JPH10181497A - 自動車用乗員保護装置のバッグ格納構造 - Google Patents

自動車用乗員保護装置のバッグ格納構造

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JPH10181497A
JPH10181497A JP8346347A JP34634796A JPH10181497A JP H10181497 A JPH10181497 A JP H10181497A JP 8346347 A JP8346347 A JP 8346347A JP 34634796 A JP34634796 A JP 34634796A JP H10181497 A JPH10181497 A JP H10181497A
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JP
Japan
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garnish
pillar
bag
spacer
protection device
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Withdrawn
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JP8346347A
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English (en)
Inventor
Koji Toida
浩二 樋田
Shuji Yamada
修司 山田
Noriyuki Tejima
紀之 手島
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/213Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle roof frames or pillars

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  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッグが膨張した際にフロントピラー部のピ
ラーガーニッシュが飛散するのを防止する。 【解決手段】 ピラーガーニッシュ32は前側ガーニッ
シュ42と後側ガーニッシュ44とに分割されており、
後側ガーニッシュ44とピラーインナパネル36との間
にバッグ前部16Aが格納されている。この後側ガーニ
ッシュ44はスペーサ62を介してスクリュー72及び
ウエルドナット74でピラーインナパネル36に固定さ
れている。従って、後側ガーニッシュ44の展開中心と
なる前端取付部44Aの後端44A’がガーニッシュ表
面側にオフセットされるため、展開時に前側ガーニッシ
ュ42との干渉が軽減され、前側ガーニッシュ42の飛
散が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体側部への所定
の高荷重作用時にインフレータからガスを噴出させ、当
該ガスによってバッグをフロントピラー部からルーフサ
イドレール部に沿ってカーテン状に膨張させる自動車用
乗員保護装置のバッグ格納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車体側部への所定の高荷重作用時におけ
る乗員頭部の保護性能を向上させるべく、フロントピラ
ー部からルーフサイドレール部に跨がって折り畳み状態
で格納されたバッグを、ウインドガラスに沿ってカーテ
ン状に膨張させる乗員保護装置が既に提案されている。
以下、この種の乗員保護装置を開示した特開平6−22
7340号公報に示される構成について説明する。
【0003】図12に示されるように、乗員保護装置4
00は、車体側部への所定の高荷重作用状態を検出する
ためのセンサ402と、このセンサ402が高荷重作用
状態を検出することにより作動してガスを噴出するイン
フレータ404と、フロントピラー部406の上端部か
らルーフサイドレール部408に沿って配置されかつ折
り畳み状態でフロントピラー部406のピラーガーニッ
シュ410内に格納された細長いバッグ412と、を主
要構成要素として構成されている。なお、バッグ412
の前端部はインフレータ404の上端部に接続されてお
り、又バッグ412の後端部はセンタピラー414の前
方部位に位置されている。
【0004】上記構成によれば、センサ402によって
車体側部に所定の高荷重が作用したことが検出される
と、インフレータ404が作動してガスを噴出する。こ
のため、噴出ガスがバッグ412内に供給され、バッグ
412の膨張圧でピラーガーニッシュ410が展開され
る。その結果、カーテン状に膨張したバッグ412が乗
員頭部と車室側部との間に介在される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た乗員保護装置400による場合、バッグ412が膨張
