JPH0934872A - 編集装置および編集方法 - Google Patents

編集装置および編集方法

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JPH0934872A
JPH0934872A JP18022195A JP18022195A JPH0934872A JP H0934872 A JPH0934872 A JP H0934872A JP 18022195 A JP18022195 A JP 18022195A JP 18022195 A JP18022195 A JP 18022195A JP H0934872 A JPH0934872 A JP H0934872A
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JP
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Pending
Application number
JP18022195A
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English (en)
Inventor
Masanao Minami
賢尚 南
Masayuki Kozuka
雅之 小塚
Kenji Tagawa
健二 田川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 それぞれ特性の異なる再生装置用に、マルチ
メディア情報を編集するための専用の編集装置を使用す
る必要があった。 【解決手段】 特性情報記憶部101は、再生装置の種
類に応じて、その再生装置に対応する編集コマンドを示
した特性情報を記憶する。指示入力部102は、マルチ
メディア情報の供給の対象とする再生装置の指定の入力
を受け付け、さらに、前記編集情報に基づいて、指定さ
れた再生装置に対応する編集コマンドの入力を受け付け
る。素材データ記憶部104は、複数の素材データを記
憶する。指示入力部102は、編集の対象となる素材デ
ータを指定する入力を受け付ける。編集部105は、入
力により指定された素材データに対して、入力された編
集コマンドを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特性の異なる複数
の再生装置に対して、再生可能なマルチメディア情報を
提供することができる編集装置および編集方法に関す
る。より具体的には、再生装置の特性情報に基づいて、
素材データの選択制御、編集コマンドの選択制御および
データ変換制御を行ない、特性情報を選択するだけで、
単一の編集システムで、該再生装置に最適な素材データ
の編集が行なえる編集装置および編集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記憶媒体の進歩および動画情報、
音声情報、静止画情報などのマルチメディア情報再生技
術の進歩により、さまざまな再生装置、例えばパーソナ
ルコンピュータ、ゲームマシン等を用いてマルチメディ
ア情報を再生することが可能となった。特に、記憶媒体
としてCD−ROMなどの大容量可搬記憶媒体を用いる
ことにより、再生装置と編集装置とを物理的に異なる装
置として構成することが可能となり、データ編集者は素
材として得られた音声情報や動画像情報などを他の情報
に関連づけて再生されるよう編集してCD−ROMに記
録し、これを電子カタログや電子マニュアルなどとして
販売することができるようになった。
【0003】図6は、従来のマルチメディア情報の流れ
を示すブロック図である。ビデオテープ601や磁気デ
ィスク602などに記録された動画情報、音声情報、静
止画情報などの素材データは、一旦編集装置600に接
続されている磁気ディスク603に格納される。編集部
604は、例えば、使用者にメニュー画面を提示し、そ
のメニュー画面から指定される編集コマンドに応じて、
磁気ディスク603に格納されている様々な素材データ
を、相互に関連づけて編集する。編集されたデータは、
変換部605によって、そのデータを再生する再生装置
607の特性に合わせてデータ変換され、CD−ROM
606に格納される。このようなマルチメディア情報を
格納したCD−ROM606は、再生装置607によっ
て再生される。再生されたマルチメディア情報は、再生
装置607に接続されたスピーカ608やディスプレイ
609から音声や動画像として提供される。
【0004】上記編集を行うことによって、再生装置6
07側では、例えば、連続的に表示される動画像中の所
定の画面を、動画像表示中の画面からアイコンによって
呼び出されるウィンドウに動画像呼出用のアイコンとし
て表示させ、使用者が再生装置607に備えられるマウ
スなどを用いて当該ウィンドウ内の動画像呼出用のアイ
コンを指定することにより、アイコン表示された画面に
スキップしてその画面から前記動画像を表示させること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら再生装置
607は、パーソナルコンピュータおよびゲームマシン
の機種、OS(オペレーションシステム)、ディスプレ
イ609などの特性の相異により、再生することができ
るデータのデータ形式および再生品質が異なる。図7
は、各再生装置607の特性と再生可能なマルチメディ
ア情報のデータ形式とを示すテーブルである。なお、図
7において、例えば、再生装置Aは、windowsに
よってマルチメディア情報を再生するパーソナルコンピ
ュータを示し、再生装置Bは、例えば、macinto
shによってマルチメディア情報を再生するパーソナル
コンピュータを示す。再生装置Cは、例えば、3DOな
どのゲームマシンを示す。再生装置Aおよび再生装置C
には、MPEG1用のアダプタを接続することができ
る。また、例えば、動画データ形式AはMPEG1によ
る圧縮符号化が施された動画像を示し、動画データ形式
BはQT(quicktime)による圧縮符号化が施
された動画像、動画データ形式CはVFW(video
for window)による圧縮符号化が施された
動画像を示している。さらに、例えば、音声データ形式
Aは4.8kHzでサンプリングされた16ビットAI
FF(Audio Intercharge File
Format)音声情報を、音声データ形式Bは4.
