JPH10157607A - 液圧ブレーキ装置 - Google Patents

液圧ブレーキ装置

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JPH10157607A
JPH10157607A JP8322968A JP32296896A JPH10157607A JP H10157607 A JPH10157607 A JP H10157607A JP 8322968 A JP8322968 A JP 8322968A JP 32296896 A JP32296896 A JP 32296896A JP H10157607 A JPH10157607 A JP H10157607A
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JP
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pressure
pedal
brake
hydraulic
pedal stroke
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JP8322968A
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Inventor
Seiji Matsui
清治 松井
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は液圧ブレーキ装置に関し、ベーパロ
ック現象が発生した場合にも運転者に対して違和感を与
えることのない液圧ブレーキ装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 マスタシリンダ圧PM/C がブレーキペダ
ル22のペダルストロークSに応じた値PM/C * (S)
より小さい場合には、ベーパロック現象が発生したと判
断され、電磁弁36が開弁される。この場合、ホイール
シリンダ28はアキュームレータ38を液圧源として増
圧される。ホイールシリンダ圧PW/C がP M/C * (S)
に達すると電磁弁36は閉弁され、上記増圧は停止され
る。即ち、ホイールシリンダ28がペダルストロークS
に応じた液圧に向けて増圧される。これにより、ベーパ
ロック現象が発生した場合にも所望の制動力が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用液圧ブレー
キ装置に係わり、特に、ベーパロック現象の発生時にも
所望の制動力を発生することが可能な液圧ブレーキ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用液圧ブレーキ装置として、従来よ
り、例えば特開昭60−78847号に開示される液圧
ブレーキ装置が公知である。上記従来の液圧ブレーキ装
置においては、ブレーキペダルに付与されるペダル踏力
に応じた車両の目標減速度が目標制動効果として決定さ
れ、かかる目標減速度が実現されるようにブレーキ倍力
装置の倍力比が制御されて、制動力が制御される。従っ
て、上記従来の液圧ブレーキ装置によれば、ペダル踏力
に応じた制動効果を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、長距離にわ
たる降坂走行時等においてブレーキが過度に使用される
と、ブレーキ液中に気泡を生じ、この気泡分ファースト
フィルに要するブレーキペダルストロークが長くなるベ
ーパロック現象が生ずる場合があることが知られてい
る。ベーパロック現象は、ブレーキ装置の過熱によりブ
レーキフルードの温度が上昇し、ブレーキフルードの気
化によって気泡が生ずることに起因して生ずる現象であ
る。即ち、ブレーキフルード内に気泡が生ずると、ブレ
ーキペダルが踏み込まれても気泡が圧縮されることでブ
レーキフルードの液圧の上昇が抑制され、その結果、フ
ァーストフィルに要するブレーキペダルストロークが長
くなるのである。かかるベーパロック現象が生じた場合
には、マスタシリンダの液圧の上昇も抑制されるため、
ペダル踏力にはブレーキペダルのストロークに応じた変
化が表れなくなってしまう。従って、上記従来のブレー
キ液圧装置における如く、ペダル踏力に応じた制動効果
を実現することとしたのでは、ベーパロック現象が発生
した場合に、所望の制動力が得られるブレーキペダルス
