JPH10101005A - 横型製袋充填方法および装置 - Google Patents

横型製袋充填方法および装置

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JPH10101005A
JPH10101005A JP27740796A JP27740796A JPH10101005A JP H10101005 A JPH10101005 A JP H10101005A JP 27740796 A JP27740796 A JP 27740796A JP 27740796 A JP27740796 A JP 27740796A JP H10101005 A JPH10101005 A JP H10101005A
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horizontal
tubular film
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Masato Hatano
眞人 畑野
Shiyunpachi Ikuta
俊八 生田
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Fuji Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品に対応するフィルムにおけるラベルの被
貼着位置に、歪みや貼付け皺等を発生させることなくラ
ベルを貼着する。 【解決手段】 フィルム原反ロール30から製袋器24
に供給されて筒状に成形された筒状フィルム12に、無
端ベルトコンベヤ22により物品14が一定間隔毎に送
り込まれる。筒状フィルム12aの長手方向の重合端縁
部に、縦シール機構26で縦シールが施される。この筒
状フィルム12aは、物品14と共に移送コンベヤ36
で下方から支持された状態で横シール機構38に向けて
移送される。この移送途上における筒状フィルム12a
の物品14と対応する所定位置に、ラベル貼着手段15
を介してラベル18が貼着される。そして、ラベル18
が貼着された筒状フィルム12aは、横シール機構38
によって物品14を挟む前後に横シール・切断が施され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は横型製袋充填方法
および装置に関し、更に詳細には、筒状に成形されたフ
ィルムに、品名や品質表示等を付したラベルを貼着する
ようにした横型製袋充填方法および装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】製袋器を通過して筒状に成形されたフィ
ルム中に被包装物である物品を順次供給すると共に、こ
の物品を封入した筒状フィルムにおける長手方向端縁部
の重合面に縦方向の縦シール(センターシール)を施し、
更に筒状フィルムの物品を挟む前後に横方向の横シール
(エンドシール)・切断を夫々施して所謂ピロー包装体を
連続的に製造する横型製袋充填装置が広く知られてい
る。前記被包装物のうち、スーパーマーケットやコンビ
ニエンスストア等で販売されている調理パン等の物品
は、一般に印刷の施されていない透明なフィルムを使用
して包装され、このフィルムの外表面に、夫々異なる品
種毎にその品名や品質表示またはバーコード等を付した
ラベルが貼着されている。そして、このような物品を前
記横型製袋充填装置によって包装する際には、各物品を
個別包装した後に、該製袋充填装置の下流側に接続され
たラベリング装置によって、得られた包装体の上面また
は上面と下面とにラベルを貼着するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、包装
完了後の包装フィルムにラベルを貼着する場合では、物
品の位置合わせのためのガイド手段や、その他の位置合
わせ機構を設ける必要があるため、必然的に製造コスト
が上昇する難点がある。また前記位置合わせ機構等を設
置した場合、例えば前記調理パン等のように柔軟でしか
もその外形寸法が均一でない物品では、該物品の位置合
わせを位置合わせ機構で確実に行なっても、包装体の定
位置に対して歪み等を発生させることなくラベルを貼着
させることは極めて困難であった。
【0004】また、ピロー包装された物品と包装フィル
ムとは密着した状態では包装されておらず、包装された
後のフィルムには、その表面に所謂ダブ付きが生じてい
