JPH10138430A - 離形フィルム - Google Patents

離形フィルム

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JPH10138430A
JPH10138430A JP30177896A JP30177896A JPH10138430A JP H10138430 A JPH10138430 A JP H10138430A JP 30177896 A JP30177896 A JP 30177896A JP 30177896 A JP30177896 A JP 30177896A JP H10138430 A JPH10138430 A JP H10138430A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂シート、樹脂シート又はセラミックシー
ト等を成形する際に用いられる離形フィルムにおいて、
樹脂シート又はセラミックシート等の、離形フィルム剥
離面を粗面化させず、かつ加熱処理時に熱変形が生じな
い離形フィルムを提供する。 【解決手段】 ベースフィルムが、表面粗さRaが10
nm未満の二軸配向ポリエチレン−2,6−ナフタレン
ジカルボキシレートフィルムである離形フィルムであっ
て、120℃における150gf/mm2応力下での寸
法変化率の絶対値が、応力方向及びその垂直方向とも
0.2%以下である離形フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、離形フィルムに関
し、さらに詳しくは樹脂溶液から成形される樹脂シート
や樹脂被膜、セラミックスラリーから成形されるセラミ
ックシート等の成形用キャリヤーフィルム、あるいは粘
着テープ等の粘着剤層の保護フィルムに有用な離形フィ
ルムに関する。
【0002】
【従来の技術】離形フィルムは、樹脂シート、樹脂被膜
あるいはセラミックシート等を成形する際のキャリヤー
フィルムとして用いられる。
【0003】樹脂シートは、例えば塩化ビニル等からな
る樹脂溶液をキャリヤーフィルム上に塗工(流延)した
後、溶媒を加熱除去し、キャリヤーフィルムを剥離分離
することにより成形され、マーキングシート等の用途に
供される。
【0004】樹脂被膜は、例えば粘着剤となる樹脂を溶
媒に溶解した塗液をキャリヤーフィルムの表面に塗布し
た後、加熱して溶媒を除去することにより製造される。
【0005】セラミックシートは、例えばセラミック粉
体とバインダー剤等を溶媒に分散させたスラリーをキャ
リヤーフィルムの表面に塗工した後、溶媒を加熱除去
し、キャリヤーフィルムを剥離除去することにより成形
される。
【0006】一般的に、樹脂シートやセラミックシート
等の表面のうち、キャリヤーフィルムから剥離された面
の方が高精度な表面性を要求される用途に使用されるこ
とが多いため、キャリヤーフィルムに用いられるベース
フィルムの表面粗さが、樹脂シートやセラミックシート
等の表面粗さを大きく左右する。
【0007】これらのキャリヤーフィルムのベースフィ
ルムには、各種のフィルム、特に二軸配向ポリエチレン
テレフタレート(以下PETと略することがある)フィ
ルムが使用されているが、PETフィルムはほとんどの
場合、巻き取り性向上の目的でフィラー等を添加し表面
を粗面化している。従って、フィラーが添加されたPE
Tフィルムをベースフィルムとしたキャリヤーフィルム
で成形された樹脂シートやセラミックシート等は、表面
が粗面化され、シート類を相互に積層する場合、積層界
面に空隙が入りやすいという問題が発生することがあ
る。
【0008】一方、離形フィルムは樹脂溶液やセラミッ
クスラリーを塗工した後、溶媒除去のため加熱処理され
るが、この加熱温度は、離形フィルムに用いられるベー
スフィルムのガラス転移温度(Tg)付近かそれ以上で
あることが多く、このため離形フィルムに寸法変化やシ
ワ等の熱変形が生じて、成形された樹脂シート類の厚み
ムラや平面性が悪化し品質が低下する問題がある。特
に、樹脂シート類の生産性を向上させるため、加熱処理
時間を短縮し加熱温度を高くすると、前述の問題がより
顕在化することが懸念される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る従来技術の欠点を解消し、各種樹脂シート、樹脂被
膜、セラミックシート等の表面を粗面化させず、加熱処
