JPH0998503A - 電気自動車 - Google Patents

電気自動車

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JPH0998503A
JPH0998503A JP7256647A JP25664795A JPH0998503A JP H0998503 A JPH0998503 A JP H0998503A JP 7256647 A JP7256647 A JP 7256647A JP 25664795 A JP25664795 A JP 25664795A JP H0998503 A JPH0998503 A JP H0998503A
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Hisamitsu Koga
久光 古賀
Hiroaki Yoshida
裕明 吉田
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、車両に搭載されたバッテリの劣化
状態を判定する機能を有する電気自動車に関し、バッテ
リ劣化判定を運転者の感覚に合わせるようにして、運転
者に違和感の少ないバッテリ劣化判定を行なえるように
する。 【解決手段】 車載のバッテリ1を有する蓄電池装置2
0と、バッテリ1の電力により車両の駆動輪4を駆動す
る電動機2とをそなえ、電動機2に発生する実出力値を
検出する電動機出力検出手段23と、運転者の操作状態
を検出する操作状態検出手段24と、操作状態検出手段
24による検出結果に基づいて電動機2に発生させる指
示出力値を演算する第1演算手段13Aと、指示出力値
に対する実出力値の割合を演算する第2演算手段13B
と、実出力値と該割合とに基づいて該バッテリの劣化度
合を判定する判定手段14とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機によって車
輪を駆動し走行する電気自動車に関し、特に、車両に搭
載されたバッテリの劣化状態を判定する機能を有する、
電気自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大気汚染の防止や車両による騒音
低減の観点から、電気自動車が注目されつつあるが、こ
のような電気自動車では、車両に搭載したバッテリの電
力エネルギを利用して走行用電動機を作動させて走行す
る。この車載の走行用バッテリは、電動機に電力を供給
して放電したら外部充電器等により充電を行なうように
して、充放電を繰り返しながら使用する。
【0003】したがって、このような走行用バッテリに
は、多数の充放電を繰り返しても劣化しないような耐久
性が要求されるが、現状のバッテリ性能では、多数の充
放電を繰り返すとどうしても劣化して、十分な容量の電
力を充電することができなくなったり、充電効率が低下
したりしてしまう。そこで、従来より、このような走行
用バッテリの劣化の判定が行なわれているが、従来の走
行用バッテリの劣化判定は、バッテリの劣化時に生じる
バッテリ特性に基づいて以下のようにして行なわれる。
つまり、バッテリが所定の充電率以上であって、且
つ、バッテリが所定のバッテリ放電電流以下であっ
て、且つ、バッテリが所定の電圧以下である場合に、
バッテリが劣化したと判定するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の走行用バッテリの劣化判定法では、以下のような
課題がある。つまり、上述の判定条件の,は、バッ
テリ自体の要件であり、運転者自身はこのようなバッテ
リ自体の劣化特性を直接感じとることはできない。この
ため、このような判定条件による判定では、判定結果が
運転者が感じるバッテリ劣化度と合わせにくく、運転者
に違和感を与えるおそれがある。
【0005】また、冬季などバッテリ温度の低いときに
はバッテリの内部抵抗が上昇するので、実際にはバッテ
リが劣化していなくても上述の判定条件の,が成立
してしまうおそれがある。本発明は、上述の課題に鑑み
創案されたもので、バッテリ劣化判定を運転者が感じる
バッテリ劣化度と合わせるようにして、運転者に違和感
の少ないバッテリ劣化判定を行なえるようにした、電気
自動車を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の電気自動車は、車両に搭載されているバッテ
リを有する蓄電池装置と、該バッテリに電気的に接続さ
れるとともに出力軸を該車両の駆動輪に連結された電動
機と、をそなえた電気自動車において、該電動機に発生
する実出力の値を検出する電動機出力検出手段と、該車
両の運転者の操作状態を検出する操作状態検出手段と、
該操作状態検出手段による検出結果に基づいて該電動機
