JPH10113140A - こんにゃく入り低エネルギー即席麺 - Google Patents

こんにゃく入り低エネルギー即席麺

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JPH10113140A
JPH10113140A JP8287430A JP28743096A JPH10113140A JP H10113140 A JPH10113140 A JP H10113140A JP 8287430 A JP8287430 A JP 8287430A JP 28743096 A JP28743096 A JP 28743096A JP H10113140 A JPH10113140 A JP H10113140A
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JP
Japan
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noodles
konjac
flour
dried
flavored
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JP8287430A
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Hiromu Takahashi
廣務 高橋
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KUMANO MUTSUE
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KUMANO MUTSUE
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 味・香り・舌の感触・外観共に従来のカップ
入り即席麺又は紙袋入り即席麺と同様であり、安価であ
り、しかもエネルギーが低く、肥満気味でダイエットを
進めている人達からも歓迎されるこんにゃく入り低エネ
ルギー即席麺を提供すること。 【解決手段】 小麦粉又は小麦粉を含む小麦含有粉に予
め調味料を添加し、油揚げすることにより得られる味付
油揚げめんに、水に調味料,かんすい,こんにゃく精粉
を添加して得られる糊状物に水酸化カルシウムを添加
し、沸騰した熱湯の中に注入し、加熱し、固化したう
え、乾燥することにより得られる乾燥味付こんにゃく麺
を組合わせたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は従来の味付油揚げめ
んからなる即席麺に比べてエネルギーが低い低エネルギ
ー即席麺に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、発泡スチロール等の容器(カッ
プ)に充填されていて、その容器に熱湯が注入され、添
付の調味料・かやく等が添加されると、数分間後には食
べることが可能なカップ入り即席麺として、多種多様の
ものが販売されている。例えばその一つとして、アルミ
箔よりなる蓋で開口部が覆われた、発泡スチロールより
なるテーパー状の円筒容器に味付油揚げめん、添付調味
料及びかやく(具)が充填されており、蓋を半分まで剥
がし、熱湯を所定量注ぎ、再び蓋で覆い、3分間(その
他1分間のものもある)経過した後、味付けされた熱湯
が浸透することにより、乾燥しためんとかやくが膨潤
し、蓋を開けると、直ちに食べることが出来るように構
成されたものが知られている。
【0003】蓋への記載事項によると、例えば、味付油
揚げめんは、小麦粉・植物油脂・澱粉・肉エキス・調味
料(アミノ酸)、醤油・炭酸カルシウム・かんすい(ア
ルカリ性の水であって、小麦粉の粘りを増し、色と香り
を付けるもの)・蛋白質加水分解物・香辛料・増粘液多
糖類・酸化防止剤(ビタミンE)・ビタミンB1,B2
・カロチン色素より作られている。また、添付調味料は
別の袋に詰められていて、乳糖・調味料(アミノ酸)・
醤油・食塩・蛋白質加水分解物・香辛料・カラメル色素
・肉エキス・野菜エキスよりなる。さらにかやくは、卵
・豚肉・えび・植物蛋白・ねぎよりなる。
【0004】容器側面に記載された標準栄養成分表の1
例(日清食品株式会社 「カップヌードル」)によれ
ば、1食(76g)当りのエネルギー及び栄養成分は次
