JPH10119240A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH10119240A
JPH10119240A JP29452596A JP29452596A JPH10119240A JP H10119240 A JPH10119240 A JP H10119240A JP 29452596 A JP29452596 A JP 29452596A JP 29452596 A JP29452596 A JP 29452596A JP H10119240 A JPH10119240 A JP H10119240A
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JP
Japan
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screen
circuit board
printing
camera
work
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Pending
Application number
JP29452596A
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English (en)
Inventor
Satoru Ishiyama
哲 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH10119240A publication Critical patent/JPH10119240A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/10Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
    • H05K3/12Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
    • H05K3/1216Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Screen Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スクリーンおよび回路基板の認識と、スクリー
ンの下面の自動クリーニングとを行なうことができるよ
うにしたクリーム半田の印刷装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】摺動板95上にカメラ96とクリーニング
ユニット100とをマウントし、スクリーン19を昇降
フレーム22によって上昇させた状態において、スクリ
ーン19と回路基板14の印刷位置の間に上記摺動板9
5を挿入し、カメラ96によってスクリーン19と回路
基板14の認識を行なうようにし、クリーニングユニッ
ト100によってスクリーン19の下面のクリーニング
を行なうようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷装置に係り、と
くにスクリーン印刷の手法によって板状のワークの所定
の位置にペースト状物質を塗布するようにした印刷装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子回路は、絶縁材料から成る回路基板
上に電子部品をマウントし、これらの電子部品を回路基
板上に予め形成されている導線性の配線パターンによっ
て接続することによって形成されるようになっている。
このような回路を製作する際には、予め配線パターンが
接続されている回路基板上にクリーム半田を塗布すると
ともに、さらに電子部品を所定の位置にマウントする。
そしてこのような回路基板を静かにリフロー炉内に導入
し、リフロー炉内において半田の溶融温度以上の温度に
加熱することによってクリーム半田を溶融させ、電子部
品の電極を回路基板の接続用ランドに接続することによ
って製造するようにしている。
【0003】従って電子回路を製造する場合には、回路
基板上に予めクリーム半田を塗布する必要がある。そこ
で従来より、印刷の手法によってクリーム半田を回路基
板上に塗布するようにしている。すなわち回路基板を印
刷用スクリーンと接合し、このような状態においてスキ
ージによってスクリーン上のクリーム半田を小孔を通し
て回路基板上に塗布するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のクリーム半田の
印刷装置は、スクリーンと回路基板のアライメントマー
クを認識して位置補正を行なう際に、スクリーンの印刷
