JPH0980513A - 接続装置及びそれを用いたレンズ鏡筒 - Google Patents

接続装置及びそれを用いたレンズ鏡筒

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JPH0980513A
JPH0980513A JP26247695A JP26247695A JPH0980513A JP H0980513 A JPH0980513 A JP H0980513A JP 26247695 A JP26247695 A JP 26247695A JP 26247695 A JP26247695 A JP 26247695A JP H0980513 A JPH0980513 A JP H0980513A
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JP
Japan
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lead wire
driving
driving part
lock ring
lens barrel
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JP26247695A
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English (en)
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Koichi Washisu
晃一 鷲巣
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ鏡筒内の駆動部と非駆動部とをリード
線で確実にしかも安定的に接続するようにした接続装置
及びそれを用いたレンズ鏡筒を得ること。 【解決手段】 駆動部の一部にリード線の一端を固定
し、該リード線の他端をフレキシブル基板の可動領域に
結合し、該フレキシブル基板の固定領域を非駆動部の一
部に結合させて、該駆動部と該非駆動部とを電気的に接
続したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リード線で駆動体
と非駆動体の2つの物体間を電気的に接続する為の接続
装置及びそれを用いたレンズ鏡筒に関し、特に35mm
フィルムカメラやビデオカメラ等の光学機器に用いられ
るレンズ鏡筒において、手振れ等の駆動を受けたときに
像面上に生じる画像振れをレンズ鏡筒内に収納保持した
光学系中の一部のレンズ群を保持する光学保持手段(補
正手段)を光軸と直交する方向に駆動させる為の駆動部
材と固定筒等の非駆動部材との間をリード線で電気的に
断線がなく信頼性良く接続する際に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】35mmフィルムカメラやビデオカメラ
等の光学機器においては、例えばシャッターのレリーズ
時において光学機器に手振れ等の振動が伝わり、この振
動により像面上で画像振れが発生する。最近、この画像
振れを補正する為の防振システムを用いた光学機器が種
々と提案されている。
【0003】防振システムでは光学機器の振動を振動検
出手段で検出して、この検出値に基づいて光学系中の一
部のレンズ群(補正レンズ)を光軸と直交する方向に駆
動させて画像振れを補正している。一方、このときの可
動レンズ群を保持している保持筒を駆動させる為の駆動
部と固定筒等の非駆動部との間を電気的に接続し、駆動
力の伝達や信号の授受を行なう為の手段としてリード線
が多く用いられている。
【0004】図15はカメラ等に用いられている従来の
振動検出手段を用いた防振システムの要部概略図であ
る。同図は矢印81方向(カメラ縦振れ81p,カメラ
横振れ81y)における像振れを抑制するシステムを示
している。
【0005】図中、82はレンズ鏡筒、83p,83y
は各々振動検出手段であり、カメラ縦振れ振動(振動方
向84p)、カメラ横振れ振動(振動方向84y)を検
出している。85は振動による像振れを補正する為の補
正手段であり、補正用光学素子(プリズムやレンズ等)
を保持している。86p,86yは各々コイルであり、
補正手段85に推力を与えている。87p,87yは各
々位置検出素子であり、補正手段85の位置を検出して
いる。補正手段85は位置制御ループを利用して振動検
出手段83p,83yからの出力信号を目標値として駆
動し、これにより振動における像振れを補正している。
【0006】従来は補正手段85を駆動させる為の駆動
部と固定筒等の非駆動部とをリード線で電気的に接続し
て電気信号の送受を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般にリード線は駆動
部の駆動に伴って、その一部が種々と変位する。リード
線の接続が不十分であるとリード線が変移したとき、断
線して防振システムが作用しなくなってくるという問題
点が生じてくる。この為、防振システムを利用したレン
ズ鏡筒内において駆動部と非駆動部とをリード線で電気
的に接続する際には適切なる接続方法で行う必要があ
る。
【0008】本発明は、筐体内に収納保持した可動筒、
例えば防振用レンズ保持部等の駆動部とカメラ本体に対
して不動の固定筒等の非駆動部とをリード線で電気的に
適切に接続することにより駆動部が駆動してリード線が
種々と変移しても断線することなく良好に、しかも高い
信頼性で接続することができる接続装置及びそれを用い
たレンズ鏡筒の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の接続装置は、 (1−1)駆動部の一部にリード線の一端を固定し、該
リード線の他端をフレキシブル基板の可動領域に結合
し、該フレキシブル基板の固定領域を非駆動部の一部に
結合させて、該駆動部と該非駆動部とを電気的に接続し
たことを特徴としている。
【0010】特に、前記フレキシブル基板は屈曲部を有
していることを特徴としている。
【0011】(1−2)駆動部と非駆動部とをリード線
で電気的に接続する際、該リード線の両端部の少なくと
も一端を該駆動部又は該非駆動部の一部に粘着テープで
固定したことを特徴としている。
【0012】(1−3)駆動部と非駆動部とをリード線
で電気的に接続する際、該駆動部又は該非駆動部は該リ
ード線のハンダ付け用のランド部と該ランド部と離間し
て貼付した両面テープ部とを有しており、該リード線の
一端は該ランド部でハンダ付けされ、かつ該両面テープ
部に押圧貼付して固定されていることを特徴としてい
る。
【0013】(1−4)駆動部と非駆動部とをリード線
で電気的に接続する際、該リード線は該駆動部の移動に
伴って変位する屈曲部を有しており、該屈曲部の近傍に
該屈曲部の区間が該駆動部の駆動に伴って連続的に変化
するようにした規制手段を設けたことを特徴としてい
る。
【0014】特に、前記規制手段は前記駆動部の駆動方
向に沿って前記リード線の延出方向が変化しないように
