JPH10165120A - 大麦由来の消化管機能改善、コレステロール上昇抑制剤、 および同剤を含む健康食品 - Google Patents

大麦由来の消化管機能改善、コレステロール上昇抑制剤、 および同剤を含む健康食品

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JPH10165120A JP8324384A JP32438496A JPH10165120A JP H10165120 A JPH10165120 A JP H10165120A JP 8324384 A JP8324384 A JP 8324384A JP 32438496 A JP32438496 A JP 32438496A JP H10165120 A JPH10165120 A JP H10165120A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小麦ふすまと同様に食物繊維が豊富に含有され
ている大麦糠を原料として、より簡単な工程で、危険な
処理剤や薬剤を用いることなく製造することが可能な大
麦由来の消化管機能改善、コレステロール上昇抑制剤、
および同剤を含む健康食品を提供しようとするものであ
る。 【解決手段】1)食用大麦を製造する際に発生した糠を
含有し、かつ大麦糠が搗精歩留り80〜100%の区分
である大麦由来の消化管機能改善およびコレステロール
上昇抑制剤。 2)大麦糠をふるい等で粒度分けして、その粒度を60
M篩(目開き0.25mm)通過の区分としてなる大麦
由来の消化管機能改善およびコレステロール上昇抑制
剤。 3)上記大麦由来の消化管機能改善およびコレステロー
ル上昇抑制剤を、食品中に13%以上添加してなる健康
食品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は大麦糠から得られ
た大麦由来の消化管機能改善、コレステロール上昇抑制
剤、および同剤を含む健康食品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食物繊維(dietary fibe
r)は一般に体内で利用されず、むしろ栄養素の利用効
率を阻害するものとしてじゃま物扱いされ、これまでの
栄養学では無視されてきた。玄米を精白して白米を食べ
るように、なるべく繊維を取り除いて食べるよう食品の
精製が工夫されてきた。しかし、1970年代から種々
の疾病の予防に食物繊維が効果を発揮するということが
各国で証明され、その摂取の重要性が認識されるところ
となった。
【0003】近年、穀類、豆類等の外皮から得られた食
物繊維が肥満予防、便通改善、さらに種々の整理活性効
果を有することが認識され、健康食品として注目されて
いる。特に小麦ふすまは、製粉工程において胚乳と胚芽
が取り分けられた後に残る表皮の部分で、主成分をセル
ロース、ヘミセルロース、リグニンとした不溶性食物繊
維である。その便秘予防効果は古くから知られるところ
である。最近では小麦ふすまを主原料としたシリアル食
品が特定保健用食品として認可され、「整腸作用」の効
能が許可されている。また糖尿病、心臓血管疾患、大腸
ガン、腸憩室症などに対する防御的効果に強い関心が寄
せられている。例えば特開昭58−41824号には小
麦ふすままたは小麦ふすまから澱粉質、蛋白質、脂質、
無機質等を除去した残部からアルカリで抽出されてなる
ヘミセルロースを主成分として含有する血清コレステロ
ール上昇抑制物質が提案されている。
【0004】また、特開昭62−79756号には、小
麦ふすまを水洗および脱脂してなる低油脂含有小麦ふす
まが提案されている。
【0005】さらに特開平1−265868号には、小
麦ふすまを粉砕および気体分級処理することにより得ら
れるダイエタリー繊維製品が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭58−41824号の発明はヘミセルロースの含有
率を高めるためにアルカリ抽出、除たんぱくなどの複雑
な操作を必要とする。このため製造コストが高くつき、
飲食品への添加剤として手軽に用いることができなかっ
た。
【0007】また、アルカリや除蛋白剤などの人体に危
険を及ぼすおそれのある処理剤や薬剤を用いるため、こ
れらが製品中に残留しないように細心の注意を払う必要
があった。
【0008】さらに、特開昭62−79756号および
特開平1−265868号の発明も、前者には水処理に
よる排水設備と脱脂する際のアルコールとその回収設備