8kHzでサンプリングされた他の16ビット音声情報
を、音声データ形式Cは4.8kHzでサンプリングさ
れた8ビット音声情報を、音声データ形式Dは2kHz
でサンプリングされた8ビット音声情報を、音声データ
形式EはADPCM(波形符号化方式)により圧縮符号
化された音声情報を示す。また、特殊効果とは、表示さ
れる画像の背景を透明にして背景画と合成したり、画面
の切り替えをページめくりやフェードイン、フェードア
ウトなどによって行うといった画像処理およびその他の
処理を示す。
【0006】図7に示すように、動画データ形式Aで編
集されたマルチメディア情報は、それぞれアダプタを接
続することにより再生装置Aと再生装置Cとで再生する
ことができるが、再生装置Bで再生することはできな
い。また、特殊効果は、再生装置Cで再生することがで
きるが、再生装置Aおよび再生装置Bでは再生すること
ができない。
【0007】このため、従来では、同一再生表示形態を
持つマルチメディア情報を作成する場合でも、特性の異
なるそれぞれの再生装置607用に、専用の編集装置6
00を使用する必要があった。この場合、編集者は、そ
れぞれの編集装置600の使用方法に習熟しなければな
らず、作業効率が悪く、複数の編集装置600を導入す
るため、CD−ROM606の製作コストが増大すると
いう問題点があった。
【0008】これに対し、例えば、特開平05−265
841公報記載の公知技術を用い、編集されたマルチメ
ディア情報を、それぞれ特性の異なる再生装置607に
共通のデータ形式に変換することにより、それらのいず
れの再生装置607においても再生可能なマルチメディ
ア情報を提供することができる。しかしながら、それぞ
れ特性の異なる再生装置607に共通のデータ形式で再
生される情報は、一般に再生品質が低くなりがちであ
る。このため、同一表示形態を持つ情報においても、1
つのCD−ROM606にそれぞれの再生装置607で
最も効率的に再生できるデータ形式を網羅して提供する
こととなり、CD−ROM606の記憶容量の利用効率
の低下を招いていた。
【0009】また、それぞれ特性の異なる再生装置60
7に再生可能な編集データを網羅しない場合でも、単一
の再生装置607に対して、最終出力用高品質再生ある
いは校正確認用低品質再生が行なえることが編集装置6
00に要求される。これに対し、それぞれ特性の異なる
再生装置607に共通のデータ形式のみでマルチメディ
ア情報を提供する場合には対応することができなかっ
た。
【0010】さらに、それぞれの再生装置607におい
ては、他の再生装置607用情報は何ら意味を持たない
にもかかわらず、CD−ROM606を記憶媒体とする
場合は特に、不要な情報のために物理的なデータ読みだ
し機構のオーバヘッドが発生する場合もあった。本発明
はかかる点に鑑み、単一の編集装置を用いて、それぞれ
特性の異なる複数の再生装置に最適なデータ形式のマル
チメディア情報を提供することができる編集装置および
編集方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の編集装置
は、再生装置の種類に応じて、その再生装置に対応する
編集コマンドを示した編集情報を記憶する編集情報記憶
手段と、マルチメディア情報の供給の対象とする再生装
置の指定の入力を受け付ける装置指定入力手段と、前記
編集情報に基づいて、指定された再生装置に対応する編
集コマンドの入力を受け付ける編集入力手段と、複数の
素材データを記憶する素材データ記憶手段と、編集の対
象となる素材データの指定の入力を受け付ける素材指定
入力手段と、素材指定入力手段からの入力により指定さ
れた素材データに対して、入力された編集コマンドを実
行する編集手段とを備える。
【0012】請求項2記載の編集装置は、請求項1記載
の編集装置において、さらに、編集後の素材データのデ
ータ形式を、他のデータ形式に変換するデータ変換手段
と、再生装置の種類に応じて、その再生装置で再生可能
な再生可能データ形式と、前記データ変換手段によって
当該再生可能データ形式に変換可能な変換可能データ形
式とを示す変換情報を記憶する変換情報記憶手段と、指
定された再生装置の変換情報に基づいて、前記素材指定
入力手段からの素材データの指定が、当該再生装置の再
生可能データ形式および変換可能データ形式の素材デー
タである場合に、素材データの指定の受付を許可する素
材データ限定手段と、変換可能データ形式の素材データ
が指定された場合には、前記データ変換手段に、編集後
の素材データのデータ形式を、指定された再生装置の再
生可能データ形式に変換させる変換制御手段とを備え
る。
【0013】請求項3記載の編集装置は、請求項2記載
の編集装置において、さらに、あらかじめ定められた複
数種類の重みのうちから1の重みを指定する入力を受け
付ける重み指定入力手段を備え、前記変換制御手段は、
変換対象となる対象データ形式と変換目的となる目的デ
ータ形式とに対応して、対象データ形式を目的データ形
式に変換する1または複数種類のデータ変換方法を示し
た対応表を記憶する変換対応表記憶手段と、1の対象デ
ータ形式を1の目的データ形式に変換する複数種類のデ
ータ変換方法のうちのそれぞれに対応して、複数種類の
重み情報を記憶する重み情報記憶手段と、指定された素
材データのデータ形式を、指定された再生装置の再生可
能データ形式に変換する1または複数種類のデータ変換
方法を、変換対応表記憶手段内で検索するデータ変換方
法検索手段と、検索の結果、指定された素材データのデ
ータ形式を、指定された再生装置の再生可能データ形式
に変換する複数種類のデータ変換方法がある場合には、
指定された重みに応じて1種類のデータ変換方法を選択
するとともに、選択された種類のデータ変換方法を前記
データ変換手段に実行させる実行制御手段とを備える。
【0014】請求項4記載の編集装置は、請求項3記載
の編集装置において、前記データ変換手段は、素材デー
タのデータ形式を他のデータ形式に変換する複数のデー
タ変換プログラムを記憶するプログラム記憶手段と、プ
ログラム記憶手段に記憶されているデータ変換プログラ
ムを実行する実行手段とを備え、前記対応表の中に記憶
されている、1の対象データ形式を1の目的データ形式
に変換する複数のデータ変換方法は、前記対象データ形
式を、一旦前記目的データ形式とは異なるデータ形式に
変換した後、そのデータ形式からさらに目的データ形式
に変換するデータ変換方法を含み、前記変換対応表記憶
手段は、前記各データ変換方法に対応するデータ変換プ