該リード線を挟む規制壁より成っていることや、前記規
制壁は前記非駆動部に設けられており、前記駆動部は前
記リード線の一部を該規制壁に押圧する押付部を有して
いることを特徴としている。
【0015】(1−5)駆動部と非駆動部とをリード線
で電気的に接続する際、該駆動部と該非駆動部はコイル
バネで駆動規制されており、該リード線は複数の導線を
縒り合わせて構成されており、該リード線の径は該駆動
部の駆動に伴う該コイルバネの最大伸びのときの巻間隔
よりも、太くなるように構成していることを特徴として
いる。
【0016】(1−6)駆動部と非駆動部とをリード線
で電気的に接続する際、該非駆動部に設けた突出部に該
リード線を掛止させて該リード線に屈曲部を形成してい
ることを特徴としている。
【0017】本発明のレンズ鏡筒は、 (2−1)前述の構成(1−1)〜(1−6)の何れか
1項記載の接続装置を用いていることを特徴としてい
る。
【0018】本発明の光学機器は、 (3−1)前述の構成(2−1)のレンズ鏡筒を用いて
所定面上に画像を形成していることを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の防振システムを用
いた光学機器のレンズ鏡筒の実施形態1の要部斜視図で
ある。同図において地板71の背面突出耳71a(同図
では3ヶ所設けているが、図では2ヶ所示している。)
は鏡筒(不図示)に嵌合し、公知の鏡筒コロ等が孔71
bにネジ止めされ、鏡筒に固定されている。
【0020】磁性体より成り、光沢メッキが施された第
2ヨーク(固定部)72は円周上に設けた孔72aを貫
通するネジで地板71の孔71cにネジ止めされてい
る。又第2ヨーク72にはネオジウムマグネット等の永
久磁石73(シフトマグネット)が磁気的に吸着されて
いる。尚、矢印73aは各永久磁石73の磁化方向であ
る。74は防振用の光学要素としてのレンズである。レ
ンズ74をCリング等で固定した支持枠75にはコイル
76p,76y(シフトコイル)がパッチン接着され、
又IRED等の投光素子77p,77yも支持枠75の背面
に接着されている。投光素子77p,77yからの光束
はスリット75ap,75ayを通して後述するPSD
等の位置検出素子78p,78yに入射する。
【0021】支持枠75の孔75b(3ヶ所)には図2
に示すようにPOM等の先端球状の支持球79a,79
b及びチャージバネ710が装入され、支持球79aが
支持枠75に熱カシメされ固定されている(支持球79
bはチャージバネ710のバネ力に逆らって孔75bの
延出方向に摺動可能となっている。)。
【0022】図2はレンズ鏡筒の組立後の横断面図を示
しており、支持枠75の孔75bに矢印79c方向に支
持球79b,チャージしたチャージバネ710,支持球
79a,の順に装入して、次いで(支持球79a,79
bは同形状部品)最後に孔75bの周端部75cを熱カ
シメして支持球79aの抜け止めを行っている。
【0023】図3は図2の孔75bと直交する要部断面
図、図4は図3の矢印79c方向から見たときの要部平
面図である。図4における各点A〜Dは図3(C)の各
点A〜Dに対応している。ここで支持球79aの羽根部
79aaの後端部は深さA面の範囲で受けられ規制され
ている。この為周端部75cを熱カシメすることにより
支持球79aを支持枠75に固定している。
【0024】支持球79bの羽根部79baの先端部は
深さB面の範囲で受けられている。この為に支持球79
bがチャージバネのチャージバネ力で孔75bより矢印
79cの方向に抜けてしまうことがないようにしてい
る。レンズ鏡筒の組立が終了すると支持球79bは第2
ヨーク72に受けられる。この為支持枠75より抜け出
ることは無くなるが、組立性を考慮して抜け止め範囲に
B面を設けている。
【0025】図2〜図4において支持枠75の孔75b
の形状は支持枠75を成形で作る場合においても複雑な
内径スライド型を必要とせず、矢印79cと反対側に型
を抜く単純な2分割型で成形可能としてその分、寸法精
度を厳しく設定できるようにしている。
【0026】又支持球79a,79bとも同部品である
為、組立ミスがなく部品管理上も有利となっている。図
1において支持枠75の軸受部75dには例えばフッ素
系のグリスを塗布し、L字形の軸711(非磁性のステ
ンレス材)を装入し、L字軸711の他端を地板71に
形成された軸受部71d(同様にグリス塗布)に装入
し、3ヶ所の支持球79bと共に第2ヨーク72に乗せ
て支持枠75を地板71内に収めている。
【0027】次に第1ヨーク712の位置決め孔712
a(3ヶ所)を地板71のピン71f(図5の3ヶ所)
に嵌合させ、受け面71e(5ヶ所)にて第1ヨーク7
12を受けて地板71に対し、磁気的に結合する(永久
磁石73の磁力方向73a)。これにより第1ヨーク7
12の背面が支持球79aと当接し、図2に示すように
支持枠75を第1ヨーク712と第2ヨーク72にて挟
持して、光軸方向の位置決めをしている。
【0028】支持球79a,79bと第1ヨーク712
と第2ヨーク72の互いの当接面にもフッ素系グリスが
塗布してあり、支持枠75は地板71に対して光軸と直
交する平面内にて自由に摺動可能となっている。L字軸
711は支持枠75が地板71に対し矢印713p,7
13y方向にのみ摺動可能となるように支持しており、
これにより支持枠75の地板71に対する光軸回りの相
対的回転(ローリング)を規制している。
【0029】尚、L字軸711と軸受部71d,75d
の嵌合ガタは光軸方向には大きく設定してあり、支持球
79a,79bと第1ヨーク712,第2ヨーク72の
挟持による光軸方向規制と重複嵌合してしまうことを防
いでいる。第1ヨーク712の表面には絶縁用シート7
14が被せられ、その上に複数のIC(位置検出素子7
8p,78y、出力増幅用IC、コイル(75p,76
y)、駆動用IC等)を有するハード基板715が位置
決め孔715a(2ヶ所)を地板71のピン71h(図
5の2ヶ所)に嵌合され、孔715b,第1ヨーク71
2の孔712bと共に地板71の孔71gにネジ結合さ
れている。
【0030】ここでハード基板715には位置検出素子
78p,78yが工具にて位置決めされてハンダ付けし
て固定している。又信号伝達用のフレキシブル基板71
6も面716aがハード基板715の背面に破線で囲む
範囲715cに熱圧着している。フレキシブル基板71
6からは光軸と直交する平面方向に一対の腕716b
p,716byが延出しており、図6に示すように各々
支持枠75の引っ掛け部75ep,75eyに引っ掛け
られIRED77p,77yの端子及びコイル76p,76
yの端子がハンダ付けされている。
【0031】これによりIRED77p,77yとコイル7
6p,76yの駆動をハード基板715よりフレキシブ
ル基板716を介在して行っている。フレキシブル基板
716の腕部716bp,716byには各々屈曲部7
16cp,716cyが設けられており、この屈曲部7
