JPH0964359A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH0964359A
JPH0964359A JP22158295A JP22158295A JPH0964359A JP H0964359 A JPH0964359 A JP H0964359A JP 22158295 A JP22158295 A JP 22158295A JP 22158295 A JP22158295 A JP 22158295A JP H0964359 A JPH0964359 A JP H0964359A
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source
impurity region
semiconductor device
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Tsutomu Ichikawa
勉 市川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板表面のトレンチにゲート電極が埋め込まれ
て形成され、ソース・ドレイン拡散層が前記ゲート電極
の側部に位置する絶縁層を介してゲート電極の側方に形
成してある、いわゆる積み上げ拡散層型の半導体装置に
おいて、ドレイン近傍における高電界を緩和してホット
キャリア耐性が向上した半導体装置及びその製造方法を
提供する。 【解決手段】ソース・ドレイン拡散層13の高濃度不純
物領域13aが低濃度不純物領域13bを介してチャネ
ル領域と接続した構造とする。これを実現するために、
ゲート電極31とこのゲート電極31の側方の基板にソ
ース・ドレイン低濃度拡散領域13bとを形成する工程
と、ゲート電極31の上にこのゲート電極31より幅広
でソース・ドレイン低濃度拡散層と重なりを持ったひさ
し体32を形成する工程と、ひさし体32をマスクとし
てソース・ドレイン拡散層の高濃度不純物領域13aを
イオン注入する工程で製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MOSFETの発
展型であるいわゆる積み上げ拡散型のMOSFET及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】微細化したMOSFETにおいては、短
チャネル効果の抑制のために、ソース・ドレイン拡散層
の浅接合化が図られている。しかし従来の構造において
は十分な浅接合化は困難であり、これを実現するための
構造としてソース・ドレイン拡散層領域をゲート電極の
側部に有するいわゆる積み上げ拡散層型(elevated sou
rce and drain)のMOSFETが注目されている。
【0003】このようなMOSFETの例を図4
(A)、(B)に示す。(A)のMOSFETは、素子
分離としてトレンチ型を用いると共に、CMP等の平坦
化技術により基板が平坦化されており、一方、(B)の
MOSFETは、素子分離としてフィールド酸化膜を用
いている点に違いがある。
【0004】このような積み上げ拡散層型のMOSFE
Tの製造方法について簡単に説明すると、まず、図5
(1)に示すように、選択酸化法を用いて基板101に
素子間分離酸化膜201を成長させた後に、多結晶シリ
コン301を堆積する。この多結晶シリコン層に不純物
をイオン注入し、更に絶縁膜202を堆積する。なお、
この製造方法の例では、ウエルの形成は行っていない。
【0005】次に、図5(2)に示すように、フォトリ
ソグラフィを用いて積み上げた絶縁膜と多結晶シリコン
層をパターニングして幅が0.3μm程度の溝400で
分離する。そして、図5(3)に示すように、絶縁層の
堆積、エッチバックで溝400側壁にサイドウオール2
03を形成し、拡散層の側壁を絶縁する。このサイドウ
オール203の厚みにより、ゲート長が定まる。更に、
パンチストッパー104用に不純物をイオン注入する。
この図では、更に、ソース・ドレイン拡散層103が積
み上げた多結晶シリコン層301からの不純物拡散で形
成される。
【0006】その後、ゲート酸化膜204の形成、多結
晶シリコンの堆積でゲート電極302の形成、層間絶縁
膜の堆積、配線層の形成を行って、図5(4)に示すよ
うな構造のMOSFETを得ることができる。このよう
なMOSFETによれば、微細化に伴うパンチスルーの