理の際熱変形が生じない離形フィルムを提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベースフィル
ムが、表面粗さRaが10nm未満の二軸配向ポリエチ
レン−2,6−ナフタレンジカルボキシレートフィルム
である離形フィルムであって、120℃における150
gf/mm2応力下での寸法変化率の絶対値が、応力方
向及びその垂直方向とも0.2%以下であることを特徴
とする離形フィルムである。
【0011】なお、表面粗さRaは、触針式表面粗さ計
を用いて得られた表面粗さ曲線(Y=f(x)、ここ
で、Y:表面変位、X:スキャン距離、表面変位の平均
値:Y=0)から、その中心線の方向に測定長さ(L)
を抜き取ったとき、下記式で与えられる。
【0012】
【数1】
【0013】また、寸法変化率の絶対値は、長さ30m
m以上、幅4mmに切り出した短冊状の離形フィルム
を、チャック間が10mmになるようにTMA(熱応力
歪み測定装置)に装着し、寸法変化率を測定する方向に
150gf/mm2の応力を加え、室温から5℃/分の
速度で昇温し、120℃に到達したときの寸法変化を応
力方向(離形フィルムの長手方向)、垂直方向別(離形
フィルムの幅方向)に測定し下式にて求めた。
【0014】
【数2】寸法変化率の絶対値=|寸法変化/チャック間
距離|×100
【0015】本発明におけるベースフィルムとしては、
二軸配向ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキ
シレートフィルムを用いる。このフィルムを構成するポ
リエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート
(以下PENと略することがある)とは、エチレン−
2,6−ナフタレンジカルボキシレートを主たる繰り返
し単位とするポリエステルである。
【0016】かかるPENポリマーは、離形フィルムの
耐熱変形性を損なわない範囲で共重合成分を少量(10
モル%以下、特に5モル%以下)共重合したものでもよ
い。
【0017】かかる共重合成分としては、例えばテレフ
タル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタレン−2,7
−ジカルボン酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、
4,4’−ジフェニルエーテルジカルボン酸等の芳香族
ジカルボン酸類、シュウ酸、アジピン酸等の脂肪族ジカ
ルボン酸類、p−オキシ安息香酸、p−オキシエトキシ
安息香酸等のオキシカルボン酸類、ジエチレングリコー
ル、1,3−プロピレングリコール、1,4−テトラメ
チレングリコール、1,6−ヘキサメチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール等のグリコール類を好まし
く挙げることができる。
【0018】また、PENポリマーにはグリセリン、ペ
ンタエリスリトール、トリメリット酸、ピロメリット酸
等のような三官能基以上を持つ化合物を、実質的に線状
のポリマーが得られる範囲内で共重合してもよい。
【0019】さらに、PENポリマーは、その耐加水分
解性を向上させるために例えば安息香酸、メトキシポリ
アルキレングリコール等の一官能性化合物によって末端
の水酸基及び/又はカルボキシル基の一部又は全部を封
鎖したものであってもよい。
【0020】本発明に用いるPENポリマーは、固有粘
度が0.5以上であって、エチレン−2,6−ナフタレ
ンジカルボキシレートのみを繰り返し単位とするホモポ
リマーであることが、ヤング率等の機械的特性や耐熱変
形性等の熱的特性に優れたベースフィルムが得られるた
め好ましい。
【0021】かかるPENポリマーは公知の方法で製造
することができる。例えば、ナフタレン−2,6−ジカ
ルボン酸又はそのエステル形成性誘導体と、エチレング
リコール又はそのエステル形成性誘導体とを、触媒の存
在下で重縮合させることによって製造することができ
る。また、PEN共重合体の場合は、前述の重合成分に
共重合成分を加えて重縮合させることによって製造する
ことができるし、共重合成分を含むポリエステルとPE
Nポリマーとを溶融状態で混合しエステル交換反応を行
なわせることによって製造することもできる。
【0022】なお、PENポリマーには、フィルムの巻
取り性を良好なものとするため、平均粒径が0.01〜
20μmの無機微粒子あるいは有機微粒子を、フィルム
の表面粗さRaが10nm未満になる割合、例えば0.
