JPH10150629A - 送受信システム、受信装置、及び送信装置 - Google Patents

送受信システム、受信装置、及び送信装置

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Publication number
JPH10150629A
JPH10150629A JP8318571A JP31857196A JPH10150629A JP H10150629 A JPH10150629 A JP H10150629A JP 8318571 A JP8318571 A JP 8318571A JP 31857196 A JP31857196 A JP 31857196A JP H10150629 A JPH10150629 A JP H10150629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
video information
structuring
scene
editing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8318571A
Other languages
English (en)
Inventor
Keitaro Yamashita
啓太郎 山下
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8318571A priority Critical patent/JPH10150629A/ja
Publication of JPH10150629A publication Critical patent/JPH10150629A/ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 番組制作コストを抑えながら、視聴者ごとに
異なる視聴形態の要求に答える内容の映像を提供する。 【解決手段】 送信装置1側において番組の映像情報を
シーングループ、シーン単位で階層化すると共に、イン
デックス画面及びダイジェスト画面を設定することによ
り構造化された映像情報を形成して、番組の放送を行
う。受信装置100側では、視聴者の視聴形態の好みに
応じて蓄積装置102に蓄積された映像情報から、構造
化された映像情報単位で読出して映像編集処理部103
で編集を行い、このようにして作成された編集番組をデ
ィスプレイ105に表示させるようにするこで、視聴者
の視聴形態の要求に適う内容の映像を視聴することが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送受信システム、
受信装置、及び送信装置に関わり、特に特定の意義に従
って構造化された映像情報を扱い得る送受信システム、
受信装置、及び送信装置に関するものとされる。
【0002】
【従来の技術】現状として、地上波、放送衛星、通信衛
星、及びCATVを利用した放送システムにより放送が
行われている。上記のような放送システムにおいては、
映像情報として通常「番組」を単位として放送が行われ
る。そして、受信装置を所有する視聴者は、送信側から
供給されるこれら番組の中から所望の番組を選択して受
信、選局して視聴するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、視聴者は必
ずしも所望の番組におけるすべての内容を視聴したいと
思っているとは限らず、その番組中における特定の内
容、情報のみが視聴できればよいと感じているいう状況
はよくみられるものである。具体的には、例えばスポー
ツニュースであれば、番組で放送される各種スポーツの
うち、ある特定の種類のスポーツのみを視聴できればよ
い場合や、ある特定のチームに関する情報内容のみが視
聴できればよいというような場合である。また、ドラマ
や映画等の番組についても、その始終における内容を詳
しく把握するのではなく、端にその概略的な内容が把握
できればよいというような場合もある。そして、このよ
うな視聴者の要求は、当然のこととして他のジャンルの
番組でも存在し得るものである。
【0004】ところが、現状の放送システムでは、前述
のように放送が番組単位で供給されることから、例えば
放送側が上記のような視聴者ごとに異なる番組内容に関
する要求をできるだけ満足させようとした場合には、放
送番組数やこれを放送すべきチャンネル数が膨大なもの
になり、コストや管理上の手間を多く要することになっ
て現実的ではない。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は上記した
課題を考慮して、視聴者ごとに異なるとされる視聴形態
の要求に対して、低コストでできるだけ応えることので
きる放送システムを構築することのできるような送受信
システム、受信装置、及び送信装置を提供することを目
的とする。
【0006】このため、所定単位の映像情報について、
所定の意義に従って所定段階により階層化設定される構
造化単位で管理可能となるように構造化処理を施す構造
化処理手段と、構造化単位で管理可能な構造とされた映
像情報を送信可能な送信手段を備えている送信装置を設
けると共に、映像情報を受信可能な受信手段と、この受
信手段により受信された映像情報を蓄積可能な蓄積手段
と、この蓄積手段に蓄積された映像情報を読出して、構
造化単位を利用して映像情報の編集を行うことのできる
編集手段とを備えている受信装置とを設けることによっ
て送受信システムを構築することとした。
【0007】また、送信される所定単位の映像情報を受
信可能な受信手段と、この受信手段により受信された所
定単位の映像情報について、所定の意義に従って所定段
階により階層化設定される構造化単位で管理可能なよう
に構造化処理を施す構造化処理手段と、構造化単位で管
理可能とされた映像情報を蓄積可能な蓄積手段と、この
蓄積手段に蓄積された映像情報を読出して、構造化単位
を利用して映像情報の編集を行うことのできる編集手段
とを備えて受信装置を構成することとした。
【0008】更に、所定単位の映像情報について、所定
の意義に従って所定段階により階層化設定される構造化
単位で管理可能となるように構造化処理を施す構造化処
理手段と、この構造化処理手段により上記構造化単位で
管理可能な構造とされた映像情報について構造化単位に
より編集を行うことで、番組単位の映像情報を構築する
ことのできる編集手段と、この編集手段により構築され
た番組の映像情報をそれぞれ所定チャンネルに割り当て
るようにして送信することのできる送信手段とを備えて
送信装置を構成することとした。
【0009】そして、上記した構造化処理手段は、構造
化単位として所定の意義に従って特定の構造化単位を複
数集合して形成されるグループ構造化単位を設定可能と
し、所定単位の映像情報をグループ構造化単位で分割設
定可能なように構成されると共に、上記した編集手段
は、グループ構造化単位を利用した映像情報の編集が可
能なように構成することとした。また、構造化処理手段
は、構造化単位として所定の構造化単位に対する映像情
報の内容を代表する代表静止画像を設定して、この代表
静止画像について管理可能なように構造化処理を施すこ
とが可能とされていると共に、編集手段は代表静止画像
単位を利用した映像情報の編集が可能なように構成する
こととし、更に、構造化処理手段は、構造化単位とし
て、所定の構造化単位に対する映像情報の内容を代表す
る代表動画像を設定して、この代表動画像について管理
可能なように構造化処理を施すことが可能とされている
と共に、編集手段は代表動画像単位を利用して映像情報
の編集が可能なように構成することとした。
【0010】例えば、1つの番組の構造を内容的に考慮
した場合、ある1まとまりの内容が表現されている場面
単位を「シーン」と定義し、さらにこれら複数のシーン
の集合によって、より包括的な1まとまりの内容を表現
する「シーングループ」として定義すると、1つの番組
はこれら「シーン」及び「シーングループ」等による階
層化された構造化単化により形成されるものとして捉え
ることが可能となる。そして上述した構成では、送信側
(放送局側)又は受信側(視聴者側)でこれらシーン又
はシーングループをユーザの視聴形態に応じた内容に適
合するように編集することで、ある番組を形成している
元の内容から、視聴者ごとに異なる視聴形態の要求に適
う内容の「映像情報」を新規に作成することが可能とな
る。また、番組中の画像について静止画又は動画による
代表画面を設定し、この代表画面を利用して編集を行え
ば、番組の概要を把握できるに足る内容の映像情報を容
易に作成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、以降の説明は次の順序で行うことと
する。 <1.本実施の形態における番組の構造概念> (1−a.シーン及びシーングループ) (1−b.IDデータエリアの構造例) (1−c.インデックス画面設定例) (1−d.ダイジェスト画面設定例) <2.本実施の形態としての放送システム例> <3.蓄積装置への映像情報記録方式>
【0012】<1.本実施の形態における番組の構造概
念> (1−a.シーン及びシーングループ)本実施の形態に
おいては、後述する複数例の放送システムの形態によっ
ても異なるが、送信装置側又は受信装置側において、番
組ごとの映像情報について「構造化された映像情報」と
するための処理を行うことができる。本実施の形態にお
ける番組映像情報の構造化単位としては、例えば1つの
番組について、ある1まとまりの内容が表現されている
場面単位である「シーン」として定義し、シーン単位と
された構造化単位に対して所定のIDを付加することに
よりシーン単位で管理可能とする。また、さらに複数の
シーンの集合によって、より包括的な1まとまりの内容
を表現する場面単位を「シーングループ」として定義し
て、シーングループ単位とされた構造化単位に対して所
定のIDを付加することによりシーングループ単位で管
理可能とするように構造化する。更に、本実施の形態に
おける番組の構造化単位として、静止画像によりその番
組の内容を端的に表現するものとされる「インデックス
画面」と、静止画像又は動画像によってその番組の内容
を概略的に把握することのできる「ダイジェスト画面」
をそれぞれ定義して設定することも行われる。
【0013】そこで先ず、シーン及びシーングループ単
位による番組の構造化例について図1を参照して説明す
る。図1(a)には、期間T0〜T1の時間長の放送時
間帯を有するとされる番組が時間tに沿って示されてい
る。この番組は、第1段階の階層としてある包括的な1
まとまりの共通した内容を有するとされるシーングルー
プ単位に分割設定するようにされる。1つの番組に対す
るシーングループ単位による分割数は、その番組全体の
内容に応じて異なってくるものであるが、この場合に
は、図1(b)に示すように、シーングループA〜シー
ングループLの12のシーングループに分割されてい
る。更に、各シーングループは第2段階の階層化とし
て、シーングループ内における内容の相違に応じてシー
ン単位で分割される。この場合には、例えば図1(c)
