JP2001199559A - シート搬送装置及び画像読取装置 - Google Patents

シート搬送装置及び画像読取装置

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JP2001199559A
JP2001199559A JP2000012473A JP2000012473A JP2001199559A JP 2001199559 A JP2001199559 A JP 2001199559A JP 2000012473 A JP2000012473 A JP 2000012473A JP 2000012473 A JP2000012473 A JP 2000012473A JP 2001199559 A JP2001199559 A JP 2001199559A
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Noriyuki Aoki
典之 青木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、幅方向の長さが異なるサイズのシ
ートを斜行なく搬送することが出来、画像読取装置に適
用した場合には幅方向の長さが異なるサイズのシート状
原稿を斜行なく画像読取手段まで搬送することが出来、
読取画像の片寄りや傾斜、或いはシート状原稿のジャム
の発生を防止することが出来るシート搬送装置及びこれ
を備えた画像読取装置を提供することを可能にすること
を目的としている。 【解決手段】 分離ローラ8と摩擦片9とによる原稿D
の分離後にサイド規制板11a,11bを移動させると共に
摩擦片9の分離ローラ8に対する圧接を解除し、該サイ
ド規制板11a,11bに設けた原稿側端検知センサ21a,
21bにより検知した原稿Dの側端部の位置情報に基づい
てサイド規制板11a,11bの移動を停止する。後続する
原稿Dはストッパ22により係止され、進行が阻止される
ように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナやファク
シミリ等に装備される画像読取装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】今日、情報処理システムの発達に伴い、
種々の情報処理機器が開発されている。これら機器のう
ち、画像読取装置や画像読取機能を有するファクシミリ
装置等の情報処理機器は、オフィスのみならず、一般家
庭においても広く使用されるようになっている。
【0003】これ等、情報処理機器に用いられる画像読
取部は、原稿画像を縮小してCCD(電荷結合デバイ
ス)等の光電変換素子に導く縮小光学系と、CCDを原
稿面に近接させて原稿画像をCCDに等倍のまま導く等
倍光学系との大きく2つに分けられる。
【0004】従来例として上述の等倍光学系を用いた画
像読取装置の一例を図16を用いて説明する。図16に示す
画像読取装置は制御基板101、主電源102等の電気基板、
画像読取部103、操作部104等を有して構成されている。
【0005】画像読取部103はシート状原稿Dを積載し
てセットするための原稿台100及び原稿トレイ105、原稿
Dが搬送される時の幅方向への斜行等を防止する原稿幅
規制板106、搬送される原稿Dをガイドする上下原稿ガ
イド107,108、複数枚の原稿Dを分離して順次送り出す
原稿分離部109、光電変換素子を用いたコンタクトセン
サ110、該コンタクトセンサ110に対向して配置され、原
稿Dの背景色(バックグラウンドカラー)となる読取基
準板111等を有している。
【0006】コンタクトセンサ110は装置本体フレーム1
19に保持され、読取基準板111は該読取基準板111自身の
自重若しくは図示しないバネ等によりコンタクトセンサ
110側に付勢されている。
【0007】原稿Dの搬送経路としては、先ず、原稿台
100及び原稿トレイ105上に載置され、原稿分離ローラ11
2と予備搬送板バネ113とにより挟まれた状態にセットさ
れた原稿Dは摩擦片114により上位の原稿Dの進行が阻
止されて原稿分離ローラ112に接触する最下位の原稿D
のみが1枚ずつ分離給送される。
【0008】そして、1枚ずつ分離給送された原稿Dは
搬送ローラ115と、該搬送ローラ115に圧接されたコロ11
6とにより挟持搬送されてコンタクトセンサ110と読取基
準板111との間を通過する際に該コンタクトセンサ110に
より原稿画像が読み取られ、排出ローラ117と、該排出
ローラ117に圧接されたコロ118とにより挟持搬送されて
図16の矢線aで示す方向に搬送されて機外へ排出され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、幅方向の長さが等しいサイズの原稿D毎に
分けて原稿幅規制板106を設定し、原稿Dをセットしな
ければならず、幅方向の長さサイズが異なる原稿Dを読
み取る場合には手間がかかるという問題があった。
【0010】幅方向の長さが異なるサイズの原稿Dを原
稿台100及び原稿トレイ105上に混載した場合、原稿幅規
制板106は最大幅サイズの原稿Dに合わせるため、原稿
幅規制板106に応じた幅より小さい幅サイズの原稿Dは
コンタクトセンサ110の読取中心にセットするのが困難
であるため読取画像が片寄ってしまうとう問題があっ
た。
【0011】また、原稿幅規制板106に応じた幅より小
さい幅サイズの原稿Dは、その側端部が規制されないた
めに斜行する場合が有り、斜行したままコンタクトセン
サ110に送られた場合には読取画像が傾斜したり、原稿
Dにジャムが発生する虞があった。
【0012】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、幅方向の長さが異なるサイズ
のシートを斜行なく搬送することが出来、画像読取装置
に適用した場合には幅方向の長さが異なるサイズのシー
ト状原稿を斜行なく画像読取手段まで搬送することが出