する際に、フロントピラー部406のピラーガーニッシ
ュ410が破断して或いは外れることにより飛散する可
能性がある。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、バッグが膨張
した際にフロントピラー部のピラーガーニッシュが飛散
するのを防止することができる自動車用乗員保護装置の
バッグ格納構造を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、車体の所定部位に配置されると共に車体側部への所
定の高荷重作用時にガスを噴出するインフレータと、フ
ロントピラー部からルーフサイドレール部に沿って折り
畳み状態で格納されると共にインフレータから噴出され
たガスが流入されることによってカーテン状に膨張され
るバッグと、を含んで構成される乗員保護装置を備えた
自動車に適用され、当該乗員保護装置におけるバッグ前
部を、フロントピラー部の本体部を構成するフロントピ
ラーと、フロントピラーの車室内側に離間して配置され
てフロントピラー部の内装部を構成するピラーガーニッ
シュと、の間に格納するための自動車用乗員保護装置の
バッグ格納構造であって、ピラーガーニッシュをその長
手方向に沿って前側ガーニッシュと後側ガーニッシュと
に分割すると共に、当該後側ガーニッシュとフロントピ
ラーとの間にバッグ前部を格納させ、さらに、後側ガー
ニッシュの前端部をスペーサを介在させた上でフロント
ピラーに固定することにより、当該後側ガーニッシュの
展開中心をガーニッシュ表面側にオフセットさせた、こ
とを特徴としている。
【0008】請求項2記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置のバッグ格納構造は、請求項1記載の発明にお
いて、後側ガーニッシュを前側ガーニッシュよりも軟質
材で構成した、ことを特徴としている。
【0009】請求項3記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置のバッグ格納構造は、請求項1又は請求項2に
記載の発明において、前側ガーニッシュを後側ガーニッ
シュの前端部側に配置されたスペーサを共用して固定す
ると共に、前側ガーニッシュの固定部位を後側ガーニッ
シュの固定部位に近接させた、ことを特徴としている。
【0010】請求項4記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置のバッグ格納構造は、請求項2又は請求項3記
載の発明において、後側ガーニッシュをスペーサを介し
てフロントピラーに締結具で固定すると共に、前側ガー
ニッシュに一体に設けられた弾性変形可能な留め具を当
該スペーサに嵌合させることにより前側ガーニッシュを
固定した、ことを特徴としている。
【0011】請求項1記載の本発明によれば、車体側部
に所定の高荷重が作用すると、車体の所定部位に配置さ
れたインフレータからガスが噴出され、フロントピラー
部からルーフサイドレール部に沿って折り畳み状態で格
納されたバッグ内へガスが流入される。これにより、バ
ッグがカーテン状に膨張し、当該バッグが車体側部と乗
員頭部との間に介在される。その結果、乗員頭部が保護
される。
【0012】ここで、上述した乗員保護装置におけるバ
ッグ前部は、フロントピラー部の本体部を構成するフロ
ントピラーと、フロントピラーの車室内側に離間して配
置されてフロントピラー部の内装部を構成するピラーガ
ーニッシュと、の間に格納されている。この点を基本的
前提とした上で、本発明によれば、以下の作用が得られ
る。
【0013】すなわち、本発明では、ピラーガーニッシ
ュをその長手方向に沿って前側ガーニッシュと後側ガー
ニッシュとに分割すると共に、当該後側ガーニッシュと
フロントピラーとの間にバッグ前部を格納させ、さら
に、後側ガーニッシュの前端部をスペーサを介在させた
上でフロントピラーに固定することにより、当該後側ガ
ーニッシュの展開中心をガーニッシュ表面側にオフセッ
トさせたので、バッグ前部が膨張する際には、後側ガー
ニッシュはガーニッシュ表面側にオフセットされた前端
部を展開中心として展開することになる。このため、バ
ッグ前部が膨張した際における後側ガーニッシュと前側
ガーニッシュとの干渉が軽減される。従って、後側ガー
ニッシュが前側ガーニッシュと干渉することによって前
側ガーニッシュが飛散するのが防止される。
【0014】請求項2記載の本発明によれば、後側ガー
ニッシュを前側ガーニッシュよりも軟質材で構成したの
で、軟質材で構成された後側ガーニッシュはスムーズに
展開される。従って、後側ガーニッシュが展開した際
に、仮に当該後側ガーニッシュが前側ガーニッシュと干
渉したとしても、その影響(作用荷重)は小さなものと
なる。
【0015】請求項3記載の本発明によれば、前側ガー
ニッシュを後側ガーニッシュの前端部側に配置されたス
ペーサを共用して固定すると共に、前側ガーニッシュの