に発生させる出力値である指示出力値を演算する第1演
算手段と、該指示出力値に対する該実出力値の割合を演
算する第2演算手段と、該実出力値と該割合とに基づい
て該バッテリの劣化度合を判定する判定手段とが設けら
れていることを特徴としている。
【0007】請求項2記載の本発明の電気自動車は、請
求項1記載の構成において、該蓄電池機構が、該バッテ
リに蓄電されている電気の残存容量を検出する残存容量
検出手段を有し、該判定手段が、該残存容量検出手段で
検出された残存容量値が予め設定された第1設定値以上
である場合に、該劣化度合の判定を実施することを特徴
としている。
【0008】請求項3記載の本発明の電気自動車は、請
求項1記載の構成において、該蓄電池機構が、該バッテ
リの温度を検出するバッテリ温度検出手段を有し、該判
定手段が、該バッテリ温度検出手段で検出された温度値
が予め設定された第2設定値以上である場合に、該劣化
度合の判定を実施することを特徴としている。請求項4
記載の本発明の電気自動車は、請求項1記載の構成にお
いて、該判定手段が、該割合が予め設定された第3設定
値以下で、且つ、該実出力値が予め設定された第4設定
値以下である場合に、該バッテリが劣化していると判定
することを特徴としている。
【0009】請求項5記載の本発明の電気自動車は、請
求項4記載の構成において、該第4設定値が、該バッテ
リ温度検出手段で検出された温度値に基づいて定められ
る値であることを特徴としている。請求項6記載の本発
明の電気自動車は、請求項1記載の構成において、該蓄
電池機構が、該バッテリに蓄電されている電気の残存容
量を検出する残存容量検出手段と、該バッテリの温度を
検出するバッテリ温度検出手段とを有し、該判定手段
が、該残存容量検出手段で検出された残存容量値が予め
設定された第1設定値以上で、且つ、該バッテリ温度検
出手段で検出された温度値が予め設定された第2設定値
以上で、且つ、該割合が予め設定された第3設定値以下
で、且つ、該実出力値が予め設定された第4設定値以下
である場合に、該バッテリが劣化していると判定するこ
とを特徴としている。
【0010】請求項7記載の本発明の電気自動車は、請
求項1記載の構成において、該蓄電池機構が、該バッテ
リに蓄電されている電気の残存容量を検出する残存容量
検出手段と、該バッテリの温度を検出するバッテリ温度
検出手段とを有し、該判定手段が、該残存容量検出手段
で検出された残存容量値が予め設定された第1設定値以
上で、且つ、該割合が予め設定された第3設定値以下
で、且つ、該実出力値が予め設定された第4設定値以下
である場合に、該バッテリが劣化していると判定するこ
とを特徴としている。
【0011】請求項8記載の本発明の電気自動車は、請
求項4〜7のいずれかに記載の構成において、該判定手
段が、該実出力値が所定時間連続して該第4設定値以下
である場合に、該バッテリが劣化していると判定するこ
とを特徴としている。請求項9記載の本発明の電気自動
車は、請求項8記載の構成において、該所定時間は、好
ましくは3秒程度の時間であることを特徴としている。
【0012】請求項10記載の本発明の電気自動車は、
請求項1記載の構成において、該判定手段により該バッ
テリが劣化していることが判定されるとこの判定結果を
表示する表示手段が設けられていることを特徴としてい
る。請求項11記載の本発明の電気自動車は、請求項1
0記載の構成において、該判定手段が、該車両に設けら
れたイグニッションキースイッチがオン状態のときに該
判定を行なうように構成されるとともに、該バッテリが
劣化している旨の判定結果を記憶する判定結果記憶部を
有し、該イグニッションキースイッチのオフからオン状
態への切換時に、該判定結果記憶部に前回のオフ切換前
に該バッテリが劣化している旨の判定結果が記憶されて
いる時には、該判定動作を行なわずに、該表示手段に該
バッテリが劣化している旨を表示させるように構成され
ていることを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明すると、図1,図2は本発明の第1
実施形態としての電気自動車を示すもので、図1はその
要部構成を模式的に示すブロック図、図2はその電池劣
化判定の手順を示すフローチャートである。
【0014】この電気自動車の構成を説明すると、図1
において、1は車載のバッテリであり、このバッテリ1
は車両に装備されない外部充電器により繰り返し充電す
ることができる。2はバッテリ1から電力を供給される
電動機(走行用モータ)であり、このモータ2の出力軸
に変速機3を介して駆動輪4が連結されている。そし
て、バッテリ1とモータ2との間には電力変換回路5が
設けられており、バッテリ1からの電力はこの電力変換
回路5を通じて所要の大きさに調整されてモータ2へ供
