JPH0961020A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0961020A JPH0961020A JP7220197A JP22019795A JPH0961020A JP H0961020 A JPH0961020 A JP H0961020A JP 7220197 A JP7220197 A JP 7220197A JP 22019795 A JP22019795 A JP 22019795A JP H0961020 A JPH0961020 A JP H0961020A
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- Japan
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- frost
- heat exchanger
- heating
- blower fan
- outdoor heat
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 暖房時の室外熱交換器のフロストを抑制で
き、暖房快適性を向上させることができる空気調和機を
提供する。 【解決手段】 この空気調和機の内蔵プログラムは、ス
テップＳ２で、室内温度ＤOAと室外温度ＤGAが判定室内
温度ＤOA1と判定室外温度ＤGA1よりも小さいか否かを判
定する。そして、ステップＳ２でＤOA＜ＤOA1かつＤGA
＜ＤGA1であると判定したときにステップＳ３に進ん
で、所定時間Ｔstだけ室内熱交換器の送風ファンの回転
数を減少させる。室内温度と室外温度が低くてフロスト
し易いときに室内送風量を抑制して室外熱交換器のフロ
ストを防ぐ。
き、暖房快適性を向上させることができる空気調和機を
提供する。 【解決手段】 この空気調和機の内蔵プログラムは、ス
テップＳ２で、室内温度ＤOAと室外温度ＤGAが判定室内
温度ＤOA1と判定室外温度ＤGA1よりも小さいか否かを判
定する。そして、ステップＳ２でＤOA＜ＤOA1かつＤGA
＜ＤGA1であると判定したときにステップＳ３に進ん
で、所定時間Ｔstだけ室内熱交換器の送風ファンの回転
数を減少させる。室内温度と室外温度が低くてフロスト
し易いときに室内送風量を抑制して室外熱交換器のフロ
ストを防ぐ。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、暖房時の快適性
を向上させる空気調和機に関する。
を向上させる空気調和機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、空気調和機としては、暖房運転時
に室内熱交換器の温度を検出し、この検出した温度の高
低に応じて室内機の送風ファンの回転数を高低に制御し
て、室内機から出力される風量を大小に制御して室内機
から低温風が出力されないようにするものがある。
に室内熱交換器の温度を検出し、この検出した温度の高
低に応じて室内機の送風ファンの回転数を高低に制御し
て、室内機から出力される風量を大小に制御して室内機
から低温風が出力されないようにするものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
空気調和機では、室内温度や室外温度は、室内機の送風
ファンの回転数に関係していないから、暖房運転時に室
内温度および室外温度が低いと室外熱交換器がフロスト
し易い。そして、このフロストが発達すると、空気調和
機の暖房能力が低下すると共に空気調和機はデフロスト
運転に入る。デフロスト中は、室内機から温風を吹き出
すことができず、快適感を損なうことになる。
空気調和機では、室内温度や室外温度は、室内機の送風
ファンの回転数に関係していないから、暖房運転時に室
内温度および室外温度が低いと室外熱交換器がフロスト
し易い。そして、このフロストが発達すると、空気調和
機の暖房能力が低下すると共に空気調和機はデフロスト
運転に入る。デフロスト中は、室内機から温風を吹き出
すことができず、快適感を損なうことになる。
【０００４】そこで、この発明の目的は、暖房時の室外
熱交換器のフロストを抑制でき、暖房快適性を向上させ
ることができる空気調和機を提供することにある。
熱交換器のフロストを抑制でき、暖房快適性を向上させ
ることができる空気調和機を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１の発明の空気調和機は、室外熱交換器がフ