の通りである。すなわち、 エネルギー 363kcal 内訳(発明者による推算値) 味付油揚めん 250kcal スープ・かやく他 113kcal たん白質 9.8g 脂 質 16.0g 炭水化物 44.9g 食塩 めん・かやく 1.7g スープ 2.3g ビタミンB1 0.17mg ビタミンB2 0.22mg カルシウム 103mg
【0005】その他に上記カップ入り即席麺を簡略にし
た紙袋入り即席麺がある。これは鍋等で茹で、好みに応
じて卵・焼肉等のかやくを入れることが出来るものであ
って、それぞれ上記カップ入り即席麺に類似の味付湯揚
げめん・添付調味料及びかやくの代りに添付された、ね
ぎ・ごま等のやくみが詰められている。なお、1例(サ
ンヨー食品株式会社 「サッポロ一番 塩ラーメン」)
によれば、1食当りのエネルギーは次の通りである。す
なわち、 エネルギー 443kcal 内訳(発明者による推算値) 味付油揚めん 330kcal スープ・かやく他 113kcal
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカップ入り即席麺又は紙袋入り即席麺は、手軽で美
味しく、長期に保存が可能な食品として昼食・夜食等に
好評であり、年間数百種、数十億円も消費されている
が、上記のように、たん白質・脂質・炭水化物が主成分
であって、エネルギーが高く、食欲に任せて食べると、
肥満すると言う欠点があり、特に肥満気味の人達から、
ダイエットを進める中で、食べたいけれども我慢しなけ
ればならないとの悩みが表明される状況である。
【0007】そこで本発明は、上記した従来技術の欠点
を除くためになされたものであって、その目的とすると
ころは、味・香り・舌の感触・外観共に従来のカップ入
り即席麺又は紙袋入り即席麺と同様であり、安価であ
り、しかもエネルギーが低く、肥満気味でダイエットを
進めている人達からも歓迎されるこんにゃく入り低エネ
ルギー即席麺を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するため
に、第1の発明は、小麦粉又は小麦粉を含む小麦含有粉
に予め調味料を添加し、油揚げすることにより得られる
味付油揚げめんに、水に調味料,かんすい,こんにゃく
精粉及び水酸化カルシウムを添加したものを乾燥するこ
とにより得られる乾燥味付こんにゃく麺を組合わせたこ
とを特徴とするこんにゃく入り低エネルギー即席麺であ
る(請求項1)。
【0009】なお、ここに示す即席麺とは、カップ入り
即席麺及び紙袋入り即席麺を示し、それに含まれている
味付油揚げめんには、乾燥ラーメン,うどん,そば,そ
うめん等が属する。
【0010】また、第2の発明は、第1の発明の乾燥味
付こんにゃく麺が、水に調味料,かんすい及びこんにゃ
く精粉を添加し、撹拌混合し、糊状になった時点で予め
調製しておいた水酸化カルシウムを添加し、次いで押出
機で押出して麺状に成形し、沸騰した熱湯の中に注入
し、60〜70℃にて加熱し、固化したうえ、冷凍乾燥
することにより製造したものである(請求項2)。
【0011】更に、第3の発明は、第2の発明の構成に
加えて、乾燥味付こんにゃく麺及び味付油揚げめんが熱
湯に浸漬したときに、膨潤し難い乾燥味付こんにゃく麺
と膨潤し易い味付油揚げめんとの径を合わせるために、
乾燥味付こんにゃく麺の径を味付油揚げめんのそれより
も大きくしたものである(請求項3)。
【0012】また、第4の発明は、第3の発明の構成に
加えて、、乾燥味付こんにゃく麺の製造に当って予め添
加されるかんすいの色合いを、乾燥味付こんにゃく麺と
味付油揚げめんとの色合いを合わせるよう調整したもの
である(請求項4)。
【0013】また、第5の発明は、小麦粉又は小麦粉を
含む小麦含有粉に予め調味料,かんすい,こんにゃく精
粉及び水酸化カルシウムを添加し、撹拌混合し、次いで
押出機で押出して麺状に成形し、沸騰した熱湯の中に注
入して加熱し、固化したうえ、冷凍乾燥し、油揚げする
ことにより製造したものである(請求項5)。
【0014】請求項1及び2に記載の発明によれば、例
えばカップ等の容器に充填されたのものは、容器に熱湯
が注入され、添付の調味料・かやく等が添加されると、
数分間後には食べることが可能であり、紙袋に詰められ
たものは、鍋等で茹でられ、好みに応じて卵・焼肉等の
かやく・香辛料を加えられることにより、短時間に食べ
ることが出来る。しかも、小麦粉めん又は小麦粉を含む