ログラムの組み合わせとその実行順序とを記憶し、前記
実行制御手段は、選択された種類のデータ変換方法に対
応するデータ変換プログラムの組み合わせを、それに対
応する実行順序で前記実行手段に実行させる。
【0015】請求項5記載の編集装置は、請求項4記載
の編集装置において、前記重み情報記憶手段は、1の対
象データ形式を1の目的データ形式に変換する複数種類
のデータ変換方法のうちのそれぞれのデータ変換方法の
データ変換処理時間に応じた時間重み情報を記憶する処
理時間重み情報記憶手段と、1の対象データ形式を1の
目的データ形式に変換する複数種類のデータ変換方法の
うちのそれぞれのデータ変換によるデータ品質の変化に
応じた品質重み情報を記憶する品質重み情報記憶手段と
を備え、前記重み指定入力手段は、処理時間とデータ品
質とを含む重みの種類のうちから1の重みを指定する入
力を受け付ける。
【0016】請求項6記載の編集装置は、請求項5記載
の編集装置において、前記重み情報記憶手段は、さら
に、1の対象データ形式を1の目的データ形式に変換す
る複数種類のデータ変換方法のうちのそれぞれのデータ
変換によるデータサイズの変化に応じたデータサイズ重
み情報を記憶するデータサイズ重み情報記憶手段を備
え、前記重み指定入力手段は、処理時間とデータ品質と
データサイズとを含む重みの種類のうちから1の重みを
指定する入力を受け付ける。
【0017】請求項7記載の編集方法は、再生装置の種
類に応じた編集コマンドを示す編集情報を編集情報記憶
手段にあらかじめ記憶しておき、マルチメディア情報の
供給の対象とする再生装置の指定の入力を受け付ける装
置指定入力ステップと、前記編集情報に基づいて、指定
された再生装置に対応する編集コマンドの入力を受け付
ける編集入力ステップと、編集の対象となる素材データ
の指定の入力を受け付ける素材指定入力ステップと、あ
らかじめ複数の素材データを記憶している素材データ記
憶手段から、素材指定入力ステップにおける入力により
指定された素材データを読み出して、その素材データに
対して、入力された編集コマンドを実行する編集ステッ
プとを備える。
【0018】請求項8記載の編集方法は、請求項7記載
の編集方法において、さらに、再生装置の種類に応じ
て、その再生装置で再生可能な再生可能データ形式と、
当該再生可能データ形式に変換可能な変換可能データ形
式とを示す変換情報を変換情報記憶手段にあらかじめ記
憶しておき、指定された再生装置の変換情報に基づい
て、前記素材指定入力ステップにおける素材データの指
定が、当該再生装置の再生可能データ形式および変換可
能データ形式の素材データである場合に、素材データの
指定の受付を許可する素材データ限定ステップと、変換
可能データ形式の素材データが指定された場合には、編
集ステップの後、素材データのデータ形式を、指定され
た再生装置の再生可能データ形式に変換するデータ変換
ステップとを備える。
【0019】請求項9記載の編集方法は、請求項8記載
の編集方法において、変換対象となる対象データ形式と
変換目的となる目的データ形式とに対応して、対象デー
タ形式を目的データ形式に変換する1または複数種類の
データ変換方法を示した対応表を変換対応表記憶手段
に、1の対象データ形式を1の目的データ形式に変換す
る複数種類のデータ変換方法のうちのそれぞれに対応し
て、複数種類の重み情報を重み情報記憶手段に、それぞ
れあらかじめ記憶しておき、さらに、あらかじめ定めら
れた複数種類の重みのうちから1の重みを指定する入力
を受け付ける重み指定入力ステップを備え、前記データ
変換ステップは、指定された素材データのデータ形式
を、指定された再生装置の再生可能データ形式に変換す
る1または複数種類のデータ変換方法を、変換対応表記
憶手段内で検索するデータ変換方法検索ステップと、検
索の結果、指定された素材データのデータ形式を、指定
された再生装置の再生可能データ形式に変換する複数種
類のデータ変換方法がある場合には、指定された重みに
応じて1種類のデータ変換方法を選択するとともに、選
択された種類のデータ変換方法を実行する実行ステップ
とを備える。
【0020】請求項10記載の編集方法は、請求項9記
載の編集方法において、前記対応表の中に記憶されてい
る、1の対象データ形式を1の目的データ形式に変換す
る複数のデータ変換方法は、前記対象データ形式を、一
旦前記目的データ形式とは異なるデータ形式に変換した
後、そのデータ形式からさらに目的データ形式に変換す
るデータ変換方法を含み、前記各データ変換方法に対応
するデータ変換プログラムの組み合わせとその実行順序
とを前記変換対応表記憶手段に、あらかじめ記憶してお
き、前記実行ステップは、素材データのデータ形式を他
のデータ形式に変換するデータ変換プログラムであっ
て、あらかじめプログラム記憶手段に記憶されている複
数のデータ変換プログラムのうち、選択された種類のデ
ータ変換方法に対応するデータ変換プログラムの組み合
わせを、それに対応する実行順序で実行する。
【0021】請求項11記載の編集方法は、請求項10
記載の編集方法において、前記重み情報記憶手段は、1
の対象データ形式を1の目的データ形式に変換する複数
種類のデータ変換方法のうちのそれぞれのデータ変換方
法のデータ変換処理時間に応じた時間重み情報を処理時
間重み情報記憶手段に、1の対象データ形式を1の目的
データ形式に変換する複数種類のデータ変換方法のうち
のそれぞれのデータ変換によるデータ品質の変化に応じ
た品質重み情報を品質重み情報記憶手段に、それぞれあ
らかじめ記憶しておき、前記重み指定入力ステップは、
処理時間とデータ品質とを含む重みの種類のうちから1
の重みを指定する入力を受け付ける。
【0022】請求項12記載の編集方法は、請求項11
記載の編集方法において、前記重み情報記憶手段は、さ
らに、1の対象データ形式を1の目的データ形式に変換
する複数種類のデータ変換方法のうちのそれぞれのデー
タ変換によるデータサイズの変化に応じたデータサイズ
重み情報をデータサイズ重み情報記憶手段に記憶してお
き、前記重み指定入力ステップは、処理時間とデータ品
質とデータサイズとを含む重みの種類のうちから1の重
みを指定する入力を受け付ける。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例である
編集装置100の構成を示すブロック図である。編集装
置100は、特性情報記憶部101、指示入力部10
2、表示部103、素材データ記憶部104、編集部1