に示すように、シーングループAであればシーンAa〜
Amの13のシーンに分割される。また、内容によって
は1シーングループが1シーンにより形成されることも
あり、その一例として図1(b)に示すシーンIが、そ
のまま図1(c)に示すシーングループIaとされてい
る状態が示されている。上記シーングループとシーンの
具体的な関係としては、例えば当該番組がスポーツニュ
ースであれば、シーングループはある特定のスポーツの
ジャンルやチームに関するニュースの内容ごとに分割
し、シーンはそのスポーツや特定のチームにおいて、ゲ
ーム結果や選手等の情報に関する内容ごとに分割設定す
るという設定を考えることができる。ただし、これはあ
くまでも一例であり、各番組ごとにどのような内容のレ
ベル(階層)をシーングループ及びシーンに対して対応
させるのかということについては、ここでは特に限定し
ない。また、各シーンは、通常短くとも0.5秒以上の
時間長を有するものとされ、従って、1シーンは複数の
フィールド(又はフレーム)により形成されることにな
る。図1(d)には一例として、シーンAjがフィール
ド(Aj1〜Ajn(nは当該シーンにおける最後のフ
ィールドナンバを示す変数))の複数のフィールド群に
より形成されていることが示され、シーンIaがフィー
ルド群Ia1〜Ianにより形成されることが示されて
いる。
【0014】なお、上記図1にて説明したシーン及びシ
ーングループに基づく番組の構造化は、あくまでも一例
であり、例えば図1ではシーングループ−シーンによる
2段階による階層構造としているが、この階層を更に多
段階のものにすることも考えられる。あるいは、シーン
グループという概念を設定せずにシーンのみにより番組
を分割設定することも考えられる。
【0015】(1−b.IDデータエリアの構造例)上
記図1に示したようにして、番組について少なくともシ
ーングループ及びシーンからなる階層により構造化され
た映像情報を管理するには、この構造化された映像情報
に対して、例えば図2に示すようなデータ構造を有する
IDデータを付加するようにされる。図2(a)には、
構造化された映像情報を管理するためのIDデータが格
納されるIDデータエリアの構造が示されている。この
IDデータエリアは、例えばフィールド画像ごとに付加
される。図2(a)に示すIDデータエリアにおいて
は、その先頭位置から順にタイムスタンプエリアAR
1、番組IDエリアAR2、シーングループIDエリア
AR3、シーンIDエリアAR4、シーン内フィールド
ナンバーエリアAR5、及びディスクリプションエリア
AR6の各エリアが設定されている。これら各エリアに
は、それぞれ各種条件に応じて設定されたデータ長(ビ
ット数)が設定されているものとされる。
【0016】タイムスタンプエリアAR1には、例えば
当該IDデータエリアが対応する現フィールドが位置す
る放送開始時間T0からの経過時間を示すデータが格納
される。また、実際の放送時間に対応する日、時、分、
秒の情報をデータとして格納することも考えられる。
【0017】番組IDエリアAR2には、図2(b)に
示すように、現フィールドを含む番組ごとに異なって付
され、番組を識別するための番組IDのデータが格納さ
れる。また、後述する番組ディスクリプションの有無を
示す番組ディスクリプションフラグFp の領域が設けら
れる。なお、番組IDとしては、番組単位での識別が可
能とされればよく、例えば、番組ごとに個々に異なって
設定されたコードナンバであってもよいし、番組の放送
日時、放送チャンネルなどの情報をコード化したもので
あっても構わない。
【0018】シーングループIDエリアAR3には、図
2(c)に示すように、現フィールドを含むシーングル
ープを特定するためのシーングループIDを格納する領
域と、後述するシーングループディスクリプションの有
無を示すフラグFsgの領域が設けられる。シーングルー
プIDとしては、番組開始からのシーングループの順番
を数値化したコードで示すようにされればよいが、ほか
に番組開始時点から当該シーングループの開始時点の時
刻をコード化して示すようにすることも考えられる。
【0019】シーンIDエリアAR4には、図2(d)
に示すように、現フィールドを含むシーンを特定するた
めのシーンIDを格納する領域と、後述するシーンディ
スクリプションの有無を示すフラグFsgの領域が設けら
れる。シーンIDのコードとしては、例えばシーングル
ープにおいて現シーンが位置する順番を数値化したコー
ドで示すようにすればよいが、ほかに、シーングループ
の開始時点を起点として、現シーンの開始時点の時間情
報をコード化することが考えられる。また、番組開始時
点を起点として現シーンの開始時間の情報をコード化
し、シーングループと現シーンとの関係は、別途設定さ
れたテーブルデータによって特定することが考えられ
る。あるいは、番組開始からのシーンごとの順番をコー
ド化し、シーングループと現シーンとの関係は、別途設
定されたテーブルデータによって特定することが考えら
れる。シーン内フィールドナンバーエリアAR5には、
シーン内における現フィールドの順番を示すシーン内フ
ィールドナンバーのデータが格納される。
【0020】ディスクリプションエリアAR6は、例え
ば図2(e)に示すように、番組ディスクリプションエ
リアAR6−1、シーングループディスクリプションエ
リアAR6−2、及びシーンディスクリプションエリア
AR6−3のエリアに分割設定される。
【0021】番組ディスクリプションエリアAR6−1
には、例えば番組の内容の概要を示すための番組ディス
クリプションデータが格納される。この番組ディスクリ
プションデータの具体的な内容としては、番組のジャン
ル(スポーツ、バラエティ、ドラマ・・・等)、番組タ
イトル、番組制作者名、プログラム放送者(放送局)
名、主な出演者などの情報を所定のフォーマットに従っ
たコードに基づいて格納するようにされる。
【0022】シーングループディスクリプションエリア
AR6−2には、当該シーングループの内容を具体的に
示すためのシーングループディスクリプションデータが
格納される。例えばスポーツニュースにおいて当該シー
ングループが野球に関する内容の映像のシーングループ
であるとすれば、少なくとも、そのスポーツのジャンル
として「野球」であることを示す情報がコードとして格
納されることが必要となる。シーンディスクリプション
エリアAR6−3には、当該シーンの内容を具体的に示
すためのシーンディスクリプションデータが格納され
る。例えば番組がスポーツニュースであり、当該シーン
が特定のチームのゲームに関する内容の映像であるとす
れば、少なくともそのチーム名の情報とゲーム結果の情
報を示す内容がコード化される必要があることになる。
【0023】なお、ディスクリプションエリアAR6
は、上述のように番組、シーン、シーングループの内容
を総括的に示すものであることから、すべてのフィール
ド画像に対応して設けられる必要は必ずしもない。そこ
で、ディスクリプションエリアAR6を形成する番組デ
ィスクリプションエリアAR6−1、シーングループデ
ィスクリプションエリアAR6−2、及びシーンディス
クリプションエリアAR6−3については、例えばそれ
ぞれ番組、シーングループ、シーンの先頭から開始され
る所定の複数フィールドに対して付加するようにして、
以降の残りのフィールドにはディスクリプションエリア
を設けないようにすることが考えられる。これにより、
本実施の形態の放送システムが扱うべきデータ量を削減
することが可能となる。
【0024】また、IDデータの形態としては図2に示
したものに限定されるものではない。例えば、フィール
ド画像ごとに対しては、フィールドの特定を可能とする
ためのIDを付加する程度に留めると共に、各フィール
ドに対応する管理情報が格納されたデータテーブルを別
途用意することが考えられ、この場合には、例えばフィ
ールド単位の画像データに挿入すべき管理情報としての
データ量を少なくすることができる。
【0025】また、図2に示したようなIDデータエリ
アの信号(IDデータ信号)の付加方法としては、番組
の映像/音声信号を送信信号化する、あるいは蓄積装置
に蓄積するのに適合するデータフォーマットとなるよう
に、所定フォーマットに従ってデジタル信号処理により
エンコードする際に、所定の規則に従って映像/音声信
号データに付加するようにすればよい。例えば具体的に
は、図2に示したようにしてコード化されたIDデータ
信号を伝送用のパケットヘッダに格納することが考えら
れる。また、ビットストリームデータとされた映像信号
データの各フィールドのヘッダ領域に対して格納するよ
うにして挿入しても良い。また、蓄積装置の記録媒体の
セクターヘッダに格納するように構成することもでき
る。
【0026】これに対して、番組の映像情報がアナログ
の映像/音声信号とされている段階において、IDデー
タ信号を付加しようとした場合には、図3に示すように
して番組の映像信号に対して重畳することが可能であ
る。
【0027】図3(a)には、番組の映像信号における
垂直ブランキング期間が示されている。そしてIDデー
タ信号は、この垂直ブランキング期間において破線Pで
括って示す水平同期パルスが得られる期間(図3(b)
に拡大して示す)の所定の水平走査期間(図3(b)に
破線Qで括った部分)に対して挿入するようにして重畳
することができる。図3(c)には破線Qで括った所定
水平走査期間を拡大して、実際にIDデータ信号が重畳
されている状態が示されている。
【0028】<1−c.インデックス画面設定例>本実
施の形態においては、映像情報の構造化として、番組に
おいてインデックス画面及びダイジェスト画面を選択し
て設定することができる。インデックス画面及びダイジ
ェスト画面は、番組単位、シーングループ単位、又はシ
ーン単位の映像の内容を端的あるいは概略的に把握する
ための「代表画面」である。本実施の形態では、インデ
ックス画面は番組単位、シーングループ単位、又はシー
ン単位で、タイトルや内容を端的に表現可能な程度の情
報を有するとされる静止画像として定義する。またダイ
ジェスト画面は、インデックス画面よりは詳細に、番
組、シーングループ単位、又はシーン単位の映像の内容
を概略的(例えば粗筋程度)に提示する程度の情報を有
する静止画像又は動画像として定義される。
【0029】そこで、先ず図4〜図7を参照して本実施
の形態におけるインデックス画面の設定例について説明
する。なお、インデックス画面は静止画像であることか
ら、例えば画質等の観点によれば1フレーム画像により
形成されることが好ましいが、これまで、番組の最小単
位をフィールドとして扱ってきたことから、以降はイン
デックス画面をフィールド画像単位により設定するもの
として説明を行う。
【0030】図4は、シーン単位に対するインデックス
画面の設定例を示しており、この図には3例が示されて
いる。なお、この図に示す番組のシーングループ、シー
ンの設定例として図1と同一部分については同一符号を
付して説明を省略する。第1例は、シーンAj(図4
(c))に対するインデックス画面設定として示されて
いる。この場合、シーンAjは、図4(d)に示すよう
にフィールド画像Aj1〜Ajn(nは当該シーンにお