給されるようになっている。また、電力変換回路5は、
モータコントローラ6を通じて制御されるようになって
いる。このモータコントローラ6では、図示しないアク
セルペダルの踏込時には、アクセルペダルの踏込量に応
じて電力変換回路5を通じてモータ2の出力を制御し、
アクセルペダルが踏み込まれていない場合には、図示し
ないブレーキペダルの踏込量に応じて電力変換回路5を
通じてモータ2の回生量を制御するようになっている。
【0015】ところで、バッテリ1には、バッテリ1に
残っている電力容量の満充電量に対する割合(充電率)
を検出する一般的な(周知の)残存容量検出手段21
と、バッテリ1の温度を検出する一般的な(周知の)バ
ッテリ温度検出手段22とが付設されており、バッテリ
1にこれらの残存容量検出手段21及びバッテリ温度検
出手段22を含めたものを蓄電池装置20と称すること
にする。
【0016】そして、このようなバッテリ1の劣化を判
定するために、電池劣化判定部11がそなえられてい
る。この電池劣化判定部11は、記憶手段12,演算手
段13,判定手段14,指示手段15をそなえており、
モータ1の出力を検出する電動機出力検出手段23,ア
クセル開度等のドライバの出力操作状態を検出する操作
状態検出手段24及び蓄電池装置20の残存容量検出手
段21,バッテリ温度検出手段22からの各検出情報及
びタイマ25のタイマ情報に基づいて判定を行なうよう
になっている。
【0017】なお、電動機出力検出手段23は、例えば
モータ1への供給電流値に基づいて検出することができ
る。記憶手段12には、判定用の各種設定値が記憶され
ており、具体的には、第1設定値としてバッテリの残存
容量に関する設定値(判定値)が記憶され、第2設定値
としてバッテリの温度に関する設定値(判定値)が記憶
され、第3設定値としてモータの実出力と指示出力との
比の値(実出力/指示出力)に関する設定値(判定値)
が記憶され、第4設定値としてモータの実出力に関する
設定値(判定値)が記憶されている。
【0018】演算手段13には、第1演算手段13A及
び第2演算手段13Bが設けられている。第1演算手段
13Aでは、操作状態検出手段24による検出結果に基
づいてモータ1に発生させる出力値である指示出力値を
演算するもので、一般にはドライバの操作するアクセル
ペダルの開度(アクセル開度)に対応して指示出力値を
算出しうる。第2演算手段13Bでは、次式のように、
電動機出力検出手段23で検出された実出力値を指示出
力値で除算して、指示出力値に対する実出力値の割合R
を演算する。 R=実出力値/指示出力値 また、判定手段14は、記憶手段12に記憶された各判
定値や演算手段13による演算結果に基づいて、各劣化
条件に関して判定を行なう。つまり、(a)バッテリの
残存容量が第1設定値(残存容量判定値)よりも大きい
か否かの判定、(b)バッテリの温度が第2設定値(バ
ッテリ温度判定値、例えは10°C))よりも大きいか
否かの判定、(c)モータの実出力と指示出力との比の
値R(実出力/指示出力)が第3設定値(実出力/指示
出力の判定値)よりも小さいか否かの判定、(d)モー
タの実出力が第4設定値(モータ実出力判定値)よりも
小さい状態が所定時間(例えば3秒程度)以上連続して
いるか否かの判定がそれぞれ行なわれるようになってい
る。なお、(d)の判定はタイマ25のタイマ情報に基
づいて行なわれる。
【0019】このような各判定のうち、(a)のバッテ
リ残存容量の判定は従来のバッテリ劣化判定でも用いら
れた前提条件に関する判定であり、(b)のバッテリ温
度に関する判定は、冬季などバッテリ温度の低いときに
はバッテリの内部抵抗が上昇するので、実際にはバッテ
リが劣化していなくても劣化判定条件が満たされてしま
う場合があるのでこれを除外しようとするものである。
【0020】また、(c)モータの実出力と指示出力と
の比の値(割合)Rに関する判定及び(d)モータの実
出力に関する判定は、バッテリの劣化状態に関する判定
であり、いずれもドライバの感じる感覚と劣化判定とを
合わせるようにした判定条件である。このうち(c)の
判定について説明すると、バッテリが劣化するとその一
つの現象としてモータの実出力がモータの指示出力まで
達しなくなることがある。つまり、モータの指示出力に
対してモータの実出力の割合Rが1よりも小さくなり、
このようなモータの出力割合(実出力/指示出力)Rが
ある適度小さくなると、ドライバが出力不足を感じるよ
うになる。そこで、この出力の割合Rに関する判定値
(第3設定値)を、このようにドライバが出力不足を感
じて通常走行ができないと感じるような値に設定するこ
とで、(c)の判定によりドライバの感じる感覚に応じ
ながらバッテリが劣化していると判定することができ
る。特に、例えば登坂路等の車重の影響が加わる場合
