JPH10177973A - ブレード変位検出装置 - Google Patents

ブレード変位検出装置

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JPH10177973A
JPH10177973A JP33670396A JP33670396A JPH10177973A JP H10177973 A JPH10177973 A JP H10177973A JP 33670396 A JP33670396 A JP 33670396A JP 33670396 A JP33670396 A JP 33670396A JP H10177973 A JPH10177973 A JP H10177973A
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displacement
light
vertex
reference position
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JP33670396A
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Kazuma Sekiya
一馬 関家
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Disco Corp
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Disco Abrasive Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、半導体ウェーハ等の薄板体を切削精
密切削装置に装着されるブレードの変位を高精度に検出
する検出装置に関する。 【解決手段】発光部と受光部とが対向して配設され、そ
こに進入したブレードの遮光によって該ブレードの変位
を検出するブレード変位検出装置27であって、前記受
光部には、所定の基準位置までブレードが移動し光域内
の光を不完全に遮光した際のブレードのシルエットの形
状を撮像する撮像手段21と、該撮像手段によって生成
される電気信号をデジタル信号に変換するA/D変換手
段22と、デジタル変換されたブレードの形状データを
記憶するフレームメモリー23と、画像処理によってブ
レードの頂点の位置を検出する頂点検出手段24と、検
出されたブレードの頂点の位置をもとにブレードの変位
量を算出するブレード変位算出手段26と、を少なくと
も含むものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精密切削装置に係
り、半導体ウェーハ等の薄板体を切削するブレードの変
位を検出する検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体ウェーハをサイノ目状に切
削(ダイシングと称する)するダイサー等の精密切削装
置は、図4に示すように、リング状のフレーム2に半導
体加工用シート3を介して支持された半導体ウェーハ4
を吸着しX軸方向に移動可能なチャックテーブル5と、
切削用のブレード6が装着されウェーハをダイシングす
る切削手段7と、前記チャックテーブル上に載置され吸
引保持された半導体ウェーハ4のストリートを検出する
アライメント手段9とが備えられている。
【0003】このような構成の精密切削装置によって半
導体ウェーハ4は次のようにダイシングされる。カセッ
ト載置領域Aに載置され複数枚の半導体ウェーハ4を収
容したカセット10から、前記半導体ウェーハ4を搬出
入手段11で待機領域Bに搬出し、該半導体ウェーハ4
を旋回アームを有する搬送手段12によってチャックテ
ーブル5に搬送し半導体ウェーハ4を吸引保持させ、こ
のチャックテーブル5をX軸方向に移動させ、半導体ウ
ェーハ4を前記アライメント手段9の真下に位置付けて
アライメントした後、高速回転するブレード6を有する
切削手段7まで移動して、当該半導体ウェーハ4をダイ
シングするものである。
【0004】かかる精密切削装置において、例えば、厚
さが約500μmと比較的薄い半導体ウェーハ4を確実
に切断すると共に、該半導体ウェーハ4の裏面側に貼着
された半導体加工用シート3を完全に切断しないよう
に、ブレード6の切り込み深さを精密に制御しなけらば
ならないので、チャックテーブル5に隣接してブレード
位置検出手段15が設けられている。図5乃至図6に示
すように、ブレード位置検出手段15は、発光部13と