ける最後のフィールドナンバを示す変数)の複数のフィ
ールド画像により形成されているが、ここでは、その先
頭のフィールド画像Aj1をインデックス画面INDX
として設定するようにしている。つまりシーンを形成す
るフィールド画像のうち、先頭のフィールド画像をイン
デックス画面として選択するものである。第2例は、シ
ーンIa(図4(c))に対するインデックス画面設定
として示されている。このシーンIaが、図4(d)に
示すようにフィールド画像Ia1〜Ianの複数のフィ
ールド画像により形成されているとすると、これらフィ
ールド画像のうち、ある所定の規則に従って選択された
任意の中間のフィーフィールド画像Iak(kは選択さ
れたフィールド画像のフィールドナンバに対応し、1<
k<nとなる)をインデックス画面INDXとして設定
するようにしている。つまり、シーンを形成するフィー
ルド画像のうち、中間のフィールド画像をインデックス
画面として選択する。第3例は、シーンLa(図4
(c))に対するインデックス画面設定として示されて
いる。このシーンLaが、図4(d)に示すようにフィ
ールド画像La1〜Lanの複数のフィールド画像によ
り形成されているとして、この場合には最後のフィール
ド画像Lanをインデックス画面INDXとして設定す
るようにしている。この例では、シーンを形成するフィ
ールド画像のうち、最後のフィールド画像をインデック
ス画面として選択する。
【0031】図5は、シーングループ単位に対するイン
デックス画面の設定例を示すものであり、図4と同一部
分には同一符号を付して説明を省略する。第1例はシー
ングループAに対するインデックス画面設定として示さ
れている。図5(b)に示すシーングループAは、図5
(c)に示すようにシーンAa〜Amの14のシーンに
より形成されている。そして、これらシーン群における
先頭のシーンAaが、図5(d)に示すようにして複数
のフィールド画像Aa1〜Aanにより形成されている
とすると、ここでは、これらフィールド画像群のうち、
先頭のフィールド画像Aa1をインデックス画面IND
Xとして選択設定するようにしている。つまり、第1例
はシーングループに対してインデックス画面を設定する
のに当たり、シーングループを形成するシーン群のう
ち、先ず先頭のシーンを選択し、この先頭のシーンを形
成するフィールド画像群のうち、先頭のフィールド画像
をインデックス画面として選択する。この場合、結果的
にはシーングループを形成するフィールド画像群のう
ち、先頭のフィールド画像をインデックス画面として選
択することになる。
【0032】第2例はシーングループIに対するインデ
ックス画面設定として示されている。図5(b)に示す
シーングループIは、図5(c)に示すようにシーンI
a〜Imの14のシーンにより形成されているものとす
る。そして、ここでは先ずこれらシーン群のうちから所
定規則に従って選択された中間のシーンとして、10番
目のシーンIjを選択する。そして、シーンIjが、図
5(d)に示すようにしてフィールド画像群Ij1〜I
jnにより形成されているとすると、ここでは、インデ
ックス画面INDXとして先頭のフィールド画像Ij1
を選択設定する。つまり、第2例はシーングループを形
成するシーン群のうち、先ず所定規則に基づいて中間の
シーンを選択し、この中間のシーンを形成するフィール
ド画像群のうち、先頭のフィールド画像をインデックス
画面として選択する。
【0033】第3例はシーングループLに対するインデ
ックス画面設定として示されている。図5(b)に示す
シーングループLは、図5(c)に示すようにシーンL
a〜Lmの14のシーンにより形成されているものとす
る。そして、これらシーン群のうちから先ず最後のシー
ンLmを選択し、この、シーンLmが図5(d)に示す
ようにしてフィールド画像群Lm1〜Lmnにより形成
されているとすると、ここでは、インデックス画面IN
DXとして先頭のフィールド画像Lm1を選択設定す
る。従って、第3例はシーングループを形成するシーン
群のうちから最後のシーンを選択し、この最後のシーン
を形成するフィールド画像群のうちから、先頭のフィー
ルド画像をLNNとして選択することになる。
【0034】図6は、上記図5の設定方法とは異なる、
他のシーングループ単位に対するインデックス画面の設
定例を示すものであり、図4及び図5と同一部分には同
一符号を付して説明を省略する。第1例はシーングルー
プAに対するインデックス画面設定として示されてい
る。この場合には、シーングループAにおいて、先ず、
先頭のシーンAa(図6(b)に示す)を選択する。そ
して、この先頭のシーンAaが、図6(d)に示すよう
にして複数のフィールド画像Aa1〜Aanにより形成
されているとすると、ここでは、これらフィールド画像
群のうち、所定規則に従って選択された中間のフィール
ド画像Aak(1<k<n)をインデックス画面IND
Xとして設定するようにしている。つまり、第1例はシ
ーングループに対してインデックス画面を設定するのに
当たり、シーングループを形成するシーン群のうち、先
ず先頭のシーンを選択し、この先頭のシーンを形成する
フィールド画像群のうち、中間のフィールド画像をイン
デックス画面として選択設定するものである。
【0035】第2例はシーングループIに対するインデ
ックス画面設定として示されている。ここでは、先ず図
6(b)に示すシーングループIを形成するシーンIa
〜Imのうち、所定の規則に従ってシーンIjkを選択
する。そして、シーンIjkが、図6(d)に示すよう
にフィールド画像Ija〜Ijnにより形成されている
ものとすると、ここでは、上記フィールド画像Ija〜
Ijnのうちから所定規則に従って選択された中間のフ
ィールド画像Ijkをインデックス画面INDXとして
設定する。つまり、第2例はシーングループを形成する
シーン群のうち、先ず所定規則に基づいて中間のシーン
を選択し、更にこの中間のシーンを形成するフィールド
画像群のうちから、中間のフィールド画像をインデック
ス画面として選択するものである。
【0036】第3例はシーングループL(図6(b)に
示す)に対するインデックス画面設定として示されてい
る。ここでは、シーングループLを形成するシーン群の
うちから、先ず最後のシーンLm(図6(c)に示す)
を選択する。そして、このシーンLmが図6(d)に示
すようにしてフィールド画像群Lm1〜Lmnにより形
成されているとすると、ここでは、インデックス画面I
NDXとして所定規則に従って選択された中間のフィー
ルド画像Lmkを選択設定する。
【0037】図7は、上記図5及び図6にて説明した設
定方法とは異なる、更に他のシーングループ単位に対す
るインデックス画面の設定例を示すものであり、この図
において図4〜図6と同一部分には同一符号を付して説
明を省略する。
【0038】第1例はシーングループAに対するインデ
ックス画面設定として示されている。この場合には、シ
ーングループAにおいて、先ず、先頭のシーンAa(図
7(b)に示す)を選択する。そして、この先頭のシー
ンAaが、図7(d)に示すようにして複数のフィール
ド画像Aa1〜Aanにより形成されているとして、こ
こでは、これらフィールド画像群のうちから最後のフィ
ールド画像Aanをインデックス画面INDXとして設
定するようにしている。従って、第1例はシーングルー
プに対してインデックス画面を設定するのに当たり、シ
ーングループを形成するシーン群のうち、先ず先頭のシ
ーンを選択し、この先頭のシーンを形成するフィールド
画像群のうち、最後のフィールド画像をインデックス画
面として選択設定するものである。
【0039】第2例はシーングループIに対するインデ
ックス画面設定として示されている。ここでは、先ず図
7(b)に示すシーングループIを形成するシーンIa
〜Imのうち、所定の規則に従ってシーンIjkを選択
する。そして、シーンIjkが、図7(d)に示すよう
にフィールド画像Ija〜Ijnにより形成されている
ものとすると、ここでも、上記フィールド画像Ija〜
Ijnのうちから最後のフィールド画像Ijnをインデ
ックス画面INDXとして設定する。つまり、第2例は
シーングループを形成するシーン群のうち、先ず所定規
則に基づいて中間のシーンを選択し、更にこの中間のシ
ーンを形成するフィールド画像群のうちから、最後のフ
ィールド画像をインデックス画面として選択するもので
ある。
【0040】第3例はシーングループL(図7(b)に
示す)に対するインデックス画面設定として示されてい
る。ここでは、シーングループLを形成するシーン群の
うちから、先ず最後のシーンLm(図7(c)に示す)
を選択する。そして、このシーンLmが図7(d)に示
すようにしてフィールド画像群Lm1〜Lmnにより形
成されているとすると、ここでは、インデックス画面I
NDXとして所定規則に従って選択された最後のフィー
ルド画像Lmkを選択設定する。
【0041】なお、上記図4〜図7による説明において
は、シーン単位又はシーングループ単位に対するインデ
ックス画面設定例について説明したが、番組単位に対す
るインデックス画面設定も図4〜図7による説明に準ず
るようにして設定することが可能である。また、図4〜
図7に例示したシーン単位又はシーングループ単位に対
するインデックス画面設定の規則はあくまでも一例であ
り、他の規則により選択設定されることは当然考えられ
る。
【0042】<1−d.ダイジェスト画像設定例>次
に、本実施の形態におけるダイジェスト画像の設定例に
ついて、図8〜図11を参照して説明する。なお、ダイ
ジェスト画像としては、静止画によるものと動画像によ
るものとの2種類があるが、この場合にも番組の最小単
位をフィールドとして扱ってきた都合上、以降は、ダイ
ジェスト画像もフィールド画像単位により設定するもの
として説明を行う。
【0043】図8は、ダイジェスト画像の選択設定例と
して、1つのシーンから静止画によるダイジェスト画像
を1つ選択する場合を示すものであり、図4〜図7と同
一部分については同一符号を付して説明を省略する。こ
の場合には、図8(c)に示すシーンIjに対するダイ
ジェスト画像の選択設定例として3例が示されている。
【0044】第1例は図8(d)に示されており、この
場合にはシーンIjを形成するフィールド画像群のう
ち、先頭のフィールド画像を静止画によるダイジェスト
画像DGsとして選択するものである。第2例は、図8
(e)に示すようにシーンIjを形成するフィールド画
像群のうち、所定規則に従って選択された中間のフィー
ルド画像を静止画によるダイジェスト画像DGsとして
選択する。そして第3例は、図8(f)に示すようにシ
ーンIjを形成するフィールド画像群のうち、最後のフ
ィールド画像を静止画によるダイジェスト画像DGsと
して選択するものである。
【0045】上記図8に示したようなダイジェスト画像
の選択規則は、そのシーンの内容を概略的に把握するの
に、当該シーンにおける1枚の静止画像により得られる
情報だけで充分足りるような場合に適用することができ
る。具体的には、そのシーンの内容が、絵画や彫刻など
の作品を静止画像により表示するようなものである場合