問題を解決することができ、MOSFETを立体化する
ことにより、0.1μmMOSFETが実現できるとさ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の積み上
げ拡散層型MOSFETは、ソース・ドレイン拡散層が
高濃度不純物領域のみからなる、いわば単一ソース・ド
レイン型のものであり、ドレイン近傍における高電界を
緩和するような例えばLDD構造ではなく、ホットキャ
リア耐性の劣ることが懸念される。そこで積み上げ拡散
層においても、LDD構造のような構造によりドレイン
近傍における高電界を緩和することが望まれていた。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、ソース・ドレイン拡散層領域をゲート電極の側部に
有する、いわゆる積み上げ拡散層型の半導体装置におい
て、ドレイン近傍における高電界を緩和してホットキャ
リア耐性が向上した半導体装置及びその製造方法を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、次の半導体装置及びその製造方法を提供す
る。 (1)基板表面のトレンチにゲート電極が埋め込まれて
形成され、ソース・ドレイン拡散層が前記ゲート電極の
側部に位置する絶縁層を介してゲート電極の側方に形成
してある半導体装置において、ソース・ドレイン拡散層
の高濃度不純物領域が低濃度不純物領域を介してチャネ
ル領域と接続した構造を有する半導体装置。 (2)基板表面のトレンチにゲート電極が埋め込まれて
形成され、ソース・ドレイン拡散層が前記ゲート電極の
側部に位置する絶縁層を介してゲート電極の側方に形成
してある半導体装置において、ソース・ドレイン拡散層
の高濃度不純物領域とこの高濃度不純物領域より基板垂
直方向に深い低濃度不純物領域とを有することを特徴と
する半導体装置。 (3)ソース・ドレイン拡散層の高濃度不純物領域が、
低濃度不純物領域を介してゲート電極の側方にある上記
(1)又は(2)記載の半導体装置。 (4)基板に埋め込められた埋込ゲート電極と重なり合
って接続され、該ゲート電極の側面より幅方向にはみ出
し、ゲート電極より幅広のひさし体が形成されてなる上
記(1)〜(3)いずれかに記載の半導体装置。 (5)基板表面のトレンチにゲート電極が埋め込まれて
形成され、ソース・ドレイン拡散層が前記ゲート電極の
側部に位置する絶縁層を介してゲート電極の側方に形成
してある半導体装置の製造方法において、ソース・ドレ
イン拡散層の高濃度不純物領域とこの高濃度不純物領域
より基板垂直方向に深い低濃度不純物領域とを自己整合
的に形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。 (6)基板表面に埋め込まれたゲート電極とこのゲート
電極の側方の基板にソース・ドレイン拡散層の低濃度不
純物領域とを形成する工程と、ゲート電極の上にこのゲ
ート電極より幅広でソース・ドレイン低濃度拡散層と重
なりを持ったひさし体を形成する工程と、前記ひさし体
をマスクとしてソース・ドレイン拡散層の高濃度不純物
領域をイオン注入する工程とを有することを特徴とする
半導体装置の製造方法。 (7)ひさし体が、ゲート電極上に選択的に成長させて
形成したものである上記(6)記載の半導体装置の製造
方法。 (8)ひさし体が、金属又は半導体である上記(6)又
は(7)記載の半導体装置の製造方法。 (9)高濃度不純物領域形成のイオン注入が、斜め方向
のイオン注入である上記(6)〜(8)いずれかに記載
の半導体装置の製造方法。
【0010】本発明の半導体装置は、基板表面のトレン
チにゲート電極が埋め込まれて形成され、ソース・ドレ
イン拡散層が前記ゲート電極の側部に位置する絶縁層を
介してゲート電極の側方に形成してある半導体装置に、
ソース・ドレイン拡散層の高濃度不純物領域が低濃度不
純物領域を介してチャネル領域と接続した構造を導入
し、いわゆるLDD構造をいわゆる積み上げ拡散層型の
MOSFETに採用したものである。
【0011】これを実現するために、本発明では、2種
類の製造方法を提供する。ひとつは、イオン注入あるい
は二重拡散により自己整合的に深さ方向のLDD構造を
得る。また、もう一つは、ゲート電極形成前後にソース
・ドレイン拡散層の低濃度領域を形成しておき、その後
ゲート電極に例えばタングステンを選択成長させて、ゲ
