JPH0960032A - ショベルローダのセルフレベリング装置 - Google Patents

ショベルローダのセルフレベリング装置

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JPH0960032A
JPH0960032A JP21070895A JP21070895A JPH0960032A JP H0960032 A JPH0960032 A JP H0960032A JP 21070895 A JP21070895 A JP 21070895A JP 21070895 A JP21070895 A JP 21070895A JP H0960032 A JPH0960032 A JP H0960032A
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JP
Japan
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leveling
spool
lift
cylinder
bucket
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Application number
JP21070895A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kobayashi
博 小林
Masami Shonai
雅美 庄内
Shigeto Nakajima
滋人 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Nishina Industrial Co Ltd
Original Assignee
Nishina Industrial Co Ltd
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0960032A publication Critical patent/JPH0960032A/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/42Drives for dippers, buckets, dipper-arms or bucket-arms
    • E02F3/43Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations
    • E02F3/431Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for bucket-arms, front-end loaders, dumpers or the like
    • E02F3/432Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for bucket-arms, front-end loaders, dumpers or the like for keeping the bucket in a predetermined position or attitude
    • E02F3/433Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for bucket-arms, front-end loaders, dumpers or the like for keeping the bucket in a predetermined position or attitude horizontal, e.g. self-levelling

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ショベルローダのセルフレベリング装置におい
て、バケットが負荷を受けて水平状態に置かれていると
きの自然前傾量を低減でき、しかもリフトアームとバケ
ットの同時操作時の円滑な作動性を確保できるようにす
る。 【解決手段】 リフトアーム上昇時に、リフトシリンダ
3からの戻り油をコントロールバルブ7のオープンセン
タ通路12から第1のレベリングスプール21を経て分
流弁22に送り、ここで分流された一部の圧油をダンプ
シリンダ6のエンド側に送り込む一方、ダンプシリンダ
のロッド側からの戻り油を第2のレベリングスプール2
5を経てタンク11に戻すことによりバケットをレベリ
ングさせる。また、リフトアームとバケットの同時操作
時には、ダンプシリンダ6からの戻り油を通路19と戻
り通路20とをつなぐバイパス回路26の逆止弁27を
開放してタンク11に戻す構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショベルローダに
おいて、リフトアームの作動時にバケットを水平姿勢に
保持するための油圧式のセルフレベリング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧式セルフレベリング装置とし
ては、例えば米国特許第4,561,342号明細書及
び図面が知られており、図6にはそのセルフレベリング
装置の回路図が示されている。これは、リフトシリンダ
34制御用のリフトスプール38と、ダンプシリンダ3
6制御用のダンプスプール39とを直列(シリーズ)回
路の形態で含む荷役用コントロールバルブ37を有する