受光素子14とから構成されていて、それに電気的に接
続された制御手段(図示せず)が設けられている。
【0005】前記ブレード位置検出手段15及び制御手
段にて、ブレード6のZ軸(上下方向)の基準位置が、
以下のような方法で検出される。
【0006】即ち、前記ブレード位置検出手段15は、
中央部に凹溝を有するセンサ基台17に、発光部13と
受光部14とが前記凹溝の両側に対向して配設されてい
て、前記凹溝に下降し進入したブレード6によって発光
部13からの光が徐々に遮光され、前記受光部14にお
ける受光量が減少し、制御手段において予め設定された
受光量に関する所定のしきい値に達する瞬間を捉えて、
そのときのZ軸の位置をブレードの基準位置とするもの
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ブ
レード位置検出手段による方法では、切削時に切削液供
給ノズル16から供給された切削液及びこれに含まれる
切削屑(コンタミ)が前記受光部14の表面を汚染し、
ブレード位置検出手段15の透過光量が減少することに
なり、その減少した分だけ前記ブレード6が十分降下す
る前に受光部14によって受光された光量がしきい値に
達してしまい、本来のブレードの基準位置とずれた位置
をブレードの基準位置としてセットアップすると言う問
題点がある。また、前記受光電圧が、しきい値に達する
までブレードを徐々に下降させなければならず、セット
アップに比較的長時間を要するという問題点もある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るブレード変
位検出装置の要旨は、発光部と受光部とが、所定の間隔
及び光域をもって対向して配設され、該所定間隔内に進
入したブレードの前記光域の遮光によって該ブレードの
変位を検出するダイサー等の精密切削装置に配設される
ブレード変位検出装置であって、前記受光部には、所定
の基準位置までブレードが移動し前記光域内の光を不完
全に遮光した際のブレードのシルエットの形状を撮像す
る撮像手段と、該撮像手段によって生成される電気信号
をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、デジタル
変換されたブレードの形状データを記憶するフレームメ
モリーと、画像処理によってブレードの頂点の位置を検
出する頂点検出手段と、検出されたブレードの頂点の位
置をもとにブレードの変位量を算出するブレード変位量
算出手段と、を少なくとも含むことである。
【0009】本発明のブレード変位検出装置によれば、
対向配設された発光部と受光部との間に進入したブレー
ドによって発光部からの光を遮光してブレードの裏面側
に浮かび上がるシルエットを撮像手段で撮像し、この画
像を画像処理することで、ブレードの先端部の位置(Z
軸における位置)を検出して、切削磨耗によるブレード
の変位量を求めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。なお、発明の理解容易のため従来例に対
応する部分には従来例と同一の符号を付けて説明する。
【0011】本発明に係るブレード変位検出装置27
は、図2に示す如くブレード位置検出手段20、それに
接続される撮像手段21、A/D変換手段22、フレー
ムメモリー23、頂点検出手段24、ブレード変位量算
出手段26とから構成される。
【0012】ブレード位置検出手段20には、適宜の間
隔と広域をもって発光部13a及び受光部14aが備え
られており、図4に示す如くブレード位置検出手段15
と実質的に同じ位置に配設される。
【0013】受光部14aには、光ファイバー等を介し
てCCD等の撮像手段21が接続されており、その撮像
手段21によってブレード6が前記光域に侵入し発光部
13aが発する光を不完全に遮光した際のブレード6の
シルエットを撮像する。
【0014】撮像手段21によって撮像された画像情報
は、A/D変換手段22に送られ、デジタル信号に変換
され、フレームメモリー23に記憶される。
【0015】前記フレームメモリー23に接続されてい
る頂点検出手段24は、例えば、図3(イ),(ロ)に
示すように、前記フレームメモリー23に蓄積されたブ
レード6のシルエット25の形状データを2値化処理し
て、当該ブレード6の輪郭をX−Z座標に置き換え、Z
座標値をサンプリングし、そのうち最小のZ座標値を検
出し、このZ座標値をブレード6の頂点の位置、即ち、
ブレード6の先端部の位置とするものである。