来、読取画像の片寄りや傾斜、或いはシート状原稿のジ
ャムの発生を防止することが出来るシート搬送装置及び
これを備えた画像読取装置を提供せんとするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、複数のシートを分離給
送する分離給送手段と、前記分離給送手段よりもシート
搬送方向下流側に配置され、該分離給送手段により分離
給送されたシートを搬送するシート搬送手段と、シート
搬送経路上の前記分離給送手段と前記シート搬送手段と
の間でシートの側端部の位置を規制する側端位置規制手
段と、前記側端位置規制手段を移動する移動手段と、前
記シート搬送手段よりもシート搬送方向上流側に配置さ
れ、シートの側端部の位置を検知する側端位置検知手段
とを有し、前記分離給送手段によるシートの分離後に前
記移動手段により前記側端位置規制手段を移動させると
共に前記側端位置検知手段により検知した該シートの側
端部の位置情報に基づいて前記側端位置規制手段の移動
を停止させることを特徴とするシート搬送装置である。
【0014】本発明は、上述の如く構成したので、分離
給送手段によるシートの分離後に移動手段により側端位
置規制手段を移動させると共に側端位置検知手段により
検知した該シートの側端部の位置情報に基づいて側端位
置規制手段の移動を停止させることで移動手段により移
動可能な側端位置規制手段により幅方向の長さが異なる
サイズのシートの側端部を順次規制して斜行なく搬送す
ることが出来る。
【0015】従って、上記シート搬送装置を画像読取装
置に適用した場合には幅方向の長さが異なるサイズのシ
ート状原稿を斜行なく画像読取手段まで搬送することが
出来、読取画像の片寄りや傾斜、或いはシート状原稿の
ジャムの発生を防止することが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】図により本発明に係るシート搬送
装置及びこれを備えた画像読取装置の一実施形態を具体
的に説明する。図1は本発明に係るシート搬送装置を備
えた画像読取装置の構成を示す断面説明図、図2〜図5
は本発明に係るシート搬送装置を備えた画像読取装置の
第1実施形態の動作を説明するための斜視説明図であ
る。
【0017】先ず、図1〜図5を用いて本発明に係るシ
ート搬送装置を備えた画像読取装置の第1実施形態の構
成について説明する。図1において、1は画像読取装置
の装置本体フレームであり、該装置本体フレーム1には
画像読取装置の制御を行う制御部となる制御基板2と、
画像読取装置に電力供給を行う電源ユニット3と、画像
読取装置の操作を行う操作パネル4と、該操作パネル4
に設けられた制御基板5と、紙や合成樹脂等で構成され
たシート状原稿(以下、単に「原稿」という)Dを載置
するためのシート載置手段となる原稿台6が設けられて
いる。
【0018】原稿台6に隣接して原稿補助台7が設けら
れており、該原稿台6及び原稿補助台7上に原稿面を下
向きにして積載して載置された複数の原稿Dは、最下位
の原稿Dに接触して給送するシート給送部材となる分離
ローラ8と、該分離ローラ8に圧接されると共に上位の
原稿Dに接触して摩擦力を付与し、分離される上位の原
稿Dの進行を妨げる分離部材となる摩擦片9とにより構
成される分離給送手段により複数の積載された原稿Dが
1枚ずつ分離給送される。
【0019】摩擦片9は回動軸10aを中心に回動可能に
設けられ、且つ図示しない付勢手段により分離ローラ8
側に付勢された予備搬送板10により保持されている。
【0020】原稿台6及び原稿補助台7上に積載して、
その先端が分離ローラ8と予備搬送板10との間のくさび
形状部に差し込まれてセットされた複数枚の原稿Dは、
分離ローラ8が図示しない駆動モータにより図1の反時
計回り方向に回転し、予備搬送板10が分離ローラ8側に
原稿Dを付勢することで、原稿Dの先端が捌かれつつ予
備搬送されて摩擦片9と分離ローラ8との間のくさび形
状部に送られる。
【0021】そして、摩擦片9の摩擦力により複数枚の
原稿Dの先端が1枚ずつ捌かれ、且つ上位の原稿Dの進
行が阻止され、分離ローラ8が接触した最下位の原稿D
のみが1枚ずつ分離給送される。
【0022】分離ローラ8と摩擦片9とを有する分離給
送手段よりも原稿搬送方向下流側には、分離ローラ8と
摩擦片9とにより1枚ずつ分離給送された原稿Dの側端
部に当接して該側端部の位置を規制する側端位置規制手
段となる一対のサイド規制板11a,11bが配置されてお
り、該サイド規制板11a,11bは図示しないベルトを用
いた移動手段によって原稿Dの幅方向(原稿Dの搬送方
向と直交する方向)に中央基準で対称的に移動可能に構
成されている。
【0023】サイド規制板11a,11bよりも原稿搬送方
向下流側には分離ローラ8と摩擦片9とにより1枚ずつ
分離給送された後、両側端部がサイド規制板11a,11b
により規制されつつ送らた原稿Dを搬送するシート搬送
手段であって回転体対となる搬送ローラ12a及び該搬送
ローラ12aに圧接された補助コロ12bが配置されてい
る。
【0024】そして、分離ローラ8と摩擦片9とにより
1枚ずつ分離給送された後、サイド規制板11a,11bに
より両側端部のガイドが行われた原稿Dは図示しない駆
動モータにより図1の反時計回り方向に回転する搬送ロ
ーラ12aと、付勢手段となるコロ押圧板13により該搬送
ローラ12aに圧接された補助コロ12bとに挟持搬送され
る。
【0025】15,16は分離ローラ8から詳しくは後述す
る画像読取手段となるコンタクトセンサ14までの原稿搬
送経路上において原稿Dの上下位置を規制しつつガイド
する上下ガイドである。
【0026】搬送ローラ12a及び補助コロ12bよりも更
に原稿搬送方向下流側には、原稿搬送面よりも下側に配
置されたコンタクトセンサ取付板17に取り付けられたコ
ンタクトセンサ14が設けてあり、該コンタクトセンサ14
の内部には原稿Dの下面である原稿面を照明するLED