には、このシーンから抽出した1つのフィールド画像の
みによって充分にそのシーンの内容を把握することがで
きることから、図8によるようなダイジェスト画像の選
択を行えばよいことになる。
【0046】図9は、シーン単位に対するダイジェスト
画像の選択設定例として、1シーンから静止画によるダ
イジェスト画像を複数選択する場合を示すものであり、
図8と同一部分については同一符号を付して説明を省略
する。この場合にも、図9(c)に示すシーンIjに対
する静止画によるダイジェスト画像の選択設定例として
4例が示されている。
【0047】第1例は図9(d)に示されている。この
場合には、シーンIjを形成するフィールド画像群のう
ち、先ず、先頭のフィールド画像を静止画によるダイジ
ェスト画像DGsとして選択し、以降は所定規則に従っ
た所定間隔ごとに選択したフィールド画像を静止画によ
るダイジェスト画像DGs,DGs,DGs,・・・と
して設定するものである。第2例は図9(e)に示さ
れ、ここでは、シーンIjを形成するフィールド画像群
のうち、先ず、先頭のフィールド画像を静止画によるダ
イジェスト画像DGsとして選択し、以降は、シーンの
内容ごとにダイジェスト画像として好適な情報を有して
いるとされるフィールド画像を、適宜ダイジェスト画像
DGs,DGs,DGs,・・・として選択設定するも
のである。なお、この場合のダイジェスト画像設定規則
では、実際に1シーンに対して設定されるダイジェスト
画像DGsの枚数はシーンの内容に応じて適宜異なって
くるものであり、特に制限はない。図9(f)に示す第
3例は上記第1例に準ずるものであるが、この場合に
は、先頭のフィールド画像をシーンにおける最初のダイ
ジェスト画像DGsとして選択せずに、以降における所
定のフィールド画像から開始して、所定規則に従った所
定間隔ごとに選択したフィールド画像をダイジェスト画
像DGs,DGs,DGs,・・・として設定していく
ものである。第4例は図9(g)に示されている。この
第4例は、第2例に準ずるものとされるが、ここでは特
に先頭のフィールド画像を静止画によるダイジェスト画
像DGsとして選択することは行わず、単に、シーンの
内容に応じてダイジェスト画像として好適とされるフィ
ールド画像が、適宜ダイジェスト画像DGs,DGs,
DGs,・・・として選択されていく。
【0048】ここでダイジェスト画像の果すべき役割を
考慮すると、上記第2例(図9(e))又は第4例(図
9(g))のようにしてダイジェスト画像を選択設定す
ることのほうが、視聴者にとってはシーンの内容の把握
が容易になるために好ましい。ただし、後述するように
受信装置側で通常の番組を受信して、この後に受信装置
側で番組の映像情報に対して構造化処理を施す場合に
は、上記第1例(図9(d))又は第4例(図9
(f))による設定方法を採用すれば、容易にダイジェ
スト画像を自動設定することができる。
【0049】図10は、シーン単位に対するダイジェス
ト画像の選択設定例として、1シーンから動画によるダ
イジェスト画像を1つ選択する場合を示すものであり、
図8及び図9と同一部分については同一符号を付して説
明を省略する。この場合にも、図9(c)に示すシーン
Ijに対する動画によるダイジェスト画像の選択設定例
として3例が示されている。ここでは、図10(d)に
示すようにしてシーンIjにおける最初の部分の動画像
情報(つまり連続する複数フィールド画像とされる)を
動画によるダイジェスト画像DGmとして選択設定する
例と、図10(e)に示すようにしてシーンIjにおい
て、所定規則に従って選択された中間部分の動画像情報
をダイジェスト画像DGmとして選択設定する例と、図
10(f)に示すようにしてシーンIjにおける最後の
部分の動画像情報をダイジェスト画像DGmとして選択
設定する例が示されている。なお、この図に示すダイジ
ェスト画像の設定方法において、1ダイジェスト画像あ
たりの長さ(フィールド画像数)をどの程度とするか
は、シーン等の内容に応じて適宜変更して設定すること
が考えられるが、より簡略な方法として、ダイジェスト
画像として適当とされる長さに対応するフィールド画像
数を予め設定して固定とすることも考えられる。
【0050】図11は、シーン単位に対するダイジェス
ト画像の選択設定例として、1シーンから静止画による
ダイジェスト画像と動画によるダイジェスト画像を組み
合わせて複数選択する場合を示すものであり、図8〜図
10と同一部分については同一符号を付して説明を省略
する。第1例は図11(d)に示されている。この場合
には、シーンIjを形成するフィールド画像群のうち、
先ず、先頭の連続するフィールド画像を動画によるダイ
ジェスト画像DGmとして選択し、以降は、例えばシー
ンの内容等に応じて適宜、静止画によるダイジェスト画
像DGs,DGs,DGs・・・が選択設定されてい
る。第2例は図11(e)に示され、ここでは、先ず、
先頭の連続するフィールド画像を動画によるダイジェス
ト画像DGmとして選択し、以降は適宜、動画によるダ
イジェスト画像DGmが選択されている。第3例は図1
1(f)に示されている。この場合には、先ず先頭の連
続するフィールド画像を動画によるダイジェスト画像D
Gmとして選択しているが、以降は適宜、静止画による
ダイジェスト画像DGsと動画によるダイジェスト画像
DGmが組み合わされるようにして選択される。このよ
うに、ダイジェスト画像の選択方法として静止画による
ダイジェスト画像DGsと動画によるダイジェスト画像
DGmを組み合わせることにより、例えば、1シーン内
において比較的画像の変化が大きいような場合でも、シ
ーンの内容の把握をより容易化するような情報を有する
ダイジェスト画像を得ることができる。
【0051】これまでの説明のようにして設定されたイ
ンデックス画面及びダイジェスト画像を構造化された映
像情報として管理するためには、番組ごとのインデック
ス画面及びダイジェスト画像の設定結果を示す管理情報
が必要となる。そして、インデックス画面及びダイジェ
スト画像のための管理情報としては次のような形式のも
のを考えることができる。先ず、番組単位の映像情報の
先頭の所定領域に対して、当該番組において番組、シー
ン、シーングループ単位の何れに対するものであるのか
に関わらず、インデックス画面とダイジェスト画像がそ
れぞれ設定されているか否かを示すフラグ領域を設ける
ようにする。これにより、映像情報管理時には、番組の
映像情報の先頭の所定領域を監視することによって、当
該番組に対するインデックス画面とダイジェスト画像の
設定の有無を識別することが可能となるため、例えば、
フィールド画像単位で検索を行う必要はなくなる。
【0052】次に、番組単位、シーングループ単位、シ
ーン単位ごとに対して設定されたインデックス画面及び
ダイジェスト画像の有無を示す種類のフラグが必要なる
が、これらのフラグは、図2に示したIDデータエリア
に対して追加するようにして設けることができる。 先
ず、番組単位に対して設定されたインデックス画面とダ
イジェスト画像の有無を示すフラグは、図2(b)に示
す番組IDエリアAR2に追加して設けるようにする。
また、シーングループ単位に対して設定されたインデッ
クス画面とダイジェスト画像の有無を示すフラグは、図
2(c)に示す番組IDエリアAR2に追加して設ける
ようにする。更に、シーングループ単位に対して設定さ
れたインデックス画面とダイジェスト画像の有無を示す
フラグは、図2(c)に示す番組IDエリアAR2に追
加して設けるようにすればよい。これにより、番組、シ
ーン、シーングループの各階層ごとにインデックス画面
とダイジェスト画像が設定されているか否かを識別する
ことができる。
【0053】そして、フィールド画像ごとにインデック
ス画面又はダイジェスト画像として設定されているか否
かを示すフラグを、図2(a)に示すIDデータエリア
の所定位置に挿入するようにして設けるようにする。こ
れにより、フィールド画像ごとにIDエリアデータを参
照していくことによって、インデックス画面又はダイジ
ェスト画像として設定されたフィールド画像を識別して
いくことが可能となる。また、例えば1つの構造単位に
おいて複数のインデックス画面又はダイジェスト画像が
設定されているような場合には、その構造単位内におけ
るインデックス画面又はダイジェスト画像の順番(ナン
バ)の情報を格納したり、動画像によるダイジェスト画
像であれば、そのダイジェスト画像内におけるフィール
ドナンバを示す情報を格納するようにする。
【0054】ただし、上記のような情報をすべてIDデ
ータエリアに格納するようにした場合、このIDデータ
エリアはフィールド画像ごとに付されるものであること
から、扱うべきデータ量が大幅に増加することが考えら
れる。このため、上述のようなインデックス画面及びダ
イジェスト画像として設定されたフィールド画像に関す
る所要の情報を格納したテーブルデータを別途用意し
て、実際のフィールド画像データとの対応を図るように
構成することが好ましい。
【0055】また、これまでの説明のようにして選択設
定されたインデックス画面によるインデックス表示、及
びダイジェスト画像によるダイジェスト表示の形態は各
種考えられるため特に限定はしないが、例えばインデッ
クス表示又は静止画像によるダイジェスト表示であれ
ば、ある特定の静止画像を継続的に表示させたり、複数
枚選択されている時には所定タイミングでスライドショ
ー的にコマ送り表示することが考えられる。また、ダイ
ジェスト表示として動画像を扱う場合にも、通常再生速
度で行うことは当然考えられるし、早送りサーチ的に表
示させることも可能とされる。
【0056】<2.本実施の形態としての放送システム
例>本実施の形態としての放送システムの形態として
は、例えば、図12〜図15にそれぞれ示す第1〜第4
の形態の何れかをとることができる。図12は、本実施
の形態の放送システムの第1の形態の構成例を概念的に
示している。この図に示す送信装置1においては、映像
ソース2、送信映像エンコーダ3、送信用バッファ4、
及び伝送用変調装置5が示されている。映像ソース2
は、当該送信装置1において番組制作のために利用され
る各種映像素材である。この映像ソース2には、映像信
号に付随するとされる音声信号の情報も含むものとされ
る。
【0057】送信映像エンコーダ3は、例えば番組とし
ての映像ソース2を取り込み、この番組の映像情報につ
いて構造化処理を施す。ここでいう構造化処理とは、こ
れまで説明してきた、番組としての映像情報についてシ
ーングループ、シーンによる階層化と、インデックス画
面及びダイジェスト画像を設定する処理である。また、
送信映像エンコーダ3においては、構造化処理されるべ
き映像ソース2について所要のデジタル信号処理を施し
て、送信用バッファ4に蓄積するのに適合するデータフ
ォーマットとされるように、また、伝送用変調装置5に
て伝送するのに適合するフォーマットとなるように所要
のエンコード処理が施される。このエンコード処理の段
階で必要があれば圧縮等の処理も施される。
【0058】送信用バッファ4は、送信映像エンコーダ
3にて得られた映像情報をデータとして蓄積する。この
送信用バッファ4としては、例えばハードディスクや光
