JPH1016912A - 個数不足検出装置 - Google Patents

個数不足検出装置

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JPH1016912A
JPH1016912A JP8169641A JP16964196A JPH1016912A JP H1016912 A JPH1016912 A JP H1016912A JP 8169641 A JP8169641 A JP 8169641A JP 16964196 A JP16964196 A JP 16964196A JP H1016912 A JPH1016912 A JP H1016912A
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JP8169641A
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Tadashi Takahashi
正 高橋
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Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
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Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B57/00Automatic control, checking, warning, or safety devices
    • B65B57/10Automatic control, checking, warning, or safety devices responsive to absence, presence, abnormal feed, or misplacement of articles or materials to be packaged

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばカートンやパーセル内のシガレットパ
ックの個数不足を正確に検出可能な個数不足検出装置を
提供する。 【解決手段】 個数不足検出装置は、カートンが検査位
置に到達したとき、そのカートンを挟んで対向し、カー
トン内の両端のシガレットパックCpを検出する第1近
接センサ28と、検カートンの直上に並んで配置され、
カートン内の両端のシガレットパックCpを除くシガレ
ットパックCpを検出可能な第2近接センサ32とを備
えており、第2近接センサ32はシガレットパックCP
の横幅Yよりも大きな間隔Xを存して配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばシガレッ
トパックを10詰めのカートン又はパーセルに包装する
際、そのシガレットパックの個数不足を検出するのに好
適した個数不足検出装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】この種の個数不足検出装置は例え
ば特開平8-133223号公報に開示されている。この公知の
個数不足検出装置は、シガレットパックが10個詰めら
れたカートン内のパック個数を検出するために合計5個
の近接センサを備えており、これら近接センサのうちの
2つは、カートン内の下側パック列の両端に位置するシ
ガレットパックの検出に使用され、残り3つの近接セン
サはその両端のシガレットパックを除く3つのシガレッ
トパックの検出に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、公知の
個数不足検出装置の場合、上述した残り3つの近接セン
サはその検出すべき個々のシガレットパックの中央にそ
れぞれ位置付けられ、隣接する近接センサ間の間隔はシ
ガレットパックの横幅と同一に設定されている。それ
故、カートンの5個のパック列中、シガレットパックが
1個不足していたとしても、1つのシガレットパックが
隣接する2つの近接センサ間に跨るようにして位置ずれ
していると、これら2つの近接センサが同一のシガレッ
トパックを検出してしまい、その個数不足を正確に検出
できないことがある。
【0004】この発明は、上述した事情に基づいてなさ
れたもので、その目的とするところは、物品が不足して
いると、その個数不足を確実に検出することができる個
数不足検出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、この発明
によって達成され、請求項1の個数不足検出装置は、物
