JPH10149682A - 半導体装置および該半導体装置を含むコンピュータシステム - Google Patents

半導体装置および該半導体装置を含むコンピュータシステム

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JPH10149682A
JPH10149682A JP9251644A JP25164497A JPH10149682A JP H10149682 A JPH10149682 A JP H10149682A JP 9251644 A JP9251644 A JP 9251644A JP 25164497 A JP25164497 A JP 25164497A JP H10149682 A JPH10149682 A JP H10149682A
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JP
Japan
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signal
circuit
latch
clock signal
semiconductor device
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Application number
JP9251644A
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English (en)
Inventor
Masatake Nametake
正剛 行武
Takashi Akioka
隆志 秋岡
Kinya Mitsumoto
欽哉 光本
Takahiro Nagano
隆洋 長野
Hideo Maejima
英雄 前島
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部信号を高速に取り込み、クロック信号の
デューティ比に依らず安定に動作する半導体装置および
コンピュータシステムを提供すること。 【解決手段】 外部信号ADDをレベルラッチでアドレ
スラッチ22に取り込み、外部信号が確定するタイミン
グにはレベルラッチはスルー状態であるように制御し、
外部信号の確定期間内にレベルラッチをラッチ状態に制
御し、更にラッチをスルー状態に切り替えるタイミング
はチップ内部のパルス発生回路30により所望のタイミ
ングに制御する手段を設ける。この構成によると、外部
信号ADDの取り込みがセットアップタイミングから決
まるため高速化できる。また、ラッチ期間をチップ内の
パルス発生回路で制御するため外部クロックCLKのパ
ルス幅に依らず安定に動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック信号によ
り動作が制御させる同期式の半導体装置に関し、特に高
速で安定した動作が可能な半導体装置およびそれを構成
要素に含むコンピュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシンクロナスSRAM(同期式S
RAM)においては、アドレスなどのチップ外部からの
信号をクロックの立ち上がりエッヂで取り込むレジスタ
制御タイプが多く用いられている。例えば、特開平6−
20479号公報には、クロックの立ち上がりエッヂで
信号の入出力を制御する技術が記載されている。レジス
タ制御タイプでのアドレス信号の取り込みの従来例を図
14を用いて説明する。同図において、チップ外部から
のアドレス信号ADDはクロック信号CLKの立ち上が
りエッヂに対して、セットアップ時間(ts)およびホ
ールド時間(th)を持って入力される。よって、チッ
プ外部からのアドレス信号の確定期間は、信号確定期間
=セットアップ時間(ts)+ホールド時間(th)と
なる。アドレス信号ADDはアドレスバッファ21など
を介し、回路や配線により遅延されてアドレスレジスタ
23に入力される。アドレスレジスタ23では、所望の
アドレス信号”A0”アドレスを確実に取り込むため
に、アドレスレジスタ23に入力されるアドレス信号a
1の確定期間の真中で取り込むように、アドレスレジス
タ23を制御クロックCLK’で制御している。内部ア
ドレス信号ADD’となるアドレスレジスタ23の出力
は、制御クロックCLK’の立ち上がりエッヂからアド
レスレジスタ23による遅延時間だけ遅れたt0のタイ
ミングで出力される。
【0003】この従来のレジスタ制御方式では、アドレ
ス信号をクロックの立ち上がりエッヂによって取り込み
動作を行う。所望のアドレス信号を確実に取り込むため
には、アドレス信号確定期間の真中で取り込むように制
御クロックのタイミングを設定する。このため、アドレ
ス信号が確定するタイミングより遅れて、アドレスレジ
スタにアドレス信号が取り込まれる。この遅れはアドレ
ス信号確定期間の約2分の1の時間に相当する。このよ
うに、チップ内に取り込まれるアドレス信号は、アドレ
スレジスタ制御クロックから決まってくるため、アドレ
スが確定するタイミングに対して、アドレス信号確定期
間の約2分の1の時間だけ遅れることになる。
【0004】SRAMのアクセス時間およびサイクル時
間の高速化のためには、アドレス信号のチップ内部への
取り込みを、アドレス信号が確定するタイミングと同時
に取り込めばよい。しかしながら、クロックの立ち上が
りエッヂで信号を取り込むレジスタでは、信号を取り込
むためのセットアップマージンが無くなり、確実に所望
のデータを取り込む動作ができない。
【0005】アドレス信号のチップ内部への取り込みを
アドレス信号が確定するタイミングから決める手段とし
て、レベルラッチを用いるラッチ制御タイプがある。例
えば、特開平6−67670号公報には、クロックが”
Hi”の期間にリンクした期間信号をラッチする技術が
記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ラッチ制御タイプでの
アドレス信号の取り込みの従来例を図15を用いて説明
する。従来のラッチ制御タイプの信号取り込み方式で
は、クロックCLKの立ち上がりタイミング(t1r)か
らクロックの立ち下がりタイミング(t1f)までの期間
(tKH)をラッチ状態に制御し、クロックの立ち下が
りタイミング(t1f)からクロックの立ち上がりタイミ
ング(t2r)までの期間(tKL)をスルー状態に制御
する。このため、ラッチ期間がクロックの(tKH)に
リンクするため、動作周波数の高速化やクロックのデュ
ーティ比などにより、クロックの(tKH)が短くなる
と、ラッチ期間、即ち内部アドレスADD’の確定期間
が短くなり、読み出し動作や書き込み動作ができなくな
るという問題点がある。
【0007】本発明の目的は、上記問題点を解消し、外
部信号の取り込みを高速化するとともに、クロック信号
のデューティ比によらず安定に動作するシンクロナス動
作の半導体装置およびそれを用いたコンピュータシステ
ムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、入力信号および出力信号の保持期間
を、外部クロック信号のパルス幅に無関係に、任意に制
御可能な保持期間制御信号発生回路(パルス発生回路)
を設け、正常な内部動作または出力信号保持に必要な期
間にわたって信号を保持するようにしている。
【0009】また、上記の保持期間制御信号は、外部ク
ロック信号と該外部クロック信号の立ち上がりエッジか
ら生成したワンショットパルス信号との論理和をとるこ