ート電極より幅広のひさし体を形成し、このひさし体を
マスクとしてイオン注入することにより、自己整合的に
LDD構造が実現できる。
【0012】更に、ひさし体をマスクとしてイオン注入
する際に、斜めにイオン注入することで、チャネル端と
高濃度不純物領域を接近させ、高濃度不純物領域におけ
る寄生抵抗に起因したMOSFETの電流能力の低下が
抑制できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、本発
明は、下記実施形態に限定されるものではない。図1
は、本発明の半導体装置のいくつかの構造の例を示す断
面図である。
【0014】図1(A)の(A−1)と(A−2)に示
す構造は、(A−1)がCMPなどの平坦化技術を用い
て基板を平坦化してあることと、素子分離がトレンチ構
造((A−2)は選択酸化法)となっている点で相違す
る(以下、(B)、(C)も同様)。このMOSFET
は、いわゆる積み上げ型であり、基板11に埋め込まれ
たゲート電極31の側方の基板には絶縁性側壁22を介
してソース・ドレイン拡散層13の高濃度不純物領域1
3aがあり、この高濃度不純物領域の下側には、低濃度
不純物領域13bがある。ゲート電極31と基板のウエ
ル12とは、ゲート絶縁膜23によって絶縁されてお
り、ゲート絶縁膜23の下側のウエル12にはパンチス
ルーストッパー14が設けられている。本MOSFET
では、ソース・ドレイン拡散層の高濃度不純物領域13
aが低濃度不純物領域13bを介してチャネル領域15
と接続した構造を有する。これらの拡散層は、トレンチ
素子分離又は選択酸化膜21によって隣接する領域から
電気的に分離され、更に、この例ではMOSFETのソ
ース・ドレイン拡散層13は、ウエルの中に形成されて
いる。
【0015】本構造のMOSFETは、チャネル15の
両端は低不純物濃度のn- 層13bであり、これを介し
て高不純物濃度のn+ 層13aに接続したLDD様の構
造となっており、ドレイン近傍の高電界が緩和されるた
め、ホットキャリア耐性に優れている。この図1(A)
のMOSFETの製造方法については後述する。
【0016】(A)に示した構造においては、ドレイン
近傍の高電界は緩和されるが、n-層13bにおける電
流密度はゲート電極側がより高いために、n- 層横の絶
縁膜22におけるホットキャリア注入に起因する劣化が
残る。これを回避した構造が図1(B)の構造例であ
る。n+ 層13aをゲート電極横の絶縁膜22から離す
ことによりドレイン電流の経路をこの絶縁膜22から離
し、よってホットキャリアの発生位置をこの絶縁膜22
から離してホットキャリアがこの絶縁膜22に注入され
難くしている。またこの構造においては、ゲートとソー
スまたはドレインとの間のオーバラップ容量がより低減
され、高速化も図られる。
【0017】図1(B)の高濃度不純物領域のゲート電
極側の末端をよりキャリア領域に接近させた構造が図1
(C)に示す例である。これにより、チャネル端とn+
層13aとの距離をより短くし、n- 層13bにおける
寄生抵抗に起因したMOSFETの電流能力の低下が抑
制できる。
【0018】次に、これらの構造を実現する製造方法に
ついて説明する。まず、図1(B−1)に示した構造を
実現する方法について図2で説明する。まず、図2
(1)に示すように、Si基板11表面に例えば深さ
0.5μmのトレンチ素子分離領域21とこれより深い
- /p- ウェル12を、それぞれSiのRIEと酸化
膜CVDおよびCMPによる平坦化、そしてイオン注入
などの方法により形成する。また、例えば深さ0.2μ
mの例えばn- 層13bをp-ウェル12表面にイオン
注入により形成する。なお、pMOSFETに関して
は、例えばイオン注入時のイオン種と注入領域の選択に
よって、nMOSFETと容易に作り分けられる。説明
の簡略化のため図および以降の説明においては省略す
る。
【0019】次に、図2(2)に示すように、例えば厚
さ0.1μmの第1絶縁膜24を堆積した後、ウェル領
域12にゲート電極埋め込み用の例えば深さ0.2μm
のSiのトレンチ40を形成する。これにより、ソース
・ドレイン拡散層13bを分離する。この場合、同時に
素子分離領域21にゲート電極と同層の配線層用のトレ
ンチを形成しても良いが、やはり図および以降の説明で
は省略する。なお、トレンチ40の側壁と底部との角に
はラウンドを付けておいても良い。