に、この判定によるバッテリ劣化判定が行なわれやす
い。
【0021】また、(d)の判定について説明すると、
バッテリが劣化するとその一つの現象としてモータの実
出力の大きさ自体に限界が生じてくる。そこで、モータ
の実出力の大きさに対してドライバが出力不足を感じて
通常走行ができないと感じるような値に実出力値に関す
る判定値(第4設定値)を設定することで、(d)の判
定によりドライバの感じる感覚に応じながらバッテリが
劣化していると判定することができる。
【0022】この判定手段14では、(a),(b)の
判定でそれぞれ肯定の結果が得られる状況下で、(c)
の判定で、出力割合Rが設計値以下と判定され、且つ、
(d)の判定で、所定時間(例えば3秒程度)連続して
実出力が設計値以下と判定された場合に、バッテリ1が
劣化していると判定するようになっている。そして、指
示手段15では、判定手段14でのバッテリ1の劣化判
定を受けると、例えば警告ランプ等で構成された電池劣
化の表示部16に表示指示を出力するようになってい
る。
【0023】本発明の第1実施形態としての電気自動車
は、上述のように構成されているので、例えば図2に示
すようなフローチャートに従って、バッテリの劣化を判
定することができる。つまり、まず、イグニッションキ
ー(IGキー)オンの判定(ステップA10)で、IG
キーがオンであれば判定制御を開始して、ステップA2
0に進み、前回のIGキーがオフ前に電池劣化を表示し
ているか否かを判定して、電池劣化を表示していれば判
定動作を行なわずに、指示手段15を通じて電池劣化表
示部16にその旨(電池劣化)を表示させる(ステップ
A70)。
【0024】また、ステップA20で、前回、電池劣化
を表示していないと判定されると、次に、ステップA3
0で、バッテリ1の残存容量(充電率)が設定値(第1
設定値)よりも大きいか否かが判定される。充電率が設
定値よりも大きくなければ正しい劣化判定はできないの
で判定は行なわない。充電率が設定値よりも大きけれ
ば、さらにステップA40へ進み、バッテリ1の温度が
設定値(第2設定値)よも大きいか否かが判定される。
バッテリ温度が設定値よりも大きくなければ正しい劣化
判定はできないので判定は行なわない。そして、バッテ
リ温度が設定値よりも大きければ、さらにステップA5
0へ進み、モータ1の実出力と指示出力との比の値(実
出力/指示出力)Rが第3設定値(実出力/指示出力の
判定値)よりも小さいか否かの判定を行なう。
【0025】ここで、(実出力/指示出力)Rが設定値
よりも小さくなければ、バッテリは劣化していないと判
定できる。一方、(実出力/指示出力)Rが設定値より
も小さければ、バッテリは劣化していると判定できる
が、この場合、さらにステップA60へ進み、モータ1
の実出力が設定値よりも小さい状態が所定時間(例えば
3秒)連続したか否かの判定が行なわれる。
【0026】そして、ここで、モータ1の実出力が設定
値よりも小さい状態が所定時間(例えば3秒)連続した
と判定されなければ、バッテリが劣化していると結論で
きないので、今回の判定制御を終える。一方、モータ1
の実出力が設定値よりも小さい状態が所定時間(例えば
3秒)連続したと判定されれば、バッテリが劣化してい
ると結論づけて、指示手段15を通じて電池劣化表示部
16にその旨(電池劣化)を表示させる(ステップA7
0)。
【0027】なお、このようなフローチャートは、電池
交換時には、リセットされるようになっており、電池交
換後には、電池表示のない状態から劣化判定制御をスタ
ートする。このように、本電気自動車では、(実出力/
指示出力)Rや実出力自体といったドライバの意識と整
合しやすいパラメータをバッテリの劣化判定に利用する
ので、バッテリの劣化判定がドライバが感じる感覚とマ
ッチングするようになって、ドライバがバッテリの劣化
表示に納得できるようになる。これにより、劣化したバ
ッテリの交換をより速やかに行なうようドライバに訴え
ることができる。
【0028】また、本実施形態では、(実出力/指示出
力)Rに関する劣化条件と実出力自体に関する劣化条件
とをAND条件として、両者が共に成立したときにはじ
めて、バッテリが劣化していると判定しているので、そ
れだけ誤判定のおそれが低減される。また、実出力自体
に関する劣化条件については、実出力値が所定値以下の
状態が所定時間以上継続した場合としているので、この
点でも誤判定のおそれが低減される。
【0029】また、バッテリ温度が低い場合に誤った劣
化劣化判定が行なわれなくなるので、ドライバに誤解を
与えるおそれもない。もちろん、判定値(各設定値)の
設定や各パラメータの信頼度によっては、(実出力/指
示出力)Rに関する劣化条件と実出力自体に関する劣化
条件とをOR条件として、いずれかの劣化条件が成立す