05、重み情報記憶部106、変換制御部107、デー
タ変換部108および出力部109を備える。
【0024】図2は、特性情報記憶部101に記憶され
ている特性情報の一例を示す説明図である。特性情報記
憶部101は、それぞれ特性の異なる各再生装置におい
て再生することができる再生可能データ形式、データ変
換部108によって再生可能データ形式にデータ変換す
ることができる入力可能データ形式、および対象とする
再生装置において再生することができる特殊効果の種類
などからなる再生装置の特性情報をテーブルとして記憶
する。
【0025】指示入力部102は、入力すべき内容に応
じて表示部103に所定のメニュー画面を表示させると
ともに、各メニュー画面からの再生装置の指定、素材デ
ータの選択、編集コマンドの指定、後述の重みの指定お
よび素材データのデータ形式などの入力を受け付ける。
具体的には、指示入力部102は、編集装置100の編
集開始時に、再生装置の種類をそれぞれの特性毎に表示
部103にメニュー表示させ、編集者による再生装置の
指定を受け付ける。再生装置が指定されると、次に例え
ば、指示入力部102は、素材データの選択を受け付け
るためのメニュー画面を表示部103に表示させる。こ
のとき、指示入力部102は、指定された再生装置の再
生可能データ形式と入力可能データ形式とを特性情報記
憶部101から読み出し、指定された再生装置の再生可
能データ形式と入力可能データ形式とに該当しないデー
タ形式で記憶されている素材データのファイル名をグレ
イアウトしてメニュー画面に表示する。指示入力部10
2は、メニュー画面でグレイアウトされている素材デー
タのファイル名が指定された場合には、ブザー音および
表示により警告を行い、その素材データの選択を受け付
けない。
【0026】さらに、指示入力部102は、素材データ
記憶部104に入力可能データ形式で記憶されている素
材データが選択された場合には、表示部103に重み指
定のメニュー画面を表示させ、データ変換の際に変換時
間を優先させるか、データ変換後のデータの品質を優先
させるか、あるいはデータ変換後のデータサイズがより
小さくなるデータ変換を優先させるかという編集者から
の重み指定の入力を受け付ける。指示入力部102は、
重み指定の入力の後、指定された再生装置の再生可能デ
ータ形式、選択された素材データのデータ形式および指
定された重みを変換制御部107に通知する。
【0027】さらに、指示入力部102は、編集コマン
ド指定用のメニュー画面を表示部103に表示させ、編
集者からの編集コマンド指定の入力を受け付ける。この
際、特性情報記憶部101から読み出された特殊効果の
種類に応じて、指定された再生装置で再生することがで
きる編集コマンド以外はグレイアウトして表示させる。
指示入力部102は、メニュー画面でグレイアウトされ
ている編集コマンドが指定された場合には、ブザー音お
よび表示により警告を行い、その編集コマンドの指定を
受け付けない。メニュー画面から適正な編集コマンドが
指定されると、指定された編集コマンドを編集部105
に通知する。
【0028】表示部103は、CRT(陰極線管)ある
いはLCD(液晶表示装置)などによって実現され、再
生装置の指定用、素材データのデータ形式入力用、編集
コマンド指定用および重み指定用の各メニュー画面のほ
か、素材データのファイルや編集部105の編集結果な
どを表示する。素材データ記憶部104は、動画情報、
音声情報、静止画情報、グラフィックおよびテキスト情
報など、編集の素材となるデータを記憶する。
【0029】編集部105は、編集装置100内に格納
されている複数のソフトウェアプログラムによって実現
される。編集部105は、指示入力部102からの入力
により選択された素材データを素材データ記憶部104
から読み出して、指示入力部102からの入力により指
定された編集コマンドを実行し、素材データを編集す
る。
【0030】重み情報記憶部106は、データ変換部1
08に備えられるそれぞれのデータ変換プログラムにつ
いて付された重み情報を、テーブルとして記憶する。図
3は、各データ変換プログラムに対応して重み情報記憶
部106に記憶されている重み情報の一例を示す説明図
である。前記テーブルには、重み情報として、データ変
換に要する変換時間の長さを示す変換時間重み情報、デ
ータ変換後のデータの品質を示す品質重み情報、および
データ変換後のデータサイズを示すデータサイズ重み情
報が記憶される。例えば、前記各重み情報は、それぞ
れ、5段階の評価で表されており、変換時間重み情報の
評価が小さい値であるほどデータ変換に要する時間が短
く、品質重み情報の評価が小さい値であるほど再生され
るデータの品質が高く、また、データサイズ重み情報の
評価が小さい値であるほど変換後のデータサイズが小さ
い。
【0031】変換制御部107は、指示入力部102か
らの通知により、指定された重みに応じて、データ変換
部108内の最も適切なデータ変換プログラムを選択す
る。具体的には、変換制御部107は、あるデータ形式
から別のデータ形式にデータ変換を行う場合のデータ変
換部108のあらゆる変換経路をあらかじめ記憶してい
る。前記変換経路は、データ変換部108に記憶されて
いるデータ変換プログラムの組み合わせとその実行順序
とによって定められる。また、前記変換経路は、1のデ
ータ変換プログラムを実行することにより、あるデータ
形式から別のデータ形式に直接変換される場合も含んで
いる。これに従い、変換制御部107は、指示入力部1
02からの通知に基づいて、選択された素材データのデ
ータ形式を指定された再生装置の再生可能データ形式に
変換することができるデータ変換プログラムのあらゆる
組合わせを検索する。さらに、変換制御部107は、検
索の結果得られた各データ変換プログラムについて、指
定された重みに対応する重み情報を重み情報記憶部10
6から読み出し、例えば、その重み情報の評価が最も小
さくなるデータ変換プログラム、あるいは、その重み情
報の評価の和が最も小さくなるデータ変換プログラムの
組み合わせを選択する。変換制御部107は、選択した
データ変換プログラムの組み合わせとその実行順序とを
記憶しておき、編集部105による編集処理の後、デー
タ変換部108に実行させる。
【0032】さらに具体的に説明すると、変換制御部1
07は、図3に示したように指定された再生装置の再生
可能データ形式が動画データ形式Cであり、選択された
素材データのデータ形式が動画データ形式Aである場
合、動画データ形式Aを動画データ形式Cに変換するあ