品列の搬送経路を挟んで配置され、その物品列が搬送経
路中の検査位置に到達し且つ物品列の両端に位置する物
品が正規の搬送ライン上にあるとき、これら両端の物品
をそれぞれ検出可能な一対の第1センサと、搬送経路の
近傍に位置し且つ搬送経路と直交する方向に間隔を存し
て配置され、物品列が検査位置に到達したとき、物品列
中の両端の物品を除く残りの物品を個々に検出可能な複
数の第2センサとを備え、これら第2センサは物品の横
幅よりも大きな間隔を存して配置されている。
【0006】請求項1の装置によれば、検査対象の物品
列中、1個の物品が不足していると、物品列中の物品が
どのように位置ずれしていても、第1及び第2センサの
1つは物品の検出が不能となり、そのセンサから個数不
足を示す信号が出力される。請求項2の個数不足検出装
置は、第2センサの検出感度域、つまり、物品の横幅方
向に関しての検出感度域が物品列中の物品の個数に応じ
て設定されている。請求項2の装置によれば、物品列中
の物品個数が増加すればする程、第2センサはその検出
感度域が小さく設定され、物品列中に個数不足が発生し
ていると、第1及び第2センサの何れかから個数不足を
示す信号が出力される。
【0007】請求項3の個数不足検出装置の場合、水平
な搬送経路上を搬送される上下2段の物品列を検査対象
とし、その検査位置にて、第1センサは上段の物品列レ
ベルに配置されているとともに、第2センサは上段の物
品列の直上に配置されている。請求項3の装置によれ
ば、上段の物品列中に物品の個数不足が発生している
と、第1及び第2センサの何れかから、その個数不足を
示す信号が出力される。
【0008】請求項4の個数不足検出装置の場合、包装
済みの物品列を検査対象とし、第1及び第2センサは近
接センサからなっている。この場合、第1及び第2セン
サは物品列の包装材を介して個々の物品の有無を検出す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、シガレットパ
ックの包装システムが概略的に示されており、この包装
システムはシガレットパックのカートン詰め包装又はパ
ーセル包装に共に使用することができる。なお、図1の
包装システムはカートン詰め包装に適用されている。
【0010】包装システムにおいて、シガレットパック
CPは5個ずつ2段に重ね合わされたパックブロックPB
としてカートン詰め機に向けて搬送経路上を搬送され、
このカートン詰め機にて、パックブロックPBはカート
ンブランクCBに包み込まれてカートンC0となる。な
お、カートンブランクCBは図示しない供給装置から供
給される。この後、カートンC0は外包機に向けて搬送
経路上を搬送され、この外包機にて反転されることで、
フィルムシートFsに包み込まれ、その包装が完成した
カートン製品C1となる。
【0011】カートン詰め機及び外包フィルム機のそれ
ぞれにて、カートンC0及びカートン製品C1内における
シガレットパックCPの個数不足が検査され、その検査
結果に基づき、不良のカートン製品C1は搬送経路から
排除され、良品のカートン製品C1のみが次工程に向け
て搬送される。図2はカートン詰め機2を示しており、
このカートン詰め機2は上述した搬送経路の一部を構成
する搬送ロアガイド4を備えている。搬送ロアガイド4
は水平に延び、その始端は上流側の搬送経路の近傍に位
置付けられている。なお、図1から明らかなように搬送
ロアガイド4と上流側の搬送経路とは互いに直交して配
置されている。搬送ロアガイド4の上方には搬送アッパ
ガイド6,8が水平に配置されており、これら搬送アッ
パガイド6,8は搬送方向に並び、搬送ロアガイド4と
の間にてパックブロックPBの搬送通路を形成してい
る。搬送アッパガイド6,8間には補給ホッパ10が設
けられており、この補給ホッパ10内には所定個数のカ
ートンCが予め蓄えられている。
【0012】搬送ロアガイド4の下方には左右一対の歯
付きタイミングベルト12が配置されており、各タイミ
ングベルト12は搬送ロアガイド4の両端部に配置され
た一対のギヤ14間に鉛直面内で掛け回され、その上側
のベルト部分が搬送ロアガイド4の直下を平行に延びて
いる。また、搬送ロアガイド4の下方には一対のタイミ
ングベルト12の外側にそれぞれ位置して左右一対の無
端状のタイミングベルト16が配置されており、各タイ
ミングベルト16また搬送ロアガイド4の両端側に配置
された一対のプーリ18間にタイミングベルト12と同
様にして掛け回され、その上側のベルト部分がタイミン
グベルト12側の対応する部分と同一のレベルを水平に
延びている。図2から明らかなように搬送ロアガイド4
の始端側に位置する一方のプーリ14,18は互いに同
軸にして配置され、他方のプーリ14,18は離間して