16cp,716cyの弾性により支持枠75が光軸と
直交する平面内に動き回ることに対する腕部716b
p,716byの負荷を低減している。
【0032】第1ヨーク712はエンボスによる突出面
712cを有し、突出面712cは絶縁シート714の
孔714aを通りハード基板715と直接接触してい
る。この接触面のハード基板715側にはアース(GN
D;グランド)パターンが形成されており、ハード基板
715を地板71にネジ結合することで第1ヨーク71
2はアースされ、アンテナになってハード基板715に
ノイズを与えることが無くなるようにしている。
【0033】マスク717は地板71のピン71hに位
置決めされてハード基板715上に両面テープにて固定
されている。地板71には永久磁石用の貫通孔71iが
開けられており、ここから第2ヨーク72の背面が露出
している。この貫通孔71iにはヨーク727に設けた
永久磁石718(ロックマグネット)が組み込まれ、第
2ヨーク72と磁気結合している(図2)。
【0034】図7は組立終了後のレンズ鏡筒を図1の背
面方向から見たときの概略図である。同図では一端をロ
ックリング719に結合し、他端をフレキシブル基板7
16に結合したリード線720aは省略している。尚、
このリード線720aとロックバネ728近傍の構成に
ついては後述する。ロックリング(係止部)719の外
径切り欠き部719c(図8の3ヶ所)を地板71の内
径突起71j(3ヶ所)に位相を合わせてロックリング
719を地板71に押し込み、その後ロックリング71
9をアンロック方向(図示反時計回り方向)に回して地
板71に対しバヨネット結合している。これによりロッ
クリング719が地板71に対し光軸方向に拘束し、光
軸回りには回転可能となるようにしている。
【0035】そしてロックリング719が回転して再び
該ロックリング719の切り欠き部719cが突起71
jと同位相になり、バヨネット結合が外れてしまうこと
を防ぐ為に弾性部材としてロックゴム(制限部材)72
6を地板71に設けている。これによりロックリング7
19がロックゴム726により規制される駆動範囲(切
り欠き部719dの角度θ0 )しか回転できないように
回転規制している。
【0036】即ち、ロックゴム726を設けていないと
きはロックリング719は地板71に対して広い駆動範
囲を持つようになる。これによってもバヨネット結合、
バヨネット結合の解除が可能であるが、ロックゴム72
6を設け、駆動範囲を角度θ0 に規制することにより外
径切り欠き部719cが内径突起71jと同位相まで回
転できなくなり、これによりバヨネット抜け止めをして
いる。
【0037】ここでロックゴム726は地板71の孔
(不図示)に圧入して植設している。ロックゴム26の
倒れ方向に関しては地板71の背面突出耳71aとネジ
穴(セルフタップ穴)71L周辺の地板71に対する凸
形状部により、外周の略半周を囲むことにより規制して
いる。又ヨーク727を地板71にネジ結合して図11
(図7の周方向に沿った断面概略図)のようにロックゴ
ム726をヨーク727と第2ヨーク72との間に挟ん
でゴムの弾性を若干チャージして抜け止めしている。こ
れによりネジや接着剤の追加を行うこと無しでロックゴ
ム726を地板71に固定している。
【0038】次に図9,図10を用いてロックゴム72
6とロックリング719との当接位置関係及びロックリ
ング719の駆動範囲について説明する。図9,図10
は図7の平面部から要部のみ抜出した概略図であり、説
明を解りやすくする為に実際の組立状態とは若干、形
状,レイアウトを変化させている。
【0039】図9はロック状態を示す平面図である。図
中、ロックリング719はロックバネ728で時計回り
に付勢されているが、ロックゴム726がロックリング
719の辺719iと当接して回り止めしている。そし
てこのロックリング719の回り止めは地板71とは別
体のゴムの為、弾性的に行われ、ロック時の衝撃を吸収
し、大きな音を発生しないようにしている。又ロックゴ
ム726の当接辺719iはコイル720の近傍に設け
ている。コイル720近傍はロックリング719の中で
も質量が集中している部分であり、ロックリング719
の回転時に最も大きな慣性力を有する。
【0040】フック719eの部分で回り止めをすると
コイル720と離れている為にロックリング719が変
形し、この変形によりロック時の衝撃時の音質が悪く、
不快となり、且つロックリング719が地板71より抜
けやすくなる(パッチン結合の為)。この為本発明にお
いてはコイル720近傍でロックリング719を弾性的
に回り止めして緩衝作用があること、質量集中点で受け
ることによりロックリング719のロック時の変形がな
く、且つロック時の音が小さく、且つ音質も良くなるよ
うにしている。
【0041】又バヨネット結合はパッチン結合より強固
であり、且つロックリング719の変形がない為ロック
リング719が地板71から外れることがない。ロック
リング719はロック方向とアンロック方向に駆動され
るが、この駆動が規制され、止められる時の音も両方向
で発生する。
【0042】しかしアンロック方向の駆動終了直前で
は、まずはじめにアーマチュア724が吸着ヨーク72
9に弱い力で当接(アーマチュアバネ723の弾性力に
よる)し、そのとき小さな金属音がするが、その後アー
マチュアバネ723の弾性により駆動終了時の音は発生
しない。又上記金属音も撮影者のレリーズ操作(防振シ
ステムオン時)に同期して発生する為、撮影者にとって
不快感は少ない。以上のようにしてロック時の発生音を
小さくしている。
【0043】本実施形態では上述したようにロックゴム
726を設けてコイル720近傍でロックリング719
と当接するようにしている。このように本実施形態では (A1)ロック方向に付勢バネを有するロックリング7
19を (A2)地板71に対してロック方向(時計回り方向)
に回して装入し、 (A3)次いでアンロック方向に回してバヨネット結合
し、ロックゴムで抜け止めする。 以上3つの構成を捕らえることにより、 (B1)簡易なバヨネット抜け止め構造でロックリング
を地板に対して安定的に結合でき、 (B2)ロック時の発生音を小さく抑えることができる (B3)更にロックゴムの配置をコイル近傍にすること
でロックリングの変形を防ぎ、ロック時発生音質を悪化
させることがない。等の効果を得ている。 又本発明に係るロックゴム726はロックリング719
のアンロック時のストッパーにもなっていることを特徴
としている。
【0044】図10はロックリング719がアンロック
方向に回転してアーマチュア724が吸着ヨーク729
に当接した瞬間の概略図である。この時ロックゴム72
6の外周とロックリングの辺719jのクリアランスを
θ2 、ロックリング耳部719aとアーマチュア724
のクリアランスをφ(アーマチュア724を吸着ヨーク
729にイコライズする駆動余裕量)としたときθ2
φとなっている。
【0045】即ち辺719jがないと図9の状態から図
10の状態(駆動余裕量を使い切った状態)迄のロック
