JPH10161744A - 無人搬送車および無人搬送車システム - Google Patents

無人搬送車および無人搬送車システム

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Publication number
JPH10161744A
JPH10161744A JP8321250A JP32125096A JPH10161744A JP H10161744 A JPH10161744 A JP H10161744A JP 8321250 A JP8321250 A JP 8321250A JP 32125096 A JP32125096 A JP 32125096A JP H10161744 A JPH10161744 A JP H10161744A
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JP
Japan
Prior art keywords
emergency
automatic guided
section
guided vehicle
stop
Prior art date
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Application number
JP8321250A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Mitomi
隆 三富
Noriaki Nino
則明 仁野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無人搬送車が火災発生等の非常時に無線通信
の信号系統に異常があった場合にも確実に停止するこ
と、および、非常時に停止してはいけない区間に無人搬
送車が停止せず当該区間を通過後に停止させるようにす
ることを目的とする。 【解決手段】 運行制御装置3からの無線通信による停
止手段以外に、2つの特定周波数の音を複数回繰り返す
非常放送の音を識別する音声入力回路17により走行停
止させる手段と、走行路上の区間毎に不停止区間か否か
を指定するデータと前記データにもとづき走行中に当該
区間走行中であることを判別して当該区間では停止させ
ない不停止区間指定レジスタ31回路を有する無人搬送
車1から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動でビル等の屋
内を走行する無人搬送車および非常放送の検出の構成を
備えることにより無人搬送車の運行を制御する無人搬送
車システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、24時間稼働の生産工場では生産
に携わる作業者の負担を軽減するために生産設備や倉庫
の間において生産材や製品を搬送するために無人搬送車
が多用されてきている。一方、地震や火事等さまざまな
災害に対するビル内の非常時の防災に関する対応が重視
されてきており、これらの無人搬送車が非常時に避難す
る人の邪魔にならないようにする等2次災害を防ぐ目的
で緊急停止することが必要とされてきている。
【0003】従来の無人搬送車および無人搬送車システ
ムの非常時の動作の例として、特公平4−286号公報
に開示されるように、火災発生時に電磁誘導線からの動
力源が切断されて停止する電磁誘導無人搬送車が、防火
シャッターの付近に設置された無線機から火災発生時に
発信された信号を受けて無人搬送車内の非常用動力源が
作動し、防火シャッター前後は停止しないで走行させる
というシステムがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、 (1)火災発生時の信号系統や無線通信機に異常が及ぶ
と期待した動作が保証されない。 (2)走行路付近のレイアウトによって非常時に停止す
べきでない箇所が多数ある場合にはきめ細かく停止する
か否かを制御することが容易でない。といった問題点が
あった。