らゆる変換経路とそれに対応するデータ変換プログラム
の組み合わせおよびその実行順序を検索する。検索の結
果、動画データ形式Aを直接動画データ形式Cに変換す
るデータ変換プログラムPと、動画データ形式Aを一旦
動画データ形式Bに変換した後、さらに動画データ形式
Bを動画データ形式Cに変換する、データ変換プログラ
ムQとデータ変換プログラムRとの組み合わせが変換制
御部107に記憶されていたとする。変換制御部107
は、指示入力部102から指定された重みが変換時間で
ある場合には、重み情報記憶部106から各データ変換
プログラムに対応する変換時間重み情報を読み出す。変
換時間重み情報は、それぞれ、データ変換プログラムP
では「4」、データ変換プログラムQでは「2」、デー
タ変換プログラムRでは「1」である。従って、動画デ
ータ形式Aから動画データ形式Cにデータ変換を行う場
合には、変換時間重み情報が「4」のデータ変換プログ
ラムPを実行して直接動画データ形式Aを動画データ形
式Cに変換するよりも、変換時間重み情報が「2」と
「1」とのデータ変換プログラムQとデータ変換プログ
ラムRとの組み合わせをこの順序で実行し、動画データ
形式Aを一旦、動画データ形式Bに変換後、動画データ
形式Cに変換する方がデータ変換に要する時間が短いこ
とが判る。これにより、変換制御部107は、データ変
換プログラムQとデータ変換プログラムRとを選択す
る。また、同様にして、指示入力部102から指定され
た重みが再生されるデータの品質である場合にはデータ
変換プログラムPが選択され、指示入力部102から指
定された重みが変換後のデータサイズである場合にはデ
ータ変換プログラムPが選択される。
【0033】データ変換部108は、実際には図示しな
い複数のデータ変換プログラムを記憶するプログラム記
憶部と、記憶されているデータ変換プログラムを実行す
る変換プログラム実行部とによって実現される。データ
変換部108は、変換制御部107によって選択された
データ変換プログラムを実行して、編集された素材デー
タのデータ形式を、指定された再生装置の再生可能デー
タ形式に変換する。
【0034】出力部109は、編集部105によって編
集された、必要な場合には、さらにデータ変換部108
によってデータ変換が施された再生可能データ形式のマ
ルチメディア情報を、CD−ROMに出力する。図4お
よび図5は、本実施例の編集装置100の編集処理手順
を示すフローチャートである。
【0035】編集装置100が起動されると、指示入力
部102は、データ変換部108に再生装置指定用のメ
ニュー画面を表示させ、編集者から、再生装置を指定す
る入力を受け付ける(ステップS401)。編集者によ
り、マウスなどを用いて対象とする再生装置が指定され
ると(ステップS402)、指示入力部102は指定さ
れた再生装置の特性情報を特性情報記憶部101から読
み出す(ステップS403)。指示入力部102は、同
時に、素材データ記憶部104に記憶されている素材デ
ータのファイルリストおよびそのデータ形式を読み出
す。
【0036】指示入力部102は、表示部103に素材
データ選択用のメニュー画面を表示させ、素材データ選
択の入力を受け付ける(ステップS404)。このメニ
ュー画面において、指示入力部102は、素材データ記
憶部104に記憶されている素材データのファイル名を
すべて表示させるが、そのうち、指定された再生装置の
再生可能データ形式と入力可能データ形式とに該当しな
い素材データについては、そのファイル名をグレイアウ
トして表示させる。
【0037】素材データ選択用のメニュー画面におい
て、グレイアウトされているファイル名が選択された場
合には(ステップS405)、ブザー音および表示によ
り警告を行い(ステップS406)、その入力を受け付
けない。素材データ選択用のメニュー画面において、適
正な素材データが選択されると(ステップS405)、
指示入力部102は選択された素材データが、指定され
た再生装置の入力可能データであるか否かを判定する
(ステップS407)。ステップS407において入力
可能データでなければ、図5に示すステップS504の
処理に移る。
【0038】ステップS407において入力可能データ
であれば、指示入力部102は、さらに、重み指定用メ
ニュー画面を表示部103に表示させ、データ変換にお
いて変換時間の短いデータ変換を優先するか、変換後の
データの品質が高いデータ変換を優先するか、変換後の
データのデータサイズが小さいデータ変換を優先するか
という重み指定の入力を受け付ける(ステップS40
8)。重み指定用メニュー画面から重みが指定されると
(ステップS409)、指示入力部102は、選択され
た素材データのデータ形式、指定された再生装置の再生
可能データ形式、および指定された重みとを変換制御部
107に通知する(ステップS410)。この後、編集
装置100は図5に示すステップS501の処理に移
る。
【0039】指示入力部102から通知を受けた変換制
御部107は、選択された素材データのデータ形式を、
指定された再生装置の再生可能データ形式にデータ変換
するすべてのデータ変換経路、およびそれに対応するデ
ータ変換プログラムのすべて組み合わせを検索する(ス
テップS501)。変換制御部107は、さらに、検索
結果として得られたそれぞれのデータ変換プログラムに
ついて、指定された重みに対応する重み情報を重み情報
記憶部106から読み出して(ステップS502)、指
定された重みの重み情報の値が最小となる変換経路およ
びそれに対応するデータ変換プログラムを選択する(ス
テップS503)。
【0040】次いで、指示入力部102は、編集コマン
ド指定用メニュー画面を表示部103に表示させ、編集
者からの編集コマンド指定の入力を受け付ける(ステッ
プS504)。この際、指示入力部102はステップS
403において読み出した特性情報の特殊効果の種類に
従って、メニュー画面に表示する編集コマンドのうち、
指定された再生装置で再生することができない編集コマ
ンドをグレイアウトして表示させる。指示入力部102
は、グレイアウトされている編集コマンドが指定された
場合には(ステップS505)、ブザー音および表示に
より警告を行い(ステップS506)、その入力を受け
付けない。
【0041】適正な編集コマンドが指定された場合には
(ステップS505)、指示入力部102は、編集処理
終了の指示がなければ(ステップS507)、編集部1
05に指定された編集コマンドを通知する(ステップS