リング719の駆動角をθ1 とすると θ1 −φ<θ0 <θ1 の関係になっている。
【0046】これにより図10の状態で更にロックリン
グ719がアンロック方向に駆動を続けてもロックゴム
726が辺719jと弾性的に当接する方がロックリン
グ耳部719aがアーマチュア724を押し付けるより
も早い為にアーマチュア724は吸着ヨーク729に確
実に吸着される。
【0047】以上のように両方向を回転を規制するスト
ッパとし、且つストッパを1つの弾性手段で形成するこ
と及びストッパは部材の部品間に挟まれるだけで固定さ
れていること、及びストッパはバヨネット抜け止めを兼
用させることで組立作業性が良く、作動時に不快な発生
音がなく、安定した機構且つ確実に作動する係止手段
(係止装置)を得ている。
【0048】以上のレンズ鏡筒における機構部は大別す
ると、レンズ74、支持枠75、コイル76p,76
y、IRED77p,77y、支持球79a,79b、チャ
ージバネ710、支持軸711は光軸を偏心させる光学
保持手段(補正手段)の一要素を構成し、地板71、第
2ヨーク72、永久磁石73、第1ヨーク712は補正
手段を支持する支持手段の一要素を構成し、永久磁石7
18、ロックリング719、コイルバネ720、アーマ
チュア軸721、アーマチュアゴム722、アーマチュ
アバネ723、アーマチュア724、ヨーク727、ロ
ックバネ728、吸着ヨーク729、吸着コイル730
は補正手段を係止する係止手段の一要素を構成してい
る。アーマチュア724、ヨーク729、コイル730
は保持部の一要素を構成している。アーマチュア軸72
1、アーマチュアゴム722、アーマチュアバネ723
はイコライズ手段の一要素を構成している。
【0049】次に図1に戻り、ハード基板715上のI
C731p,731yは各々位置検出素子78p,78
yの出力増幅用のICである。図12はその内部構成の
説明図である(IC731p,731yは同構成の為、
ここではIC731pのみ示す。)。
【0050】同図において、電流−電圧変換アンプ73
1ap,731bpは投光素子77pにより位置検出素
子78p(抵抗R1 ,R2 より成る)に生じる光電流7
i1p ,78i2p を電圧に変換している。差動アンプ7
31cpは各電流−電圧変換アンプ731ap,731
bpの差出力を求め増幅している。
【0051】投光素子77p,77yからの射出光は前
述したとおりスリット75ap,75ayを経由して位
置検出素子78p,78y上に入射する。支持枠75が
光軸と垂直な平面内で移動すると位置検出素子78p,
78yへの入射位置が変化する。位置検出素子78pは
矢印78ap方向に感度を持っており、又スリット75
apは矢印78apとは直交する方向(78ay方向)
に光束が拡がり、矢印78ap方向には光束が絞られる
形状をしている。
【0052】この為支持枠75が矢印713p方向に動
いたときのみ位置検出素子78pの光電流78i1p ,7
i2p のバランスは変化し、差動アンプ731cpは支
持枠75の矢印713p方向に応じた出力をする。位置
検出素子78yは矢印78ay方向に検出感度を持ち、
スリット75ayは矢印78ayとは直交する方向(7
8ap方向)に延出する形状の為に支持枠75が矢印7
13y方向に動いたときのみ位置検出素子78yは出力
を変化させる。
【0053】加算アンプ731dpは電流−電圧変換ア
ンプ731ap,731bpの出力の和(位置検出素子
78pの受光量総和)を求め、この信号を受ける駆動ア
ンプ731apはこれに従って投光素子77pを駆動す
る。
【0054】上記の投光素子76pは温度等に極めて不
安定にその投光量が変化する為、それに伴い位置検出素
子78p,78yの光電流78i1p ,78i2p の絶対量
78i1p +78i2p が変化する。その為支持枠75の位
置を示す78i1p −78i2pである差動アンプ731c
pの出力も変化してしまう。
【0055】この為、上記のように受光量総和一定とな
るように前述の駆動回路によって投光素子77pを制御
して差動アンプ731cpの出力変化がなくなるように
している。
【0056】図1のコイル76p,76yは永久磁石7
3、第1のヨーク712、第2のヨーク72で形成され
る閉磁路内に位置し、コイル76pに電流を流すことで
支持枠75は矢印713p方向に駆動し、(公知のフレ
ミングの左手の法則)コイル76yに電流を流すことで
支持枠75は矢印713y方向に駆動している。
【0057】一般に位置検出素子78p,78yの出力
をIC731p,731yで増幅し、その出力でコイル
76p,76yを駆動すると支持枠75が駆動されて位
置検出素子78p,78yの出力が変化する構成とな
る。ここでコイル76p,76yの駆動方向(極性)を
位置検出素子78p,78yの出力が小さくなる方向に
設定すると(負帰還)コイル76p,76yの駆動力に
より位置検出素子78p,78yの出力が略零になる位
置で支持枠75は安定する。
【0058】このように位置検出素子78p,78yか
らの出力を負帰還して駆動を行う手法(ここでは位置制
御手法という。)で、例えば外部から目標値(例えば手
振れ角度信号)をIC731p,731yに混合させる
と、支持枠75は目標値に従って極めて忠実に駆動す
る。
【0059】実際には差動アンプ731cp,731c
yの出力はフレキシブル基板716を経由して不図示の
メイン基板に送られ、そこでアナログ−デジタル変換
(A/D変換)が行われ、マイコンに取り込まれる。マ
イコン内では適宜目標値(手振れ角度信号)と比較増幅
され、デジタルフィルタ手法による位相進み補償(位置
制御をより安定させる為)が行われた後、再びフレキシ
ブル基板716を通りIC732(コイル76p,76
y駆動用)に入力する。
【0060】IC732は入力される信号を基にコイル
76p,76yをPWM(パルス幅変調)駆動を行い、
支持枠75を駆動する。支持枠75は矢印713p,7
13y方向に摺動可能であり、上述した位置制御手法に
より位置を安定させている。尚カメラ等の民生用光学機
器においては電源消耗防止の観点からも常に支持枠75
を制御している訳ではない。支持枠75は非制御状態時
には光軸と直交する平面内にて自由に動き回ることがで
きるようになる為、そのときのストローク端での衝突の
音発生や損傷に対して以下のように対策している。
【0061】図6乃至図10に示すように支持枠75の
背面には3ヶ所の放射状に突出した突起75fを設けて
あり、図7或いは図9に示すように突起75fの先端が
メカロックリング719の内周面719gに嵌合してい
る。これにより支持枠75が地板71に対して総ての方
向に拘束されるようにしている。
【0062】図13はメカロックリング駆動のタイミン
グチャートであり、矢印719iでコイル720に通電
(720bに示すPWM駆動)すると同時に吸着マグネ
ット730にも通電(730a)する。その為吸着ヨー
ク729にアーマチュア724が当接し、イコライズさ