とによって、外部クロック信号のパルス幅が短くなった
場合に、ワンショットパルス信号により、信号保持期間
を延長するようにしている。
【0010】また、外部クロック信号のパルス幅に全く
影響されない信号保持期間を得るために、外部クロック
信号の立ち上がりエッジから生成したワンショットパル
ス信号により制御するようにしている。
【0011】また、ラッチ期間を動作サイクル時間に対
するデューティ比で制御するために、保持期間制御信号
発生回路(パルス発生回路)にPLLを用いている。
【0012】また、ラッチ期間を外部クロックの立ち上
がりエッヂに対するタイミングから、次のサイクルの立
ち上がりエッヂに対するタイミングまでの期間に制御す
るために、クロックの立ち上がりエッヂに対する相対時
間で制御するために、保持期間制御信号発生回路(パル
ス発生回路)にDLLを用いている。
【0013】また、ラッチ期間をチップ完成後に調整で
きるように、保持期間制御信号をプログラム回路やヒュ
ーズ回路により調整する手段を設けている。
【0014】また、保持期間制御信号のバラツキを抑え
るために、保持期間制御信号発生回路(パルス発生回
路)内の遅延回路などにECLのカレントスイッチで構
成した遅延回路や、定電流駆動のゲート遅延回路を用い
る。
【0015】さらに、本発明では、外部クロックの立ち
上がりエッジのみで信号保持手段を制御し、かつ信号保
持手段への信号取り込みを高速化するために、信号保持
手段をマスタラッチとスレーブラッチとの2段の保持手
段で構成し、スレーブラッチの制御タイミングをマスタ
ラッチの制御タイミングより、動作サイクル時間の10
%以上早くする手段を設けている。
【0016】また、本発明では、高速なコンピュータシ
ステムを得るために、上述した如き半導体装置を構成要
素としている。
【0017】回路構成としては、入力信号を保持する第
1の回路と、第1のパルス幅を有する第1のクロック信
号を入力とし、第2のパルス幅を有する第2のクロック
信号を出力して第1の回路に入力する第2の回路を有
し、第1の回路は入力信号を所望の期間保持し、その所
望の期間は第2のクロック信号により第1のクロック信
号のパルス幅とは独立に定められる。
【0018】また、この回路において、入力信号はアド
レス信号であり、メモリ装置に内蔵するものが典型的な
実施態様である。さらに、第1の回路は第1のクロック
信号のパルスの立ち上がりのタイミングにより定められ
るタイミングに応答して動作し、第1のクロック信号の
パルスの立ち下がりのタイミングにより定められるタイ
ミングに無関係に動作するように構成されることが望ま
しい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。
【0020】(実施例1)図1は本発明の信号取り込み
手段の一実施例を示すブロック図である。クロック信号
入力CLKは、クロックバッファ11を介してパルス発
生回路30に入力される。アドレス信号ADDは、アド
レスバッファ21を介して、若しくは直接アドレスラッ
チ22に入力される。アドレスラッチ22はパルス発生
回路30の出力であるアドレスラッチ制御クロック信号
CL’1により制御され、取り込んだ信号を内部アドレ
ス信号ADD’として出力する。
【0021】図1中のタイミング図に沿って動作を説明
する。クロック信号入力CLKは、時間t1rで立ち上が
り、時間t1fで立ち下がる。パルス発生回路30では、
クロックバッファ11を介して入力されるクロック信号
CLKの立ち上がりエッヂから、ワンショットパルスの
アドレスラッチ制御クロック信号CL’1を発生し、こ
の信号でアドレスラッチ22を制御する。クロック信号
CL’1は、”Lo”でスルー状態に、”Hi”でラッ
チ状態にアドレスラッチ22を制御する。
【0022】一方、アドレス信号ADDは、”A0”ア
ドレスが時間t1rに対してtsのセットアップ時間およ
びthのホールド時間を有してチップ外から入力され
る。”A0”アドレスは、アドレスバッファ21など、
若しくは、配線などにより遅延した信号a1のタイミン
グでアドレスラッチ22に入力される。アドレスラッチ
22のアドレス信号入力に”A0”アドレスが確定した
時点ts’では、制御クロック信号CL’1は”Lo”
であり、アドレスラッチ22はスルー状態に制御されて
いるため、”A0”アドレスはアドレスラッチ22の遅
延分だけ遅れて内部アドレス信号ADD’として出力さ
れる。内部アドレス信号ADD’は、t1の時点で”A
0”アドレスが確定する。制御クロック信号CL’1
は、tr’のタイミングで”Hi”に変わり、アドレス
ラッチ22をラッチ状態に制御する。この時点で、アド
レスラッチ22のアドレス入力a1には、”A0”アド
レスが保持されているため、tr’からtf’までの期
間、アドレスラッチ22には”A0”アドレスがラッチ
される。よって、内部アドレス信号ADD’として、t
1からt2までの期間において”A0”アドレスが保持
される。
【0023】本実施例では、内部アドレス信号ADD’
が、アドレス入力信号ADDのセットアップ時間からの
遅延で確定するため、内部アドレスADD’を高速化で
きる。また、内部アドレス確定期間は、クロック入力信
号のパルス幅(tKHおよびtKL)に依存せず、パル
ス発生回路でのパルス幅によりきまるため、所望の内部
アドレス確定期間を設定できる。
【0024】図2および図3を用いて、書き込み動作お
よび読み出し動作のために必要なデコーダ入力信号(内
部アドレス信号)の確定期間について説明する。図2に
正常な書き込み動作に必要なデコーダ入力信号の確定期
間を表す図を示す。SRAMでは、メモリセルにつなが
るビット線対の何れか一方を”Lo”レベルに引き下げ
てメモリセルへのデータ書き込みを行う。ビット線はラ
イトアンプにより”Lo”レベルに引き下げられる。メ
モリセルへのデータの書き込みのために”Lo”レベル
に引き下げるパルスを書き込みパルスと呼び、メモリセ
ルへの正常な書き込みに要する最小パルス幅をtwとす
る。
【0025】誤書き込み(書き込みセル以外への書き込
みなど)を防止するために、ワード線の選択期間は、デ
ータ線が書き込みパルスにより”Lo”レベルになる期
間を包括することが理想である。このため、ワード線は
書き込みパルスの開始前に確定し、書き込みパルスの終
了以降まで保持するようなマージン(tm1およびtm
2)を持って設計する。ワード線の選択期間は、デコー
ダ入力の確定時間により決まる。デコーダ入力の確定か
ら最も遅いデコーダの遅延時間tdrによりワード線は
確定し、デコーダ入力の不確定になってから最も速いデ
コーダの遅延時間tdfによりワード線は不確定とな
る。よって、デコーダ入力信号の確定期間はtvwは、 tvw=tw+tm1+tm2+tdr−tdf となる。このように、書き込み動作を正常に行うために
は、上記のように、最少デコーダ入力信号の確定期間t
vwが必要となる。
【0026】また、図3に正常な読み出し動作に必要な
デコーダ入力信号の確定期間を表す図を示す。読み出し
動作に必要なワード線の確定期間は、ワード線が確定し
て、センスアンプ読み出し信号がイコライズ状態から、
振幅が拡がりラッチするまでの期間tl1と、ラッチ動
作に必要なホールド時間th1とを足した値になる。ワ
ード線の確定期間は書き込みの場合と同様であり、読み
出し動作のために必要なデコーダ入力信号の確定期間は
tvrは、 tvr=tl1+th1+tdr−tdf となる。このように、読み出し動作を正常に行うために