508)。編集部105は、通知された編集コマンドを
実行した後(ステップS509)、ステップS504の
処理に戻る。
【0042】ステップS507において編集処理終了の
指示があった場合、変換制御部107はステップS50
3において選択したデータ変換プログラムがあるか否か
を調べ(ステップS510)、あれば、データ変換部1
08にそのデータ変換プログラムを実行させる(ステッ
プS511)。ステップS511において、選択されて
いるデータ変換プログラムがなかった場合には、ステッ
プS512の処理に移る。その後、出力を指示する入力
により、編集されたデータが出力部109からCD−R
OMに出力される(ステップS512)。
【0043】以上のように本実施例によれば、特性情報
記憶部101にそれぞれの再生装置の特性情報を登録し
ておくことにより、1つの編集装置100を用いて、特
性の異なる複数の再生装置を対象とした編集データを、
容易に作成することができる。また、特性情報記憶部1
01にあらかじめ登録されていない再生装置について
も、素材データのデータ形式をその再生装置の再生可能
データ形式にデータ変換することができる変換プログラ
ムをデータ変換部108に備えておく必要はあるが、そ
の特性情報を特性情報記憶部101に新規に登録するこ
とにより、対応する編集データを容易に作成することが
できる。
【0044】また、変換制御部107においても、同一
のデータ変換プログラムあるいは、同一のデータ変換経
路に対して、種類の異なる複数の重み情報を定義するこ
とによって、編集者の要求に、より適合したデータ変換
を行うことができる。なお、本実施例の指示入力部10
2では、メニュー画面にグレイアウトして表示された選
択肢が選択された場合には、ブザー音および表示により
警告を行うとともに、その入力を受け付けないこととし
たが、その代わりに、指示入力部102は、ブザー音お
よび表示により警告を行うとともに、その選択肢が選択
された場合に限定される再生装置の種類を表示した上、
その入力を受け付け、入力された指示に応じて後の処理
が行われるようにしてもよい。
【0045】なお、本実施例では、各重み情報を5段階
の評価で表すこととしたが、重み情報の定め方は「○、
×、△」など、どのように定めても良い。また、ここで
は、各データ変換プログラムに対応して重み情報を記憶
することとしたが、その代わりに、入力可能データ形式
から再生可能データ形式に変換するデータ変換におい
て、各重みに対応して、選択されるべき1のデータ変換
プログラム、または複数のデータ変換プログラムの組み
合わせとその実行順序とによって定められる1の選択さ
れるべき変換経路を記憶しておき、指定された重みに応
じて記憶されている1のデータ変換プログラムまたは記
憶されている1の変換経路に対応するデータ変換プログ
ラムが実行されるようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の編集装置
によれば、それぞれ特性の異なる再生装置の種類に応じ
て、指定された再生装置に対応する編集コマンドの入力
を受け付け、指定された素材データに対して入力された
編集コマンドを実行するので、編集者は、マルチメディ
ア情報の供給の対象とする所望の再生装置を指定するこ
とにより、指定した素材データに対してその再生装置に
対応する編集を施すことができる。すなわち、編集者
は、1つの編集装置を用いてそれぞれ特性の異なる複数
種類の再生装置に対して、それぞれの再生装置に最適な
マルチメディア情報を編集することができる。
【0047】請求項2記載の編集装置によれば、上記効
果に加えて、素材データ限定手段が、指定された再生装
置の変換情報に基づいて、使用者からの素材データの指
定を受け付けるデータ形式の範囲を限定するとともに、
データ変換手段が、編集後の素材データのデータ形式
を、指定された再生装置の再生可能データ形式に自動的
に変換するので、編集者は、1つの編集装置を用いてそ
れぞれ特性の異なる複数種類の再生装置に対して、それ
ぞれの再生装置で最適に再生することができるマルチメ
ディア情報を提供することができる。
【0048】請求項3記載の編集装置によれば、上記効
果に加えて、編集者は、所望の種類の重みを指定してお
くことにより、編集後の素材データのデータ形式を、指
定した再生装置の再生可能データ形式に変換するデータ
変換方法が複数種類ある場合には、指定した重みに応じ
た最適なデータ変換方法により、編集後の素材データの
データ形式を、指定した再生装置の再生可能データ形式
に変換することができる。
【0049】請求項4記載の編集装置によれば、1の対
象データ形式を1の目的データ形式に変換する複数のデ
ータ変換方法として、データ変換プログラムの組み合わ
せとその実行順序とによって定まる複数の変換経路に対
応したデータ変換方法を含んでいる場合にも、上記効果
を得ることができる。請求項5記載の編集装置によれ
ば、上記効果に加えて、編集後の素材データのデータ形
式を、指定した再生装置の再生可能データ形式に変換す
るデータ変換方法が複数種類ある場合には、編集者は、
データ変換の処理時間とデータ変換によるデータ品質の
変化とのいずれかを指定しておくことにより、データ変
換の処理時間が短いデータ変換の方法、あるいは、デー
タ品質の劣化が少ないデータ変換の方法など、編集後の
素材データに対して所望のデータ変換を施すことができ
る。
【0050】請求項6記載の編集装置によれば、上記効
果に加えて、さらに、編集者は、データ変換によるデー
タサイズの変化に応じても、編集後の素材データに対し
て所望のデータ変換を施すことができる。請求項7記載
の編集方法によれば、請求項1記載の編集装置と同様の
効果を得ることができる。
【0051】請求項8記載の編集方法によれば、請求項
2記載の編集装置と同様の効果を得ることができる。請
求項9記載の編集方法によれば、請求項3記載の編集装
置と同様の効果を得ることができる。請求項10記載の
編集方法によれば、請求項4記載の編集装置と同様の効
果を得ることができる。
【0052】請求項11記載の編集方法によれば、請求
項5記載の編集装置と同様の効果を得ることができる。
請求項12記載の編集方法によれば、請求項6記載の編
集装置と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である編集装置100の構成
を示すブロック図である。
【図2】特性情報記憶部101に記憶されている特性情
報の一例を示す説明図である。
