JPH0970412A - 紙オムツの曲線ギャザ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】予めメモリ上に設定した曲線ギャザ位置の制御
曲線に基づいてゴムの配置位置を制御することにより、
ゴムの曲線ギャザ制御が極めて容易な装置を提供する。 【解決手段】コントローラ２０のメモリ２３には製品ナ
ンバーごとに曲線ギャザ制御データが記憶されており、
ロータリエンコーダ１０は製品位置データを検出し、こ
れからゴム５の配置すべき位置を曲線ギャザ制御データ
を参照して求める。そしてそのデータに基づいてサーボ
モータ１１を制御しアクチュエータ部１２を駆動制御し
てゴム５の位置を決める。製品開始位置信号発生部２１
は製品ごとに基準タイミングパルスをコントローラ２０
に対して与える。また補正スイッチ２２はメモリ２３に
記憶されている曲線ギャザ制御データを微調整するのに
リアルタイムまたはコントローラオフ時に操作される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、紙オムツを連続的
に形成する際のギャザ用のゴムを、所定の曲線に合わせ
ながら上下の紙の間に入れていく制御装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】図９は、従来の曲線ギャザ制御装置を用
いた紙オムツ製造装置の概略構成を示している。同図に
おいて、上紙ロール１からは上紙２が供給され、下紙ロ
ール３からは下紙４が供給される。この上紙２と下紙４
の間には２本のギャザ用ゴム５が置かれ、曲線ギャザ制
御部６においてそれらの２本のゴムが曲線状に配置され
るように制御される。なお、ゴム５をギャザ状態にする
ために、実際には上下紙の送り速度に対するゴム５の相
対送り速度も図外のゴム供給部において制御されるよう
になっている。このようにしてゴム５の配置位置が制御
され、上紙２、ゴム５、下紙４の積層部は紙貼り合わせ
用ロール７、８の所まで搬送され、このロール対向部に
おいて圧着されゴム５を間にして上下紙が貼り合わされ
る。以上の制御の結果、図のＡの領域においてゴム５に
よる曲線ギャザが形成された紙オムツが出来る。上紙２
および下紙４はロール１、３から連続紙として順次供給
されており、且つゴム５も連続的に供給されているため
に、上記のようにして形成された紙オムツは、曲線ギャ
ザ制御部６においてゴム５の配置位置を順次同じように
曲線状に制御していくことにより、連続的に製造されて
いく。したがって、紙貼り合わせ用ロール７、８を通過
した上下紙を所定の位置でカットすることにより、紙オ
ムツが順次得られるようになる。

【０００３】以上の装置において、従来の曲線ギャザ制
御部６はカム機構を主体として構成し、このカム機構を
駆動することにより、カム曲線に従って曲線ギャザＡを
形成するようにしている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カム機
構を使用する装置では、製品が変わるたびにカムの設計
が必要であり、且つそのカムの交換も必要になってくる
ために作業性が非常に悪いという不都合があった。ま
た、曲線ギャザ制御部６と、実際の曲線ギャザが圧着に
よって固定される紙貼り合わせ用ロール７、８の位置と
は、所定の距離だけ離れ、この間においてゴムの特性上
該ゴムの搬送状態を安定なものにできる保証がないため
に、実際に作られる曲線ギャザＡとカムによって設計さ
れる曲線ギャザとが必ずしも一致しないという欠点があ
り、そのため複数回のカム設計および試験が必要となる
問題があった。

【０００５】本発明は上記の欠点に鑑みてなされたもの
であり、予めメモリ上に設定した曲線ギャザ位置の制御
曲線に基づいてゴムの配置位置を制御することにより、
ゴムの曲線ギャザ制御が極めて容易な装置を提供するこ
とを目的とする。