配置されている。タイミングベルト16の下側部分はガ
イドプーリ20を介して案内されており、このガイドプ
ーリ20は搬送ロアガイド4の終端側のプーリ14の下
方に配置されている。
【0013】タイミングベルト12側には多数のフロン
ト爪22が設けられており、これらフロント爪22は所
定の間隔を存して配置されている。詳しくは、フロント
爪22は左右のタイミングベルト12間に跨る爪軸に回
動付勢された状態で回転可能に取り付けられている。ま
た、タイミングベルト16側には多数のリア爪24が同
様にして設けられている。
【0014】タイミングベルト12,16が間欠的に同
期して一方向に走行されると、フロント爪22及びリア
爪24は前述した搬送通路内にその始端から順次進入
し、その際、カム機構の働きにより互いに対向した起立
姿勢に保持されて、パックブロックPBの受け取り及び
搬送のためのバケットを構成する。より詳しくは、図2
には1つのフロント爪22が搬送通路の始端から進入し
た直後の状態を示し、このときき、そのフロント爪22
は既に起立している。一方、このとき、搬送通路の始端
側にあるリア爪24は未だ搬送通路内に進入しておら
ず、その始端と前述した上流側の搬送経路の終端との間
に位置し、搬送ロアガイド4の延長部分を構成する状態
にある。
【0015】このような状態にあるとき、上流側の搬送
経路の終端に到達しているパックブロックPBは、供給
されたカートンブランクCBとともにプッシャ26によ
り搬送通路内に向けて送り込まれ、フロント爪22に当
接して受け止められる。この際、カートンブランクCB
はU字形に予め折り曲げらて搬送通路内に進入し、この
進入と同時に、その上側胴フラップ及び一方のインナサ
イドフラップが順次折り込まれる。この後、タイミング
ベルト12,16が次に間欠走行すると、搬送通路の始
端に位置していたリア爪24が起立して、その搬送通路
内に進入し、このリア爪24とフロント爪22との間に
カートンブランクCBを介してパックブロックPBが挟
持され、この際、リア爪24はカートンブランクCBの
下側胴フラップを折り上げ、その上側胴フラップに重ね
合わせる。この時点で、一組のフロント及びリア爪2
2,24はバケットを構成し、また、その位置にて、カ
ートンブランクCBの他方のインナサイドフラップが折
り込まれて、両方のインナサイドフラップに糊が塗布さ
れる。
【0016】この後、タイミングベルト12,16の走
行に伴い、バケットが次の位置まで間欠搬送されると、
その位置にて、カートンブランクCBのアウタサイドフ
ラップが折り上げられて、インナサイドフラップに接着
され、この時点で、カートン詰めが完了し、カートンC
0が形成される。上述した動作が繰り返されることによ
り、搬送通路内にパックブロックPBが順次送り込ま
れ、そして、そのパックブロックPBはバケット内にて
カートンC0に形成される。
【0017】搬送通路内をバケットが間欠的に搬送され
る際、各バケットは補給ホッパ10の直下に位置付けら
れ、このとき、そのバケット内が空であるとき、その空
のバケット内に補給ホッパ10内のカートンC0が供給
される。補給ホッパ10をバケットとともに通過したカ
ートンC0は、次の停止位置、即ち、検査位置にて個数
不足検出装置による検査を受け、この個数不足検出装置
の詳細は図3に示されている。
【0018】個数不足検出装置は、カートンC0の搬送
通路の両側に配置された一対の第1近接センサ28を備
えており、これら第1近接センサ28は搬送通路を挟ん
で対向している。第1近接センサ28と搬送通路内を搬
送されるカートンC0との間の間隔Dは、第1近接セン
サ28の検出感度距離に応じて設定されている。詳しく
は、第1近接センサ28は、カートンC0内のシガレッ
トパックの内包紙であるアルミ箔を検出する静電容量型
の変位センサであって、その検査位置に位置付けられた
カートンC0中、その両端のシガレットパックCpが正規
の位置にあるとき、つまり、カートンC0内にて位置ず
れを起こしていないとき、そのシガレットパックCpの
アルミ箔を検出してオン信号を出力する。これに対し、
その両端のシガレットパックCpが正規の位置からずれ
ている場合、第1近接センサ28はオフ信号を出力す
る。
【0019】前述した間隔Dを調整するため、各第1近
接センサ28は可動台30に固定されており、これら可
動台30はカートンC0の搬送通路に対して接離する方
向に移動可能となっている。ここで、図4から明らかな
ように一対の第1近接センサ28は、カートンC0内の
上段のシガレットパックCpのレベルに配置されてい
る。
【0020】また、個数検出装置は、検査位置の上方に
3個の第2近接センサ32を備えている。より詳しく
は、搬送通路を形成する搬送アッパガイド8上にはセン
