JP2001037900A - 立体駐車場等の消火システム - Google Patents

立体駐車場等の消火システム

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JP2001037900A
JP2001037900A JP11214900A JP21490099A JP2001037900A JP 2001037900 A JP2001037900 A JP 2001037900A JP 11214900 A JP11214900 A JP 11214900A JP 21490099 A JP21490099 A JP 21490099A JP 2001037900 A JP2001037900 A JP 2001037900A
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JP
Japan
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fire
elevator
pallet
foam
fire extinguishing
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Application number
JP11214900A
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English (en)
Inventor
Goro Miura
五郎 三浦
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Hatsuta Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Hatsuta Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 格納庫から移動してエレベータ上で消火する
ことにより、放出口はエレベータ上あるいはエレベータ
の昇降スペース内に計算して設置できて完全な放射パタ
ーンが得られると共に、放出口も全ての格納庫に要せず
少ない消火設備の機器,配管量で設置できる立体駐車場
等の消火システムを得る。 【解決手段】 立体駐車場建屋1の各格納庫2に、エレ
ベータ3により昇降させたパレット4をパレット毎格納
するエレベータ方式のものにおいて、格納庫2内で火災
が発生したパレット4をエレベータ3に乗せ、このエレ
ベータ3上で消火するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータ方式
の立体駐車場,立体倉庫等に設置して使用する消火シス
テムに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の立体駐車場等
では、格納庫はぎりぎりのスペースで設計されているの
でこの格納庫内では消火設備の放出口の設置位置が限ら
れて完全な放射パターンが得られにくいし、この方式で
は全ての格納庫に放出口を設置する必要があるので消火
設備の機器,配管量が多くなってコスト高になるという
問題点がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る立
体駐車場等の消火システムは、格納庫から移動してエレ
ベータ上で消火するので、放出口はエレベータ上あるい
はエレベータの昇降スペース内に計算して設置できて完
全な放射パターンが得られると共に、放出口も全ての格
納庫に要せず少ない消火設備の機器,配管量で設置でき
る。
【0004】請求項2の発明に係る立体駐車場等の消火
システムは、消火設備をエレベータに設置して放出口も
エレベータ上にあるので、立体駐車場等の建屋側の消火
設備配管が不要になると共にエレベータの位置に関係な
く消火できる。
【0005】請求項3の発明に係る立体駐車場等の消火
システムは、消火設備を立体駐車場等の建屋側に設置し
てエレベータの昇降スペースを利用した放出口からの放
射によって消火するので、エレベータの昇降スペースが
利用できて放射パターンを遮る障害物がなく放射性能を
十分に引き出すことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】実施の形態1.請求項2の発明の
一実施の形態を図1について説明する。図1は泡消火設
備をエレベータに設置した立体駐車場の消火システムを
示す概略図である。図において、1は立体駐車場の建
屋、2は建屋1の左右両側に二列に配置した格納庫、3