ディスク、光磁気ディスク等のランダムアクセスが可能
なディスク状記録媒体と、これに対応するドライバから
なるものとされる。または、大容量の半導体メモリなど
を備えて構成されても良い。つまり、大容量でかつラン
ダムアクセスが可能とされて、高速なアクセスが容易に
実現されるメディアが用いられるものとされ、その種類
につては特に限定されるものではない。送信用バッファ
4に蓄積された映像情報は、例えば放送プログラムに従
って、適宜、伝送用変調装置5に供給される。
【0059】伝送用変調装置5は、送信用バッファ4に
から伝送された映像情報を放送波として放送が可能なよ
うに、当該送信装置1が対応する所定の放送システム
(例えば地上波、通信衛星、CATVによるものなど)
に対応した変調を行う。伝送用変調装置5の出力は、所
定の放送/通信媒体Mを介するようにして放送波として
送信出力される。
【0060】受信装置100においては、チューナ/デ
コード回路101、蓄積装置102、映像編集処理部1
03、制御部104、ディスプレイ105、及びリモー
トコントローラ受信部106(「リモートコントロー
ラ」については以降リモコンと略す)が示されている。
【0061】チューナ/デコード回路101は、送信装
置1から送信された送信波を受信/選局し、受信信号に
ついて伝送用変調装置5に対応する復調処理を施す。こ
のようにして送信装置1から出力された映像情報は、蓄
積装置102に供給されてデータとして蓄積される。蓄
積装置102に蓄積されるデータは、受信信号である映
像情報が送信装置側で構造化処理されたものであれば、
この構造化された映像情報がデータとして蓄積されるこ
とになる。
【0062】この場合、蓄積装置102としては特に限
定されないが、例えば、前述の送信用バッファ4と同様
に、例えばランダムアクセスが可能なディスク状記録媒
体とこれに対応するドライバからなるものとされてもよ
いし、大容量の半導体メモリなどを備えて構成されても
良い。ただし、この場合にも、蓄積装置102は比較的
膨大な量の画像データを蓄積する必要があることから、
できるだけ大容量でかつランダムアクセスが可能とされ
て、高速なアクセスが容易に実現されるメディアが用い
られることが好ましい。
【0063】映像編集処理部103は、蓄積装置102
に蓄積された映像情報のうちから、IDデータエリア
(図2参照)に格納された各種IDを参照することによ
って、所要の情報を構造化単位で読み出して、これらの
映像情報を要求された所要の内容に適合するように編集
処理を行う。なお、本明細書においては、このような編
集処理によって形成された1まとまりの映像情報も「番
組」として扱うこととし、通常の番組と区別して「編集
番組」ということにする。また、映像編集処理部103
は、映像情報及びこれに付随する音声信号等について所
要のデジタル信号処理を施す回路部及び、所定フォーマ
ットの映像データから表示用映像信号に変換するための
デコード処理を施す回路部を備えているものとされる。
【0064】ディスプレイ105は、映像編集処理部1
03から供給される映像信号に基づいて画像表示を行
う。この場合には、ディスプレイ105を構成するディ
スプレイ装置としては、CRT(Cathode Ray Tube)、液
晶表示パネルなど考えられ、特に限定されるものではな
い。
【0065】制御部104は、当該受信装置100内の
各種機能回路部の動作を制御する。なお、この図におい
ては、制御部104と他の受信装置100内における機
能回路部間にあるべき信号ラインの図示は省略してい
る。
【0066】リモコン受信部106は、図示しないリモ
ートコントローラから送信されるコマンド信号を受信す
る。このコマンド信号としては、本実施の形態において
は映像編集処理部が編集して作成する「編集番組」の内
容を指示するためのコマンド信号も含まれる。受信され
たコマンド信号は制御部104に伝送され、制御部10
4においては伝送されたコマンド信号に基づいて適宜所
要の制御処理を実行する。
【0067】このような放送システムでは、送信側が、
例えば放送番組について構造化された階層や内容に応じ
てIDやテーブルデータを付すことにより、「構造化さ
れた映像情報」として送信出力することになる。
【0068】そして、視聴者側(受信側)では、受信し
て蓄積しておいた上記「構造化された映像情報」から任
意に所要のシーンやシーングループを選択して編集し、
編集番組として視聴することができる。例えば、元の放
送番組がスポーツニュースであり、視聴者がこのスポー
ツニュースから野球に関する情報のみを抽出して視聴し
たい時には、野球に関する内容のシーン又はシーングル
ープを集めて編集することにより、野球のみの情報が得
られる編集番組を作成して、これをディスプレイ105
により視聴することができる。また、番組中においてイ
ンデックス画面又はダイジェスト画像として設定されて
いる画像を選択して編集番組を作成することができ、こ
れにより、その番組の概要を把握するような視聴形態を
容易に実現することができる。
【0069】このような編集番組を作成するための動作
としては、次のようになる。例えば、視聴者はこれまで
蓄積装置102に蓄積されているある番組の映像情報の
うちから、視聴者自身が視聴したいとする内容(情報)
を要求するコマンド信号を、リモコン等に対する所定の
操作によって入力する。このコマンド信号はリモコン受
信部106を介して制御部104に伝送される。このコ
マンド信号を受信した制御部104は、例えばその番組
において視聴者が要求している内容に対応して必要とさ
れる構造化単位で、蓄積装置102から映像情報を読み
出して、映像編集処理部103に供給する。この映像情
報の読み出し時においては、制御部104は図2にて説
明したIDデータエリア内のデータや、前述したインデ
ックス画面、ダイジェスト画像設定状態を示すテーブル
データ等を参照して必要な映像情報を判別することにな
る。そして、蓄積装置102から映像編集処理部103
に供給された所要の構造化単位による映像情報は、制御
部13の制御によって編集処理が施されて「編集番組」
単位の映像情報として作成されることになる。この際、
映像編集処理部103においては、「編集番組」の映像
情報に対して、蓄積装置102への記録に適合するデー
タフォーマットからディスプレイ105に表示可能な映
像信号に変換するためのデコード処理(必要があればデ
ータ伸長処理を含む)と、これに付随した所要のデジタ
ルAV信号処理が行われる。
【0070】図13は、本実施の形態の放送システムの
第2の形態の構成例を概念的に示しているものであり、
図12と同一部分には同一符号を付して説明を省略す
る。この場合には、受信装置200に対して、例えばV
TRなどをはじめとする既存のAV機器から供給される
映像ソースSと、所定の放送/通信メディアMを介し
た、構造化されていない通常の番組単位による映像情報
が供給される。この場合、送信側からはマルチチャンネ
ル化した放送信号が伝送される。映像ソースSは、直接
ディスプレイ105に供給されて通常の番組単位で視聴
することが可能とされていると共に、映像情報エンコー
ダ202にも供給される。一方、放送/通信メディアM
を介して供給される放送信号は、マルチチャンネル同時
受信チューナ201により受信/選局される。マルチチ
ャンネル同時受信チューナ201にて受信/選局された
番組単位の映像情報は、映像情報エンコーダ202に対
して供給される。
【0071】映像情報エンコーダ202は、先に図12
に示した送信装置1内の送信映像エンコーダ3とほぼ同
様の構成を採ることで実現可能とされる。映像情報エン
コーダ202に供給された番組単位の映像情報は、これ
まで説明してきた構造化処理(構造化に伴うIDデータ
やテーブルデータの付加)と、所要のデジタルAV信号
処理と、蓄積装置102への記録に適合するフォーマッ
トに基づくエンコード処理を施して、構造化された映像
情報として蓄積装置102へ蓄積することが可能であ
る。
【0072】この図に示す形態の放送システムでは、番
組の映像情報に対する構造化処理と、視聴者の好みに応
じて編集番組を作成するための編集処理は、共に受信装
置側で行われることになるが、先ず、受信装置側で行わ
れる構造化処理としては、番組の映像情報を蓄積装置1
02に記録する際において、あるいは番組の映像情報が
蓄積装置102に記録済とされた状態において、例えば
視聴者がディスプレイに表示される番組を視聴しなが
ら、リモコンを操作することによってマーキングを行っ
ていくようにして構造単位(シーングループ、シーン、
インデックス画面、ダイジェスト画像)を設定していく
ことが考えられる。
【0073】これに対して、例えば番組の映像情報を蓄
積装置102に記録する動作時に、これと並行して、予
め設定した所定の規則に則ることにより、番組の構造化
を自動的に行うように構成することが考えられる。例え
ば、シーングループやシーンを自動的に設定するのであ
れば、例えばこれまで知られているような画像の動き検
出技術を応用して、所定の条件の下において設定された
閾値以上の画像の動き(変化)が得られた時にシーング
ループやシーンの区切りを設定したり、画像に伴う音声
の連続性を監視し、これに基づいてシーングループやシ
ーンの区切りを設定することなどが考えられる。
【0074】また、インデックス画面及びダイジェスト
画像も、先に図4〜図11にて説明したような所定の規
則性を有する選択設定方法を適用することで、自動設定
していくことが可能である。また、できるだけ構造化単
位ごとの内容が表現されるようにインデックス画面及び
ダイジェスト画像を設定する際には、この場合も画像の
動きや音声の連続性を監視して、主要であると見なすこ
とのでき得るフィールド画像単位あるいは画像単位を選
択していくようにすることで実現が可能である。
【0075】図14は、本実施の形態の放送システムの
第3の形態の構成例を概念的に示しているものであり、
図12及び図13と同一部分には同一符号を付して説明
を省略する。この図に示す送信装置10に備えられる送
信映像エンコーダ13は、図12及に示した送信映像エ
ンコーダ3の構成に対して、構造化された映像情報を編
集処理するための機能を追加して備えたものとされる。
この送信映像エンコーダ13の場合には、映像ソース2
について構造化された映像情報となるように処理を施す
と共に、構造化された映像情報に基づいてそれぞれ内容
の異なる編集番組を作成することが可能とされる。従っ
て、送信映像エンコーダ13からは、上記編集番組作成
の元となった番組や、作成された各種編集番組の映像情
報が送信用バッファ4に供給されて蓄積されることにな
る。なお、この放送システムにおいて受信装置で作成さ
れる編集番組の内容、番組数などについては、例えば視
聴者側のニーズ等を考慮して送信(番組制作者)側の判
断に基づくものとなる。
【0076】また、この送信装置10においては送信用
バッファ4と伝送用変調装置5との間にマルチチャンネ
ル化処理部11が備えられている。これによって、送信
装置10からは、送信用バッファ4に蓄積されている番
組(編集番組を含む)の映像情報がマルチチャンネル化