る。このダブ付きが生じている状態のフィルム表面にラ
ベルを貼着すると、該フィルムにおけるラベルの被貼着
位置に貼付け皺が発生し、商品価値を低下させる問題が
あった。
【0005】
【発明の目的】この発明は、前述した課題に鑑み、これ
を好適に解決するべく提案されたものであって、物品に
対応するフィルムにおけるラベルの被貼着位置に、歪み
や貼付け皺等を発生させることなくラベルを貼着させ得
るようにした横型製袋充填方法および装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため、本発明に係る横型製袋充
填方法は、供給源から引出された帯状フィルムを製袋器
で筒状に成形し、この筒状フィルム中に物品供給コンベ
ヤを介して物品を順次供給し、前記物品を封入した筒状
フィルムの長手方向の重合端縁部を縦シールし、前記縦
シールが施された筒状フィルムを、前記物品と共に移送
コンベヤにより下方から支持した状態で横シール機構に
向けて移送すると共に、そのフィルム移送途上における
筒状フィルムの物品と対応する所定位置に、ラベル貼着
手段を介して物品の品名、品質表示、バーコードまたは
賞味期限等が表記されたラベルを貼着し、前記ラベルが
貼着された筒状フィルムの物品を挟む前後を横シール機
構で横シールするようにしたことを特徴とする。
【0007】また前記課題を克服し、所期の目的を好適
に達成するため、本願の別の発明に係る横型製袋充填装
置は、物品を供給する物品供給コンベヤと、供給源から
供給された帯状フィルムを筒状に成形する製袋器と、筒
状に成形されたフィルムの長手方向の重合端縁部に縦シ
ールを施す縦シール機構と、この縦シール機構の下流側
に配設されて、前記筒状フィルムの物品を挟む前後に横
シールを施す横シール機構と、前記製袋器と横シール機
構との間に走行自在に配設され、前記筒状フィルムを物
品と共に下方から支持して横シール機構に向けて移送す
る移送コンベヤと、前記移送コンベヤの下流側にラベル
貼着部を位置させるよう配設され、供給された物品と対
応する筒状フィルムの所定位置に、物品の品名、品質表
示、バーコードまたは賞味期限等が表記されたラベルを
間欠的に引出して貼着するラベル貼着手段とから構成し
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】供給源から製袋器に供給されて筒状に成形され
た筒状フィルムに、物品供給コンベヤにより物品が一定
間隔毎に送り込まれる。筒状フィルムの長手方向の重合
端縁部に縦シールが施され、このフィルムは物品と共に
移送コンベヤで下方から支持された状態で横シール機構
に向けて移送される。この移送途上における筒状フィル
ムの物品と対応する所定位置に、ラベル貼着手段を介し
てラベルが貼着される。すなわち、この移送途上の筒状
フィルムは張った状態で移送されるから、ラベルの被貼
着位置に歪みや貼付け皺等を生ずることなくラベルが貼
着される。そして、ラベルが貼着された筒状フィルム
は、横シール機構によって物品を挟む前後に横シール・
切断が施される。なお、ラベル貼着手段は、移送コンベ
ヤで移送される物品を検出手段が検出した後のタイミン
グで作動して、ラベルを筒状フィルムの被貼着位置に正
確に貼着する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る横型製袋充填
方法および装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図
面を参照しながら以下説明する。図1に示す横型製袋充
填装置10は、筒状フィルム12aの移送途上におい
て、該フィルム12a中に所定間隔毎に供給された物品
14の位置に対応するフィルム12aの所定位置(被貼
着位置)に、ラベル貼着手段15を介してラベル18を
貼着するよう構成したものである。このラベル貼着手段
15を備えた横型製袋充填装置10の概略につき説明す
ると、図1に示すように、透明で無地の帯状フィルム1
2を所要直径で巻回したフィルム原反ロール30からフ
ィルム繰出し機構20の繰出しローラ31,31を介し
て引出された帯状フィルム12は、製袋器24に供給さ
れて筒状に成形されるようになっている。
【0010】前記製袋器24の上流側に、物品供給コン
ベヤとしての無端ベルトコンベヤ22が配設され、該コ
ンベヤ22は、無端ベルト28を巻掛けたローラ29
を、例えばサーボモータ等の駆動機構(図示せず)を介し