固定部位を後側ガーニッシュの固定部位に近接させたの
で、前側ガーニッシュを組付ける際には後側ガーニッシ
ュの固定用に用いたスペーサを基準(目安)にして組付
けることができる。
【0016】請求項4記載の本発明によれば、後側ガー
ニッシュをスペーサを介してフロントピラーに締結具で
固定すると共に、前側ガーニッシュに一体に設けられた
弾性変形可能な留め具を当該スペーサに嵌合させること
により前側ガーニッシュを固定したので、後側ガーニッ
シュにあっては締結具を用いてフロントピラーに強固に
固定することが可能である。また、前側ガーニッシュに
あっては、前側ガーニッシュに一体に設けられた弾性変
形可能な留め具をスペーサに嵌合させるだけでよいの
で、前側ガーニッシュを容易に固定することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図11を用いて、本
発明が適用された実施形態について説明する。
【0018】図6には、自動車用乗員保護装置としての
エアバッグ装置10が作動した状態が側面視で示されて
いる。以下、この図を用いて、エアバッグ装置10の全
体的な概略構成を説明する。この図に示されるように、
エアバッグ装置10は、車体側部への所定の高荷重作用
状態を検出するためのセンサ12と、作動することによ
りガスを噴出する円柱状のインフレータ14と、所定の
折り畳み方で折り畳まれたバッグ16と、を主要構成要
素として構成されている。以下、この順に説明する。
【0019】センサ12はセンタピラー部(Bピラー
部)18の下端部付近に配設されており、車体側部への
所定の高荷重作用状態を検出するようになっている。ま
た、センサ12は、図示しないコンソールボックス下方
に配設されたセンタコントロールユニットに接続されて
いる。従って、センサ12が所定の高荷重作用状態を検
出すると、検出信号がセンタコントロールユニットに出
力されるようになっている。
【0020】インフレータ14はフロントピラー部(A
ピラー部)20とインストルメントパネル22との接続
部付近に配設されており、作動することによりガスを噴
出するように構成されている。インフレータ14の具体
的な構成としては、内部に封入されたガス発生剤を燃焼
させることによりガスを噴出させるガス発生剤封入タイ
プや、内部に設けられた隔壁を破断させることにより高
圧ガスを噴出させる高圧ガス封入タイプ等が適用可能で
ある。また、インフレータ14のスクイブ(点火装置)
は前述したセンタコントロールユニットと接続されてお
り、コントロールユニットから作動電流が通電されるこ
とによりインフレータ14が作動するようになってい
る。
【0021】バッグ16は、側面視における膨張形状が
略平行四辺形状となるように形成されている。このバッ
グ16の上下方向中間部には縫合等によって構成され、
かつ後述するバッグ16の前端固定点と後端固定点とを
結ぶテンションラインTを横切りバッグ上下方向を長手
方向とする複数の非膨張部24が所定の間隔で形成され
ている。また、バッグ16は、所定の折り畳み方で折り
畳まれて長尺状にされた上で樹脂製のケース26(図1
参照)内に収容されている。さらに、上述したバッグ1
6は、フロントピラー部20からルーフサイドレール部
28に沿って(両者に跨がって)配設されている。より
具体的に説明すると、バッグ前部16Aはフロントピラ
ー部20内に格納されており、バッグ中間部16B及び
バッグ後部16Cはルーフサイドレール部28内に格納
されている。さらに、バッグ前部16Aの先端部である
バッグ前端部16Dはインフレータ14から噴出された
ガスが流入されるようにインフレータ14に接続された
状態で固定されており、又バッグ後部16Cの先端部で
あるバッグ後端部16Eはクォータピラー(Cピラー)
30付近にて固定されている。従って、本実施形態で
は、従来技術で用いられたものよりも、車両前後方向に
長いバッグ16が用いられている。
【0022】次に、本実施形態の要部について説明す
る。図1には、フロントピラー部20の長手方向中間部
における横断面構造が拡大して示されている。この図に
示されるように、フロントピラー部20は、その本体部
を構成するフロントピラー30と、フロントピラー30
の車室内側に離間して配置されてフロントピラー部20
の内装部を構成するピラーガーニッシュ32と、によっ
て構成されている。
【0023】フロントピラー30は、車室外側に配置さ
れた断面略ハット形状のピラーアウタパネル34と、車
室内側に配置された略平板状のピラーインナパネル36
と、ピラーアウタパネル34とピラーインナパネル36
との間に挟持状態で配置された断面略ハット形状のピラ
ーリインフォース38と、によって閉断面構造に構成さ
れている。なお、フロントピラー30の後端フランジ部
には、オープニングウエザストリップ40が弾性的に嵌
着されている。
【0024】一方、ピラーガーニッシュ32は樹脂製と
されており、その長手方向に沿って前側ガーニッシュ4
2と後側ガーニッシュ44とに分割されている(図4に