されて伝送用変調装置5から出力されることになる。つ
まり、あるオリジナルの番組と、この番組より派生して
作成された複数の編集番組をマルチチャンネルにより同
時送信するといったことが可能となる。
【0077】受信装置300は、チューナ/デコード回
路101、制御部104、ディスプレイ105、リモコ
ン受信部106を備えた構成とされている。この場合、
視聴者は例えばリモコン操作によって、現在放送中の番
組に対して視聴者自身が視聴したい内容を示すコマンド
信号(ユーザリクエスト情報)を送信するようにされ
る。制御部104ではリモコン受信部106を介して受
信した上記ユーザリクエスト情報を解析し、このユーザ
リクエスト情報が示す内容に対応するチャンネルを選局
するようにチューナ/デコード回路101の制御を行
う。これにより、ディスプレイには視聴者が希望した内
容の番組や編集番組が表示されて、視聴者はこれを視聴
することができる。このような視聴システムを実現する
には、番組送信時において例えば番組(チャンネル)ご
との内容を示すIDのような情報信号を、受信装置側の
ユーザリクエスト情報に対応する形式として、番組送信
時において共に送信する必要があるが、このような情報
信号の付加は、例えば、送信装置10の送信映像エンコ
ーダ13において実行されるようにすることが考えられ
る。
【0078】図15は、本実施の形態の放送システムの
第4の形態の構成例を概念的に示しているものであり、
図12〜図14と同一部分には同一符号を付して説明を
省略する。この図に示す送信装置20は、図12に示す
送信装置1の構成に対して、映像編集処理部21と制御
部22を追加するようにして設けた構成と見ることがで
きる。この場合、映像編集処理部21は送信用バッファ
4と伝送用変調装置5との間に設けられる。この映像編
集処理部21の構成としては、図12において受信装置
100側に設けられた映像編集処理部103と同様の構
成とされればよいが、映像編集処理部21においては、
蓄積装置102への記録に適合するフォーマットとする
ためのデコード処理は省略することができる。制御部2
2は、送信装置20内の各機能回路部の動作を制御する
ものであるが、この場合には、受信装置側から送信され
てくるユーザリクエスト情報の内容に基づいて映像編集
処理部21を制御して、所要の編集番組を作成するため
の制御を実行する。
【0079】この図に示す受信装置400は、チューナ
/デコード回路101、ディスプレイ105、制御部1
04、リモコン受信部106、送信部401を備えて構
成される。この放送システムでは、受信装置400側に
おいて、例えば視聴者がリモコン操作によって、所望の
内容の番組を要求するためのコマンド信号を「ユーザリ
クエスト情報」として、受信装置400に対して送信を
行う。受信装置400内の制御部104は、リモコン受
信部106を介して入力された上記ユーザリクエスト情
報を送信部401に出力する。送信部401は、所定の
送信手段に対応したフォーマットによって信号を送信可
能に構成されており、この場合には入力されたユーザリ
クエスト情報を送信装置20側に送信出力する。なお、
ここでユーザリクエスト情報を送信するために採用され
る送信形態としては特に限定されるものではなく、例え
ば電話線を利用した通信システムを利用することも考え
られ、この場合には、例えば送信部401はモデム等を
備えた構成とすることになる。また、有線を利用して送
信することも当然考えられる。さらに、場合によっては
無線で送信することも考えられる。
【0080】上記のようにして、受信装置400側から
送信されたユーザリクエスト情報は、送信装置20側で
受信されて内部の制御部22に対して供給される。制御
部22は受信したユーザリクエスト情報の内容を解析し
て、例えば、どのような内容の編集番組を作成するべき
かの判断を行う。そして、制御部22はその判断結果に
基づいて、送信用バッファ4に蓄積されている構造化さ
れた映像情報のうちから、編集番組を作成するのに必要
とされる内容を有する映像情報を構造化単位で読み出し
て映像編集処理部21に伝送する。そして制御部22
は、映像編集処理部21に伝送された構造化単位による
映像情報について編集処理が実行されるように制御を行
い、これによって映像編集処理部21においては必要な
編集番組が作成されることになる。なお、ユーザリクエ
スト情報として、編集番組ではなく通常の番組が要求さ
れた場合には、この通常の番組の映像情報を送信用バッ
ファ4から読み出して、映像編集処理部21にて扱うこ
とになる。映像編集処理部21において作成された編集
番組(又は通常の番組)の映像情報は伝送用変調装置5
に供給され、例えば、受信装置400に対して割り当て
られた所定のチャンネルにより番組の映像情報が送信さ
れるように搬送波に対して変調を施して送信出力する。
【0081】受信装置400側では、上記のようにして
送信装置20側から送信された番組の映像を受信して、
チューナ/デコード回路1において上記所定チャンネル
に対する選局を行い、選局された放送信号について所要
のデコード処理(この場合には必要があればデータ伸長
処理を含む)を施して映像信号としてディスプレイ10
5に供給する。これにより、ディスプレイ105には視
聴者が入力したユーザリクエスト情報に適合する内容の
番組が表示されることになる。このように、第4の形態
の放送システムは、視聴者のリクエストに応じた内容の
番組を、送信側で保管している構造化された映像情報に
基づいて作成して視聴者側に供給するといういわゆるオ
ン・デマンドの形態を採るものである。
【0082】上記図12〜図15にて説明した放送シス
テムによれば、通常の番組だけでなく、視聴者ごとに異
なる視聴形態の要求に対して、構造化された映像情報に
基づいて作成した編集番組を提供するという形態により
対応することが可能となる。また、上記のような編集番
組を製作するのに当たっては、例えば通常の番組につい
て構造化した映像情報に基づいてこれを作成することか
ら、特に別途の映像ソースを準備する必要はなく、例え
ば製作側(放送側)が用意すべき映像ソースの量もそれ
ほど増加しないことになる。また、例えば通常の番組を
作成する際には、その編集の段階で実際に撮影した映像
情報の相当量が捨てられる場合があるが、本実施の形態
では、これまでならば捨てられてしまうような映像情報
についても構造化処理を施して管理して蓄積しておくこ
とで、これらの映像ソースを利用しても編集番組を作成
することが可能であり、放送側で編集番組を作成する放
送システムの場合には、所有している映像ソースをこれ
まで以上に活用することが可能となる。このように、本
実施の形態の放送システムでは番組制作に関わるコスト
を抑制することも可能となる。なお、上記図12〜図1
5に示した放送システム例以外にも、構造化された映像
情報を利用した放送システムは各種考えられるものであ
る。
【0083】<3.蓄積装置への映像情報記録方式>次
に、図12及び図13に示した蓄積装置102への映像
情報(実際には映像/音声データである)の記録方式例
について図16〜図24を参照して説明する。図16
は、第1の記録方式例とこれに対応する読み出し処理を
概念的に示す図であり、図16(a)には、1つの番組
が、第1フィールド〜最終フィールドのフィールド単位
(フレーム単位とされてもよい)により示されている。
図16(b)には、蓄積装置102に備えられる記録媒
体に対する記録状態が概念的に示されており、記録媒体
の記録領域は図のように所定データ長を有するセクター
単位からなり、各セクターの先頭にはセクターの区切り
を示すセクターヘッダが設けられている。この場合、フ
ィールド単位のデータは、図16(b)に示すようにセ
クターの区切りに関わらずビットストリームデータとし
て連続的に詰めて記録するようにされる。ただし、最終
フィールドが存在するセクターにおいて、そのセクター
の領域が余った場合には、図のように予め規定された形
式のスタッフィングビットSBによりその領域を埋める
ようにしている。これにより、番組単位の句切りを示す
ことが可能となる。この場合、図示しないがフィールド
単位のデータとは別途に、番組、シーングループ、シー
ン、及びインデックス画面、ダイジェスト画面に関する
物理的及び論理的アドレスを示す一覧表ファイルを作成
して記録する。このような記録方式では、番組データが
できるかぎり詰められて記録されるため、1番組あたり
を記録するのに必要な容量は少なくて済むことになる。
そして、このようにして記録されるデータの読み出しで
あるが、この場合にはフィールド単位の区切りとセクタ
ーの区切りとの間に関係がない。このため、映像編集処
理のために、例えば第2フィールドを抽出して読み出す
場合には図16(c)に示すように、第2フィールドを
含むセクターをすべて読み出した後に、デコード処理の
段階において前後の不要なフィールド画像データを削除
するようにする。これによって図16(d)に示すよう
な第2フィールドのデータが抽出される。
【0084】図17は、第2の記録方式例とこれに対応
する読み出し処理を概念的に示す図であり、図16と同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。図17
(a)には、1つの番組が、第1フィールド〜最終フィ
ールドのフィールド単位(フレーム単位とされてもよ
い)により示されている。そして、この場合には図17
(b)に示すように、複数のフィールド単位のデータが
同一セクターに存在しないようにして記録される。そし
て、フィールド画像データの終端が存在するセクターに
おいて、フィールド画像データの終端以降にセクターの
領域が余った場合には、図のように予め規定された形式
のスタッフィングビットSBによりその領域を埋めるよ
うにしている。このようにして記録した場合には、図1
7(c)に示すように、第2フィールドを含むセクター
を読み出して、スタッフィングビットSBを削除するこ
とで、図17(d)に示す第2フィールドのデータが抽
出される。
【0085】この場合、フィールド画像データの開始位
置は常にセクターの先頭となるために、フィールド単位
のアクセスを迅速に実行することができる。また、詳し
い説明は省略するが、スタッフィングビットSBは、記
録媒体に対する読み出し時において、蓄積装置102に
おいて削除することが可能であることから、映像編集処
理部に対しては不要なデータを伝送する必要がなくな
り、それだけデータ伝送効率も向上する。
【0086】図18は、第3の記録方式例とこれに対応
する読み出し処理を概念的に示す図であり、図16及び
図17と同一部分には同一符号を付して説明を省略す
る。この場合には、シーン単位に基づく記録方式例とさ
れている。図18(a)には、1つの番組が、第1シー
ン〜最終シーンのシーン単位(フレーム単位とされても
よい)により示されている。そして、この場合には図1
8(b)に示すように、複数のシーン単位のデータが同
一セクターに存在しないようにして記録される。そし
て、シーンのデータの終端が存在するセクターにおい
て、シーン画像データの終端以降にセクターの領域が余
った場合には、図のように予め規定された形式のスタッ
