装置36は、移送ローラコンベヤ2
4が移送してきたホイール18を、移送ローラコンベヤ
24に直交して設けた搬送ローラコンベヤ(搬送手段)
38に移し変えるもので、図1に示してあるように、移
載リフト42と移載プッシャ44とから構成してある。
そして、移載リフト42は、移送ローラコンベヤ24か
らホイール18を容易に受け取ることができるように、
移送ローラコンベヤ24のローラと平行に設けた複数の
ローラを有している。
【0015】搬送ローラコンベヤ38は、移送ローラコ
ンベヤ24の下方に配置してある。すなわち、搬送ロー
ラコンベヤ38は、次工程のNC加工装置へのホイール
18の搬入が容易な適宜の高さに設置してあるのに対し
て、移送ローラコンベヤ24は、容器収納部12のホイ
ール18を送り出す出庫高さに対応した位置に設けてあ
って、高い位置に配設されている。そして、払出し装置
36の移載リフト42は、例えば油圧式の昇降シリンダ
46に吊ってあって、このシリンダ46を作動させるこ
とにより、矢印47のように移送ローラコンベヤ24と
搬送ローラコンベヤ38との間を昇降するようになって
いる。また、昇降シリンダ46には、移載リフト42の
上限位置と下限位置とを検出するリミットスイッチ4
8、50が設けてある。さらに、移載リフト42の下方
には、図4に示したように、移載リフト42をホイール
18の払出し高さに停止させるリフト受け56が配設し
てある。
【0016】移載プッシャ44は、移載リフト42の後
部にに取り付けてあり、油圧シリンダのロッドに押し部
51を設けた構造となっていて、移載リフト42の上に
配置されたホイール18を前方に押して搬送ローラコン
ベヤ38に送り出すようになっている。そして、移載プ
ッシャ44のシリンダには、ロッドの前進限と引き込み
限とを検出するためのリミットスイッチ52、54が設
けてある。また、搬送ローラコンベヤ38の先端部に
は、搬送されてきたホイール18を受け止めて停止させ
るストッパ56が取り付けてある。
【0017】容器収納部12の搬入口側には、図5に示
したように、バケット16の搬入方向と直交した方向に
光を通過させている光電スイッチ60が配置してあっ
て、バケット16が搬入されたことを確認できるように
してある。また、容器収納部12の奥側には、押上げ機
14がバケット16を介してホイール18を押し上げ、
各段のホイール18を出庫高さに停止させるための光電
スイッチ62が設けてある。この光電スイッチ62は、
発光部の出射した光が容器収納部12のコーナ部を横切
るように配置してある。また、製品押出し機20には、
押し部28の前進限位置を検出し、2列目(後列)のホ
イール18を移送ローラコンベヤ24に送り出したこと
を検知するリミットスイッチ64、押し部28が1列目
(前列)のホイール18を移送ローラコンベヤ24に押
し出したことを検知するリミットスイッチ66、および
押し部28の引き込み限を検出するためのリミットスイ
ッチ68が設けてある。
【0018】一方、移送ローラコンベヤ24には、移送
ローラコンベヤ24を駆動するための駆動用光電スイッ
チ70と、移送ローラコンベヤ24を停止するための光
電スイッチ72とが取り付けてある。駆動用の光電スイ
ッチ70は、発光部(または受光部)が移送ローラコン
ベヤ24の一側中央部に配置してあり、受光部(または
発光部)が移送ローラコンベヤ24の他側先端部に配置
してあって、移送ローラコンベヤ24上にホイール18
が存在しているか否かを検出できるようにしてある。そ
して、停止用光電スイッチ72は、移送ローラコンベヤ
24の先端部に設けてあって、光が移送ローラコンベヤ
24と直交するようにしてある。さらに、移載リフト4
2には、光がリフト42を斜めに横切って、移送ローラ
コンベヤ24からアルミホイール18が搬入されたこと
を検知して移載リフト42を駆動するための光電スイッ
チ76が取り付けてある。また、搬送ローラコンベヤ3
8の先端部には、光がホイール18の搬送方向と直交す
るように配置した光電スイッチ76が配設してあり、ホ
イール18が搬送ローラコンベヤ38の先端側に搬送さ
れてきたことを検知して搬送ローラコンベヤ38を停止
させることができるようにしてある。
【0019】上記のごとく構成した実施例の作用は、次
のとおりである。複数段、複数列にアルミホイール18
が配置してあるバケット16は、図示しないフォークリ
フトによって容器収納部12に搬入され、下限位置に下
げてある押上げ機14の上に置かれる。そして、容器収
納部12の搬入口部に配設してある光電スイッチ60