は、上記のように、最少デコーダ入力信号の確定期間t
vrが必要となる。
【0027】このように、アドレス信号などの取り込み
に、レベルラッチを用い、従来の外部クロック幅にリン
クしたラッチ期間の制御を行うと、、動作サイクルの高
速化やクロックのデューティ比により、正常な動作がで
きなくなる。そこで、ラッチ期間を所望の値に制御する
必要が生じる。
【0028】(実施例2)図4は本発明の信号取り込み
制御手段である図1のブロック図を具体的に回路に置き
換えた一実施例の回路図である。アドレスバッファ21
はインバータib2,ib3で構成される。アドレスラ
ッチ22は、クロック信号を反転するインバータiv
1、スルー用のクロックドインバータ51、ラッチ用の
クロックドインバータ52、負荷駆動用のBiNMOS
インバータ50から構成される。クロックバッファ11
はインバータib1で構成される。また、パルス発生回
路30は、偶数段のインバータ(id1,id2,・・
・,din)で構成される遅延回路40と、NANDゲ
ートgd1で構成される。
【0029】アドレスラッチ22を制御するパルス発生
回路について動作を説明する。クロックバッファ11の
出力であるクロック信号Ck1がパルス発生回路30に
入力される。NANDゲートgd1には、クロック信号
Ck1と、該クロック信号Ck1を遅延回路40により
遅延したクロック信号Ck2とが入力される。NAND
ゲートgd1の出力には、クロック信号Ck1の立ち下
がりエッジから、遅延回路40の出力Ck2が立ち上が
りエッヂまでの期間にわたって”Hi”レベルのワンシ
ョットパルス信号が発生する。このパルス幅はクロック
入力CLKの”Hi”レベルの期間を、遅延回路40の
遅延時間だけ延ばすことができる。よって、クロック入
力CLKの”Hi”レベルの期間が短くなっても、遅延
回路40の遅延時間によりラッチ期間を延ばすことが可
能になる。
【0030】図5にディレイ段に用いるインバータの一
実施例を示す。ラッチ制御用のパルス幅のバラツキは遅
延回路の遅延時間のバラツキで決まるために、遅延時間
のバラツキが少ない定電流駆動のインバータで構成する
ことが有効である。高電位電源と低電位電源との間に、
縦積みされた、pMOS(p2),pMOS(p1),
nMOS(n1),nMOS(n1)で構成される。p
MOS(p2)のゲートには、pMOSの定電流用バイ
アス電位Viepが印加され、nMOS(n2)のゲー
トには、nMOSの定電流用バイアス電位Vienが印
加される。pMOS(p1)とnMOS(n1)のゲー
トは共通接続され、インバータの入力端子inとなる。
共通ノードであるpMOS(p1)のドレインおよびn
MOS(n1)のドレインはインバータの出力ノードo
utとなる。
【0031】本実施例によれば、ラッチ期間を制御する
ワンショットパルスは遅延回路のインバータの段数で延
ばすことができるため、正常動作に必要なラッチ期間を
設計できる。また、遅延時間のバラツキを抑えたインバ
ータを用いることによりラッチ期間のバラツキを抑える
ことができる。
【0032】(実施例3)パルス発生回路にPLLを用
いた信号入出力制御回路のブロック図を図6に示す。パ
ルス発生回路にPLL(Phase-Locked-Loop)を用いた
点を除けば実施例1と差異はない。PLL32はクロッ
クバッファ11を介して外部クロック信号CLKを入力
し、この外部クロック信号CLKを基に内部制御用のク
ロック信号を発生する。PLLでは、外部クロックのサ
イクル時間に対する比で、内部クロックパルスを生成で
き、用途により様々な内部クロック信号を作ることが可
能である。レベルラッチを用いた入出力制御回路では、
外部クロック信号CLKのtKHが短かくなっても、内
部クロックのtKHの長さ(サイクルに対する比:ra
tio)は所望の値に設定できる。
【0033】本実施例によれば、内部クロックのtKH
の長さを調整することで、ラッチ制御の期間を読み出し
および書き込み安定動作のする時間に調整できるため、
外部クロック信号のtKHの期間が短くなっても安定に
動作する。
【0034】(実施例4)パルス発生回路にDLLを用
いた信号入出力制御回路のブロック図を図7に示す。パ
ルス発生回路にDLL(Delay-Locked-Loop)を用いた
点を除けば実施例1と差異はない。DLL33はクロッ
クバッファ11を介して外部クロック信号CLKを入力
し、この外部クロック信号CLKを基に内部制御用のク
ロック信号を発生する。DLLでは、PLLでのサイク
ル時間に対する比を制御する場合と異なり、遅延時間を
制御することが可能である。このため、外部クロックの
エッヂに対する相対時間で内部クロックを生成すること
ができる。この特徴を生かし、アドレスラッチ22のア
ドレス入力信号a1のセットアップ時間に対しアドレス
ラッチ22をスルーに制御し、また、アドレス入力信号
a1が確定している期間の真中でラッチ制御をすること
が可能である。よって、外部クロック信号CLKのtK
Hの長さに依らずラッチ回路を制御することが可能にな
る。DLL33の出力であるラッチの制御クロックC
L’3は、立ち下がりエッヂでアドレスラッチ22をス
ルー状態に制御し、立ち上がりエッヂでラッチ状態に制
御する。スルー状態への制御を決めるタイミングtdl
1を、アドレスラッチ入力信号のセットアップタイミン
グts’3と同タイミングにすれば、アドレスラッチの
出力に不確定なアドレスを出すことなく、高速に内部ア
ドレスを確定することができる。
【0035】本実施例によれば、入出力信号のセットア
ップ時間に対してラッチ回路をスルーに制御することが
可能であるため、動作サイクルおよび外部クロック信号
のtKHの期間に依らず不確定な信号をラッチ回路に取
り込むことなく、高速に信号をラッチすることが可能に
なる。
【0036】(実施例5)図8および図9を用いて、本
発明のECLクロック信号による入出力制御回路および
パルス回路の実施例を説明する。12はECLクロック
バッファ回路、34はECLクロックバッファ12の出
力を受けてワンショットパルスを発生するパルス発生回
路、35はECL信号レベルをCMOSレベルに変換す
るレベル変換回路である。相補信号のECLクロック信
号CLK+,CLK−は、ECLカレントスイッチで構
成されるCLクロックバッファ12に入力される。Vi
enは定電流制御用のバイアス電源、CSは回路の動作
を制御するセレクト信号である。クロックバッファ12
ではECLクロック信号を定電流で増幅することにより
所望の内部振幅を発生してパルス発生回路34にクロッ
ク信号を転送する。セレクト信号CSは非活性時には低
電位電源レベルになり、定電流をオフしてスタンバイ状
態へ制御する。34のECL信号のパルス発生回路を図
9に示す。
【0037】図9において、41はECLのカレントス
イッチで構成された遅延回路である。42はECLの遅
延回路であるが、後段のECL−論理和(OR)回路に
はシングルエンドの信号のみを利用するので、シングル
エンド出力を用いる。43はECLのOR回路で、EC
Lクロックバッファのポジ出力CKPと遅延回路41,
42により遅延したクロックのポジ信号CKPDとのO
R論理の相補出力COP,COBを出力し、レベル変換
回路35により、ECLレベルをCMOSレベルに変換
する。本実施例ではクロックバッファ12およびパルス
発生回路34は共に定電流で駆動するECL構成の回路
であるため、電源電圧や温度によるパルス発生のバラツ
キを低減することが可能である。