ればバッテリが劣化していると判定するなど、条件
(a),(b),(c),(d)を部分的に組み合わせ
たり、また、AND条件とするほかOR条件とするなど
種々の判定条件が考えられる。
【0030】また、実出力値が所定値以下である劣化条
件の判定について、判定の信頼性を確保するには、実出
力値が所定値以下の状態が所定時間以上継続した場合と
するのが好ましいが、この場合の継続時間の判定値は本
実施形態のように3秒程度に限定されるものではない。
次に、本発明の第2実施形態について説明すると、この
実施形態では、電池温度とモータの実出力との関係を利
用して、より精度のよいバッテリ劣化判定を行なおうと
するものであり、このバッテリ劣化判定の一部を除い
て、図1に示すに第1実施形態と同様に構成されるの
で、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
【0031】つまり、本実施形態の電気自動車における
電池劣化判定部11の判定手段14では、以下のような
各条件を同時に満たした場合に、バッテリが劣化してい
ると判定するようになっている。つまり、(a)バッテ
リの残存容量が第1設定値(残存容量判定値)よりも大
きく、且つ、(c)モータの実出力と指示出力との比の
値R(実出力/指示出力)が第3設定値(実出力/指示
出力の判定値)よりも小さく、且つ、(e)モータの実
出力がバッテリの温度に応じた第4設定値(モータ実出
力判定値)よりも小さい状態が所定時間(例えば3秒)
継続した場合に、バッテリが劣化していると判定する。
【0032】上述の条件(a),(c)は第1実施形態
と同様であり、条件(e)は第1実施形態における条件
(b),(d)を複合したものとなっている。ここで、
条件(e)を説明すると、この条件(e)の判定のため
には、まず、第4設定値(モータ実出力判定値)をバッ
テリの温度に応じて決定する。つまり、図3に示すよう
に、モータ実出力は、バッテリ温度と対応する特性があ
る。なお、図3中、特性線Aは鉛電池に関し、特性線B
はニッケル系電池に関する。
【0033】このような特性をマップ又はテーブルにし
て記憶手段12に記憶しておくことで、バッテリ温度に
基づいて第4設定値(モータ実出力判定値)を設定する
ことができる。このように、第4設定値(モータ実出力
判定値)が設定されたら、モータの実出力に基づいて条
件(e)の判定を行なうことができる。
【0034】本発明の第2実施形態としての電気自動車
は、上述のように構成されているので、例えば図4に示
すようなフローチャートに従って、バッテリの劣化を判
定することができる。つまり、まず、イグニッションキ
ー(IGキー)オンの判定(ステップB10)で、IG
キーがオンであれば判定制御を開始して、ステップB2
0に進み、前回のIGキーがオフ前に電池劣化を表示し
ているか否かを判定して、電池劣化を表示していれば判
定動作を行なわずに、指示手段15を通じて電池劣化表
示部16にその旨(電池劣化)を表示させる(ステップ
B70)。
【0035】また、ステップB20で、前回、電池劣化
を表示していないと判定されると、次に、ステップB3
0で、バッテリ1の残存容量(充電率)が設定値(第1
設定値)よりも大きいか否かが判定される。充電率が設
定値よりも大きくなければ正しい劣化判定はできないの
で判定は行なわない。充電率が設定値よりも大きけれ
ば、さらにステップB40へ進み、モータ1の実出力と
指示出力との比の値(実出力/指示出力)Rが第3設定
値(実出力/指示出力の判定値)よりも小さいか否かの
判定を行なう。
【0036】ここで、(実出力/指示出力)Rが設定値
よりも小さくなければ、バッテリは劣化していないと判
定できる。一方、(実出力/指示出力)Rが設定値より
も小さければ、バッテリは劣化していると判定できる
が、この場合、さらにステップB50へ進み、バッテリ
1の温度に基づいて第4設定値(モータ実出力判定値)
を演算して設定し、さらにステップB60へ進み、モー
タ1の実出力が、ステップB50で設定された第4設定
値(モータ実出力判定値)よりも小さい状態が所定時間
(例えば3秒)連続したか否かの判定が行なわれる。
【0037】そして、ここで、モータ1の実出力が設定
値よりも小さい状態が所定時間(例えば3秒)連続した
と判定されなければ、バッテリが劣化していると結論で
きないので、今回の判定制御を終える。一方、モータ1
の実出力が設定値よりも小さい状態が所定時間(例えば
3秒)連続したと判定されれば、バッテリが劣化してい
ると結論づけて、指示手段15を通じて電池劣化表示部
16にその旨(電池劣化)を表示させる(ステップB7
0)。
【0038】なお、このようなフローチャートは、電池
交換時には、リセットされるようになっており、電池交
換後には、電池表示のない状態から劣化判定制御をスタ