は、バケット16が搬入されたことを検知して検知信号
を制御装置21に送出する。
【0020】オペレータが図示しない制御装置21の起
動スイッチを押すと、制御装置21は押上げ機14を駆
動し、バケット16を押し上げる。バケット16に配置
した最上段のホイール18が所定の出庫高さに達する
と、光電スイッチ62がこれを検出して制御装置21に
入力し、制御装置21が押上げ機14の駆動を停止す
る。その後、制御装置21は、製品押出し機20を駆動
し、押し部28を前進させる。製品押出し機20は、3
つの押し部28がそれぞれ製品押出し機20側の後列の
ホイール18を介して前列の3個のホイール18を押
し、前列のホイール18を乗り移りローラ22を介して
移送ローラコンベヤ24の上に押し出す。これにより、
リミットスイッチ66が作動して1列目の出庫完了信号
が制御装置21に出力される。
【0021】制御装置21は、リミットスイッチ66の
作動信号を受けて製品押出し機20の駆動を停止すると
ともに、移送ローラコンベヤ24に設けた光電スイッチ
70の出力信号によってホイール18が移送ローラコン
ベヤ24に渡されたことを確認すると、移送ローラコン
ベヤ24を駆動してホイール18を払出し位置に移送す
る。そして、移送ローラコンベヤ24上の先頭のホイー
ル18が払出し装置36の移載リフト42に乗り移る
と、光電スイッチ74がこれを検知して制御装置21に
入力する。制御装置21は、光電スイッチ74から信号
を受け取ると、昇降シリンダ46を作動して移載リフト
42を下降させ、リフト受け56に乗せる。また、制御
装置21は、昇降シリンダ46に設けた下限位置検出用
のリミットスイッチ50が作動すると、シリンダ46の
作動を停止するとともに、搬送ローラコンベヤ38と移
載プッシャ44とを駆動し、移載プッシャ44の押し部
51を前進させて移載リフト42に乗っているホイール
18を搬送ローラコンベヤ38に送り出す。
【0022】制御装置21は、移載プッシャ44の押し
部51の前進限を検出するリミットスイッチ52が作動
すると、押し部51をリミットスイッチ54が作動する
まで後退さる。そして、押し部51が後退限まで後退す
ると、昇降シリンダ46をリミットスイッチ48が作動
するまで駆動し、移載リフト42を移送ローラコンベヤ
24の高さまで引き上げる。さらに、制御装置21は、
光電スイッチ74を介して2つ目のホイール18が移載
リフト42に渡されたことを検知すると、前記と同様に
して2つ目のホイール18を搬送ローラコンベヤ38に
払い出す。なお、搬送ローラコンベヤ38に設けてある
光電スイッチ76は、搬送されてきたホイール18を検
出して検出信号を制御装置21に入力し、制御装置21
が搬送ローラコンベヤ38の駆動を停止する。
【0023】また、制御装置21は、光電スイッチ70
と光電スイッチ72とがホイール18を検出しなくなる
と、搬送ローラコンベヤ38の駆動を停止するととも
に、製品押出し機20を再び駆動し、後列のホイール1
8を移送ローラコンベヤ24上に押し出す。そして、制
御装置21は、製品押出し機20のリミットスイッチ6
4が押し部28の前進限を検出して後列のホイール18
が出庫されたことを検知すると、リミットスイッチ68
の作動する後退限まで押し部28を後退させる。制御装
置21は、押し部28が後退限まで後退すると、押上げ
機14を駆動してバケット16を押し上げ、次の段のホ
イール18を出庫高さまで移動させる。一方、移送ロー
ラコンベヤ24に押し出された3個のホイール18は、
前記と同様にして搬送ローラコンベヤ38に払い出され
る。以下、前記した動作がホイール18のすべてが払い
出されるまで繰り返される。そして、押上げ機14がリ
ミットスイッチ30によって検出される上限に達し、す
べてのホイール18が搬送ローラコンベヤ38に払い出
されると、制御装置21は押上げ機14を下限位置まで
下げ、デパイラ装置10の駆動を停止する。
【0024】このように、実施例においては、バケット
16にホイール18を複数段、複数列に配置した状態で
搬入された場合でも、ホイール18を自動的、かつ確実
に1個ずつ搬送ローラコンベヤ38に払い出し、NC下
加工装置などに供給できるため、作業者の負担を軽減で
きて省力化を図ることができる。
【0025】なお、前記実施例においては、物品がアル
ミホイール18である場合について説明したが、物品
は、段ボール箱や他の部品等であってもよい。また、前
記実施例においては、製品押出し機20がギヤモータ2