【0038】(実施例6)ラッチ制御用パルスを書き込
み制御用パルスにリンクして制御する実施例を図10に
示す。11はクロックバッファで外部クロック信号CL
Kを入力してクロックバッファ出力信号Ck1を出力す
る。36は基本パルス発生回路でワンショットの基本パ
ルスmplsを出力する。37はNAND回路で、クロ
ックバッファ出力Ck1と基本パルス発生回路36の出
力mplsとの論理をとって、その出力CL’6により
アドレスラッチ22を制御する。afはアドレスラッチ
の出力でデコーダ回路24に入力される。WLはデコー
ダにより出力されるワード線である。63はワード線W
Lにより選択されるメモリセルで、データ線対のDL,
DL’へメモリセルデータを出力する。62は書き込み
用カラム選択スイッチで、書き込み用カラム選択信号W
YSにより制御される。60は書き込み制御回路で、ワ
ード線の選択タイミングとのタイミングを調整すると共
に選択信号との論理をとり所望のライトアンプに書き込
み用パルス信号wplsを提供する。61はライトアン
プで書き込み制御パルスwplsと書き込みデータDT
との論理をとって、コモンデータ線CLD,CLD’の
いずれかを”Lo”レベルに下げてメモリセルへのデー
タ書き込みを行う。
【0039】(b)の波形を用いて動作を説明する。基
本パルスmplsは、Ck1によりワンショットパルス
として生成される。ラッチ制御用クロックCL’6は、
Ck1およびmplsのいずれかが”Lo”である期
間”Hi”が出力される。CL’6はCk1の立ち下が
りエッヂを受けて、アドレスラッチ22をラッチ状態に
制御し、mplsの立ち上がりエッヂを受けて、スルー
状態に制御する。デコーダ入力信号afは、アドレスラ
ッチ22のアドレス入力信号a1の確定を受けて、アド
レスラッチ22による遅延だけ遅れて確定し、ラッチ制
御信号CL’6の立ち下がりエッヂを受けるまでの期間
ラッチされる。ワード線WLは、デコーダ入力信号af
の立ち上がりエッヂを受け、デコーダ24の最も遅い遅
延時間で確定し、立ち下がりエッヂを受け、デコーダ2
4の最も早い遅延時間で不確定になるまでの期間選択さ
れる。
【0040】一方、メモリセルへの書き込みは以下のよ
うに動作する。基本パルスmplsを選択信号との論理
をとると共にタイミング調整された書き込み制御パルス
wplsはライトアンプ61に入力される。書き込み用
カラムスイッチ62は、書き込み用カラム選択信号WY
Sにより制御され、書き込みサイクルでしかもデータ線
対DL,DL’が選択されたときに導通状態となり、メ
モリセルへの書き込みを実行する。データ線対DL,D
L’の何れかは、ライトアンプ61により、”Lo”レ
ベルに制御されメモリセルへの書き込みが行われる。ラ
イトアンプ61のパルス幅は基本パルスmplsのみに
より決まる。一方、ワード線選択期間は、基本パルスm
plsのパルス幅とアドレス信号a1のセットアップ時
間を足した値からデコーダの遅延時間の差(最も遅い遅
延時間−最も早い遅延時間)を引いた期間となる。アド
レス信号a1のセットアップ時間をデコーダの遅延時間
の差よりも大きく設定すれば、ワード線の選択期間内に
データ線を立ち下げによるメモリセルへの書き込み動作
を完了することが可能になる。
【0041】このように、本実施例に依れば、アドレス
の確定時間を書き込み動作に連動して制御できるため、
クロック信号のパルス幅などに依らず、安定に書き込み
動作を制御することができる。
【0042】(実施例7)本発明をシンクロナスSRA
Mに適用した実施例のブロック図を図11に示す。本実
施例はレイトライト機能を有するシンクロナスSRAM
である。レイトライトとは、書き込みサイクルに取り込
んだ、書き込みアドレス(メモリセル)への書き込み動
作を、次の書き込みサイクルで実施することに特徴があ
る。このことにより、実際に書き込み動作を実行するま
で、書き込みアドレスおよび書き込みデータを保持する
必要がある。更に、メモリセルへの書き込みが実行され
るまでの期間、その書き込みアドレス(メモリセル)に
は所望のデータが無いため、書き込みデータを保持した
ラッチ(或いはレジスタ)から所望のデータを読み出す
動作をする必要がある。
【0043】ここではレイトライトを前提として構成お
よび動作を説明する。A0〜A(n−1)はアドレス信
号、WEはライトイネーブル(以下、WEと称す)信
号、SSは同期選択信号、CLKはクロック信号、DQ
0〜DQ(m−1)は入出力データである。
【0044】1stアドレスラッチ101は外部からの
アドレス信号を取り込み、該取り込んだアドレス信号を
マルチプレクサ(以下、MUXと称す)131とミドル
アドレスレジスタ102とに出力する。ミドルアドレス
レジスタ102は、1stアドレスラッチ101からの
アドレス信号を書き込みサイクル時のみ取り込み、2n
dアドレスラッチ103に出力する。この動作により、
2ndアドレスラッチ103は常に書き込み用のアドレ
スが入力され、MUX131に書き込みアドレスを提供
する働きをする。ミドルアドレスレジスタ102制御用
の信号発生回路121は、アドレスラッチ制御クロック
CL’7と、WE系の信号との論理をとることにより、
書き込みサイクル時のみ、1stアドレスラッチ101
からのアドレス信号をミドルアドレスレジスタ102に
取り込む制御を実現する。
【0045】MUX131は、WE系の信号により、書
き込みサイクル時には2ndアドレスラッチ103から
の書き込みアドレス信号を、また、読み出しサイクル時
には1stアドレスラッチ101からの読み出しアドレ
ス信号を選択して、デコーダ132に出力する。このア
ドレスの切り替えにより、書き込みサイクルには書き込
みアドレスを、また、読み出しサイクルには読み出しア
ドレスを選択することができる。デコーダ132、ワー
ドドライバ133、およびカラムスイッチ135によ
り、メモリセルアレイ134の所望のメモリセルが選択
される。
【0046】メモリセルへの書き込み動作は、書き込み
制御回路123により制御される。基本パルス発生回路
120で生成した基本パルスmplsを基に、デコーダ
132によるデコード信号出力、および、WE系の信号
により制御された書き込み制御パルスwplsにより、
ライト(書き込み)アンプ124を制御する。ライトア
ンプ124は、書き込み制御パルスwplsと、データ
入力ラッチ106で取り込んだ書き込みデータD2とに
より書き込み動作を行う。
【0047】読み出し動作は、メモリセルアレイ134
からの読み出しデータを、カラムスイッチ135を介
し、センスアンプ136により増幅して、MUX137
に出力する。MUX137は、メモリセルからの読み出
しデータか、まだメモリセルへ書き込まれていないデー
タ入力ラッチ106に保持された書き込みデータかを、
選択して出力ラッチ138に出力する。出力ラッチ13
8の出力は、出力ラッチ制御用クロックQCLKにより
制御され、出力バッファ139へ出力される。出力バッ
ファ139は、出力制御回路131により制御され、出
力ラッチ138からのデータをチップ外部に出力する。
MUX137は、アドレス比較回路122により、読み
出しアドレスと書き込みアドレスとを、各アドレス毎に
比較して、まだメモリセルへ書き込が完了していないア
ドレスか否かを判定して、出力切り替え制御回路125
により、出力すべきデータの選択を制御する。
【0048】クロック系の信号は、チップ内部のクロッ
ク系の負荷を分散して高速化するために、用途毎にクロ
ックバッファを設ける。出力ラッチ制御用クロックは、