も示されている)。後側ガーニッシュ44は、軟質材に
よって構成されかつ凸湾曲形状に形成された基材46
と、この基材46の表面(車室内側の面)を覆う表皮4
8と、によって構成されている。なお、後側ガーニッシ
ュ44の端末部は、前述したオープニングウエザストリ
ップ40に弾性的に係止されている。
【0025】また、後側ガーニッシュ44はピラーイン
ナパネル36に対して車室内側に所定の間隔をあけて配
置されており、これにより後側ガーニッシュ44とピラ
ーインナパネル36との間には所定の後側空間部50が
形成されている。この後側空間部50内には、所定の折
り畳み方で矩形断面状に折り畳まれたバッグ前部16A
が、所定の膨張圧で展開されるケース26と共に収納さ
れている。なお、バッグ前部16A及びケース26の適
宜部位にはヒレ状のバッグ固定部及びケース固定部が一
体的に形成されており、これらのバッグ固定部及びケー
ス固定部がピラーインナパネル36に固定されるように
なっている。なお、この点については、後述する別の実
施形態の中で言及する。
【0026】上述した後側ガーニッシュ44に隣接して
配置される前側ガーニッシュ42は、硬質材によって構
成されかつ緩やかな凸湾曲形状に形成された基材52
と、この基材52の表面(車室内側の面)を覆う表皮5
4と、によって構成されている。従って、前述した後側
ガーニッシュ44は前側ガーニッシュ42よりも剛性が
低く、バッグ膨張圧で容易に展開するようになってい
る。
【0027】また、前側ガーニッシュ42はピラーイン
ナパネル36に対して車室内側に所定の間隔をあけて配
置されており、これにより前側ガーニッシュ42とピラ
ーインナパネル36との間には所定の前側空間部56が
形成されている。この前側空間部56は、ドレンホース
58やワイヤハーネス60を配索するためのスペースと
して用いられている。
【0028】ここで、上述した後側ガーニッシュ44の
前端縁側には所定の間隔で矩形平板状の前端取付部44
Aが段差を介して突出形成されている(図4参照)。そ
して、これらの前端取付部44Aが樹脂製のスペーサ6
2を介してピラーインナパネル36に固定されることに
より、後側ガーニッシュ44がピラーインナパネル36
に固定されている。より詳しく説明すると、後側ガーニ
ッシュ44の前端取付部44Aはピラーインナパネル3
6側へ所定距離だけ近接されるように段差を介して配置
されており、この前端取付部44Aの裏面(車室外側の
面)に図5に示される軸直角断面形状がトラック形状と
されたスペーサ62の一方の端面が接着剤により固着さ
れている。スペーサ62における長手方向の一端部側に
は、高さ方向に貫通する挿通孔64が形成されている。
また、スペーサ62における長手方向の他端部側には、
非貫通の嵌合孔66が形成されている。さらに、スペー
サ62における他方の端面には、嵌合孔66と同軸上と
なる位置に突出長さが所定長さに設定された位置決め用
のボス68が一体に形成されている。なお、これに対応
して、後側ガーニッシュ44の前端取付部44Aにも、
挿通孔64、嵌合孔66と同軸上に貫通孔69(図4参
照)がそれぞれ形成されている。
【0029】上述した後側ガーニッシュ44は、図3に
示される如く、スペーサ62の他方の端面から突出する
ボス68をピラーインナパネル36の凸部36Aに形成
された位置決め孔70内へ挿通させた状態で、後側ガー
ニッシュ44の貫通孔69及びスペーサ62の挿通孔6
4内へスクリュー72が車室内側から挿入されて凸部3
6Aの裏面に固着されたウエルドナット74に螺合され
ることにより固定されている。後側ガーニッシュ44が
スペーサ62を介してスクリュー72及びウエルドナッ
ト74によってピラーインナパネル36に固定された状
態では、スペーサ62の高さ方向寸法分だけ後側ガーニ
ッシュ44の前端取付部44Aがピラーインナパネル3
6に対して車室内側へオフセットされている。すなわ
ち、本実施形態では、スペーサ62を介して後側ガーニ
ッシュ44の前端取付部44Aをピラーインナパネル3
6に固定することにより、バッグ膨張時に後側ガーニッ
シュ44の展開中心となる前端取付部44Aの後端44
A’(図1参照)を、ピラーガーニッシュ32の表面側
にオフセットさせている。
【0030】さらに、図2に示されるように、上述した
前側ガーニッシュ42の後端部42Aの裏面におけるス
ペーサ62と対応する位置には、各々弾性変形可能な複
数の鍔部を軸方向に備えた樹脂製のクリップ76が一体
に形成されている。このクリップ76が複数の鍔部を弾
性変形させながらスペーサ62の嵌合孔66内へ嵌合さ
れることにより、前側ガーニッシュ42がスペーサ62
に固定されている。
【0031】なお、上述したスペーサ62は、後側ガー
ニッシュ44の前端取付部44Aの長手方向に沿って三
箇所に設定されている(図4参照)。
【0032】次に、本実施形態の作用並びに効果につい
て説明する。車体側部へ所定値の高荷重が作用すると、
この状態がセンサ12によって検出されてセンタコント