(発光ダイオード)等からなる光源と、該光源により照
明された原稿面の画像を読み取る画像読取素子等が設け
られている。
【0027】コンタクトセンサ14の上部には原稿Dのバ
ックグランドカラー(背景色)となり、且つ画像読取に
おける白基準となる読取基準板18がコンタクトセンサ14
の画像読取幅全域に亘って覆うように配置されており、
該読取基準板18は付勢手段となるコイルバネ19によって
コンタクトセンサ14に対して常時付勢されている。
【0028】そして、搬送ローラ12aと補助コロ12bと
により挟持搬送された原稿Dは上下ガイド15,16にガイ
ドされつつ読取基準板18とコンタクトセンサ14との間を
通過する際に該読取基準板18により背部を押圧されて原
稿Dの原稿面がコンタクトセンサ14に密着して接触しつ
つ移動し、原稿Dの原稿面に記載された画像情報がコン
タクトセンサ14により読み取られる。
【0029】コンタクトセンサ14よりも原稿搬送方向下
流側には、図示しない駆動モータにより図1の反時計回
り方向に回転する排出ローラ20aと、該排出ローラ20a
に対してコロ押圧板13により付勢されて圧接する補助コ
ロ20bとからなるシート排出手段が配置されている。
【0030】そして、コンタクトセンサ14により原稿画
像が読み取られた原稿Dは排出ローラ20aと補助コロ20
bにより挟持されて図1の矢線a方向に搬送され、機外
に排出される。
【0031】図2〜図5に示すように、シート搬送手段
となる搬送ローラ12a及び補助コロ20bよりも原稿搬送
方向上流側に配置されたサイド規制板11a,11bには原
稿Dの側端部の位置を検知する側端位置検知手段として
フォトインタラプタ等を用いた原稿側端検知センサ21
a,21bが設けられている。
【0032】また、予備搬送板10には、摩擦片9の分離
ローラ8に対する圧接を解除し得る図示しない圧接解除
手段が連結されている。
【0033】また、分離ローラ8と摩擦片9とのニップ
部よりも原稿搬送方向上流側には、図示しない駆動手段
により原稿搬送面に対して突出/退避可能なストッパ22
が設けられており、図示しない圧接解除手段により摩擦
片9の分離ローラ8に対する圧接を解除した時にストッ
パ22が原稿搬送面上方向から突出して原稿Dが分離ロー
ラ8と摩擦片9とのニップ部位置よりも原稿搬送方向下
流側に進行することを防止する。
【0034】上記構成において、原稿Dの搬送方向と直
交する方向(以下、「幅方向」という)の長さが異なる
サイズの原稿Dを原稿台6及び原稿補助台7上に混載し
てセットし、夫々の幅方向の長さが異なるサイズの原稿
Dに応じてサイド規制板11a,11bが自動的に移動して
固定され、各種サイズの原稿Dを斜行なくコンタクトセ
ンサ14まで搬送する様子を図2〜図5を用いて説明す
る。
【0035】先ず、図2に示すように、サイド規制板11
a,11bを最大幅に広げた状態で且つ分離ローラ8と摩
擦片9とが圧接している状態で複数枚の原稿Dから1枚
に分離給送された原稿D1の先端が停止状態に保持された
搬送ローラ12aと補助コロ12bとのニップ部に至るまで
の間、原稿D1は分離ローラ8のみにより搬送される(第
1の状態)。この時、ストッパ22は原稿搬送面から上方
へ退避した状態で保持されている。
【0036】次に図3に示すように、原稿D1の先端が停
止状態に保持された搬送ローラ12aと補助コロ12bとの
ニップ部に突き当たり、ストッパ22が原稿搬送面から上
方へ退避した状態でサイド規制板11a,11bが図示しな
い駆動モータにより図3の矢印b,c方向に移動する。
【0037】この時、原稿D1の先端が静止状態で保持さ
れた搬送ローラ12aと補助コロ12bとのニップ部に付き
当てられた状態で、且つ一方の断面L字形状のサイド規
制板11aの水平片11a1が原稿D1の一他側端部の下側に入
り込んで該原稿D1の一他側端部がサイド規制板11aの水
平片11a1上に載置されて支持されると共に原稿D1の原稿
面が分離ローラ8上に載置されて支持された状態とな
り、ストッパ22は原稿搬送面から上方へ退避した状態で
保持されている。
【0038】次に図4に示すように、サイド規制板11a
に設けられた原稿側端検知センサ21aにより原稿D1の一
方の側端部を検知する。この検知情報に基づいて予備搬
送板10及び摩擦片9を図示しない駆動モータにより図1
及び図4の矢印d方向(上方向)に持ち上げて摩擦片9
の分離ローラ8に対する圧接を解除する。
【0039】この状態では原稿D1を挟持しているものは
なく原稿D1はその先端が搬送ローラ12aと補助コロ12b
とのニップ部に付き当てられた状態で、且つサイド規制
板11aの水平片11a1及び分離ローラ8上に載置された状
態で支持され、フリーの状態になっている。
【0040】また、原稿D1以外の原稿台6及び原稿補助
台7上に載置された後続する原稿Dは降下したストッパ
22により係止されて分離ローラ8よりも原稿搬送方向下
流側に進行することを防止している。
【0041】更にサイド規制板11a,11bが図4の矢印
b,c方向に移動すると、先端が搬送ローラ12aと補助
コロ12bとのニップ部に付き当てられ、且つサイド規制
板11aの水平片11a1及び分離ローラ8上に載置された状
態で支持されたフリーの状態の原稿D1がサイド規制板11
aの起立片11a2により一側端部が押圧されて図4の矢印
b方向(図4の右方向)に移動し(第2の状態)、他方
のサイド規制板11bの水平片11b1が原稿D1の他側端部の
下側に入り込んで該原稿D1の他側端部がサイド規制板11
bの水平片11b1上に載置して支持される。
【0042】そして、サイド規制板11bに設けられた原
稿側端検知センサ21bにより原稿D1の他側端部が検知さ
れ、この位置情報に基づいてサイド規制板11a,11bの
移動が停止され、図5に示すように、サイド規制板11
a,11bにより原稿D1の両側端部が規制される(第3の
状態)。
【0043】その後、搬送ローラ12aを回転して、原稿