【0005】以下第1の問題点(1)について説明す
る。 (1)非常の信号を防災センターから運行制御装置が受け
る (2)無線通信により運行制御装置から無人搬送車へ非常
時であることを知らせる (3)無人搬送車は非常時であることを通知され停止する という構成は本発明の実施形態でも否定されるものでは
ない。
【0006】しかし、非常時であり防災センターより運
行制御装置の信号回路が正常に作動しない状態や、運行
制御装置そのものに異常が発生した状態においては、前
記の通信経路は途中で絶たれることになる。そこで本発
明では、非常時の信頼性確保のため前記無線通信による
無人搬送車への停止指令以外に無人搬送車が自身で非常
時であることを検出するために、非常時にビル内に流さ
れる例えば「ただ今3階で火事が発生しました。」とい
った非常放送に含まれる音声を認識する方法について開
示する。
【0007】非常放送の音声を認識する方法として、一
般の音声認識で行われるように、モデルとなる音声に近
いか遠いかの認識を、音声入力からFFT等で信号処理
されたパラメータから統計処理により判別するというも
のが考えられる。しかしモデルとなる音声に言語を含ま
せると、 (1)複雑な音声パターンをモデルにすると認識率が必ず
しも高くない (2)非常時ではない場合にも付近にいる人間の発声する
言葉を認識して非常時であると間違える可能性がある (3)信号処理や統計処理等に複雑な回路が必要とされ高
価なシステムになってしまう といった問題点があった。
【0008】次に第2の問題点(2)について説明す
る。通常、無人搬送車の走行通路は無人搬送車が途中で
停止した状態でも非常時に人が避難することが可能であ
るように、無人搬送車の車幅を鑑みて無人搬送車の側面
から通路脇の壁までの距離を十分にとるようにレイアウ
ト設計される。しかし、十分に注意されたレイアウト設
計であってもどうしても十分なスペースがとれず途中で
停止してしまうと避難通路が確保できない場所が走行路
上に存在してしまう。非常時であることを認識した途端
に停止してしまうと上記のような避難通路が確保できな
い状態を無人搬送車がつくってしまう可能性があるとい
う問題点があった。
【0009】同様に、防火シャッターの下を通過中、ま
たはエレベータ出入口を通過中の無人搬送車が停止して
しまうと、防火区画としての安全性が確保できないとい
う問題が発生する。
【0010】運行制御装置からの無線通信や、非常放送
のタイミングは、無人搬送車の走行位置には依存せず発
生するので、無人搬送車が自分で停止して良い場所であ
るか否かを判別できなければならない。
【0011】本発明は上記従来の問題点(1),(2)
を解決するもので、 (1)非常時であることを無人搬送車に知らせるために、
もしも無線通信機や運行制御装置が火災等の非常事態で
故障しても非常放送を通じて確実に無人搬送車を停止さ
せることができ、非常時の無人搬送車停止機能の信頼性
を向上させる。
【0012】さらに (2)非常放送を認識するための音声入力回路を比較的安
価で簡易な構成で実現できる また、 (3)非常時に停止させてはいけない場所を無人搬送車が
通過した後に無人搬送車を停止させることができる。特
に、無人搬送車が防火シャッターの下を通過時、または
エレベータの出入口を通過時、または通路幅が狭いとこ
ろを通過時に火災等の非常信号が発生しても、無人搬送
車がそれらの箇所を通過後に確実に停止させることがで
きる といった特徴を持つ優れた無人搬送車及び無人搬送車シ
ステムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の無人搬送車および無人搬送車システムでは、
走行路上の所定区間毎に当該区間が不停止区間か否かを
指定するデータと、走行時に前記データにもとづき区間
毎に不停止区間ならば1となり不停止区間でなければ0
となる不停止区間指定レジスタと、非常事態発生のメッ
セージを受けた時に1となる無線非常停止レジスタと、
非常放送を識別した時に1となる音非常停止レジスタと