が、また後者においても溶剤処理は行なわないものの、
乾燥機、シフター、分級ロータ等を使用しており、決し
て単純な処理操作とはいえない。
【0009】そこでこの発明は小麦ふすまと同様に食物
繊維が豊富に含有されている大麦糠を原料として、より
簡単な工程で、危険な処理剤や薬剤を用いることなく製
造することが可能な大麦由来の消化管機能改善、コレス
テロール上昇抑制剤、および同剤を含む健康食品を提供
しようとするものである。
【0010】すなわち、本発明者らは上記目的を達成す
るため鋭意研究した結果、大麦を搗精する際に発生する
歩留り80〜100%の糠区分のうち、特に60M篩
(目開き0.25mm)の通過区分が、市販の小麦ふす
ま素材と比較し、より優れた消化管機能改善作用および
コレステロール上昇抑制作用を有することを見いだし、
本発明を完成するに至ったのである。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明の大麦
由来の消化管機能改善およびコレステロール上昇抑制剤
は、食用大麦を製造する際に発生した糠を含有すること
を特徴とするものである。
【0012】この発明の大麦由来の消化管機能改善およ
びコレステロール上昇抑制剤は、上記大麦糠が搗精歩留
り80〜100%の区分であることをも特徴としてい
る。
【0013】この発明の大麦由来の消化管機能改善およ
びコレステロール上昇抑制剤は、上記食物繊維含量が4
0%以上であり、かつ総食物繊維量に占めるヘミセルロ
ースの含有率が60%以上としていることをも特徴とし
ている。
【0014】この発明の大麦由来の消化管機能改善およ
びコレステロール上昇抑制剤は、上記大麦糠をふるい等
で粒度分けして、その粒度を60M篩(目開き0.25
mm)通過の区分としてなることをも特徴としている。
【0015】この発明の大麦由来の消化管機能改善およ
びコレステロール上昇抑制剤を含む健康食品は、大麦由
来の消化管機能改善およびコレステロール上昇抑制剤
を、食品中に13%以上添加したことをも特徴としてい
る。
【0016】本発明の原料とされる搗精歩留まり80〜
100%のの大麦糠は、大麦粒の外側部分を意味し、通
常は大麦の精麦工程において食用麦の残余のものからな
っている。これらの大麦糠の組成は、大麦の種類により
多少異なるが、例えばカナダ産大麦(品質B1602)
の場合、水分10.1%、灰分6.1%、粗蛋白12.
1%、粗脂肪5.3%、食物繊維56.6%となってい
る。しかし摂取する時期、および品種については特に限
定的ではない。
【0017】本発明では、まずこの大麦糠を60Mの篩
にかけ、総食物繊維量に占めるヘミセルロース含有率の
少ない60Mオーバー区分を除去し、ヘミセルロース含
有率の高い60M篩通過区分(総食物繊維量が40%以
上であり、総食物繊維量に占めるヘミセルロース含有率
が60%以上)を得るのみである。必要によってさらに
粉砕して粒度を調整することにより、本発明の大麦由来
の消化管機能改善およびコレステロール上昇抑制剤を得
ることができる。なお、本発明でいう食物繊維量とは、
Southgate法によって測定される難消化性多糖
類を意味している。
【0018】また本発明では、この物質を各種の食品に
添加することによって消化管機能改善剤およびコレステ
ロール上昇抑制剤を含有する健康食品を得ることができ
る。このような飲食品としては、例えばパン、煎餅、ケ
ーキ、ビスケット、クッキー等のパン・菓子類や、そ
ば、うどん、中華麺などの麺類や、天ぷら・フライなど
の総菜類、おだんご類などの各種のものが上げられる。
【0019】この場合、食品中への上記物質の添加量
は、消化管機能改善効果およびコレステロール上昇抑制
効果を十分に付与するため、13%(重量)以上とする
ことが好ましい。
【0020】なお本発明の物質は、消化管機能改善効果
およびコレステロール上昇抑制効果を有する健康食品と
してそのまま利用することもできる。
【0021】本発明では篩により分けるという非常に簡
単な工程で消化管機能改善効果およびコレステロール上
昇抑制効果を有する物質を得ることができる。またアル
カリ、除蛋白剤などを用いる必要がないので、人体に対
して有害な処理剤や薬剤が残留するおそれもない。
【0022】本発明においては、大麦を搗精した際の歩
留り80〜100%の大麦糠区分のうち、60M篩の通
過区分が重要であり、市販小麦ふすまと比較し、明らか
に消化管機能改善効果およびコレステロール上昇抑制効
果が認められる。
【0023】しかし、60M篩オーバーの区分には、市
