JPH0962480A - 音声出力装置 - Google Patents

音声出力装置

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JPH0962480A
JPH0962480A JP7217815A JP21781595A JPH0962480A JP H0962480 A JPH0962480 A JP H0962480A JP 7217815 A JP7217815 A JP 7217815A JP 21781595 A JP21781595 A JP 21781595A JP H0962480 A JPH0962480 A JP H0962480A
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JP
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JP7217815A
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Inventor
Kazuaki Hagiwara
一晃 萩原
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ROM容量を増大させることなしに再生可能な
音質の数を増やしたと同様な効果を奏することができ、
動物が成長する様子をより明確に表現すること。 【解決手段】複数の音声データが記憶された音声データ
ROM7cと、複数の絵柄を連続的に切り換えて表示す
る表示手段(CPU1,表示駆動回路2,表示部3)
と、複数の絵柄を切り換え表示する順番を指定した複数
の絵柄表示パターンと、切り換え表示される絵柄の内容
に応じて各絵柄表示パターン毎に設定され、出力時の音
声データの音質を指定する音質指定データとが記憶され
た絵柄表示パターンROM7bと、前記表示手段による
一連の絵柄の切り換え表示に伴って、前記絵柄表示パタ
ーンROM7bに記憶された前記音質指定データに応じ
た音質で、前記音声データROM7cに記憶された前記
音声データを出力する音声出力手段(CPU1,スピー
カ駆動回路5,スピーカ6)とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声出力装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の音声出力装置の構成を示す
図である。各部の制御を行うCPU100には、入力部
103と、ある種の動物に関する複数の絵柄の画像デー
タや、その動物の鳴き声や擬音等の音声データをサンプ
リングして得られる音声データが記憶されているROM
104と、入力部103から入力されたデータを記憶す
るためのRAM105と、ROM104に記憶されてい
る画像データを表示すべく表示駆動回路106に接続さ
れた表示部102と、ROM104に記憶されている音
声データを再生すべくスピーカ駆動回路106に接続さ
れたスピーカ107とを具備する。
【0003】上記した構成において、例えば図9
(a)、(b)、(c)に示すような絵柄をROM10
4から読み出して表示部102に順に切り換えて表示す
るときに、絵柄の動作表示に伴って例えば「ワン」とい
う鳴き声に対応する音声データをスピーカ107から出
力するようにすれば、表示されている動物の動きに合わ
せてその動物の鳴き声が再生されるので、よりいっそう
リアルな感じをもたらすことができる。同様にして、図
9(d)乃至(g)に示すような絵柄を表示部102に
順に切り換えて表示すると同時に例えば「ハグハグ」と
いう鳴き声に対応する音声データをスピーカ107から
出力するようにすれば、表示されている動物の動きに合
わせてその動物の鳴き声が再生されるので、よりいっそ
うリアルな感じをもたらすことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の音声出
力装置では、表示されている動物の動きに合わせてその
動物の鳴き声を再生するようにしてよりいっそうリアル
な感じをもたらしているが、動物の成長度合い等に応じ
て、複数の異なる音高または音量等の音質の音声を再生
したいときは、それぞれの音高等の音質をもつ音声を別
個にサンプリングしてROM104に記憶しておく必要
があるため、再生すべき音声の種類が多くなるに比例し