ロールユニットに出力される。このため、センタコント
ロールユニットから作動電流がインフレータ14のスク
イブに通電され、インフレータ14を作動させる。これ
により、インフレータ14から所定量のガスが噴出さ
れ、バッグ前端部16Dから流入されていく。これによ
り、バッグ16が膨張し始め、その際の膨張圧でケース
26がその角部にて破断して展開される。その後、バッ
グ16は、フロントピラー部20のピラーガーニッシュ
32及び及びルーフサイドレール部28に位置されるル
ーフヘッドライニングの外端部を押し開きながらカーテ
ン状に膨張される。これにより、膨張したバッグ16が
車体側部と乗員頭部との間に介在され、当該バッグ16
によって当該乗員頭部が保護される。
【0033】なお、バッグ16の膨張過程について補足
すると、本実施形態では前述した如くバッグ16の上下
方向中間部に複数の非膨張部24が形成されているた
め、インフレータ14から噴出されたガスはバッグ16
の前端部16Dから流入した後、最前端に位置された非
膨張部24によって上下に分流される。このため、バッ
グ16は、その外周部が枠状のフレームを形成するが如
く膨張し、続いて非膨張部24間にガスが流入し当該部
位をバッグ厚さ方向に膨張させる。これにより、非膨張
部24間に所定のテンションが作用し、最終的にはバッ
グ16は前端固定点と後端固定点とを結ぶテンションラ
インTに沿って大きな張力が作用した略平行四辺形状に
膨張する(図6参照)。
【0034】ここで、本実施形態では、フロントピラー
部20のピラーガーニッシュ32をその長手方向に沿っ
て前側ガーニッシュ42と後側ガーニッシュ44とに分
割すると共に、当該後側ガーニッシュ44とピラーイン
ナパネル36との間の後側空間部50内にバッグ前部1
6Aを格納させ、更に後側ガーニッシュ44の前端取付
部44Aをスペーサ62を介在させた上でピラーインナ
パネル36に固定することにより、当該後側ガーニッシ
ュ44の展開中心(前端取付部44Aの後端44A’)
をピラーガーニッシュ32の表面側にオフセットさせた
ので、バッグ前部16Aが膨張する際には、後側ガーニ
ッシュ44は当該表面側にオフセットされた前端取付部
44Aの後端44A’を展開中心として図1の矢印A方
向へ展開することになる。このため、バッグ前部16A
が膨張した際における後側ガーニッシュ44と前側ガー
ニッシュ42の後端部42Aとの干渉を低減させること
ができる。従って、後側ガーニッシュ44が前側ガーニ
ッシュ42と干渉することによって前側ガーニッシュ4
2が飛散するのを防止することができる。
【0035】また、本実施形態によれば、後側ガーニッ
シュ44の前端取付部44Aをスペーサ62を介在させ
た上でピラーインナパネル36に固定することにより、
当該後側ガーニッシュ44の展開中心をピラーガーニッ
シュ32の表面側にオフセットさせたので、後側ガーニ
ッシュの展開中心がピラーインナパネルに近接して設定
されている構造に比し、後側ガーニッシュ44が展開す
る際の展開抵抗が少なくなる。このため、本実施形態に
よれば、バッグ16の膨張速度を速めることができ、バ
ッグ16の膨張完了までの所要時間を短縮させることが
できる。
【0036】さらに、本実施形態によれば、後側ガーニ
ッシュ44を前側ガーニッシュ42よりも軟質材で構成
したので、軟質材で構成された後側ガーニッシュ44は
スムーズに展開される。従って、後側ガーニッシュ44
が展開した際に、仮に当該後側ガーニッシュ44が前側
ガーニッシュ42の後端部42Aと干渉したとしても、
その影響(作用荷重)は小さなものとなる。その結果、
本実施形態によれば、ピラーガーニッシュ32の飛散防
止効果をより一層高めることができる。
【0037】また、本実施形態によれば、前側ガーニッ
シュ42の後端部42Aを後側ガーニッシュ44の前端
取付部44A側に配置されたスペーサ62を共用して固
定すると共に、前側ガーニッシュ42の固定部位(クリ
ップ76による嵌合部位)を後側ガーニッシュ44の固
定部位(スクリュー72による締結部位)に近接させた
ので、前側ガーニッシュ42を組付ける際には後側ガー
ニッシュ44の固定用として用いたスペーサ62を基準
(目安)にして組付けることができる。従って、本実施
形態によれば、前側ガーニッシュ42の組付作業性を向
上させることができる。
【0038】さらに、本実施形態によれば、後側ガーニ
ッシュ44をスペーサ62を介してピラーインナパネル
36にスクリュー72及びウエルドナット74で固定す
ると共に、前側ガーニッシュ42の後端部42Aに一体
に設けられた弾性変形可能なクリップ76を当該スペー
サ62の嵌合孔66に嵌合させることにより前側ガーニ
ッシュ42を固定したので、後側ガーニッシュ44にあ
ってはスクリュー72及びウエルドナット74を用いて
ピラーインナパネル36に強固に固定することができ
る。また、前側ガーニッシュ42にあっては、前側ガー
ニッシュ42の後端部42Aに一体に設けられたクリッ
プ76をスペーサ62の嵌合孔66内へ嵌合させるだけ