【0016】前記頂点検出手段24にブレード変位量算
出手段26を電気的に接続する。このブレード変位量算
出手段26により、例えば、前記ブレード6が半導体ウ
ェーハ4を切削したことで磨耗した結果、該ブレード6
の外形寸法がどの程度減少しているかを示す変位量を算
出するものである。なお、具体的に変位量を算出する方
法は、Z軸を基準にして求める方法と、ブレードの先端
部の位置を基準にして求める方法とがあり、その詳細は
後述する。
【0017】前記フレームメモリー23と頂点検出手段
24とは、装置本体1に装備された制御手段(図示せ
ず)に設けられているものである。このようにしてなる
ブレード変位量検出装置27を、図1乃至図3に示すよ
うに、半導体ウェーハ4を切削するダイシング装置等の
精密切削装置に設けて使用する場合について説明する。
【0018】精密切削装置の装置本体1には、リング状
のフレーム2に半導体加工用シート3を介して支持され
た半導体ウェーハ4を吸着しX軸方向に移動可能なチャ
ックテーブル5と、切削用のブレード6が装備された切
削手段7と、前記チャックテーブル上に載置され吸引保
持された半導体ウェーハ4の切削すべき領域、即ち、ス
トリートを検出しブレード6と合致させる為のアライメ
ント手段9と、前記ブレード変位検出装置27の一部で
あってチャックテーブル5に隣接して設けられたブレー
ド位置検出手段20と、を少なくとも備えられている。
【0019】そして、半導体ウェーハ4の切削前に、切
削未使用状態のブレード6の頂点のZ軸基準位置を設定
する。このため、図1に示すように、チャックテーブル
5をブレード6側に移動させ、ブレード位置検出手段2
0をスピンドル軸28のX座標値に一致させる。
【0020】前記スピンドル軸28を支持する支持台2
9を、ボールネジ30を駆動用モータで回転させて、Y
軸方向に移動させ、その先端部に装着されているブレー
ド6を、前記ブレード位置検出手段20の発光部13a
と受光部14aとの略中間のY座標値に一致させる。
【0021】そして、前記支持台29に設けられている
Z軸用駆動モータでボールネジ31を所要方向に回転さ
せ、切削手段7のスピンドル軸28及びブレード6を降
下させる。
【0022】前記降下しているブレード6の先端部が、
図2に示すように、ブレード位置検出手段20の発光部
13aと受光部14aとの間に進入すると、発光部13
aが発する光を遮光したことによってブレード6の光を
受けない側が影となって図3(イ)に示すようにシルエ
ット25を形成し、該ブレード6の先端部の形状がシル
エット25として受光部14a側の撮像手段21で撮影
される。
【0023】尚、発光部13aの光は平行光線であるの
で、発光部13aと受光部14aの間のブレード6の位
置がどちらか一方側に偏倚していても、前記シルエット
25の輪郭に悪影響を与えないものである。
【0024】また、ブレード位置検出手段20の受光部
14aの受光量を検出するわけではないので、ブレード
6を前記ブレード位置検出手段20へ徐々に進入させる
必要はなく、スムーズにブレードを進入させることが出
来る。
【0025】前記撮像手段21で撮影された前記シルエ
ット25を含む画像は、アナログの電気信号としてA/
D変換手段22に伝達されて該A/D変換手段22によ
ってデジタル化される。このデジタル化された電気信号
は、ブレード6の形状データとして制御装置のフレーム
メモリー23に記憶される。
【0026】そして、前記フレームメモリー23に記憶
されたブレード6の形状データが、制御装置の頂点検出
手段24により例えば2値化処理され、図3(ロ)に示
すように、前記ブレード6の先端部の輪郭32のZ座標
値がサンプリングされ、そのうち最小のZ座標値がブレ
ード6の先端部の頂点33として検出される。
【0027】前記頂点検出手段24で検出された最小の
Z座標値が、切削対象物の半導体ウェーハ4を確実にダ
イシングするため予め設定されている頂点基準位置34
のZ座標値と一致したときに、制御装置で前記駆動モー
タの回転を停止させ、前記ボールネジ31の回転を停止
させてブレード6の降下移動を停止させる。
【0028】前記ブレード6の頂点33が頂点基準位置
34に一致した時の、スケール35によって示されるス
ピンドル軸28を含む切削手段7のZ軸の位置が、Z軸
の基準位置36となる。そして、ブレード6の基準位置
が定まった状態でダイシングが遂行される。
【0029】しかし、その後、ブレード6は、半導体ウ
ェーハ4を切削(ダイシング)する毎に、磨耗によりブ