サ取付プレート34が固定されており、このセンサ取付
プレート34には搬送通路を横断する方向に並ぶ3個の
アッパ開口36と、これらアッパ開口36よりもカート
ンC0の搬送方向下流側に位置する2つのアッパ開口3
8とが設けられている。これらアッパ開口38は、3つ
のアッパ開口36のうちで、その両端のアッパ開口開口
36側にそれぞれ位置付けられている。更に、搬送アッ
パガイド8には、中央のアッパ開口36を搬送通路内に
向けて開放するロア開口40と、このロア開口40の両
側に位置し、左右のアッパ開口36,38を共に搬送通
路内に向けて開放するロア開口42がそれぞれ形成され
ている。
【0021】センサ取付プレート34の個々のアッパ開
口32内には第2近接センサ32が下向きにして配置さ
れ、その第2近接センサ32はセンサプレート34に固
定されている。また、センサ取付プレート34の個々の
アッパ開口38内には第3近接センサ44が下向きにし
て配置され、これら第3近接センサ44もまたセンサ取
付プレート34に固定されている。従って、第2及び第
3近接センサ32,44はロア開口40及び42を通じ
て搬送通路内に臨んでいる。
【0022】図3から明らかなようにカートンC0が検
査位置に到達したとき、第2近接センサ32は、そのカ
ートンC0中の両端のシガレットパックCPを除く残りの
シガレットパックCPの上方にそれぞれ位置すべく位置
付けられ、また、第3近接センサ44はその残りのシガ
レットパックCPのうちで両端に位置するシガレットパ
ックCpの上方に位置すべく位置付けられている。
【0023】図3中、カートンC0内の個々のシガレッ
トパックCPは2点鎖線で示されており、また、第2及
び第3近接センサ32,44の検出感度域は破線のサー
クルAで示されている。また、図4においても、第1近
接センサ28の検出感度域を破線のサークルAで示して
ある。第2及び第3近接センサ32,44は第1近接セ
ンサ28と同様な静電容量型の変位センサからなり、前
述した検査位置にてカートンC0が停止されていると
き、そのカートンC0内の対応するシガレットパックC
P、即ち、その両端のシガレットパックCpを除く3つの
シガレットパックCpのうち、対応するシガレットパッ
クCpがその直下にあるとき、そのアルミ箔を検出し、
オン信号を出力する。即ち、検査位置にあるカートンC
0と第2及び第3近接センサ32,44との間の間隔
は、前述した間隔Dと同一に設定されている。
【0024】前述の説明から既に明らかなように3つの
第2近接センサ32は、搬送通路の横断方向に等間隔を
存して配置されており、その間隔X及び第1近接センサ
28と第2近接センサ32との間の距離Zは、個々のシ
ガレットパックCpの横幅Yよりも大に設定されてい
る。図5を参照すると、横幅Yに対する間隔X及び距離
Zの大小関係をより明確に理解することができる。な
お、図5中、第2近接センサ32はその検出感度域で示
されている。
【0025】第2近接センサ32の配置に関してより詳
細に説明すると、間隔X及び距離Zは横幅Yよりもそれ
ぞれ大となるように下式から求められている。 Z=Y+[{(L−Ns×AD−(NP−1)×Y−2×
D}/(Np−1)}+AD/2 X=(L−2Z)/(Ns−1) 但し、Ns=NP−2 ここで、LはシガレットパックCpの全長、Nsは第2
近接センサ32の個数、ADは第2近接センサ32の検
出感度域の直径、Npはカートン内の各段毎に詰め込ま
れるシガレットパックCpの個数、Dは第1近接センサ
28の検出感度域をそれぞれ示している。
【0026】シガレットバックCpの横幅Yが56mmで
ある10個詰めのカートンC0に適用した場合、L=2
84mm,AD=8mm,D=2mmに設定され、この場合、
Z=70mm,X=72mmとなる。なお、この場合、カー
トンC0の全長はカートンブランクCBの厚みを無視し
た場合、280mmとなる。第1〜第3近接センサ28,
32,44は図示しないコントローラに電気的に接続さ
れており、このコントローラは第1〜第3近接センサ2
8,32,44からの出力信号に基づき、カートンC0
内におけるシガレットパックCpの個数不足を検出する
ことができる。
【0027】即ち、上述した個数不足検査装置によれ
ば、カートンC0が間欠搬送されて検査位置に到達する
と、コントローラは、第1〜第3近接センサ28,3
2,44からの出力を取り込み、これらの出力に基づ
き、カートンC0内の上段に位置する個々のシガレット
パックCpの有無、即ち、その個数不足を判定する。具
体的には、カートンC0内の上段に5個のシガレットパ
ックCpが正常に詰め込まれていると、第1〜第3近接
センサ28,32,44の出力信号は総てオンとなり、