れた時点でアーマチュア724は吸着ヨークに吸着され
る。
【0063】次に720cに示す時点でコイル720へ
の通電を止めるとロックリング719はロックバネ72
8の力で時計回りに回転しようとするが、上述したよう
にアーマチュア724が吸着ヨーク729に吸着されて
いる為回転は規制される。このとき支持枠75の突起7
5fはカム719fと対向する位置にある(カム719
fが回転してくる)為、支持枠は突起75fとカム71
9fの間のクリアランス分だけ動けるようになる。
【0064】この為、重力Gの方向に支持枠75が落下
することになるが、図13の矢印719iの時点で支持
枠75も制御状態にする為、落下することはない。支持
枠75は非制御時はロックリング719の内周で拘束さ
れているが、実際には突起75fと内周壁719gの嵌
合ガタ分だけガタを有する。即ち、このガタ分だけ支持
枠75は重力方向下方に落ちており、支持枠75の中心
と地板71の中心がずれていることになる。その為矢印
719iの時点から、例えば1秒費やしてゆっくり地板
の中心(光軸の中心)に移動させる制御をしている。
【0065】これは急激に中心に移動させるとレンズ7
4を通して像の揺れを撮影者が感じて不快である為であ
り、この間に露光が行われても支持枠75の移動による
像劣化が生じないようにする為である(例えば1/8秒
で支持枠を5μm移動させる)。詳しくは矢印719i
時点での位置検出素子78p,78yの出力を記憶し、
その値を目標値として支持枠75の制御を始め、その後
1秒間費やして予め設定した光軸中心のときの目標値に
移動してゆく(75g)。ロックリング719が回転さ
れ(アンロック状態)た後、振動検出手段からの目標値
も基にして(前述した支持枠の中心位置移動動作に重な
って)支持枠75が駆動され防振が始まることになる。
【0066】ここで防振を終る為に矢印719jの時点
で防振オフにすると振動検出手段からの目標値が本装置
に入力されなくなり、支持枠75は中心位置に制御され
て止まる。このときに吸着コイル730への通電を止め
る(730b)。すると吸着ヨーク729のアーマチュ
ア724の吸着力が無くなり、ロックリング719はロ
ックバネ728により時計回りに回転され、図9の状態
に戻る。このときロックリング719はストッパピン7
26に当接して回転規制される。その後(例えば20ms
ec後)本装置への制御を断ち、図13のタイミングチャ
ートは終了する。
【0067】図14は防振システムの概要を示すブロッ
ク図である。図14において、91は振動検出手段であ
り、振動ジャイロ等の角速度を検出する振れ検出センサ
と該振れ検出センサ出力のDC成分をカットした後に積
分して角変位を得るセンサ出力演算手段より構成され
る。
【0068】振動検出手段91からの角変位信号は、目
標値設定手段92に入力される。この目標値設定手段9
2は可変差動増幅器92aとサンプルホールド回路92
bより構成されており、サンプルホールド回路92bは
常にサンプル中の為に可変差動増幅器92aに入力され
る両信号は常に等しく、その出力はゼロである。しか
し、後述する遅延手段93からの出力で前記サンプルホ
ールド回路92bがホールド状態になると、可変差動増
幅器92aはその時点をゼロとして連続的に出力を始め
る。
【0069】可動差動増幅器92aの増幅率は、防振敏
感度設定手段94の出力により可変になっている。何故
ならば、目標値設定手段92の目標値信号は補正手段を
追従させる目標値(指令信号)であるが、補正手段の駆
動量に対する像面の補正量(防振敏感度)はズーム,フ
ォーカス等の焦点変化に基づく光学特性により変化する
為、その防振敏感度変化を補う為である。故に防振敏感
度設定手段94は、ズーム情報出力手段95からのズー
ム(焦点距離)情報と露光準備手段96の測距情報に基
づくフォーカス(距離)情報が入力され、その情報を基
に防振敏感度を演算あるいはその情報を基に予め設定し
た防振敏感度情報を引き出して、目標値設定手段92の
可変差動増幅器92aの増幅率を変更させる。
【0070】補正駆動手段97はハード基板715上に
実装されたIC731p,731y732等であり、目
標値設定手段92からの目標値が指令信号として入力さ
れる。補正起動手段98はハード基板715上のIC7
32とコイル76p,76yの接続を制御するスイッチ
であり、通常時はスイッチ98aを端子98cに接続さ
せておくことでコイル76p,76yの各々の両端を短
絡しておき、論理積手段99の信号が入力されると、ス
イッチ98aを端子98bに接続し、補正手段910を
制御状態(未だ振れ補正は行わないが、コイル76p,
76yに電力を供給し、位置検出素子78p,78yの
信号が略ゼロになる位置に補正手段910を安定させて
おく)にする。
【0071】又、このとき同時に論理積手段99の出力
信号は係止手段914にも入力し、これにより係止手段
は補正手段910を係止解除する。尚補正手段910は
その位置検出素子78p,78yの位置信号を補正駆動
手段97に入力し、前述したように位置制御を行ってい
る。論理積手段99は、レリーズ手段911のレリーー
ズ半押しを行ったときに補正手段910は係止解除さ
れ、制御状態になる。
【0072】レリーズ手段911のSW1信号は露光準
備手段96に入力され、測光,測距,レンズ合焦駆動を
行うと共に、前述したように防振敏感度設定手段94に
フォーカス情報を出力する。遅延手段93は論理積手段
99の出力信号を受けて、例えば1秒後に出力して前述
したように目標値設定手段92より目標値信号を出力さ
せる。
【0073】図示していないが、レリーズ手段911の
SW1信号に同期して振動検出手段91も起動を始め
る。そして前述したように積分器等、大時定回路を含む
センサ出力演算は起動から出力が安定するまでに、ある
程度の時間を要する。遅延手段93は、振動検出手段9
1の出力が安定するまで待機した後に、補正手段910
へ目標値信号を出力する役割を演じ、振動検出手段91
の出力が安定してから防振を始める構成にしている。
【0074】露光手段913はレリーズ手段911のレ
リーズ押切りSW2信号入力によりミラーアップを行
い、露光準備手段96の測光値を元に求められたシャッ
タスピードでシャッタを開閉して露光を行い、ミラーダ
ウンして撮影を終了する。撮影終了後、撮影者がレリー
ズ手段911から手を離し、SW1信号をオフにすると
論理積手段99は出力を止め、目標値設定手段92のサ
ンプルホールド回路92bはサンプリング状態になり、
可変差動増幅器92aの出力はゼロになる。従って補正
手段910は補正駆動を止めた制御状態に戻る。
【0075】論理積手段99の出力がオフになったこと
により係止手段914は補正手段910を係止し、その
後に補正起動手段98のスイッチ98aは端子98cに
接続され、補正手段910は制御されなくなる。振動検
出手段91は不図示のタイマにより、レリーズ手段91
1の操作が停止された後も一定時間(例えば5秒)は動
作を継続し、その後に停止する。これは、撮影者がレリ
