JPH10124383A - メモリアクセス制御方式 - Google Patents

メモリアクセス制御方式

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JPH10124383A
JPH10124383A JP27913396A JP27913396A JPH10124383A JP H10124383 A JPH10124383 A JP H10124383A JP 27913396 A JP27913396 A JP 27913396A JP 27913396 A JP27913396 A JP 27913396A JP H10124383 A JPH10124383 A JP H10124383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
access
additional information
memory access
information
Prior art date
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Pending
Application number
JP27913396A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Oda
眞也 尾田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH10124383A publication Critical patent/JPH10124383A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリアクセスの高速化手法を切り替えて使
うことによりメモリアクセスの更なる高速化を可能にし
たメモリアクセス制御方式を提供すること。 【解決手段】 メモリアクセスのアクセス種別に関する
情報をアドレス情報に付加情報として付加してCPU1
から出力させる。前記付加情報を付加情報デコード部2
1でアクセス種別毎にデコードする。前記デコード部の
出力にしたがいアクセス種別判断部22がアクセス種別
毎に高速化手法を決定する。こうして決定された高速化
手法を使いメモリタイミング制御部23が前記メモリア
クセスの実行タイミングを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリアクセス制
御方式に関し、特にメモリアクセスの高速化技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、CPUがメモリにアクセスする
際、メモリ制御部は一様に同じ種類のアクセス方法であ
るとして動作していた。即ち、メモリアクセスの高速化
は単一の高速化手法のみで高速化している。
【0003】また例えば特開平2−105384号公報
には、アドレス情報に付加した付加情報を用いてメモリ
アクセスの高速化を行うことが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、メモリアクセスの高速化は単一の高速化手法
で行われるため、その手法から外れたアクセスが発生し
た場合には、高速化を行なわなかった場合よりも更に性
能が悪化してしまうという問題がある。即ち、高速化と
いっても万能ではなく、ある特定のアクセス手順を想定
し、そのアクセス方法を中心に高速化を考えてあるた
め、例外的なパターンを受けた場合、通常のアクセス時
間に加えて、先行動作した部分の復旧動作を行わなけれ
ばならず、余分に時間を要する。
【0005】それ故に本発明の課題は、メモリアクセス
の高速化手法を切り替えて使うことによりメモリアクセ
スの更なる高速化を可能にしたメモリアクセス制御方式
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、メモリ
に対するアクセスを制御するメモリアクセス制御方式に
おいて、アクセスすべきデータに関する情報をアドレス
情報に付加情報として付加してCPUから出力させ、メ
モリ制御部で前記付加情報を参照して前記メモリの高速
動作モードを決めるようにしたことを特徴とするメモリ
アクセス制御方式が得られる。
【0007】また本発明によれば、メモリアクセスを制
御するメモリアクセス制御方式において、アクセス種別
に関する情報をアドレス情報に付加情報として付加して
出力するCPUと、前記付加情報をアクセス種別毎にデ
コードする付加情報デコード部と、前記デコード部の出
力にしたがいアクセス種別毎に高速化手法を決定するア
クセス種別判断部と、決定された高速化手法を使い前記
メモリアクセスの実行タイミングを制御するメモリタイ
ミング制御部とを含むことを特徴とするメモリアクセス
制御方式が得られる。
【0008】前記付加情報はアクセスすべきデータの種
別に関するやアクセス頻度に関するものであるとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の実施の形態に係るメモリア
クセス制御方式を示し、アクセス種別を示す付加情報を
アドレス情報に付加して出力するCPU1と、実際に情
報を記憶するためのメモリ3と、CPU1からのアドレ
ス情報と付加情報を元にメモリ3の制御を行うメモリ制
御部2とを含んでいる。
【0011】図2はメモリ制御部2を詳細に示してい
る。メモリ制御部2は、CPU1からの付加情報を元に
アクセス種別を判断するためのデコードを行う付加情報
デコード部21、アクセス種別をどういった高速化手法
に対応付けるかを判断するアクセス種別判断部22、及
び決定された高速化手法に基きメモリ制御のためのタイ
ミングを生成するメモリタイミング制御部23を含んで
いる。
【0012】このメモリアクセス制御方式の動作につい
て、図1および図2を参照して詳細に説明する。
【0013】CPU1は、メモリをアクセスする際にま
ずアドレス情報を提示するが、この際にアクセスの種別
に関する情報を同時に出力する。このアクセスの種別と
しての情報の内容は、アクセスの連続性、アクセスの間
隔、アクセスの系統等を類推できるような何らかの情報
を出力する。また、この情報を付加する手段としては、
図1のようにアドレス情報と全く別の付加情報として通
知してもよいし、アドレス情報の一部を使って情報を重
畳させてもよい。
【0014】付加情報の生成方法にはいくつかの手法が
考えられる。CPU1内に自動的に情報を検出するため
の機構を持たせてもよいし、プログラム生成時に陽に指
定する方法や、カーネルプログラムによって実行時に属
性を決定する方法でもよい。
【0015】このようにして出力された付加情報は、ア
ドレス情報とともにメモリ制御部2に入力される。メモ
リ制御部2では、まず付加情報デコード部21で、伝達
された付加情報を使ってアクセス種別の情報を復元し、
アクセス種別判断部22で、復元されたアクセス種別は
どの高速化手法を用いてアクセスするかの対応付けを行
う。
【0016】一般的に用いられる手法としては、アクセ
スのページ動作、ページ書き戻し動作の遅延、キャッシ
ュラインを持つメモリに対するライン選択先読み動作等
である。ここで決定された高速化手法を用いてメモリタ
イミング制御部23はメモリ3をアクセスする。
【0017】さらに図1及び図2を纏めた図3と共に図