でよいので、前側ガーニッシュ42を容易に固定するこ
とができる。このため、本実施形態によれば、後側ガー
ニッシュ44の展開荷重に対する支持剛性の確保並びに
前側ガーニッシュ42の組付作業性の向上の両立を図る
ことができる。
【0039】以上が本実施形態の基本的な作用並びに効
果がであるが、本実施形態によれば更に以下に列挙する
効果も得られる。
【0040】第一に、本実施形態によれば、後側ガーニ
ッシュ44の前端取付部44Aをスペーサ62を介在さ
せた上でピラーインナパネル36に固定することによ
り、当該後側ガーニッシュ44の展開中心(前端取付部
44Aの後端44A’)をピラーガーニッシュ32の表
面側にオフセットさせたので、例えば、図7(A)に示
されるように後側ガーニッシュ80の展開中心Pがピラ
ーインナパネルに近接して設定されている構造に比し、
前側ガーニッシュ42の組付作業性を向上させることが
できる。つまり、図7(A)に示される構造を採る場
合、後側ガーニッシュ80の固定部位(クリップ82の
頭部)が奥まっているので、作業者はこれを視認しづら
い。よって、前側ガーニッシュ84の組付に際しても、
迅速にこれを組付けることができない。しかし、本実施
形態によれば、図7(B)に示される如く、後側ガーニ
ッシュ44の固定部位(スクリュー72の頭部)がピラ
ーガーニッシュ32の表面側に位置されているため、作
業者は容易にこれを視認することができる。よって、前
側ガーニッシュ42の組付に際しても、迅速にこれを組
付けることができる。
【0041】第二に、本実施形態によれば、本来的には
後側ガーニッシュ44の固定用として用いられるスペー
サ62を、前側ガーニッシュ42の固定のために共用す
る構成としたので、両者を別個独立にかつ前後に並列し
てピラーインナパネル36に固定する場合に比し、前側
空間部56を拡充させることができる。このため、ドレ
ンホース58やワイヤハーネス60等の配索スペースを
充分に確保することができる(図1参照)。
【0042】第三に、本実施形態によれば、後側ガーニ
ッシュ44と前側ガーニッシュ42との意匠見切り部と
なる後側ガーニッシュ44の前端縁側に設けた前端取付
部44Aにスペーサ62を配置したので、後側ガーニッ
シュ44の固定後に前側ガーニッシュ42の後端部42
Aを固定する際に、両者の意匠見切り部にずれが生じる
のを防止することができる。このため、ピラーガーニッ
シュ32全体の外観品質を良好に維持することができ
る。
【0043】第四に、本実施形態によれば、後側ガーニ
ッシュ44の前端取付部44Aをスペーサ62を介在さ
せた上でピラーインナパネル36に固定すると共に、前
側ガーニッシュ42の後端部42Aをスペーサ62に固
定したので、後側ガーニッシュ44の前端取付部44A
と前側ガーニッシュ42の後端部42Aとの連続性(形
状保持性能)を確保することができる。つまり、図8に
示される如く、後側ガーニッシュ80の前端部80Aが
クリップ82でピラーインナパネルに直接固定され、前
側ガーニッシュ84の後端部84Aが後側ガーニッシュ
80の前端部80Aから離間して配置される構造を採る
場合には、乗員の手や荷物等が当たる等により同図に二
点鎖線で示される如く前側ガーニッシュ84の後端部8
4Aがピラーインナパネル側へ落ち込むことも考えられ
る。しかし、本実施形態によれば、前側ガーニッシュ4
2の後端部42Aがスペーサ62によって支持されるた
め、前側ガーニッシュ42の後端部42Aの落ち込みを
防止することができる。すなわち、本実施形態によれ
ば、スペーサ62を用いることにより、前側ガーニッシ
ュ42の形状保持性能を向上させることができる。
【0044】第五に、本実施形態によれば、後側ガーニ
ッシュ44を軟質材で構成すると共に、後側ガーニッシ
ュ44の前端取付部44Aをスペーサ62を介在させた
上でピラーインナパネル36に固定することにより、後
側ガーニッシュ44の固定部位となるスクリュー72の
頭部がピラーガーニッシュ32の表面側に位置させたの
で、サービス性を向上させることができる。つまり、図
9に示される如く、後側ガーニッシュ80を軟質材で構
成した上で、当該後側ガーニッシュ80の前端部80A
をピラーインナパネルにクリップ82で直接固定する構
造を採る場合には、サービス時に後側ガーニッシュ80
のクリップ82をピラーインナパネルから引き抜いた際
の余力も手伝って、後側ガーニッシュ80が同図に二点
鎖線から実線で示される如く変形する(開く)ことも考
えられる。しかし、本実施形態によれば、後側ガーニッ
シュ44の固定部位となるスクリュー72の頭部がピラ
ーガーニッシュ32の表面側に位置されているため、後
側ガーニッシュ44を変形させることなく容易にピラー
インナパネル36から取り外すことができる。
【0045】第六に、本実施形態によれば、後側ガーニ
ッシュ44の前端取付部44Aをスペーサ62を介在さ
せた上でピラーインナパネル36に固定したので、スペ
ーサ62によって当該前端取付部44Aに対する所定の
支持剛性が得られる。このため、後側ガーニッシュの前