【０００６】また、予め設定した上記制御曲線と実際の
ギャザの曲線とが一致しない場合にも該制御曲線を簡単
に修正できる装置を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に係る
紙オムツの曲線ギャザ制御装置は、紙オムツ用の上紙と
下紙をロールから供給する時に、その上下紙間にギャザ
用の２本のゴムを、該ゴムの各々のギャザ位置が曲線状
となるように配置していく紙オムツの曲線ギャザ制御装
置において、前記上下紙の搬送位置を検出する搬送位置
検出手段と、前記ゴムの配置位置を前記上下紙の搬送方
向に垂直な任意の位置に設定するゴム配置位置設定手段
と、前記上下紙の搬送位置に対応する前記ゴムの曲線ギ
ャザ位置の制御データを予め記憶する曲線ギャザ制御デ
ータ記憶手段と、該曲線ギャザ制御データ記憶手段を参
照して前記搬送位置検出手段で検出した前記上下紙の搬
送位置に対応する前記ゴムの曲線ギャザ位置を求め、前
記ゴムの配置位置が該曲線ギャザ位置になるように前記
ゴム配置位置設定手段を駆動制御する制御手段と、を備
えてなることを特徴とする。

【０００８】上記の構成では、搬送位置検出手段で検出
した上下紙の搬送位置に対応して曲線ギャザ制御データ
記憶手段よりゴムを配置すべきデータを読出し、そのデ
ータによりゴム配置位置設定手段を駆動制御する。上下
紙の搬送位置を検出する搬送位置検出手段は、たとえば
ローラの回転軸に取り付けられたロータリエンコーダで
構成することができ、また上記ゴム配置位置設定手段は
サーボモータとその回転軸に設けられたアクチュエータ
などで構成することができる。このような構成により、
カムを使用しなくても簡単にゴムの曲線ギャザを形成す
ることができる。

【０００９】本発明の請求項２に係る装置は、紙オムツ
の始端位置を表す開始信号を１つの紙オムツごとに生成
する開始信号生成手段を備え、該開始信号生成手段が生
成されるごとに前記制御手段による前記ゴム配置位置設
定手段の駆動制御を行うことを特徴とする。

【００１０】この構成では、上下紙がロールで順次供給
されてくるために、紙オムツの長さごとに基準信号が必
要になってくる。そこで、この基準信号を紙オムツの始
端を表す開始信号とする。開始信号生成手段が１つの紙
オムツごとにこの紙オムツの始端位置を表す開始信号を
生成することにより、制御手段はこの開始信号を検出す
るごとに曲線ギャザを形成するための制御を行う。

【００１１】本発明の請求項３に係る装置は、前記曲線
ギャザ制御データ記憶手段に記憶されている曲線ギャザ
位置の制御データを補正する補正スイッチを設けたこと
を特徴とする。

【００１２】この構成では、リアムタイムで、または装
置のオフ時において曲線ギャザ制御データを補正（微調
整）することができる。したがって、ゴムの物性や機械
的な構造、配置などを要因として実際の曲線ギャザが設
計値とならない場合には、この補正スイッチによる微調
整により容易に所望の曲線ギャザに補正することができ
る。

【００１３】

【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施の形態であ
る紙オムツの曲線ギャザ制御装置を用いた紙オムツ製造
装置の概略構成図を示している。