ロストし易いフロスト容易状態になっているか否かを判
定するフロスト容易状態判定手段と、上記フロスト容易
状態判定手段が上記フロスト容易状態であると判定した
ときに、室内機の送風ファンの回転数を減少させる送風
ファン制御手段とを備えていることを特徴としている。
め、請求項１の発明の空気調和機は、室外熱交換器がフ
ロストし易いフロスト容易状態になっているか否かを判
定するフロスト容易状態判定手段と、上記フロスト容易
状態判定手段が上記フロスト容易状態であると判定した
ときに、室内機の送風ファンの回転数を減少させる送風
ファン制御手段とを備えていることを特徴としている。
【０００６】この請求項１の発明によれば、暖房時に室
外熱交換器がフロストし易くなると、室内機の送風ファ
ンの回転数が減少する。すると、室内機が出力する風量
が減少する。すると、高圧側の冷媒の圧力が上昇すると
共に低圧側の冷媒の圧力が上昇する。すると、室外熱交
換器の温度が上昇してフロストし難くなる。したがっ
て、この発明によれば、暖房時の室外熱交換器のフロス
トを未然に防止することができる。したがって、デフロ
ストに入ることを防止できる。したがって、この発明に
よれば、暖房時の快適性を向上させることができる。
外熱交換器がフロストし易くなると、室内機の送風ファ
ンの回転数が減少する。すると、室内機が出力する風量
が減少する。すると、高圧側の冷媒の圧力が上昇すると
共に低圧側の冷媒の圧力が上昇する。すると、室外熱交
換器の温度が上昇してフロストし難くなる。したがっ
て、この発明によれば、暖房時の室外熱交換器のフロス
トを未然に防止することができる。したがって、デフロ
ストに入ることを防止できる。したがって、この発明に
よれば、暖房時の快適性を向上させることができる。
【０００７】また、請求項２の発明は、請求項１に記載
の空気調和機において、上記送風ファン制御手段は、上
記フロスト容易状態判定手段が上記フロスト容易状態で
あると判定したときに、所定時間だけ室内機の送風ファ
ンの回転数を減少させることを特徴としている。
の空気調和機において、上記送風ファン制御手段は、上
記フロスト容易状態判定手段が上記フロスト容易状態で
あると判定したときに、所定時間だけ室内機の送風ファ
ンの回転数を減少させることを特徴としている。
【０００８】したがって、請求項２の発明によれば、上
記室内機の送風ファンからの風量が抑制されている期間
を上記所定時間内に制限している。したがって、上記所
定時間の経過後に、送風ファンの回転数が増大して送風
量が元に戻る。上記所定時間の経過後には、室内温度が
ある程度上昇しているため、高圧側冷媒が温度上昇して
おり、室外熱交換器をフロストさせることなく、大風量
による急速暖房を行って部屋を暖めることができる。
記室内機の送風ファンからの風量が抑制されている期間
を上記所定時間内に制限している。したがって、上記所
定時間の経過後に、送風ファンの回転数が増大して送風
量が元に戻る。上記所定時間の経過後には、室内温度が
ある程度上昇しているため、高圧側冷媒が温度上昇して
おり、室外熱交換器をフロストさせることなく、大風量
による急速暖房を行って部屋を暖めることができる。
【０００９】また、請求項３の発明は、請求項１に記載
の空気調和機において、上記フロスト容易状態判定手段
は、圧縮機の起動運転時だけに、上記フロスト容易状態
になっているか否かを判定することを特徴としている。
の空気調和機において、上記フロスト容易状態判定手段
は、圧縮機の起動運転時だけに、上記フロスト容易状態
になっているか否かを判定することを特徴としている。
【００１０】したがって、請求項３の発明によれば、上
記フロスト容易状態の判定を行う時間を、上記圧縮機の
起動運転時だけに限っている。従って、請求項３の発明
によれば、フロスト容易状態の判定効率が良くなる。そ
の理由は、上記圧縮機の起動運転時に上記室外熱交換器
が最もフロストし易くなるからである。
記フロスト容易状態の判定を行う時間を、上記圧縮機の
起動運転時だけに限っている。従って、請求項３の発明
によれば、フロスト容易状態の判定効率が良くなる。そ
の理由は、上記圧縮機の起動運転時に上記室外熱交換器
が最もフロストし易くなるからである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
態により詳細に説明する。
【００１２】この発明の空気調和機の実施の形態は、マ
イクロコンピュータに内蔵されたプログラムによってフ
ロスト容易状態判定手段と送風ファン制御手段とを実現
している。