【0020】その後、図2(3)に示すように、トレン
チ40底部下側の基板にチャネルストッパ14をイオン
注入で形成し、更にゲート絶縁膜23を形成する。また
ここで、先にトレンチ40に絶縁層の堆積、エッチバッ
クにより、トレンチ40内部の側壁絶縁膜22を形成し
ておいても良い。この側壁絶縁膜22により、ゲート電
極31とソース・ドレイン層13bとを分離する。
【0021】次いで、図2(4)に示すように、ポリシ
リコンあるいはアモスファスシリコンを堆積後、第1絶
縁膜24上部に残らないように、例えばCMPでこれら
の上端を揃えるまで削り平坦化することにより、トレン
チ内に埋め込んだゲート電極31(および配線)を形成
する。ここでポリシリコンあるいはアモルファスシリコ
ンには、堆積時に同時にPをドープしておく。
【0022】次に、図2(5)に示すように、表面に露
出したゲート電極上に選択的にタングステンW(ひさし
体)32を成長させる。この時Wは上方はもちろん横方
向にも成長するために、ゲート電極31の中心に対して
対称な形状で第1絶縁膜24上にオーバラップを有す
る。ここで、Wに限らず選択成長が可能なMo、Al等
の金属、TaSi2 、TiSi2 等の高融点金属シリサ
イド、あるいはポリシリコンやアモルファスシリコンな
どの半導体を用いても良い。また、選択成長は、例えば
WF6 ガスを用いるCVDによるWの堆積速度は、Si
や金属表面上で大きく、シリコン酸化膜などの絶縁膜の
上では小さいことを利用する。
【0023】次いで、図2(6)に示すように、ゲート
電極31上に選択成長させたW32の上から例えばAs
+ のイオン注入を行いn+ 層13aを形成することによ
り、LDD様の不純物濃度勾配を持ったソースドレイン
拡散層13が得られ、ドレイン近傍における高電界が緩
和され、ホットキャリアの発生が抑制される。そして、
+ 層13aはゲート側壁絶縁膜22に接していないの
で、ドレイン電流はこれから離れた位置を流れるため、
発生したホットキャリアは絶縁膜22に達し難くなって
ホットキャリア耐性がより向上する。ここで、n+ 層1
3aの深さは、n- 層13bの深さに対して図1の実施
例のように浅い必要は必ずしも無く、同一あるいは深く
ても良い。
【0024】最後に、第2絶縁膜25を堆積後、ソース
・ドレイン拡散層13上に、あるいはゲート電極31に
対する(断面図中には図示しない)コンタクトホールの
形成、コンタクト補償イオン注入によるn+ 層16の形
成、不純物イオンの活性化、そしてAlなどの金属配線
層33の形成などを経て、図2(7)に示すように、半
導体装置が構成される。
【0025】図1(A)に示した構造の製造方法は、例
えば次にように行うことができる。ゲート電極31の形
成、n- 層13bの形成までは、図2(1)〜(4)と
同じでも良い。その後、n+ 層13aをAs+ あるいは
+ のイオン注入などで、注入エネルギを調節し、その
下端がn- 層13bの下端よりも浅くなるように形成し
てLDD様の構造を実現する。また、図1(A−2)の
構造では、ゲート電極の配線抵抗を低減するため、ゲー
ト電極31上をW(タングステン)などの金属、ポリシ
リコンなどの半導体あるいはシリサイドなどの合金で被
覆しパターニングして、配線層36を形成してある。な
お、図3(1)に示すように、この構造はソース・ドレ
イン拡散層のn- 層13b、n+ 層13aの形成を行っ
た後、図3(2)に示すように、これらのn+ 層13a
及びn- 層13bを分離するトレンチ40の形成を行
い、その後、側壁絶縁膜22、ゲート酸化膜23の形成
を行っても得ることができる。
【0026】また、図1(C)に示したソース・ドレイ
ン拡散層の高濃度領域のチャネル側末端がチャネル領域
に近接した構造のMOSFETを得るには、同図に示す
ように、高濃度領域形成用のイオン注入時(図2
(6))に、イオン注入を法線から例えば30度傾けて
行うこと(斜めイオン注入)により、チャネル端とn+
層13aとの距離をより短くしてn- 層13bにおける
寄生抵抗に起因したMOSFETの電流能力の低下が抑
制できる。
【0027】
【発明の効果】本発明の半導体装置は、ソース・ドレイ
ン拡散層領域をゲート電極の側方の基板に有する、いわ
ゆる積み上げ拡散層型のMOSFETにおいて、ドレイ
ン近傍における高電界を緩和してホットキャリア耐性が
向上したものである。