端部をピラーインナパネル側へ屈曲させた上でピラーイ
ンナパネルに直接固定する構造を採る場合には、車室後
側から乗員の手や荷物等が当たる等した場合に、屈曲部
位に座屈変形が生じることも考えられる。しかし、本実
施形態によれば、このような座屈可能な部位自体が存在
しないため、後側ガーニッシュ44の形状は良好に維持
される。すなわち、後側ガーニッシュ44の前端取付部
44Aをスペーサ62を介在させた上でピラーインナパ
ネル36に固定することにより、後側ガーニッシュ44
の形状保持性能を向上させることができる。
【0046】なお、上述した実施形態では、バッグ16
及びケース26については別個独立にピラーインナパネ
ル36に固定されるようになっていたが、これに限ら
ず、図10、図11に示されるように、バッグ90から
一体に舌片状に延出されたバッグ固定部90A及びケー
ス92から一体に延出された一対のケース固定部92A
を三層に重合させた状態で、スペーサ62の他方の端面
とピラーインナパネル36の凸部36Aとの間に挟持さ
せ、この状態でスクリュー72及びウエルドナット74
でバッグ固定部90A及びケース固定部92Aを共締め
するようにしてもよい。これにより、ピラーインナパネ
ル36への締結点数を一層削減することができ、組付作
業も軽減させることができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の本発
明に係る自動車用乗員保護装置のバッグ格納構造は、ピ
ラーガーニッシュをその長手方向に沿って前側ガーニッ
シュと後側ガーニッシュとに分割すると共に、当該後側
ガーニッシュとフロントピラーとの間にバッグ前部を格
納させ、さらに、後側ガーニッシュの前端部をスペーサ
を介在させた上でフロントピラーに固定することによ
り、当該後側ガーニッシュの展開中心をガーニッシュ表
面側にオフセットさせたので、バッグ前部が膨張した際
における後側ガーニッシュと前側ガーニッシュとの干渉
を軽減することができ、その結果バッグが膨張した際に
フロントピラー部のピラーガーニッシュが飛散するのを
防止することができるという優れた効果を有する。
【0048】また、本発明によれば、後側ガーニッシュ
の前端部をスペーサを介在させた上でフロントピラーに
固定することにより、当該後側ガーニッシュの展開中心
をガーニッシュ表面側にオフセットさせたので、後側ガ
ーニッシュの展開中心がフロントピラーに近接して設定
されている構造に比し、後側ガーニッシュが展開する際
の展開抵抗が少なくなる。このため、本発明によれば、
バッグの膨張速度を速めることができ、バッグの膨張完
了までの所要時間を短縮させることができるという優れ
た効果も得られる。
【0049】請求項2記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置のバッグ格納構造は、請求項1に記載の発明に
おいて、後側ガーニッシュを前側ガーニッシュよりも軟
質材で構成したので、後側ガーニッシュが展開した際に
当該後側ガーニッシュが前側ガーニッシュと干渉したと
してもその影響(作用荷重)を小さくすることができ、
その結果ピラーガーニッシュの飛散防止効果をより一層
高めることができるという優れた効果を有する。
【0050】請求項3記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置のバッグ格納構造は、請求項1又は請求項2に
記載の発明において、前側ガーニッシュを後側ガーニッ
シュの前端部側に配置されたスペーサを共用して固定す
ると共に、前側ガーニッシュの固定部位を後側ガーニッ
シュの固定部位に近接させたので、前側ガーニッシュを
組付ける際には後側ガーニッシュの固定用に用いたスペ
ーサを基準(目安)にして組付けることができ、その結
果前側ガーニッシュの組付作業性を向上させることがで
きるという優れた効果を有する。
【0051】請求項4記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置のバッグ格納構造は、請求項2又は請求項3に
記載の発明において、後側ガーニッシュをスペーサを介
してフロントピラーに締結具で固定すると共に、前側ガ
ーニッシュに一体に設けられた弾性変形可能な留め具を
当該スペーサに嵌合させることにより前側ガーニッシュ
を固定したので、後側ガーニッシュの展開荷重に対する
支持剛性の確保並びに前側ガーニッシュの組付作業性の
向上の両立を図ることができるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る自動車用乗員保護装置として
のエアバッグ装置におけるバッグ前部がフロントピラー
とピラーガーニッシュとの間に格納された状態を拡大し
て示す図4の1−1線に沿う横断面図である。
【図2】前側ガーニッシュの固定状態を拡大して示す図
4の2−2線に沿う横断面図である。
【図3】後側ガーニッシュ及び前側ガーニッシュの各固
定状態を拡大して示す図4の3−3線に沿う縦断面図で