D1を該搬送ローラ12aと補助コロ12bとにより挟持搬送
し(第4の状態)、コンタクトセンサ14により原稿D1の原
稿画像を読み取った後、排出ローラ20a及び補助コロ20
bにより挟持搬送して機外に排出する。
【0044】後続する幅サイズの異なる原稿Dについて
も同様に図2〜図5に示す順序でサイド規制板11a,11
bに設けられた原稿側端検知センサ21a,21bにより原
稿Dの両側端が検知されるまでサイド規制板11a,11b
を図5の矢印b,c方向に移動して原稿Dの両側端部を
サイド規制板11a,11bの起立片11a2,11b2によりガイ
ドして原稿Dを中央基準位置まで移動させ、該サイド規
制板11a,11bにより原稿Dの両側端部をガイドしつつ
給送して順次コンタクトセンサ14により画像情報が読み
取られる。
【0045】本実施形態では、サイド規制板11a,11b
に設けられた原稿側端検知センサ21a,21bにより原稿
Dの両側端が検知されるまでサイド規制板11a,11bを
図5の矢印b,c方向に移動して原稿Dの両側端部をサ
イド規制板11a,11bの起立片11a2,11b2によりガイド
して原稿Dを中央基準位置まで移動させるため、画像読
取中心に対して原稿Dの中心を一致させることが出来、
読取画像の片寄りや傾斜、或いは原稿Dのジャムの発生
等を防止することが出来る。
【0046】尚、前記実施形態では一対のサイド規制板
11a,11bを対称的に移動して中央基準に位置決めする
ように構成したが、一方のサイド規制板が固定された片
側基準に対して他方のサイド規制板が原稿Dの幅方向に
移動するように構成しても良い。
【0047】上記構成によれば、分離ローラ8と摩擦片
9からなる分離給送手段による原稿Dの分離後に図示し
ない移動手段によりサイド規制板11a,11bを移動させ
ると共に原稿側端検知センサ21a,21bにより検知した
該原稿Dの側端部の位置情報に基づいてサイド規制板11
a,11bの移動を停止させることで移動手段により移動
可能なサイド規制板11a,11bにより幅方向の長さが異
なるサイズの原稿Dや斜行した原稿Dの側端部を順次規
制して斜行なくコンタクトセンサ14まで搬送することが
出来、読取画像の片寄りや傾斜、或いはシート状原稿の
ジャムの発生を防止することが出来る。
【0048】次に図6〜図8を用いて本発明に係るシー
ト搬送装置を備えた画像読取装置の第2実施形態の構成
について説明する。図6〜図8は本発明に係るシート搬
送装置を備えた画像読取装置の第2実施形態の動作を説
明するための斜視説明図である。尚、前記第1実施形態
と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略
する。
【0049】本実施形態では、搬送ローラ12a及び補助
コロ12bよりも原稿搬送方向上流側であって分離ローラ
8と摩擦片9とのニップ部よりも原稿搬送方向下流側に
原稿Dの先後端部の通過を検知する先後端位置検知手段
となる原稿先後端検知センサ31が設けられている。
【0050】先ず、図6に示すように、サイド規制板11
a,11bを最大幅に広げた状態で且つ分離ローラ8と摩
擦片9とが圧接している状態で複数枚の原稿Dから1枚
に分離給送された原稿D1の先端が停止状態に保持された
搬送ローラ12aと補助コロ12bとのニップ部に至るまで
の間、原稿D1は分離ローラ8のみにより搬送される(第
1の状態)。
【0051】次に図7に示すように、原稿D1の先端が停
止状態に保持された搬送ローラ12aと補助コロ12bとの
ニップ部に突き当たり、更に分離ローラ8により搬送し
て原稿D1がループを形成しつつ該原稿D1の後端が分離ロ
ーラ8と摩擦片9とのニップ部を通過して原稿先後端検
知センサ31により原稿D1の後端の通過が検知される。
【0052】この状態では原稿D1を挟持しているものは
なく、原稿D1の先端が搬送ローラ12aと補助コロ12bと
のニップ部に突き当たり、該原稿D1の後端が分離ローラ
8と摩擦片9とのニップ部に突き当たって原稿D1自身の
腰の強さによりフリー状態で支持される。
【0053】そして、原稿先後端検知センサ31により検
知した原稿D1の後端部の位置情報に基づいて分離ローラ
8の回転を停止すると共に、図示しない駆動モータによ
りサイド規制板11a,11bが図7の矢印b,c方向に移
動する(第2の状態)。
【0054】そして、図8に示すように、サイド規制板
11a,11bの水平片11a1,11b1が夫々原稿D1の下側に入
り込んでサイド規制板11a,11bに設けられた原稿側端
検知センサ21a,21bにより原稿D1の両側端部が検知さ
れるまでサイド規制板11a,11bを図8の矢印b,c方
向に移動し、該原稿側端検知センサ21a,21bにより原
稿D1の両側端部が検知された時点でサイド規制板11a,
11bの移動を停止する(第3の状態)。
【0055】この時、原稿D1の先端が静止状態で保持さ
れた搬送ローラ12aと補助コロ12bとのニップ部に付き
当てられ、該原稿D1の後端が該原稿D1の腰の強さによっ
て分離ローラ8と摩擦片9とのニップ部に付き当てられ
た状態で、且つ該原稿D1の一側端部が断面L字形状のサ
イド規制板11a,11bの何れか早く原稿D1の側端部に到
達した方の水平片(11a1,11b1)上に載置されて支持さ
れたフリーの状態となる。
【0056】また、原稿D1以外の原稿台6及び原稿補助
台7上に載置された後続する原稿Dは停止状態に保持さ
れた分離ローラ8と予備搬送板10及び摩擦片9のくさび
形状部により原稿搬送方向下流側に進行することを防止
している。
【0057】更にサイド規制板11a,11bが図8の矢印
b,c方向に移動すると、先端が搬送ローラ12aと補助
コロ12bとのニップ部に付き当てられ、後端が分離ロー
ラ8と摩擦片9とのニップ部に付き当てられ、且つサイ
ド規制板(11a,11b)の水平片(11a1,11b1)上に載
置された状態で支持されたフリーの状態の原稿D1がサイ
