JPH10180989A - Cd印刷面検査方法 - Google Patents

Cd印刷面検査方法

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JPH10180989A
JPH10180989A JP8350543A JP35054396A JPH10180989A JP H10180989 A JPH10180989 A JP H10180989A JP 8350543 A JP8350543 A JP 8350543A JP 35054396 A JP35054396 A JP 35054396A JP H10180989 A JPH10180989 A JP H10180989A
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Koji Tonomura
孝次 外村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CD2の印刷レーベル3の「色斑」欠陥を、特
殊なアルゴリズムを用いることなく、単純な差分を応用
した処理で判定する方法を提供する。 【解決手段】蛍光灯照明5下で、カラー用CCDカメラ
4により、被検査CD2の印刷レーベル3を撮影し、R
GB各画像毎に画素単位で濃度値入力する。この検査画
像と、前もって良品CD2より濃度値入力した基準画像
を、各RGB画像において、同一アドレスの画素毎に、
濃度値を絶対値差分し、この差分画像において、RGB
各画像の同一アドレスの画素毎に濃度値を加算する。こ
の加算画像に、前もって設定した濃度閾値で2値化処理
を施す。そして、この2値化画像において、前もって設
定した面積閾値で、閾値以上の大きさの部分を、「色
斑」欠陥として判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
ク(以下CDと云う)等の印刷レーベルに印刷された文
字や絵柄などの印刷欠陥を検査する方法で、印刷部の微
妙な色目の違いである「色斑」欠陥を正確に検出するこ
とを目的とする。
【0002】
【従来の技術】一般的に、CDには記録内容等を表示す
るため、鏡面部にメーカー名、曲名、演奏者名等が印刷
されている(以下印刷レーベルと云う。)。従来、この
印刷レーベルの「色斑」欠陥を判定する技術として、印
刷レーベルを蛍光照明装置にて照射し、反射光を白黒用
カメラを用いて画像入力し、この入力画像に画像処理を
施し、「色斑」欠陥を判定していた。しかし白黒用カメ
ラでは、「色斑」と「ノイズ」との濃度差レベルが同程
度であるため、単純な差分比較等では判定することがで
きず、特殊なアルゴリズムを用いて「色斑」欠陥を判定
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、CD等の印
刷レーベルの「色斑」欠陥を、特殊なアルゴリズムを用
いることなく、単純な差分を応用した処理で判定する方
法を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、CD等の印刷
レーベルに印刷された文字や絵柄などを、あらかじめメ
モリーに保存してある基準画像と比較することにより、
印刷面の「色斑」欠陥を検査する装置において、初期値
設定は、 a.「色斑」の面積閾値を設定する。
【0005】d.テーチングにより、「色斑」の濃度閾
値を設定する。
【0006】基準画像設定は、 c.蛍光照明を、問題なく印刷されたCDの印刷レーベ
ルに照射し、レーベル面より反射した反射光を、カラー
用カメラで画像入力する。
【0007】d.入力画像を、3原色(Red画像、G
reen画像、Blue画像、以下RGB画像と云
う。)毎に画素単位で濃度値入力し、基準画像とする。
【0008】検査実行は、 e.蛍光照明を、被検査CDの印刷レーベルに照射し、
カラー用カメラで画像入力する。
【0009】f.入力画像を、RGB画像毎に画素単位
で濃度値入力し、検査画像とする。
【0010】g.検査画像と前記基準画像とにおいて、
絶対値差分を取り、差分画像とする。
【0011】h.差分画像を加算して、差分加算画像を
作成する。
【0012】i.差分加算画像に対して、濃度閾値で2
値化する。
【0013】j.この2値化された部分で、面積閾値以
上の大きさの部分を「色斑」欠陥として判定する方法で
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、蛍光照明下で、カラー