ートする。このように、本電気自動車でも、(実出力/
指示出力)Rや実出力自体といったドライバの意識と整
合しやすいパラメータをバッテリの劣化判定に利用する
ので、バッテリの劣化判定がドライバが感じる感覚とマ
ッチングするようになって、ドライバがバッテリの劣化
表示に納得できるようになる。これにより、劣化したバ
ッテリの交換をより速やかに行なうようドライバに訴え
ることができる。
【0039】また、本実施形態では、(実出力/指示出
力)Rに関する劣化条件と実出力自体に関する劣化条件
とをAND条件として、両者が共に成立したときにはじ
めて、バッテリが劣化していると判定しているので、そ
れだけ誤判定のおそれが低減される。また、実出力自体
に関する劣化条件については、実出力値が所定値以下の
状態が所定時間以上継続した場合としているので、この
点でも誤判定のおそれが低減される。
【0040】また、第4設定値(モータ実出力判定値)
がバッテリの特性に基づいてバッテリ温度に応じて設定
されるので、劣化判定がより精度良くしかもドライバの
感覚に合わせて行なわれる利点がある。また、バッテリ
温度が低い場合に誤った劣化劣化判定が行なわれなくな
るので、ドライバに誤解を与えるおそれもない。
【0041】もちろん、本実施形態でも、判定値(各設
定値)の設定や各パラメータの信頼度によっては、(実
出力/指示出力)Rに関する劣化条件と実出力自体に関
する劣化条件とをOR条件として、いずれかの劣化条件
が成立すればバッテリが劣化していると判定するなど、
条件(A),(B),(E)を部分的に組み合わせた
り、また、AND条件とするほかOR条件とするなど種
々の判定条件が考えられる。
【0042】また、本実施形態でも、実出力値が所定値
以下である劣化条件の判定について、判定の信頼性を確
保するには、実出力値が所定値以下の状態が所定時間以
上継続した場合とするのが好ましいが、この場合の継続
時間の判定値は本実施形態のように3秒程度に限定され
るものではない。また、本電気自動車によるバッテリの
劣化判定は、図1に示すような構成の電気自動車に限定
されること無く、変速機をそなえない電気自動車や種々
のハイブリッド電気自動車等各種の電気自動車に適用し
うる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の電気自動車によれば、車両に搭載されているバッ
テリを有する蓄電池装置と、該バッテリに電気的に接続
されるとともに出力軸を該車両の駆動輪に連結された電
動機と、をそなえた電気自動車において、該電動機に発
生する実出力の値を検出する電動機出力検出手段と、該
車両の運転者の操作状態を検出する操作状態検出手段
と、該操作状態検出手段による検出結果に基づいて該電
動機に発生させる出力値である指示出力値を演算する第
1演算手段と、該指示出力値に対する該実出力値の割合
を演算する第2演算手段と、該実出力値と該割合とに基
づいて該バッテリの劣化度合を判定する判定手段とが設
けられるという構成により、バッテリの劣化判定をドラ
イバの感覚に合わせて行なうことができるようになり、
ドライバにバッテリの劣化表示等を納得させることがで
きるようになる。これにより、劣化したバッテリの交換
をより速やかに行なうようドライバに促進することがで
きる利点がある。
【0044】請求項2記載の本発明の電気自動車によれ
ば、請求項1記載の構成において、該蓄電池機構が、該
バッテリに蓄電されている電気の残存容量を検出する残
存容量検出手段を有し、該判定手段が、該残存容量検出
手段で検出された残存容量値が予め設定された第1設定
値以上である場合に、該劣化度合の判定を実施するとい
う構成により、バッテリの劣化判定を誤判定を生じるこ
となく精度よく行なうことができるようになる利点があ
る。
【0045】請求項3記載の本発明の電気自動車によれ
ば、請求項1記載の構成において、該蓄電池機構が、該
バッテリの温度を検出するバッテリ温度検出手段を有
し、該判定手段が、該バッテリ温度検出手段で検出され
た温度値が予め設定された第2設定値以上である場合
に、該劣化度合の判定を実施するという構成により、バ
ッテリの劣化判定を誤判定を生じることなく精度よく行
なうことができるようになる利点がある。
【0046】請求項4記載の本発明の電気自動車によれ
ば、請求項1記載の構成において、該判定手段が、該割
合が予め設定された第3設定値以下で、且つ、該実出力
値が予め設定された第4設定値以下である場合に、該バ
ッテリが劣化していると判定するという構成により、バ
ッテリの劣化判定をドライバの感覚に合わせて、しかも
精度よく行なうことができるようになる。
【0047】請求項5記載の本発明の電気自動車によれ
ば、請求項4記載の構成において、該第4設定値が、該