て回転駆動するよう構成されている。そして無端ベルト
コンベヤ22は、上流側からランダムな間隔で供給され
る物品14を、前記製袋器24で筒状に成形された筒状
フィルム12aに向けて一定間隔毎に送り込み得るよう
になっている。なお、ランダムな間隔で供給される物品
14を筒状フィルム12aに向けて一定間隔毎に送り込
む具体的な機構としては、例えば特公平7−67922
号公報や特公平7−67923号公報に記載された構成
のものが使用可能である。すなわち、無端ベルトコンベ
ヤ22の上流側に低速で駆動されるプールコンベヤを配
設し、上流側からプールコンベヤにランダムな間隔で供
給される物品14を該プールコンベヤで所定間隔毎に集
合化する。そして、この集合化された物品群を、プール
コンベヤより高速で駆動される無端ベルトコンベヤ22
で1個宛づつ切り離すことで、物品14を一定間隔毎に
筒状フィルム12aに送り込むことができる。
【0011】なお、無端ベルトコンベヤ22の上流側
に、低速のプールコンベヤと高速の分離コンベヤとを直
列に配設し、分離コンベヤによって一定間隔とされた物
品14を、無端ベルトコンベヤ22で受取るようにして
もよい。また、例えば特開平8−85705号公報に開
示される如く、無端チェンに所定間隔で取付けた多数の
アタッチメントにより、物品14を一定間隔毎に筒状フ
ィルム12aに送り込む構成も採用可能である。
【0012】前記製袋器24の下流側には、筒状フィル
ム12aの長手方向の重合端縁部を挟持して該フィルム
12aを下流側へ向けて給送する送りローラ32と、該
ローラ32の下流側に位置するシールローラ等のシール
部材34とから構成される縦シール機構26が配設され
ている。そして、物品14が供給された筒状フィルム1
2aの長手方向の重合端縁部に、縦シール機構26によ
って縦シールを施すよう構成されている。また縦シール
機構26の下流側には、縦シールの施された筒状フィル
ム12aを、物品14と共に下方から支持した状態で下
流側に移送する移送コンベヤ36が走行自在に配設され
る。更に移送コンベヤ36の下流側には、筒状フィルム
12aに横シールを施す横シール機構38が配設され
る。この横シール機構38は、サーボモータ等の駆動機
構(図示せず)により不等速回転する上下一対の横シーラ
40,40が、筒状フィルム12aの上下に夫々配設さ
れている。この横シール機構38は、サーボモータ等の
駆動機構(図示せず)により移動される一対の横シーラ4
0,40を筒状フィルム12aの上下に対向して備え、
両横シーラ40,40は、相互に近接して筒状フィルム
12aを挟んで噛み合った状態で水平方向下流側に移動
した後、相互に離間して上流側に移動する、いわゆるボ
ックスモーションを行なうよう構成されている。そし
て、この横シーラ40,40が筒状フィルム12aの移
送方向に沿って同期的に1動作を行う間に、該フィルム
12aが1カットピッチ分移送されることで、筒状フィ
ルム12aの物品14を挟む前後に横シール・切断が施
される。なお、横シーラ40,40を挟む筒状フィルム
12aの移送方向両側には、移送コンベヤ36と搬送上
面を整列させた補助コンベヤ42,42が配設されてい
る。この補助コンベヤ42,42は、上下の横シーラ4
0,40のシール面が当接する際に、横シーラ40,40
に近接した位置に設けられるベルトが巻掛けられている
一対のプーリが相互に離間して下方の横シーラ40の通
過を許容すると共に、両横シーラ40,40が相互に離
間する際に、一対のプーリが相互に近接し、また両横シ
ーラ40,40が噛み合い状態で水平方向下流側に移動
するときは、その移動と共にベルトが伸縮する構成が採
用される。そして、このように構成した補助コンベヤ4
2,42により、横シール機構38での筒状フィルム1
2aに確実に横シールを施すと共に、当該機構38の配
設位置での筒状フィルム12aおよび物品14の良好な
受渡しを行なうようになっている。
【0013】前記ラベル貼着手段15は、移送コンベヤ
36を挟む上側に配設された上部貼着機構16と、下側
に配設された下部貼着機構17とから構成され、両機構
16,17によって、筒状フィルム12aにおける上下
面の被貼着位置にラベル18を貼着するよう構成され
る。なお、両貼着機構16,17の基本的な構成は同一
であるので、上部貼着機構16の構成に関してのみ説明
し、下部貼着機構17の同一部材には同じ符号を付して
示すこととする。
【0014】前記移送コンベヤ36の上方には、図2に