イクロコンピュータに内蔵されたプログラムによってフ
ロスト容易状態判定手段と送風ファン制御手段とを実現
している。
【００１３】図１に示したフローチャートを参照しなが
ら、上記内蔵プログラムを説明する。まず、ステップＳ
１で、暖房運転を起動する。そして、風量設定を自動に
したときは、室内熱交換器の温度がある程度上昇する
と、送風量がＷAUTOとなる。また、室内温度センサ(図
示せず）で室内温度ＤOAを測定し、室外温度センサ(図
示せず)で室外温度ＤGAを測定する。
ら、上記内蔵プログラムを説明する。まず、ステップＳ
１で、暖房運転を起動する。そして、風量設定を自動に
したときは、室内熱交換器の温度がある程度上昇する
と、送風量がＷAUTOとなる。また、室内温度センサ(図
示せず）で室内温度ＤOAを測定し、室外温度センサ(図
示せず)で室外温度ＤGAを測定する。
【００１４】次に、ステップＳ２に進み、上記測定した
室内温度ＤOAと室外温度ＤGAとの組み合わせ(ＤOA,
ＤGA）が、図２(Ｂ)にハッチングを施して示したフロス
ト容易状態領域Ｇ内にあるか否かを判定する。そして、
上記組合わせ(ＤOA,ＤGA)が上記領域Ｇ内にあると判断
したときには、ステップＳ３に進み、上記組み合わせ
(ＤOA,ＤGA)が上記領域Ｇ内にないと判断したときに
は、ステップＳ４に進む。
室内温度ＤOAと室外温度ＤGAとの組み合わせ(ＤOA,
ＤGA）が、図２(Ｂ)にハッチングを施して示したフロス
ト容易状態領域Ｇ内にあるか否かを判定する。そして、
上記組合わせ(ＤOA,ＤGA)が上記領域Ｇ内にあると判断
したときには、ステップＳ３に進み、上記組み合わせ
(ＤOA,ＤGA)が上記領域Ｇ内にないと判断したときに
は、ステップＳ４に進む。
【００１５】ステップＳ３では、あらかじめ定められて
いる時間Ｔstの期間だけ、室内機の送風ファンの回転数
を所定の数だけ減少させて、上記室内機の送風量を上記
自動設定送風量ＷAUTOに所定の減少係数Ｗ1を乗じた値
(ＷAUTO・Ｗ1)にする。この減少係数Ｗ1は１よりも小さ
い値である。上記所定の時間Ｔstは、例えば１０分から
３０分の間の値にすればよい。そして、上記所定時間Ｔ
stの経過後にステップＳ４に進む。
いる時間Ｔstの期間だけ、室内機の送風ファンの回転数
を所定の数だけ減少させて、上記室内機の送風量を上記
自動設定送風量ＷAUTOに所定の減少係数Ｗ1を乗じた値
(ＷAUTO・Ｗ1)にする。この減少係数Ｗ1は１よりも小さ
い値である。上記所定の時間Ｔstは、例えば１０分から
３０分の間の値にすればよい。そして、上記所定時間Ｔ
stの経過後にステップＳ４に進む。
【００１６】次に、ステップＳ４では、室内機の送風量
を自動設定値ＷAUTOに戻す。
を自動設定値ＷAUTOに戻す。
【００１７】このように、この実施形態では、暖房起動
時に、測定した室内温度ＤOAと室外温度ＤGAとの組み合
わせ(ＤOA,ＤGA）が、フロスト容易状態領域Ｇ内にあっ
て、室外熱交換器がフロストし易くなると、室内機の送
風ファンの回転数を減少させる。すると、図２(Ａ)にも
示すように、室内機が出力する風量が減少して、高圧側
の冷媒圧力ＨＰと低圧側の冷媒圧力ＬＰが上昇する。す
ると、室外熱交換器の温度が上昇して、室外熱交換器が
フロストすることを防ぐことができる。したがって、こ
の実施形態によれば、暖房起動時の室外熱交換器がフロ
ストする危険性を事前に察知して、送風量を抑制するこ
とによって、室外熱交換器のフロストを未然に防止する
ことができる。
時に、測定した室内温度ＤOAと室外温度ＤGAとの組み合
わせ(ＤOA,ＤGA）が、フロスト容易状態領域Ｇ内にあっ
て、室外熱交換器がフロストし易くなると、室内機の送
風ファンの回転数を減少させる。すると、図２(Ａ)にも
示すように、室内機が出力する風量が減少して、高圧側
の冷媒圧力ＨＰと低圧側の冷媒圧力ＬＰが上昇する。す
ると、室外熱交換器の温度が上昇して、室外熱交換器が
フロストすることを防ぐことができる。したがって、こ
の実施形態によれば、暖房起動時の室外熱交換器がフロ
ストする危険性を事前に察知して、送風量を抑制するこ
とによって、室外熱交換器のフロストを未然に防止する
ことができる。
【００１８】したがって、この実施形態によれば、暖房
起動時に室内機がデフロストに入ることを防ぐことがで
きるから、暖房の快適性を向上させることができる。
起動時に室内機がデフロストに入ることを防ぐことがで
きるから、暖房の快適性を向上させることができる。
【００１９】また、この実施形態によれば、上記送風量
を抑制している期間を所定時間Ｔstに設定している。従