【００１４】構成において、図９に示す従来の装置と相
違する点は、図１に示す装置においては、紙貼り合わせ
用ロール８の回転軸にロータリエンコーダ（ＲＥ）１０
を設け、曲線ギャザ制御部６を、図９に示すようなカム
機構ではなく、サーボモータ１１とアクチュエータ部１
２とで構成した点である。後述のように、ロータリエン
コーダ（ＲＥ）１０によって曲線ギャザ制御部６の位置
を通過する上下紙の位置を検出する。この場合、曲線ギ
ャザ制御部６の位置とロータリエンコーダ（ＲＥ）１０
の間隔Ｌはオフセット長さとして考慮され、結果として
ロータリエンコーダ（ＲＥ）１０の検出値が曲線ギャザ
制御部６の位置を通過する上下紙の搬送位置となるよう
に、該ロータリエンコーダ（ＲＥ）１０の設計またはそ
の出力処理が行われる。なお、実際にはロータリエンコ
ーダ（ＲＥ）１０の出力は、曲線ギャザ制御部６の位置
を通過する上下紙の搬送位置を表すものである必然性は
特になく、上下紙が連続的に同一速度で送られてくる限
り、後述の基準パルス発生位置に対する相対位置を示す
ものであればよい。曲線ギャザ制御部６では、上記ロー
タリエンコーダ（ＲＥ）１０の出力に基づいてサーボモ
ータ１１を制御し、アクチュエータ部１２により、ゴム
５の配置位置を図の矢印方向に移動制御する。ロータリ
エンコーダ（ＲＥ）１０の出力は図外のコントローラに
入力され、このコントローラではロータリエンコーダ出
力に基づいて予め記憶されている曲線ギャザ制御データ
を参照しサーボモータ１１を制御する。すなわち、ロー
タリエンコーダ出力である上下紙の位置情報に対応する
ゴム配置位置を曲線ギャザ制御データを参照して求め、
ゴム５がその配置位置になるようにサーボモータ１１を
制御する。

【００１５】また、上下紙はそれぞれ上紙ロール１およ
び下紙ロール３から連続的に供給されるために、１つの
紙オムツの先端位置に対応する位置で基準タイミング
（製品開始位置信号）を発生させ、この基準タイミング
に基づいて上記のサーボモータ１１の制御を行う。

【００１６】図２は、上記曲線ギャザ制御装置の構成を
示す図である。

【００１７】コントローラ２０にはロータリエンコーダ
（ＲＥ）１０から上下紙の位置データが入力され、ま
た、製品開始位置信号発生部２１から製品開始位置を表
す基準タイミングパルスが入力する。なお、この基準タ
イミングパルスはロータリエンコーダ（ＲＥ）１０で生
成するようにしてもよい。コントローラ２０にはこの
他、補正スイッチ２２およびメモリ２３が接続されてお
り、メモリ２３には、紙オムツの製品ナンバーごとに曲
線ギャザ制御データが記憶されている。曲線ギャザ制御
データは、曲線ギャザ制御部６の位置での上下紙の搬送
位置に対応するゴム５の曲線ギャザ位置を表すデータで
ある。また、補正スイッチ２２は、上記曲線ギャザ制御
データをコントローラ２０が動作している時にリアルタ
イムで補正したり、あるいはコントローラ２０が動作し
ていない時に該制御データを補正するためのスイッチで
ある。

【００１８】サーボモータ１１に連結されるアクチュエ
ータ部１２は、駆動軸に連結された駆動プーリ１３、従
動プーリ１４、これらのプーリ１３、１４間にかけられ
たタイミングベルト１５、ゴム５をガイドするためのガ
イド部１６、１７、およびこのガイド部１６、１７を図
の垂直方向に案内するガイドシャフト１８とから構成さ
れている。ガイド部１６、１７の先端部は各々タイミン
グベルト１５の所定の位置に係止されている。

【００１９】上記の構成で、サーボモータ１１が回転す
ると、駆動プーリ１３、従動プーリ１４が回転してタイ
ミングベルト１５が移動することにより、ガイド部１
６、１７がガイドシャフト１８に沿って図の上下方向に
移動する。この時、ガイド部１６が上方向に移動すると
ガイド部１７は下方向に移動し、ガイド部１６が下方向
に移動するとガイド部１７は上方向に移動する。すなわ
ち、１組のガイド部１６、１７はサーボモータ１１の回
転に応じて同じ量だけ広がる方向にまたは狭まる方向に
移動する。ガイド部１６の先端部には、図３に示すよう
に、ゴム５を通過させるための孔部１６ａが形成されて
おり（ガイド部１７の先端部も同様な構成）、この孔部
１６ａにゴム５が貫通させてあるために、ガイド部１
６、１７の移動により、ゴム５も同じ量だけ移動する。
これにより、曲線ギャザ制御部６の位置でのゴム配置位
置を制御することができる。