トロークが長くなり、運転者に違和感を与える。
【0004】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、ベーパロック現象が発生した場合にも、運転者
に違和感を与えることのない液圧ブレーキ装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、ブレーキペダルと、該ブレーキペダル
のペダルストロークを検出するペダルストローク検出手
段と、車両の制動状態を検出する制動状態検出手段と、
前記ペダルストロークに応じた制動状態が実現されるよ
うに制動液圧を制御する制動液圧制御手段と、を備える
液圧ブレーキ装置により達成される。
【0006】本発明において、ブレーキペダルのペダル
ストロークは運転者がブレーキペダルを操作することに
より生ずる。かかるペダルストロークには、ベーパロッ
ク現象の発生の有無にかかわらず、ブレーキペダルに対
する操作状態が反映されている。制動液圧制御手段は、
ペダルストロークに応じた制動状態が実現されるように
制動液圧を制御する。従って、本発明によれば、ベーパ
ロック現象の発生の有無にかかわらず、ブレーキペダル
に対する操作状態に応じた制動状態が実現される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例である液
圧ブレーキ装置の構成図を示す。なお、図1には、4輪
のブレーキ系統のうち1輪分のみを示している。図1に
示す如く、本実施例のシステムはマスタシリンダ20を
備えている。マスタシリンダ20にはブレーキペダル2
2が連結されている。ブレーキペダル22は車体に回動
可能に支持されており、その回動角度に応じたペダルス
トロークでマスタシリンダ20のピストンを変位させる
ように構成されている。ブレーキペダル22の回動軸に
はブレーキペダル22の回動角度を検出する角度センサ
24が設けられている。なお、ブレーキペダル22のペ
ダルストロークSは、角度センサ24が検出する回動角
と一対一に対応しているため、以下、角度センサ24の
検出値をペダルストロークSとみなすものとする。
【0008】マスタシリンダ20にはその液圧室の液圧
(以下、マスタシリンダ圧PM/C と称する)を検出する
マスタシリンダ圧センサ26が配設されている。また、
マスタシリンダ20には、マスタシリンダ20の液圧室
とホイールシリンダ28とを連通する液圧通路30が接
続されている。
【0009】液圧通路30には、ポンプ32の吐出口に
至る増圧通路34が分岐されている。増圧通路34には
常閉の電磁弁36が配設されている。また、増圧通路3
4のポンプ32と電磁弁36との間の部位にはアキュー
ムレータ38及び圧力スイッチ40が配設されている。
ポンプ32は、圧力スイッチ40により、アキュームレ
ータ38に貯えられたブレーキフルードの液圧PACC
所定値以上となった場合に停止され、PACC が所定値を
下回った場合に作動されるように構成されている。従っ
て、アキュームレータ38の液圧PACC は常に一定に維
持される。なお、ポンプ32の吸入口は、ブレーキフル
ードを貯留するリザーバ42に接続されている。
【0010】上記した、角度センサ24、マスタシリン
ダ圧センサ26、及び電磁弁36のソレノイドは電子制
御装置(以下、ECUと称する)44に接続されてい
る。更に、ECU44には、運転室内に設けられたイン
ジケータランプ46が接続されている。
【0011】かかる液圧ブレーキ装置の構成によれば、
ブレーキペダル22が踏み込まれると、ペダルストロー
クSの増加に応じて、マスタシリンダ20のピストンは
液圧室を圧縮する方向に変位される。従って、ベーパロ
ック現象が発生していない正常動作時においては、マス
タシリンダ圧PM/C はペダルストロークSの増加に応じ
て上昇する。そして、マスタシリンダ圧PM/C が液圧通
路30を介してホイールシリンダ28に供給されること
により、ペダルストロークSに応じた制動力が発生され
る。図2にペダルストロークSとマスタシリンダ圧P
M/C との関係を示す。図2に実線で示す如く、正常動作
時においては、PM/C はSにほぼ比例して変化する。即
ち、正常動作時においては、ペダルストロークSにほぼ
比例した制動力が発生されることになる。
【0012】これに対して、ブレーキの過度の使用によ
ってベーパロック現象が発生すると、ブレーキペダル2
2が踏み込まれてもブレーキフルード内の気泡が圧縮さ