小麦含有粉より得られる味付油揚げめんと略同様の味・
香り・舌触りを楽しむことが出来、しかも、乾燥味付こ
んにゃく麺の配合割合を増すに従って体内で消化吸収さ
れるエネルギーが低下し、肥満気味でダイエットを進め
ている人達に好適であると共に、コストも低下する。
【0015】特にこんにゃくは味が染み込み難く、味付
けするのに時間がかかるという欠点があるが、本発明で
はこんにゃく製造時に予め所望の調味料を添加して味付
けしてあるので、このような問題はない。なお、従来8
0〜90℃にて加熱するところを60〜70℃にて加熱
するのは、柔らかく、口触りのよいこんにゃく即席麺を
得ることにある。
【0016】さらに、請求項3及び4に記載の発明によ
れば、請求項1又は2に記載の発明の作用効果に加え
て、膨潤し難い乾燥味付こんにゃく麺と膨潤し易い味付
油揚げめんとの径と色合いとを合わせることが出来、味
・香り・舌触りだけでなく、外観的にも従来の味付油揚
げめんと変らなくなる。
【0017】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
又は2に記載の発明のように既に製造された味付油揚げ
めんに別に製造した乾燥味付こんにゃく麺を組合わせる
ものではなく、両者を製造段階から同時にするものであ
る。すなわち、味付油揚げめんを製造するための小麦含
有粉,調味料,かんすいからなる材料にこんにゃく精粉
と水酸化カルシウムまでも添加して製造するものであ
る。これによれば、味付油揚げめんと乾燥味付こんにゃ
く麺との組合わせの工程がなくなるので簡素化が図れ、
またこんにゃく精粉の成分によって麺にこしがでるとと
もに低エネルギーとなり、しかもコストも安価である。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)本発明の第1の実施の形態例に係
わるこんにゃく入り低エネルギー即席麺は、後述するこ
んにゃくの食品としての特徴を生かすために、小麦粉又
は小麦粉を含む小麦含有粉に予め調味料を添加し、油揚
げすることにより得られる味付油揚げめんに、水に調味
料、かんすい及びこんにゃく精粉を添加して得られる糊
状物に水酸化カルシウムを添加し、沸騰した熱湯の中に
注入し、加熱し、固化したうえ、乾燥することにより得
られる乾燥味付こんにゃく麺を組合わせたことを特徴と
する低エネルギー麺類である。
【0019】こんにゃくの食品としての7つの特徴につ
いて述べると、こんにゃくは、(ア)食品繊維であっ
て、栄養分として吸収されず、(イ)太り過ぎを防止
し、(ウ)腸壁刺激し、便秘を解消すると共に、(エ)
除毒作用があり、(オ)こんにゃくマンナンはコレステ
ロールを除き、(カ)糖尿病に好影響を与え、(キ)血
液をアルカリ性にするカルシウムを含むアルカリ食品で
ある。
【0020】乾燥味付こんにゃく麺の製造方法について
図1を参照して説明すると、先ず容器1に水100リッ
トルを注入する(以下配合する各成分の量は水100リ
ットルに対するものである)。次いでこの容器1に味付
け用調味料及びかんすいを添加し、約2分間撹拌混合す
る。味付け調味料は糖類・食塩・唐辛子・調味料(アミ
ノ酸)・水飴よりなり、その量は通常水100リットル
に対して1.0〜2.0kg、好ましくは1.3〜1.
5kg前後である。直ちにこんにゃく精粉(こんにゃく
いもを乾燥し、粉末にしたもの)を2.5〜3.5k
g、好ましくは3kg添加し、20分間撹拌混合する。
次第に粘度を増して行くので、糊状になった点で撹拌を
止め、30分静置する。
【0021】さらにこの糊状のこんにゃくに予め調製し
ておいた石灰水(水10リットルに対して水酸化カルシ
ウム200gを混合したもの)を添加すると寒天状にな
る。なお、ここで水酸化カルシウムは石灰や卵の殻で作
った水酸化カルシウム(カルコン)や牡蠣殻で作った水
酸化カルシウムなどからなる。この寒天状になったもの
を先端に0.5〜8ミリの多数の孔を穿けた押出機2の
筒2aに入れ、背面からピストン2bで加圧して、先端
から麺状に押出し、沸騰した水の中に注入し、60〜7
0℃、好ましくは65℃前後で約30分加熱すると通常
の糸こんにゃくよりも軟らかい生の味付こんにゃく麺が
得られる。それを、型枠3に入れるか(あるいは袋詰め
にするか)した後、さらにこの生の味付こんにゃく麺を
−35〜−30℃で冷凍、急速乾燥することにより、乾
燥味付こんにゃく麺4が得られる。