ある。
【図4】図1に示される二分割タイプのフロントピラー
部のピラーガーニッシュを示す斜視図である。
【図5】図1に示されるスペーサ等の要部を拡大して示
す分解斜視図である。
【図6】本実施形態に係るエアバッグ装置が作動してバ
ッグがカーテン状に膨張した状態を示す概略側面図であ
る。
【図7】本実施形態の効果(組付時の視認性向上効果)
を対比説明するためのピラーガーニッシュの概略横断面
図である。
【図8】本実施形態の効果(前側ガーニッシュの落ち込
み防止効果)を対比説明するためのピラーガーニッシュ
の概略横断面図である。
【図9】本実施形態の効果(サービス性向上効果)を対
比説明するためのピラーガーニッシュの概略横断面図で
ある。
【図10】別の実施形態を示す図1に対応する拡大横断
面図である。
【図11】図10に示される構造の要部を拡大して示す
図3に対応する縦断面図である。
【図12】従来例に係る自動車用乗員保護装置を示す概
略構成図である。
【符号の説明】
10 エアバッグ装置(自動車用乗員保護装置) 14 インフレータ 16 バッグ 16A バッグ前部 20 フロントピラー部 28 ルーフサイドレール部 30 フロントピラー 32 ピラーガーニッシュ 42 前側ガーニッシュ 44 後側ガーニッシュ 44A 前端取付部(後側ガーニッシュの前端部) 62 スペーサ 66 嵌合孔 72 スクリュー(締結具) 74 ウエルドナット(締結具) 76 クリップ(留め具) 90 バッグ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の所定部位に配置されると共に車体
    側部への所定の高荷重作用時にガスを噴出するインフレ
    ータと、フロントピラー部からルーフサイドレール部に
    沿って折り畳み状態で格納されると共にインフレータか
    ら噴出されたガスが流入されることによってカーテン状
    に膨張されるバッグと、を含んで構成される乗員保護装
    置を備えた自動車に適用され、 当該乗員保護装置におけるバッグ前部を、フロントピラ
    ー部の本体部を構成するフロントピラーと、フロントピ
    ラーの車室内側に離間して配置されてフロントピラー部
    の内装部を構成するピラーガーニッシュと、の間に格納
    するための自動車用乗員保護装置のバッグ格納構造であ
    って、 ピラーガーニッシュをその長手方向に沿って前側ガーニ
    ッシュと後側ガーニッシュとに分割すると共に、当該後
    側ガーニッシュとフロントピラーとの間にバッグ前部を
    格納させ、 さらに、後側ガーニッシュの前端部をスペーサを介在さ
    せた上でフロントピラーに固定することにより、当該後
    側ガーニッシュの展開中心をガーニッシュ表面側にオフ
    セットさせた、 ことを特徴とする自動車用乗員保護装置のバッグ格納構
    造。
  2. 【請求項2】 後側ガーニッシュを前側ガーニッシュよ
    りも軟質材で構成した、 ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用乗員保護装
    置のバッグ格納構造。
  3. 【請求項3】 前側ガーニッシュを後側ガーニッシュの
    前端部側に配置されたスペーサを共用して固定すると共
    に、前側ガーニッシュの固定部位を後側ガーニッシュの
    固定部位に近接させた、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動車
    用乗員保護装置のバッグ格納構造。
  4. 【請求項4】 後側ガーニッシュをスペーサを介してフ
    ロントピラーに締結具で固定すると共に、前側ガーニッ
    シュに一体に設けられた弾性変形可能な留め具を当該ス
    ペーサに嵌合させることにより前側ガーニッシュを固定
    した、 ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の自動車
    用乗員保護装置のバッグ格納構造。
JP8346347A 1996-12-25 1996-12-25 自動車用乗員保護装置のバッグ格納構造 Withdrawn JPH10181497A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008179273A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Honda Motor Co Ltd エアバッグ装置の配設構造

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JP2008179273A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Honda Motor Co Ltd エアバッグ装置の配設構造

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