ーズ操作を停止した後に引き続きレリーズ操作を行うこ
とは頻繁にあるわけで、そのような時に毎回振動検出手
段91を起動するのを防ぎ、その出力安定までの待機時
間を短くする為であり、振動検出手段91が既に起動し
ているときには該振動検出手段91は起動既信号を遅延
手段93に送り、その遅延時間を短くしている。
【0076】以上のように本実施形態では係止手段の係
止部(ロックリング719)を地板部(支持手段)の地
板71とバヨネット結合させること及び係止部(ロック
リング719)を係止方向(ロック方向)に回して地板
71に装入し、係止解除方向(アンロック方向)に回転
してバヨネット結合し、弾性手段(ロックゴム726)
によりバヨネット抜け止めすることにより組立性が良
く、作動音が小さい安定した係止装置を得ている。
【0077】又係止部(ロックリング719)の質量が
集中しているところ(係止部駆動用の電磁駆動手段:コ
イル720)を制限部材(ロックゴム726)で受ける
ことにより作動時の発生音質の劣化を防ぐと共に係止部
(ロックリング719)の作動時変形を防ぎ、安定な係
止装置を得ている。又制限手段(ロックゴム726)が
固定部(支持手段:第2ヨーク72)と係止部駆動用の
電磁駆動手段(ヨーク727)に挟まれて固定される構
成にした為、組立作業性の良い係止装置を得ている。
【0078】又係止部(ロックリング719)の係止方
向(ロック方向)と非係止方向(アンロック方向)の両
方向の駆動範囲の制限を行うことで確実な係止及び係止
解除動作を実現させることができ、特に係止部(ロック
リング719)を非係止状態(アンロック状態)に保持
する保持部(アーマチュア724(鉄片),吸着ヨーク
729(電磁石),吸着コイル730,で構成)の鉄片
と電磁石の互いの当接位置を調整するイコライズ手段
(アーマチュア軸721,アーマチュアゴム722,ア
ーマチュアバネ723)を動作させる為の係止部(ロッ
クリング719)の駆動余裕量を少なくする方向に係止
部の駆動範囲を弾性部(ロックゴム726)で弾性的に
規制して良好なる係止装置を得ている。
【0079】又前述したレンズ鏡筒を含んだ光学機器を
用いて所定面(感光面)上に物体像(画像)を形成する
ようにしている。
【0080】次に本発明に係る構成の特徴について説明
する。図16は本発明の実施形態の一部分の拡大説明図
であり、図7の一部分の拡大図に相当している。本実施
形態ではロックリング719に固定するコイル720の
リード線720aは4本縒り線のテトロン被覆線ツイス
トペア構成でフレキシブル基板716の幹部716dに
ハンダ付けされている。
【0081】次にこの構成について図16〜図21を用
いて説明する。コイル720のリード線720aはコイ
ル両端出力をフレキシブル基板716に接続する為に図
9,図10で示した様に2本配線されるが、実際にはこ
の2本もツイストペアにまとめられて1本となっている
為に図16以下の図では縒り線(リード線)720aは
1本で示している。
【0082】コイル720の端子(引き出し線)はポリ
ウレタン導線の単線であり、この引き出し線はロックリ
ング719の外周を沿って端子719hにて4本縒り線
(以下リード線)720aと接続されている。
【0083】ここでコイル720の引き出し線をそのま
まフレキシブル基板716に接続しないのはこの引き出
し線は太く腰がある為にロックリング(駆動部)719
の回転の負荷となる為である。同様な理由でフレキシブ
ル基板716とロックリング719間の接線をフレキシ
ブル基板716で行なうと、その弾性力がロックリング
719の回転の負荷になる為に腰の無い(柔らかい)4
本縒り線のリード線にて接続を行っている。
【0084】尚、コイル720の引き出し線をコイル7
20の付け根から端子719hまでロックリング719
の外周を這わすのは、引き出し線をフック719k(図
7)719l,719m(図8)に引っ掛けながら引っ
張りぎみに配線して端子719hにハンダ付けしても良
いし、接線用コイル付け根から端子719hまでの長さ
のフレキシブル基板716を作りフック719k,l,
mに引っ掛けてロックリング719の外周に粘着テープ
固定し、このフレキシブル基板上に端子719hを形成
し、コイル720の付け根にて引き出し線をハンダ付け
しても良い。
【0085】図16において11はレンズ鏡筒を支持す
る固定鏡筒の一部であり、図16の紙面上方より地板
(非駆動部)71に向けて延出し、斜線部にて地板71
と当接している。リード線720aはロックリング71
9の外周壁と719nと固定鏡筒11の規制壁11aに
挟まれており、屈曲部720bにてUターンしてフレキ
シブル基板716の幹部716dの端子716eにハン
ダ付けされる。
【0086】ここでフレキシブル基板716の幹部71
6dの一部には予め両面テープ12用の両面テープ貼付
部が設けられ、そこに両面テープ12が粘着されてお
り、リード線720aは端子(ランド部)716eにハ
ンダ付けされた後、矢印13方向に押し付けるという簡
単な作業で両面テープ12上に短時間で粘着固定され
る。
【0087】図18は図16を矢印13方向から見たフ
レキシブル基板716とリード線の関係を示す説明図で
ある。図17,図19はその各々の側面から見た展開図
である。図18において両面テープ12の一端はフレキ
シブル基板716の幹部716dの端部716eより長
く延びている。これはフレキシブル基板716の端部は
エッジ状になっており、この部分でリード線720aが
擦れることで断線が生じる可能性があるが、図18のよ
うに両面テープ12が端部716eより長くなっていれ
ばリード線720aが端部716eと接触することはな
く断線が生じることはない。
【0088】ロックリング719は補正手段の係止,非
係止の度に回転し、リード線720aもこの回転に伴い
屈曲する。一般にリード線720aの最も弱い部分はハ
ンダ付けの付根部である。これはハンダ熱により被覆が
剥れていること等による。このハンダ付け付根部が屈曲
しないように保護する役割として両面テープ12が端子
716e近傍に設けられ、ここでリード線720aを固
定している。ここで端子716eに対し両面テープ12
が離間しているのは、もしも隣接していると取付誤差等
で端子部が両面テープ12に覆われてしまうことやハン
ダの熱で両面テープ部が柔らかくなり、端子にリード線
がうまくハンダ付けできなくなる為である。
【0089】ロックリング719側の端子719hの近
傍にも両面テープ14が取り付けられており、リード線
720aは粘着固定される。以上の構成により端子部付
近でのリード線720aの断線が無くなるようにしてい
る。
【0090】図17においてリード線720aはロック
バネ728近傍の右側に配線されており(図16ではロ
ックバネ728の上方にリード線720aが配線)衝撃
等で矢印15の方向にリード線720aが押されるとコ
イルバネ728と接触する恐れもある。
【0091】図20はロックリング719が回転し、補
正手段を非係止状態にした図であり(図16は係止状態