【００２０】図４はメモリ２３に記憶されている曲線ギ
ャザ制御データを示す図である。ロータリエンコーダ
（ＲＥ）１０の読取りデータに対応するゴム５の曲線ギ
ャザ位置を表す曲線ギャザ制御データは、同図の曲線Ｐ
によって表されている。すなわち、基準タイミングでは
曲線ギャザ位置がＡの位置であり、ロータリエンコーダ
（ＲＥ）１０の読取りデータである製品位置がａの時に
は曲線ギャザ位置がＡであり、同様に製品位置がｂ、ｃ
の時にはそれぞれ曲線ギャザ位置がＢ、Ｃの位置となっ
ている。同図から明らかなように、Ｘの領域において制
御データＰが椀状となっているために、この位置でゴム
５の位置が狭まる方向に移動し曲線ギャザが形成され
る。なお、ギャザ部を実際に作るためにはゴム５の送り
速度を上下紙の送り速度に対し所定の比率で遅くする必
要がある。このため、図４ではゴム送り速度の制御デー
タＱも示している。すなわち、このＸの領域においてゴ
ム送り速度を一定の量だけ遅くすることにより領域Ｘに
おいてギャザ部が形成される。また、補正スイッチ２２
によりコントローラ２０による制御中に曲線ギャザ制御
データＰの全体または一部を図の矢印の様に上下方向に
シフト制御することができる。制御データＰをコントロ
ーラの動作中に制御することによってリアルタイムで曲
線ギャザの位置制御を行うことが可能であるが、サーボ
モータ１１への出力データに補正量を加えるようにして
も同じ結果を得ることができる。勿論、コントローラの
動作していない時にも制御データを補正することが可能
である。このような制御データＰの補正により、実際の
曲線ギャザがメモリ２３に記憶されている曲線ギャザ制
御データのようにならなかった場合でも、この補正スイ
ッチ２２の微調整操作により所望の曲線ギャザを作るこ
とができるようになる。上記メモリ２３には、製品ナン
バーごとに曲線ギャザ制御データをファイルとして記憶
することができるが、この製品ナンバーごとの曲線ギャ
ザ制御データは、図５に示すようにパソコン３０によっ
て作成し、それをフロッピイディスクやＲＳ２３２Ｃの
シリアル通信手段等を介してコントローラ２０に送るこ
とができる。パソコン３０では、モニター３１上で図４
に示すような実際の曲線ギャザ制御データを作成し、必
要なデータ変換を行った後、これをフロッピイや通信手
段を介してコントローラ２０に対して送る。逆に、コン
トローラのメモリ２３に既に記憶されている制御データ
をパソコン３０側に戻しその制御データの変更を行うこ
とも可能である。このような方法により、コントローラ
に記憶する曲線ギャザ制御データを所望のものにするこ
とが極めて容易になる。

【００２１】図６〜図８はアクチュエータ部１２の他の
例を示す図である。図６に示す例では、駆動円板４０に
２つのロッド４１、４２を取り付け、このロッドの先端
部にゴム５のガイド部４３、４４を取り付けたものであ
る。４５は、これらのガイド部４３、４４の案内を行う
ガイドシャフトである。この例では、サーボモータ１１
によって駆動円板４０を右方向または左方向に所定の角
度回転することにより、ゴム５のガイド部４３、４４を
同じ量だけ広がるようにまたは狭まるように移動させる
ことができる。

【００２２】図７は、駆動プーリ１３、従動プーリ１
４、タイミングベルト１５を用いる点では図２に示す例
と同じであるが、この駆動プーリ１３の軸に先端部に長
孔を形成したレバー５０を取り付け、このレバー５０の
長孔に駆動円板５１に取り付けた偏心ピン５２を係合さ
せている。この例では、サーボモータ１１により駆動円
板５１を右方向または左方向に回転させると、偏心ピン
５２とレバー５０の長孔の係合状態が変化することによ
り、レバー５０が揺動し、その結果駆動プーリ１３が回
動してゴム５のガイド部１６、１７を同じ量だけ広がる
ようにまたは狭まるように移動させることができる。