位置と回路基板の印刷位置がカメラの機械的な機構の都
合から、別々に配置されていた。またスクリーンの下面
に認識カメラを配置するスペースと、自動クリーニング
を行なうためのクリーニングユニットを配置するスペー
スとを確保することが困難になっており、このために認
識装置と自動クリーニング装置とをともに配することが
できないという問題があった。
【0005】また回路基板とスクリーンのアライメント
マークを認識して一方の他方に対するずれ量の補正を行
なう場合に、スクリーンを移動させるか回路基板を移動
させる必要があった。ところがX方向、Y方向、および
θ方向の3軸の補正機構を設けるようにすると装置が大
きくなってしまう。従ってさらにスクリーンと基板のア
ライメントマークを認識する認識装置と、スクリーンの
下面の自動クリーニング装置とを設けるようにすると装
置がさらに大きくなるという問題があった。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、スクリーンと基板の自動認識が可能
で、しかもスクリーンの自動クリーニングを行なうこと
ができるようにしたコンパクトな印刷装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、スクリーン印
刷の手法によって板状のワークの所定の位置にペースト
状物質を塗布するようにした印刷装置において、前記ス
クリーンを昇降自在に支持するとともに、印刷位置のワ
ークと上昇したスクリーンとの間に侵入するように水平
方向に移動自在に摺動板を配し、前記スクリーンおよび
前記ワークの認識用カメラと、前記スクリーンの下面を
クリーニングするクリーニングユニットとを前記摺動板
上にマウントするようにしたことを特徴とする印刷装置
に関するものである。
【0008】前記カメラが90°反転ミラーを備え、該
90°反転ミラーの反転によって前記スクリーンの認識
と前記ワークの認識とを行なうようにしてよい。また前
記カメラによる前記スクリーンと前記ワークの認識に基
いて前記スクリーンと前記ワークの内の一方を他方に対
して相対的に位置調整する手段を具備するようにしてよ
い。さらにはまた、前記ワークが回路基板から構成さ
れ、該回路基板上の所定の位置にクリーム半田がスクリ
ーン印刷の手法によって塗布されるようにしてよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明の一実施
の形態に係るクリーム半田の印刷装置を示している。こ
の装置はその下部に架台10を備えている。そして架台
10上には支持部材11を介して印刷ベース12が支持
されるようになっている。印刷ベース12と架台10と
の間にはコンベア13が配されている。このコンベア1
3によって回路基板14(図1参照)が搬送されるよう
になっている。回路基板14は印刷位置において固定部
材15(図4参照)によって固定されるようになってい
る。
【0010】上記回路基板14の印刷位置の上方にはス
クリーン19が配されるようになっている。スクリーン
19はステンレス鋼のシートであって、その周縁部がス
クリーン保持枠20によって張力を付与された状態で保
持されている。そしてスクリーン保持枠20は支持板2
1を介して昇降フレーム22に支持されるようになって
いる。
【0011】次に上記スクリーン19を支持する昇降フ
レーム22を昇降動作させるための機構について説明す
ると、昇降フレーム22は図3に示す4本の直立するボ
ールねじ26、27、28、29によって昇降動作され
るようになっている。これらのボールねじ26、27、
28、29は何れも昇降フレーム22の4つのコーナの
部分にそれぞれ保持されているボールナット30、3
1、32、33とそれぞれ螺合されている。これらのボ
ールナット30、31、32、33はそれぞれフランジ
34、35、36、37を介して昇降フレーム22に図
1に示すように取付けられている。そしてボールねじ2
6、27、28、29の下端にはそれぞれ傘歯車38、
39、40、41が固着されている。
【0012】これに対してこの印刷装置の印刷ベース1
2の下側には左右一対の駆動軸45、46がそれぞれ互
いに平行に配されている。なお駆動軸45、46はコン
ベア13と直角に交差するように配置されている。駆動
軸45には一対の傘歯車47、48が固着されており、
ボールねじ26、27の傘歯車38、39とそれぞれ噛
合っている。これに対して駆動軸46には傘歯車49、
50が固着されており、ボールねじ28、29の傘歯車
49、50とそれぞれ噛合っている。また駆動軸45、
46の先端にはそれぞれ傘歯車51、52が固着されて
いる。これらの傘歯車51、52は駆動軸45、46と
直交するように配されている駆動軸53の傘歯車54、
55とそれぞれ噛合うようになっている。