この場合、コントローラは上段のシガレットパックCp
の詰め込みが正常であると判定する。
【0028】しかしながら、上段のシガレットパックC
pのうちの少なくとも1個が不足した状況にあると、第
1及び第2近接センサ28,32の配置、並びに、その
検出感度距離及び検出感度域に基づき、第1及び第2近
接センサ28,32からの少なくとも1つの出力信号は
オフとなり、このオフ信号を受けてコントローラは、シ
ガレットパックCpの個数に不足が発生していると判定
する。即ち、シガレットパックCpが1個不足している
場合、図5に示されているようにその両端の2個のシガ
レットパックCpが第1近接センサ28によってそれぞ
れ検出される状況にあり、また、中央の2個のシガレッ
トパックCpが2個の第2近接センサ32により辛うじ
て検出可能な位置にその正規の位置からたとえずれてい
たとしても、残りの1個の第2近接センサ32に関して
は、その検出感度域にシガレットパックCpが侵入する
ことはなく、その残りの1個の第2近接センサ32の出
力はオフとなる。
【0029】この点、3個の第2近接センサ32がシガ
レットパックCpの横幅Yと同一の間隔を存し、且つ、
個々の第2近接センサ32が対応するシガレットパック
Cpの横幅中央にそれぞれ配置されている場合にあって
は、シガレットパックCpが1個不足していても、図6
から明らかなように第1及び第2近接センサ28,32
の出力信号が総てオンとなる状況が発生し、コントロー
ラはシガレットパックCpの個数不足を正確に検出でき
なくなる。
【0030】上述したようにコントローラによる個数不
足の判定は、カートンC0が検査位置にて、その間欠搬
送が停止しているときに実施される。つまり、図7に示
されるように検査位置にてバケットが停止状態された直
後から、そのバケットの間欠搬送が再開される間の期間
にて、コントローラは第1及び第2近接センサ28,3
2からの出力信号を取り込み、そして、これら出力信号
に基づきカートンC0内のシガレットパックCpの個数不
足を判定する。
【0031】一方、図7に示す第2近接センサ32の出
力に着目すると、カートンC0の間欠搬送中、カートン
C0内におけるシガレットパックCpの先端が第2近接セ
ンサ32の検出感度域Aを横切ると、この時点で、第2
近接センサ32からの出力はオンとなり、この状態は、
そのカートンC0が検査位置での停止状態から間欠搬送
されて、シガレットパックCpの後端が第2近接センサ
32の検出感度域Aから外れるまで継続する。それ故、
第2近接センサ32からの出力がオンとなるべき期間内
に第2近接センサ32からの何れかの出力が一時的にオ
フになると、コントローラはその個数不足に起因して、
例えば図8に示されているようにカートンC0内のシガ
レットパックCpの整列が乱れていると判定できる。
【0032】逆に、第2近接センサ32からの出力がオ
フなるべき期間中、その出力がオンになるような状況で
は、コントローラは図8中2点鎖線で示されているよう
にカートンC0からシガレットパックC0が突出し、その
カートン詰めが不良であると判定することができる。更
に、一実施例の個数不足検出装置の場合には第1及び第
2近接センサ28,32に加えて2つの第3近接センサ
44もまた備えられているので、左右の第2近接センサ
32の代わりに、第3近接センサ44を使用することに
より、横幅Yの異なるシガレットパックを詰め込んだカ
ートンに対して同様に適用することができる。
【0033】前述した外包機にも上述した個数不足検出
装置と同様な個数不足検出装置が組み込まれており、こ
の個数不足検出装置では、カートン詰め機側の個数不足
検出装置では検査されていないカートンC0内の下段側
のシガレットパックCpの個数不足が検出される。上述
の実施例の個数不足検出装置は、10個詰めのカートン
C0に適用されているが、この発明の個数不足検出装置
は8個詰め以上のカートンに適用することができ、例え
ば、図9及び図10には14個又は20詰めのカートン
C0に対する適用例がそれぞれ示されている。なお、図
9及び図10は、そのカートンC0内のシガレットパッ
クCpが1個不足した状態で示してある。
【0034】図9の14個詰めのカートンC0の場合、
L=396mm,AD=8mm,D=2mm,Y=56mmとする
と、間隔X及び距離Zは前述の式から、Z=64.67
mm,X=66.67mmに設定される。また、図10の2
0個詰めのカートンC0の場合、L=564mm,AD=4
mm,D=2mm,Y=56mmとすると、間隔X及び距離Z
は、Z=62.67mm,X=62.67mmに設定され
る。
【0035】上述の実施例は総てカートン内におけるシ
ガレットパックの個数不足を検出するようにしている