005〜2重量%含有させることが好ましい。かかる微
粒子の具体例として、シリカ、アルミナ、カオリン、炭
酸カルシウム、酸化チタン、硫酸バリウム、カーボンブ
ラック等の無機微粒子、架橋アクリル樹脂、架橋ポリス
チレン樹脂、メラミン樹脂、架橋シリコーン樹脂等の有
機微粒子を好ましく挙げることができる。PENポリマ
ーはPETポリマーに比べてその分子鎖が剛直でフィル
ムのスティフネスが高いため、かかる微粒子の配合量が
PETポリマーより少なくても十分な巻取り性を得るこ
とができる。
【0023】前記微粒子以外にも、安定剤、紫外線吸収
剤、難燃剤、帯電防止剤等の添加剤を配合することがで
きる。また他の熱可塑性樹脂を少量(例えば20重量%
以下、特に10重量%以下)ブレンドすることもでき
る。
【0024】本発明における二軸配向PENフィルム
は、逐次二軸延伸法、同時二軸延伸法等の従来から知ら
れている方法で製造することができる。例えば、逐次二
軸延伸法では、PENポリマーを十分に乾燥してから溶
融押出法にて未延伸フィルムを製造し、続いて該未延伸
フィルムを130〜150℃の温度で縦方向に2〜6倍
延伸し、次いで120〜150℃の温度で横方向に2〜
6倍延伸を行い、さらに220〜255℃の温度で5秒
〜1分間熱固定することにより製造することができる。
なお、熱固定は制限収縮下に行なってもよい。溶融押出
の際、静電密着法を使用することが好ましい。
【0025】また、PENフィルムの等方性を良好なも
のとするために、前述の縦方向及び横方向の延伸倍率を
同じにすることが好ましい。離形フィルムの110℃付
近での耐熱変形性をさらに向上させるため、二軸延伸後
熱固定したフィルムを120〜150℃の温度で弛緩状
態で熱処理するのが好ましい。
【0026】本発明に用いる二軸配向PENフィルムの
厚みは特に限定されないが10〜200μmであること
が好ましい。
【0027】本発明においては、二軸配向PENフィル
ムの少なくとも片面に離形層を設けることが好ましい。
離形層を形成する成分としては、例えばシリコーン樹
脂、フッ素樹脂、脂肪族ワックス等を挙げることができ
る。また、キャスティングされる樹脂によっては離形層
を設けなくてもよい。
【0028】かかる離形層を形成する成分には、本発明
の目的を妨げない範囲で公知の各種添加剤を配合するこ
とができる。この添加剤としては、例えば紫外線吸収
剤、顔料、消泡剤等を挙げることができる。
【0029】離形層の塗設は離形層を形成する成分を含
む塗液を二軸配向PENフィルムに塗布し、加熱乾燥さ
せて塗膜を形成させることにより行なうことができる。
加熱条件としては80〜160℃で10〜120秒間、
特に120〜150℃で20〜60秒間が好ましい。塗
布方法は、任意の公知の方法が使用でき、例えばロール
コーター法、ブレードコーター法等が好ましく挙げられ
る。
【0030】本発明においては、ベースフィルムと離形
層の密着性を高めるために、ベースフィルムと離形層の
間に接着層を設けることが好ましい。この接着層を形成
する成分としては、例えば離形層がシリコーン樹脂層の
場合、シランカップリング剤が好ましい。このシランカ
ップリング剤としては一般式Y−Si−X3で表わされ
るものがさらに好ましい。ここで、Yは例えばアミノ
基、エポキシ基、ビニル基、メタクリル基、メルカプト
基等で代表される官能基、Xはアルコキシ基で代表され
る加水分解性の官能基を表わす。かかる接着層の厚み
は、0.01〜5μmの範囲が好ましく、0.02〜2
μmの範囲が特に好ましい。接着層の厚みが上記の範囲
であるとベースフィルムと離形層の密着性が良好とな
り、かつ接着層を設けたベースフィルムがブロッキング
しにくいため、離形フィルムの取り扱いで問題が生じに
くい利点がある。
【0031】
【実施例】以下、実施例を掲げて本発明を更に説明す
る。なお、各特性値は下記の方法で測定した。
【0032】(1)表面粗さ(Ra) 触針式表面粗さ計(小坂研究所(株)製、サーフコーダ
30C)を用いて針の半径2μm、触針圧30mgの条
件でフィルム表面をスキャンし、フィルム表面の変位を
測定し、表面粗さ曲線を記録した。この表面粗さ曲線か
ら、その中心線方向に測定長さ(L)を抜き取り、X軸
をスキャン距離、Y軸を表面変位ととしたときの表面粗
さ曲線(Y=f(x))から下記式で計算した。
【0033】
【数3】
【0034】(2)耐熱変形性(寸法変化率の絶対値) 測定方向に30mm以上、幅4mmで切り出した短冊状
のフィルムをTMA(熱応力歪み測定装置、セイコー電
子工業株式会社製TMA/SS120C)の治具にチャ
ック間が10mmになるように装着し、フィルムに15