て必要なROM容量が増大してしまうという欠点があ
る。
【0005】すなわち、例えば複数の絵柄を順に切り換
え表示しながら動物が成長する様子を表現するときに、
この成長の度合いをより明確に表現するために、成長の
様子を絵柄で表示すると同時に成長の度合いに応じて音
声の音高が変化するようにしたい場合は、意図する音質
の数に相当するだけのROM容量が必要になってしまう
という問題があった。
【0006】本発明の音声出力装置はこのような課題に
着目してなされたものであり、その目的とするところ
は、ROM容量を増大させることなしに再生時における
音声の音質の数を増やしたと同様な効果を奏することが
でき、例えば動物が成長する様子をより明確に表現する
ことができる音声出力装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明に係る音声出力装置は、複数の音声デ
ータが記憶された音声データ記憶手段と、複数の画像デ
ータを連続的に切り換えて表示する表示手段と、この表
示手段によって切り換え表示される複数の画像データに
対応させ、出力時の音声データの音質を指定するための
音質指定データが記憶された音質指定データ記憶手段
と、前記表示手段による一連の画像データの切り換え表
示に伴って、前記音質指定データ記憶手段に記憶された
前記音質指定データで指定された音質で、前記音声デー
タ記憶手段に記憶された前記音声データを読み出して出
力する音声出力手段とを具備する。
【0008】また、第2の発明に係る音声出力装置は、
第1の発明において、前記音質指定データは、前記音声
データ記憶手段からの前記音声データの読み出し速度を
指定するデータである。
【0009】また、第3の発明に係る音声出力装置は、
第1の発明において、前記音質指定データは、前記音声
データ記憶手段からの前記音声データの読み出し出力時
における音量を指定するデータである。
【0010】また、第4の発明に係る音声出力装置は、
第1の発明において、前記音質指定データは、前記音声
データ記憶手段から読み出される前記音声データに対す
るイコライジング処理を指定するデータである。
【0011】すなわち、第1の発明に係る音声出力装置
は、複数の音声データを音声データ記憶手段に記憶して
おくとともに、切り換え表示される複数の画像データに
対応して、出力時の音声データの音質を指定するための
音質指定データを音質指定データ記憶手段にあらかじめ
記憶しておく。そして、一連の画像データの切り換え表
示に伴って、前記音質指定データ記憶手段に記憶された
前記音質指定データで指定された音質で、前記音声デー
タ記憶手段に記憶された前記音声データを読み出して出
力するようにする。
【0012】また、第2の発明に係る音声出力装置は、
第1の発明において、前記音声データを読み出して出力
するときの読み出し速度を指定するようにする。また、
第3の発明に係る音声出力装置は、第1の発明におい
て、前記音声データの出力時の音量を指定するようにす
る。また、第4の発明に係る音声出力装置は、第1の発
明において、前記音声データに対するイコライジング処
理を指定するようにする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明が適用される音声出
力装置の構成を示す図である。図1においてCPU1
は、操作者によってキー入力部4から供給される入力信
号を受けて、予め内蔵されたプログラムに従って各部の
制御を行うものである。このCPU1には前記したキー
入力部4の他に、絵柄データROM7aと絵柄表示パタ
ーンROM7bと音声データ記憶手段としての音声デー
タROM7cとを備えるROM7と、作業用記憶領域と
してのRAM8が接続されている。さらにCPU1には
表示部3に接続された表示駆動回路2と、スピーカ6に
接続されたスピーカ駆動回路5とが接続されている。表
示駆動回路2は、CPU1から送られてきた画像データ
に対応して表示部3を駆動する。また、スピーカ駆動回
路5は、CPU1から送られてきた音声データに対応し
てスピーカ6を駆動する。ここで、CPU1と表示駆動
回路2と表示部3とは表示手段を構成している。また、
CPU1とスピーカ駆動回路5とスピーカ6とは音声出
力手段を構成している。さらに本実施形態では、画像デ
ータとして動物(ここでは犬)の絵柄を想定し、音声デ
ータとして動物(ここでは犬)の鳴き声を想定する。