クロックバッファ110およびクロック信号制御駆動回
路111により、出力ラッチを制御する。クロック信号
制御駆動回路111には基本パルスmpls信号も供給
されており、ラッチ期間の制御に基本パルスmplsを
用いることも可能である。クロックバッファ114およ
びクロック信号制御駆動回路115は出力制御回路13
1制御用のクロックを供給する。クロックバッファ11
2およびクロック信号制御駆動回路113はWE系入力
制御用、クロックバッファ116およびクロック信号制
御駆動回路117はアドレス入力およびデータ入力制御
用である。118および119は、それぞれ外部クロッ
クに連動した内部クロック信号と基本パルス発生回路1
20で生成した基本パルスmplsとをマージしてライ
トイネーブル信号ラッチ104,同期選択信号ラッチ1
05、および1stアドレスラッチ101,2ndアド
レスラッチ103のラッチ制御信号を出力する駆動回路
である。
【0049】本実施例では入力信号の取り込みおよび出
力ラッチの制御に実施例1以降に詳細に説明したラッチ
手段制御方式を用いるためアクセスの高速化、並びに、
動作サイクルの高速化が図れる。
【0050】(実施例8)2次キャッシュに本発明の入
出力制御手段を具備したSRAMを用いたシステムの一
部を図12に示す。本実施例はプロセッサチップCPU
と本発明により高速に動作するSRAMとを、クロック
信号Clock、データバスData、アドレスバスA
ddr.、コントロール信号バスCtrl.により接続
したシステムの一部分である。
【0051】本実施例では高速動作が可能なSRAMを
2次キャッシュに用いることによりシステムの高速化が
図れる。更に、プロセッサチップCPUなどからSRA
Mに供給されるコントロール信号、アドレス信号および
データなどのセットアップ時間を大きく取ることによ
り、より一層の高速化を図ることが可能になる。
【0052】(実施例9)本発明の入出力制御手段を具
備したDRAMを用いたシステムの一部を図13に示
す。本実施例はプロセッサチップCPUと本発明により
高速に動作するDRAMとを、クロック信号Cloc
k、データバスData、アドレスバスAddr.、コ
ントロール信号バスCtrl.により接続したシステム
の一部分である。
【0053】本実施例では高速動作が可能なDRAMを
用いることによりシステムの高速化が図れる。更に、プ
ロセッサチップCPUなどからDRAMに供給されるコ
ントロール信号、アドレス信号およびデータなどのセッ
トアップ時間を大きく取ることにより、より一層の高速
化を図ることが可能になる。
【0054】(実施例10)本発明のラッチ期間制御信
号発生回路に用いるパルス発生回路の一実施例のブロッ
ク図を図16に示す。外部クロック信号CLKは、クロ
ックバッファ11を介してパルス発生回路37に入力さ
れる。ip1,ip2はそれぞれ、インバータ回路であ
る。gd3,gd4はそれぞれ、NAND回路である。
38はそれぞれ、ワンショットパルス発生回路で、隣接
するワンショットパルス発生回路からは、パルスの一部
がオーバーラップするパルスを発生する。ワンショット
パルス発生回路38で発生したパルスのOR論理をNA
ND回路gd4でとり、ラッチ制御用パルスCL’8を
生成する。所望のパルス幅はことにより、ワンショット
パルス発生回路38のセット数で容易に設定できる。
【0055】パルス発生回路37内のインバータ回路お
よびNAND回路は、CMOSゲートまたはECLゲー
トなどで実現できるが本発明が限定するところではな
い。
【0056】本実施例では、ラッチ制御用パルスCL’
8を外部クロック信号CLKのパルス幅に依存せず、パ
ルス発生回路37内のワンショットパルス発生回路38
ワンショットパルス発生回路38のセット数および回路
定数などにより所望の値に設定できる。
【0057】(実施例11)ラッチ制御用パルス生成の
ためのパルス合成切り替え手段の一実施例を図17に示
す。F1,F2はヒューズ、F1e,F2eはヒューズ
信号安定化回路、fs1,fs2はそれぞれ、ヒューズ
回路出力信号であり、ヒューズF1,F2が切断されて
いるか否かを示す信号である。Trg1,Trg2はそ
れぞれトランスファゲート回路であり、入力段の信号を
後段に転送するか、”Hi”レベルに固定するかを制御
する。gd5はクロックバッファ11の出力Ck1と、
パルス発生回路37の出力CL’8とのパルスの論理和
をとり、ラッチ制御用信号CL’9を作るNAND回路
である。ヒューズを切らない状態では、ラッチ制御用信
号CL’9は、クロックバッファ11の出力Ck1と、
パルス発生回路37の出力CL’8とをマージしたパル
スにある。ヒューズF1を切ると、ラッチ制御用信号C
L’9は、クロックバッファ11の出力Ck1にのみ連
動したパルスになる。一方、ヒューズF2を切ると、ラ
ッチ制御用信号CL’9は、パルス発生回路37の出力
CL’8にのみ連動したパルスになる。
【0058】このように本実施例ではヒューズなどの切
り替えにより、パルスの履歴を変更することが可能に
り、半導体集積回路装置のスペックなどにより要求され
る性能を得ることが可能になる。
【0059】(実施例12)パルス発生回路内の遅延回
路に用いる定電流バイアスの切り替え手段の一実施例を
図18に示す。nc1,nc2,nc3は定電流源のn
MOSで、それぞれ、定電流源nMOS制御バイアスV
ieにゲートが接続され、低電位電源にソースが接続さ
れている。ns1,ns2,ns3はそれぞれ、ゲート
に制御信号fc1,fc2,fc3が接続され、定電流
源のnMOSによる定電流のオン/オフを制御してい
る。pMOSpv1には、定電流源のnMOSによる定
電流が流れ、カレントミラーにより、pMOSpvie
にカレントミラーの比による定電流を流す。nMOSn
vieのゲートとドレインは、pMOSpvieのドレ
インに接続され、定電流源nMOS制御バイアスVie
nを造る。本定電流バイアスの切り替え手段の制御信号
fc1,fc2,fc3には、図17で説明したヒュー
ズ回路による信号などはもとより、外部からの制御信号
などを用いることができる。
【0060】本実施例の定電流バイアスの切り替え手段
を用いると、遅延回路などの遅延時間を容易に制御でき
る。このため、チップのテスティング後にパルス幅を制
御することが容易になる。
【0061】(実施例13)入出力信号のラッチ手段に
マスタラッチおよびスレーブラッチで構成されるレジス
タを用いた場合の実施例のブロック図を図19に示す。
70はマスタラッチ、71はスレーブラッチで、この両
者でレジスタを構成する。
【0062】マスタラッチ70はラッチ制御信号Cr2
が“Hi”レベルの期間ラッチ状態に、また、“Lo”
レベルの期間スルー状態に制御される。一方スレーブラ
ッチ71はラッチ制御信号Cr1が“Hi”レベルの期
間スルー状態に、また、“Lo”レベルの期間ラッチ状
態に制御される。
【0063】DLL回路72により、スレーブラッチ7
1の制御信号Cr1を生成する。制御信号Cr1のタイ
ミング(スレーブラッチ71をスルー状態に制御するタ
イミング)は、スルー状態のマスタラッチ70を経由し
て、スレーブラッチ71の入力a2に、所望の入力信号
が確定するタイミング(CLKよりtdI1だけ早いタ
イミング)に設定する。
【0064】また、マスタラッチの制御信号Cr2のタ
イミング(マスタラッチ70をラッチ状態に制御するタ
イミング)は、制御信号Cr1を遅延回路73でtd3
だけ遅延させたタイミングになる。マスタラッチ70を