レードの外形寸法が変位する。切削手段7のZ座標値を
そのままにしたのでは該ブレード6の切り込み深さが変
わるので、その調整をするため、ブレード6の磨耗によ
る変位量を算出する必要がある。
【0030】切削に使用されたブレード6の変位量を算
出する第1の実施形態としては、例えば、前記ブレード
6及びスピンドル軸28を含む切削手段7を、図1に示
すように、ボールネジ31の回転により下降させ、該切
削手段7のZ軸の位置を前記Z軸の基準位置36に合わ
せる。
【0031】そして、前述と同様の方法で(図3
(イ),(ロ)及び図2参照)ブレード6の頂点33の
Z座標値を、撮像手段21と画像処理及び頂点検出手段
24により検出する。その後、ブレード変位量算出手段
26によって、前記頂点基準位置34のZ座標値と前記
ブレード6の頂点33のZ座標値とを比較演算し、その
差をブレードのZ軸の変位量として求める。
【0032】よって、ブレード変位量算出手段26によ
って算出されたブレード6の変位量の分だけブレード6
を下降させ前記頂点位置34にブレード6の頂点を合わ
せて半導体ウェーハ4の切削を行うと、常に安定した切
削深さでダイシングを遂行することができる。
【0033】そして、定期的に、又はウェーハを所定枚
数切削する毎にブレード6の変位量が検出され、ブレー
ド6のZ軸の位置が調整されるのである。いずれブレー
ドの変位量が予め設定された所定の許容変位量に達する
と、該ブレードは完全に磨耗したものと判定し、磨耗し
たブレード6を新しいブレード6に交換するものであ
る。
【0034】切削に使用されたブレード6の変位量を算
出する第2の実施形態としては、例えば、前記ブレード
6及びスピンドル軸28を含む切削手段7を、図1に示
すように、ボールネジ31の回転により下降させて、ブ
レード6の先端部の頂点33のZ座標値を画像処理及び
頂点検出手段24によって検出しつつ、その頂点33の
Z座標値と頂点基準位置34のZ座標値とを一致させる
(図2,図3参照)。
【0035】そのときの前記切削手段7のスケール35
によって検出されるZ軸の位置であるZ座標値と、スケ
ール35のZ軸の基準位置36とをブレード変位量算出
手段26で比較演算し、その差をブレード6の変位量と
して求めるものである。
【0036】尚、ボールネジ31を回転させる駆動モー
タとしてパルスモータを使用する場合には、制御装置か
らのパルス数によってZ軸の所望の位置に切削手段7を
移動させることができ、スケール35を省略することも
できる。
【0037】このようにして、本発明に係るブレード変
位検出装置により、ブレードの切り込み深さを制御すべ
くブレード位置検出手段20に進入したブレード6の先
端部の頂点が、ブレードで遮光されずに透過した光の受
光量を測定するのではなく、光を遮光して生じるブレー
ドのシルエットを画像処理によって素早く検出するよう
にしたので、切削液やコンタミ等の付着によっては何ら
の影響を受けることなく、ブレードの頂点の位置を正確
に検出でき、Z軸の精密な制御が可能となるのである。
【0038】前記ブレード6の頂点の検出が精密に行わ
れた後に、半導体ウェーハ4のダイシングが従来と同様
に遂行されるのである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るブレ
ード変位検出装置は、発光部と受光部とが、所定の間隔
及び光域をもって対向して配設され、該所定間隔内に進
入したブレードの前記光域の遮光によって該ブレードの
変位を検出する装置であり、前記受光部には、所定の基
準位置までブレードが移動し前記光域内の光を不完全に
遮光した際のブレードのシルエットの形状を撮像する撮
像手段と、該撮像手段によって生成される電気信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換手段と、デジタル変換
されたブレードの形状データを記憶するフレームメモリ
ーと、画像処理によってブレードの頂点の位置を検出す
る頂点検出手段と、検出されたブレードの頂点の位置を
もとにブレードの変位量を算出するブレード変位量算出
手段と、を少なくとも含むので、ブレードの変位量が自
動的に検出されると共に、ブレードの切り込み深さが精
密に制御され半導体ウェーハを確実に切削できるという
優れた効果を奏するものである。また、ブレードの先端
部の位置を誤認することが無くなって正確な切削作業が
維持されるとともに、受光部で受光量を検出する場合よ
りも検出時間が短縮されて作業能率が向上するという優
れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブレード変位検出装置を有した精密切
削装置の一部を拡大して示す、一部破断した正面図であ
る。
【図2】本発明に係るブレード変位検出装置の概略構成
図である。
【図3】同ブレード位置検出装置におけるブレード位置
検出手段に進入したブレードのシルエットを撮像手段で
撮像した画像(イ)と、その画像を頂点検出手段で2値
化処理してZ座標値を求める様子を示す説明図(ロ)で
ある。
【図4】従来のブレード位置検出手段を装備した精密切
削装置の斜視図である。
【図5】同従来の精密切削装置の一部であって、切削手
段のブレードをブレード位置検出手段に進入させてブレ
ードの先端部の位置を検出させる様子を示す説明図であ
る。
【図6】同従来例の精密切削装置のブレード位置検出手
段にブレードが進入した様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 精密装置の装置本体、2 フレーム、3 半導体加
工用シート、4 半導体ウェーハ、 5 チャックテー
ブル、6 ブレード、7 切削手段、9 アライメント
手段、10 カセット、11 搬出入手段、12 搬送
手段、13,13a 発光部、14,14a 受光部、
20 ブレード位置検出手段、21 撮像手段、22
A/D変換手段、23 フレームメモリー、24 頂点
検出手段、25 ブレードのシルエット、26 ブレー
ド変位量算出手段、27 ブレード変位検出装置、28
スピンドル軸、29 支持台、30,31 ボールネ
ジ、32 輪郭、33 ブレードの先端部の頂点、34
ブレードの頂点基準位置、35 スケール、36 Z
軸の基準位置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部と受光部とが、所定の間隔及び広
    域をもって対向して配設され、該所定間隔内に進入した
    ブレードの前記光域の遮光によって該ブレードの変位を
    検出するダイサー等の精密切削装置に配設されるブレー
    ド変位検出装置であって、 前記受光部には、所定の基準位置までブレードが移動し
    前記光域内の光を不完全に遮光した際のブレードのシル
    エットの形状を撮像する撮像手段と、 該撮像手段によって生成される電気信号をデジタル信号
    に変換するA/D変換手段と、 デジタル変換されたブレードの形状データを記憶するフ
    レームメモリーと、 画像処理によってブレードの頂点の位置を検出する頂点
    検出手段と、 検出されたブレードの頂点の位置をもとにブレードの変
    位量を算出するブレード変位算出手段と、 を少なくとも含むことを特徴とするブレード変位検出装
    置。
  2. 【請求項2】 ブレード変位量算出手段は、ブレードが
    装着されたスピンドルをZ軸の基準位置に位置付け、ブ
    レードの頂点の基準位置と頂点検出手段によって検出さ
    れたブレードの頂点の位置とを比較演算して変位量を算
    出する手段であること、 を特徴とする請求項1に記載のブレード変位検出装置。
  3. 【請求項3】 ブレード変位量算出手段は、頂点検出手
    段によって検出されたブレードの頂点をブレードの頂点
    の基準位置に位置付け、該基準位置におけるブレードが
    装着されたスピンドル軸のZ軸の位置を検出し、そのZ
    軸の位置とZ軸の基準位置とを比較演算して変位量を算
    出する手段であること、 を特徴とする請求項1に記載のブレード変位検出装置。
  4. 【請求項4】 発光部から発する光は平行光線であるこ
    と、 を特徴とする請求項1,2または3に記載のブレード変
    位検出装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007042855A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Disco Abrasive Syst Ltd ブレード検出手段を備えた切削装置
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KR20170127359A (ko) * 2016-05-11 2017-11-21 가부시기가이샤 디스코 절삭 장치

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