バッテリ温度検出手段で検出された温度値に基づいて定
められるという構成により、バッテリの劣化判定をドラ
イバの感覚に合わせて、しかもより精度よく行なうこと
ができるようになる。請求項6記載の本発明の電気自動
車によれば、請求項1記載の構成において、該蓄電池機
構が、該バッテリに蓄電されている電気の残存容量を検
出する残存容量検出手段と、該バッテリの温度を検出す
るバッテリ温度検出手段とを有し、該判定手段が、該残
存容量検出手段で検出された残存容量値が予め設定され
た第1設定値以上で、且つ、該バッテリ温度検出手段で
検出された温度値が予め設定された第2設定値以上で、
且つ、該割合が予め設定された第3設定値以下で、且
つ、該実出力値が予め設定された第4設定値以下である
場合に、該バッテリが劣化していると判定するという構
成により、バッテリの劣化判定をドライバの感覚に合わ
せて、しかも精度よく行なうことができるようになる。
これにより、ドライバにバッテリの劣化表示等を納得さ
せることができるようになり、劣化したバッテリの交換
をより速やかに行なうようドライバに促進することがで
きる。
【0048】請求項7記載の本発明の電気自動車によれ
ば、請求項1記載の構成において、該蓄電池機構が、該
バッテリに蓄電されている電気の残存容量を検出する残
存容量検出手段と、該バッテリの温度を検出するバッテ
リ温度検出手段とを有し、該判定手段が、該残存容量検
出手段で検出された残存容量値が予め設定された第1設
定値以上で、且つ、該割合が予め設定された第3設定値
以下で、且つ、該実出力値が予め設定された第4設定値
以下である場合に、該バッテリが劣化していると判定す
るという構成により、バッテリの劣化判定をドライバの
感覚に合わせて精度よく行なうことができるようにな
る。これにより、ドライバにバッテリの劣化表示等を納
得させることができるようになり、劣化したバッテリの
交換をより速やかに行なうようドライバに促進すること
ができる。
【0049】請求項8記載の本発明の電気自動車によれ
ば、請求項4〜7のいずれかに記載の構成において、該
判定手段が、該実出力値が所定時間連続して該第4設定
値以下である場合に、該バッテリが劣化していると判定
するという構成により、バッテリの劣化判定を誤判定を
生じることなく精度よく行なうことができるようになる
利点がある。
【0050】請求項9記載の本発明の電気自動車によれ
ば、請求項8記載の構成において、該所定時間は、好ま
しくは3秒程度の時間であるという構成により、バッテ
リの劣化判定を誤判定を生じることなく精度よくしかも
速やかに行なうことができるようになる利点がある。請
求項10記載の本発明の電気自動車によれば、請求項1
記載の構成において、該判定手段により該バッテリが劣
化していることが判定されるとこの判定結果を表示する
表示手段が設けられるという構成により、劣化したバッ
テリの交換をより速やかに行なうようドライバに促進す
ることができる。
【0051】請求項11記載の本発明の電気自動車によ
れば、請求項10記載の構成において、該判定手段が、
該車両に設けられたイグニッションキースイッチがオン
状態のときに該判定を行なうように構成されるととも
に、該バッテリが劣化している旨の判定結果を記憶する
判定結果記憶部を有し、該イグニッションキースイッチ
のオフからオン状態への切換時に、該判定結果記憶部に
前回のオフ切換前に該バッテリが劣化している旨の判定
結果が記憶されている時には、該判定動作を行なわず
に、該表示手段に該バッテリが劣化している旨を表示さ
せるように構成されるという構成により、バッテリの劣
化判定をより簡素に効率よく行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての電気自動車の要
部構成を模式的に示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態としての電気自動車の電
池劣化判定の手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施形態としての電気自動車の電
池劣化判定について説明する図である。
【図4】本発明の第2実施形態としての電気自動車の電
池劣化判定の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 バッテリ 2 電動機(走行用モータ) 3 変速機 4 駆動輪 5 電力変換回路 6 モータコントローラ 11 電池劣化判定部 12 記憶手段 13 演算手段 13A 第1演算手段 13B 第2演算手段 14 判定手段 15 指示手段 20 蓄電池装置 21 残存容量検出手段 22 バッテリ温度検出手段 23 電動機出力検出手段 24 操作状態検出手段 25 タイマ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されているバッテリを有する