ラッチ状態に制御するタイミングが、マスタラッチ70
の入力信号a1の信号確定期間(tv3)のほぼ中央に
なるように、遅延回路73の遅延時間(td3)を設定
する。遅延回路73の遅延時間(td3)を、外部入力
信号の確定期間(セットアップ時間+ホールド時間)の
50%程度に設定することで、外部信号の取り込みが外
部信号の確定タイミングから決まるようにできる。
【0065】本実施例では、スレーブラッチ71のスル
ーへの制御タイミングを、マスタラッチ70のラッチへ
の制御タイミングより早く設定することで、外部信号の
取り込みを高速化できるため、半導体集積回路装置の高
速化が図れる。 (実施例14)本発明の出力ラッチ制御手段の一実施例
のブロック図を図20に示す。本実施例は、実施例1の
アドレス入力信号を出力データに置き換えた場合の実施
例である。動作などについては実施例1の説明のアドレ
ス入力信号を出力データに置き換えれば、容易に理解で
きるであろう。
【0066】本実施例によれば、出力データを保持する
期間をパルス発生回路などにより、容易に制御できる。
【0067】以上説明したように、本発明の実施例によ
れば、入力または出力の保持期間を、外部クロック信号
のパルス幅に無関係に任意に制御可能にしたことによ
り、出力信号保持に必要な期間だけ信号を保持するよう
にでき、高速で安定した動作が可能な半導体装置が得ら
れる。
【0068】また、外部クロック信号と該外部クロック
信号の立ち上がりエッジから生成したワンショットパル
ス信号との論理和をとって保持期間制御信号を生成する
ことにより、外部クロック信号のパルス幅が短くなった
場合にも該ワンショットパルス信号により信号保持期間
を延長でき、誤動作をなくすことができる。
【0069】さらに、外部クロックの立ち上がりエッジ
から生成したワンショットパルス信号を保持期間制御信
号として用いることにより、外部クロック信号のパルス
幅に影響されない制御信号をえることができる。
【0070】また、保持期間制御信号発生回路としてP
LLを用いることにより、ラッチ期間を動作サイクル時
間に対するデューティ比で制御することが可能になる。
【0071】また、保持期間制御信号発生回路としてD
LLを用いることにより、ラッチ期間を、外部クロック
信号の立ち上がりエッジに対するタイミングから次のサ
イクルの立ち上がりエッジに対するタイミングまでの期
間とすることが可能になる。また、保持期間制御信号
を、プログラム回路やヒューズ回路により調整する手段
を設けることにより、ラッチ期間をチップ完成後に調整
することが可能になる。
【0072】また、保持期間制御信号発生回路内の構成
要素としてECLのカレントスイッチで構成した遅延回
路や定電流駆動のゲート遅延回路を用いることにより、
保持期間制御信号のバラツキを抑えることができる。
【0073】さらに、外部クロック信号の立ち上がりエ
ッジで信号保持手段を制御するとともに、該信号保持手
段をマスタラッチとスレーブラッチとの2段構成にし、
スレーブラッチの制御タイミングをマスタラッチの制御
タイミングより動作サイクル時間の10%以上早くする
ことにより、さらに信号保持手段への信号取込みを高速
化できる。
【0074】また、以上の如き半導体装置を用いてシス
テムを構成することにより、高速なシステムを実現でき
る。
【0075】(実施例15)図21にデコーダ入力信号
確定期間と読み出し動作のタイミングを連動したメモリ
の実施例の概略ブロック図を示す。11はクロックバッ
ファで外部クロック信号CLKを入力してクロックバッ
ファ出力信号Ck1を出力する。36は基本パルス発生
回路でワンショットの基本パルスmplusを出力す
る。37はNAND回路で、クロックバッファ出力Ck
1と基本パルス発生回路36の出力mplsとの論理を
取って、その出力CL‘6によりアドレス入力ラッチ2
2を制御する。afはアドレスラッチの出力でデコーダ
回路24に入力される。WLはデコーダ回路24により
出力されるワード線である。63はワード線WLにより
選択されるメモリセルで、データ線対のDL、DL’へ
メモリセルのデータを出力する62rは読み出し用カラ
ム選択スイッチで、読み出し用カラム選択信号RYSに
より制御される。65はイコライズ制御回路(EQC)
であり、コモンデータ線対CDL,CDL‘間のイコラ
イズ手段(EQ)を制御する。66はメインセンス制御
回路(MSC)で、メインセンスアンプ(MSA)のラ
ッチタイミングを制御する。
【0076】図21(b)の波形を用いて動作を説明す
る。クロックバッファ11の出力信号Ck1から、基本
パルス発生回路36により、パルス幅twmのワンショ
ットの基本パルスmplsを生成する。ラッチ制御用ク
ロックCL‘6は、Ck1及びmplsのいずれもが、
“Hi”である期間“Lo”が出力される。CL’6は
Ck1の立ち下がりエッジを受けて、アドレスラッチ2
2をラッチ状態に制御し、mplsの立ち上がりエッジ
を受けてスルー状態に制御する。デコーダ入力信号af
は、アドレスラッチ22のアドレス入力信号a1の確定
を受けて、アドレスラッチ22による遅延だけ遅れて確
定し、ラッチ制御信号CL‘6の立ち下がりエッジを受
けるまでの期間ラッチされる。ワード線WLは、デコー
ダ入力信号afの立ち上がりエッジを受け、デコーダ2
4の最も遅い遅延時間で確定し、立ち下がりエッジを受
け、デコーダ24の最も早い遅延時間で不確定になるま
での期間選択される、このように、ワード線選択期間
は、外部クロックCLKのパルス幅tKHが、基本パル
スmplsのパルス幅twmよりも短い場合でも、基本
パルスmplsのパルス幅twm以上に設定することが
できる。
【0077】一方、メモリセルからの読み出しは以下の
ように動作する。基本パルスmplsを元にイコライズ
制御回路(QC)でタイミングを調整したイコライズ制
御パルスEQsにより、イコライズ手段(EQ)を制御
する、イコライズ手段は、ワード線WLや読み出し用カ
ラムスイッチRYSが選択され、メモリセル63が選択
されてデータが読み出し可能になるタイミングに連動し
てイコライズを解除し、メモリセル63が非選択になる
タイミングに連動してイコライズするように制御する、
また、メインセンス制御回路(MSC)では、イコライ
ズを解除期間内に、プリセンスアンプ(PSA)で増幅
されたデータバスGDL、GDK‘の読み出し信号を確
実にラッチできるように、メインセンスアンプ(MS
A)のラッチタイミングを制御する。
【0078】このように、本実施例によれば、メインセ
ンスアンプのラッチ動作をアドレスの確定時間に連動し
て制御できるので、クロック信号のパルス幅などに関わ
らず安定に読み出し信号のラッチ動作を制御することが
できる。
【0079】(実施例16)図22にパルス発生回路に
シンクロナス・ミラー・ディレイ回路(SMD)を用い
た信号入出力制御回路のブロック図を示す。SMD33
sは外部クロック信号CLKを入力し、この外部クロッ
ク信号CLKを元にSMDクロック回路を用いて内部制
御用のクロック信号を発生する。SMDではDLLと同
様に、外部クロックのエッジに対する相対時間で内部ク
ロックを生成することができる。この特徴を生かし、ア
ドレスラッチ22のアドレス入力信号a1のセットアッ
プ時間に連動してアドレスラッチ22をスルーに制御
し、また、アドレス入力信号a1が確定している期間の
真ん中近傍で、アドレスラッチ22をラッチ状態に制御
することが可能である。よって、外部クロック信号CL
