JPH08133223A - カートン詰品の小箱の個数感知装置 - Google Patents

カートン詰品の小箱の個数感知装置

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JPH08133223A
JPH08133223A JP27895294A JP27895294A JPH08133223A JP H08133223 A JPH08133223 A JP H08133223A JP 27895294 A JP27895294 A JP 27895294A JP 27895294 A JP27895294 A JP 27895294A JP H08133223 A JPH08133223 A JP H08133223A
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嘉英 土屋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】品質検査等によって外包フィルムがはずされた
たばこ製品のカートン詰品を外包フィルム機で外包しす
る際に、小箱の個数不足を検出する。 【構成】カートン詰機から外包フィルム機にカートン詰
品を供給する水平搬送ガイドの上部に縦方向にカートン
詰品を供給するホッパーを設ける。カートン詰品cを小
箱bの5個列の2層の積層方向にホッパーで供給する。
ホッパーの周囲に5個の近接センサ5を配置し、2個の
近接センサ5を5個列の列方向端部の小箱に対面させ
る。3個の近接センサ5を5個列の中間の3個の小箱に
対面させる。近接センサ5で小箱のアルミ箔による静電
容量から小箱の位置ずれを検出し、個数不足を検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装材に金属箔が用い
られているたばこ製品の小箱10個をカートン詰めした
カートン詰品について、そのカートン詰品内の小箱の個
数不足を感知するカートン詰品の小箱の個数感知装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たばこ製造工場での包装工程はカ
ートン詰品包装装置により自動化されており、紙巻たば
こを包装した小箱としてのたばこ製品はカートン詰機に
供給され、このカートン詰機で5個づつ2層の10個を
まとめてカートン折込み部でカートン詰めされる。この
カートン詰機で形成されたカートン詰品は搬送ガイドに
順次繰り出されて外包フィルム機に供給され、この外包
フィルム機でカートン詰品にセロハン等の外包が施され
る。
【0003】ところで、たばこ製品の品質検査はカート
ン詰めして外包された製品について検査されるが、この
際、カートン詰品は外包フィルムが外され、カートンが
開けられて中のたばこ製品(小箱)が取り出される。そ
して、検査が終了したたばこ製品は再びカートン詰めし
て再度製品化される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように検
査で一旦取り出された製品は、手作業でカートン詰めさ
れるので、カートン詰品中の小箱の個数不足が生じるこ
とがあり、この個数不足を感知する必要がある。
【0005】ところで、このような再度カートン詰めさ
れたカートン詰品に対して、従来は別の専用機で外包フ
ィルム掛け作業を行っていたが、このようなフィルム掛
け作業をカートン詰品包装装置で行えると再製品化の作
業効率を高めることができる。そこで、このような場合
にカートン詰品中の小箱の個数不足を感知できるとカー
トン詰品としての製品の品質がより保証される。
【0006】なお、カートン詰品の小箱の個数不足を検
出するための感知器は従来から用いられており、従来
は、小箱の5個列が上下2段になる向きでカートン詰品
を水平に搬送し、この搬送路のカートン詰品の上下に対
面する位置にそれぞれ5個づつ計10個の近接センサを