【0028】また、本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、かかる半導体装置を容易、かつ確実に製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(C)は、それぞれ本発明の半導体装
置の例を示す断面図である。
【図2】(1)〜(7)は、本発明の半導体装置の製造
工程の一例を示す断面図である。
【図3】(1)、(2)は、本発明の半導体装置の製造
方法の工程の他の例を示す断面図である。
【図4】(A)、(B)は、従来のいわゆる積み上げ型
MOSFETの例を示す断面図である。
【図5】(1)〜(4)は、従来のいわゆる積み上げ型
MOSFETの製造工程を示す断面図である。
【符号の説明】
11 基板 12 ウエル 13a ソース・ドレイン拡散層の低
濃度不純物領域 13b ソース・ドレイン拡散層の高
濃度不純物領域 14 パンチスルーストッパー 22 側壁絶縁膜 23 ゲート絶縁膜 31 ゲート電極 32 W選択成長層(ひさし体)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板表面のトレンチにゲート電極が埋め込
    まれて形成され、ソース・ドレイン拡散層が前記ゲート
    電極の側部に位置する絶縁層を介してゲート電極の側方
    に形成してある半導体装置において、 ソース・ドレイン拡散層の高濃度不純物領域が低濃度不
    純物領域を介してチャネル領域と接続した構造を有する
    半導体装置。
  2. 【請求項2】基板表面のトレンチにゲート電極が埋め込
    まれて形成され、ソース・ドレイン拡散層が前記ゲート
    電極の側部に位置する絶縁層を介してゲート電極の側方
    に形成してある半導体装置において、 ソース・ドレイン拡散層の高濃度不純物領域とこの高濃
    度不純物領域より基板垂直方向に深い低濃度不純物領域
    とを有することを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】ソース・ドレイン拡散層の高濃度不純物領
    域が、低濃度不純物領域を介してゲート電極の側方にあ
    る請求項1又は2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】基板に埋め込められた埋込ゲート電極と重
    なり合って接続され、該ゲート電極の側面より幅方向に
    はみ出し、ゲート電極より幅広のひさし体が形成されて
    なる請求項1〜3いずれかに記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】基板表面のトレンチにゲート電極が埋め込
    まれて形成され、ソース・ドレイン拡散層が前記ゲート
    電極の側部に位置する絶縁層を介してゲート電極の側方
    に形成してある半導体装置の製造方法において、 ソース・ドレイン拡散層の高濃度不純物領域とこの高濃
    度不純物領域より基板垂直方向に深い低濃度不純物領域
    とを自己整合的に形成することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  6. 【請求項6】基板表面に埋め込まれたゲート電極とこの
    ゲート電極の側方の基板にソース・ドレイン拡散層の低
    濃度不純物領域とを形成する工程と、 ゲート電極の上にこのゲート電極より幅広でソース・ド
    レイン低濃度拡散層と重なりを持ったひさし体を形成す
    る工程と、 前記ひさし体をマスクとしてソース・ドレイン拡散層の
    高濃度不純物領域をイオン注入する工程とを有すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】ひさし体が、ゲート電極上に選択的に成長
    させて形成したものである請求項6記載の半導体装置の
    製造方法。
  8. 【請求項8】ひさし体が、金属又は半導体である請求項
    6又は7記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】高濃度不純物領域形成のイオン注入が、斜
    め方向のイオン注入である請求項6〜8いずれかに記載
    の半導体装置の製造方法。
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