【0014】図2は図1に示す絵柄データROM7aの
構成を示す図である。絵柄データROM7aに記憶され
た各絵柄データのうち絵柄の種類(1)は、A01、A
02、A03、A04、A05、…の各々の絵柄番号に
対応して用意された成犬に関する各種の絵柄データであ
る。絵柄の種類(2)は、B01、B02、B03、B
04、B05、…の各々の絵柄番号に対応して用意され
た中犬に関する各種の絵柄データである。絵柄の種類
(3)は、C01、C02、C03、C04、C05、
…の各々の絵柄番号に対応して用意された小犬に関する
各種の絵柄データである。絵柄の種類(4)は、D0
1、D02、D03、D04、D05、…の各々の絵柄
番号に対応して用意された上記成犬、中犬あるいは小犬
の絵柄データに付随して表示される各種の絵柄データで
ある。なお、各絵柄データはビットマップの形で絵柄デ
ータROM7aに記憶されている。
【0015】図3は図1に示す絵柄表示パターンROM
7bの構成を示す図である。絵柄表示パターンは、成犬
01、成犬02、…、中犬01、中犬02、…、小犬0
1、小犬02、…の各々について以下のように設定され
ている。
【0016】例えば、成犬01の表示パターンの場合
は、絵柄表示順序(1〜9,…)に対応して順に、図2
に示す成犬の絵柄データに対応した絵柄番号データA0
1、A03、A01、A03、A02、A03、A0
2、A03、A04、…が記憶されているとともに、絵
柄表示順序が5番目と7番目の位置には絵柄番号A02
に対応して図5に示す音声データに対応した音声番号デ
ータS1aがそれぞれ記憶されている。また、成犬02
の表示パターンの場合は、絵柄表示順序(1〜9,…)
に対応して順に、同じく図2に示す成犬の絵柄データに
対応した絵柄番号データA01、A03、A01、A0
4、A01、A02、A01、A04、A05、…が記
憶されているとともに、絵柄表示順序が6番目の位置に
は絵柄番号データA02に対応して、図5に示す成犬が
鳴いた場合における「低い音」の音質をもつ音声番号デ
ータS1aが記憶されている。
【0017】図示されていないが、成犬03の表示パタ
ーンの場合についても同様の方法で絵柄番号データと音
声番号データが絵柄表示順序に従って記憶されているも
のとする。
【0018】また、中犬01の表示パターンの場合は、
絵柄表示順序(1〜9,…)に対応して順に、図2に示
す中犬の絵柄データに対応した絵柄番号データB01、
B03、B01、B03、B02、B03、B02、B
03、B04、…が記憶されているとともに、絵柄表示
順序が5番目と7番目の位置には絵柄番号B02に対応
して、図5に示す音声データに対応した音声番号データ
S1bがそれぞれ記憶されている。また、中犬02の表
示パターンの場合は、絵柄表示順序(1〜9,…)に対
応して順に、同じく図2に示す中犬の絵柄データに対応
した絵柄番号データB01、B03、B01、B04、
B01、B02、B01、B04、B05、…が記憶さ
れているとともに、絵柄表示順序が6番目の位置には絵
柄番号データB02に対応して、図5に示す中犬が鳴い
た場合における「やや高い音」の音質をもつ音声番号デ
ータS1bが記憶されている。
【0019】図示されていないが、中犬03以降の表示
パターンの場合についても同様の方法で絵柄番号データ
と音声番号データが絵柄表示順序に従って記憶されてい
るものとする。
【0020】また、小犬01の表示パターンの場合は、
絵柄表示順序(1〜9,…)に対応して順に、図2に示
す小犬の絵柄データに対応した絵柄番号データC01、
C03、C01、C03、C02、C03、C02、C
03、C04、…が記憶されているとともに、絵柄表示
順序が5番目と7番目の位置には絵柄番号C02に対応
して、図5に示す音声データに対応した音声番号データ
S1cがそれぞれ記憶されている。また、小犬02の表
示パターンの場合は、絵柄表示順序(1〜9,…)に対
応して順に、同じく図2に示す小犬の絵柄データに対応
した絵柄番号データC01、C03、C01、C04、
C01、C02、C01、C04、C05、…が記憶さ
れているとともに、絵柄表示順序が6番目の位置には絵
柄番号データC02に対応して、図5に示す小犬が鳴い
た場合における「高い音」の音質をもつ音声番号データ
S1cが記憶されている。
【0021】図示されていないが、小犬03以降の表示
パターンの場合についても同様の方法で絵柄番号データ