示す如く、所要直径で離形紙44を巻回したラベル原反
ロール30が回転自在に配設され、該離形紙44の表面
には、物品14の品名、品質表示、バーコードまたは賞
味期限等が、充填装置の品種切換え設定により、ラベル
引出し過程で品種毎や製造日毎に印字(表記)されるラベ
ル18が長手方向に所定間隔離間して張付けられてい
る。そしてこの離形紙44は、複数のローラからなる案
内ローラ群50を経てラベル貼着部としての剥離プレー
ト52に向けて間欠的に給送された後、複数のローラか
らなる別の案内ローラ群54を介して、図示しない駆動
源に接続された巻取りロール48に巻取られるよう構成
してある。なお、ラベル18の裏面に感圧接着剤層が設
けられており、該ラベル18は感圧接着剤層を介して筒
状フィルム12aに貼着される。
【0015】前記剥離プレート52は、筒状フィルム1
2aの上面を指向する三角形状を呈し、その鋭角的に形
成された先端部を、上流側から下流側に向けて該フィル
ム12aに近接する方向に傾斜すると共にフィルム上面
に近接させている。そして、前記離形紙44が剥離プレ
ート52に案内されて、その給送方向が鋭角的に変更さ
れる際に、該離形紙44に張付いているラベル18が剥
離されるよう構成される。この剥離されたラベル18
は、筒状フィルム12aにおける上面に貼着される。ま
たラベル18が剥離された離形紙44は、前記巻取りロ
ール48に巻取られるようになっている。なお、上部貼
着機構16の剥離プレート52に近接する位置には、そ
の先端部から下流側に僅かだけ離間した位置のフィルム
12a上面に、スポンジローラ56が近接配置されてい
る。このスポンジローラ56は、剥離紙44から剥離さ
れたラベル18を筒状フィルム12aに押圧して、該ラ
ベル18を確実に貼着するべく機能する。
【0016】前記上部貼着機構16の剥離プレート52
は、移送コンベヤ36の下流端部近傍に配置されると共
に、下部貼着機構17の剥離プレート52は、移送コン
ベヤ36の下流端から離間して該コンベヤ36と干渉し
ない位置に配置される。すなわち、両機構16,17に
よるラベル18の貼着位置は、移送コンベヤ36の下流
側に位置するよう設定されている。
【0017】前記上部貼着機構16における剥離プレー
ト52の配設位置より上流側に、筒状フィルム12aの
外側面から物品14を検出する検出手段としてのセンサ
58が配設されている。このセンサ58としては、例え
ば光電式のものが好適に使用され、該センサ58が移送
コンベヤ36上を搬送される物品14を検出した物品検
出信号に基づいて、ラベル18の筒状フィルム12aに
対する被貼着位置が設定される。そして、前記上下の貼
着機構16,17が、センサ58による物品検出後のタ
イミングで夫々間欠的に作動されて、筒状フィルム12
aの上下の被貼着位置にラベル18を夫々貼着するよう
になっている。
【0018】
【実施例の作用】次に、実施例に係る横型製袋充填装置
の作用につき説明する。前記フィルム原反ロール30か
ら繰出された帯状フィルム12は、前述したように、前
記繰出しローラ31,31によって引出され、前記製袋
器24に供給されて筒状に成形される。この筒状フィル
ム12aには、前記無端ベルトコンベヤ22によって物
品14が一定間隔毎に送り込まれると共に、該フィルム
12aの長手方向の重合端縁部には前記縦シール機構2
6で縦シールが施される。また、縦シールが施された筒
状フィルム12aは、移送コンベヤ36によって物品1
4と共に下方から支持された状態で下流側に向けて移送
される。
【0019】前記移送コンベヤ36で移送される物品1
4を、前記センサ58が検出すると、タイマまたはパル
ス数によって予めデータ設定されている物品検出後のタ
イミングで、前記ラベル貼着手段15の上下の貼着機構
16,17が作動して、横シール位置に干渉しない筒状
フィルム12aの上下の被貼着位置に夫々ラベル18が
貼着される。すなわち、前記ラベル原反ロール46から
間欠的に繰出された離形紙44が、前記案内ローラ群5
0を介して剥離プレート52に向けて給送される。そし
て、離形紙44が剥離プレート52を通過する際に、張
付いているラベル18が剥離され、このラベル18が、
筒状フィルム12aにおける上面または下面のラベル被
貼着位置に貼着される。また剥離プレート52を通過し
た離形紙44は、巻取りロール48に巻取られて回収さ
れる。
【0020】すなわち、移送コンベヤ36により移送さ
れている筒状フィルム12aは、下流側に引張られた状