配置し、この近接センサで小箱中の包装材の金属箔を静
電容量の変化等から検出するようにしている。しかし、
小箱の個数不足が発生しているカートン詰品中での小箱
の位置ずれ等があると、検出できない場合もあり、検出
精度の点で問題があった。
【0007】本発明は、包装材に金属箔が用いられてい
るたばこ製品の小箱10個をカートン詰めしたカートン
詰品について、そのカートン詰品内の小箱の個数不足を
精度高く感知することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになした本発明のカートン詰品の小箱の個数感知装置
は、たばこ製品の小箱の5個列を2層にして10個の小
箱をカートン詰めするようにしたカートン詰品について
該カートン詰品中の小箱の個数不足を検出するカートン
詰品の小箱の個数感知装置であって、前記カートン詰品
を前記小箱の積層方向に搬送する搬送路と、該搬送路に
面して配設され前記小箱が隣接しているか否かをそれぞ
れ感知する5つの近接センサとを備え、前記5つの近接
センサが、前記搬送路内を搬送されるカートン詰品に対
して、前記小箱の5個列の両端2個の列方向端部にそれ
ぞれ対面する2個の近接センサと、前記小箱の5個列の
中央3個にそれぞれ対面する3個の近接センサとで構成
されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明のカートン詰品の小箱の個数感知装置に
おいて、カートン詰品は小箱の積層方向に搬送され、こ
の搬送路に面して配設された5つの近接センサは例えば
静電容量の変化等から小箱が隣接しているか否かをそれ
ぞれ感知する。また、カートン詰品は搬送路により小箱
の積層方向に搬送されるので、近接センサは、5個列2
層の各層が通過するときのタイミングで感知することが
できる。
【0010】このとき、カートン詰品の本来5個列であ
る層内に1個の個数不足が有って両端2個の小箱の何れ
かに位置ずれが生じていると両端の2個の近接センサの
何れかで小箱が感知されなくなり個数不足を検出でき
る。また、両端2個の小箱が正しい位置にありその中間
で小箱に位置ずれが生じていると中間の3個の近接セン
サの何れかで小箱が感知されなくなり個数不足を検出で
きる。
【0011】
【実施例】図3は本発明実施例のカートン詰品の小箱の
個数感知装置を備えたカートン詰品包装装置における処
理工程を示す斜視図、図4は同カートン詰品包装装置の
一部破砕側面図、図5は図4のX−X矢視図であり、図
において、Aは紙巻たばこ20本詰めのたばこ製品を5
個づつ2層にして10個まとめてカートン詰めするカー
トン詰機、Bはカートン詰品をセロハンで外包する外包
機としての外包フィルム機である。
【0012】Cは品質検査等によって外包フィルムがは
ずされたカートン詰品を供給するためのカートン詰品供
給部、Dは個数不足のカートン詰品を排除するための排
除部、Eはカートン詰品供給部Cから供給されるカート
ン詰品を外包フィルム機B側に送りだす前送り部であ
る。
【0013】F1はカートン詰品をカートン詰機Aから
カートン詰品供給部Cの下部にガイドする第1搬送ガイ
ド、F2はカートン詰品をカートン詰品供給部Cの下部
から外包フィルム機Bにガイドする第2搬送ガイドであ
る。
【0014】Gは装置を駆動する駆動部、Hは表示部や
操作スイッチ等を備えた操作盤、Jはマイクロコンピュ
ータ等で構成された制御盤であり、操作盤Hは制御盤J
に接続され、制御盤Jは操作盤Hで操作された内容に従
って装置全体の制御を行う。
【0015】なお、この実施例におけるカートン詰品包
装装置は従来のカートン詰品包装装置を改良したもの
で、従来つながっていたカートン詰機Aと外包フィルム
機Bを、カートン詰品1個の幅だけ離し、その間に、カ
ートン詰品供給部Cと排除部Dを設けるとともに外包フ
ィルム機B側に前送り部Eを設けたものである。
【0016】カートン詰機Aは、カートン供給部A1、
たばこ製品供給部A2およびカートン折込み部A3を備
