JPH10167502A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH10167502A
JPH10167502A JP8340501A JP34050196A JPH10167502A JP H10167502 A JPH10167502 A JP H10167502A JP 8340501 A JP8340501 A JP 8340501A JP 34050196 A JP34050196 A JP 34050196A JP H10167502 A JPH10167502 A JP H10167502A
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JP
Japan
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sheet
feeding
sheet material
roller
recording paper
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JP8340501A
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Fumihiko Nakamura
中村  文彦
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート材積載台8上に積層状に載置したシー
ト材Sを、これに所定圧で当接させた給送部材14と分
離部材15からなる分離給送手段で一枚分離給送させる
自動給紙装置に於いて、ジャム解除を容易化する、シー
ト材の突込み重送をなくす等。 【解決手段】 給紙動作途中であっても、シート材積載
台8を、載置シート材Sの給送部材14に対する当接を
解除する方向に押圧すると、これに連係して給送部材1
4と分離部材15が離間するよう構成したこと、給送部
材14よりシート材搬送方向下流側に給送部材に対向
し、かつ給送部材を押圧する搬送補助部材16を設けて
いること、シート材搬送路に突入・回避自在に移動可能
なシート材連れ重送阻止部材17を有すること等。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザー
ビームプリンター、インクジェットプリンター、ファク
シミリ等の画像形成装置、その他のシート材使用装置に
装備させるシート材給紙装置に関する。
【0002】より詳しくは、シート材積載台上に積層状
に載置したシート材を、これに所定圧で当接させた給送
部材と分離部材からなる分離給送手段で一枚分離給送さ
せる自動給紙装置に関する。
【0003】シート材は、例えば、転写材、記録紙、印
刷紙、OHP用紙、原稿、封筒、葉書、カード、フィル
ム等である。材質は紙に限らず、プラスチック、金属、
布等であってもよい。
【0004】
【従来の技術】例えば特公平3−6101号公報等に於
いて、摩擦分離方式を使用した給紙装置に、シート重送
防止に効果があるシート停止部材を設けた装置の提案が
されている。該給紙装置は、要約すれば、シート停止部
材が、分離ベルト部と分離部とが圧接している際には、
シートの分離搬送を妨げない位置に待避しており、分離
部と給紙部が離間している際には分離搬送しているシー
ト以外のシートの搬送を阻止する位置に移動し、分離後
のシートを搬送させる対向ローラが給送部材に押圧して
いる給紙装置である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この装
置に於いては、搬送分離ベルト部に対して分離部を離間
している時、シート停止部材がシート搬送路を遮る位置
から、搬送分離ベルト部に対して分離部を圧接すると同
時にシート停止部材がシート搬送路を解除する位置に移
動してしまうため、分離部にシート束が一気に到達する
場合が発生してしまい、そのために重送(突込み重
送)、シート先端折れ、ひどい場合にはシート先端破損
等の品質不良があり、分離性能が不安定であった。
【0006】また搬送分離ベルト部に対して分離部を離
間させているため、シート停止部材が搬送分離ベルト部
に接触するまでにしか伸ばせない。また摩擦分離を使用
しているので摩擦分離特有のシート同士の摩擦による静
電気が発生してしまい、特に低湿環境下(例えば、日本
では冬)ではそれが顕著に発生し、搬送分離ベルト部に
対して分離部を離間させると同時に、分離搬送中のシー
トに次以下のシート2〜3枚が張り付いてしまう。その
ため分離搬送中のシートの搬送路を確保して、次以下の
シートの搬送を妨げるにはシート停止部材と搬送分離ベ
ルト部との間にはシート1枚分のみの隙間を設けなくて
はならなかった。そのためシートの種類によっては厚み
が色々と異なるので、前述シート1枚分のみの隙間を確
保することが難しいものであった。
【0007】そのため前述隙間を厚みの薄い記録シート
に合わせてしまうと、前述隙間以上の厚みの厚いシート
の搬送に於いてはシートの搬送負荷になり、また著しい
場合にはシートがシート停止部材と搬送分離ベルト部と
の間で停止してしまいシートの搬送不良になってしまっ
た。
【0008】また前述隙間を厚いシートに合わせてしま
うと、前述隙間以上の厚みの薄いシートの搬送に於いて
前述静電気によるシート同士の張り付きには、シートの
連れ重送を阻止することが出来なくなってしまった。
【0009】また、前述搬送分離ベルト部に対して分離
部を離間させているため、シート停止部材が搬送分離ベ
ルト部に接触するまでにしか伸ばせないとしたが、搬送
分離ベルト部にオーバーラップするまでシート停止部材
を突入させると、シートがシート搬送方向に直交する方
向に波形状のようにゆがんで搬送されることになってし
まう。これは、前述搬送分離ベルト部とシート停止部材
とで形成しているシート搬送路が記録シート厚み方向に
櫛歯状となるためである。そのためシートの搬送負荷に
なり、またシートが波打ったものとなってしまい、著し
くは曲がったりしてしまう。
【0010】また、シートがジャム(JAM)したとき
には、給送部材と対向押圧している搬送ローラとの間に
ジャムシートが挟まれている場合には、該ジャムシート
を容易に引き抜くことは出来ないため、無理に該ジャム
シートを引き抜いてしまうと、該シートが破れてしま
い、装置内から破れたシートを取り出すことが大変難し
く、またそのままにした状態で給紙動作を行うと、破れ
たシートが搬送経路を塞いでしまい、次々にジャムを発
