JPH0999858A - 自動車の車体構造 - Google Patents
自動車の車体構造Info
- Publication number
- JPH0999858A JPH0999858A JP28466895A JP28466895A JPH0999858A JP H0999858 A JPH0999858 A JP H0999858A JP 28466895 A JP28466895 A JP 28466895A JP 28466895 A JP28466895 A JP 28466895A JP H0999858 A JPH0999858 A JP H0999858A
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- Japan
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- windshield
- window shield
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- pillars
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- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車体剛性及び強度を損なうことなく、また重
量化することなく前面衝突時の衝撃からウインドシール
ドを好適に保護し得る車体構造を安価に提供する。 【解決手段】 前方からの衝撃力の作用点からウインド
シールドの下端を支持するウインドシールドロア部材を
前方にオフセットすることにより、ウインドシールドロ
ア部材の強度、剛性を必要以上に高めることなく前方衝
突時にウインドシールドを保護できることから、容易に
車体の重量化、コストの高騰化を抑制することができ
る。
量化することなく前面衝突時の衝撃からウインドシール
ドを好適に保護し得る車体構造を安価に提供する。 【解決手段】 前方からの衝撃力の作用点からウインド
シールドの下端を支持するウインドシールドロア部材を
前方にオフセットすることにより、ウインドシールドロ
ア部材の強度、剛性を必要以上に高めることなく前方衝
突時にウインドシールドを保護できることから、容易に
車体の重量化、コストの高騰化を抑制することができ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の前部の車
体構造に関し、特にウインドシールド下部の車体構造に
関するものである。
体構造に関し、特にウインドシールド下部の車体構造に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ウインドシールドの下端を支持す
るウインドシールドロア部材、即ちダッシュボードアッ
パ部材は車体剛性上重要な部分であることから、他の部
分のフレームと強固に結合させるような構造としてい
た。
るウインドシールドロア部材、即ちダッシュボードアッ
パ部材は車体剛性上重要な部分であることから、他の部
分のフレームと強固に結合させるような構造としてい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このウ
インドシールドロア部材を特にエンジンルーム側のフレ
ームと強固に結合していることで前面衝突時の衝撃力を
直接受けるようになることから、その衝撃によりウイン
ドシールドが破損して視界が損なわれないように該ウイ
ンドシールドロア部材の強度、剛性を更に高めなければ
ならず、車体の重量化及びコストの高騰化の一因となっ
ていた。
インドシールドロア部材を特にエンジンルーム側のフレ
ームと強固に結合していることで前面衝突時の衝撃力を
直接受けるようになることから、その衝撃によりウイン
ドシールドが破損して視界が損なわれないように該ウイ
ンドシールドロア部材の強度、剛性を更に高めなければ
ならず、車体の重量化及びコストの高騰化の一因となっ
ていた。
【０００４】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みなされたものであり、その主な目的は、車体剛性及
び強度を損なうことなく、また重量化することなく前面
衝突時の衝撃からウインドシールドを好適に保護し得る
車体構造を安価に提供することにある。
鑑みなされたものであり、その主な目的は、車体剛性及
び強度を損なうことなく、また重量化することなく前面
衝突時の衝撃からウインドシールドを好適に保護し得る
車体構造を安価に提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、本発明
によれば、自動車前部のウインドシールド下部に於ける
車体構造であって、前記ウインドシールド下部に於ける
前方からの衝撃力を、その中間部で受けるべくフロア部
分から上方に立設された左右フロントロアピラーと、中
間部が前記左右フロントロアピラーの上端部に支持さ
れ、前方に位置する下端部から後方に位置する上端部ま
で斜めに延在する左右フロントアッパピラーと、前記ウ
インドシールドの下端部を支持するべく前記左右フロン
トアッパピラーの下端部間に設けられたウインドシール
ドロア部材とを有し、前記ウインドシールドロア部材を
前記ウインドシールド下部に於ける前方からの衝撃力の
作用点よりも前方にオフセットしたことを特徴とする自
動車の車体構造を提供することにより達成される。
によれば、自動車前部のウインドシールド下部に於ける
車体構造であって、前記ウインドシールド下部に於ける
前方からの衝撃力を、その中間部で受けるべくフロア部
分から上方に立設された左右フロントロアピラーと、中
間部が前記左右フロントロアピラーの上端部に支持さ
れ、前方に位置する下端部から後方に位置する上端部ま
で斜めに延在する左右フロントアッパピラーと、前記ウ
インドシールドの下端部を支持するべく前記左右フロン
トアッパピラーの下端部間に設けられたウインドシール
ドロア部材とを有し、前記ウインドシールドロア部材を
前記ウインドシールド下部に於ける前方からの衝撃力の
作用点よりも前方にオフセットしたことを特徴とする自
動車の車体構造を提供することにより達成される。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面を参照して本
発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【０００７】図１は、本発明が適用された自動車の前部
のフレームの一部を示す要部斜視図であり、図２はその
側面図である。本自動車のフレームは、アルミニウム合
金などの軽金属材を押し出し加工した各フレーム部材を
組み合わせて構成されている。
のフレームの一部を示す要部斜視図であり、図２はその