ド規制板(11a,11b)の起立片(11a2,11b2)により
一側端部が押圧されて図8の左右いずれかの方向に移動
し、他方のサイド規制板(11a,11b)の水平片(11a
1,11b1)が原稿D1の他側端部の下側に入り込んで該原
稿D1の他側端部がサイド規制板(11a,11b)の水平片
(11a1,11b1)上に載置して支持される。
【0058】そして、サイド規制板(11a,11b)に設
けられた原稿側端検知センサ(21a,21b)により原稿
D1の他側端部が検知され、この位置情報に基づいてサイ
ド規制板(11a,11b)の移動が停止され、図8に示す
ように、サイド規制板11a,11bにより原稿D1の両側端
部が規制される。
【0059】その後、搬送ローラ12aを回転して、原稿
D1を該搬送ローラ12aと補助コロ12bとにより挟持搬送
し(第4の状態)、コンタクトセンサ14により原稿D1の原
稿画像を読み取った後、排出ローラ20a及び補助コロ20
bにより挟持搬送して機外に排出する。
【0060】後続する幅サイズの異なる原稿Dについて
も同様に図6〜図8に示す順序でサイド規制板11a,11
bに設けられた原稿側端検知センサ21a,21bにより原
稿Dの両側端が検知されるまでサイド規制板11a,11b
を図7及び図8の矢印b,c方向に移動して原稿Dの両
側端部をサイド規制板11a,11bの起立片11a2,11b2に
よりガイドして原稿Dを中央基準位置まで移動させ、該
サイド規制板11a,11bにより原稿Dの両側端部をガイ
ドしつつ給送して順次コンタクトセンサ14により画像情
報が読み取られる。
【0061】本実施形態では、前記第1実施形態のよう
な予備搬送板10、摩擦片9を昇降させて分離ローラ8か
ら予備搬送板10や摩擦片9を退避させ圧接を解除する圧
接解除手段が不要であり、更にはストッパ22や該ストッ
パ22を原稿搬送面に対して突出/退避させる駆動手段も
不要であるので部品点数を削減してコストダウンを図る
ことが出来る。
【0062】また、圧接解除手段により予備搬送板10、
摩擦片9を昇降させて分離ローラ8から予備搬送板10や
摩擦片9を退避させ圧接を解除する動作や駆動手段によ
りストッパ22を原稿搬送面に対して突出/退避させる動
作が省略出来るので原稿Dのスループット(搬送能率)
も向上させることが出来る。
【0063】他の構成は前記第1実施形態と同様に構成
され、同様な効果を得ることが出来るものである。
【0064】次に図9〜図12を用いて本発明に係るシー
ト搬送装置を備えた画像読取装置の第3実施形態の構成
について説明する。図9〜図12は本発明に係るシート搬
送装置を備えた画像読取装置の第3実施形態の動作を説
明するための斜視説明図である。尚、前記各実施形態と
同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0065】本実施形態では、側端位置検知手段となる
原稿側端検知センサ21a,21bが先後端位置検知手段を
兼ねるように構成したものである。先ず、図9に示すよ
うに、サイド規制板11a,11bを最大幅に広げた状態で
且つ分離ローラ8と摩擦片9とが圧接している状態で複
数枚の原稿Dから1枚に分離給送された原稿D1の先端が
停止状態に保持された搬送ローラ12aと補助コロ12bと
のニップ部に至るまでの間、該原稿D1は前記第2実施形
態と同様に分離ローラ8のみにより搬送される(第1の
状態)。
【0066】次に図10に示すように、原稿D1の先端が停
止状態に保持された搬送ローラ12aと補助コロ12bとの
ニップ部に突き当たり、更に分離ローラ8により搬送さ
れて該原稿D1がループを形成した状態でサイド規制板11
a,11bが図示しない駆動モータにより図10の矢印b,
c方向に移動する(第2の状態)。
【0067】そして、図11に示すように、サイド規制板
11a,11bの水平片11a1,11b1のどちらか一方が原稿D1
の下側に入り込んでサイド規制板11a,11bに設けられ
た原稿側端検知センサ21a,21bのどちらか一方により
原稿D1の片側端部が検知されると、サイド規制板11a,
11bの移動を一旦停止する。
【0068】ここで、更に分離ローラ8により原稿D1を
搬送し、原稿側端検知センサ21a,21bのどちらか一方
により原稿D1の後端が検知される。この状態では原稿D1
を挟持しているものはなく、前記第2実施形態と同様に
フリーの状態で支持される(第3の状態)。
【0069】そして、図12に示すように、原稿側端検知
センサ21a,21bのどちらか一方により検知した原稿D1
の後端部の位置情報に基づいて分離ローラ8の回転を停
止すると共にサイド規制板11a,11bを図示しない駆動
モータにより再び図12の矢印b,c方向に移動し、原稿
側端検知センサ21a,21bにより原稿D1の両側端部が検
知された時点でサイド規制板11a,11bの移動を停止す
る(第4の状態)。
【0070】上記構成によれば、前記第2実施形態の原
稿先後端検知センサ31も省略出来るので更に部品点数を
削減してコストダウンを図ることが出来る。
【0071】次に図13〜図15を用いて本発明に係るシー
ト搬送装置を備えた画像読取装置の第4実施形態の構成
について説明する。図13は本発明に係るシート搬送装置
を備えた画像読取装置の第4実施形態の構成を示す断面
説明図、図14は第4実施形態の画像読取装置の分解説明
図、図15は第4実施形態の画像読取装置の制御系の構成
を示すブロック図である。尚、前記各実施形態と同様に
構成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0072】図13に示す画像読取装置はファクシミリ機
能と、読取画像をパーソナルコンピュータに取り込める
スキャナー機能とを有する複合装置として構成されてお
り、記録部Bとしてインクジェット記録装置を装備して
いる。
【0073】図13において、本実施形態の画像読取装置
は、紙や合成樹脂等で構成された記録シートPを供給す