用カメラにより、被検査CDの印刷レーベルを撮影し、
RGB各画像毎に画素単位で濃度値入力する。この検査
画像と、前もって、問題無く印刷されたCDより濃度値
入力した基準画像を、各RGB画像において、同一アド
レスの画素毎に、濃度値を絶対値差分し、この差分画像
において、RGB各画像の同一アドレスの画素毎に濃度
値を加算する。この加算画像に、前もって設定した濃度
閾値で2値化処理を施す。そして、この2値化画像にお
いて、前もって設定した面積閾値で、閾値以上の大きさ
の部分を、「色斑」欠陥として判定する。
【0015】
【実施例】第1図は本発明における、CD等の多色刷り
印刷機に設置された印刷物検査装置での実施例を示す。
第2図は、本発明における構成説明図をしめす。図1及
び図2において、本発明の概略構成を説明すると、CD
印刷面検査装置1は、CD2の印刷レーベル3からの反
射光を撮影するカラー用CCDカメラ4と、印刷レーベ
ル3を照射するリング状蛍光灯照明5及びそれぞれの装
置を固定する本体枠6、CD2を略中央部に載置する検
査台7より構成されている。カラー用CCDカメラ4の
後段には、カラー用CCDカメラ4により撮影された画
像を格納する画像メモリー8及び画像処理を施す画像処
理装置9にて構成されている。
【0016】リング状蛍光照明は5、蛍光ランプ10よ
り、リング状光が拡散板11に向け放射され、そして拡
散板11は、蛍光ランプ10からのリング状光を拡散
し、一様な拡散光を、検査台7上に載置されたCD2の
印刷レーベル3に放射する。
【0017】次に、本実施例の動作を第2図において説
明すると、リング状蛍光灯照明5より放射した拡散光
は、被検査CD2の印刷レーベル3にて反射され、その
反射光は、カラー用CCDカメラ4にて撮影される。カ
ラー用CCDカメラ4の後段には画像メモリー8及び画
像処理装置9が設けられ、カラー用CCDカメラ4にて
撮影された画像は、画像メモリー8に一旦格納され、画
像処理装置9にて画像処理される。
【0018】第3図は、本発明の検出構成を説明するフ
ローチャートである。
【0019】第1段階(初期値設定段階)(201、2
02)は、被検査CDの印刷レーベルの欠陥検査を行う
前に、あらかじめ何枚かのCDを用いて、ティーチング
を行う。このティーチングは、リング状蛍光灯照明5下
で、カラー用CCDカメラ4により、被検査CD2の印
刷レーベル3を撮影し、画像処理を施し、この画像デー
タを基に、「色斑」の濃度のバラツキを算出し、このバ
ラツキを基に、濃度閾値を算出する(201)。また、
あらかじめ、ある一定値以上の大きさの「色斑」を欠陥
として判定するように面積閾値を決定する(202)。
【0020】第2段階(基準データ設定段階)(301
〜304)は、リング状蛍光灯照明5により、問題無く
印刷されたCD2の印刷レーベル3を照射し、印刷レー
ベル3からの反射光を、カラー用CCDカメラ4で撮影
する(301)。そして、カラー用CCDカメラ4にて
撮影された画像をA/D変換し(3021、3022、
3023)、RGB各画像(256階長グレースケール
濃淡画像)を、画像メモリ8に格納する(3031、3
032、3033)。この画像メモリ8に格納された画
像を、画像処理装置9にて、RGB毎に、画素単位で濃
度値入力し(3041、3042、3043)、RGB
各々の基準画像とする。
【0021】第3段階(検査実行段階)(401〜40
8)は、リング状蛍光灯照明5により、被検査CD2を
照射し、印刷レーベル3からの反射光を、カラー用CC
Dカメラ4で撮影する(401)。そして、カラー用C
CDカメラ4にて撮影された画像をA/D変換し(40
21、4022、4023)、RGB各画像(256階
長グレースケール濃淡画像)を、画像メモリ8に格納す
る(4031、4032、4033)。この画像メモリ
8に格納された画像を、画像処理装置9にて、RGB毎
に、画素単位で濃度値入力し(4041、4042、4
043)、RGB各々の検査画像とする。このRGB各
検査画像に関して、同一アドレスの画素毎に、基準画像
と絶対値差分をとり(4051、4052、405
3)、差分画像とする。そしてこのRGB各3差分画像
に関して、RGB各画像の同一アドレスの画素毎に、3
者を加算して、差分加算画像を作成する(406)。
【0022】次に、この差分加算画像に関して、前記第
1段階のティーチングにて算出した濃度閾値で2値化す
る(407)。この2値化画像において、前記第1段階
で設定した面積閾値以上の部分を、「色斑」欠陥として
判定する(408)。