生させてしまった。
【0011】本発明は上記のような問題点を解消した給
紙装置、即ち、a)ユーザーにおけるシートの継足し補
給及びセットの操作性を向上した、b)シートの突込み
重送や不送り等の搬送不良やシートの先端折れや先端破
損がない、c)シートのジャム処理を容易に行うことが
できるようにした、d)ユーザーにとっての使い勝手が
良く、より低コストで、品質をより向上させた、給紙装
置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする給紙装置である。
【0013】(1)シート材積載台上に積層状に載置し
たシート材を、これに所定圧で当接させた給送部材と分
離部材からなる分離給送手段で一枚分離給送させる自動
給紙装置に於いて、前記分離給送手段の給送部材と分離
部材との当接圧を解除する手段と、前記シート材積載台
は載置シート材を所定圧で前記分離給送手段の給送部材
に当接させるように付勢され、該シート材積載台による
載置シート材の前記給送部材に対する当接を解除する手
段とを有し、給紙動作途中であっても、前記シート材積
載台を、載置シート材の前記給送部材に対する当接を解
除する方向に押圧すると、これに連係して前記給送部材
と分離部材が離間するよう構成した給紙装置。
【0014】(2)前記シート材積載台は、前記押圧動
作により、シート材積載位置よりも前記給送部材から離
れる方向に回転可能に支持されている(1)に記載の給
紙装置。
【0015】(3)前記給送部材よりシート材搬送方向
下流側に該給送部材に対向し、かつ該給送部材を押圧す
る搬送補助部材を設けている(1)または(2)に記載
の給紙装置。
【0016】(4)前記搬送補助部材は、前記シート材
積載台の前記押圧動作により、前記給送部材より離間す
るよう構成している(3)に記載の給紙装置。
【0017】(5)前記給送部材は給送ローラであり、
前記分離部材は分離ローラであり、前記搬送補助部材は
補助コロである(1)ないし(4)のいずれか1つに記
載の給紙装置。
【0018】(6)前記給送部材としての給紙ローラを
半月形状にすることで、該給紙ローラに対する前記分離
部材としての分離ローラとの当接の解除を行うことを特
徴とした(5)に記載の給紙装置。
【0019】(7)シート材搬送路に突入・回避自在に
移動可能なシート材連れ重送阻止部材を有する(1)な
いし(6)のいずれか1つに記載の給紙装置。
【0020】(8)前記シート材連れ重送阻止部材の前
記シート材搬送路に突入している位置は、前記シート材
積載台上に積層状に載置したシート材の先端突き当て部
と略同一面である(7)に記載の給紙装置。
【0021】(9)前記シート材連れ重送阻止部材の前
記シート材搬送路より待避している位置は、前記分離給
送手段よりも前記シート材給送方向下流側で、かつシー
ト材搬送ガイド面より突出していない位置である(7)
に記載の給紙装置。
【0022】(10)前記シート材積載台上の載置シー
ト材が前記給送部材に対して当接してから、前記分離給
送手段の給送部材と分離部材とが当接するまでの間は、
前記シート材連れ重送阻止部材は前記シート材搬送路に
突入している位置である(7)に記載の給紙装置。
【0023】(11)前記シート材積載台は、該シート
材積載台上に積層状に載置した前記シート材の先端が、
自重で前記分離給送手段近傍まで載置されるよう設置面
に対して角度を持って設けてあることを特徴とした
(1)ないし(10)のいずれか1つに記載の給紙装
置。
【0024】〈作 用〉 a)給紙動作途中であっても、シート材積載台を、載置
シート材の給送部材に対する当接を解除する方向に押圧
すると、これに連係して給送部材と分離部材が離間する
よう構成したことで、ジャム処理時はシート材積載台を
押圧して給送部材と分離部材とを離間させてその間に挟
まれたジャムシート材を何の負荷もなく容易に装置外へ
引き抜き除去することができる。即ち、シート材のジャ
ム処理を容易に行うことができ、シート材の破損や、シ
ート材の破損に起因するシート材搬送不良トラブルの発
生を防止できる。
【0025】b)シート材積載台は、押圧動作により、
シート材積載位置よりも給送部材から離れる方向に回転
可能に支持されていることで、ジャム処理時以外の通常
状態では分離部材は給送部材に対向押圧しシート材分離
動作を確実に行うことが出来る。
【0026】c)給送部材よりシート材搬送方向下流側
に該給送部材に対向し、かつ該給送部材を押圧する搬送
補助部材を設けていることで、分離後のシート材の搬送
をより安定・確実に行うことが出来る。
【0027】d)搬送補助部材は、シート材積載台の押
圧動作により、給送部材より離間するよう構成している
ことで、前記a)の給送部材と分離部材の場合と同様に
ジャム処理時はシート材積載台を押圧して給送部材と搬
送補助部材とを離間させてその間に挟まれたジャムシー
ト材を何の負荷もなく容易に装置外へ引き抜き除去する
ことができる。
【0028】e)給送部材としての給紙ローラを半月形
状にして、該給紙ローラに対する分離部材としての分離
ローラとの当接の解除を行うことで、装置の構成を簡単
にし、かつコスト低下が出来る。
【0029】f)シート材搬送路に突入・回避自在に移
動可能なシート材連れ重送阻止部材を有することで、離
間した分離部におけるシート材の連れ重送の発生を阻止
することが出来る。
【0030】g)シート材連れ重送阻止部材のシート材
搬送路に突入している位置は、シート材積載台上に積層
状に載置したシート材の先端突き当て部と略同一面であ
ることで、シート材積載台に対するシート材の継足し補
給やセットに対して、分離部へのシート材の突っ込み防
止にもなり、シート材の突込み重送等の搬送不良を防ぐ
ことが出来る。
【0031】h)シート材連れ重送阻止部材のシート材
搬送路より待避している位置は、分離給送手段よりもシ
ート材給送方向下流側で、かつシート材搬送ガイド面よ
り突出していない位置であることで、分離搬送中のシー
ト材の先端がシート材連れ重送阻止部材に引っ掛かる等
の不送りやジャム発生等の搬送不良を防ぐことが出来
る。
【0032】i)シート材積載台上の載置シート材が給
送部材に対して当接してから、分離給送手段の給送部材
と分離部材とが当接するまでの間は、シート材連れ重送
阻止部材はシート材搬送路に突入している位置であるこ
とで、より確実にシート材の先端が搬送力の持たない分
離部へ搬送されなくなり、シート材の先端折れや先端破
損等の品質不良、及び搬送不良をなくすことが出来る。