態となっているので、該フィルム12aの表面にはラベ
ル18が歪んだり貼付け皺等を生ずることなく貼着さ
れ、商品価値を低下させることはない。なお、上部貼着
機構16によって筒状フィルム12aの上面に貼着され
たラベル18は、下流側のスポンジローラ56によって
フィルム12aに押圧されて確実な貼着が達成される。
また、下部貼着機構17によって筒状フィルム12aの
下面に貼着されたラベル18は、下流側の補助コンベヤ
42で該フィルム12aの下方が支持されることで確実
に貼着される。
【0021】前述した如く、上下両面にラベル18が夫
々貼着された筒状フィルム12aは、前記補助コンベヤ
42を介して横シール機構38に移送され、該筒状フィ
ルム12aに供給された物品14を挟む前後位置に横シ
ール・切断が施される。これにより、ラベル18の被貼
着位置に歪みや貼付け皺等を生じていない商品価値の高
いピロー包装体が得られる。
【0022】なお、実施例ではラベル貼着手段15を上
下の貼着機構16,17で構成し、筒状フィルム12a
の上下両面にラベル18を夫々貼着する場合につき説明
したが、上下何れか1基の貼着機構16(17)のみでラ
ベル貼着手段15を構成して、筒状フィルム12aの上
下何れか一方の面にのみラベル18を貼着するようにし
てもよい。また横型製袋充填装置としては、物品押送用
のアタッチメントにより物品を所定間隔毎に供給する物
品供給コンベヤ、設定されたフィルムカットピッチに基
づきフィルムを一定速度で引出し供給するフィルム繰出
し機構、供給される物品の位置に位置合わせされるよう
に筒状フィルムに供給された物品間の中央位置で、該フ
ィルムに横シールを施す横シール機構に、夫々個別モー
タを配設して同期駆動制御する方式のものであってもよ
い。
【0023】前記筒状フィルム12aにおけるラベル1
8の被貼着位置を設定する手段としては、上部貼着機構
16における剥離プレート52の配設位置の上流側に配
設されるものに限らず、例えば無端ベルトコンベヤ22
の下流側に配設されたセンサ60の物品検出信号を基に
設定することが可能である。なお、このセンサ60は、
無端ベルトコンベヤ22から筒状フィルム12aに送り
込まれる物品14を検出して、フィルム繰出し機構20
および横シール機構38を同期制御するために用いられ
る公知のものである。また、フィルム原反ロール30か
ら繰出される帯状フィルム12に所定間隔でレジマーク
が印刷されたものにおいては、レジマークが通過する位
置に配設したセンサからの検出信号により設定すること
ができる。更に、横型製袋充填装置の各駆動機構に設け
られた個別のモータを同期駆動制御する方式において
は、同期の基準信号およびレジマークセンサからのレジ
マーク検出信号によって物品に対する筒状フィルムの移
送位置を求め、そのフィルム位置に対応した位置を被貼
着位置として設定することも可能である。
【0024】なお、帯状フィルムとしては、印刷が施さ
れていない無地のものに限らず、適宜の印刷が施されて
ラベルの貼着が要求される各種仕様のものであってもよ
い。また本願の方法および装置は、調理パン等のように
柔軟でしかもその外形寸法が均一でない物品に限らず、
各種の物品を包装する場合に採用可能である。
【0025】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明の横型製袋
充填方法および装置によれば、縦シール後から横シール
が施されるまでの間の筒状フィルムの移送途上におい
て、該フィルムにおける物品と対応する所定位置にラベ
ルを貼着するので、該ラベルの位置合わせが良好に行な
われる。すなわち、移送途上の筒状フィルムは張った状
態となっているので、ラベルが歪んだり貼付け皺等を生
ずることなく綺麗に貼着することができ、商品価値を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る横型製袋充填装置
の概略構成を示す説明図である。
【図2】実施例に係る横型製袋充填装置におけるラベル
貼着手段を概略的に示す説明図である。
【符号の説明】
12 帯状フィルム 12a 筒状フィルム 14 物品 15 ラベル貼着手段 18 ラベル 20 フィルム繰出し機構 22 無端ベルトコンベヤ(物品供給コンベヤ) 24 製袋器 26 縦シール機構 30 フィルム原反ロール(供給源) 36 移送コンベヤ 38 横シール機構 46 ラベル原反ロール 52 剥離プレート(ラベル貼着部) 58 センサ(検知手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給源(30)から引出された帯状フィルム