は建屋1の中央に設置したエレベータで、後記するパレ
ットをパーキング車毎左右両側の格納庫2内まで横送り
または格納庫2内から取り出せる機構を有している。4
はパーキング車を載置するパレットで、建屋1の車出入
口でパーキング車を載せた後,エレベータ3により目的
の格納庫2内まで運ばれる。
【0007】5はパレット4の下面に設置した無線式感
知器で、それぞれに付置したID番号によりパレット4
を特定できるようにすると共に、例えば電波法に係わら
ない微弱FM電波を利用する。6は建屋1に配備した火
災受信機で、無線式感知器5の電波の到達状況によって
その設置位置と個数を選定する。7は火災受信機6の操
作盤、8はエレベータ3の前後に2セット設置した泡消
火設備で、エレベータ3の下部に設置した泡水溶液貯蔵
タンク9と,加圧用窒素ガス容器10と,制御弁(電動
ボールバルブ)11と,エレベータ3の上部に設置した
泡放出口12とによって構成する。13は泡消火設備用
送受信機である。
【0008】今、各パレット4によりパーキング車が各
格納庫2にそれぞれ格納されているとして、あるパレッ
ト4上のパーキング車に火災が発生したとすると、その
上方の格納庫2内のパレット4の無線式感知器5がこれ
をとらえて火災信号(FM電波)を発する。これを火災
受信機6がとらえて火災を感知すると共に火災信号を発
した無線式感知器5のID番号により火災発生パレット
4の格納庫2を特定する。
【0009】この火災受信機6の信号(格納庫2の特
定)により操作盤7がエレベータ3を駆動して、その特
定された格納庫2内の火災車のパレット4をエレベータ
3上に乗せる。そして、エレベータ3に火災車のパレッ
ト4が乗ったという信号が泡消火設備用送受信機13に
入ると、泡消火設備8の制御弁11が開き、泡の放出を
開始する。エレベータ3は、火災を発生しているパーキ
ング車を消火しながら、停止位置である車出入口に移動
する。
【0010】このように火災を発生しているパーキング
車を格納庫2からエレベータ3に乗せて消火するので、
泡放出口12はエレベータ3上に設置できて完全な放射
パターンが得られると共に、泡放出口12も全ての格納
庫2に要せず少ない泡消火設備8の機器,配管量で設置
できるし、さらに泡消火設備8をエレベータ3に設置し
て泡放出口12もエレベータ3上にあるので、立体駐車
場等の建屋側の泡消火設備8の配管が不要になると共に
エレベータ3の位置に関係なく消火できる。
【0011】実施の形態2.請求項3の発明の異なる二
つの実施の形態を図2,図3について説明する。図2は
泡消火設備を建屋側に設置した立体駐車場の消火システ
ムを示す概略図、図3は図2の泡消火設備の泡放出口を
多段式とした立体駐車場の消火システムを示す概略図で
あり、各図中前記した実施の形態1と同一または相当部
分には同一符号を付して説明を省略する。
【0012】図において、8Aは立体駐車場の建屋(図
示せず)に設置した泡消火設備で、泡水溶液貯蔵タンク
9は建屋の屋上の機械室に設置し、落差を利用する。但
し、建屋が低い場合あるいは車出入口が建屋の中間にあ
って十分な落差が得られない場合は、泡水溶液貯蔵タン
ク9を加圧する必要がある。なお、図中14はエレベー
タ3の昇降スペースに設置した泡放出口12を多段式と
したことによる地区制御弁(電動ボールバルブ)を示
す。
【0013】今、各パレット4によりパーキング車が各
格納庫2にそれぞれ格納されているとして、あるパレッ
ト4上のパーキング車に火災が発生したとすると、その
上方の格納庫2内のパレット4の無線式感知器5がこれ
をとらえて火災信号(FM電波)を発する。これを火災
受信機6がとらえて火災を感知すると共に火災信号を発
した無線式感知器5のID番号により火災発生パレット
4の格納庫2を特定する。この火災受信機6の信号(格
納庫2の特定)により操作盤7がエレベータ3を駆動し
て、その特定された格納庫2内の火災車のパレット4を
エレベータ3上に乗せる。
【0014】以後、図2の単段泡放出口方式において
は、エレベータ停止位置(車出入口)に到着したことを
知らせる信号により、泡消火設備8Aの制御弁11が開
き、泡の放出を開始する。図3の多段泡放出口方式にお
いては、エレベータ3が停止位置(車出入口)に来る前
に停止した場合、その停止位置を泡消火設備8Aが認識
した後、制御弁11およびその停止位置に最も適した地
区制御弁14を開き、泡の放出を開始する。
【0015】なお、この多段泡放出口方式のものは、火
災車を乗せたエレベータ3が、何らかの原因で、車出入
口のエレベータ停止位置に到着する前に停止する可能性
を考慮に入れた方式である。即ち、エレベータ3がどの