る記録シート供給部Aと、インクジェット記録装置が装
備された記録部Bと、原稿Dの原稿画像を読み取るため
の読取部Cと、操作パネル46が設けられた操作部Eを有
して構成されている。
【0074】また、装置本体上カバー41、装置本体下カ
バー42、画像読取装置の制御を行う制御基板43、画像読
取装置に電力を供給する電源ユニット44等が配置されて
いる。
【0075】読取部Cはコンタクトセンサ14に設けられ
た光源により原稿Dに光を照射して、その反射光を画像
読取素子により電気信号に変換し、この信号を操作モー
ドに応じて他機に伝送し、或いは自己の記録部Bに伝送
するものである。
【0076】読取部Cにおける原稿画像の読取動作は前
記各実施形態と同様であり、コンタクトセンサ14により
原稿画像が読み取られた原稿Dは排出ローラ20a及び補
助コロ20bにより挟持搬送されて機外に設けられた原稿
排出トレイ45上に排出される。
【0077】原稿排出トレイ45は図13の矢印e,f方向
に移動可能に構成されており、読取動作以外の時は装置
内部に収納出来るようになっている。
【0078】操作パネル46が設けられた操作部Eは、コ
ピー操作、送信操作、スキャナー操作等の操作を行うた
めのものであり、操作パネル46には図示しないダイアル
キー等の各種操作に応じたキーや表示部が設けられてい
る。この操作部Eは読取部Cにおける原稿搬送機構の上
部に設けられており、記録部Bを有する画像形成装置に
対して図14の矢印g方向に回動可能に構成されている。
【0079】本実施形態では、記録シートPとしてB4
サイズまたはA4サイズにカットされた普通紙を用いて
いる。記録シートPは装置本体上カバー41の背面に設け
られた厚さ規制板47により給送トレイ48と図13の矢印h
方向に引き出し可能な補助トレイ49上に載置出来る枚数
が制限される。
【0080】給送トレイ48及び補助トレイ49上に載置さ
れた記録シートPはサイドガイド50により側端部の位置
が規制されて幅方向の位置決めが行われる。給送トレイ
48内部で記録シートPの底部に配置された圧板51は図示
しない回動軸を中心に回動可能に支持されており、図示
しない駆動手段により1回転制御されて圧板バネ52によ
り記録シートPを押圧して給送ローラ53に接触させて搬
送するためのバネ性を有して構成している。
【0081】給送ローラ53が図13の時計回り方向に回転
駆動されることで圧板51上の記録シートPが繰り出さ
れ、図示しない分離爪により1枚ずつ分離されて記録部
Bへと給送される。
【0082】記録部Bでは、他機から伝送された画像信
号、或いは読取部Cから伝送された画像信号に応じて記
録シート供給部Aから供給された記録シートPに画像を
記録する。
【0083】給送ローラ53よりも記録シート搬送方向下
流側にはLF(ラインフィード)ローラ54が配置されて
おり、該LFローラ54には記録シート押え55に回転自在
に設けられたピンチローラ56が圧接されている。記録シ
ート押え55は図示しない付勢手段によりLFローラ54側
に押圧されており、記録シート供給部Aから送られた記
録シートPの上ガイドを兼ねている。
【0084】給送ローラ53と図示しない分離爪により1
枚ずつ分離給送された記録シートPはLFローラ54とピ
ンチローラ56とにより挟持搬送されてインクジェット記
録ヘッドとインクタンクとが一体的に設けられた記録カ
ートリッジ57と、該記録カートリッジ57に対向して配置
されたプラテン板58との間を搬送され、該記録カートリ
ッジ57により画像情報に応じてインクが吐出されて画像
記録を行う。
【0085】本実施形態では、記録カートリッジ57は図
示しないモータ及び駆動系により記録シートPの搬送方
向と直交する方向(幅方向)に対して移動しながらシリ
アル画像記録するように構成している。
【0086】画像記録後の記録シートPは排出ローラ59
と、該排出ローラ59に対向して配置された拍車ローラ60
とにより記録面を汚さないように挟持搬送して矢印i方
向に排出し、機外に設けられた排出カバー61と、図13の
矢印e,f方向に移動可能な排出補助トレイ62上に載置
される。
【0087】本実施形態では、図14に示すように、原稿
台6が装置本体上カバー41の図示しない回動軸を中心に
図14の矢印j方向に回動可能に支持されており、原稿台
6を図14の矢印j方向に回動した状態で記録カートリッ
ジ57を図14の矢印k方向に脱着可能に構成されている。
【0088】次に図15を用いて本実施形態の画像読取装
置の制御系の構成について説明する。図13及び図14に示
した複合装置には、図15に示すように、画像読取装置及
び画像記録装置を装備した複合装置全体を制御する制御
部となる制御基板43と、この複合装置全体に電力を供給
する電源ユニット44と、モデム基板ユニット63と、電話
機を接続する通信基板ユニット64と、操作部Eから入力
した内容等を表示する表示部65等が配置されている。
【0089】制御基板43は複合装置全体の制御を行うC
PU(中央演算処理装置)43aと、各種プログラムや各
種データ等を格納したROM(リードオンリメモリ)43
bと、CPU43aのワークエリアとして使用されると共
に記録枚数等の各種データの一時保存を行うことや各種
データを保管登録するRAM(ランダムアクセスメモ
リ)43c、入出力切換インターフェイス43d等を有して
いる。
【0090】43eは画像データの各ラインのイメージを
格納するラインメモリであって、原稿Dの送信若しくは
コピーの場合は、読取部Cからの1ライン分のイメージ
データが格納され、画像データの受信の場合には複合さ
れた1ライン分のデータが格納される。
【0091】そして、前記ラインメモリ43eに格納され
た画像データは、CPU43aを通り、記録部Bの制御コ
ードを追加して入出力切換インターフェイス43dから記
録部Bに設けられたCPU66に出力され、該CPU66が
記録部Bの制御コードを解読することによって画像記録
が行われる。