側面図である。本自動車のフレームは、アルミニウム合
金などの軽金属材を押し出し加工した各フレーム部材を
組み合わせて構成されている。
【０００８】図１及び図２に示すように、車体の前部に
あっては、その左右にそれぞれ前後方向に延在するフロ
ントサイドフレーム１と、該フロントサイドフレーム１
の車室側端部に立設するフロントピラーロア部材２と、
フロントサイドフレーム１の中間部に立設するフロント
ダンパサポート３と、フロントダンパサポート３の上端
部とフロントサイドフレーム１の車両前方側前端部との
間に連結されたフロントアッパメンバ４と、フロントダ
ンパサポート３の上端部とフロントピラーロア部材２の
上部との間に連設されたフロントダンパリアメンバ５と
を有している。フロントダンパサポート３の上端部とフ
ロントアッパメンバ４との接続部にはフロントダンパハ
ウジング６が介在し、フロントピラーロア部材２の上端
部とフロントダンパリアメンバ５との接続部にはフロン
トピラーアッパノード７が介在している。このフロント
ピラーアッパノード７は上方に延出し、フロントアッパ
ピラー８の中間部を保持している。また、左右両フロン
トアッパピラー８の下端部間にはウインドシールドロア
部材９が設けられ、前方衝突時の衝撃力が伝達されるフ
ロントダンパリアメンバ５の後端部よりも前方にオフセ
ットしている。
あっては、その左右にそれぞれ前後方向に延在するフロ
ントサイドフレーム１と、該フロントサイドフレーム１
の車室側端部に立設するフロントピラーロア部材２と、
フロントサイドフレーム１の中間部に立設するフロント
ダンパサポート３と、フロントダンパサポート３の上端
部とフロントサイドフレーム１の車両前方側前端部との
間に連結されたフロントアッパメンバ４と、フロントダ
ンパサポート３の上端部とフロントピラーロア部材２の
上部との間に連設されたフロントダンパリアメンバ５と
を有している。フロントダンパサポート３の上端部とフ
ロントアッパメンバ４との接続部にはフロントダンパハ
ウジング６が介在し、フロントピラーロア部材２の上端
部とフロントダンパリアメンバ５との接続部にはフロン
トピラーアッパノード７が介在している。このフロント
ピラーアッパノード７は上方に延出し、フロントアッパ
ピラー８の中間部を保持している。また、左右両フロン
トアッパピラー８の下端部間にはウインドシールドロア
部材９が設けられ、前方衝突時の衝撃力が伝達されるフ
ロントダンパリアメンバ５の後端部よりも前方にオフセ
ットしている。
【０００９】フロントサイドフレーム１は、図示されな
い車室のフロアを構成するフロアフレームとの結合部か
ら車両の前端部に取り付けられるフロントバンパ取付部
に至るまで設けられている。また、両フロントサイドフ
レーム１の各前端間にはフロントバンパ取付用部材１０
が掛け渡されて固着され、その下部近傍にはバルクヘッ
ドロア部材１１が吊り下げられた状態にて固着されてい
る。
い車室のフロアを構成するフロアフレームとの結合部か
ら車両の前端部に取り付けられるフロントバンパ取付部
に至るまで設けられている。また、両フロントサイドフ
レーム１の各前端間にはフロントバンパ取付用部材１０
が掛け渡されて固着され、その下部近傍にはバルクヘッ
ドロア部材１１が吊り下げられた状態にて固着されてい
る。
【００１０】上記した構造の自動車の前部構造における
前面衝突時には、図２の矢印に示すように、フロントア
ッパメンバ４からフロントダンパハウジング６、フロン
トダンパリアメンバ５を介してフロントピラーロア部材
２の上部にその衝撃力が入力するが、上記したようにウ
インドシールドＷを支持するウインドシールドロア部材
９が、衝撃力の伝達されるフロントダンパリアメンバ５
の後端部よりも前方にオフセットしていることにより、
直接衝撃力を受けないことからウインドシールドＷが破
損せず、軽度な衝突後の前方視界や美観を損ねることが
ない。
前面衝突時には、図２の矢印に示すように、フロントア
ッパメンバ４からフロントダンパハウジング６、フロン
トダンパリアメンバ５を介してフロントピラーロア部材
２の上部にその衝撃力が入力するが、上記したようにウ
インドシールドＷを支持するウインドシールドロア部材
９が、衝撃力の伝達されるフロントダンパリアメンバ５
の後端部よりも前方にオフセットしていることにより、
直接衝撃力を受けないことからウインドシールドＷが破
損せず、軽度な衝突後の前方視界や美観を損ねることが
ない。
【００１１】
【発明の効果】このように本発明によれば、前方からの
衝撃力の作用点からウインドシールドの下端を支持する
ウインドシールドロア部材を前方にオフセットすること
により、ウインドシールドロア部材の強度、剛性を必要
以上に高めることなく前方衝突時にウインドシールドを
保護できることから、容易に車体の重量化、コストの高
騰化を抑制することができる。
衝撃力の作用点からウインドシールドの下端を支持する
ウインドシールドロア部材を前方にオフセットすること
により、ウインドシールドロア部材の強度、剛性を必要
以上に高めることなく前方衝突時にウインドシールドを
保護できることから、容易に車体の重量化、コストの高
騰化を抑制することができる。
【図１】本発明が適用された自動車の前部のフレームの
一部を示す要部斜視図。
一部を示す要部斜視図。
【図２】図１の側面図。
１ フロントサイドフレーム ２ フロントピラーロア部材 ３ フロントダンパサポート ４ フロントアッパメンバ ５ フロントダンパリアメンバ ６ フロントダンパハウジング ７ フロントピラーアッパノード ８ フロントアッパピラー ９ ウインドシールドロア部材 １０ フロントバンパ取付用部材 １１ バルクヘッドロア部材
Claims (1)
- 【請求項１】 自動車前部のウインドシールド下部に於
ける車体構造であって、 前記ウインドシールド下部に於ける前方からの衝撃力
を、その中間部で受けるべくフロア部分から上方に立設
された左右フロントロアピラーと、 中間部が前記左右フロントロアピラーの上端部に支持さ
れ、前方に位置する下端部から後方に位置する上端部ま
で斜めに延在する左右フロントアッパピラーと、 前記ウインドシールドの下端部を支持するべく前記左右
フロントアッパピラーの下端部間に設けられたウインド
シールドロア部材とを有し、 前記ウインドシールドロア部材を前記ウインドシールド
下部に於ける前方からの衝撃力の作用点よりも前方にオ