油圧回路において、前記リフトシリンダ34からの戻り
油を、コントロールバルブ37に戻る前にセルフレベリ
ングバルブ42を介してダンプシリンダ36へ分流させ
てセルフレベリングを行う構成であり、セルフレベリン
グバルブ42は、戻り油の分流を受け持つ固定及び可変
の2つのオリフィスを有する分流弁43と、2つのチェ
ックバルブ44,45及びアンロードスプール46より
構成されている。
【0003】そして、リフトアーム33を上昇すべくリ
フトスプール38が上昇位置へ切り換えられたとき、油
圧ポンプ40から供給された圧油がリフトスプール38
を通ってリフトシリンダ34のエンド側に流入し、リフ
トアーム33を上昇させるが、このときリフトシリンダ
34のロッド側から押し出された油は、セルフレベリン
グバルブ42のAポートに流入し、分流弁43の固定オ
リフィスと可変オリフィスとによりBポートとDポート
に分流され、Dポートから流出した油はダンプシリンダ
36のエンド側に流入される。すると、ダンプシリンダ
36のロッド側の圧力が上昇し、アンロードスプール4
6の図示右端圧力が高くなり、スプリング力に打ち勝つ
と、ダンプシリンダ36のロッド側から押し出された油
がCポートに入り、アンロードスプール46を通ってB
ポートより流出し、タンク41へ戻る。
【0004】このように、従来のセルフレベリング装置
は、リフトシリンダ34のロッド側より流出する戻り油
の一部をコントロールバルブ37に戻る前にセルフレベ
リングバルブ42を介してダンプシリンダ36に流入さ
せることにより、リフトアーム33の上昇に合わせてバ
ケット35を前傾させてセルフレベリングを行う構成と
なっている。なお、リフトアーム33の下降時にはセル
フレベリングを行わない構成となっている。
【0005】ところで、バケット35に荷(土砂や砂利
等)が積まれた水平状態では、バケット35を前傾させ
る向きに負荷が作用し、ダンプシリンダ36のロッド側
に圧力が立つ。この圧力は、セルフレベリング機能を持
たないレベリングレスの場合には、コントロールバルブ
37におけるダンプスプール39のロッド側ポートに作
用する。従って、このロッド側ポートからの油漏れによ
りバケット35が自然前傾する虞があるも、油漏れ部分
が僅か一箇所であることから、その影響度は少ない。と
ころが、上述した従来のセルフレベリング装置の場合に
は、リフトシリンダ34とダンプシリンダ36とセルフ
レベリング42とが相互に接続される構成であることか
ら、ダンプシリンダ36のロッド側圧力が下記の部分に
作用して油漏れを発生する。
【0006】第1に、ダンプスプール39のロッド側ポ
ートからの油漏れ(レベリングレスと同じ)。第2にセ
ルフレベリングバルブ42のCポートからDポートを経
てダンプスプール39のエンド側ポートからの油漏れ。
第3にセルフレベリングバルブ42のCポートからBポ
ートを経てリフトスプール38のロッド側ポートからの
油漏れ、またはリフトシリンダ34が自然降下している
場合にあっては、リフトシリンダ34のロッド側への流
れ込み。このように、従来のセルフレベリング装置によ
るときは、油漏れの箇所が多いことに伴い油の漏出総量
が大となり、水平状態に置かれたバケット35がレベリ
ングレスに比べてかなり大きな自然前傾を生ずる可能性
がある。
【0007】そこで、本出願人は、上記の問題を解決す
るものとして、リフトシリンダのロッド側より押し出さ
れた圧油をコントロールバルブに戻してからセルフレベ
リングバルブにより分流後、ダンプシリンダに送り込む
ことによりバケットのセルフレベリングを行うようにし
たショベルローダのセルフレベリング装置(特願平7−
128171号)を提案している。以下、これを先願発
明という。
【0008】図7は先願発明を示したものであり、以下
その概略を説明する。リフトシリンダ51制御用のリフ
トスプール54と、ダンプシリンダ52制御用のダンプ
スプール55とを直列回路の形態で含むコントロールバ
ルブ53のオープンセンタ通路56の下流側に、リフト
シリンダ51の上昇作動時にダンプシリンダ52を前傾
方向に作動させてバケット(図示省略)をレベリングさ
せるためのセルフレベリングバルブ59が設置されてい
る。
【0009】リフトスプール54を上昇側に切り換えて
油圧ポンプ57からの圧油をリフトシリンダ51のエン
ド側に送り、図示省略のリフトアームを上昇させたと
き、リフトシリンダ51のロッド側の戻り油がコントロ
ールバルブ53のオープンセンタ通路56を通ってセル
フレベリングバルブ59に流入し、分流弁60によりタ
ンク側通路61とシリンダ側通路62に分流され、シリ
ンダ側通路62に分流された油はレベリングスプール6
3へ送られる。このとき、レベリングスプール63はリ
フトシリンダ51のエンド側通路64に設けた絞り65
の前後から導入されるパイロット圧により非レベリング
位置aからレベリング位置bに切り換えられるため、分
流弁60から流入した油がダンプシリンダ52のエンド
側に送り込まれ、ロッド側の戻り油が戻り通路70を経
てタンクに戻される。かくして、バケットのレベリング
が行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した先
願発明によると、バケットに荷が積まれた水平状態で負
荷側となるダンプシリンダ52のロッド側の圧力は、ダ
ンプスプール55のロッド側ポートと、レベリングスプ
ール63のロッド側ポートとの2箇所に作用するに止ま