れることでブレーキフルードの液圧が上昇し難くなる。
このため、図2に破線で示す如く、マスタシリンダ圧P
M/C はペダルストロークSが増加してもほとんど上昇し
得なくなる。従って、マスタシリンダ20のみを液圧源
とした場合、かかる状況の下では、ブレーキペダル22
が踏み込まれているにもかかわらず、ホイールシリンダ
28にペダルストロークSに応じた液圧が供給されな
い。このように、ベーパロック減少が発生すると、所望
の制動力が得られるブレーキペダルストロークが長くな
り、運転者に違和感を与えることになる。
【0013】本実施例のシステムは、ベーパロック現象
が発生した場合にも、運転者に違和感を与えることなく
所望の制動力を実現し得る点に特徴を有している。かか
る特徴は、ECU44が所定のルーチンを実行すること
により実現される。以下、図3を参照して、本実施例に
おいてECU44が実行するルーチンの内容を説明す
る。
【0014】図3は、本実施例においてECU44が実
行するルーチンのフローチャートを示す。本ルーチンは
所定の時間間隔で繰り返し実行される。図3に示すルー
チンが起動されると、先ず、ステップ100において、
角度センサ24が検出するペダルストロークS、及び、
マスタシリンダ圧センサ26が検出するマスタシリンダ
圧PM/C が読み込まれる。ステップ100の処理が終了
されると、次に、ステップ102の処理が実行される。
【0015】ステップ102では、S>S* が成立する
か否かが判別される。ここで、S*は、ブレーキペダル
22のアイドルストロークに相当する値であり、ペダル
ストロークSがS* 以下の場合には、制動力は発生され
ない。従って、ステップ102においてS>S* が成立
しないと判別されると、ベーパロック現象が発生するほ
どブレーキペダル22は踏み込まれていないと判断され
て、次にステップ104の処理が実行される。一方、ス
テップ102においてS>S* が成立すると判別される
と、ベーパロック現象が生ずる可能性があると判断され
て、次にステップ106の処理が実行される。
【0016】ステップ106では、ペダルストロークS
に基づいてPM/C * (S)が決定される。ここで、P
M/C * (S)はペダルストロークSに応じて発生される
べきマスタシリンダ圧である。PM/C * (S)の決定
は、図2に実線で示す如き関係を予めECU44の内部
に記憶させておき、本ステップ106の実行時にかかる
記憶値を参照することにより行なわれる。ステップ10
6の処理が終了されると、次に、ステップ108の処理
が実行される。
【0017】ステップ108では、PM/C <P
M/C * (S)が成立するか否かが判別される。ステップ
108において、PM/C <PM/C * (S)が成立すると
判別された場合、ペダルストロークSに応じたマスタシ
リンダ圧PM/C が発生されていないことになる。従っ
て、この場合、ベーパロック現象が発生していると判断
されて、次に、ステップ110の処理が実行される。一
方、ステップ108において、P M/C <PM/C * (S)
が成立しないと判別された場合には、ペダルストローク
Sに応じたマスタシリンダ圧PM/C が発生されているこ
とになる。従って、この場合、ベーパロック現象は発生
していないと判断されて、次に、ステップ104の処理
が実行される。
【0018】ステップ110では、ベーパロック現象が
生じているとの判定がなされると共に、インジケータラ
ンプ46に駆動信号が付与されることによりインジケー
タランプ46が点灯状態とされる。これにより、運転者
に対してベーパロック現象の発生が警告され、運転者の
注意が促される。ステップ110の処理が終了される
と、次に、ステップ112の処理が実行される。ステッ
プ112では、電磁弁36のソレノイドが励磁状態とさ
れることにより電磁弁36が開状態とされる。電磁弁3
6が開状態とされると、アキュームレータ38とホイー
ルシリンダ28とが連通し、アキュームレータ38の液
圧PACC がホイールシリンダ28に付与される。従っ
て、ステップ110における処理により、ベーパロック
現象が発生した場合に、ホイールシリンダ28を増圧さ
せることが可能とされている。ステップ112の処理が
終了されると、今回のルーチンは終了される。
【0019】一方、ステップ104では、ベーパロック
現象が生じていないとの判定がなされると共に、インジ