を有し、前記無線非常停止レジスタと音非常停止レジス
タの少なくとも1つが1で、かつ、前記不停止区間指定
レジスタが0の時に走行停止するように構成している。
【0014】この構成により無人搬送車が自分で停止し
て良い場所であるか否かを判別できることとなる。
【0015】また、本発明の無人搬送車システムは、所
定時間長の所定周波数の音を複数回繰り返し発する非常
放送装置と、無人搬送車から構成され、前記無人搬送車
は、音声を電気信号に変換する音声入力手段と、2つの
バンドパスフィルタと、前記バンドパスフィルタを通過
する信号が第1の所定時間以上に持続することを第2の
所定時間以内に複数回検出した時に識別信号を発する音
声識別手段と、前記識別手段の信号をもとに走行停止を
行う手段とを有するという構成を有している。
【0016】この構成により比較的安価な構成で確実に
非常放送の音声を認識することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0018】図1は本実施形態の無人搬送車システムの
説明図である。本実施形態において無人搬送車1は建物
の中で自動で物を搬送するために走行するが、走行を制
御するために、無人搬送車1はその内部に制御装置2を
有し、地上側には無人搬送車1と無線通信を行い無人搬
送車1の走行指示を与えるために運行制御装置3が設置
されている。建物内には、火災等の非常時に信号を発生
する防災盤4と、非常時に放送を行う非常放送装置5が
設置されている。無人搬送車1は建物内の複数フロアを
走行するために図5に示すエレベータ6に乗降する。ま
た、建物内の複数箇所には図5に示す防火シャッター7
が設置されている。
【0019】図2は無人搬送車の構成の説明図であり、
同図(a)は内部構成を示す正面図、(b)は底面図で
ある。無人搬送車1は、車体シャーシ13、走行駆動用
モータ14、操舵用モータ15、制御装置2、無線通信
機16、音声入力回路17、誘導用センサ11、マーカ
ー用センサ12等から構成される。
【0020】無人搬送車1の制御装置2は、図3に示す
ように、マイクロプロセッサCPU21とメモリ22と
I/O装置23を有し、メモリ22に格納されたプログ
ラムにしたがって、センサ入力情報にもとづき操舵用モ
ータ15および走行駆動用モータ14を制御する。ま
た、制御装置2はI/O装置23に接続された無線通信
機16により運行制御装置3と通信を行う。
【0021】無人搬送車1は床面に貼られた誘導用の磁
気テープ41をセンシングしながらその上を走行するべ
く、誘導用センサ11の入力情報をもとに前後輪の操舵
を制御し走行を行う。無人搬送車1が走行制御内容を変
化させるべき場所には、誘導用磁気テープ41の脇にマ
ーカー用磁気テープ42が貼られている。無人搬送車1
にはマーカー用センサ12が誘導用センサ11に対して
所定のオフセットをもつ位置に備えられており、無人搬
送車1は走行中にマーカー用センサ12によりマーカー
用磁気テープ42を通過したことを知ることができる。
【0022】メモリ22に格納されているデータの一つ
に走行データがある。走行データは複数ステップで構成
され、各ステップ毎に走行方向・走行速度・エリアコー
ド・不停止区間指定等の制御内容が格納されている。無
人搬送車1はマーカー用磁気テープ42を通過する毎に
走行データのステップを進め、制御内容を切り替える。
【0023】図4は図5に示す走行路の地点Pから地点
Qへ走行する場合のデータの例である。途中に防火シャ
ッター7の下を通過する不停止区間(X)と通路幅が狭
いことによる不停止区間(Y)とエレベータ6の扉を通
過する不停止区間(Z)がある。
【0024】防火シャッター7は火災発生時に降下する
シャッターであり、火災の延焼や煙の蔓延を防ぐために
非常時には確実に床面まで降下して閉じる必要があり、
無人搬送車1は非常時であってもこの下を通過時には停
止させてはいけない。不停止区間(X)は、この意味で
火災発生の非常時に無人搬送車が停止しない区間であ
り、このためにこの区間の両端にマーカーX1,X2が