って、上記所定時間Ｔstが経過した後に送風ファンの回
転数が増大して送風量が自動設定値ＷAUTOに戻る。そし
て、この所定時間Ｔstが経過した後に、室内温度がある
程度上昇しているから、高圧側冷媒が温度上昇してお
り、室外熱交換器をフロストさせることなく、抑制され
た風量ＷAUTO・Ｗ1よりも大きな風量ＷAUTOによる暖房を
行って、速やかに部屋を暖めることができる。
を抑制している期間を所定時間Ｔstに設定している。従
って、上記所定時間Ｔstが経過した後に送風ファンの回
転数が増大して送風量が自動設定値ＷAUTOに戻る。そし
て、この所定時間Ｔstが経過した後に、室内温度がある
程度上昇しているから、高圧側冷媒が温度上昇してお
り、室外熱交換器をフロストさせることなく、抑制され
た風量ＷAUTO・Ｗ1よりも大きな風量ＷAUTOによる暖房を
行って、速やかに部屋を暖めることができる。
【００２０】また、この実施形態は、暖房起動時に上記
フロスト容易状態の判定を行うから、フロスト容易状態
になっていることを効率良く検出できる。その理由は、
室外熱交換器がフロストし易くなる確率が最大になるの
は、暖房出力を最大にする確率が最も大きな起動時であ
るからである。
フロスト容易状態の判定を行うから、フロスト容易状態
になっていることを効率良く検出できる。その理由は、
室外熱交換器がフロストし易くなる確率が最大になるの
は、暖房出力を最大にする確率が最も大きな起動時であ
るからである。
【００２１】ここで、図２(Ｃ)を参照しながら、上記暖
房起動時の暖房能力の時間変化を説明する。曲線Ｈは送
風量が大であるときの暖房能力の変化を示し、曲線Ｍは
送風量が中であるときの暖房能力の変化を示している。
曲線Ｈと曲線Ｍとを比較参照すれば分かるように、送風
量が大である場合は送風量が中である場合に比べて、暖
房能力の立ち上がりが速やかである。しかし、送風量が
大である場合は送風量が中である場合に比べて、早期に
デフロストに入る(デフロスト時刻ＴDH＜デフロスト時
刻ＴDM)。
房起動時の暖房能力の時間変化を説明する。曲線Ｈは送
風量が大であるときの暖房能力の変化を示し、曲線Ｍは
送風量が中であるときの暖房能力の変化を示している。
曲線Ｈと曲線Ｍとを比較参照すれば分かるように、送風
量が大である場合は送風量が中である場合に比べて、暖
房能力の立ち上がりが速やかである。しかし、送風量が
大である場合は送風量が中である場合に比べて、早期に
デフロストに入る(デフロスト時刻ＴDH＜デフロスト時
刻ＴDM)。
【００２２】ところで、暖房能力の時間積分値が暖房量
になるから、図２(Ｃ)を参照すれば、起動から時刻ＴDM
までの期間においては、風量を中にした場合の方が風量
を大にした場合に比べて暖房量が大きいことが分かる。
つまり、風量を抑制した場合の方がデフロストを回避で
きる分だけ、暖房能力の時間平均値を大きくすることが
でき、暖房能力と快適性の両方を向上できる。
になるから、図２(Ｃ)を参照すれば、起動から時刻ＴDM
までの期間においては、風量を中にした場合の方が風量
を大にした場合に比べて暖房量が大きいことが分かる。
つまり、風量を抑制した場合の方がデフロストを回避で
きる分だけ、暖房能力の時間平均値を大きくすることが
でき、暖房能力と快適性の両方を向上できる。
【００２３】なお、図２(Ｃ)において、時刻ＴEにおい
ては、風量大の場合が風量中の場合よりも暖房能力が高
いが、しかし、図２(Ａ)のフロスト含みのＣＯＰ(コエ
フィシェント・オブ・パフォーマンス)の欄に示したよう
に、フロストの発生時刻を越えるような長時間にわたる
暖房能力の時間積分値は、風量の大小には略無関係にな
る。
ては、風量大の場合が風量中の場合よりも暖房能力が高
いが、しかし、図２(Ａ)のフロスト含みのＣＯＰ(コエ
フィシェント・オブ・パフォーマンス)の欄に示したよう
に、フロストの発生時刻を越えるような長時間にわたる
暖房能力の時間積分値は、風量の大小には略無関係にな
る。
【００２４】尚、この実施の形態では、室内温度と室外
温度とに基づいてフロスト容易状態になっているか否か
を判定したが、室外熱交換器の温度に基づいてフロスト
容易状態になっているか否かを判定するようにしてもよ
い。
温度とに基づいてフロスト容易状態になっているか否か
を判定したが、室外熱交換器の温度に基づいてフロスト
容易状態になっているか否かを判定するようにしてもよ
い。
【００２５】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項１の発