【0033】j)シート材積載台は、該シート材積載台
上に積層状に載置したシート材の先端が、自重で前記分
離給送手段近傍まで載置されるよう設置面に対して角度
を持って設けてあることで、シート材の先端を給紙部ま
で押し込む後端規制ガイドを設けることなく装置を構成
することが出来、装置の構成を簡単にし、かつコスト低
下が出来る。
【0034】
【発明の実施の形態】図1は本発明に従う給紙装置を具
備させた画像形成装置の一例としてのファクシミリ装置
の外観斜視模型図である。図2は該装置の内部機構の概
略を示す縦断側面模型図、図3は該装置の制御系のブロ
ック図である。
【0035】(1)本例のファクシミリ装置の全体的概
略構成 図1において、1は装置外装筐(本体カバー)、2は該
装置外装筐の前面カバー部、3と4はこの前面カバー部
2面の上部と下部に具備させた横長スリット状の原稿排
紙口と記録紙排紙口である。前面カバー部2は図2の2
点鎖線示のように下辺側のヒンジ部(不図示)を中心に
手前側に倒し開くことで装置の前面側を大きく開放でき
る開閉扉板としてある。
【0036】5は装置の上部に配設した操作盤部(操作
部)であり、送信操作、コピー操作、スキャナー操作等
の操作を行なうためのものである。各種操作に応じたキ
ーや押しボタン類、表示器類等が設けられている。この
操作盤部5は図2の2点鎖線示のように手前側のヒンジ
部(不図示)を中心に起こし開くことで後述する読取系
Aの原稿搬送路を大きく開放できるようにしてある。
【0037】6は装置の一方側サイドに配設した電話機
のハンドセット(送受話器)、7と8は装置の背面側に
上下に配設した原稿トレーと記録紙トレーである。8a
は引き出し・格納可能な記録紙補助トレーである。
【0038】図2において、Aは原稿の画像情報を光電
読取する読取系の総括符号、Bは記録紙を一枚分離給送
する給紙系(給紙装置)の総括符号、Cは記録紙に画像
情報を記録する記録系の総括符号である。
【0039】a)読取系A 本例装置において、読取系Aは装置内の上部で、前記操
作盤部5の下側に配置してあり、前下がりの傾斜姿勢に
配設した原稿トレー7、上下の原稿搬送ガイド9a・9
b、分離ローラ10、摩擦片11、光電読取ユニット1
2(本例ではコンタクトセンサ(CS)を使用)、給送
ローラ13等よりなる。
【0040】原稿Oを画像面側を下向きにして1枚ある
いは複数枚重ねて原稿トレー7上に載置し、その原稿の
先端側を装置内に挿入して分離ローラ10と該分離ロー
ラ10の上側に押圧付勢させた摩擦片11とが成すくさ
び形状のニップ入口部に位置させてセットする。
【0041】原稿読取開始信号に基づいて、分離ローラ
10が不図示の駆動系により原稿送り方向に所定の周速
度で回転駆動され、この回転分離ローラ10と摩擦片1
1との協動により、上記セット原稿Oの一番下の原稿の
みが1枚分離されて分離ローラ10と摩擦片11とのニ
ップ部を通り、ガイド9a・9bに案内されて、光電読
取ユニット12と給送ローラ13のニップ部(読取部)
に給送される。摩擦片11は複数枚ある原稿を1枚ずつ
捌く作用をする。
【0042】光電読取ユニット12は付勢ばね12aに
より押し上げ付勢して光電読取面を給送ローラ13の下
面に当接させてある。給送ローラ13は白色のローラと
して構成して読取り白地を兼ねさせてある。
【0043】給送ローラ13は原稿読取開始信号に基づ
いて不図示の駆動系により原稿送り方向に所定の周速度
で回転駆動される。分離ローラ10・摩擦片11で一枚
分離給送された原稿は光電読取ユニット12と給送ロー
ラ13のニップ部に進入して、給送ローラ13により光
電読取ユニット12の光電読取面に画像面側である下面
側が密着摺動しながら搬送されていく。この過程におい
て光電読取ユニット12により原稿の画像情報が順次に
光電読取される。光電読取ユニット12は原稿に光を照
射し、その照射光の原稿面反射光を電気信号(時系列電
気デジタル画信号)に変換する。
【0044】この光電読取ユニット12により光電読取
された原稿の画信号が、操作モードに応じて、他機(相
手方ファクシミリ装置)に伝送される、あるいはコピー
のために自己の記録系Cに伝送される。
【0045】画像情報読取済みの原稿は前面カバー部2
面の上部の原稿排紙口3から装置手前側に排紙されて不
図示の原稿排紙トレーに受け入れられる。
【0046】原稿トレー7上の複数枚のセット原稿Oは
上記のようにして下のものから順次に一枚分離給送さ
れ、光電読取され、原稿排紙口3から原稿排紙トレーに
排紙積載される。
【0047】読取系Aの原稿搬送路で原稿ジャムを生じ
たときは、操作盤部5を図2の2点鎖線示のように起こ
し開くことで読取系Aの原稿搬送路が大きく開放されて
ジャム原稿を容易に取り出すことができる。
【0048】b)給紙系B 給紙系Bは本発明に従って構成された給紙装置であり、
これについては後記(2)項で詳述するので、ここでは
簡単に説明する。
【0049】本例装置において、給紙系Bは装置内の後
部に配置してあり、シート材(記録紙、記録シート)積
載台としての前下がりの傾斜姿勢で配設した記録紙トレ
ー8、記録紙給送部材としての給紙ローラ14(本例は
半月形状ローラ)、記録紙分離部材としての摩擦分離ロ
ーラ15、記録紙搬送補助部材としての補助コロ16、
記録紙重送阻止部材としての記録紙戻しレバー17等よ
りなる。
【0050】記録紙トレー8は上下揺動型のシート材積
載台(圧板)でり、装置の背面側に前下がりの傾斜姿勢
で配設した固定台板18の上側に後辺側をヒンジ部8b
を中心に上下揺動自由に配設し、該記録紙トレー8と固
定台板18との間に介在させた付勢ばね19によりヒン
ジ部8bを中心に常時押し上げ付勢させてある。
【0051】記録紙補助トレー8aは記録紙トレー8と
台板18の間に格納され、引き出すことで記録紙トレー
8を延長拡張状態にすることができる。
【0052】記録紙Sは本例ではB4またはA4サイズ
にカットされた普通紙を用いており、記録紙トレー8
と、必要に応じて引き出した記録紙補助トレー8aとの
上に、装置背面カバー20に設けてある記録紙高さ規制
板21で規制される所定に限られた最大枚数以下の枚数
分が積載収納される。また不図示の記録紙サイドガイド
がトレー8・8aに積載収納した記録紙Sの幅方向の規
制をしている。
【0053】固定台板18の先端側は該台板18の上側
に略直角に折り曲げて記録紙先端突き当て板部22とし
てあり、トレー8・8aに積載収納した記録紙Sは前下