貼られている。エレベータ6も防火シャッター7と同様
に建物の縦穴区画であり、火災発生の非常時には確実に
扉が閉まる必要があり、不停止区間(Z)で無人搬送車
1は停止してはいけない。また、通路幅が狭い場所で非
常時に無人搬送車が停止してしまうと、避難経路をふさ
いでしまう可能性があり、走行路周辺の壁等から無人搬
送車1側面までの距離が1.2mに満たない場所も無人
搬送車1を非常時に停止させてはいけない。通路幅が狭
いことによる不停止区間(Y)は、この意味において非
常時に停止させない区間であり、このためにこの区間の
両端にはマーカーY1,Y2が貼られている。
【0025】これらの不停止区間のそれぞれに対応する
走行データのステップには不停止区間指定データとして
1が格納され、それ以外の区間の走行データのステップ
の不停止区間指定データとしては0が格納されている。
不停止区間指定データの値は、その区間の走行時に不停
止区間指定レジスタ31にセットされる。
【0026】次に火災発生時に無人搬送車1の走行を停
止させるための手段について説明する。
【0027】火災等の非常時には防災盤4より火災信号
が発生され、この信号は防火シャッター7の制御装置以
外に無人搬送車1の運行制御装置3および非常放送装置
5にも入力される。
【0028】無人搬送車1の運行制御装置3は火災信号
を受けると無人搬送車1に対して無線通信により火災信
号発生を知らせるメッセージを送信する。無人搬送車1
は無線通信により火災信号発生のメッセージを受けると
無線非常停止レジスタ32を1にセットする。無線非常
停止レジスタ32は電源投入時のリセットで0にセット
されるが、無線通信により一度1にセットされるとその
まま保持され、電源を切り再度電源投入されるまで0に
はならない。
【0029】また、非常放送装置5は火災信号を受ける
と音声合成装置により火災放送用音声を合成し、これを
放送する。建物内の各階天井には約10m四方に1個、
放送用のスピーカ50が設置され、無人搬送車1の走行
路上でこの放送音は無人搬送車に達する。
【0030】火災放送用音声は、例えば「ピーポーピー
ポーピーポー火災が発生しました。直ちに避難して下さ
い。」という音声である。ここで図6に示す様に「ピ
ー」は0.5秒間持続する740Hzの音であり、「ポ
ー」は0.5秒間持続する494Hzの音である。「ピ
ー」と「ポー」はそれぞれの音の周波数誤差は±1%で
あり、火災放送用音声の中で3回繰り返される。
【0031】無人搬送車1には音声入力用のマイク18
が装備されマイク18を通じて音声入力回路17に音声
が入力される。音波は反射波や別スピーカからの位相の
異なる同一音声の干渉を受けたり、無人搬送車の走行音
の影響を受ける場合があるため、マイクは、無指向性の
ものを用い、約20〜30cmはなした位置に2個とりつ
けられており、音声入力回路へは、両方からの信号が入
力されるため、マイク位置による不感帯やノイズの影響
を減らしている。図7、図8に音声入力回路17の構成
を示す。マイク18から入力された信号は、740Hzと
494Hzのそれぞれについてバンドパスフィルタ51,
52、積分回路53,54、しきい値回路55,56を
通すことにより、0.5秒の該当周波数の音がパルス信
号b1,b2に変換される。積分回路53,54としきい
値回路55,56を直列に接続することにより、該当周
波数の信号が所定時間持続したことを検出することがで
きる。この信号の変化の例を図9に示す。さらにこのパ
ルス信号b1,b2がシフトレジスタ57に入力され、最
近の6回の0.5秒毎の音声の中に740Hz,494Hz
の音が交互に発生しているかどうかの情報がシフトレジ
スタ57内に格納されることになる。本実施形態におい
て、バンドパスフィルタ51,52を通過する信号が第
1の所定時間以上に持続することを第2の所定時間以内
に複数回検出することを、シフトレジスタ57とAND
回路58を用いて実現している。シフトレジスタは、
0.5秒毎に値がシフトし信号b1の値が3秒前、2.