フィングビットSBによりその領域を埋めるようにして
いる。そして、シーン単位によるデータ読み出し動作と
して例えば第2シーンを読み出すのであれば、図18
(c)に示すように、第2シーンを含むセクターを読み
出して、スタッフィングビットSBを削除することで、
図18(d)に示す第2シーンのデータが抽出される。
【0087】この場合、シーンのデータの開始位置は常
にセクターの先頭となるために、図17の場合と同様
に、シーン単位のアクセスを迅速に実行することができ
る。また、1シーンは数十乃至数万フレームにより形成
されることから、この場合にはセクターに対してスタッ
フィングビットSBを埋める頻度は非常に少なくなるこ
とになって、それだけ記録媒体の記録容量を有効に利用
することができる。更に、この場合もスタッフィングビ
ットSBは、記録媒体に対する読み出し時において、蓄
積装置102において削除することが可能である。
【0088】図19は、第4の記録方式例を概念的に示
す図である。第4の記録方式例は、インデックス画面若
しくは静止画によるダイジェスト画面として設定された
フィールド画像を記録する場合の記録方式となる。先
ず、インデックス画面若しくは静止画によるダイジェス
ト画面として設定されていないフィールド画像について
は、先に図16により説明した記録方法により記録媒体
に対する記録を行うと共に、データ読み出しを行うもの
とされる。図19(a)には、ある番組内における第
(J−1)フィールド、第Jフィールド、第(J+1)
フィールドが示されている。ここで、例えば、上記第
(J−1)〜第(J+1)フィールドのうち、第Jフィ
ールドがインデックス画面として設定されていたとする
と、図19(b)に示すように、その直前の第(J−
1)フィールドのデータの終端が存在するセクターの余
りの領域にはスタッフィングビットSBを埋めるように
する。そして、続く第Jフィールドのデータはセクター
の先頭から記録を開始するようにし、そのデータの終端
が存在するセクターの余りの領域にはスタッフィングビ
ットSBを埋めるようにする。続く、第(J+1)フィ
ールドのデータは、第Jフィールドが記録される最後の
セクターの次のセクターの先頭から記録が開始され、以
降はインデックス画面若しくは静止画によるダイジェス
ト画面が設定されているフィールド画像に至るまで、図
16(b)に準ずる方式により記録を行う。静止画によ
るダイジェスト画面として設定されたフィールド画像の
記録もこれまでの説明に準ずることになる。また、動画
像によるダイジェスト画面を記録する場合には、先に図
18にて説明したシーンについての記録方式を、動画像
によるダイジェスト画面を形成する連続したフィールド
画像に対して適用することが考えられる。
【0089】このような記録方式では、番組データをフ
ィールド単位で見た場合に、インデックス画面及びダイ
ジェスト画面として設定されたフィールド画像のみがス
タッフィングビットSBで区切られることで、セクター
単位に対応して独立して記録されることになるため、イ
ンデックス画面及びダイジェスト画面とされたフィール
ド画像については、アクセス及び読み出しが迅速にな
る。また、インデックス画面及びダイジェスト画面とさ
れたフィールド画像以外は、図16にて説明した記録方
式に準ずるようにしてセクターを跨がって詰めるように
して記録されるため、スタッフィングビットSBにより
埋めるべきセクター数も制限されて、それだけ記録媒体
の記録容量を有効利用することができる。
【0090】次に、図20及び図21を参照して映像情
報データの物理的な記録方式例について説明する。ここ
では蓄積装置に備えられる記録媒体の種類として、ラン
ダムアクセスが可能なディスク状記録媒体であるものと
して説明する。図20には、記録媒体RMが示されてい
る。この記録媒体RMに対する記録は、原則としてその
外周から内周側に向かうようにして記録されていくもの
とする。ここで、記録媒体RMに対して、ある1つの番
組の映像情報データが記録されているものとする。この
1番組分のデータが記録された記録領域DPを図の記録
媒体RM上の太い実線により示す。そして、この番組に
おいてダイジェスト画面DG1、DG2、DG3、DG
4(この場合には、動画像によるダイジェスト画面とす
る)が設定されているものとする。これらダイジェスト
画面DG1、DG2、DG3、DG4は図のように記録
領域DP内においてそれぞれ破線で示す位置に記録され
ているものとされる。また、ここでは説明の便宜上、動
画像によるダイジェスト画面DG1、DG2、DG3、
DG4は、Mフレームごとの等間隔で選択されていると
共に、すべてNフレーム分のデータにより形成されてい
るものとする。なお、MフレームとNフレームとの関係
は、M>>Nとする。また、上記ダイジェスト画面DG
1、DG2、DG3、DG4は、記録領域DPに記録さ
れている番組の通常の再生時間軸に従えば、ダイジェス
ト画面はDG1→DG2→DG3→DG4の順に得られ
ていくことになる。
【0091】図21は、ダイジェスト画面DG1、DG
2、DG3、DG4の映像情報によってダイジェスト画
面再生を行うために、図20に示す記録媒体RMからダ
イジェスト画面DG1、DG2、DG3、DG4を読み
出す場合の動作を時間軸に従って示す説明図である。こ
こで、説明の便宜上、記録媒体RMに記録されているデ
ータとしては、各フレームごとに情報量が一定(1フレ
ーム=Aビットとする)であるものとし、フレーム周波
数はFフレーム/秒であるとする。この条件で、最終的
に上記フレーム周波数に同期してデコード処理された映
像信号を出力するには、蓄積装置102から読み出すデ
ータの出力として、1/F秒ごとに1フレーム分に相当
するデータ量Aビットが読み出されることが必要とな
る。
【0092】また、この場合にはデータ読みだし動作と
してダイジェスト画面の先頭に順次アクセスしていくこ
とになるが、このとき、Nフレーム分の画像表示時間に
相当するN/F秒の間に、1ダイジェスト画面に相当す
るNフレーム分のデータ(A×Nビット)を読み出す動
作と、この後に次のダイジェスト画面のデータの先頭に
アクセスする動作が完了する必要がある。
【0093】図22はこのような蓄積装置に対するデー
タ読出し動作を時間とデータ読出しレートとの関係によ
り示している。この図からも分かるように、ダイジェス
ト画面DG1、DG2、DG3の各データ読出し期間の
後には、次のダイジェスト画面の先頭にアクセスするた
めのアクセス期間が存在している。そして、1つのダイ
ジェスト画面を読み出すのに要する読み出し期間に相当
する時間をTr秒とし、次のダイジェスト画面のデータ
の先頭にアクセスする期間に要する時間をTs秒とする
と、Tr秒+Ts秒で示される総合時間がN/F秒の範
囲内に納まることが必要となる。
【0094】ここで、蓄積装置からデータを読み出すレ
ートをBビット/秒(B>A)とすると、1ダイジェス
ト画面に相当するNフレーム分のデータ(A×Nビッ
ト)を読み出すのに必要となる上記時間Trは、 Tr=(A×N)/B で示される。そして、上記Nフレーム分のデータを読み
出す動作と、この動作終了後に次のダイジェスト画面の
データの先頭にアクセスする動作が完了する時間をT
total とすると、時間Ttotal は、 Ttotal =Tr+Ts により表される。そして、前述したように上記時間T
total はN/F秒の範囲内に納まることが必要であり、
従って N/F≧Ttotal (=Tr+Ts) の条件が満たされることが必要となる。そして、仮にア
クセスに要する時間TsがN/F秒よりも長ければ、ダ
イジェスト画面のデータを読出す時間が無くなることか
ら、当然のこととして N/F>Ts の条件を満たす必要がある。この条件が満たされた場
合、 (N/F)−Ts≧Tr(=(A×N)/B) の関係が成立し、仮に (N/F)−Ts=Tr(=(A×N)/B) とすると、蓄積装置からのデータ読出しレートBは、 B=(A×N)/((N/F)−Ts) となるが、上記式を変形すると、 B=(A×F)/(1−Ts×F/N) となる。これは、N/F秒に対してアクセスに要する時
間Tsが長くなると、急速に蓄積装置からのデータ読出
しレートBが大きくなることを表すものと見ることがで
きる。特に、N(ダイジェスト画面を形成するフレーム
数)が少ないような場合にはそれだけN/F秒も短くな
るために、時間Ts及びTrをできるだけ短くすること
が要求される。このため、図20に示したようにして構
造化された映像情報を記録する方式の場合には、蓄積装
置102としては、できるだけアクセス速度が高速で、
かつデータ読出しレート(データ転送レート)の高いも
のを用いることが好ましくなる。
【0095】図22は、図20とは異なる他の映像情報
データの物理的な記録方式例を示すものであり、本記録
方式例は、上述した図20の記録方式において要求され
る蓄積装置のアクセス速度とデータ転送レートを緩和す
ることができる。なお、図21と同一部分については同
一符号を付して説明を省略する。この場合にも、番組に
おいて図20にて説明したダイジェスト画面DG1、D
G2、DG3、DG4が設定されているものとされる
が、この記録方式例では、1番組分のデータが記録され
た記録領域DPの更に内周側に、設定されたダイジェス
ト画面DG1、DG2、DG3、DG4のデータをコピ
ーして作成したダイジェストデータファイル領域DFが
設けられて、ここにダイジェスト画面DG1、DG2、
DG3、DG4のデータが連続して記録される。この場
合には、図20にて説明した記録方式と比較して、1番
組あたりの記録データ量が、少なくともダイジェストデ
ータファイル領域DFの分だけ増加することになる。
【0096】このようにしてデータが記録された記録媒
体RMから、ダイジェスト画面再生のためにダイジェス
ト画面DG1、DG2、DG3、DG4のデータを読出
す場合には、上記ダイジェストデータファイル領域DF
にアクセスして開始位置から終了位置まで連続的にデー
タの読出しを実行すればよく、例えばダイジェスト画面
データの区切りごとにアクセスをし直す必要がない。こ
の読出し動作を、時間とデータ読出しレートとの関係に
より示した場合には、図23のようになる。この図から
も分かるようにダイジェスト画面DG1、DG2、DG
3、DG4のデータは連続的に読出されており、途中の
アクセス期間は存在しない。そして、図23から分かる
ように、1つのダイジェスト画面のデータの読出しには
最大でN/F秒を要するとしても問題はないことにな
り、これに伴って、蓄積装置102からのデータ読出し
レートもA/Fビット秒でよいことになる。これによ
り、図20にて説明した記録方式を採る場合よりも、蓄
積装置に要求されるデータ読出しレート(転送レート)
及びアクセス速度等の性能は低くて済むことになる。
【0097】なお、図16〜図23により説明してきた
記録方式は、送信装置側の送信バッファに対して適用す
ることも可能である。また、本発明はこれまで説明して
きた構成に限定されるものではなく、送受信システム、
受信装置、及び送信装置の構成は実際の使用条件等に応
じて適宜変更が可能とされる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は送信側若