【0023】従来は、白黒用カメラを用いて、被検査C
D2の画像を取り込み、その入力画像を画像処理して、
「色斑」を検出していた。しかし、この白黒用カメラで
は、本発明のような、単純な差分処理にて検出すること
ができず、特殊なアルゴリズムを用いて検出していた。
【0024】本発明は、カラー用カメラを用いることに
より、RGBの3画面の画像が得られるため、白黒用カ
メラと比較して情報量が多く、その上、欠陥判定に用い
る画像は、RGB各差分画像の加算画像を用いており、
この加算画像は、「ノイズ」に関しては、RGBの同じ
位置に「ノイズ」がのる可能性は低いため、ノイズ成分
の要素が弱められ、「色斑」などの色違いは、RGB3
者に現れるために強調され、より欠陥が判別しやすくな
る。
【0025】また、アルゴリズムに、単純な差分処理を
使っているため、従来に比べて、画像処理時間が短くな
り、検査時間を短縮させることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、カラー用カメラを用いること
によって、CDの印刷レーベルの「色斑」欠陥を、特殊
なアルゴリズムを用いることなく、単純な差分を応用し
た処理で検出することができる。また、アルゴリズムを
単純化することにより、画像処理時間を短縮させ、検査
効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施例で、CD印刷面検査装
置に使用した主要な構成を示す概略構成図である。
【図2】同じく、CD印刷面検査装置の構成説明図であ
る。
【図3】本発明の検出機構を説明するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
2 CD(被検査CD) 3 印刷レーベル 5 蛍光照明(リング状蛍光灯照明) 4 カラー用カメラ(カラー用CCDカメラ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CD等の印刷レーベルに印刷された文字や
    絵柄などあらかじめメモリーに保存してある基準画像と
    比較することにより印刷面の「色斑」欠陥を検査する装
    置において、 初期値設定は、 a.「色斑」の面積閾値を設定する。 d.テーチングにより、「色斑」の濃度閾値を設定す
    る。 基準画像設定は、 c.蛍光照明を、問題なく印刷されたCDの印刷レーベ
    ルに照射し、レーベル面より反射した反射光を、カラー
    用カメラで画像入力する。 d.前記入力画像を、3原色(Red画像、Green
    画像、Blue画像、以下RGB画像と云う。)毎に画
    素単位で濃度値入力し、基準画像とする。 検査実行は、 e.蛍光照明を、被検査CDの印刷レーベルに照射し、
    カラー用カメラで画像入力する。 f.該入力画像を、RGB画像毎に画素単位で濃度値入
    力し、検査画像とする。 g.該検査画像と前記基準画像とにおいて、絶対値差分
    を取り、差分画像とする。 h.該差分画像を加算して、差分加算画像を作成する。 i.該差分加算画像に対して、前記濃度閾値で2値化す
    る。 j.この2値化された部分で、前記面積閾値以上の大き
    さの部分を「色斑」欠陥として判定することを特徴とす
    るCD印刷面検査方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU731000B2 (en) * 1998-11-30 2001-03-22 Canon Kabushiki Kaisha Image pattern detection method and apparatus
US6766056B1 (en) 1998-11-30 2004-07-20 Canon Kabushiki Kaisha Image pattern detection method and apparatus
JP2005077272A (ja) * 2003-09-01 2005-03-24 Olympus Corp 欠陥検査方法
JP2007010525A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Dac Engineering Co Ltd 欠陥検出方法
WO2022202042A1 (ja) * 2021-03-22 2022-09-29 株式会社安永 外観検査方法及び外観検査装置

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