がり傾斜姿勢のトレー8・8a上を常時自重で滑り下る
力が作用しており、その先端側端面が上記の突き当て板
部22の内面に突き当たって受け止められている。
【0054】而して、給紙開始信号に基づいて該給紙系
Bが作動して積載記録紙Sの最上位紙が一枚分離給送さ
れ、記録紙搬送ガイド23に案内されて記録系Cへ入
る。
【0055】c)記録系C 本例装置において、記録系Cは装置内の上記給紙系Bの
前方で、前記読取系Aの下方に配置してある。
【0056】記録系Cは他機から伝送された画信号や、
コピーモードで自己の読取系Aで光電読取され伝送され
た原稿の画信号に応じて、給紙系Bより供給された記録
紙に画像を記録するものである。記録紙に対する画像の
作像記録手段は種々の原理・方式のものを採択すること
ができる。本例装置においては一般にインクジェット記
録装置と称されるものを採用している。
【0057】記録系Cは、紙搬送ローラ24、記録紙押
え25、ピンチローラ26、プラテン板27、記録カー
トリッジ(記録ヘッド、印字ヘッド)28、排紙ローラ
29、拍車ローラ30等よりなる。
【0058】FLローラ24と排紙ローラ29は記録紙
送り方向に所定に回転駆動制御される。ピンチローラ2
6と拍車ローラ30はそれぞれFLローラ24と排紙ロ
ーラ29の上面に当接して従動回転する。記録紙押え2
5はFLローラ24側に押圧させてあり、給紙系Bより
搬送された記録紙の上ガイドを兼ねながらピンチローラ
26をFLローラ24に対向させている。
【0059】記録カートリッジ28は装置左右方向(図
2においては図面に垂直方向)のガイドレール部材31
a・31bに沿って移動制御されるスライダ31に印字
機能面側を下向きにした姿勢で保持させてあり、スライ
ダ31と一緒に装置左右方向に移動制御される。プラテ
ン板27は上記記録カートリッジ28の下向きの印字機
能面に対向させた記録紙バックアップ部材である。
【0060】給紙系Bより搬送された記録紙は、FLロ
ーラ24とピンチローラ26のニップ部に挟持されて記
録カートリッジ28とプラテン板27の間を搬送され、
記録カートリッジ28により画像記録を受ける。本例に
おいては記録カートリッジ28は記録紙の幅方向(記録
紙の搬送方向に直交する方向)に対して移動しながらシ
リアル印字するように構成している。
【0061】そして印字記録後の記録紙は排紙ローラ2
9と対向する拍車ローラ30により印字面を汚さないよ
うに挟持搬送され、前面カバー部2面の下部の記録紙排
紙口4から装置手前側に排紙される。
【0062】記録カートリッジ28は、前面カバー部2
を図2の2点鎖線示のように倒し開くことで装置の前面
側を大きく開放して、スライダ31に対して着脱交換可
能である。
【0063】図2において、32はファクシミリ装置の
制御を行なう主制御基板(主制御部)、33はファクシ
ミリ装置全体に電力を供給する電源ユニット、34は操
作盤部5の内側に配設した操作盤部制御基板である。
【0064】d)制御系 図3は装置制御系を示すブロック図である。35はモデ
ム基板ユニット、36は電話機を接続する通信基板ユニ
ットである。
【0065】主制御部32は、本装置全体の制御を行う
CPU32a、各種プログラムや各種データ等を格納し
たROM32b、上記CPU32aのワークエリアとし
て使用されると共に、記録枚数等の各種データの一時保
存を行うことや、各種データの保管登録するRAM32
c、入出力切換インターフェース32d、ラインメモリ
32e、符号化/複合化部32f、メモリバッファ(バ
ッファメモリ)32g等を有している。
【0066】ラインメモリ32eは画像データの各ライ
ンのイメージを格納するメモリであって、原稿の送信若
しくはコピーの場合は原稿読取系Aからの1ライン分の
イメージデータが格納され、画像データの受信の場合に
は複合された1ライン分のデータが格納される。そして
上記ラインメモリ32eに格納された画像データは、C
PU32aを通り記録系制御コードを追加して入出力切
換インターフェース32dから記録系Cの有するCPU
C1に出力され、CPUC1が前記記録系制御コードを
解読することによって、画像記録が行われる。
【0067】符号化/複合化部32fは送信する画像情
報をMH符号化等のより符号化したり、受信した符号化
画像データを復号化してイメージデータに変換する。メ
モリバッファ32gは送受信された符号化画像データを
格納する。
【0068】(2)給紙系B(給紙装置)の詳細 a)構 造 図4の(a)図は給紙系Bの給紙ローラ14部分の斜視
模型図、(b)図は給紙ローラ14の下方に配設の摩擦
分離ローラ15・補助コロ16部分の斜視模型図、図5
は同部分の平面模型図、図6の(a)図と(b)図は摩
擦分離ローラ・補助コロユニットの押し下げ機構の説明
図である。
【0069】上下揺動型のシート材積載台としての記録
紙トレー8を上側に配設した固定台板18は前述したよ
うにその先端側を上側に略直角に折り曲げて記録紙先端
突き当て板部22としてあり、さらに本例装置において
は該記録紙先端突き当て板部22の先端側を延長して記
録系Cへ至る記録紙搬送ガイド23を一連に構成させて
ある。
【0070】記録紙給送部材としての給紙ローラ14
は、本例は半月形状ローラであり、記録紙先端突き当て
板部22と記録紙搬送ガイド23の会合部の上方に位置
させて配設してある。14aはこの給紙ローラ14を固
着支持させた給紙軸である。該給紙軸14aは、図には
省略したけれども、装置の側板間に回転自由に支持さ
れ、1回転クラッチ機構を介して給紙毎に給紙方向に1
回転間欠駆動される。給紙ローラ14はこの給紙軸14
aと一緒に回転する。
【0071】この給紙ローラ14の直下に対応する記録
紙搬送ガイド面部分には、該面部分の中央部よりも記録
紙搬送方向上流側の位置に記録紙分離部材としての摩擦
分離ローラ15を臨ませる透孔23aと、この透孔23
aの左右側であって該透孔23aよりも記録紙搬送方向
下流側に位置ずれさせた位置にそれぞれ記録紙搬送補助
部材としての補助コロ16・16を臨ませる2つの透孔
23b・23bを形成具備させてあり、それらの透孔2
3a・23b・23bにそれぞれ記録紙搬送ガイド23
の下側から摩擦分離ローラ15と補助コロ16・16を
臨ませて配設してある。
【0072】本例の装置においては、図6のように、上
記の摩擦分離ローラ15と補助コロ16・16を1つの
ユニット37(摩擦分離ローラ・補助コロユニット)と
して共通の筐体に所定の配列関係をもってそれぞれ軸受