【0022】上記乾燥味付こんにゃく麺4は水に浸漬す
ると、水を吸収し膨潤するが、小麦粉よりなる一般の味
付油揚げめんの径が元の径の1.5倍になるのに対し
て、1.2倍にしかならない。そのため、味付油揚げめ
んと混合する場合、熱湯を注いだ後の両者の径が略等し
くなるよう、乾燥味付こんにゃく麺4の径を味付油揚げ
めんのそれの1.25倍にする。
【0023】また、乾燥味付こんにゃく麺4は、そのま
までは味付油揚げめんと色合いが異なるため、食べると
きに外観面で違和感を感じるおそれがある。そこで、乾
燥味付こんにゃく麺4の色合いを味付油揚げめんの色合
いに合わせるように、添加するかんすいの色合いを乾燥
味付こんにゃく麺4の製造時に調整した。
【0024】以上のようにして製造した乾燥味付こんに
ゃく麺4と一般の味付油揚げめんと所望の割合に混合
し、容器または紙袋に詰め、添付調味料及びかやく
(具)を添付すれば本発明のこんにゃく入り低エネルギ
ー即席麺が得られる。例えばカップ等の容器に充填され
たものは、容器に熱湯が注入され、添付の調味料・かや
く等が添加されると、数分間後には食べることが可能で
ある。また、紙袋に詰められたものは、鍋等で茹でら
れ、好みに応じて卵・焼豚等のかやく・香辛料を加えら
れることにより、短時間に食べることが出来る。その味
・香り・舌触りは、従来の味付油揚げめん単味のものと
略同様である。
【0025】しかも、味付油揚めんと乾燥味付こんにゃ
く麺4とを等量(50:50)混合したもの一食(76
g)当りの体内で消化吸収されるエネルギーは、以下の
通りであり、すなわち、 乾燥味付 こんにゃく麺 5kcal 味付油揚げめん 125kcal スープ・かやく他 113kcal 計 243kcal 従来の味付油揚めんのそれの33%減になり、肥満気味
でダイエットを進めている人達に好適であると共に、乾
燥味付こんにゃく麺4は味付油揚げめんに比べて安く、
全体としてコストも低下する。
【0026】また、紙袋入り即席麺として50:50の
割合で乾燥味付こんにゃく麺4と味付油揚げめんを等量
混合したものの一食当たりの体内で消化吸収されるエネ
ルギーは、以下の通りであり、すなわち、 乾燥味付 こんにゃく麺 7kcal 味付油揚げめん 165kcal スープ・かやく他 113kcal 計 285kcal 従来よりエネルギーが35%減少する。
【0027】しかも、膨潤し難い乾燥味付こんにゃく麺
4の径を膨潤し易い味付油揚げめんのそれの1.25倍
にし、乾燥味付こんにゃく麺4の製造時に添加するかん
すいの色合いを調整することにより、太さ・色合い共に
味付油揚げめんのそれに合わせることが出来、味・香り
・舌触りだけでなく、外観的にも従来の味付油揚げめん
と変らなくなる。
【0028】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態に係るこんにゃく入り低エネルギー即席麺は、上
述した第1の実施の形態のように既に製造された味付油
揚げめんに別に製造した乾燥味付こんにゃく麺を組合わ
せるものではなく、両者を製造段階から同時にするもの
である。このこんにゃく入り低エネルギー即席麺の製造
方法について図2を参照して説明すると、先ず容器1に
水100リットルを注入する(以下配合する各成分の量
は水100リットルに対するものである)。次いでこの
容器1に小麦粉,味付け調味料,かんすい,こんにゃく
精粉(3kg)及び石灰水(水10リットルに対して水
酸化カルシウム200gを混合したもの)を添加し、撹
拌混合すると寒天状になる。この寒天状になったものを
先端に0.5〜8ミリの多数の孔を穿けた押出機2の筒
2aに入れ、背面からピストン2bで加圧して、先端か
ら麺状に押出し、沸騰した水の中に注入し、加熱すると
通常の軟らかい生の麺が得られる。それを、型枠3に入
れるか(あるいは袋詰めにするか)した後、さらにこの
生の麺を−35〜−30℃で冷凍、急速乾燥し、油揚げ
処理することにより、乾燥したこんにゃく入り低エネル
ギー即席麺が得られる。
【0029】これによれば、第1の実施の形態と異なり
味付油揚げめんと乾燥味付こんにゃく麺との組合わせの
工程がなくなるので簡素化が図れる。またこんにゃく精
粉の成分によって麺にこしがでるとともに低エネルギー
となり、しかもコストも安価である。なお、小麦粉に対
するこんにゃく精粉の比率を変化させることにより低エ