【図3】各データ変換プログラムに対応して重み情報記
憶部106に記憶されている重み情報の一例を示す説明
図である。
【図4】本実施例の編集装置100の編集処理手順を示
すフローチャートである。
【図5】本実施例の編集装置100の編集処理手順を示
すフローチャートである。
【図6】従来のマルチメディア情報の流れを示すブロッ
ク図である。
【図7】各再生装置607の特性と再生可能なマルチメ
ディア情報のデータ形式とを示すテーブルである。
【符号の説明】
100 編集装置 101 特性情報記憶部 102 指示入力部 103 表示部 104 素材データ記憶部 105 編集部 106 重み情報記憶部 107 変換制御部 108 データ変換部 109 出力部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチメディア情報を再生する複数種類
    の再生装置に対応して、複数の素材データを編集し、マ
    ルチメディア情報を生成する編集装置であって、 再生装置の種類に応じて、その再生装置に対応する編集
    コマンドを示した編集情報を記憶する編集情報記憶手段
    と、 マルチメディア情報の供給の対象とする再生装置の指定
    の入力を受け付ける装置指定入力手段と、 前記編集情報に基づいて、指定された再生装置に対応す
    る編集コマンドの入力を受け付ける編集入力手段と、 複数の素材データを記憶する素材データ記憶手段と、 編集の対象となる素材データを指定する入力を受け付け
    る素材指定入力手段と、 素材指定入力手段からの入力により指定された素材デー
    タに対して、入力された編集コマンドを実行する編集手
    段とを備えることを特徴とする編集装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の編集装置において、さら
    に、 編集後の素材データのデータ形式を、他のデータ形式に
    変換するデータ変換手段と、 再生装置の種類に応じて、その再生装置で再生可能な再
    生可能データ形式と、前記データ変換手段によって当該
    再生可能データ形式に変換可能な変換可能データ形式と
    を示す変換情報を記憶する変換情報記憶手段と、 指定された再生装置の変換情報に基づいて、前記素材指
    定入力手段からの素材データの指定が、当該再生装置の
    再生可能データ形式および変換可能データ形式の素材デ
    ータである場合に、素材データの指定の受付を許可する
    素材データ限定手段と、 変換可能データ形式の素材データが指定された場合に
    は、前記データ変換手段に、編集後の素材データのデー
    タ形式を、指定された再生装置の再生可能データ形式に
    変換させる変換制御手段とを備えることを特徴とする編
    集装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の編集装置において、さら
    に、 あらかじめ定められた複数種類の重みのうちから1の重
    みを指定する入力を受け付ける重み指定入力手段を備
    え、 前記変換制御手段は、 変換対象となる対象データ形式と変換目的となる目的デ
    ータ形式とに対応して、対象データ形式を目的データ形
    式に変換する1または複数種類のデータ変換方法を示し
    た対応表を記憶する変換対応表記憶手段と、 1の対象データ形式を1の目的データ形式に変換する複
    数種類のデータ変換方法のうちのそれぞれに対応して、
    複数種類の重み情報を記憶する重み情報記憶手段と、 指定された素材データのデータ形式を、指定された再生
    装置の再生可能データ形式に変換する1または複数種類
    のデータ変換方法を、変換対応表記憶手段内で検索する
    データ変換方法検索手段と、 検索の結果、指定された素材データのデータ形式を、指
    定された再生装置の再生可能データ形式に変換する複数
    種類のデータ変換方法がある場合には、指定された重み
    に応じて1種類のデータ変換方法を選択するとともに、
    選択された種類のデータ変換方法を前記データ変換手段
    に実行させる実行制御手段とを備えることを特徴とする
    編集装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の編集装置において、 前記データ変換手段は、 素材データのデータ形式を他のデータ形式に変換する複
    数のデータ変換プログラムを記憶するプログラム記憶手
    段と、 プログラム記憶手段に記憶されているデータ変換プログ
    ラムを実行する実行手段とを備え、 前記対応表の中に記憶されている、1の対象データ形式
    を1の目的データ形式に変換する複数のデータ変換方法
    は、前記対象データ形式を、一旦前記目的データ形式と
    は異なるデータ形式に変換した後、そのデータ形式から
    さらに目的データ形式に変換するデータ変換方法を含
    み、 前記変換対応表記憶手段は、前記各データ変換方法に対
    応するデータ変換プログラムの組み合わせとその実行順
    序とを記憶し、 前記実行制御手段は、選択された種類のデータ変換方法
    に対応するデータ変換プログラムの組み合わせを、それ
    に対応する実行順序で前記実行手段に実行させることを
    特徴とする編集装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の編集装置において、 前記重み情報記憶手段は、 1の対象データ形式を1の目的データ形式に変換する複
    数種類のデータ変換方法のうちのそれぞれのデータ変換
    方法のデータ変換処理時間に応じた時間重み情報を記憶
    する処理時間重み情報記憶手段と、 1の対象データ形式を1の目的データ形式に変換する複
    数種類のデータ変換方法のうちのそれぞれのデータ変換
    によるデータ品質の変化に応じた品質重み情報を記憶す
    る品質重み情報記憶手段とを備え、 前記重み指定入力手段は、処理時間とデータ品質とを含
    む重みの種類のうちから1の重みを指定する入力を受け
    付けることを特徴とする編集装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の編集装置において、 前記重み情報記憶手段は、さらに、 1の対象データ形式を1の目的データ形式に変換する複