位置で停止しても対処できるように、泡放出口12をエ
レベータ昇降スペースの縦方向に例えば3mピッチで配
置する。
【0016】このように火災を発生しているパーキング
車を格納庫2からエレベータ3に乗せて消火するので、
泡放出口12は立体駐車場等の建屋側に設置できて完全
な放射パターンが得られると共に、泡放出口12も全て
の格納庫2に要せず少ない泡消火設備8Aの機器,配管
量で設置できるし、さらに泡消火設備8Aを立体駐車場
等の建屋側に設置してエレベータ3の昇降スペースを利
用した泡放出口12からの放射によって消火するので、
エレベータ3の昇降スペースが利用できて放射パターン
を遮る障害物がなく放射性能を十分に引き出すことがで
きる。
【0017】実施の形態3.以上の各実施の形態では、
火災感知システムとして、無線式感知器5による方式を
用いたが、煙感知器と画像認識装置とを組み合わせた方
式,またはこの煙感知器と画像認識装置とを組み合わせ
た方式と無線式感知器5による方式とを併用した方式,
あるいはその他の公知の方式であっても良い。
【0018】前記した煙感知器と画像認識装置とを組み
合わせた方式とは、簡単に言えば、立体駐車場の天井に
設置した煙感知器でまず火災(煙)をとらえ、この火災
信号を受けて画像認識装置が作動してエレベータ上にあ
るカメラの移動により各格納庫の状態(映像)を予め記
憶しておいた正常状態の格納庫の映像と比較し、その映
像の違いにより火災格納庫の位置を特定するものであ
る。なお、以上では泡消火設備について説明したが、水
消火設備であってもよいは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれば
格納庫から移動してエレベータ上で消火するので、放出
口はエレベータ上あるいはエレベータの昇降スペース内
に計算して設置できて完全な放射パターンが得られると
共に、放出口も全ての格納庫に要せず少ない消火設備の
機器,配管量で設置できるという効果が得られる。
【0020】請求項2の発明によれば消火設備がエレベ
ータに設置して放出口もエレベータ上にあるので、立体
駐車場等の建屋側の消火設備配管が不要になると共にエ
レベータの位置に関係なく消火できるという効果が得ら
れる。
【0021】請求項3の発明によれば消火設備を立体駐
車場等の建屋側に設置してエレベータの昇降スペースを
利用した放出口からの放射によって消火するので、エレ
ベータの昇降スペースが利用できて放射パターンを遮る
障害物がなく放射性能を十分に引き出すことができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す概略図である。
【図2】この発明の実施の形態2を示す概略図である。
【図3】図2の泡消火設備の泡放出口を多段式とした消
火システムを示す概略図である。
【符号の説明】
1 建屋 2 格納庫 3 エレベータ 4 パレット 5 無線式感知器 6 火災受信機 7 操作盤 8 泡消火設備 8A 泡消火設備 9 泡水溶液貯蔵タンク 10 加圧用窒素ガス容器 11 制御弁 12 泡放出口 13 泡消火設備用送受信機 14 地区制御弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体駐車場等の各格納庫に、エレベータ
    により昇降させたパレットをパレット毎格納するエレベ
    ータ方式のものにおいて、前記格納庫内で火災が発生し
    たパレットを前記エレベータに乗せ、このエレベータ上
    で消火するようにしたことを特徴とする立体駐車場等の
    消火システム。
  2. 【請求項2】 消火設備をエレベータに設置してエレベ
    ータ上の放出口からの放射によって消火するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の立体駐車場等の消火シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 消火設備を立体駐車場等の建屋側に設置
    してエレベータの昇降スペースを利用した放出口からの
    放射によって消火するようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の立体駐車場等の消火システム。
JP11214900A 1999-07-29 1999-07-29 立体駐車場等の消火システム Pending JP2001037900A (ja)

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