【0092】43fは送信する画像情報をMH(モディフ
ァイド・ハフマン)符号化等により符号化したり、受信
した符号化画像データを複号化してイメージデータに変
換する符号化/複号化部であり、43gは送受信された符
号化画像データを格納するバッファメモリである。
【0093】そして、周辺コンピュータ67からプリンタ
インターフェイス68を介して画像データやテキストデー
タを記録部Bへと出力出来、読取部Cにより読み取った
画像データを周辺コンピュータ67へ取り込むことが出来
るようになっている。
【0094】尚、前記実施形態では記録部Bの記録手段
としてインクジェット記録方式を採用した場合について
説明したが、トナー等の現像剤を使用するレーザビーム
プリンタ等の電子写真記録方式やインクシート(インク
リボン)とサーマルヘッドを使用する熱転写記録方式等
を記録部Bの記録手段として採用しても良い。
【0095】また、前記実施形態では記録シート供給部
Aの分離手段として爪分離方式を使用した一例について
説明したが、分離パッドや摩擦面を有する分離土手等を
用いた摩擦分離やリタードローラ対分離等の他の分離方
式を用いて構成しても良い。
【0096】また、前記各実施形態では画像読取手段と
してコンタクトセンサ14を用いて構成したが、光源とC
CD(電荷結合デバイス)を用いた縮小光学系で構成し
ても良い。
【0097】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、分離給送手段によるシートの分離後に移動手
段により側端位置規制手段を移動させると共に側端位置
検知手段により検知した該シートの側端部の位置情報に
基づいて側端位置規制手段の移動を停止させることで移
動手段により移動可能な側端位置規制手段により幅方向
の長さが異なるサイズのシートや斜行したシートの側端
部を順次規制して斜行なく搬送することが出来る。
【0098】従って、上記シート搬送装置を画像読取装
置に適用した場合には幅方向の長さが異なるサイズのシ
ート状原稿を斜行なく画像読取手段まで搬送することが
出来、読取画像の片寄りや傾斜、或いはシート状原稿の
ジャムの発生を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るシート搬送装置を備えた画
像読取装置の構成を示す断面説明図である。
【図2】本発明に係るシート搬送装置を備えた画像読取
装置の第1実施形態の動作を説明するための斜視説明図
である。
【図3】本発明に係るシート搬送装置を備えた画像読取
装置の第1実施形態の動作を説明するための斜視説明図
である。
【図4】本発明に係るシート搬送装置を備えた画像読取
装置の第1実施形態の動作を説明するための斜視説明図
である。
【図5】本発明に係るシート搬送装置を備えた画像読取
装置の第1実施形態の動作を説明するための斜視説明図
である。
【図6】本発明に係るシート搬送装置を備えた画像読取
装置の第2実施形態の動作を説明するための斜視説明図
である。
【図7】本発明に係るシート搬送装置を備えた画像読取
装置の第2実施形態の動作を説明するための斜視説明図
である。
【図8】本発明に係るシート搬送装置を備えた画像読取
装置の第2実施形態の動作を説明するための斜視説明図
である。
【図9】本発明に係るシート搬送装置を備えた画像読取
装置の第3実施形態の動作を説明するための斜視説明図
である。
【図10】本発明に係るシート搬送装置を備えた画像読取
装置の第3実施形態の動作を説明するための斜視説明図
である。
【図11】本発明に係るシート搬送装置を備えた画像読取
装置の第3実施形態の動作を説明するための斜視説明図
である。
【図12】本発明に係るシート搬送装置を備えた画像読取
装置の第3実施形態の動作を説明するための斜視説明図
である。
【図13】本発明に係るシート搬送装置を備えた画像読取
装置の第4実施形態の構成を示す断面説明図である。
【図14】第4実施形態の画像読取装置の分解説明図であ
る。
【図15】第4実施形態の画像読取装置の制御系の構成を
示すブロック図である。
【図16】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1…装置本体フレーム、2…制御基板、3…電源ユニッ
ト、4…操作パネル、5…制御基板、6…原稿台、7…
原稿補助台、8…分離ローラ、9…摩擦片、10…予備搬
送板、10a…回動軸、11a,11b…サイド規制板、11a
1,11b1…水平片、11a2,11b2…起立片、12a…搬送ロ
ーラ、12b…補助コロ、13…コロ押圧板、14…コンタク
トセンサ、15,16…上下ガイド、17…コンタクトセンサ
取付板、18…読取基準板、19…コイルバネ、20a…排出
ローラ、20b…補助コロ、21a,21b…原稿側端検知セ
ンサ、22…ストッパ、31…原稿先後端検知センサ、41…
装置本体上カバー、42…装置本体下カバー、43…制御基
板、43a…CPU、43b…ROM、43c…RAM、43d
…入出力切換インターフェイス、43e…ラインメモリ、
43f…符号化/複号化部、43g…バッファメモリ、44…
電源ユニット、45…原稿排出トレイ、46…操作パネル、
47…厚さ規制板、48…給送トレイ、49…補助トレイ、50
…サイドガイド、51…圧板、52…圧板バネ、53…給送ロ
ーラ、54…LFローラ、55…記録シート押え、56…ピン
チローラ、57…記録カートリッジ、58…プラテン板、59
…排出ローラ、60…拍車ローラ、61…排出カバー、62…
排出補助トレイ、63…モデム基板ユニット、64…通信基
板ユニット、65…表示部、66…CPU、67…周辺コンピ
ュータ、68…プリンタインターフェイス、A…記録シー
ト供給部、B…記録部、C…読取部、D,D1…原稿、E
…操作部、P…記録シート

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシートを分離給送する分離給送手