明の空気調和機は、室外熱交換器がフロストし易いフロ
スト容易状態になっているか否かを判定するフロスト容
易状態判定手段と、上記フロスト容易状態判定手段が上
記フロスト容易状態であると判定したときに、室内機の
送風ファンの回転数を減少させる送風ファン制御手段と
を備えている。
明の空気調和機は、室外熱交換器がフロストし易いフロ
スト容易状態になっているか否かを判定するフロスト容
易状態判定手段と、上記フロスト容易状態判定手段が上
記フロスト容易状態であると判定したときに、室内機の
送風ファンの回転数を減少させる送風ファン制御手段と
を備えている。
【００２６】この請求項１の発明によれば、暖房時に室
外熱交換器がフロストし易くなると、室内機の送風ファ
ンの回転数が減少する。すると、室内機が出力する風量
が減少する。すると、高圧側の冷媒の圧力が上昇すると
共に低圧側の冷媒の圧力が上昇する。すると、室外熱交
換器の温度が上昇してフロストし難くなる。したがっ
て、この発明によれば、暖房時の室外熱交換器のフロス
トを未然に防止することができる。したがって、暖房時
に室内機が低温風を出力することを防止できる。したが
って、この発明によれば、暖房時の快適性を向上させる
ことができる。
外熱交換器がフロストし易くなると、室内機の送風ファ
ンの回転数が減少する。すると、室内機が出力する風量
が減少する。すると、高圧側の冷媒の圧力が上昇すると
共に低圧側の冷媒の圧力が上昇する。すると、室外熱交
換器の温度が上昇してフロストし難くなる。したがっ
て、この発明によれば、暖房時の室外熱交換器のフロス
トを未然に防止することができる。したがって、暖房時
に室内機が低温風を出力することを防止できる。したが
って、この発明によれば、暖房時の快適性を向上させる
ことができる。
【００２７】また、請求項２の発明は、請求項１に記載
の空気調和機において、上記送風ファン制御手段は、上
記フロスト容易状態判定手段が上記フロスト容易状態を
判定したときに、所定時間だけ室内機の送風ファンの回
転数を減少させることを特徴としている。
の空気調和機において、上記送風ファン制御手段は、上
記フロスト容易状態判定手段が上記フロスト容易状態を
判定したときに、所定時間だけ室内機の送風ファンの回
転数を減少させることを特徴としている。
【００２８】したがって、請求項２の発明によれば、上
記室内機の送風ファンからの風量が抑制されている期間
を上記所定時間内に制限している。したがって、上記所
定時間の経過後に、送風ファンの回転数が増大して送風
量が元に戻る。上記所定時間の経過後には、室内温度が
ある程度上昇しているから、高圧側冷媒が温度上昇して
おり、室外熱交換器をフロストさせることなく、大風量
による急速暖房を行って部屋を暖めることができる。
記室内機の送風ファンからの風量が抑制されている期間
を上記所定時間内に制限している。したがって、上記所
定時間の経過後に、送風ファンの回転数が増大して送風
量が元に戻る。上記所定時間の経過後には、室内温度が
ある程度上昇しているから、高圧側冷媒が温度上昇して
おり、室外熱交換器をフロストさせることなく、大風量
による急速暖房を行って部屋を暖めることができる。
【００２９】また、請求項３の発明は、請求項１に記載
の空気調和機において、上記フロスト容易状態判定手段
は、圧縮機の起動運転時だけに、上記フロスト容易状態
になっているか否かを判定することを特徴としている。
の空気調和機において、上記フロスト容易状態判定手段
は、圧縮機の起動運転時だけに、上記フロスト容易状態
になっているか否かを判定することを特徴としている。
【００３０】したがって、請求項３の発明によれば、上
記フロスト容易状態の判定を行う時間を、上記圧縮機の
起動運転時だけに限っている。したがって、請求項３の
発明によれば、フロスト容易状態の判定効率が良くな
る。その理由は、上記圧縮機の起動運転時に上記室外熱
交換器が最もフロストし易くなるからである。
記フロスト容易状態の判定を行う時間を、上記圧縮機の
起動運転時だけに限っている。したがって、請求項３の
発明によれば、フロスト容易状態の判定効率が良くな
る。その理由は、上記圧縮機の起動運転時に上記室外熱
交換器が最もフロストし易くなるからである。
【図１】 この発明の空気調和機の実施の形態の内蔵プ
ログラムを説明するフローチャートである。
ログラムを説明するフローチャートである。
【図２】 図２(Ａ)は室内機の送風ファンの回転数の
高，中，低に応じて、高圧圧力ＨＰおよび低圧圧力ＬＰ
およびフロスト容易さおよび快適性がどう変わるかを示