【0013】駆動軸53の端部にはさらに傘歯車56が
固着されている。この傘歯車56はアクチュエータ57
の出力軸58に固着されている傘歯車59と噛合うよう
になっている。
【0014】次に昇降フレーム22に設けられているス
クリーン19の位置補正のための機構について説明す
る。昇降フレーム22の図1において右側の中間位置に
は位置補正用アクチュエータ63が取付けられており、
このアクチュータ63によって位置調整機構64を介し
てスクリーン保持枠20を左方に押圧するようになって
いる。また昇降フレーム22の図1において右側の下端
側の位置には位置調整用アクチュエータ65が設けられ
ており、位置調整機構66を介してスクリーン保持枠2
0を上方へ押圧するようにしている。さらに昇降フレー
ム22の図1において左の下端側には位置調整用アクチ
ュエータ67が取付けられており、位置調整機構68を
介してスクリーン保持枠20を上方へ押圧するようにし
ている。
【0015】スクリーン19を保持するスクリーン保持
枠20の図1において左側の側端と当接するように基準
突当て部材71が昇降フレーム22に配されている。ま
たスクリーン保持枠20の図1において上側の左右の端
部とそれぞれ当接するように基準突当て部材72、73
が配されている。
【0016】スクリーン19を保持するスクリーン保持
枠20の上部には図2に示すように、一対のスキージ7
7、78を有するクリーム半田塗布機構79が設けられ
ている。この塗布機構79は移動ブロック80を備え、
この移動ブロック80がボールねじ81によって図2に
おいて左右の方向に移動されるようになっている。
【0017】ボールねじ81の端部には傘歯車82が固
着されており、この傘歯車82は傘歯車83と噛合うよ
うになっている。傘歯車83は直立するスプライン軸8
4によって回転駆動されるようになっている。そしてス
プライン軸84の下端側にはプーリ85が固着されてい
る。このプーリ85はベルト86を介してプーリ87と
伝動されている。プーリ87はスキージ駆動用アクチュ
エータ88の出力軸に固着されている。
【0018】次に印刷ベース12上には図1に示すよう
に、左右一対のレール93、94が配されている。そし
てこれらのレール93、94によって摺動板95がレー
ル93、94の配列方向に移動されるようになってい
る。
【0019】摺動板95上にはカメラ96が取付けられ
ている。カメラ96はさらにその先端側に90°反転ミ
ラー97(図4参照)および上下一対の照明ランプ9
8、99を備えている。さらに摺動板95上には上記カ
メラ96の背面側にクリーニングユニット100がマウ
ントされている。
【0020】次にカメラ96およびクリーニングユニッ
ト100をマウントしている摺動板95の移動のための
機構について説明すると、図1に示すように印刷ベース
12上には摺動板95の移動のために摺動板駆動用アク
チュエータ104が設けられている。このアクチュエー
タ104の出力軸105にはプーリ106が固着されて
おり、プーリ106はベルト107を介して駆動軸10
8のプーリと伝動されるようになっている。そして駆動
軸108の両端にはプーリ109、110がそれぞれ固
着されている。そしてこれらのプーリ109、110に
はベルト111、112が巻付けられるようになってい
る。ベルト111、112が上記摺動板95の左右両側
とそれぞれ連結されるようになっている。
【0021】このような機構によって移動される摺動板
95上のカメラ96はボールねじ115によって回路基
板14の長さ方向に移動されるようになっている。すな
わちこのボールねじ115と螺合するボールナットを備
える移動ブロック116に上記カメラ96が取付けられ
るようになっている。
【0022】次に以上のような構成になるクリーム半田
印刷装置の動作を説明する。コンベア13によってクリ
ーム半田を塗布すべき回路基板14が搬送されてくる。
このような回路基板14は図外の昇降手段によって昇降
され、図4に示すように両側の固定部材15によって印
刷ベース12と同じ高さで固定される。この位置が回路
基板14の印刷位置である。
【0023】このような状態において、摺動板駆動用ア
クチュエータ104が駆動される。するとプーリ10
6、ベルト107を介して駆動軸108が駆動される。
するとこの駆動軸108の両端にそれぞれ取付けられて
いるプーリ109、110によってベルト111、11
2が移動される。ベルト111、112はそれぞれ摺動
板95の両端に連結されているために、摺動板95が図
4において左方へ移動し、回路基板14と上方位置にあ
る印刷用スクリーン19との間に侵入する。そして摺動
板95上のカメラ96は図1に示すボールねじ115に
よって回路基板14の長さ方向に移動しながら、この回