しくは受信側において、番組単位の映像情報について構
造化単位により管理可能な「構造化された映像情報」と
なるように処理を行い、この構造化された映像情報に基
づいて所要の内容の編集番組を作成するという形態によ
り、視聴者ごとに異なる視聴形態の要求に答える内容の
映像を提供できるという効果を有している。そして、こ
のような編集番組を作成するには、この編集番組作成の
元となる番組を制作するのに必要とされた映像ソースを
活用すればよいため、本発明の放送システムにおいて
は、番組制作のコストも増加しないという効果を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としての番組の構造化を説
明するための説明図である。
【図2】構造化された映像情報に付加されるIDデータ
エリアの構造例を示す説明図である。
【図3】IDデータ信号の映像信号への重畳例を示す説
明図である。
【図4】シーンに対するインデックス画面設定例を示す
説明図である。
【図5】シーングループに対するインデックス画面設定
例を示す説明図である。
【図6】シーングループに対するインデックス画面設定
例を示す説明図である。
【図7】シーングループに対するインデックス画面設定
例を示す説明図である。
【図8】シーンに対するダイジェスト画面設定例を示す
説明図である。
【図9】シーンに対するダイジェスト画面設定例を示す
説明図である。
【図10】シーンに対するダイジェスト画面設定例を示
す説明図である。
【図11】シーンに対するダイジェスト画面設定例を示
す説明図である。
【図12】本実施の形態としての放送システム例を示す
説明図である。
【図13】本実施の形態としての放送システム例を示す
説明図である。
【図14】本実施の形態としての放送システム例を示す
説明図である。
【図15】本実施の形態としての放送システム例を示す
説明図である。
【図16】本実施の形態において、映像情報データを記
録媒体に記録する際の記録方式例を示す説明図である。
【図17】本実施の形態において、映像情報データを記
録媒体に記録する際の記録方式とデータ読出し動作例を
概念的に示す説明図である。
【図18】本実施の形態において、映像情報データを記
録媒体に記録する際の記録方式とデータ読出し動作例を
概念的に示す説明図である。
【図19】本実施の形態において、映像情報データを記
録媒体に記録する際の記録方式例を概念的に示す説明図
である。
【図20】本実施の形態において、映像情報データを記
録媒体に記録する際の物理的な記録方式例を示す説明図
である。
【図21】図20に示す記録方式例に対応するデータ読
出し動作を示す説明図である。
【図22】本実施の形態において、映像情報データを記
録媒体に記録する際の物理的な記録方式例を示す説明図
である。
【図23】図22に示す記録方式例に対応するデータ読
出し動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1,10,20 送信装置、2 映像ソース、3,13
送信映像エンコーダ、4 送信用バッファ、5 伝送
用変調装置、11 マルチチャンネル化処理部、22
制御部、100,200,300,400 受信装置1
01 チューナ/デコード回路、102 蓄積装置、1
03 映像編集処理部、104 制御部、105 ディ
スプレイ、106 リモコン受信部、201 マルチチ
ャンネル同時受信チューナ、202 映像情報エンコー
ダ、203 映像編集処理部、401 送信部、M 放
送/通信メディア、AR1 タイムスタンプエリア、A
R2 番組IDエリア、AR3 シーングループIDエ
リア、AR4 シーンID、AR5 シーン内フィール
ドナンバーエリア、AR6 ディスクリプションエリ
ア、INDX インデックス画面、DGs,DGm ダ
イジェスト画面、SBスタッフィングビット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/91 J

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定単位の映像情報について、所定の意
    義に従って所定段階により階層化設定される構造化単位
    で管理可能となるように構造化処理を施す構造化処理手
    段と、上記構造化単位で管理可能な構造とされた映像情
    報を送信可能な送信手段を備えている送信装置と、 上記映像情報を受信可能な受信手段と、該受信手段によ
    り受信された映像情報を蓄積可能な蓄積手段と、該蓄積
    手段に蓄積された映像情報を読出して、上記構造化単位
    を利用して映像情報の編集を行うことのできる編集手段
    とを備えている受信装置と、 を備えて構成されていることを特徴とする送受信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 上記構造化処理手段は、上記構造化単位
    として所定の意義に従って特定の構造化単位を複数集合
    して形成されるグループ構造化単位を設定可能とし、上
    記所定単位の映像情報を上記グループ構造化単位で分割
    設定可能なように構成されると共に、 上記編集手段は、上記グループ構造化単位を利用した映
    像情報の編集が可能とされている、 ことを特徴とする請求項1に記載の送受信システム。
  3. 【請求項3】 上記構造化処理手段は、上記構造化単位
    として所定の構造化単位に対する映像情報の内容を代表
    する代表静止画像を設定して、この代表静止画像につい
    て管理可能なように構造化処理を施すことが可能とされ
    ていると共に、 上記編集手段は、上記代表静止画像単位を利用した映像
    情報の編集が可能とされている、 ことを特徴とする請求項1に記載の送受信システム。
  4. 【請求項4】 上記構造化処理手段は、上記構造化単位
    として所定の構造化単位に対する映像情報の内容を代表
    する代表動画像を設定して、この代表動画像について管
    理可能なように構造化処理を施すことが可能とされてい
    ると共に、 上記編集手段は、上記代表動画像単位を利用して映像情
    報の編集が可能とされている、 ことを特徴とする請求項1に記載の送受信システム。
  5. 【請求項5】 送信される所定単位の映像情報を受信可
    能な受信手段と、 該受信手段により受信された所定単位の映像情報につい
    て、所定の意義に従って所定段階により階層化設定され
    る構造化単位で管理可能なように構造化処理を施す構造
    化処理手段と、 上記構造化単位で管理可能とされた映像情報を蓄積可能
    な蓄積手段と、 該蓄積手段に蓄積された映像情報を読出して、上記構造
    化単位を利用して映像情報の編集を行うことのできる編
    集手段と、 を備えていることを特徴とする受信装置。
  6. 【請求項6】 上記構造化処理手段は、上記構造化単位
    として所定の意義に従って特定の構造化単位を複数集合
    して形成されるグループ構造化単位を設定可能とし、上
    記所定単位の映像情報を上記グループ構造化単位で分割
    設定可能なように構成されると共に、 上記編集手段は、上記グループ構造化単位を利用した映
    像情報の編集が可能とされている、 ことを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  7. 【請求項7】 上記構造化処理手段は、上記構造化単位
    として所定の構造化単位に対する映像情報の内容を代表
    する代表静止画像を設定して、この代表静止画像につい
    て管理可能なように構造化処理を施すことが可能とされ
    ていると共に、 上記編集手段は、上記代表静止画像単位を利用した映像
    情報の編集が可能とされている、 ことを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  8. 【請求項8】 上記構造化処理手段は、上記構造化単位
    として所定の構造化単位に対する映像情報の内容を代表
    する代表動画像を設定して、この代表動画像について管
    理可能なように構造化処理を施すことが可能とされてい
    ると共に、上記編集手段は、上記代表動画像単位を利用
    して映像情報の編集が可能とされている、 ことを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  9. 【請求項9】 所定単位の映像情報について、所定の意
    義に従って所定段階により階層化設定される構造化単位
    で管理可能となるように構造化処理を施す構造化処理手
    段と、 該構造化処理手段により上記構造化単位で管理可能な構
    造とされた映像情報について上記構造化単位により編集
    を行うことで、番組単位の映像情報を構築することので
    きる編集手段と、 該編集手段により構築された番組の映像情報をそれぞれ
    所定チャンネルに割り当てるようにして送信することの
    できる送信手段と、 を備えていることを特徴とする送信装置。
  10. 【請求項10】 上記編集手段は、当該送信装置から送
    信される映像信号を受信可能な受信装置側より伝送され
    てくる、所望の番組内容を要求するリクエスト情報を入
    力可能とされると共に、 入力された上記リクエスト情報に適合する内容の番組が
    作成されるように、上記映像情報の編集処理を実行する
    ことを特徴とする請求項9に記載の送信装置。
  11. 【請求項11】 上記構造化処理手段は、上記構造化単
    位として所定の意義に従って特定の構造化単位を複数集
    合して形成されるグループ構造化単位を設定可能とし、
    上記所定単位の映像情報を上記グループ構造化単位で分
    割設定可能なように構成されると共に、 上記編集手段は、上記グループ構造化単位を利用した映
    像情報の編集が可能とされている、 ことを特徴とする請求項9に記載の送信装置。
  12. 【請求項12】 上記構造化処理手段は、上記構造化単
    位として所定の構造化単位に対する映像情報の内容を代
    表する代表静止画像を設定して、この代表静止画像につ
    いて管理可能なように構造化処理を施すことが可能とさ
    れていると共に、 上記編集手段は、上記代表静止画像単位を利用した映像
    情報の編集が可能とされている、 ことを特徴とする請求項9に記載の送信装置。
  13. 【請求項13】 上記構造化処理手段は、上記構造化単
    位として所定の構造化単位に対する映像情報の内容を代
    表する代表動画像を設定して、この代表動画像について
    管理可能なように構造化処理を施すことが可能とされて
    いると共に、 上記編集手段は、上記代表動画像単位を利用して映像情
    報の編集が可能とされている、 ことを特徴とする請求項9に記載の送信装置。
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