えており、図3に示したように、カートン供給部A1
は、図示しない保持台に重ねて充填されているカートン
束から1枚のカートンaを取り出してカートン折込み部
A3に垂直に供給し、たばこ製品供給部A2は、プッシ
ャ10によって10個のたばこ製品bをカートン折込み
部A3に供給する。
【0017】カートン折込み部A3の近傍にはプッシャ
20が配設されており、このプッシャ20は、カートン
折込み部A3に供給されるカートンaとたばこ製品bの
おのおのの供給方向と直角な方向に往復移動し、カート
ン折込み部A3の10個のたばこ製品bをカートンaに
押し当てて折込みガイド30(図4)内に挿入してカー
トンaの上下の面を折り曲げる。
【0018】そして、上記のようなカートン折込み部A
3へのカートンaとたばこ製品bの供給およびプッシャ
20の動作により、折込みガイド30内のカートンaお
よびたばこ製品bは順次前に押し出され、カートンaの
側面の折込み等の処理が施されてカートン詰品cとなっ
て第1搬送ガイドF1上を搬送さる。
【0019】外包フィルム機Bは、エレベータ部B1、
外包フィルム供給部B2部、包装部B3を備えており、
エレベータ部B1には、後述説明するようにカートン詰
品供給部Cのカートン詰品cまたはカートン詰機Aのカ
ートン詰品cが第2搬送ガイドF2を介して供給され
る。また、外包フィルム供給部B2は、ロール状のセロ
ハンd(図3)をカッタ40で切断して包装部B3に供
給する。
【0020】そして、エレベータ部B1は、プッシャ5
0(図4)を包装部B3側に上昇させてカートン詰品c
をセロハンdとともに押し上げ、包装部B3はセロハン
dの底部および側面の折込み等の処理を施してカートン
詰品のセロハン包装を完了して排出する。
【0021】カートン詰品供給部Cは、第2搬送ガイド
F2の第1搬送ガイドF1側の端部上方に第1および第
2搬送ガイドF1,F2と垂直に配設された実施例の個
数感知装置を構成する搬送路としてのホッパー1と、こ
のホッパー1の上部に取り付けられたカートン置台2を
備えており、品質検査等によって外包フィルムがはずさ
れたカートン詰品がカートン置台2に蓄えられ、このカ
ートン詰品はホッパー1を介して第2搬送ガイドF2に
供給される。
【0022】図6はホッパー部C1、排除部D、前送り
部Eおよび第1,第2搬送ガイドF1,F2の腰部を示
す側面図、図2はホッパー1、前送り部Eの一部および
第2搬送ガイドF2を示す一部破砕正面図である。
【0023】ホッパー部C1は、ホッパー1内のカート
ン詰品cを第2搬送ガイドF2へ供給する開閉装置3、
カートン詰品cをホッパー1内に保持する保持装置4、
および、後述説明するように実施例の個数感知装置を構
成する5つの近接センサ5を備えている。
【0024】ホッパー1は、水平断面形状がカートン詰
品cの最大面の形状より僅かに大きな矩形となる筒状に
なっており、前記カートン置台2上のカートン詰品が手
でホッパー1の上部に供給され、カートン詰品cはホッ
パー1内を下降してこのホッパー1内に段積みされて一
旦保持される。
【0025】開閉装置3はホッパー1の下端部両側面に
配設されており、それぞれ、垂直断面形状がL型のネイ
ル31を備えている。ネイル31は上辺を軸支され、こ
のネイル31の屈曲部にリンク32の一端が軸支される
とともにこのリンク32の他端がエアシリンダ33の駆
動軸に軸支されている。また、ネイル31の下面にはカ
ートン詰機Aから供給されたカートン詰品cの上蓋を押
さえるためのストッパ31aが取り付けられている。
【0026】そして、開閉装置3はエアシリンダ33の
駆動によりネイル31を図2の矢印のように回動し、
ネイル31の先端をホッパー1の下端内側に閉じた状態
でカートン詰品cを受け、ネイル31を外側に開いてカ
ートン詰品cを第2搬送ガイドF2上に落下させる。
【0027】また、保持装置4はホッパー1の両側面の
開閉装置3の上部に配設されており、それぞれ、ホッパ