の図)このときコイルバネ728は最も伸びた状態でコ
イルバネ728の巻間隔δSPは最も広い。そしてこの間
にリード線720aが落ち込んで挟まれてしまうとこの
部分でリード線が断線する可能性がある。
【0092】そこで本実施形態では図16〜図20に示
すようにリード線720aは図を見易くする為に単線で
示しているが、上述したように実際は4本縒り線で構成
することで腰をなくし、ロックリング719の回転負荷
とならないようにしている。
【0093】そして更にコイル両端の2本の引き出し線
がある為、各々4本の縒り線をツイストペアにして1本
にまとめ、8本の縒り線となっている。そしてこのとき
リード線の太さδL (図21)は δL >δSP となるように縒り合わされている。このようにリード線
720aの太さをコイルバネ728の巻間隔よりも太く
して、この間にリード線が落ち込むことが無いようにし
ている。
【0094】これによってコイルバネ728に挟まれて
リード線720aが断線することが無いようにしてい
る。リード線720aはロックリング719の外周壁7
19nと規制壁11aに挟まれており、一端がロックリ
ング719に固定されている為にロックリング719の
回転に伴いリード線720aは無限軌道状の動きを行な
う。
【0095】その為図16の屈曲部720b頂点720
cは連続的に移動して図20の位置に至る。即ちリード
線720a上の屈曲区間が移り変ってゆく。もしも屈曲
部が常に同区間ならばロックリング719の回転による
繰り返し応力でリード線が疲労して断線してしまうが、
このように屈曲部が移り変わることで疲労の集中を防い
でいる。
【0096】尚、図16の状態で規制壁11aがないと
ロックリング719を回転させると図28のようにリー
ド線は矢印16の方向に振られる。すると両面テープ1
2,14との付根720d,720eに繰り返し応力が
集中し、この部分で断線してしまう可能性がある。これ
に対して本実施形態では規制壁11aを設けて矢印16
方向(延出方向)の振れをなくすことにより上記断線を
回避している。
【0097】本実施形態ではリード線720aの一端は
フレキシブル基板716の幹部716dにハンダ付けさ
れている。フレキシブル基板716の幹部716dは図
17の矢印17方向に可撓となっている。そしてこの可
撓部によってリード線720aに加わる繰り返し応力を
吸収している為にリード線720aに加わる繰り返し応
力は少なくなり、これによりリード線720aが疲労で
断線してしまうことを防いでいる。
【0098】以上のように本実施形態では、 (C1)リード線720aの一端を可撓のフレキシブル
基板716と接続 (C2)固定筒の一部にリード線720aを挟む規制壁
11aを作る (C3)リード線720aの端子部近傍を両面テープ1
2で止める (C4)フレキシブル基板716の端部(エッジ部)が
リード線720aと擦れ合わないようにする (C5)リード線720aを縒り合わせてコイルバネの
最大巻間隔より太くすることにより、リード線の断線を
防ぎ、信頼性の高いレンズ鏡筒を得ている。
【0099】図22〜図24は本発明の実施形態2の一
部分の要部概略図である。本実施形態は実施形態1に比
べてリード線720aの端子部を両面テープで止着する
代わりにビニールテープ等のテープ21を用いて止着し
ている点が異なっており、その他の構成は同じである。
【0100】本実施形態ではリード線720aを端子7
16eにハンダ付けした後に、リード線720を覆うよ
うにテープ21をフレキシブル基板716の幹部716
dに粘着している。この場合、予めフレキシブル基板7
16の幹部716eに両面テープを貼っておく必要がな
い為に作業性が良くなるという効果がある。
【0101】図25は本発明の実施形態3の一部分の要
部概略図である。本実施形態は実施形態1に比べてロッ
クリング719の外周にフレキシブル基板31が設けら
れており、このフレキシブル基板31は屈曲部31a
(折り曲げ部)によりUターンして端子31bにてリー
ド線720aとハンダ付けされている点が異なってい
る。尚フレキシブル基板31は図25のようにロックリ
ング719の一部に設けられているが、これに限られ
ず、ロックリング719の外周に沿って延出し、コイル
720の付け根迄至るものであっても良い。
【0102】そしてこの屈曲部31aの撓みによっても
リード線720aに加わる繰り応力を吸収し、リード線
720aに更に負荷が加わらないようにしている。
【0103】又本実施形態では実施形態1に比べて地板
71からピン(突出部)32が突出している点が異なっ
ている。このピン32はレンズ鏡筒の防振動作には何も
機能しないが、組立性を向上させるものである。リード
線720aはロックリング719の端子に予めハンダ付
けされた状態にあり、ロックリング719を地板71に
組み込んでリード線720aをピン32に引っ掛けて屈
曲部が生じるようにUターンさせて端子(ランド部)7
16eにハンダ付けしている。
【0104】このようにリード線720aの配線時に引
っ掛け部を利用することでリード線720aの屈曲位置
が明確になり、簡単にリード線720aのロックリング
719の外周壁719n側と規制壁11a側がほぼ同一
長さにすることができる(屈曲部に対して略対称)。
【0105】これはもしも屈曲部が、より端子716e
に近い所にしてしまうとリード線720aの外周壁71
9n側に弛んでしまい、ここに新たな屈曲部ができてそ
こで断線の可能性も生じるが、ピン32により屈曲部が
明確になることで上記問題も回避している。
【0106】図26は本発明の実施形態4の一部分の要
部概略図である。本実施形態は実施形態1に比べてロッ
クリング719から腕41aが延出してガイドローラ
(押付部)41が先端に設けられている点が異なってい
る。このガイドローラ41は先の実施形態3と同様に組
み込み時の引っ掛けとなっていると共にリード線720
aを規制壁11aに押し付けてゆく役割を果たしてい
る。
【0107】このガイドローラ41はロックリング71
9の回転につれて矢印42方向に動いてゆき、リード線
720aの屈曲していた部分を規制壁11aに押し付け
てゆく押付部としての作用をしている。この為ガイドロ
ーラ41はロックリング719の回転につれてリード線
720aの屈曲部が移動してゆくことを滑らかにして一
点の区間に屈曲部が集中して断線を生じてしまうことを
効果的に防いでいる。
【0108】図27は本発明の実施形態5の一部分の要
部概略図である。本実施形態は実施形態1に比べてロッ
クバネ728の長さ方向の中央部にガイド部材としてガ
イドローラ51が設けられており、ガイドローラ51は
一部断面で示したラック51aがロックバネ728と噛
み合っている点が異なっている。ガイド部材51はロッ
クバネ728の長さ方向の中央に設けられている為、ロ
ックバネ728がロックリング719の回転(係止解
除)に伴って矢印52方向に伸びるとガイドローラ51
はその半分の量だけ矢印53の方向に伸びる。
【0109】リード線720aの屈曲部720bの中心