【００２３】図８は、駆動部として２つのサーボモータ
６０，６１を用い、各サーボモータ６０、６１にボール
ネジ６２、６３を取り付け、これにガイド部６４、６５
を係合させた例を示している。

【００２４】図２および図６〜図８のいずれの構成もカ
ムを使用するものではなく、全てメモリ２３に記憶され
ている曲線ギャザ制御データに基づいてゴムの配置位置
を決めるアクチュエータであるために、製品が変わって
も、これらのアクチュエータを何ら変更する必要がな
い。すなわち、曲線ギャザの変更を必要とするときに
は、メモリ２３に記憶されている製品ナンバーを変える
か、その製品ナンバーの曲線ギャザ制御データを変更す
るかあるいは補正スイッチ２２によって該制御データを
微調整するだけで所望の曲線ギャザを得ることができ
る。

【００２５】

【発明の効果】本発明では、従来のようなカム機構を使
用する必要が全くなく、制御データの設定、更新、微調
整だけで所望の曲線ギャザを得ることができるために極
めて生産性がよく、また変更や追加等に対しても迅速に
容易に対応できる利点がある。また、紙オムツの開始位
置を表す開始信号を１つの紙オムツごとに生成すること
により、紙オムツごとの曲線ギャザが容易に得られる。

【００２６】また、補正スイッチによって曲線ギャザを
リアルタイムにあるいはコントローラの動作していない
時に微調整できるために、所望の曲線ギャザを容易に得
ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態である曲線ギャザ制御装置
を使用する紙オムツ製造装置の概略構成図である。

【図２】上記曲線ギャザ制御装置の構成図を示す図であ
る。

【図３】曲線ギャザ制御装置に用いられるゴムのガイド
部の概略を示す図である。

【図４】曲線ギャザ制御データおよびゴム送り速度制御
データを示す図である。

【図５】パソコンによって曲線ギャザ制御データを作り
コントローラに送る方法について説明するための図であ
る。

【図６】〜

【図８】アクチュエータ部の他の構成例をそれぞれ示す
図である。

【図９】従来の曲線ギャザ制御装置について説明するた
めの図である。

【符号の説明】

１０−ロータリエンコーダ １１−サーボモータ ２１−製品開始位置信号発生部 ２２−補正スイッチ ２３−メモリ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】紙オムツ用の上紙と下紙をロールから供給
   する時に、その上下紙間にギャザ用の２本のゴムを、該
   ゴムの各々のギャザ位置が曲線状となるように配置して
   いく紙オムツの曲線ギャザ制御装置において、 前記上下紙の搬送位置を検出する搬送位置検出手段と、 前記ゴムの配置位置を前記上下紙の搬送方向に垂直な任
   意の位置に設定するゴム配置位置設定手段と、 前記上下紙の搬送位置に対応する前記ゴムの曲線ギャザ
   位置の制御データを予め記憶する曲線ギャザ制御データ
   記憶手段と、 該曲線ギャザ制御データ記憶手段を参照して前記搬送位
   置検出手段で検出した前記上下紙の搬送位置に対応する
   前記ゴムの曲線ギャザ位置を求め、前記ゴムの配置位置
   が該曲線ギャザ位置になるように前記ゴム配置位置設定
   手段を駆動制御する制御手段と、を備えてなる紙オムツ
   の曲線ギャザ制御装置。
2. 【請求項２】紙オムツの始端位置を表す開始信号を１つ
   の紙オムツごとに生成する開始信号生成手段を備え、該
   開始信号が生成されるごとに前記制御手段による前記ゴ
   ム配置位置設定手段の駆動制御を行うことを特徴とす
   る、請求項１記載の紙オムツの曲線ギャザ制御装置。
3. 【請求項３】前記曲線ギャザ制御データ記憶手段に記憶
   されている曲線ギャザ位置の制御データを補正する補正
   スイッチを設けたことを特徴とする、請求項１または２
   記載の紙オムツの曲線ギャザ制御装置。