保持させて組み込み、該ユニット37を記録紙搬送ガイ
ド23の下側において不図示のガイド部材により上下方
向に平行移動自由に案内させると共に、付勢ばね38に
より常時押し上げ付勢させ、自由状態において、図6の
(a)図のようにユニット37を記録紙搬送ガイド23
の下面に受け止めさせた状態にさせている。39は固定
のばね受け部材である。15a・16aはそれぞれ摩擦
分離ローラ15と補助コロ16の回転中心軸である。
【0073】この状態において、摩擦分離ローラ15と
補助コロ16・16はそれぞれその上面部分が透孔23
a・23b・23bから記録紙搬送ガイド23の上面よ
りも上に所定量突出した状態になる。
【0074】摩擦分離ローラ15は本例においてはトル
クリミッター(不図示)を介して記録紙戻し方向に回転
駆動される所謂リタードローラである。補助コロ16・
16は自由回転コロである。
【0075】そして半月形状の給紙ローラ14が回転し
た時、上記のように透孔23a・23b・23bから記
録紙搬送ガイド23の上面側に所定量突出した状態にあ
る摩擦分離ローラ15と補助コロ16・16の上面に対
して給紙ローラ14の円弧状部分の外面が接触する。こ
の時、給紙ローラ14の円弧状部分で摩擦分離ローラ1
5及び補助コロ16・16が押されてユニット37が付
勢ばね38に抗して少し沈む関係構成にしてその反力に
より給紙ローラ14の円弧状部分と摩擦分離ローラ1
5、及び給紙ローラ14の円弧状部分と補助コロ16・
16が所定の押圧力をもって接触するようにしてある。
【0076】40はユニット37の押し下げ部材であ
り、後述するように給紙過程においてジャムトラブルが
発生して給紙ローラ14と摩擦分離ローラ15・補助コ
ロ16との間に記録紙が挟み込まれた状態で装置が停止
したときに、ユニット37を押し下げて給紙ローラ14
と摩擦分離ローラ15・補助コロ16との間におけるジ
ャム記録紙の挟み込みを解除してジャム紙の排除を容易
にするものである。
【0077】上記部材40はユニット37に一体に設け
た受板37aの上方に位置していて、通常は該受板37
aには干渉しないが、下降動することで受板37aに当
接して該受板37aを押圧し、ユニット37を図6の
(b)図のようにばね38に抗して下降させる役目をす
る。
【0078】本例においては、上記の押し下げ部材40
は上下揺動型のシート材積載台である記録紙トレー8の
オーバーストローク範囲αでの揺動操作に連動させて動
作させるようにした。
【0079】即ち、記録紙トレー8は前記したように記
録紙トレー8と固定台板18との間に介在させた付勢ば
ね19によりヒンジ部8bを中心に常時押し上げ付勢さ
せてある。そして該記録紙トレー8は給紙待機時には給
紙軸14aの回転に連動する不図示のカム形状部材等の
トレー押えにより付勢ばね19に抗して所定の待機位置
まで押し下げられてその位置で上り止めされている。図
6の(a)図はこの記録紙トレー上り止め待機状態時を
示している。
【0080】この上り止めされて待機状態にある記録紙
トレー8は該トレー8あるいは該トレー8上の積載記録
紙Sの上面を付勢ばね19に抗して手指で押圧Fするこ
とで図6の(b)図のようにトレー8の先端側下向き凸
縁部8cが固定台板18の内面に突き当たって受け止め
られるまで下降回動する余裕がある。押圧Fを解除する
と付勢ばね19により押し上げられて上昇回動して再び
(a)図の所定の待機位置に上り止めされた給紙待機時
状態に復帰する。この図6の(a)図から(b)図、ま
た逆に(b)図から(a)図の記録紙トレー8の上下揺
動余裕αが記録紙トレー8のオーバーストローク範囲で
ある。
【0081】本例装置ではこの記録紙トレー8のオーバ
ーストローク範囲αにおけるトレー下降動に連動させて
部材40を下降させることでユニット37をばね38に
抗して下降動させ(図6の(a)図→(b)図)、トレ
ー上昇動に連動させて部材40を上昇させてユニット3
7に対する押圧力を解除してユニット37を常態に復帰
させるようにしてある((b)図→(a)図)。
【0082】押し下げ部材40は記録紙トレー8に一体
に設けた部材とすることもできるし、レバーやリンク等
を介してトレー8と連絡させてトレー8のオーバースト
ローク範囲αにおける上下揺動に連動して動作させる部
材とすることもできる。
【0083】記録紙重送阻止部材としての記録紙戻しレ
バー17は、給紙ローラ14を中にしてその左右側に一
対配設してあり、記録紙搬送ガイド23の下側で、記録
紙先端突き当て板部22の前方において、装置側板間に
回転自由に軸受支持させたレバー軸17bに対して同じ
位相角で固着した同形状の部材であり、レバー軸17b
の正逆回動と一体に正逆回動する。各記録紙戻しレバー
17・17の先端部には爪形状部(フック部)17aを
具備させてある23c・23cは上記左右一対の各記録
紙戻しレバー17・17の位置に対応する記録紙先端突
き当て板部22部分と記録紙搬送ガイド23部分にまた
がらせて形成具備させた記録紙戻しレバー出入透孔であ
る。
【0084】上記左右一対の各記録紙戻しレバー17・
17は、レバー軸17bの正回動により、図7のように
記録紙先端突き当て板部22部分のレバー出入透孔内に
位置して記録紙先端突き当て板部22とほぼ同一面とな
り、先端側の爪形状部17aが記録紙先端突き当て板部
22の上縁部から記録紙搬送ガイド23の上面よりも上
に突出している「第1姿勢状態」と、レバー軸17bの
逆回動により、図8のように記録紙搬送ガイド23の下
側に倒れ込んで先端側の爪形状部17aが記録紙搬送ガ
イド23の上面側から下面側に待避している「第2姿勢
状態」とに切り替え制御される。
【0085】レバー軸17bは、不図示の付勢ばねによ
り、記録紙戻しレバー17・17を上記の第1姿勢状態
にする正回動方向に常時回動付勢されている。そして該
レバー軸17bが給紙軸14aの回転に連動する不図示
のカム形状部材等の作用部材により上記の付勢ばねに抗
して逆回動方向に所定角度回動されることで記録紙戻し
レバー17・17が第2姿勢状態に切り替えられる構成
になっている。
【0086】b)記録紙一枚分離給送動作 図7乃至図12は給紙ローラ14の1回転間欠駆動過程
における記録紙一枚分離給送動作の時系列順の過程図で
ある。
【0087】[図7]:給紙待機時の状態図である。こ
の給紙待機時においては、半月形状の給紙ローラ14は
その切欠き部分(欠円部分)がほぼ下向きとなっている
回転角位相姿勢で回転を停止して待機している状態にあ