KのtKHの長さによらずラッチ回路を制御する事が可
能になる。SMD33sの出力であるラッチの制御クロ
ックCL‘3は、立ち下がりエッジでアドレスラッチ2
2をスルー状態に制御し、立ち上がりエッジでラッチ状
態に制御する。スルー状態への制御を決めるタイミング
td11を、アドレスラッチ入力信号のセットアップタ
イミングts’3と同じタイミングにすれば、アドレス
ラッチの出力に不確定なアドレスを出すことなく高速に
内部アドレスを確定することができる。
【0080】図23に佐伯などによる、アイ・エス・エ
ス・シー・シー 96、セッション23、DRAM、エ
ス・ピー・23.4(ISSCC96/SESSION 23/DRAM/PAPER S
P23.4)のブロック図及びタイミング図を示す。
【0081】SMDは、入力バッファ回路IB、ディレ
イモニタ回路DMC、フォワード・ディレイ・アレイF
DA、バックワード・ディレイ・アレイBAD、ミラー
・コントロール回路MCCおよび、クロックドライバ回
路CKDを有する。
【0082】SMDの動作について説明する。外部クロ
ック信号CK0を入力した入力バッファ回路IBは遅延
時間“d1”だけ遅れたクロック信号CK1をディレイ
モニタ回路DMCとミラーコントロール回路MCCとに
出力する。ディレイモニタ回路DMCは入力バッファ回
路IBとクロックドライバ回路CKDとのシリーズで構
成され、入力バッファ回路IBの遅延時間“d1”とク
ロックドライバ回路CKDの遅延時間を“d2”とを足
した時間“d1+d2”だけ遅延したクロック信号CK
2をフォワード・ディレイ・アレイFDAに出力する。
【0083】フォワード・ディレイ・アレイFDAおよ
びバックワード・ディレイ・アレイBDAは、それぞれ
同様の遅延時間を持つ複数のディレイ弾で構成される。
ミラーコントロール回路MCCはフォワードディレイア
レイFDAの各ディレイ段で遅延したクロック信号と、
入力バッファ回路IBの出力クロックCK1とを比較し
て、CK1に対して1サイクル遅延したクロック信号C
K3を検出する。フォワード・ディレイ・アレイFDA
では、クロックサイクル時間“tCK”から“d1+d
2”を引いた遅延時間“tCK−(d1+d2)”に相
当するディレイ段“m段目”の出力クロックCK3がC
K1と一致し、バックワード・ディレイ・アレイBDA
のディレイ段“m段目”に入力される。バックワードデ
ィレイアレイBDAで遅延時間”tCK−(d1+d
2)“だけ遅れたクロックCK4はクロックドライバ回
路CKDに入力され、クロックドライバ回路CKDの遅
延時間“d2”だけ更に遅れてクロックドライバ回路C
KDの出力CK5とした所望の内部回路に供給される。
よって、クロックドライバ回路CKDの出力CK5は外
部クロックCK0に対して2サイクル遅れでCK0に同
期した内部クロック信号となる。
【0084】上記の引用文献によれば、クロックドライ
バ回路の出力クロックは、外部クロックに同期するもの
であるが、クロックドライバ回路の出力段より前段の出
力を用いることにより、クロックの立ち上がりエッジに
対し、早い信号を利用することができる。
【0085】本実施例によれば、入出力信号のセットア
ップ時間に対してラッチ回路をスルーに制御することが
可能であるため、動作サイクル及び、外部クロック信号
のtKHの期間によらず不確定な信号をラッチ回路に取
り込むことなく、高速に信号をラッチする事が可能にな
る。更に、アドレスラッチ回路のスルー制御のタイミン
グを調整することで、従来のレジスタ入力方式と同様に
アドレス信号の切り替わり時に不確定アドレスを出力す
ることがなくなる。
【0086】
【発明の効果】上記の説明で明らかなように、本発明に
よれば、信号の取り込みを高速化できると共に、外部ク
ロックのデューティに依らず、所望の期間だけ信号を保
持するように制御することが可能になり、動作サイクル
を高速化した場合にも正常に動作する半導体装置および
コンピュータシステムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号取り込み手段の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】正常な書き込み動作に必要なデコーダ入力信号
の確定期間を表す図である。
【図3】正常な読み出し動作に必要なデコーダ入力信号
の確定期間を表す図である。
【図4】本発明の信号取り込み手段の一実施例を示す回
路図である。
【図5】遅延時間のバラツキを抑えるインバータ回路図
である。
【図6】PLLを用いた信号入出力制御回路図である。
【図7】DLLを用いた信号入出力制御回路図である。
【図8】ECLクロック信号に適用した実施例を示す回
路図である。
【図9】ECLカレントスイッチで遅延回路を構成した
回路図である。
【図10】書き込みパルスにリンクしてラッチ期間を制
御するブロック図である。
【図11】本発明を用いたSRAMのブロック図であ
る。
【図12】プロセッサとSRAMチップで構成されたシ
ステムのブロック図である。
【図13】プロセッサとDRAMチップで構成されたシ
ステムのブロック図である。
【図14】従来のレジスタ制御方式を用いた出力制御回
路のブロック図である。
【図15】従来のラッチ制御方式を用いた出力制御回路
のブロック図である。
【図16】本発明のラッチ期間制御信号発生回路に用い
るパルス発生回路の一実施例のブロック図である。
【図17】ラッチ制御用パルス生成のためのパルス合成
切り替え手段の一実施例の回路図である。
【図18】パルス発生回路内の遅延回路に用いる定電流
バイアスの切り替え手段の一実施例の回路図である。
【図19】入出力信号のラッチ手段にマスタラッチおよ
びスレーブラッチで構成されるレジスタを用いた場合の
実施例のブロック図である。
【図20】本発明の出力ラッチ制御手段の一実施例のブ
ロック図である。
【図21】本発明のデコーダ入力信号確定期間と読み出
し動作のタイミングを連動したメモリの概略ブロック図
である。
【図22】SMDを用いた信号入出力制御回路の回路図
である。
【図23】SMDの回路構成図である。
【符号の説明】
11:クロックバッファ、12:クロックバッファ回
路、21:アドレスバッファ、22,101:アドレス
ラッチ、23:アドレスレジスタ、24:デコーダ回
路、30,34,37,72:パルス発生回路、32:
PLL、33:DLL、35:レベル変換回路、36,
120:基本パルス発生回路、37:NAND回路、3
7:38:ワンショットパルス発生回路、40〜42,
73:遅延回路、43:OR回路、50:BiNMOS
インバータ、51,52:クロックドインバータ、6
0:書き込み制御回路、61:ライトアンプ、62:書
き込み用カラム選択スイッチ、63:メモリセル、7
0:マスタラッチ、71:スレーブラッチ、101:1
stアドレスラッチ、102:ミドルアドレスレジス
タ、103:2ndアドレスラッチ、104:ライトイ
ネーブル信号ラッチ、105:同期選択信号ラッチ、1
06:データ入力ラッチ、110,112,114,1
16:クロックバッファ、111,113,115,1
17:クロック信号制御駆動回路、118,119:駆
動回路、121:信号発生回路、122:アドレス比較
回路、123:書き込み制御回路、124:ライトアン
プ、125:出力切り替え制御回路、131,137:
マルチプレクサ(MUX)、132:デコーダ、13
3:ワードドライバ、134:メモリセルアレイ、13
5:カラムスイッチ、136:センスアンプ、138:
出力ラッチ、139:出力バッファ、140:出力制御
回路CLK:外部入力クロック信号、CLK’:内部ク
ロック信号、ADD:外部入力アドレス信号,AD
D’:内部アドレス信号、Vien,Vie:定電流源
nMOS制御バイアス、Viep’:定電流源pMOS
制御バイアス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長野 隆洋 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 前島 英雄 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部クロック信号により同期して動作し、
    外部からの入力信号を保持する手段を有する半導体装置
    において、 入力信号の保持期間を外部クロック信号のパルス幅に無
    関係に任意に制御する保持期間制御信号を発生する保持
    期間制御信号発生回路を具備したことを特徴とする半導
    体装置。
  2. 【請求項2】外部クロック信号により同期して動作し、
    内部からの出力信号を保持する手段を有する半導体装置
    において、 出力信号の保持期間を外部クロック信号のパルス幅に無
    関係に任意に制御する保持期間制御信号を発生する保持
    期間制御信号発生回路を具備したことを特徴とする半導
    体装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の半導体装置におい
    て、前記保持期間制御信号は、外部クロック信号と該外
    部クロック信号の立ち上がりエッジから生成したワンシ
    ョットパルス信号との論理和をとった信号であることを
    特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載の半導体装置におい
    て、前記保持期間制御信号は、外部クロック信号の立ち
    上がりエッジから生成したワンショットパルス信号であ
    ることを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】請求項1または2記載の半導体装置におい
    て、前記保持期間制御信号は、位相固定ループ(PL
    L)により生成した信号であることを特徴とする半導体
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1または2記載の半導体装置におい
    て、前記保持期間制御信号は、遅延固定ループ(DL
    L)により生成した信号であることを特徴とする半導体
    装置。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6のいずれか1項に記載の
    半導体装置において、前記保持期間をプログラム回路ま
    たはヒューズ回路により選択可能にしたことを特徴とす
    る半導体装置。
  8. 【請求項8】請求項1において、ECLのカレントスイ
    ッチで構成した遅延回路を保持期間制御信号発生回路の
    構成要素の少なくとも一部に持つことを特徴とする半導
    体装置。
  9. 【請求項9】請求項1ないし8のいずれか1項に記載の
    半導体装置において、前記保持期間制御信号発生回路
    は、その構成要素の少なくとも一部に定電流駆動のゲー
    ト回路で構成した遅延回路を有することを特徴とする半
    導体装置。
  10. 【請求項10】外部クロック信号により同期して動作
    し、外部からの入力信号を保持する手段を有する半導体
    装置において、 外部からの入力信号を保持する手段が、マスタラッチと
    スレーブラッチとの2段の保持手段で構成され、スレー
    ブラッチの制御タイミングをマスタラッチの制御タイミ
    ングより動作サイクル時間の10%以上早くしたことを
    特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】請求項1ないし10のいずれか1項に記
    載の半導体装置を構成要素として有することを特徴とす
    るコンピュータシステム。
  12. 【請求項12】請求項1ないし9のいずれか1項に記載
    の半導体装置において、前記保持期間制御信号発生回路
    はシンクロナス・ミラー・ディレイ回路で構成されるこ
    とを特徴とする半導体装置。
  13. 【請求項13】外部信号を入力するための第1の入力端
    子、 上記外部信号を保持するラッチ、 所定のデューティーサイクルを持つクロック信号を入力
    する第2の入力端子、 上記クロック信号を処理し、処理されたクロック信号を
    上記ラッチに与える処理回路を有し、 上記ラッチは上記処理されたクロック信号によってコン
    トロールされ、上記外部信号は上記ラッチによって、上
    記クロック信号のデューティーサイクルとは独立に決め
    られる期間保持されることを特徴とするランダムアクセ
    スメモリ。
  14. 【請求項14】前記外部信号はアドレス信号である請求
    項13記載のランダムアクセスメモリ。
  15. 【請求項15】前記処理回路はパルス発生回路を含むこ
    とを特徴とする請求項13または14記載のランダムア
    クセスメモリ。
  16. 【請求項16】前記処理回路はフェイズ・ロック・ルー
    プ回路(PLL)を含むことを特徴とする請求項13ま
    たは14記載のランダムアクセスメモリ。
  17. 【請求項17】前記処理回路はディレイ・ロック・ルー
    プ回路(DLL)を含むことを特徴とする請求項13ま
    たは14記載のランダムアクセスメモリ。
  18. 【請求項18】前記処理回路はシンクロナス・ミラー・
    ディレイ回路(SMD)を含むことを特徴とする請求項
    13または14記載のランダムアクセスメモリ。
  19. 【請求項19】入力信号を保持するラッチ、 第1のクロック信号を入力とし、第2のクロック信号を
    出力して上記ラッチに入力するパルス生成回路を有し、 上記ラッチは上記入力信号を所望の期間保持し、該所望
    の期間は上記第2のクロック信号により上記第1のクロ
    ック信号のパルス幅とは独立に定められることを特徴と
    する回路。
  20. 【請求項20】入力信号を保持する第1の回路、 第1のパルス幅を有する第1のクロック信号を入力と
    し、第2のパルス幅を有する第2のクロック信号を出力
    して上記第1の回路に入力する第2の回路を有し、 上記第1の回路は上記入力信号を所望の期間保持し、該
    所望の期間は上記第2のクロック信号により上記第1の
    クロック信号のパルス幅とは独立に定められることを特
    徴とする回路。
  21. 【請求項21】前記入力信号はアドレス信号であり、メ
    モリ装置に内蔵されることを特徴とする請求項20記載
    の回路。
  22. 【請求項22】前記第1の回路は前記第1のクロック信
    号のパルスの立ち上がりのタイミングにより定められる
    タイミングに応答して動作し、前記第1のクロック信号
    のパルスの立ち下がりのタイミングにより定められるタ
    イミングに無関係に動作することを特徴とする請求項2
    0または21記載の回路。
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