    (12)を製袋器(24)で筒状に成形し、 この筒状フィルム(12a)中に物品供給コンベヤ(22)を介
    して物品(14)を順次供給し、 前記物品(14)を封入した筒状フィルム(12a)の長手方向
    の重合端縁部を縦シールし、 前記縦シールが施された筒状フィルム(12a)を、前記物
    品(14)と共に移送コンベヤ(36)により下方から支持した
    状態で横シール機構(38)に向けて移送すると共に、その
    フィルム移送途上における筒状フィルム(12a)の物品(1
    4)と対応する所定位置に、ラベル貼着手段(15)を介して
    物品(14)の品名、品質表示、バーコードまたは賞味期限
    等が表記されたラベル(18)を貼着し、 前記ラベル(18)が貼着された筒状フィルム(12a)の物品
    (14)を挟む前後を横シール機構(38)で横シールするよう
    にしたことを特徴とする横型製袋充填方法。
  2. 【請求項2】 前記ラベル貼着手段(15)のラベル貼着位
    置より上流側に配設した検知手段(58)が前記物品(14)を
    検出した結果に基づいて、該貼着手段(15)によってラベ
    ル(18)が筒状フィルム(12a)に貼着される請求項1記載
    の横型製袋充填方法。
  3. 【請求項3】 前記ラベル(18)は、前記筒状フィルム(1
    2a)における上面または下面、あるいは上下両面に貼着
    される請求項1または2記載の横型製袋充填方法。
  4. 【請求項4】 前記物品供給コンベヤ(22)は、その上流
    側からランダムな間隔で移送されてくる物品(14)を、前
    記筒状フィルム(12a)に一定の間隔毎に送り込むよう構
    成されている請求項1〜3の何れかに記載の横型製袋充
    填方法。
  5. 【請求項5】 物品(14)を供給する物品供給コンベヤ(2
    2)と、 供給源(30)から供給された帯状フィルム(12)を筒状に成
    形する製袋器(24)と、 筒状に成形されたフィルム(12a)の長手方向の重合端縁
    部に縦シールを施す縦シール機構(26)と、 この縦シール機構(26)の下流側に配設されて、前記筒状
    フィルム(12a)の物品(14)を挟む前後に横シールを施す
    横シール機構(38)と、 前記製袋器(24)と横シール機構(38)との間に走行自在に
    配設され、前記筒状フィルム(12a)を物品(14)と共に下
    方から支持して横シール機構(38)に向けて移送する移送
    コンベヤ(36)と、 前記移送コンベヤ(36)の下流側にラベル貼着部(52)を位
    置させるよう配設され、供給された物品(14)と対応する
    筒状フィルム(12a)の所定位置に、物品(14)の品名、品
    質表示、バーコードまたは賞味期限等が表記されたラベ
    ル(18)を間欠的に引出して貼着するラベル貼着手段(15)
    とから構成したことを特徴とする横型製袋充填装置。
  6. 【請求項6】 前記ラベル貼着手段(15)は、前記筒状フ
    ィルム(12a)における上面または下面、あるいは上下両
    面にラベル(18)を貼着可能に構成される請求項5記載の
    横型製袋充填装置。
  7. 【請求項7】 前記ラベル貼着手段(15)のラベル貼着位
    置より上流側に、筒状フィルム(12a)中に供給された物
    品(14)を検出する検知手段(58)が配設され、該検知手段
    (58)の物品検出信号によってラベル(18)の筒状フィルム
    (12a)に対する被貼着位置が設定される請求項5または
    6記載の横型製袋充填装置。
  8. 【請求項8】 前記物品供給コンベヤが無端ベルトコン
    ベヤ(22)であると共に、上流側からランダムな間隔で移
    送されてくる物品(14)を受取って筒状フィルム(12a)に
    一定の間隔毎に送り込み可能な制御機構を、前記無端ベ
    ルトコンベヤ(22)またはその上流側に接続されるコンベ
    ヤ手段が備えている請求項5〜7の何れかに記載の横型
    製袋充填装置。
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