り、該給紙ローラ14と、該給紙ローラ14の下方の摩
擦分離ローラ15及び補助コロ16・16とは離間して
いる。
【0088】記録紙トレー8は、給紙軸14aの回転に
連動する不図示のカム形状部材等のトレー押えにより付
勢ばね19に抗して所定の待機位置まで押し下げられて
その位置で上り止めされており、給紙ローラ14と、記
録紙トレー8上の積載記録紙Sの上面とは離間してい
る。
【0089】左右一対の記録紙戻しレバー17・17は
第1姿勢状態に切り替え保持されていて、該レバー17
・17は記録紙先端突き当て板部22部分のレバー出入
透孔内に位置して記録紙先端突き当て板部22とほぼ同
一面となり、先端側の爪形状部17aが記録紙先端突き
当て板部22の上縁部から記録紙搬送ガイド23の上面
よりも上に突出している。
【0090】このように記録紙戻しレバー17・17の
先端側が記録紙先端突き当て板部22の上縁部から記録
紙搬送ガイド23の上面よりも上に突出している状態に
あることで、記録紙トレー8に対する記録紙Sのセット
や継ぎ足し補給時に、該記録紙の先端部が、離間状態に
ある給紙ローラ14と摩擦分離ローラ15との間に入る
ことが阻止される。
【0091】本例装置において摩擦分離ローラ15は前
述したようにトルクリミッター(不図示)を介して矢示
のように記録紙戻し方向に回転駆動される所謂リタード
ローラである。補助コロ16・16は自由回転コロであ
る。
【0092】[図8]:給紙開始初期時の状態図であ
る。上述図7の給紙待機時状態において、制御回路に給
紙開始信号が入ると、給紙軸14aの不図示の1回転ク
ラッチ機構がオンされて、給紙軸14aが給紙方向に1
回転駆動される。即ち半月形状の給紙ローラ14が給紙
方向、図では時計方向に1回転駆動される。
【0093】この半月形状の給紙ローラ14の1回転過
程の初期において該給紙ローラ14の円弧状部分の外面
が摩擦分離ローラ15に対して所定圧接触を開始する。
【0094】そして、給紙ローラ14が摩擦分離ローラ
15に確実に接触した給紙ローラ回転角位相時点におい
て、レバー軸17bが給紙軸14aの回転に連動する不
図示のカム形状部材等の作用部材により付勢ばねに抗し
て逆回動方向に所定角度回動されて記録紙戻しレバー1
7・17が第2姿勢状態に切り替えられて記録紙搬送ガ
イド23の下側に倒れ込んで先端側の爪形状部17aが
記録紙搬送ガイド23の上面側から下面側に待避する。
【0095】これと同時的に、給紙軸14aの回転に連
動する不図示のカム形状部材等のトレー押えによる記録
紙トレー8の上り止めが解除されて、記録紙トレー8が
付勢ばね19によりヒンジ部8bを中心に持ち上げ回動
して該トレー上の積載記録紙Sの先端側上面が給紙ロー
ラ14の円弧状部分の下向き外面に所定圧接触する。
【0096】この回転給紙ローラ14と積載記録紙Sと
の接触により積載記録紙Sの最上位の記録紙S1に回転
給紙ローラ14の接触摩擦力で送り出し力が作用して該
最上位の記録紙S1の給紙が開始される。
【0097】上記のように、給紙ローラ14の円弧状部
分を摩擦分離ローラ15に確実に接触させてから記録紙
戻しレバー17・17を第2姿勢状態に切り替えさせて
記録紙搬送ガイド23の上面側から下面側に待避させる
ことで、記録紙の重送等の搬送不良を防ぐのである。
【0098】[図9・図10]:給紙進行状態図であ
る。上述図8のように給紙が開始された最上位の記録紙
S1は給紙ローラ14の円弧状部分と摩擦分離ローラ1
5とのニップ部に進入して該ニップ部に挟まれて給送さ
れ、更には、給紙ローラ14の引き続く回転で、図9の
ように給紙ローラ14の円弧状部分の外面が補助コロ1
6・16に接触してニップ部を形成することで、最上位
の記録紙S1はこのニップ部にも挟まれて給送されてい
く。
【0099】この最上位の記録紙S1の給送に伴い、該
記録紙S1に引きずられて次位以降の記録紙が給紙ロー
ラ14の円弧状部分と摩擦分離ローラ15とのニップ部
に進入しても、該次位以降の記録紙はリタードローラで
ある摩擦分離ローラ15により捌かれて戻し搬送され
る。これにより記録紙の重送が防止されて、最上位記録
紙S1のみが給紙ローラ14の円弧状部分と摩擦分離ロ
ーラ15とのニップ部を挟持搬送され、さらに給紙ロー
ラ14の円弧状部分と補助コロ16・16とのニップ部
を挟持搬送されて、記録系Cへ一枚分離給送されてい
く。
【0100】記録紙戻しレバー17・17は上述のよう
に第2姿勢状態に切り替えられて記録紙搬送ガイド23
の上面側から下面側に待避しているから上記のように一
枚分離給送される最上位記録紙S1の搬送を妨げない。
【0101】記録紙トレー8は、給送された最上位記録
紙S1の先端部が給紙ローラ14と摩擦分離ローラ15
とのニップ部、もしくは更には給紙ローラ14と補助コ
ロ16・16とのニップ部に到達してしばらくしてか
ら、給紙軸14aの回転に連動する不図示のカム形状部
材等のトレー押えにより再び付勢ばね19に抗して所定
の待機位置まで押し下げられてその位置で上り止めされ
る。図9は記録紙トレー8が再び所定の待機位置まで押
し下げられてその位置で上り止めされた状態時の図であ
る。
【0102】このように、記録紙トレー8が再び所定の
待機位置まで押し下げられることで、回転給紙ローラ1
4と積載記録紙Sとの接触は解除されるけれども、給紙
された最上位記録紙S1は給紙ローラ14と摩擦分離ロ
ーラ15とのニップ部と、給紙ローラ14と補助コロ1
6・16とのニップ部とに挟持されて引き続き安定に給
送されていく。
【0103】給紙ローラ14と摩擦分離ローラ15との
ニップ部、及び給紙ローラ14と補助コロ16・16と
のニップ部による最上位記録紙S1の挟持搬送は、給紙
ローラ14の1回転駆動が進行して図10のように半月
形状の給紙ローラ14の円弧状部分の終端部が摩擦分離
ローラ15及び補助コロ16・16に至り、さらに摩擦
分離ローラ15及び補助コロ16・16を通過して非接
触の状態になるまで続行される。またこの間もリタード
ローラである摩擦分離ローラ15の記録紙捌き作用によ
り次位以降の記録紙の重送が阻止される。
【0104】そして給紙ローラ14の1回転駆動が進行
して該給紙ローラ14の円弧状部分の終端部が摩擦分離
ローラ15及び補助コロ16・16を通過して非接触の
状態になるまでには、1枚分離給紙された最上位記録紙
S1の先端側は記録系Cの少なくともFLローラ24と
ピンチローラ26とのニップ部に十分到達していてこの