5及び図5を参照して説明を続ける。
【0018】ユーザープログラムが実行される場合、カ
ーネルプログラムにメモリエリアの使用要求を出して得
られた領域のみを使用できる。このようにカーネルプロ
グラムはユーザープログラムが使用するメモリを全て把
握しているため、カーネルプログラムにアクセス種別を
決定させるのは妥当である。
【0019】またアドレスを大きなグループに分け、そ
のグループ毎にアクセス種別を対応付けることができれ
ば、アドレス情報以外に付加情報専用の信号を用意する
必要がなくなる。
【0020】カーネルプログラムはユーザープログラム
が要求してきたメモリ割り当て要求を分析し、その要求
が、プログラム領域のものか、データ領域のものか、ス
タック領域のものかを判断する。データ領域であった場
合データの大きさをある閾値で分け、大データ領域と小
データ領域とに分類する。
【0021】ここで切り分けられたアクセス種別毎にカ
ーネルプログラムは異なったアドレス領域を割り当てる
ようにする。この例では図4のように00000〜プロ
グラム領域、04000〜大データ領域、08000〜
小データ領域、〜10000スタック領域に割り当てる
こととする。
【0022】プログラムが実行されてメモリにアクセス
しようとした場合、これらのどれかのアドレス領域の一
つとしてアクセスするので、そのアドレスを判断すると
どのアクセス種別のものか判断できる。
【0023】付加情報デコード部はこのようにアドレス
情報を元に図4のアドレス領域に分類することにより、
アクセス種別を判断する。
【0024】次にアクセス種別判断部22は、上記アク
セス種別に最も適していると思われる高速化手法を以下
に説明するように対応付ける。図5のようにプログラム
領域の場合、連続した次のアドレスがアクセスされる確
率が大きいため、次のアドレスの先読みを行い、大デー
タ領域の場合、メモリ3内のキャッシュライン”0”側
を優先的に使う。小データ領域の場合は同様にメモリ3
内のキャッシュライン”0”側を優先的に使うが、その
近傍が連続してアクセスされる確率が高いためページヒ
ットしたままの状態を保ったままにする。スタック領域
の場合はデータと全く異なったタイミングで使用される
ためメモリのキャッシュライン”1”側を優先的に使
う。
【0025】メモリタイミング制御部23は、ここで決
定された高速化手法とアドレス情報とをもとにメモリア
クセスを行う。換言すると、メモリタイミング制御部2
3は、決定された高速化手法を使いメモリアクセスの実
行タイミングを制御する。
【0026】
【発明の効果】本発明のメモリ制御方式によると、アク
セスの種別毎に最適な高速化手法を採ることができるた
め、メモリアクセス性能が向上する。その理由は、高速
化手法を切り替えることができるため、単一の高速化手
法の場合、予測が外れた場合の性能低下が性能向上の妨
げとなっていたが、この妨げが取り除かれるためであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るメモリアクセス制御
方式を説明するためのブロック図。
【図2】図1のメモリ制御部の内部を詳細に示したブロ
ック図。
【図3】図1と図2を纏めて示したブロック図。
【図4】アクセス種別とアドレス領域との対応関係を示
した説明図。
【図5】アクセス種別とこれに対応した高速化手法との
関係を示した説明図。
【符号の説明】
1 CPU 2 メモリ制御部 3 メモリ 21 付加情報デーコード部 22 アクセス種別判断部 23 メモリタイミング制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリに対するアクセスを制御するメモ
    リアクセス制御方式において、アクセスすべきデータに
    関する情報をアドレス情報に付加情報として付加してC
    PUから出力させ、メモリ制御部で前記付加情報を参照
    して前記メモリの高速動作モードを決めるようにしたこ
    とを特徴とするメモリアクセス制御方式。
  2. 【請求項2】 メモリアクセスを制御するメモリアクセ
    ス制御方式において、アクセス種別に関する情報をアド
    レス情報に付加情報として付加して出力するCPUと、
    前記付加情報をアクセス種別毎にデコードする付加情報
    デコード部と、前記デコード部の出力にしたがいアクセ
    ス種別毎に高速化手法を決定するアクセス種別判断部
    と、決定された高速化手法を使い前記メモリアクセスの
    実行タイミングを制御するメモリタイミング制御部とを
    含むことを特徴とするメモリアクセス制御方式。
  3. 【請求項3】 前記付加情報はアクセスすべきデータの
    種別に関するものである請求項1又は2に記載のメモリ
    アクセス制御方式。
  4. 【請求項4】 前記付加情報はアクセス頻度に関するも
    のである請求項1又は2に記載のメモリアクセス制御方
    式。
JP27913396A 1996-10-22 1996-10-22 メモリアクセス制御方式 Pending JPH10124383A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27913396A JPH10124383A (ja) 1996-10-22 1996-10-22 メモリアクセス制御方式

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JP27913396A JPH10124383A (ja) 1996-10-22 1996-10-22 メモリアクセス制御方式

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JPH10124383A true JPH10124383A (ja) 1998-05-15

Family

ID=17606901

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27913396A Pending JPH10124383A (ja) 1996-10-22 1996-10-22 メモリアクセス制御方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008159057A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Intel Corp ダイナミック・ランダムアクセスメモリからスタティック・ランダムアクセスメモリへのプリフェッチ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008159057A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Intel Corp ダイナミック・ランダムアクセスメモリからスタティック・ランダムアクセスメモリへのプリフェッチ
JP4658112B2 (ja) * 2006-12-22 2011-03-23 インテル コーポレイション ダイナミック・ランダムアクセスメモリからスタティック・ランダムアクセスメモリへのプリフェッチ

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Effective date: 20020605