るため、従来に比べれば油漏部分が減少するものの、レ
ベリングレスに比べると、その効果は未だ十分とはいえ
ず、しかもリフトアームとバケットの同時操作時、特に
リフトアーム上昇とバケット後傾時にはその作動性が損
なわれる虞があった。
【0011】即ち、図8はリフトアーム上昇とバケット
後傾の同時操作時を示す回路図であり、矢印により圧油
の流れが示されている。この場合はリフトシリンダ51
のエンド側通路64の絞り65の前後から導入されるパ
イロット圧によりレベリングスプール63がレベリング
位置bへシフトされるため、ダンプスプール55を経て
ダンプシリンダ52のロッド側に流入すべき圧油がレベ
リングスプール63の絞り68から戻り通路67を経て
タンク58へ流出する回路が構成される。このとき、ロ
ッド側にはバケット負荷が作用し高圧となっているた
め、前記圧油はロッド側へは流れずタンク側へ流出しよ
うとする。従って、絞り68を相当に強く設定したとき
は、同時操作が可能となるも、そのときはダンプシリン
ダ52の作動速度、即ちバケットの後傾速度が遅くなる
とともに、リフトシリンダ51の上昇速度をも低下する
結果となる。
【0012】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、ショベルローダ
のセルフレベリング装置において、バケットが負荷を受
けて水平状態に置かれているときのバケット自然前傾量
の低減効果をより高めることができ、しかもリフトアー
ムとバケットの同時操作時における作動性を損なわない
ようにする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の手段を講じている。即ち、請求項1
の発明は、機台と、この機台に取り付けられリフトシリ
ンダにて昇降作動されるリフトアームと、このリフトア
ームに取り付けられダンプシリンダにより前後傾作動さ
れるバケットとを備えたショベルローダのセルフレベリ
ング装置であって、前記リフトシリンダ制御用のリフト
スプール及び前記ダンプシリンダ制御用のダンプスプー
ルを直列回路の形態で含む荷役用コントロールバルブ
と、該コントロールバルブのオープンセンタ通路の下流
側に設けられるとともに流入圧油をタンクに戻す非レベ
リング位置と、ダンプシリンダ側へ送るレベリング位置
とに切換可能な第1のレベリングスプールと、該第1の
レベリングスプールから送られる圧油をタンク側とダン
プシリンダ側とに分流する分流弁と、前記ダンプスプー
ルと前記ダンプシリンダのロッド側間での圧油の流れを
許容する非レベリング位置と、前記ダンプシリンダのロ
ッド側の圧油をタンクに戻すレベリング位置とに切換可
能な第2のレベリングスプールと、前記オープンセンタ
通路内の圧力が設定圧を越えたときに該通路内の圧油が
タンクへの戻り通路に流出することを許容する圧力制御
弁とを備え、前記第1及び第2のレベリングスプール
は、前記リフトスプールがリフトアーム上昇側に単独操
作されたときにレベリング位置へ切り換えられる構成と
したことを特徴とする。
【0014】上述のように構成された請求項1の発明に
よると、リフトアームを上昇すべくリフトスプールが切
り換えられ、油圧ポンプからの圧油がリフトシリンダの
エンド側に送り込まれると、ロッド側の戻り油はリフト
スプールに戻りオープンセンタ通路を通って第1のレベ
リングスプールへ流入する。このとき、第1及び第2の
レベリングスプールがそれぞれレベリング位置に切り換
えられているため、前記流入圧油は第1のレベリングス
プールから分流弁に送られ、タンク側とシリンダ側とに
分流され、そしてシリンダ側に分流された油がダンプシ
リンダのエンド側に送り込まれる。このとき、ダンプシ
リンダのロッド側から押し出された戻り油は第2のレベ
リングスプールを経てタンクへ流出される。かくして、
バケットはリフトアームの上昇に合わせてレベリングさ
れる。
【0015】ところで、バケットに荷が積まれた水平状
態では、バケットを前傾する向きに負荷が作用し、ダン
プシリンダのロッド側に圧力が立つ。請求項1の発明に
よると、その圧力はセルフレベリングバルブの第2のダ
ンプスプールのロッド側ポートに作用するだけである。
即ち、バケットの水平保持時に関係する油漏れ箇所は、
第2のダンプスプールのロッド側ポートのみに限られ、
従ってその漏出量は微小なものとなる。
【0016】また、請求項1の発明によると、リフトア
ームとバケットの同時操作には、ダンプスプールを経て
送られる圧油は、ダンプシリンダに対して直接又は第2
のレベリングスプールを経て送り込まれ、またダンプシ
リンダからの戻り油は、コントロールバルブのオープン
センタ通路に戻されたのち、セルフレベリングバルブの
圧力制御弁を経てタンクに流出される。このことによ
り、リフトアームとバケットの同時操作は円滑に実施さ
れることになる。
【0017】
【発明の実施の形態】なお、本発明は下記の形態で実施
することが望ましい。 (A) 請求項1記載のショベルローダのセルフレベリ
ング装置において、第1のレベリングスプールと、分流
弁と、第2のレベリングスプールと、圧力制御弁とを組
み合わせて一体化することによりセルフレベリングバル
ブを構成する。そして、このような構成を採用したとき
は、セルフコントロールバルブのコンパクト化が達成さ
れ、配管の取り回し作業を行う上で有利となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図5に基づい