と音声番号データが絵柄表示順序に従って記憶されてい
るものとする。
【0022】なお、上記した音声番号データS1a、S
1b、S1cは、図4に示す音声データROM7cに記
憶されている各音声データに対応する基本音声番号デー
タS1に関連した音声番号データであり、連続して表示
される複数の絵柄データの内容に応じて変更して出力す
る場合の音質指定データである。
【0023】図4は図1に示す音声データROM7cの
構成を示す図である。この音声データROM7cには、
再生時に「ワン」という鳴き声を出力させるための音声
波形(音声データ)が基本音声番号S1に対応して記憶
されている。また、再生時に「ハグハグ」という鳴き声
を出力させるための音声波形が基本音声番号S2に対応
して記憶されている。図示されていないが、基本音声番
号S3以降についても各種の所望の鳴き声を出力するた
めの音声波形が記憶されているものとする。
【0024】以下に、本実施形態に係る再生表示処理を
図6のフローチャートを参照して詳細に説明する。ま
ず、キー入力部4の再生キー4aが操作されて再生モー
ドが設定されるまで待機し(ステップS1)、再生モー
ドが設定されたときはステップS2に移行し、次に表示
パターン選択キー4bが操作されて特定の絵柄表示パタ
ーンが選択されるまで待機する(ステップS2)。そし
て、特定の絵柄表示パターンが選択されたときは、この
絵柄表示パターンに一致する絵柄表示パターンを絵柄表
示パターンROM7bから読み出す(ステップS3)。
例えば、ステップS2において小犬01の絵柄表示パタ
ーンが操作者によって選択された場合は、小犬01の絵
柄番号データである「C01」、「C03」、「C0
1」、…を絵柄表示順序に従って順に絵柄表示パターン
ROM7bから読み出すとともに、読み出された各絵柄
番号データに対応する各絵柄データを絵柄データROM
7aから順に読み出す(ステップS4)。ここではまず
絵柄番号C01の絵柄データが読み出されて図7(a)
に示すように表示部3に表示される(ステップS5)。
次にステップS6で読み出された絵柄番号C01に対応
する音声番号が存在するか否かを判断する。
【0025】ここで、絵柄番号に対応する音声番号が存
在するのは絵柄表示順序が5番目の絵柄番号C02の絵
柄を読み出したときなので、絵柄表示順序が4番目まで
はステップS6の判断はNOかつステップS9の判断が
YESとなって、絵柄データのみがC01、C02、C
01、C03、…の順に表示部3に切り換え表示され
る。
【0026】そして、上記2番目の絵柄番号C02に対
応する絵柄を読み出したときは対応する音声番号S1c
が存在するのでステップS6の判断がYESとなってス
テップS7に移行する。ステップS7では音声データR
OM7cから音声番号S1cに対応する基本音声番号S
1の音声データを読み出す。そして次のステップS8で
音質指定データとしての音声番号S1cに応じた音質で
音声データを出力する。
【0027】図5は各音声番号に対応して設定された音
質の内容を示す図である。同図に示すように音声番号が
S1cの場合は、S1cの音声番号に対応して基本音声
番号S1の音声データを通常の再生速度の3倍の速度で
音声データROM7cから読み出してスピーカ6から出
力するようにする。この結果、この場合は「ワン」とい
う音声が通常よりも高い音高でスピーカ6から放音され
る。
【0028】以下同様に、絵柄表示順序が3、4番目の
絵柄番号の絵柄を表示するときには絵柄のみを図7
(c)(d)に示すように表示部3に表示するが、絵柄
表示順序が5番目のときには絵柄番号C02の絵柄デー
タを表示するとともに基本音声番号S1の音声データを
音声番号S2cに対応して通常の再生速度の3倍の速度
で音声データROM7cから読み出してスピーカ6から
出力するようにする。次に、使用者が次の絵柄表示パタ
ーンとして例えば中犬01をステップS2で選択した場
合の再生表示処理について説明する。この場合は、中犬
01の絵柄番号データを絵柄表示順序に従って順に絵柄
表示パターンROM7bから読み出すとともに、読み出
された絵柄番号に対応する絵柄データを絵柄データRO
M7aから順に読み出す(ステップS3、S4)。ここ
ではまず絵柄番号B01の絵柄データが読み出されて表
示部3に表示される(ステップS5)。次にステップS
6で読み出された絵柄番号B01に対応する音声番号デ
ータが存在するか否かを判断する。絵柄番号に対応する