した図であり、図２(Ｂ)は室内機の送風ファンの風量と
室内温度、室外温度との関係におけるフロストエリアを
説明する図であり、図２(Ｃ)は暖房起動時の暖房能力の
時間推移を説明する図である。
高，中，低に応じて、高圧圧力ＨＰおよび低圧圧力ＬＰ
およびフロスト容易さおよび快適性がどう変わるかを示
した図であり、図２(Ｂ)は室内機の送風ファンの風量と
室内温度、室外温度との関係におけるフロストエリアを
説明する図であり、図２(Ｃ)は暖房起動時の暖房能力の
時間推移を説明する図である。
Ｈ,Ｍ,Ｌ…曲線。
Claims (3)
- 【請求項１】 室外熱交換器がフロストし易いフロスト
容易状態になっているか否かを判定するフロスト容易状
態判定手段と、 上記フロスト容易状態判定手段が上記フロスト容易状態
であると判定したときに、室内機の送風ファンの回転数
を減少させる送風ファン制御手段とを備えていることを
特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】 請求項１に記載の空気調和機において、 上記送風ファン制御手段は、上記フロスト容易状態判定
手段が上記フロスト容易状態であると判定したときに、
所定時間だけ室内機の送風ファンの回転数を減少させる
ことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項３】 請求項１に記載の空気調和機において、 上記フロスト容易状態判定手段は、圧縮機の起動運転時
だけに、上記フロスト容易状態になっているか否かを判
定することを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7220197A JPH0961020A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7220197A JPH0961020A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0961020A true JPH0961020A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16747416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7220197A Pending JPH0961020A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0961020A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015025906A1 (ja) * | 2013-08-23 | 2015-02-26 | サンデン株式会社 | 車両用空気調和装置 |
| CN106369759A (zh) * | 2016-09-29 | 2017-02-01 | 广东美的制冷设备有限公司 | 化霜控制方法、控制器及空调 |
| CN111928455A (zh) * | 2020-08-04 | 2020-11-13 | Tcl空调器(中山)有限公司 | 空调器的控制方法、装置以及计算机可读存储介质 |
| CN115950050A (zh) * | 2022-12-06 | 2023-04-11 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调控制方法、装置、电子设备及存储介质 |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP7220197A patent/JPH0961020A/ja active Pending
Cited By (9)
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| JP2015039999A (ja) * | 2013-08-23 | 2015-03-02 | サンデン株式会社 | 車両用空気調和装置 |
| CN105473356A (zh) * | 2013-08-23 | 2016-04-06 | 三电控股株式会社 | 车辆用空调装置 |
| US10712066B2 (en) | 2013-08-23 | 2020-07-14 | Sanden Holdings Corporation | Vehicle air conditioner |
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