    段と、 前記分離給送手段よりもシート搬送方向下流側に配置さ
    れ、該分離給送手段により分離給送されたシートを搬送
    するシート搬送手段と、 シート搬送経路上の前記分離給送手段と前記シート搬送
    手段との間でシートの側端部の位置を規制する側端位置
    規制手段と、 前記側端位置規制手段を移動する移動手段と、 前記シート搬送手段よりもシート搬送方向上流側に配置
    され、シートの側端部の位置を検知する側端位置検知手
    段と、 を有し、 前記分離給送手段によるシートの分離後に前記移動手段
    により前記側端位置規制手段を移動させると共に前記側
    端位置検知手段により検知した該シートの側端部の位置
    情報に基づいて前記側端位置規制手段の移動を停止させ
    ることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記分離給送手段はシートを給送するシ
    ート給送部材と、該シート給送部材に圧接されると共に
    分離されるシートの進行を妨げる分離部材とを有し、 前記シート給送部材と前記分離部材との圧接を解除する
    圧接解除手段と、 前記分離給送手段よりもシート搬送方向上流側に配置さ
    れ、前記圧接解除手段により前記シート給送部材と前記
    分離部材との圧接を解除した時にシートが前記分離給送
    手段よりもシート搬送方向下流側に進行することを防止
    するストッパと、 前記ストッパをシート搬送面に対して突出/退避させる
    駆動手段と、 を有し、 前記側端位置規制手段を最大幅に広げた状態で前記シー
    ト搬送手段を停止させ、前記分離給送手段の前記シート
    給送部材と前記分離部材とが圧接している状態でシート
    を搬送する第1の状態と、 前記シート搬送手段を停止させ、前記分離給送手段の前
    記シート給送部材と前記分離部材との圧接が解除された
    状態で前記ストッパがシート搬送面から退避し、且つ前
    記側端位置規制手段を移動させる第2の状態と、 前記側端位置検知手段により検知したシートの側端部の
    位置情報に基づいて前記側端位置規制手段の移動を停止
    させる第3の状態と、 前記シート搬送手段によりシートを搬送する第4の状態
    と、 を有することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送
    装置。
  3. 【請求項3】 前記シート搬送手段よりもシート搬送方
    向上流側に配置され、シートの先端部及び後端部の位置
    を検知する先後端位置検知手段を有し、 前記側端位置規制手段を最大幅に広げた状態で前記シー
    ト搬送手段を停止させ、前記分離給送手段の前記シート
    給送部材と前記分離部材とが圧接している状態でシート
    を搬送する第1の状態と、 前記先後端位置検知手段により検知したシートの後端部
    の位置情報に基づいて前記側端位置規制手段を移動させ
    る第2の状態と、 前記側端位置検知手段により検知したシートの側端部の
    位置情報に基づいて前記側端位置規制手段の移動を停止
    させる第3の状態と、 前記シート搬送手段によりシートを搬送する第4の状態
    と、 を有することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送
    装置。
  4. 【請求項4】 前記側端位置検知手段を前記側端位置規
    制手段に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載のシート搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記側端位置検知手段が前記先後端位置
    検知手段を兼ねることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記側端位置規制手段を移動する移動手
    段をベルトにより構成したことを特徴とする請求項1〜
    5のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記シート搬送手段は回転体対で構成し
    たことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載
    のシート搬送装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載のシ
    ート搬送装置を有し、 前記シート搬送手段よりもシート搬送方向下流側に配置
    され、該シート搬送手段により給送されたシート状原稿
    の画像を読み取る画像読取手段を有することを特徴とす
    る画像読取装置。
  9. 【請求項9】 前記画像読取手段は、シート状原稿の原
    稿面を照明する光源と、該光源により照明された原稿面
    の画像を読み取る画像読取素子とを有することを特徴と
    する請求項8に記載の画像読取装置。
  10. 【請求項10】 ファクシミリ機能と、読取画像をパー
    ソナルコンピュータに取り込めるスキャナー機能とを有
    することを特徴とする請求項8または請求項9に記載の
    画像読取装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010037078A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Ricoh Co Ltd 原稿搬送装置、画像形成装置、用紙後処理装置及び画像読取装置
JP2013063860A (ja) * 2013-01-15 2013-04-11 Ricoh Co Ltd 紙搬送装置、画像形成装置、用紙後処理装置、及び画像読取装置
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