ケータランプ46への駆動信号がオフされることにより
インジケータランプ46が消灯状態とされる。ステップ
104の処理が終了されると、次に、ステップ114の
処理が実行される。ステップ114では、電磁弁36の
ソレノイドが非励磁状態とされることにより、電磁弁3
6が閉状態とされる。かかる状態においては、アキュー
ムレータ38とホイールシリンダ28との間の連通が遮
断されるため、ホイールシリンダ28にアキュームレー
タ38の液圧P ACC が付与されることはない。ステップ
114の処理が終了されると、今回のルーチンは終了さ
れる。
【0020】上述の如く、本ルーチンによれば、ペダル
ストロークSに応じたマスタシリンダ圧PM/C * (S)
が生じていない場合には、電磁弁36が開状態とされる
ことで、ホイールシリンダ28がアキュームレータ38
を液圧源として増圧される。ホイールシリンダ28とマ
スタシリンダ20の液圧室とは常に連通しているため、
定常的な状態においては、ホイールシリンダ28の液圧
(以下、ホイールシリンダ圧PW/C と称する)はマスタ
シリンダ圧PM/C に一致している。従って、ホイールシ
リンダ28がアキュームレータ38を液圧源として増圧
されると、マスタシリンダ圧PM/C も上昇することにな
る。この場合、PM/C がPM/C * (S)に達するまで上
昇すると、ステップ108で否定判別され、ステップ1
04において電磁弁36は閉状態とされることで、ホイ
ールシリンダ28の増圧は停止される。従って、本実施
例によれば、ベーパロック現象が発生した場合には、ホ
イールシリンダ28はペダルストロークSに応じた液圧
W/C * (S)〔=PM/C * (S)〕を目標値として増
圧される。即ち、本実施例の液圧ブレーキ装置において
は、ホイールシリンダ圧PW/C がペダルストロークSに
応じた値PW/C * (S)よりも小さい場合に、ベーパロ
ック現象が生じていると判断され、アキュームレータ3
8を液圧源としてホイールシリンダ28がペダルストロ
ークSに応じた液圧PW/C * (S)に向けて増圧される
ことになる。
【0021】一般に、ブレーキペダルに対する操作状態
はペダル踏力及びペダルストロークの双方に反映され
る。しかしながら、上述の如くベーパロック現象が発生
した場合には、ブレーキペダルに対して操作がなされて
もペダル踏力の変化が抑制されるため、ペダル踏力にブ
レーキペダルに対する操作状態が反映されなくなる。こ
れに対して、ペダルストロークには、ベーパロック現象
の発生の有無にかかわらず、常にブレーキペダルに対す
る操作状態が反映されている。従って、本実施例の如
く、ペダルストロークに応じた制動力を発生させること
により、ベーパロック現象の発生の有無にかかわらず、
ブレーキペダルに対する操作状態に応じた、即ち、運転
者の制動の意図に応じた制動力を得ることができる。こ
れにより、ベーパロック現象が発生した場合に、制動時
に運転者に違和感を与えることが防止される。
【0022】ところで、制動操作が行なわれる場合に
は、ブレーキペダルへの操作により、先ずマスタシリン
ダ圧が上昇され、次いでマスタシリンダ圧がホイールシ
リンダに伝達されることにより制動力が発生される。こ
のため、ペダルストロークSの変化はマスタシリンダ圧
M/C にいち早く反映されることになる。従って、本実
施例においては、上述の如くベーパロック現象の検出が
ペダルストロークSとマスタシリンダ圧PM/C との比較
に基づいて行なわれることで、ベーパロック現象の検出
が早期に行なわれることになる。即ち、本実施例の液圧
ブレーキ装置においては、ベーパロック現象が発生して
から、上述の如くホイールシリンダ28を増圧させる処
置が実行されるまでの時間遅れが最小限に抑制されてお
り、これにより、ベーパロック現象が発生した場合にお
いても車両の制動距離を短縮させることが可能とされて
いる。
【0023】また、上述の如く、本実施例においては上
記したホイールシリンダ28の増圧がマスタシリンダ2
0とは別のアキュームレータ38を液圧源として行なわ
れることで、アキュームレータ38、ポンプ32、及び
電磁弁36を設けるのみの簡易な構成で上記した効果を
得ることが可能とされている。
【0024】しかしながら、アキュームレータ36を液
圧源として増圧させる替わりに、液圧通路30に液圧制
御弁を設け、ベーパロック現象が発生していると判断さ
れた場合には、この液圧制御弁によりマスタシリンダ圧