販小麦ふすまと比較し、有意な差が認められない。その
理由として、消化管機能改善効果に関しては、60M篩
の通過区分中に含まれるヘミセルロースの保水性が非常
に高いこと、また腸内細菌に利用されやすいこと等が考
えられる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて詳細に説明する。
【0025】
【実施例】1995年にカナダで収穫された六条大麦
(品種B1602)をRM−5C研削式搗精機とRM−
3C研削式搗精機(いずれも株式会社佐竹製作所製)に
よる連座搗精により歩留り80%まで精麦した。大麦糠
成分は、マイクロシフター(ダルトン社製)により30
M篩(目開き0.5mm)オーバー区分と60M篩(目
開き0.25mm)通過区分に分画した。前者をBar
ley bran30(以下BB−30と略す)、後者
をBarley bran60(以下BB−60と略
す)とした。また、以下の試験例において比較した小麦
ふすま(以下WBと略す)は市販のものを用いた。以上
の試料を粒度の違いによる生理効果への影響を除くた
め、ポリトロン(ホソカワミクロン社製)にて、すべて
100M篩(目開き0.15mm)を全量通過するよう
粉砕した。各々の試料の成分分析結果を表1に示す。
【0026】
【表1】 <試験例>実施例1で得られた試料の消化管機能改善効
果およびコレステロール上昇抑制効果を調べるため、ラ
ットを用いた動物実験を行なった。 (a)実験飼料 実験に用いた飼料組成を表2に示す。実験群は、無繊維
(Fiber−free、以下FFと略す)群とセルロ
ースパウダー(以下CPと略す、東洋濾紙株式会社製)
5w/w%配合群を対照として、BB−30群、BB−
60群、WB群をそれぞれ食物繊維レベルで5w/w%
含む実験飼料とした。なお、BB−30、BB−60、
WBの各群は、一般成分値より飼料中の蛋白質、脂質、
澱粉のレベルが等しくなるように調整した。
【0027】
【表2】 (b)動物飼育方法 4週齢のSprague−Dawlay系ラット(初体
重70−85g、東京実験動物株式会社製)を用い、A
IN−76組成に基づく基礎試料で7日間予備飼育後、
体重にしたがい1群7匹とする5群に分け、実験に供し
た。ラットはステンレス製個別ゲージに入れ、四域室内
は23±1℃、湿度50±10%、12時間明暗サイク
ル(明期8:00〜20:00)に調節した。表2に示
した各飼料群および水(水道水)は自由摂取させ、28
日間本飼育を行なった。 (c)分析および統計処理方法 消化管通過時間(以下GTTと略す)の測定は、本飼育
開始第8日目と15日目の2回行なった。すなわち、
8:00〜20:00まで絶食し、マーカーとしてカル
ミンを0.5(w/w)%含む飼料を投与した。30分
ごとに糞中の色素の有無を確認し、マーカーが初めて確
認されるまでに要した時間を測定することにより行なっ
た(結果は2回の平均値)。
【0028】糞量の測定は、本飼育終了前の5日間毎日
採取して行なった。糞量測定後、真空凍結乾燥処理し、
乾燥糞量を測定した。
【0029】各飼料群の消化管の特性に及ぼす影響を調
べるため、飼育期間終了後に3時間絶食させ、ネンブタ
ール麻酔下にて開腹した。盲腸については迅速に取り出
して重量を測定後、内容物の一部は超純水とともにホモ
ジナイズし、ガラス電極にてpHを測定した。残りの内
容物は液体窒素にて凍結後、−80℃で保存しておき、
短鎖脂肪酸をDeschnerらの方法によりガスクロ
マトグラフ(GC−12A、株式会社島津製作所製)に
て定量した。
【0030】各飼料群の肝臓コレステロール値に及ぼす
影響を調べるため、開腹後、肝臓を氷冷した生理的食塩
水にて洗い、クロロホルム:メタノール混液(2:1)
で行なうFolchの方法にしたがい脂質を抽出し、総
コレステロールはZakらの方法、トリグリセリンはD
annoらの方法、リン脂質はBartlett法によ
り測定した。これら分析値の平均値の差の検定には、S
ASコンピューターパッケージを用い、数値は一元配置
分散分析(one−way ANOBA)の後、有意差
の検定はDuncan’s multiple ran
ge testにより行なった。その結果を表3〜表6
に示す。
【0031】
【表3】
【0032】
【表4】
【0033】
【表5】 (以下余白)
【0034】
【表6】 (d)結果に対する説明 1)消化管機能改善に関する説明 糞量、糞の水分量および内容物の腸内通過時間、盲腸の
特性に及ぼす各試験群の影響を表3および表4に、また
盲腸内容物中の短鎖脂肪酸に及ぼす影響を表5に示し