路基板14上のアライメントマークまたはパターンの位
置の認識を行なう。さらに90°反転ミラー97の反転
によって上側のスクリーン19のアライメントマークま
たは印刷用小孔の位置の認識を行なう。
【0024】カメラ96のこのような回路基板14およ
びスクリーン19の認識に基くデータはコンピュータを
含むコントローラに供給される。そして回路基板14と
スクリーン19との相対位置がずれている場合には、回
路基板14に対するスクリーン19の位置補正が行なわ
れる。すなわち図1に示す位置補正用アクチュエータ6
3、65、67によって、位置調整機構64、66、6
8を介してスクリーン19を保持するスクリーン保持枠
20を移動調整することによって位置の補正を行なう。
【0025】位置補正を行なったならば、この後に摺動
板駆動用アクチュエータ104によって上記とは逆の方
向に摺動板95を移動させ、これによってカメラ96お
よびクリーニングユニット100を有する摺動板95を
スクリーン19と回路基板14との間の部分から退避さ
せる。
【0026】次に印刷のためにスクリーン保持枠20を
保持している昇降フレーム22を下降させる。すなわち
図3に示すアクチュエータ57によって昇降フレーム2
2を下降させる。
【0027】アクチュエータ57を駆動すると、傘歯車
59および56を介して駆動軸53が駆動される。する
とこの駆動軸53の回転が傘歯車54、55、および5
1、52を介して左右の駆動軸45、46に伝達され、
これらの駆動軸45、46がそれぞれ回転駆動される。
【0028】駆動軸45、46の回転は、傘歯車47、
48および49、50とそれぞれ噛合う傘歯車38、3
9および40、41を介して、4本のボールねじ26、
27、28、29に伝達される。従ってボールねじ26
〜29が回転駆動されることになる。これらのボールね
じ26〜29は何れも乗降フレーム22にフランジ34
〜37を介して取付けられているボールナット30〜3
3に螺合しているために、ボールねじ26〜29を駆動
することによって、昇降フレーム22が静かに下降し、
スクリーン19が回路基板14の上面にほぼ接した位置
で下降動作を停止する。この位置が印刷位置である。
【0029】このように昇降フレーム22の下降によっ
てスクリーン19が回路基板14の上面と接触したなら
ば、この後スキージ77、78を備えるクリーム半田塗
布機構49によってクリーム半田の塗布を行なう。
【0030】すなわち図1に示すスキージ駆動用アクチ
ュエータ88を駆動する。するとプーリ87、ベルト8
6、プーリ85を介してスプライン軸84が回転駆動さ
れる。このスプライン軸84には図2に示す傘歯車83
の中心軸が係合されているために、スプライン軸84を
介して傘歯車83が駆動される。そして傘歯車83の回
転は傘歯車82を介してボールねじ81に伝達される。
従ってこのボールねじ81と螺合するボールナットを有
する移動ブロック80が前後方向に移動されるようにな
り、クリーム半田塗布機構79がスクリーン19上を移
動し、スキージ77、78によってクリーム半田の塗布
が行なわれる。
【0031】クリーム半田塗布機構79によって印刷位
置にある回路基板14上にクリーム半田を塗布したなら
ば、この後回路基板14を静かに下降させ、コンベア1
3によって排出する。なおこのときに昇降フレーム22
に支持されているスクリーン19は下降位置に保持され
る。そして次の回路基板14が印刷位置へ上昇され、ク
リーム半田の印刷が繰返される。
【0032】必要に応じて回路基板14とスクリーン1
9との相対的な位置決めや、後述するスクリーン19の
下面のクリーニングを行なう場合には、スクリーン19
を上昇させる。すなわちアクチユエータ57によって駆
動軸53、45、46を介してボールねじ26〜29を
下降動作を行なう場合とは逆方向に回転駆動する。する
とこれらのボールねじ26〜29と螺合するボールナッ
ト30〜33を有する昇降フレーム22が静かに上昇す
るようになり、これによってスクリーン19を上方の退
避位置まで上昇させることが可能になる。
【0033】さらにこのクリーム半田の印刷装置は、摺
動板95上のクリーニングユニット100によってスク
リーン19の下面の自動クリーニングを可能にしてい
る。この動作を説明すると、昇降フレーム22が上昇し
た状態において、アクチュエータ104によって摺動板
95をスクリーン19の下側へ挿入する(図4参照)こ
とによって、上記クリーニングユニット100によって
自動クリーニングが行なわれる。
【0034】摺動板駆動用アクチュエータ104を駆動
すると、駆動軸108の両端のプーリ109、110に
よってベルト111、112を介して摺動板95が移動
される。これによってクリーニングユニット100を上