ニップ部により安定に中継ぎ搬送されている。
【0105】[図11・図12]:給紙ローラ14の1
回転駆動終了時の状態図である。給紙軸14aがちょう
ど1回転したところで1回転クラッチ機構がオフにな
り、給紙軸14aの回転が停止する。すなわち給紙ロー
ラ15は給紙待機時と同じ回転角位相姿勢に戻って回転
を停止し、切欠き部分がほぼ下向きとなることで、該給
紙ローラ14と、該給紙ローラ14の下方の摩擦分離ロ
ーラ14及び補助コロ16・16とは離間する。
【0106】このように給紙ローラ14が1回転駆動を
終了して停止した後も、一枚分離給送された最上位の記
録紙S1だけはその先端部が記録系Cの少なくともFL
ローラ24とピンチローラ26とのニップ部に十分到達
していてこのニップ部により安定に中継ぎ搬送されてい
く。
【0107】また給紙軸14aの回転に連動する不図示
のカム形状部材等の作用部材のレバー軸17bに対する
作用が解除されてレバー軸17bが付勢ばねにより正回
動方向に回動されることで記録紙戻しレバー17・17
が第2姿勢状態から第1姿勢状態に切り替えられる。図
11はこの記録紙戻しレバー17・17の第2姿勢状態
から第1姿勢状態への回動移行途中状態を示している。
【0108】記録紙戻しレバー17・17は第2姿勢状
態から第1姿勢状態への回動移行途中からその先端部が
透孔23c・23cより記録紙搬送ガイド23の上面側
に突出して回動する。
【0109】記録紙戻しレバー17・17の先端17a
は記録紙搬送方向に直交する方向になる爪形状をしてお
り、また記録紙戻しレバー17・17及び先端の回動軌
跡は記録紙一枚分離給送中の給紙ローラ14の円弧状部
分の外周面より内側(給紙ローラ14の中心方向)の位
置まで伸びており、第2姿勢状態から第1姿勢状態への
回動移行途中の記録紙戻しレバー17・17の先端は一
枚分離給送中の最上位の記録紙S1を持ち上げるような
動作を行い、かつ次位以降の重送しようとする記録紙S
2をかぎ取り、記録紙トレー8側に押し戻す作用をす
る。
【0110】記録紙戻しレバー17・17は最終的に図
12のように、記録紙先端突き当て板部22部分のレバ
ー出入透孔内に位置して該板部22とほぼ同一面とな
り、先端側の爪形状部17aが記録紙先端突き当て板部
22の上縁部から記録紙搬送ガイド23の上面よりも上
に突出している第1姿勢状態に復帰する。
【0111】第1姿勢状態に復帰した記録紙戻しレバー
17・17は、引き続き搬送中の最上位の記録紙S1の
移動に伴う次位以降の記録紙S2の重送を阻止する。
【0112】そして引き続き搬送中の最上位の記録紙S
1の後端が給紙ローラ14の下を通り抜けた後に次の給
紙開始信号が制御回路に入ることで上記と同様の装置動
作サイクルが実行されて次の記録紙S2の一枚分離給送
がなされる。
【0113】第1と第2姿勢状態に切り替え制御される
記録紙戻しレバー17・17は一枚分離給送中の記録紙
S1以外の記録紙の重送を防ぎ、第1姿勢状態に戻すこ
とで、記録紙トレー8への記録紙の継足し補給及びセッ
ト動作に対し、確実でかつ簡単に行う事が出来、また重
送、不送り等の搬送不良による品質不良をなくすのであ
る。
【0114】c)給紙系Bのジャム処理 給紙系Bにおいて不図示のジャム検知手段により給送途
中の記録紙のジャム発生が検知されると装置動作が停止
される。
【0115】図13の(a)図は、一枚分離給送途中の
記録紙がジャムして該ジャム記録紙Saが回転を停止し
た給紙ローラ14の円弧状部分と摩擦分離ローラ15・
補助コロ16のなすニップ部に挟み込まれている状態を
示している。
【0116】この状態のままで、ジャム記録紙Saを記
録紙トレー8側から引っ張ってニップ部から引き抜き除
去しようとすると、給紙ローラ14は摩擦分離ローラ1
5と補助コロ16の付勢力を得ているため、該ジャム記
録紙Saをニップ部から引き抜くには相当の力を必要と
してしまい、最悪の場合にはジャム記録紙Saが破れて
しまう。
【0117】本例装置においては、図6で説明したよう
に、摩擦分離ローラ15・補助コロ16をユニット37
にし、該ユニット37を、上下揺動型のシート材積載台
である記録紙トレー8のオーバーストローク範囲αでの
揺動操作に連動させて押し下げ部材40により付勢ばね
38に抗して給紙ローラ14から離れ方向に移動可能に
構成してあるので、上記のような場合には図13の
(b)図のように、トレー8上の積載記録紙Sの上面を
付勢ばね19に抗して手指で押圧Fすることでトレー8
の先端側下向き凸縁部8cが固定台板18の内面に突き
当たって受け止められるまで下降回動させることで、こ
れに連動して押し下げ部材40が下降動してユニット3
7の受板37aに当接して該受板37aを押圧し、ユニ
ット37を押し上げ付勢ばね38に抗して下降させる。
【0118】これにより給紙ローラ14の円弧状部分に
対する摩擦分離ローラ15・補助コロ16の圧接が解除
され、給紙ローラ14の円弧状部分から摩擦分離ローラ
15・補助コロ16が離間することで、ジャム記録紙S
aが回転停止状態の給紙ローラ14の円弧状部分と摩擦
分離ローラ15・補助コロ16のなすニップ部に挟み込
まれている状態が解除される。
【0119】従って、この状態においてジャム記録紙S
aを引き抜くことで、該ジャム記録紙Saを何の負荷も
なく容易に除去処理することができる。
【0120】ジャム記録紙Saの引き抜き除去後は、記
録紙トレー8に対する押圧Fを解除するとトレー8は付
勢ばね19により押し上げられて上昇回動して再び所定
の待機位置に上り止めされた状態に復帰し、またこれに
連動して押し下げ部材40が上方に移動してユニット3
7に対する押圧が解除されることで、ユニット37が押
し上げ付勢ばね38により持ち上げられて、給紙ローラ
14の円弧状部分に対して摩擦分離ローラ15・補助コ
ロ16が所定圧で圧接した状態になる。
【0121】ジャム処理後は装置はリセットされて給紙
のやり直しが行なわれる。
【0122】(3)その他の実施形態例 1)記録紙Sに対する記録手段は、上記実施形態例では
インクジェット記録方式を用いたが、トナーを使用する
電子写真記録方式(レーザービームプリンター)、若し
くはインクシートとサーマルヘッドを使用する熱転写記
録方式等の適宜の記録手段を用い得ることは当然であ
る。
【0123】2)上記実施形態例ではトルクリミッター
を有する摩擦分離ローラ(リタードローラ)15を分離
部材として用いて記録紙の分離動作を行ったが、図14
のように摩擦部101と摩擦部ホルダー102で構成さ