た。最も特徴的な違いが見られたのが盲腸内容物のpH
で、FF群と比較し、CP群およびBB−30群はほと
んど変わらなかったのに対し、BB−60群は有意に盲
腸内容物pHが低下した。またその程度は、WB群との
比較においても有意であった。盲腸内容物重量について
も、WB群、BB−30群と比較し、有意差はないもの
の、最も多かったのがBB−60群であった(表4)。
これらの原因の1つは、BB−60と他の試験群の成分
特性の違いが発酵産物(例えば短鎖脂肪酸等のpHを低
下させる物質)の生成量に影響を及ぼしているからであ
る(表5)。つまり、BB−60群は、他の試験群と比
較し、腸内細菌に分解・発酵されやすい物質を多く含ん
でおり、同時に腸内細菌の増植を促している可能性が十
分にある。
【0035】さらに、糞量、糞の水分含有率のバランス
を考えると、BB−60群は他の試験群と比較し、最も
糞の水分量が多かった。このことは、BB−60群が保
水性の高いものであることを示している。また、GTT
についても、BB−60群はFF群、CP群と比較し、
有意に短縮されていることはもちろん、BB−30群と
も有意差を示し、有意差はないものの、WB群と比較し
ても短縮されていた(表3)。GTTに及ぼす食餌成分
の影響は複雑であるが、一般的に保水性の高い食物繊維
は、糞便量を増加させるのでGTTを短縮させるといわ
れている。したがって、BB−60群が他の試験群と比
較し、最もGTTを短縮させた要因として、BB−60
群自体の保水性が十分慣用している可能性がある。ま
た、結腸内にSCFAを直接投与した実験では、収縮す
る強さ(ある程度GTTと相関性があるといわれてい
る)は、酪酸が最も効果的であることが認められてい
る。このことと今回の結果(表5)を踏まえると、BB
−60群中の食物繊維の代謝産物である短鎖脂肪酸組成
特性が、明らかにGTTの短縮に寄与していることがわ
かる。
【0036】以上の結果より、BB−60群は他の試験
群と比較し、明らかに消化管機能改善作用が優れてお
り、その作用は、WB群と比較して同等、あるいはそれ
以上であることがわかった。
【0037】2)コレステロール上昇抑制に関する説明 各試験群が、肝臓コレステロールに及ぼす影響を表6に
示した。トリグリセリン量において、BB−60試験群
は他の試験群と比較し、有意に低かった。また総コレス
テロール量においても他の試験群と比較し、低かった。
短鎖脂肪酸生成量とコレステロール量は比較的負の相関
性があるといわれている。このことから、BB−60群
がWBと比較し、コレステロール上昇抑制に優れている
理由として短鎖脂肪酸の生成量が多いためであることが
考えられた(表5)。
【0038】以上の結果より、BB−60群はWB群と
比較し、より優れたコレステロール上昇抑制作用がある
ことがわかった。
【0039】
【発明の効果】この発明によれば、小麦ふすまと同様に
食物繊維を豊富に含有している大麦の糠を原料として、
より簡単な工程で、危険な処理剤や薬剤を用いることな
く製造することが可能な消化管機能改善およびコレステ
ロール上昇抑制剤、および同剤を含有する健康食品を非
常に安価に提供することができるようになった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食用大麦を製造する際に発生した糠を含
    有することを特徴とする大麦由来の消化管機能改善およ
    びコレステロール上昇抑制剤。
  2. 【請求項2】 大麦糠が搗精歩留り80〜100%の区
    分である請求項1に記載の大麦由来の消化管機能改善お
    よびコレステロール上昇抑制剤。
  3. 【請求項3】 食物繊維含量が40%以上であり、かつ
    総食物繊維量に占めるヘミセルロースの含有率が60%
    以上とされている請求項1または2に記載の大麦由来の
    消化管機能改善およびコレステロール上昇抑制剤。
  4. 【請求項4】 大麦糠をふるい等で粒度分けして、その
    粒度を60M篩(目開き0.25mm)通過の区分とし
    てなる請求項1ないし3のいずれかに記載の大麦由来の
    消化管機能改善およびコレステロール上昇抑制剤。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の大
    麦由来の消化管機能改善およびコレステロール上昇抑制
    剤を、食品中に13%以上添加してなる健康食品。
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