ー1の側面に形成された矩形の穴1aに挿入された矩形
のブレーキ41を移動板42に取り付け、この移動板4
2をホッパー1の側面に立設されたピン43で水平方向
に慴動可能に保持するとともに、保持板42をエアシリ
ンダ44の駆動軸に固定して構成されている。
【0028】そして、保持装置4はエアシリンダ44の
駆動によりブレーキ41を図2の矢印のように移動し
て対向するブレーキ41の間隔を開閉し、ブレーキ41
をホッパー1の内側に閉じることによりホッパー1内の
カートン詰品cを押さえて保持し、ブレーキ41を開い
てカートン詰品cを開放する。なお、保持装置4は、ブ
レーキ41がホッパー1内のカートン詰品cのうち下か
ら2段目と3段目のカートン詰品cを保持するような位
置に設定されている。
【0029】以上の構成により、ホッパー部C1は、第
2搬送ガイドF2にカートン詰品cを供給するとき、ブ
レーキ41を閉じた状態で2段目および3段目のカート
ン詰品cを保持しながらネイル31を開き、ホッパー1
内のカートン詰品cの最下段の1個だけを落下させる。
そして、ネイル31を閉じた後、ブレーキ41を一旦開
き、ホッパー1内のカートン詰品cを1カートン分だけ
ネイル31上に下降させ、ブレーキ41を閉じてホッパ
ー1内にカートン詰品cを保持する。以上の動作を繰り
返すことにより、ホッパー1から第2搬送ガイドF2上
にカートン詰品cが1個づつ断続的に供給される。
【0030】近接センサ5は静電容量型の近接センサで
あり、ホッパー1の両側面に1個づつと正面に3個の計
5個がそれぞれホッパー1の下端から4段目の同じ高さ
の位置に取り付けられている。
【0031】ここで、前記のようにホッパー1でカート
ン詰品cが供給されるとき、カートン詰品cは図1の矢
印イで示した方向に搬送される。すなわち、矢印ロおよ
び矢印ハの方向にそれぞれ5個の小箱bが整列した5個
列の2層の積層方向に搬送される。
【0032】また、図2に示したように、保持装置4に
よりホッパー1内でカートン詰品cが保持されていると
き(停止しているとき)、近接センサ5はカートン詰品
cの下層の5個列の位置となるように設定されている。
そして、近接センサ5により、ホッパー1内でカートン
詰品cが保持されているとき下層の5個列についての個
数不足を検出し、ホッパー1内でカートン詰品cが1カ
ートン落下中に上層の5個列についての個数不足を検出
する。
【0033】すなわち、5個の近接センサでカートン内
小箱10個を対象にその有無を検査することができ、ま
た、5個中2個の近接センサをカートンの両サイド一に
設けたことで、個数不足によるカートン内での小箱のズ
レ、傾き等が発生した場合でも検出可能となる。
【0034】この実施例の近接センサ5は電界を利用し
て静電容量の変化から非接触で金属、非金属何れでも接
近を感知できる静電容量型の公知のセンサであるが、カ
ートン詰品内のたばこ製品(小箱)にはアルミ箔の包装
が用いられているので精度良く感知することができる。
なお、この実施例では近接センサ5のヘッド先頭から小
箱b内のアルミ箔までの距離が3ミリ以上と検出された
ときに個数不足と判定する。
【0035】図6に示したように、排除部Dは第1搬送
ガイドF1と第2搬送ガイドF2との間に配設された排
除プレート6と、この排除プレート6を回動するエアシ
リンダ7、排除プレート6の上方に配設された排除プッ
シャ8および排除プッシャ8を図6の矢印のように上
下動させるエアシリンダ9を備えている。
【0036】排除プレート6は第1搬送ガイドF1の下
部に一端を軸支された支持板6aに固定され、支持板6
aは回動軸の端部に固定された回動アーム6bおよびリ
ンク6cを介してエアシリンダ7の駆動軸に連結されて
おり、エアシリンダ7の駆動により排除プレート6は図
6の矢印のように回動される。
【0037】以上の構成により、排除部Dは、ホッパー
1からカートン詰品cを供給する際にカートン詰機Aか
ら第1搬送ガイドF1へのカートン詰品cの送り動作が