が、この発明の個数不足は例えば10個のシガレットパ
ックを包装紙により包んだパーセルに対しても同様に適
用可能である。即ち、図1に示した包装システムでは、
カートン詰め機にてパックブロックPBを単に間欠搬送
させ、そして、外包機にてフィルムシートの代わりに包
装紙を使用すれば、シガレットパックのパーセルが得ら
れる。この場合にも、カートン詰め機及び外包機の個数
不足検出装置にて、パックブロック及びパーセルに対す
る検査がそれぞれ行われる。
【0036】更に、この発明の個数不足検出装置はシガ
レットパックに限らず、種々の物品に対しても適用可能
であることは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,3の個
数不足検出装置は一対の離間対向した第1センサと、物
品の個数に応じた個数の第2センサとを備え、これら第
2センサを物品の横幅よりも大きな間隔を存して配置し
てあるから、物品列中の物品に個数不足が発生すると、
その個数不足を第1及び第2センサからの出力に基づき
確実に検出することができる。
【0038】請求項2の個数不足検出装置によれば、物
品列中の物品の個数に応じて第2センサの検査感度域が
設定されているので、第2近接センサの配置が容易とな
り、その個数不足の判定を正確に行うことができる。請
求項4の個数不足検出装置によれは、包装品内の物品の
個数不足をも検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カートン及びパーセル両用の包装システム内で
のパックブロックの流れを示した概略図である。
【図2】包装システム中のカートン詰め機を示した概略
側面図である。
【図3】カートン詰め機に組み込まれた個数不足検査装
置の平面図である。
【図4】第1近接センサの配置レベルを示した図であ
る。
【図5】10個詰めのカートンに適用した第1及び第2
近接センサの作用を説明するための図である。
【図6】実施例とは異なる第1及び第2近接センサのレ
イアウトを示した図である。
【図7】カートンの間欠搬送に対する第2近接センサの
出力との関係をしめたタイミングチャートである。
【図8】第2近接センサの他の作用を説明するための図
である。
【図9】14個詰めのカートンに適用した第1及び第2
近接センサの作用を説明するための図である。
【図10】20個詰めのカートンに適用した第1及び第
2近接センサの作用を説明するための図である。
【符号の説明】
8 搬送アッパガイド 28 第1近接センサ 30 可動台 32 第2近接センサ 34 センサ取付プレート 44 第3近接センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の横幅を有する複数の物品を互いに
    前記横幅方向に隣接させて得た物品列を、前記幅方向と
    は直交する搬送経路に沿って搬送し、この搬送過程にて
    前記物品列中の物品の個数不足を検出する個数不足検出
    装置において、 前記搬送経路を挟んで配置され、前記物品列が前記搬送
    経路中の検査位置に到達し且つ前記物品列の両端に位置
    する物品が正規の搬送ライン上にあるとき、これら両端
    の物品をそれぞれ検出可能な一対の第1センサと、 前記搬送経路の近傍に位置し且つ前記搬送経路と直交す
    る方向に間隔を存して配置され、前記物品列が前記検査
    位置に到達したとき、前記物品列中の両端の物品を除く
    残りの物品を個々に検出可能な複数の第2センサとを備
    え、 前記第2センサは、前記横幅よりも大きな間隔を存して
    配置されていることを隣接する個数不足検出装置。
  2. 【請求項2】 前記物品の横幅方向に関しての前記第2
    センサの検出感度域は前記物品列中の物品の個数に応じ
    て設定されていることを特徴とする請求項1に記載の個
    数不足検出装置。
  3. 【請求項3】 水平な搬送経路上を搬送される上下2段
    の物品列を検査対象とし、 前記検査位置にて、前記第1センサは上段の物品列レベ
    ルに配置されているとともに、前記第2センサは前記上
    段の物品列の直上に配置されていることを特徴とする請
    求項2に記載の個数不足検出装置。
  4. 【請求項4】 包装済みの物品列を検査対象とし、前記
    第1及び第2センサは近接センサであることを特徴する
    請求項3に記載の個数不足検出装置。
JP8169641A 1996-06-28 1996-06-28 個数不足検出装置 Pending JPH1016912A (ja)

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