昇した昇降フレーム22上のスクリーン19の下側へ移
動させることが可能になる。従ってこの位置においてク
リーニングユニット100でスクリーン19の下面の自
動クリーニングが行なわれる。クリーニングを終ったな
らば、摺動板駆動用アクチュエータ104を逆転させる
ことによって、クリーニングユニット100を有する摺
動板95を退避させることによってクリーニング動作を
終了する。
【0035】このようなクリーム半田印刷装置は、上述
の如く印刷ベース12上において、スクリーン19を張
設したスクリーン保持枠20を昇降フレーム22によっ
て支持し、しかもこのような昇降フレーム22を4本の
ボールねじ26〜29によって支持するようにしてい
る。さらにボールねじ26〜29は図3に示す駆動機構
によって同期をとりながら回転させることにより、スク
リーン19を任意の高さに持上げることを可能にしたス
クリーン上昇機構としている。
【0036】このようにスクリーン保持枠20を保持す
る昇降フレーム22を上昇させるための駆動系を印刷ベ
ース12と架台10との間にレイアウトするようにして
おり、しかも回転駆動のためのアクチュエータ57をス
クリーン19に対して図1に示すようにその外側にレイ
アウトするようにしているために、スクリーン19の上
面およびスクリーン19を上昇させた場合のスペースを
十分に確保することが可能になる。
【0037】4本のボールねじ26〜29は図3に示す
機構によって互いに同期をとって回転されるようになっ
ており、しかもスクリーン19を上昇させる昇降フレー
ムをコの字型に配列するようにしている。すなわち図1
においてスクリーン保持枠20の下側の部分には駆動系
が全く存在せず、従ってスクリーン保持枠20を外した
ときの実スペースには障害物がなくなり、このためにス
クリーン19の清掃あるいはメインテナンスの作業性が
改善されることになる。
【0038】またこのクリーム半田の印刷装置は、スク
リーン19を垂直方向上方に上昇させ、カメラ96によ
ってスクリーン19と回路基板14との相互の位置の認
識を行なうとともに、このような認識に基いて回路基板
14に対してスクリーン19の位置補正を行なうように
している。しかもカメラ96をマウントした摺動板95
にはさらにクリーニングユニット100が設けられてお
り、このようなクリーニングユニット100を摺動板9
5によって図4において左方へ移動させることによっ
て、スクリーン19の下面のクリーニングを行なうこと
を可能にしている。すなわちスクリーン19の昇降機構
を利用して、カメラ96によるスクリーン19と回路基
板14の認識とともに、クリーニングユニット100に
よるクリーニングを可能にしている。
【0039】とくにこの装置の特徴は、回路基板14を
図4に示すように印刷位置で保持する印刷ベース12上
にカメラ96とクリーニングユニット100とを載置し
た摺動板95を移動可能に配し、スクリーン19を昇降
フレーム22によって上方へ移動させ、スクリーン19
と回路基板14の認識動作およびクリーニングユニット
100によるクリーニングの際にスクリーン19を上昇
できるようにしたことに大きな特徴を有している。
【0040】このような印刷装置によれば、回路基板1
4とスクリーン19のカメラ96による画像の取込みが
同軸状で行なうことが可能になり、このために必要に応
じてその都度画像取込みが可能になる。またスクリーン
19と回路基板14のアライメントがカメラ96の90
°反転ミラー97の切換えのみによって同一位置で認識
を行なうことが可能になる。
【0041】また摺動板95上にマウントされているク
リーニングユニット100による自動クリーニングと、
スクリーン保持枠20の図1に示す下方位置からの手動
によるクリーニングの両方が可能になる。そしてとくに
スクリーン19の下面の清掃に必要なスペースを確保す
ることができるばかりでなく、回路基板14の位置決め
部の段取りに必要なスペースが小さなマシンスペースで
充分に確保できるようになる。また機構がシンプルなた
めに、部品点数が少なく、コストの低減を図ることが可
能になる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明は、スクリーンを昇
降自在に支持するとともに、印刷位置のワークと上昇し
たスクリーンとの間に侵入するように水平方向に移動自
在に摺動板を配し、スクリーンおよびワークの認識用カ
メラと、スクリーンの下面をクリーニングするクリーニ
ングユニットとを摺動板上にマウントするようにしたも
のである。
【0043】従って摺動板を印刷位置のワークと上昇さ
せたスクリーンとの間に侵入するように摺動させること
によって、摺動板上のカメラによってスクリーンとワー