0gf/mm2の応力を加え、室温から5℃/分の昇温
速度で加熱し、120℃に到達したときの寸法変化を応
力方向、垂直方向別に測定し、下記式にて計算して求め
た。
【0035】
【数4】寸法変化率の絶対値=|寸法変化/チャック間
距離|×100
【0036】[実施例1]固有粘度が0.62のPEN
ポリマーを押出機で溶融し、ダイスから40℃に維持し
てある回転冷却ドラム上に押出し、静電密着法を用いて
溶融ポリマーを回転冷却ドラムに密着させて急冷し未延
伸フィルムとした。次いで、この未延伸フィルムを縦方
向に3.7倍、引き続き横方向に3.8倍延伸し、さら
に240℃にて熱固定を行なって厚さ50μmの二軸配
向PENフィルムを得た。
【0037】この二軸配向PENフィルムの片面に、下
記に示す塗液を6g/m2(wet)の塗布量で塗布
し、140℃の温度で1分間加熱乾燥及び硬化させて離
形層の厚さが0.15μmの離形フィルムを作成した。
なお、塗液は、ビニル基を有するポリジメチルシロキサ
ンとジメチルハイドロジェンシランからなる付加反応タ
イプの硬化型シリコーンをメチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン及びトルエンの混合溶媒中に溶解さ
せ、さらにシリコーンレジンを前記硬化型シリコーンに
対し固形分比で10重量%となる量配合し、全体の固形
分濃度が2%の溶液とし、この溶液に白金触媒を添加し
て作成した。この離形フィルムの特性を表1に示す。
【0038】[比較例1]固有粘度が0.62のPET
ポリマーを押出機で溶融し、ダイスから40℃に維持し
てある回転冷却ドラム上に押出し、静電密着法を用いて
溶融ポリマーを回転冷却ドラムに密着させて急冷し未延
伸フィルムとした。次いで、この未延伸フィルムを縦方
向に3.6倍、引き続き横方向に3.9倍延伸し、さら
に220℃にて熱固定を行なって厚さ50μmの二軸配
向PETフィルムを得た。
【0039】この二軸配向PETフィルムの片面に、下
記に示す塗液を6g/m2(wet)の塗布量で塗布
し、140℃の温度で1分間加熱乾燥及び硬化させて離
形層の厚さが0.15μmの離形フィルムを作成した。
なお、塗液は、ビニル基を有するポリジメチルシロキサ
ンとジメチルハイドロジェンシランからなる付加反応タ
イプの硬化型シリコーンをメチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン及びトルエンの混合溶媒中に溶解さ
せ、全体の固形分濃度が2%の溶液とし、この溶液に白
金触媒を添加して作成した。この離形フィルムの特性を
表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】表1より明らかなように、実施例に示した
本発明の離形フィルムは、表面粗さが小さく、また耐熱
変形性に優れるものである。
【0042】
【発明の効果】本発明の離形フィルムは、ベースフィル
ムとして表面粗さの小さいPENフィルムを用いること
により、樹脂シート等の成形時の溶媒加熱除去を高温
度、高荷重で行なってもシート類の変形が見られず、か
つ表面精度の高いシート類を製造することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースフィルムが、表面粗さRaが10
    nm未満の二軸配向ポリエチレン−2,6−ナフタレン
    ジカルボキシレートフィルムである離形フィルムであっ
    て、120℃における150gf/mm2応力下での寸
    法変化率の絶対値が、応力方向及びその垂直方向とも
    0.2%以下であることを特徴とする離形フィルム。
  2. 【請求項2】 ベースフィルムが、平均粒径が0.01
    〜20μmの無機微粒子又は有機微粒子を0.005〜
    2重量%含む二軸配向ポリエチレン−2,6−ナフタレ
    ンジカルボキシレートフィルムである請求項1記載の離
    形フィルム。
  3. 【請求項3】 ベースフィルムの少なくとも片面に、シ
    リコーン樹脂、フッ素樹脂、脂肪族ワックスから選ばれ
    た少なくとも1種を積層してなる請求項1記載の離形フ
    ィルム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001015896A1 (fr) * 1999-08-31 2001-03-08 Mitsubishi Plastics, Inc. Film lamine a liberation

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