M/C をPM/C * (S)に向けて増圧し、かかる液圧を
ホイールシリンダ28に付与することとしてもよい。か
かる構成をとった場合、マスタシリンダ圧PM/C とホイ
ールシリンダ圧PW/Cとは必ずしも一致しないため、ホ
イールシリンダ圧PW/C を検出する圧力センサを設け、
その検出値に基づいてホイールシリンダ圧PW/C の制御
を行なうこととすればよい。このように、本発明は、ホ
イールシリンダ圧PW/C がペダルストロークSに応じた
値PW/C * (S)よりも小さい場合に、ホイールシリン
ダ28をPW/C * (S)に向けて増圧するという点にお
いても特徴づけられる。
【0025】また、上述の如く、本実施例においては、
ベーパロック現象が発生したと判断した場合には、イン
ジケータランプ46を点灯させ、運転者に対して警告を
与えることとしている。これにより、運転者の注意が促
され、車両の安全性が更に向上されている。なお、ベー
パロック現象の発生が検出された場合、インジケータラ
ンプ46を点灯させるだけでなく、警告音を発生させる
ことにより、運転者への警告効果を更に高めることとし
てもよい。また、ベーパロック現象の発生が検出された
場合に、ハザードランプを点滅させることにより、後続
車に当該車両の異常を知らせることで、2次災害の防止
を図ることとしてもよい。
【0026】なお、上記実施例においては、角度センサ
24が上記したペダルストローク検出手段に、マスタシ
リンダ圧PM/C が上記した制動状態に、マスタシリンダ
圧センサ26が上記した制動状態検出手段に、それぞれ
相当しており、また、図1に示すシステムにおいてEC
U44が図3に示すルーチンを実行することにより上記
した制動液圧制御手段が実現されている。ただし、車両
減速度を検出する減速度センサを制動状態検出手段とし
て設け、車両減速度を制動状態として、ペダルストロー
クSに応じた車両減速度が生ずるようにホイールシリン
ダ圧を制御することとしてもよい。
【0027】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、ベーパロ
ック現象が発生した場合にも、所望の制動力を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である液圧ブレーキ装置の構
成図である。
【図2】ペダルストロークSとマスタシリンダ圧PM/C
との関係を示す図である。
【図3】本実施例においてECUが実行するルーチンの
フローチャートである。
【符号の説明】
20 マスタシリンダ 22 ブレーキペダル 24 角度センサ 26 マスタシリンダ圧センサ 28 ホイールシリンダ 36 電磁弁 38 アキュームレータ 44 ECU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダルと、 該ブレーキペダルのペダルストロークを検出するペダル
    ストローク検出手段と、 車両の制動状態を検出する制動状態検出手段と、 前記ペダルストロークに応じた制動状態が実現されるよ
    うに制動液圧を制御する制動液圧制御手段と、を備える
    ことを特徴とする液圧ブレーキ装置。
JP8322968A 1996-12-03 1996-12-03 液圧ブレーキ装置 Pending JPH10157607A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010059846A (ko) * 1999-12-30 2001-07-06 이계안 브레이크 마스터 실린더
KR20020052302A (ko) * 2000-12-26 2002-07-04 이계안 브레이크의 스폰지 현상 감지장치 및 이를 이용한브레이크 오일의 기포 제거장치
KR100424947B1 (ko) * 2001-07-05 2004-03-30 기아자동차주식회사 차륜 로크 방지 브레이크장치를 이용한 베이퍼로크 방지 방법
JP2009090946A (ja) * 2007-10-12 2009-04-30 Hitachi Ltd ブレーキ倍力制御装置
KR101196281B1 (ko) * 2008-01-16 2012-11-06 주식회사 만도 전자유압식 제동시스템 및 그의 유압 라인 공기 감지방법

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