音声番号データが存在するのは絵柄表示順序が5番目の
絵柄番号B02の絵柄データを読み出したときなので、
絵柄表示順序が4番目まではステップS6の判断はNO
かつステップS9の判断がYESとなって、絵柄データ
のみがB01、B03、B01、B03の順に表示部3
に切り換え表示される。
【0029】そして、上記5番目の絵柄番号B02に対
応する絵柄データを読み出したときは対応する音声番号
S1bが存在するのでステップS6の判断がYESとな
ってステップS7に移行する。ステップS7では音声デ
ータROM7cから音声番号S1bに対応する基本音声
番号S1の音声データを読み出す。そして次のステップ
S8で音声番号S1bに応じた音質で音声データを出力
する。
【0030】図5からわかるように、音声番号がS1b
の場合は、S1bの音声番号に対応して基本音声番号S
1の波形データを通常の再生速度の2倍の速度で音声デ
ータROM7cから読み出してスピーカ6から出力する
ようにする。この場合は「ワン」という音声が通常より
もやや高い音高でスピーカ6から放音される。
【0031】以下同様に、絵柄表示順序が6、8、9番
目の絵柄番号の絵柄を表示するときには絵柄のみを表示
部3に表示するが、絵柄表示順序が7番目のときには絵
柄番号B02の絵柄を表示するとともに基本音声番号S
1の音声データを音声番号S1bに対応して通常の再生
速度の2倍の速度で音声データROM7cから読み出し
てスピーカ6から出力するようにする。
【0032】次に、使用者が次の絵柄表示パターンとし
て例えば成犬01をステップS2で選択した場合の再生
表示処理について説明する。この場合は、成犬01の絵
柄番号データを絵柄表示順序に従って順に絵柄表示パタ
ーンROM7bから読み出すとともに、読み出された絵
柄番号データに対応する絵柄データを絵柄データROM
7aから順に読み出す(ステップS3、S4)。ここで
はまず絵柄番号A01の絵柄データが読み出されて表示
部3に表示される(ステップS5)。次にステップS6
で読み出された絵柄番号に対応する音声番号データが存
在するか否かを判断する。絵柄番号A01に対応する音
声番号データが存在するのは絵柄表示順序が5番目の絵
柄番号A02の絵柄データを読み出したときなので、絵
柄表示順序が4番目まではステップS6の判断はNOか
つステップS9の判断がYESとなって、絵柄データの
みがA01、A03、A01、A03の順に表示部3に
表示される。
【0033】そして、上記5番目の絵柄番号A02に対
応する絵柄データを読み出したときは対応する音声番号
データS1aが存在するのでステップS6の判断がYE
SとなってステップS7に移行する。ステップS7では
音声データROM7cから音声番号S1aに対応する基
本音声番号S1の音声データを読み出す。そして次のス
テップS8で音声番号S1aに応じた音質で音声データ
を出力する。
【0034】図5からわかるように、音声番号がS1a
の場合は、S1aの音声番号に対応して基本音声番号S
1の音声データを通常の再生速度と同じ速度で音声デー
タROM7cから読み出してスピーカ6から出力するよ
うにする。この場合は「ワン」という音声が通常と同じ
低い音でスピーカ6から放音される。
【0035】以下同様に、絵柄表示順序が6、8、9番
目の絵柄番号の絵柄データを表示するときには絵柄デー
タのみを表示部3に表示するが、絵柄表示順序が7番目
のときには絵柄番号A02の絵柄データを表示するとと
もに基本音声番号S1の音声データを音声番号S1aに
対応して通常の再生速度と同じ速度で音声データROM
7cから読み出してスピーカ6から出力するようにす
る。
【0036】以上、上記したように、本実施形態では操
作者の選択した絵柄表示パターン、すなわち表示される
絵柄の内容に応じて、音声データROM7cに記憶され
ている音声データの読み出し再生速度を変更しながら、
絵柄表示パターンに従った絵柄データの表示とともに、
その絵柄表示パターンに付随する音声データを再生する
ようにしている。したがって、例えば上記した実施例の
ように、使用者が小犬、中犬、成犬の順に絵柄表示パタ
ーンを選択した場合は、犬が小犬、中犬、成犬と成長す
るにつれて、すなわち犬の成長度合いに応じて、音声デ
ータROM7cからの音声データの読み出し再生速度を
高速から低速に変化させる。すなわち犬の鳴き声の音高
を高音から低音に変化させるようにしている。したがっ