5秒前、2秒前、1.5秒前にそれぞれ1,0,1,0
であり、かつ信号b2の値が3秒前、2.5秒前、2秒
前、1.5秒前にそれぞれ0,1,0,1であった時
に、音非常停止レジスタ33が1にセットされる。音非
常停止レジスタ33は電源投入時のリセットで0にセッ
トされるが、放送音の入力により一度1にセットされる
とそのまま保持され、電源を切り再度電源投入されるま
で0にはならない。
【0032】無線非常停止レジスタ32と音非常停止レ
ジスタ33の信号はOR回路34に入力され、OR回路
34の出力信号は不停止区間指定レジスタ31の反転信
号とともにAND回路35に入力される。AND回路3
5の出力は非常停止信号として無人搬送車制御装置2に
入力され、制御装置2は非常停止信号が1として入力さ
れるとエラーを操作パネルに表示して停止する。
【0033】以上のように構成された無人搬送車および
システムによって、防災盤4にて火災信号が発生される
と、無線通信または非常放送により無人搬送車1を停止
させエラー表示を出すことができ、さらに、前記無人搬
送車1の停止位置は不停止区間として指示された区間以
外に限定することが可能となる。
【0034】すなわち、防災盤4にて火災信号を発生さ
せると、不停止区間ではない場所で走行中の無人搬送車
1に対しては、運行制御装置3からの無線通信により無
線非常停止レジスタ32が1となる、または非常放送か
らの音声により音非常停止レジスタが1となることと、
不停止区間指定レジスタ31が0であるために、即、無
人搬送車1の制御装置2に対して非常停止信号が発生し
無人搬送車1はエラー表示して停止する。
【0035】一方、不停止区間を走行中の無人搬送車1
に対しては、無線非常停止レジスタ32または音非常停
止レジスタ33が1となっても不停止区間指定レジスタ
31が1であるためにその時点では非常停止信号は発生
せず、無人搬送車1は停止しないが、不停止区間を通過
し終わると不停止区間指定レジスタ31は0となり、既
に保持されている無線非常停止レジスタ32または音非
常停止レジスタ33が1となっているために非常停止信
号が発生し、無人搬送車1は不停止区間通過直後にエラ
ー表示して停止することになる。
【0036】また、これらの不停止区間の指定はマーカ
ー用磁気テープ42の敷設と不停止区間指定データの設
定により行われ、不停止区間が1つのシステムの中に多
数ある場合にも比較的容易に上記動作を実現するシステ
ムを作成することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明は、非常時であるこ
とを、無線通信と非常放送の2系統を用いて無人搬送車
に知らせるために、もしも無線通信機や運行制御装置が
火災等の非常事態で故障しても確実に無人搬送車を停止
させることができ、非常時の無人搬送車停止機能の信頼
性を向上させることができる。
【0038】また、非常放送を認識するための音声入力
回路を比較的安価で簡易な構成で実現できる。
【0039】また、非常時に停止させてはいけない場所
を無人搬送車が通過した後に無人搬送車を停止させるこ
とができる。
【0040】特に、無人搬送車が防火シャッターの下を
通過時、またはエレベータの出入口を通過時、または通
路幅が狭いところを通過時に火災等の非常信号が発生し
ても、無人搬送車がこれらの場所を通過後に確実に停止
させることができる。
【0041】また、非常時に停止させてはいけない場所
が多数ある場合にも比較的容易に上記動作を実現できる
といった優れた無人搬送車システムを実現できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における無人搬送車及び無
人搬送車システムの説明図
【図2】(a)本実施形態における無人搬送車の構成を
示す正面図 (b)本図(a)に示す無人搬送車の平面図
【図3】無人搬送車の制御装置の説明図
【図4】無人搬送車の走行データの説明図
【図5】無人搬送車の走行路の説明図
【図6】非常放送音の説明図
【図7】音声入力回路の構成図
【図8】音声入力回路の構成図
【図9】音声入力回路の信号の説明図
【符号の説明】
1 無人搬送車 2 制御装置 3 運行制御装置 4 防災盤 5 非常放送装置 6 エレベータ 7 防火シャッター 11 誘導用センサ 12 マーカー用センサ 13 車体シャーシ 14 走行駆動用モータ 15 操舵用モータ 16 無線通信機 17 音声入力回路 18 マイク 19 アンテナ 21 CPU 22 メモリ 23 I/O装置 31 不停止区間指定レジスタ 32 無線非常停止レジスタ 33 音非常停止レジスタ 34 OR回路 35 AND回路 41 誘導用磁気テープ 42 マーカー用磁気テープ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声を電気信号に変換する音声入力手段