クの認識を行なうことが可能になる。あるいはまた摺動
板上のクリーニングユニットによってスクリーンの下面
の自動クリーニングを行ない得るようになる。
【0044】カメラが90°反転ミラーを備え、この9
0°反転ミラーの反転によってスクリーンの認識とワー
クの認識とを行なうようにした構成によれば、90°反
転ミラーの切換えによって単一のカメラによってスクリ
ーンとワークの双方の認識を行なうことが可能になる。
【0045】カメラによるスクリーンとワークの認識に
基いてスクリーンとワークの内の一方を他方に対して相
対的に位置調整する手段を具備するようにした構成によ
れば、ペースト状物質の塗布の際に位置ずれを生ずるこ
とを防止できる。
【0046】ワークが回路基板から構成され、この回路
基板上の所定の位置にクリーム半田がスクリーン印刷の
手法によって塗布されるようにした構成によれば、摺動
板上のカメラによって回路基板とスクリーンの認識を行
なうことが可能になるとともに、クリーム半田を塗布す
るスクリーンの下面のクリーニングをクリーニングユニ
ットによって行なうことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリーム半田の印刷装置を示す平面図である。
【図2】クリーム半田の印刷装置を示す正面図である。
【図3】印刷用スクリーンを昇降動作させるための機構
を示す要部斜視図である。
【図4】認識動作を示す印刷装置の要部正面図である。
【符号の説明】
10‥‥架台、11‥‥支持部材、12‥‥印刷ベー
ス、13‥‥コンベア、14‥‥回路基板、15‥‥固
定部材、19‥‥スクリーン、20‥‥スクリーン保持
枠、21‥‥支持板、22‥‥昇降フレーム、26〜2
9‥‥ボールねじ、30〜33‥‥ボールナット、34
〜37‥‥フランジ、38〜41‥‥傘歯車、45、4
6‥‥駆動軸、47〜52‥‥傘歯車、53‥‥駆動
軸、54、55‥‥傘歯車、56‥‥傘歯車、57‥‥
アクチュエータ、58‥‥出力軸、59‥‥傘歯車、6
3‥‥位置補正用アクチュエータ、64‥‥位置調整機
構、65‥‥位置調整用アクチュエータ、66‥‥位置
調整機構、67‥‥位置調整用アクチュエータ、68‥
‥位置調整機構、71〜73‥‥基準突当て部材、7
7、78‥‥スキージ、79‥‥クリーム半田塗布機
構、80‥‥移動ブロック、81‥‥ボールねじ、82
‥‥傘歯車、83‥‥傘歯車、84‥‥スプライン軸、
85‥‥プーリ、86‥‥ベルト、87‥‥プーリ、8
8‥‥スキージ駆動用アクチュエータ、93、94‥‥
レール、95‥‥摺動板、96‥‥カメラ、97‥‥9
0°反転ミラー、98、99‥‥照明ランプ、100‥
‥クリーニングユニット、104‥‥摺動板駆動用アク
チュエータ、105‥‥出力軸、106‥‥プーリ、1
07‥‥ベルト、108‥‥駆動軸、109、110‥
‥プーリ、111、112‥‥ベルト、115‥‥ボー
ルねじ、116‥‥移動ブロック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーン印刷の手法によって板状のワー
    クの所定の位置にペースト状物質を塗布するようにした
    印刷装置において、 前記スクリーンを昇降自在に支持するとともに、 印刷位置のワークと上昇したスクリーンとの間に侵入す
    るように水平方向に移動自在に摺動板を配し、 前記スクリーンおよび前記ワークの認識用カメラと、前
    記スクリーンの下面をクリーニングするクリーニングユ
    ニットとを前記摺動板上にマウントするようにしたこと
    を特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】前記カメラが90°反転ミラーを備え、該
    90°反転ミラーの反転によって前記スクリーンの認識
    と前記ワークの認識とを行なうようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】前記カメラによる前記スクリーンと前記ワ
    ークの認識に基いて前記スクリーンと前記ワークの内の
    一方を他方に対して相対的に位置調整する手段を具備す
    ることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】前記ワークが回路基板から構成され、該回
    路基板上の所定の位置にクリーム半田がスクリーン印刷
    の手法によって塗布されることを特徴とする請求項1に
    記載の印刷装置。
JP29452596A 1996-10-16 1996-10-16 印刷装置 Pending JPH10119240A (ja)

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