停止すると、排除プレート6を下に回動するとともに排
除プッシャ8を下降させて排除プレート6上のカートン
詰品cを下方に排除する。これによって、ホッパー1か
ら供給するカートン詰品cの供給位置を確保する。
【0038】また、排除部Dは、ホッパー1から供給さ
れるカートン詰品cのうち、近接センサ5で個数不足が
検出されると、後述説明する前送り部Eの動作でこの排
除すべきカートン詰品cが排除プレート6上に来たとき
に前記同様に排除動作を行う。
【0039】前送り部Eは、ホッパー1から供給される
カートン詰品cを外包フィルム機B側に送りだすための
前送りプッシャ11、前送りプッシャ11を駆動する前
送りプッシャシリンダ12および前送りプッシャ11を
上下動させるための昇降用シリンダ13を備えている。
【0040】前送りプッシャ11は、排除プレート6と
第2搬送ガイドF2に形成された2列の切欠き部gから
二股の板を垂直に突出させた状態で配設されており、そ
の下端が前送りプッシャシリンダ12の駆動軸に固定さ
れている。また、前送りプッシャシリンダ12は、駆動
軸と反対側の端部が第2搬送ガイドF2の終端部裏面に
軸支されるとともに、前送りプッシャ11側の端部がリ
ンク12aに軸支され、このリンク12aは昇降用シリ
ンダ13の駆動軸に軸支されている。
【0041】以上の構成により、前送りプッシャ11は
前送りプッシャシリンダ12の駆動により図6の矢印
,のように往復移動され、前送りプッシャシリンダ
12は昇降用シリンダ13の駆動により図6の矢印の
ように回動される。
【0042】前送りプッシャシリンダ12は駆動軸の位
置を検出する位置センサ12bを3か所に備えており、
これらの位置センサ12bの検出信号と制御状態に応じ
て、前送りプッシャ11は、前進端(図6の「I」の位
置)、排除位置(図6の「II」の位置)および後退端
(図6の「III 」の位置)で停止される。なお、以後の
説明では、前送りプッシャ11が外包フィルム機B側に
移動する状態を「前進」、カートン詰機A側に移動する
状態を「後退」という。
【0043】駆動部Gは、駆動源としてのモータ14、
モータ14の駆動軸と外包フィルム機Bの主軸B4とを
所定の回転比で連結するタイミングベルト15、外包フ
ィルム機Bの主軸B4に取り付けられたシングルポジシ
ョンクラッチ16およびモータ14の駆動軸から外包フ
ィルム機Bのサイクル動作のタイミングを検出するエン
コーダ17を備えている。また、カートン詰機Aの主軸
A4は自在継手18を介してシングルポジションクラッ
チ16に連結されている。
【0044】以上の構成により、カートン詰機Aからの
カートン詰品cを外包フィルム機Bに供給する通常の動
作を行うときには、シングルポジションクラッチ16は
接続されてモータ14によってカートン詰機Aと外包フ
ィルム機Bとが同期して動作する。
【0045】一方、カートン詰品供給部Cからのカート
ン詰品cを外包フィルム機Bに供給するときには、シン
グルポジションクラッチ16が切り離されてカートン詰
機Aは停止し、モータ14によって外包フィルム機Bだ
けが動作し、制御盤Jの制御に基づいて、カートン詰品
供給部C、前送り部Eはエンコーダ17で検出される外
包フィルム機Bのサイクル動作のタイミングに合わせて
動作する。
【0046】図7は外包フィルム機Bに供給するカート
ン詰品の供給元をカートン詰機Aからカートン詰品供給
部Cに切り換える切換え動作と供給準備工程を説明する
図、図8はカートン詰品供給部Cからの供給サイクルを
説明する図、図9は個数不足のカートン詰品の排除動作
を説明する図であり、制御盤Jは、図7〜図9のような
動作を行うように各部を制御する。
【0047】先ず、図7(A) に示したように、カートン
詰機Aからのカートン詰品cを外包フィルム機Bに供給
しているときは排除プレート6を第1搬送ガイドF1と
第2搬送ガイドF2の同レベルとなるように水平にし、
前送りプッシャ11を前進端で第2搬送ガイドF2の下