    蓄電池装置と、該バッテリに電気的に接続されるととも
    に出力軸を該車両の駆動輪に連結された電動機と、をそ
    なえた電気自動車において、 該電動機に発生する実出力の値を検出する電動機出力検
    出手段と、 該車両の運転者の操作状態を検出する操作状態検出手段
    と、 該操作状態検出手段による検出結果に基づいて該電動機
    に発生させる出力値である指示出力値を演算する第1演
    算手段と、 該指示出力値に対する該実出力値の割合を演算する第2
    演算手段と、 該実出力値と該割合とに基づいて該バッテリの劣化度合
    を判定する判定手段とが設けられていることを特徴とす
    る、電気自動車。
  2. 【請求項2】 該蓄電池機構が、該バッテリに蓄電され
    ている電気の残存容量を検出する残存容量検出手段を有
    し、 該判定手段が、該残存容量検出手段で検出された残存容
    量値が予め設定された第1設定値以上である場合に、該
    劣化度合の判定を実施することを特徴とする、請求項1
    記載の電気自動車。
  3. 【請求項3】 該蓄電池機構が、該バッテリの温度を検
    出するバッテリ温度検出手段を有し、 該判定手段が、該バッテリ温度検出手段で検出された温
    度値が予め設定された第2設定値以上である場合に、該
    劣化度合の判定を実施することを特徴とする、請求項1
    記載の電気自動車。
  4. 【請求項4】 該判定手段が、該割合が予め設定された
    第3設定値以下で、且つ、該実出力値が予め設定された
    第4設定値以下である場合に、該バッテリが劣化してい
    ると判定することを特徴とする、請求項1記載の電気自
    動車。
  5. 【請求項5】 該第4設定値が、該バッテリ温度検出手
    段で検出された温度値に基づいて定められる値であるこ
    とを特徴とする、請求項4記載の電気自動車。
  6. 【請求項6】 該蓄電池機構が、該バッテリに蓄電され
    ている電気の残存容量を検出する残存容量検出手段と、
    該バッテリの温度を検出するバッテリ温度検出手段とを
    有し、 該判定手段が、該残存容量検出手段で検出された残存容
    量値が予め設定された第1設定値以上で、且つ、該バッ
    テリ温度検出手段で検出された温度値が予め設定された
    第2設定値以上で、且つ、該割合が予め設定された第3
    設定値以下で、且つ、該実出力値が予め設定された第4
    設定値以下である場合に、該バッテリが劣化していると
    判定することを特徴とする、請求項1記載の電気自動
    車。
  7. 【請求項7】 該蓄電池機構が、該バッテリに蓄電され
    ている電気の残存容量を検出する残存容量検出手段と、
    該バッテリの温度を検出するバッテリ温度検出手段とを
    有し、 該判定手段が、該残存容量検出手段で検出された残存容
    量値が予め設定された第1設定値以上で、且つ、該割合
    が予め設定された第3設定値以下で、且つ、該実出力値
    が予め設定された第4設定値以下である場合に、該バッ
    テリが劣化していると判定することを特徴とする、請求
    項1記載の電気自動車。
  8. 【請求項8】 該判定手段が、該実出力値が所定時間連
    続して該第4設定値以下である場合に、該バッテリが劣
    化していると判定することを特徴とする、請求項4〜7
    のいずれかに記載の電気自動車。
  9. 【請求項9】 該所定時間は、好ましくは3秒程度の時
    間であることを特徴とする、請求項8記載の電気自動
    車。
  10. 【請求項10】 該判定手段により該バッテリが劣化し
    ていることが判定されるとこの判定結果を表示する表示
    手段が設けられていることを特徴とする、請求項1記載
    の電気自動車。
  11. 【請求項11】 該判定手段が、 該車両に設けられたイグニッションキースイッチがオン
    状態のときに該判定を行なうように構成されるととも
    に、 該バッテリが劣化している旨の判定結果を記憶する判定
    結果記憶部を有し、 該イグニッションキースイッチのオフからオン状態への
    切換時に、該判定結果記憶部に前回のオフ切換前に該バ
    ッテリが劣化している旨の判定結果が記憶されている時
    には、該判定動作を行なわずに、該表示手段に該バッテ
    リが劣化している旨を表示させるように構成されている
    ことを特徴とする、請求項10記載の電気自動車。
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