ネルギーの割合やコストの比率を自由に変えることがで
きる。
【0030】
【発明の効果】以上のとおり請求項1又は2に記載の発
明によれば、熱湯が注がれるか、鍋等で茹でられること
により、短時間に食べることが出来る。しかも、従来の
味付油揚げめんと略同様の味・香り・舌触りを楽しむこ
とが出来、また乾燥味付こんにゃく麺の配合割合を増す
に従って体内で消化吸収されるエネルギーが低下し、肥
満気味でダイエットを進めている人達に好適であると共
に、コストも低下する。
【0031】特にこんにゃくは膨潤し難く、すなわち麺
がのび難く、時間がたっても、全体的にこしを残すもの
であるので味が落ちない。こんにゃくは味が染み込み難
く、味付けするのに時間がかかるという欠点があった
が、本発明ではこんにゃく製造時に所望の調味料を添加
して味付けしてあるので、このような問題はない。
【0032】また、請求項3又は4に記載の発明によれ
ば、請求項1又は2に記載の発明の作用効果に加えて、
膨潤し難い乾燥味付こんにゃく麺と膨潤し易い味付油揚
げめんとの径と色合いとを合わせることが出来、味・香
り・舌触りだけでなく、外観的にも従来の味付油揚げめ
んと変らなくなる。
【0033】また、請求項5に記載の発明によれば、請
求項1又は2に記載の発明の作用効果に加えて、味付油
揚げめんと乾燥味付こんにゃく麺との組合わせの工程が
なくなるので簡素化が図れ、またこんにゃく精粉の成分
によって麺にこしがでる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わるこんにゃく
入り低エネルギー即席麺に含まれる乾燥味付こんにゃく
麺の製造要領を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施の形態に係わるこんにゃく入
り低エネルギー即席麺の製造要領を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 容器 2 押出機 2a 筒 2b ピストン 3 型枠 4 乾燥味付こんにゃく麺

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】小麦粉又は小麦粉を含む小麦含有粉に予め
    調味料を添加し、油揚げすることにより得られる味付油
    揚げめんに、水に調味料,かんすい,こんにゃく精粉及
    び水酸化カルシウムを添加したものを乾燥することによ
    り得られる乾燥味付こんにゃく麺を組合わせたことを特
    徴とするこんにゃく入り低エネルギー即席麺。
  2. 【請求項2】前記乾燥味付こんにゃく麺が、水に調味
    料,かんすい及びこんにゃく精粉を添加し、撹拌混合
    し、糊状になった時点で予め調製しておいた水酸化カル
    シウムを添加し、次いで押出機で押出して麺状に成形
    し、沸騰した熱湯の中に注入し、60〜70℃にて加熱
    し、固化したうえ、冷凍乾燥することにより製造したこ
    とを特徴とする請求項1に記載のこんにゃく入り低エネ
    ルギー即席麺。
  3. 【請求項3】前記乾燥味付こんにゃく麺及び味付油揚げ
    めんが熱湯に浸漬したときに、膨潤し難い乾燥味付こん
    にゃく麺と膨潤し易い味付油揚げめんとの径を合わせる
    ために、乾燥味付こんにゃく麺の径を味付油揚げめんの
    それよりも大きくしたことを特徴とする請求項1又は2
    に記載のこんにゃく入り低エネルギー即席麺。
  4. 【請求項4】前記乾燥味付こんにゃく麺の製造に当って
    予め添加されるかんすいの色合いを、乾燥味付こんにゃ
    く麺と味付油揚げめんとの色合いを合わせるよう調整し
    たことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のこんに
    ゃく入り低エネルギー即席麺。
  5. 【請求項5】小麦粉又は小麦粉を含む小麦含有粉に予め
    調味料,かんすい,こんにゃく精粉及び水酸化カルシウ
    ムを添加し、撹拌混合し、次いで押出機で押出して麺状
    に成形し、沸騰した熱湯の中に注入して加熱し、固化し
    たうえ、冷凍乾燥し、油揚げすることにより製造したこ
    とを特徴とするこんにゃく入り低エネルギー即席麺。
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