    数種類のデータ変換方法のうちのそれぞれのデータ変換
    によるデータサイズの変化に応じたデータサイズ重み情
    報を記憶するデータサイズ重み情報記憶手段を備え、 前記重み指定入力手段は、処理時間とデータ品質とデー
    タサイズとを含む重みの種類のうちから1の重みを指定
    する入力を受け付けることを特徴とする編集装置。
  7. 【請求項7】 再生装置の種類に応じた編集コマンドを
    示す編集情報を編集情報記憶手段にあらかじめ記憶して
    おき、マルチメディア情報を再生する複数種類の再生装
    置に対応して、複数の素材データを編集し、マルチメデ
    ィア情報を生成する編集方法であって、 マルチメディア情報の供給の対象とする再生装置の指定
    の入力を受け付ける装置指定入力ステップと、 前記編集情報に基づいて、指定された再生装置に対応す
    る編集コマンドの入力を受け付ける編集入力ステップ
    と、 編集の対象となる素材データの指定の入力を受け付ける
    素材指定入力ステップと、 あらかじめ複数の素材データを記憶している素材データ
    記憶手段から、素材指定入力ステップにおける入力によ
    り指定された素材データを読み出して、その素材データ
    に対して、入力された編集コマンドを実行する編集ステ
    ップとを備えることを特徴とする編集方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の編集方法において、さら
    に、再生装置の種類に応じて、その再生装置で再生可能
    な再生可能データ形式と、当該再生可能データ形式に変
    換可能な変換可能データ形式とを示す変換情報を変換情
    報記憶手段にあらかじめ記憶しておき、 指定された再生装置の変換情報に基づいて、前記素材指
    定入力ステップにおける素材データの指定が、当該再生
    装置の再生可能データ形式および変換可能データ形式の
    素材データである場合に、素材データの指定の受付を許
    可する素材データ限定ステップと、 変換可能データ形式の素材データが指定された場合に
    は、編集ステップの後、素材データのデータ形式を、指
    定された再生装置の再生可能データ形式に変換するデー
    タ変換ステップとを備えることを特徴とする編集方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の編集方法において、変換
    対象となる対象データ形式と変換目的となる目的データ
    形式とに対応して、対象データ形式を目的データ形式に
    変換する1または複数種類のデータ変換方法を示した対
    応表を変換対応表記憶手段に、1の対象データ形式を1
    の目的データ形式に変換する複数種類のデータ変換方法
    のうちのそれぞれに対応して、複数種類の重み情報を重
    み情報記憶手段に、それぞれあらかじめ記憶しておき、
    さらに、 あらかじめ定められた複数種類の重みのうちから1の重
    みを指定する入力を受け付ける重み指定入力ステップを
    備え、 前記データ変換ステップは、 指定された素材データのデータ形式を、指定された再生
    装置の再生可能データ形式に変換する1または複数種類
    のデータ変換方法を、変換対応表記憶手段内で検索する
    データ変換方法検索ステップと、 検索の結果、指定された素材データのデータ形式を、指
    定された再生装置の再生可能データ形式に変換する複数
    種類のデータ変換方法がある場合には、指定された重み
    に応じて1種類のデータ変換方法を選択するとともに、
    選択された種類のデータ変換方法を実行する実行ステッ
    プとを備えることを特徴とする編集方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の編集方法において、前
    記対応表の中に記憶されている、1の対象データ形式を
    1の目的データ形式に変換する複数のデータ変換方法
    は、前記対象データ形式を、一旦前記目的データ形式と
    は異なるデータ形式に変換した後、そのデータ形式から
    さらに目的データ形式に変換するデータ変換方法を含
    み、前記各データ変換方法に対応するデータ変換プログ
    ラムの組み合わせとその実行順序とを前記変換対応表記
    憶手段に、あらかじめ記憶しておき、 前記実行ステップは、素材データのデータ形式を他のデ
    ータ形式に変換するデータ変換プログラムであって、あ
    らかじめプログラム記憶手段に記憶されている複数のデ
    ータ変換プログラムのうち、選択された種類のデータ変
    換方法に対応するデータ変換プログラムの組み合わせ
    を、それに対応する実行順序で実行することを特徴とす
    る編集方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の編集方法において、
    前記重み情報記憶手段は、1の対象データ形式を1の目
    的データ形式に変換する複数種類のデータ変換方法のう
    ちのそれぞれのデータ変換方法のデータ変換処理時間に
    応じた時間重み情報を処理時間重み情報記憶手段に、1
    の対象データ形式を1の目的データ形式に変換する複数
    種類のデータ変換方法のうちのそれぞれのデータ変換に
    よるデータ品質の変化に応じた品質重み情報を品質重み
    情報記憶手段に、それぞれあらかじめ記憶しておき、 前記重み指定入力ステップは、処理時間とデータ品質と
    を含む重みの種類のうちから1の重みを指定する入力を
    受け付けることを特徴とする編集方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の編集方法において、
    前記重み情報記憶手段は、さらに、1の対象データ形式
    を1の目的データ形式に変換する複数種類のデータ変換
    方法のうちのそれぞれのデータ変換によるデータサイズ
    の変化に応じたデータサイズ重み情報をデータサイズ重
    み情報記憶手段に記憶しておき、 前記重み指定入力ステップは、処理時間とデータ品質と
    データサイズとを含む重みの種類のうちから1の重みを
    指定する入力を受け付けることを特徴とする編集方法。
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