に下降しておく。
【0048】そして、この状態で、カートン詰機Aから
のカートン詰品cの供給動作を行うとともに、この供給
動作の1サイクルで外包フィルム機Bのエレベータ部B
1のプッシャ50が1回の昇降動作を行い、カートン詰
品cが順次供給される。なお、外包フィルム機Bのエレ
ベータ部B1のプッシャ50の動作はカートン詰品供給
部Cからカートン詰品cを供給するように切り換えられ
たときも同様に動作する。
【0049】次に、カートン詰品cの供給元をカートン
詰機Aからカートン詰品供給部Cに切り換えるときは、
操作盤Hで所定の操作が行われると、図示しない本体の
モータを停止してカートン詰機Aと外包フィルム機Bの
動作を止め、シングルポジションクラッチ16を切り離
す。このとき、図7(A) に示したように、第1搬送ガイ
ドF1、排除プレート6および第2搬送ガイドF2上に
はカートン詰品cが連続して配置されている。
【0050】そして、操作盤Hで所定の操作が行われる
と、先ず、図7(B) に示したように、排除プッシャ8と
排除プレート6でカートン詰品cを1個排除し、図7
(C) に示したように、前送りプッシャ11を後退させ、
さらに図7(D) に示したように、前送りプッシャ11を
排除プレート6の切欠き部gから上昇させる。
【0051】次に、クラッチ19を接続してモータ14
を駆動して外包フィルム機Bを動作させ、外包フィルム
機Bのエレベータ部B1のプッシャ50の下降が完了す
ると、図7(E) に示したように、前送りプッシャ11を
前進させてカートン詰品cを1個分送り出し、前送りプ
ッシャ11をこの状態にしてカートン詰品供給部Cのホ
ッパー1からカートン詰品cを落下して前送りプッシャ
11の後退端側に供給する。次に、図7(F) ,(G) に示
したように、前送りプッシャ11を下降してそのまま後
退させ、図7(H) に示したように、前送りプッシャ11
を排除プレート6の切欠き部gから上昇させる。
【0052】以上の動作により、カートン詰品供給部C
から最初のカートン詰品cが1個供給されるが、この初
回の動作では、図7(E) のようにカートン詰機Aから第
2搬送ガイド上に供給された最後のカートン詰品cを前
送りプッシャ11が押している間にホッパー1からカー
トン詰品cを供給するようにしている。
【0053】これは、カートン詰機Aで形成されたカー
トン詰品cはカートンaが折り曲げられた直後でその糊
付け部が乾燥しきっていないためであり、上記の動作に
より次にホッパー1からカートン詰品cが供給されるま
で前送りプッシャ11で糊付け部を押さえておくことが
できる。
【0054】次に、図7(H) の状態から、図8(A) に示
したように、前送りプッシャ11を前進させてカートン
詰品cを1個分送り出し、さらに、図8(B) に示したよ
うに、前送りプッシャ11を後退させ、図8(C) に示し
たように、ホッパー1からカートン詰品cを落下供給す
る。以下同様に、図8(A) →図8(B) →図8(C) の順で
動作を繰り返してホッパー1からカートン詰品cを順次
供給する。
【0055】さらに、このホッパー1からカートン詰品
cを供給している間に近接センサ5で個数不足が検出さ
れると、制御盤Jの制御により動作が切り換わり、図9
に示したように排除動作を行う。
【0056】すなわち、図9(A) に示したように、個数
不足のカートン詰品c′がホッパー1の下端に来たとき
に、前送りプッシャ11を一つ前のカートン詰品cを送
り出した位置で停止して待機させ、図9(B) に示したよ
うに、個数不足のカートン詰品c′を落下供給する。次
に、図9(C) に示したように、前送りプッシャ11を排
除位置(図6の「II」の位置)まで後退させ、排除プレ
ート6を下に回動するとともに排除プッシャ8を下降さ
せて排除プレート6上の個数不足のカートン詰品c′を
下方に排除する。そして、この排除動作が完了すると、
図8(B) の状態から供給動作を再開する。