720dはロックリング719の回転に伴いその略半分
の量だけ矢印53方向に移動する。これはリード線72
0aが無限軌道状に屈曲してゆくからである。即ち、中
心720dの移動量とガイドローラ51の移動量は略等
しくなる。
【0110】本実施形態ではこのガイドローラ51にて
屈曲位置を常にガイドして位置決めしておき、これによ
りどの状態でもリード線に弛みが生ずることもなく、応
力が集中する区間が無くなるようにして断線等の心配が
なく、信頼性の高いレンズ鏡筒を得ている。
【0111】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、筐体内に
収納保持した可動筒、例えば防振用レンズ保持部等の駆
動部とカメラ本体に対して不動の固定筒等の非駆動部と
をリード線で電気的に適切に接続することにより駆動部
が駆動してリード線が種々と変移しても断線することな
く良好に、しかも高い信頼性で接続することができる接
続装置及びそれを用いたレンズ鏡筒を達成することがで
きる。
【0112】この他本発明によれば、リード線の一端を
可撓フレキシブル基板に接続すること、上記フレキシブ
ル基板に屈曲部を設けること、リード線の端部を粘着テ
ープで止めること、屈曲部を連続的に移動させる規制手
段を設けること、屈曲部変化をガイドするガイドローラ
を設けること、リード線はコイルバネに挟まれないよう
に太くすること等により、リード線の断線を防ぎ、信頼
性の高い接続装置を実現している。
【0113】又上記粘着テープとして両面テープを使用
すること、屈曲部を位置決めする引っ掛けピンを設ける
ことでこの接続装置の組立性を向上させ、更に規制手段
としてリード線を挟む壁を形成することでコンパクトな
規制手段を構成し、装置全体の小型化を図っている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の一部分の要部斜視図
【図2】図1の一部分の要部断面図
【図3】図2の一部分の説明図
【図4】図3の矢印79c方向から見たときの要部平面
【図5】図1の一部分の要部斜視図
【図6】図1の一部分の要部斜視図
【図7】図1の一部分の要部平面図
【図8】図1の一部分の要部斜視図
【図9】図1の一部分の要部平面図
【図10】図1の一部分の要部平面図
【図11】図1の一部分の要部断面図
【図12】本発明の実施形態1の説明図
【図13】本発明の実施形態1の説明図
【図14】本発明の実施形態1の要部ブロック図
【図15】従来のレンズ鏡筒の要部斜視図
【図16】本発明の実施形態1の一部分の拡大説明図
【図17】本発明の実施形態1の一部分の拡大説明図
【図18】本発明の実施形態1の一部分の拡大説明図
【図19】本発明の実施形態1の一部分の拡大説明図
【図20】本発明の実施形態1の一部分の拡大説明図
【図21】本発明の実施形態1の一部分の拡大説明図
【図22】本発明の実施形態2の一部分の拡大説明図
【図23】本発明の実施形態2の一部分の拡大説明図
【図24】本発明の実施形態2の一部分の拡大説明図
【図25】本発明の実施形態3の一部分の拡大説明図
【図26】本発明の実施形態4の一部分の拡大説明図
【図27】本発明の実施形態5の一部分の拡大説明図
【図28】本発明の実施形態1の効果の説明図
【符号の説明】
71 地板(支持手段)(非駆動部) 72 第2ヨーク 73,718 永久磁石 712 第1ヨーク 719 ロックリング(係止部)(駆動部) 727 ヨーク 75 支持枠(光学保持手段) 726 弾性手段(制限部材) 31,716 フレキシブル基板 728 コイルバネ 720a リード線 41,51 ガイドローラ(押付部) 11a,719n 規制壁 12,14 粘着テープ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動部の一部にリード線の一端を固定
    し、該リード線の他端をフレキシブル基板の可動領域に
    結合し、該フレキシブル基板の固定領域を非駆動部の一
    部に結合させて、該駆動部と該非駆動部とを電気的に接
    続したことを特徴とする接続装置。
  2. 【請求項2】 前記フレキシブル基板は屈曲部を有して
    いることを特徴とする請求項1の接続装置。
  3. 【請求項3】 駆動部と非駆動部とをリード線で電気的
    に接続する際、該リード線の両端部の少なくとも一端を
    該駆動部又は該非駆動部の一部に粘着テープで固定した
    ことを特徴とする接続装置。
  4. 【請求項4】 駆動部と非駆動部とをリード線で電気的
    に接続する際、該駆動部又は該非駆動部は該リード線の
    ハンダ付け用のランド部と該ランド部と離間して貼付し
    た両面テープ部とを有しており、該リード線の一端は該
    ランド部でハンダ付けされ、かつ該両面テープ部に押圧
    貼付して固定されていることを特徴とする接続装置。
  5. 【請求項5】 駆動部と非駆動部とをリード線で電気的
    に接続する際、該リード線は該駆動部の移動に伴って変
    位する屈曲部を有しており、該屈曲部の近傍に該屈曲部
    の区間が該駆動部の駆動に伴って連続的に変化するよう
    にした規制手段を設けたことを特徴とする接続装置。
  6. 【請求項6】 前記規制手段は前記駆動部の駆動方向に
    沿って前記リード線の延出方向が変化しないように該リ
    ード線を挟む規制壁より成っていることを特徴とする請
    求項5の接続装置。
  7. 【請求項7】 前記規制壁は前記非駆動部に設けられて
    おり、前記駆動部は前記リード線の一部を該規制壁に押
    圧する押付部を有していることを特徴とする請求項6の
    接続装置。
  8. 【請求項8】 駆動部と非駆動部とをリード線で電気的
    に接続する際、該駆動部と該非駆動部はコイルバネで駆
    動規制されており、該リード線は複数の導線を縒り合わ
    せて構成されており、該リード線の径は該駆動部の駆動
    に伴う該コイルバネの最大伸びのときの巻間隔よりも、
    太くなるように構成していることを特徴とする接続装
    置。
  9. 【請求項9】 駆動部と非駆動部とをリード線で電気的
    に接続する際、該非駆動部に設けた突出部に該リード線
    を掛止させて該リード線に屈曲部を形成していることを
    特徴とする接続装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から9の何れか1項記載の接
    続装置を筐体内に収納保持していることを特徴とするレ
    ンズ鏡筒。
  11. 【請求項11】 請求項10のレンズ鏡筒を用いて所定
    面上に画像を形成するようにしたことを特徴とする光学
    機器。
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Cited By (4)

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