    と、2つのバンドパスフィルタと、前記バンドパスフィ
    ルタを通過する信号が第1の所定時間以上に持続するこ
    とを第2の所定時間以内に複数回検出した時に識別信号
    を発する音声識別手段と、前記識別手段の信号をもとに
    走行停止を行う手段を有することを特徴とする無人搬送
    車。
  2. 【請求項2】 所定時間長の所定周波数の音を複数回繰
    り返し発する非常放送装置と、無人搬送車から構成され
    る無人搬送車システムであって、前記無人搬送車は、音
    声を電気信号に変換する音声入力手段と、2つのバンド
    パスフィルタと、前記バンドパスフィルタを通過する信
    号が第1の所定時間以上に持続することを第2の所定時
    間以内に複数回検出した時に識別信号を発する音声識別
    手段と、前記識別手段の信号をもとに走行停止を行う手
    段とを有することを特徴とする無人搬送車システム。
  3. 【請求項3】 非常事態発生を知らせる信号を受けて無
    線通信により非常事態発生メッセージを送信する運行制
    御装置と、無線通信により前記運行制御装置からの非常
    事態発生メッセージを受けて走行を停止する無人搬送車
    から構成される無人搬送車システムであって、前記無人
    搬送車は、走行路上の所定区間毎に当該区間が不停止区
    間か否かを指定するデータと、走行時に前記データにも
    とづき区間毎に不停止区間ならば1となり不停止区間で
    なければ0となる不停止区間指定レジスタと、非常事態
    発生のメッセージを受けた時に1となる無線非常停止レ
    ジスタとを有し、前記不停止区間指定レジスタが0であ
    り、かつ、前記無線非常停止レジスタが1である時に走
    行停止することを特徴とする無人搬送車システム。
  4. 【請求項4】 非常事態発生を知らせる非常放送装置
    と、非常放送の音を識別して走行を停止する無人搬送車
    から構成される無人搬送車システムであって、前記無人
    搬送車は、走行路上の所定区間毎に当該区間が不停止区
    間か否かを指定するデータと、走行時に前記データにも
    とづき区間毎に不停止区間ならば1となり不停止区間で
    なければ0となる不停止区間指定レジスタと、非常放送
    を識別した時に1となる音非常停止レジスタとを有し、
    前記不停止区間指定レジスタが0であり、かつ、前記音
    非常停止レジスタが1である時に走行停止することを特
    徴とする無人搬送車。
  5. 【請求項5】 非常事態発生を知らせる信号を受けて無
    線通信により非常事態発生メッセージを送信する運行制
    御装置と、非常事態発生を知らせる非常放送装置と、無
    線通信により運行制御装置からの非常事態発生メッセー
    ジを受けた時または非常放送の音を識別した時に走行を
    停止する無人搬送車から構成される無人搬送車システム
    であって、前記無人搬送車は、走行路上の所定区間毎に
    当該区間が不停止区間か否かを指定するデータと、走行
    時に前記データにもとづき区間毎に不停止区間ならば1
    となり不停止区間でなければ0となる不停止区間指定レ
    ジスタと、非常事態発生のメッセージを受けた時に1と
    なる無線非常停止レジスタと、非常放送を識別した時に
    1となる音非常停止レジスタとを有し、前記無線非常停
    止レジスタと音非常停止レジスタの少なくとも1つが1
    であり、かつ、前記不停止区間指定レジスタが0である
    時に走行停止することを特徴とする無人搬送車システ
    ム。
  6. 【請求項6】 防火シャッター前後を不停止区間として
    データ設定したことを特徴とする請求項5記載の無人搬
    送車システム。
  7. 【請求項7】 エレベータ出入口前後を不停止区間とし
    てデータ設定したことを特徴とする請求項5記載の無人
    搬送車システム。
  8. 【請求項8】 通路幅が狭い走行路部分を不停止区間と
    してデータ設定したことを特徴とする請求項5記載の無
    人搬送車システム。
JP8321250A 1996-12-02 1996-12-02 無人搬送車および無人搬送車システム Pending JPH10161744A (ja)

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