て音声データのROM容量を増大することなしに小犬の
高い鳴き声から成犬の低い鳴き声に渡って表現すること
ができ、犬が成長する様子をより明確に表現することが
できる。
【0037】なお、上記した実施形態では、音声データ
の音高を変化させるために音声データの読み出し再生速
度を変えるようにしたが、これに限定されず、例えば音
声データの読み出し時における音量を変えたり、あるい
は特定周波数帯域のみの音声を増幅、減衰、カットする
などのイコライジングを施すようにしてもよいことは勿
論である。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ROM
容量を増大させることなしに再生可能な音質の数を増や
したと同様な効果を奏することができ、例えば動物が成
長する様子を出力される音声の音質(音高等)の違いで
より明確に表現することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る音声出力装置の構成
を示す図である。
【図2】図1に示す絵柄データROMの構成を示す図で
ある。
【図3】図1に示す絵柄表示パターンROMの構成を示
す図である。
【図4】図1に示す音声データROMの構成を示す図で
ある。
【図5】音声データROMの構成を示す図である。
【図6】本実施形態に係る再生表示処理の詳細を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】本実施形態における再生表示の詳細を説明する
ための図である。
【図8】従来の音声出力装置の構成を示す図である。
【図9】従来の再生表示の詳細を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1…CPU、2…表示駆動回路、3…表示部、4…キー
入力部、4a…再生キー、4b…再生キー、5…スピー
カ駆動回路、6…スピーカ、7…ROM、7a…絵柄デ
ータROM、7b…絵柄表示パターンROM、7c…音
声データROM、8…RAM。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の音声データが記憶された音声デー
    タ記憶手段と、 複数の画像データを連続的に切り換えて表示する表示手
    段と、 この表示手段によって切り換え表示される複数の画像デ
    ータに対応させ、出力時の音声データの音質を指定する
    ための音質指定データが記憶された音質指定データ記憶
    手段と、 前記表示手段による一連の画像データの切り換え表示に
    伴って、前記音質指定データ記憶手段に記憶された前記
    音質指定データで指定された音質で、前記音声データ記
    憶手段に記憶された前記音声データを読み出して出力す
    る音声出力手段と、 を具備することを特徴とする音声出力装置。
  2. 【請求項2】 前記音質指定データは、前記音声データ
    記憶手段からの前記音声データの読み出し速度を指定す
    るデータであることを特徴とする請求項1記載の音声出
    力装置。
  3. 【請求項3】 前記音質指定データは、前記音声データ
    記憶手段からの前記音声データの読み出し出力時におけ
    る音量を指定するデータであることを特徴とする請求項
    1記載の音声出力装置
  4. 【請求項4】 前記音質指定データは、前記音声データ
    記憶手段から読み出される前記音声データに対するイコ
    ライジング処理を指定するデータであることを特徴とす
    る請求項1記載の音声出力装置
JP7217815A 1995-08-25 1995-08-25 音声出力装置 Pending JPH0962480A (ja)

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JP (1) JPH0962480A (ja)

Cited By (1)

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WO2002031810A1 (fr) * 2000-10-11 2002-04-18 Sony Corporation Appareil de commande de robot

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