【0057】以上のように、この実施例では、品質検査
等で生じた外包フィルムを外したカートン詰品をカート
ン置台2からホッパー1に供給することにより、自動的
に外包フィルム機に搬送し、従来同様の外包フィルム機
の動作で外包フィルム掛け作業を行うようにし、このカ
ートン詰品を小箱の積層方向に搬送するホッパー1に近
接センサを5つ配設して小箱の個数不足を検出するよう
にしている。
【0058】なお、カートン詰品を小箱の積層方向に搬
送する搬送路であればどの工程でも本発明を適用できる
ことはいうまでもない。
【0059】また、上記の実施例では、近接センサとし
て静電容量型のセンサを用いているが、磁界を利用して
アルミ箔部分に生じる誘導電流の磁束等から非接触で金
属体を検出するものなど他の公知のセンサを用いること
もできる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明のカートン詰
品の小箱の個数感知装置によれば、たばこ製品の小箱の
5個列を2層にして10個の小箱をカートン詰めするよ
うにしたカートン詰品を小箱の積層方向に搬送するよう
にし、この搬送路に面して5つの近接センサを配設し、
搬送路内を搬送されるカートン詰品に対して、小箱の5
個列の両端2個の列方向端部にそれぞれ対面する2個の
近接センサと、前記小箱の5個列の中央3個にそれぞれ
対面する3個の近接センサとで小箱の個数不足を検出す
るようにしたので、カートン詰品の本来5個列である層
内に1個の個数不足が有って両端2個の小箱の何れかに
位置ずれが生じていると両端の2個の近接センサの何れ
かで小箱が感知されなくなり個数不足を検出でき、ま
た、両端2個の小箱が正しい位置にありその中間で小箱
に位置ずれが生じていると中間の3個の近接センサの何
れかで小箱が感知されなくなり、個数不足を検出でき
る。したがって、カートン詰品内の小箱の個数不足を精
度高く感知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例におけるカートン詰品の搬送方向
と近接センサの位置関係を示す図である。
【図2】本発明実施例におけるホッパー、前送り部の一
部および第2搬送ガイドを示す一部破砕正面図である。
【図3】本発明実施例のカートン詰品包装装置における
処理工程を示す斜視図である。
【図4】同カートン詰品包装装置の一部破砕側面図であ
る。
【図5】図4のX−X矢視図である。
【図6】本発明実施例におけるホッパー部、排除部、前
送り部および第1,第2の搬送ガイドの要部を示す図で
ある。
【図7】本発明実施例におけるカートン詰品供給元の切
換え動作と供給準備工程を説明する図である。
【図8】本発明実施例におけるカートン詰品供給部から
の供給サイクルを説明する図である。
【図9】本発明実施例における個数不足のカートン詰品
の排除動作を説明する図である。
【符号の説明】
1…ホッパー、5…近接センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 たばこ製品の小箱の5個列を2層にして
    10個の小箱をカートン詰めするようにしたカートン詰
    品について該カートン詰品中の小箱の個数不足を検出す
    るカートン詰品の小箱の個数感知装置であって、 前記カートン詰品を前記小箱の積層方向に搬送する搬送
    路と、該搬送路に面して配設され前記小箱が隣接してい
    るか否かをそれぞれ感知する5つの近接センサとを備
    え、 前記5つの近接センサが、前記搬送路内を搬送されるカ
    ートン詰品に対して、前記小箱の5個列の両端2個の列
    方向端部にそれぞれ対面する2個の近接センサと、前記
    小箱の5個列の中央3個にそれぞれ対面する3個の近接
    センサとで構成されていることを特徴とするカートン詰
    品の小箱の個数感知装置。
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