れる摩擦パッド100を分離部材として用いて記録紙の
分離動作を行っても良い。本例では通常のゴムシートを
摩擦部101として使用している。
【0124】3)本発明の給紙装置は実施形態例のよう
なファクシミリ装置における記録紙給紙装置としての使
用に限られず、複写機、レーザービームプリンター、イ
ンクジェットプリンター等の他の画像形成装置における
給紙装置、その他のシート材使用装置に装備させるシー
ト材給紙装置として有効に利用できることは勿論であ
る。
【0125】4)シート材は、画像形成装置にあって
は、例えば、転写材、記録紙、印刷紙、OHP用紙、原
稿、封筒、葉書、カード、フィルム等である。材質は紙
に限らず、プラスチック、金属、布等であってもよい。
【0126】
【発明の効果】以上の説明したように本発明によれば、
前述従来例の給紙装置の問題点を解消した所期の目的の
給紙装置、即ち、a)ユーザーにおけるシートの継足し
補給及びセットの操作性を向上した、b)シートの突込
み重送や不送り等の搬送不良やシートの先端折れや先端
破損がない、c)シートのジャム処理を容易に行うこと
ができるようにした、d)ユーザーにとっての使い勝手
が良く、より低コストで、品質をより向上させた、給紙
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う給紙装置を具備させた画像形成装
置の一例としてのファクシミリ装置の外観斜視模型図
【図2】該装置の内部機構の概略を示す縦断側面模型図
【図3】該装置の制御系のブロック図
【図4】(a)図は給紙系の給紙ローラ部分の斜視模型
図、(b)図は給紙ローラの下方に配設の摩擦分離ロー
ラ・補助コロ部分の斜視模型図
【図5】摩擦分離ローラ・補助コロ部分の平面模型図
【図6】(a)図・(b)図は摩擦分離ローラ・補助コ
ロユニットの押し下げ機構の説明図
【図7】記録紙一枚分離給送動作過程図(その1、給紙
待機時)
【図8】記録紙一枚分離給送動作過程図(その2、給紙
開始初期時)
【図9】記録紙一枚分離給送動作過程図(その3、給紙
進行時)
【図10】記録紙一枚分離給送動作過程図(その4、給
紙進行時)
【図11】記録紙一枚分離給送動作過程図(その5、給
紙ローラ1回転駆動終了時)
【図12】記録紙一枚分離給送動作過程図(その6、給
紙ローラ1回転駆動終了時)
【図13】(a)図・(b)図は記録紙ジャム発生とジ
ャム処理の説明図
【図14】分離部材として摩擦パッドを用いた装置の要
部の模型図
【符号の説明】
A 読取系 B 給紙系 C 記録系 8 記録紙トレー 14 給紙ローラ 15 摩擦分離ローラ(リタードローラ) 16 補助コロ 17 記録紙戻しレバー 37 摩擦分離ローラ・補助コロユニット 40 押し下げ部材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材積載台上に積層状に載置したシ
    ート材を、これに所定圧で当接させた給送部材と分離部
    材からなる分離給送手段で一枚分離給送させる自動給紙
    装置に於いて、 前記分離給送手段の給送部材と分離部材との当接圧を解
    除する手段と、 前記シート材積載台は載置シート材を所定圧で前記分離
    給送手段の給送部材に当接させるように付勢され、該シ
    ート材積載台による載置シート材の前記給送部材に対す
    る当接を解除する手段とを有し、 給紙動作途中であっても、前記シート材積載台を、載置
    シート材の前記給送部材に対する当接を解除する方向に
    押圧すると、これに連係して前記給送部材と分離部材が
    離間するよう構成した給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記シート材積載台は、前記押圧動作に
    より、シート材積載位置よりも前記給送部材から離れる
    方向に回転可能に支持されている請求項1に記載の給紙
    装置。
  3. 【請求項3】 前記給送部材よりシート材搬送方向下流
    側に該給送部材に対向し、かつ該給送部材を押圧する搬
    送補助部材を設けている請求項1または2に記載の給紙
    装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送補助部材は、前記シート材積載
    台の前記押圧動作により、前記給送部材より離間するよ
    う構成している請求項3に記載の給紙装置。
  5. 【請求項5】 前記給送部材は給送ローラであり、前記
    分離部材は分離ローラであり、前記搬送補助部材は補助
    コロである請求項1ないし4のいずれか1つに記載の給
    紙装置。
  6. 【請求項6】 前記給送部材としての給紙ローラを半月
    形状にすることで、該給紙ローラに対する前記分離部材
    としての分離ローラとの当接の解除を行うことを特徴と
    した請求項5に記載の給紙装置。
  7. 【請求項7】 シート材搬送路に突入・回避自在に移動
    可能なシート材連れ重送阻止部材を有する請求項1ない
    し6のいずれか1つに記載の給紙装置。
  8. 【請求項8】 前記シート材連れ重送阻止部材の前記シ
    ート材搬送路に突入している位置は、前記シート材積載
    台上に積層状に載置したシート材の先端突き当て部と略
    同一面である請求項7に記載の給紙装置。
  9. 【請求項9】 前記シート材連れ重送阻止部材の前記シ
    ート材搬送路より待避している位置は、前記分離給送手
    段よりも前記シート材給送方向下流側で、かつシート材
    搬送ガイド面より突出していない位置である請求項7に
    記載の給紙装置。
  10. 【請求項10】 前記シート材積載台上の載置シート材
    が前記給送部材に対して当接してから、前記分離給送手
    段の給送部材と分離部材とが当接するまでの間は、前記
    シート材連れ重送阻止部材は前記シート材搬送路に突入
    している位置である請求項7に記載の給紙装置。
  11. 【請求項11】 前記シート材積載台は、該シート材積
    載台上に積層状に載置した前記シート材の先端が、自重
    で前記分離給送手段近傍まで載置されるよう設置面に対
    して角度を持って設けてあることを特徴とした請求項1
    ないし10のいずれか1つに記載の給紙装置。
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