フセットしたことを特徴とする自動車の車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28466895A JPH0999858A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 自動車の車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28466895A JPH0999858A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 自動車の車体構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0999858A true JPH0999858A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17681441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28466895A Pending JPH0999858A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 自動車の車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0999858A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6655728B2 (en) | 2000-04-25 | 2003-12-02 | Nissan Motor Co., Ltd. | Body structure of vehicle |
| JP2005335619A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車の前部車体構造 |
| JP2006056394A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部車体構造 |
| JP2007106345A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Mazda Motor Corp | 車体前部構造 |
| JP2007145129A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Mazda Motor Corp | 車体前部構造 |
| JP2007176288A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Nissan Motor Co Ltd | 車体のエンジンコンパートメント構造 |
| CN100333956C (zh) * | 2003-10-08 | 2007-08-29 | 本田技研工业株式会社 | 汽车的前部车身构造 |
| JP2007230490A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Mazda Motor Corp | 車体前部構造 |
| JP2007230489A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Mazda Motor Corp | 車体前部構造 |
| CN100415586C (zh) * | 2004-02-26 | 2008-09-03 | 大发工业株式会社 | 车辆的前部结构 |
| JP2011037439A (ja) * | 2010-09-24 | 2011-02-24 | Honda Motor Co Ltd | 車両バルクヘッド構造 |
| JP2020059348A (ja) * | 2018-10-09 | 2020-04-16 | トヨタ自動車株式会社 | 車両前部構造 |
-
1995
- 1995-10-04 JP JP28466895A patent/JPH0999858A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6655728B2 (en) | 2000-04-25 | 2003-12-02 | Nissan Motor Co., Ltd. | Body structure of vehicle |
| CN100333956C (zh) * | 2003-10-08 | 2007-08-29 | 本田技研工业株式会社 | 汽车的前部车身构造 |
| CN100415586C (zh) * | 2004-02-26 | 2008-09-03 | 大发工业株式会社 | 车辆的前部结构 |
| JP2005335619A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車の前部車体構造 |
| WO2005115821A1 (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Daihatsu Motor Co., Ltd. | 自動車の前部車体構造 |
| JP2006056394A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部車体構造 |
| JP2007106345A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Mazda Motor Corp | 車体前部構造 |
| JP4710536B2 (ja) * | 2005-10-17 | 2011-06-29 | マツダ株式会社 | 車体前部構造 |
| JP2007145129A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Mazda Motor Corp | 車体前部構造 |
| JP4715467B2 (ja) * | 2005-11-25 | 2011-07-06 | マツダ株式会社 | 車体前部構造 |
| JP2007176288A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Nissan Motor Co Ltd | 車体のエンジンコンパートメント構造 |
| JP2007230489A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Mazda Motor Corp | 車体前部構造 |
| JP2007230490A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Mazda Motor Corp | 車体前部構造 |
| JP2011037439A (ja) * | 2010-09-24 | 2011-02-24 | Honda Motor Co Ltd | 車両バルクヘッド構造 |
| JP2020059348A (ja) * | 2018-10-09 | 2020-04-16 | トヨタ自動車株式会社 | 車両前部構造 |
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