5によって押し部28を進退させる場合について説明し
たが、シリンダやモータなどによって押し部28を進退
させるようにしてもよい。さらに、前記実施例において
は、搬送ローラコンベヤ38が移送ローラコンベヤ24
より低い位置に設けてある場合について説明したが、搬
送ローラコンベヤ38が移送ローラコンベヤ24より高
い位置に設けてある場合にも適用することができる。そ
して、前記実施例においては、払出し装置36が移載リ
フト42と移載プッシャ44とによって構成した場合を
説明したが、ピッキング装置を用いるようにしてもよ
い。また、前記実施例においては、移送手段と搬送手段
とをローラコンベヤによって構成した場合について説明
したが、ベルトコンベヤなどを使用してもよい。さら
に、前記実施例においては、バケット16の1段にホイ
ール18を2列配置した場合について説明したが、3列
以上であってもよいし、1列の個数は、2個でも4個以
上であってもよい。そして、押上げ機14も吊り上げ式
などであってもよいことは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、複数段、複数列に配置された物品を1列ずつ移送手
段に移し、これを1つずつ所定の払出し位置に移送して
払出し手段を介して搬送手段に払い出すようにしている
ため、棚状容器に複数段、複数列に配置、収納された状
態で搬入された物品を自動的、かつ確実に1つずつ次工
程に渡すことができ、省力化を図ることができる。そし
て、払出し手段をリフトとプッシャとによって構成した
ことにより、移送手段と搬送手段との高さが異なってい
る場合であっても、広いスペースを必要とせずに、簡易
な構成によって物品を1つずつ容易に払い出すことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るデパイラ装置の構成説明
図である。
【図2】実施例の平面図である。
【図3】実施例に係る製品押出し機の押し部の詳細説明
図である。
【図4】実施例の側面図である。
【図5】実施例の光電スイッチの配置状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 デパイラ装置 12 容器収納部 14 物品移動手段(押上げ機) 16 バケット 18 物品(アルミホイール) 20 出庫手段(製品押出し機) 24 移送手段(移送ローラコンベヤ) 36 払出し装置 38 搬送手段(搬送ローラコンベヤ) 42 移載リフト 44 移載プッシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B65G 47/82 B65G 47/82 C 59/02 59/02 Z (56)参考文献 特開 平6−1445(JP,A) 特開 平5−213443(JP,A) 特開 昭62−126036(JP,A) 特開 昭57−175626(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 60/00 B65G 1/07 B65G 47/52 B65G 47/57 B65G 47/82 B65G 59/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を複数段、複数列に配置した棚状容
    器が搬入される容器収納部と、この容器収納部に搬入さ
    れた前記容器内の各段の前記物品を順次所定の出庫高さ
    に移動させる物品移動手段と、前記出庫高さにある前記
    物品を1列ずつ受け取り、その列の各物品を順次払出し
    位置に移送する移送手段と、前記容器収納部の前記移送
    手段の反対側に設けられ、前記容器収納部の出庫高さに
    ある前記物品を1列ずつ前記棚状容器から前記移送手段
    に向けて押し出す出庫手段と、前記払出し位置に設けら
    れ、前記移送手段により移送されてきた各物品を次工程
    に搬送する搬送手段に順次払い出す払出し手段とを有す
    ることを特徴とするデパイラ装置。
  2. 【請求項2】 前記移送手段と前記搬送手段とは相互に
    異なる高さに配設してあり、前記払出し手段は、前記移
    送手段と前記搬送手段との間を昇降するリフトと、この
    リフト上の前記物品を前記搬送手段に送り出すプッシャ
    とを有していることを特徴とする請求項1に記載のデパ
    イラ装置。
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