て具体的に説明する。図2はショベルローダの概略側面
図である。図示のように、ショベルローダは、機台1
と、機台1後部のピラー2に取り付けられたリフトアー
ム3と、リフトアーム3の先端に取り付けられたバケッ
ト5とを備え、リフトアーム3はリフトシリンダ4によ
り昇降作動され、バケット5はダンプシリンダ6により
前後傾作動されるようになっている。
【0019】図1はリフトアーム3の上昇時にバケット
5を水平姿勢に保持するための油圧式セルフレベリング
装置の油圧回路図であり、以下、図1に基づいてセルフ
レベリング装置を説明する。図示のように、荷役用のコ
ントロールバルブ7は、リフト作動優先(上流側は位
置)の回路構成であり、リフトシリンダ4制御用のリフ
トスプール8と、ダンプシリンダ6制御用のダンプスプ
ール9を直列(シリーズ)回路の形態で含み、両スプー
ル8,9が中立位置にあるとき、油圧ポンプ10から送
られた圧油を下流へ送るオープンセンタ通路12を備え
ている。
【0020】そして、コントロールバルブ7のオープン
センタ通路12の下流にはセルフレベリングバルブ18
が接続されており、コントロールバルブ7のAポートか
ら流出した圧油がセルフレベリングバルブ18のBポー
トにに流入するようになっている。次に、セルフレベリ
ングバルブ18について説明する。セルフレベリングバ
ルブ18は、Bポートから通路19に流入した圧油の流
れ方向を制御する第1のレベリングスプール21と、そ
の下流側に設けられ圧油をタンク11に通じる分流通路
24と、ダンプシリンダ6のエンド側に通じる分流通路
23とに分流する分流弁22と、ダンプシリンダ6のロ
ッド側の圧油流れ方向を制御する第2のレベリングスプ
ール25とを備えている。
【0021】第1のレベリングスプール21は6ポート
2位置形のパイロット制御式切換弁であり、常にはスプ
リングにて図示の非レベリング位置aに保持され、パイ
ロット圧によりレベリング位置bに切り換えられる。そ
して、非レベリング位置aでは、通路19から流入した
圧油が戻り通路20に送られ、レベリング位置bでは、
圧油が分流弁22に送り込まれる。なお、戻り通路20
に送られた圧油はCポートから流出後、コントロールバ
ルブ7のDポートに流入し、戻り通路17を通りってタ
ンク11へ流出される。
【0022】また、前記通路19は戻り通路20とバイ
パス通路26により接続され、このバイパス通路26に
は通路19内の圧力が設定値を越えたときに圧油の流出
を許容するスプリング付き逆止弁27が設けられてい
る。この逆止弁27が請求項1に記載の圧力制御弁の1
例を示しており、その設定圧はダンプシリンダ6を前傾
するに必要な圧力よりも高く設定される。一方、ダンプ
シリンダ6のロッド側の圧油流れ方向を制御するための
第2のレベリングスプール25は、3ポート3位置形の
パイロット制御式切換弁であって、常にはスプリングに
て図示のレベリング位置aに保持され、パイロット圧に
より非レベリング位置b又はcに切り換えられる。
【0023】しかして、ダンプシリンダ6とダンプスプ
ール9を接続するエンド側及びロッド側管路15,16
は、それぞれセルフレベリングバルブ18内を通ってお
り、そのうちのロッド側管路16が第2のレベリングス
プール25に接続されている。第2のレベリングスプー
ル25は、レベリング位置aにあるときにはロッド側管
路16をタンク11に通じる戻り系の通路28に連通す
るが、非レベリング位置b又はcではその連通を遮断す
るようになっており、上流側と下流側のパイロット圧で
制御される。
【0024】さらにまた、前記リフトスプール8とリフ
トシリンダ4とをつなぐエンド側及びロッド側管路1
3,14のうち、エンド側通路13は、その途中でセル
フレベリングバルブ18内の第1のレベリングスプール
21を介して接続されるとともに該レベリングスプール
21が非レベリング位置aにあるときは遮断されてい
る。またエンド側管路12はバイパス通路29にて接続
され、そのバイパス通路29にはシリンダ側からリフト
スプール側への流れを許容するスプリング付き逆止弁3
0が設けられている。
【0025】本実施例に係るショベルローダのセルフレ
ベリング装置は、上述の如く構成したものであり、以下
その作用効果について説明する。図1はコントロールバ
ルブ7のリフトスプール8及びダンプスプール9が中立
位置にある中立状態を示しており、セルフレベリングバ
ルブ18の第1のレベリングスプール21が非レベリン
グ位置aに保持され、第2のレベリングスプール25が
レベリング位置aに保持されている。この状態では、油
圧ポンプ10から送られる圧油は、コントロールバルブ
7のオープンセンタ通路12を通ってセルフレベリング
バルブ18に流入後、通路19から戻り通路20を経て
コントロールバルブ7に戻り、戻り通路17を通ってタ
ンク11に流出されている。
【0026】図3はリフトアーム3の上昇時の態様を示
し、圧油流れが矢印で示されている。リフトスプール8
が上昇位置aに切り換えられると、油圧ポンプ10から
の圧油はリフトスプール8からエンド側管路13に送ら
れる。このとき、第1のレベリングスプール21が非レ
ベリング位置aにあってエンド側管路13を閉じている
が、上流側の圧力が上昇するに伴いパイロット圧により
レベリング位置bに切り換えられてエンド側管路13を
連通する。そのため、圧油がリフトシリンダ4のエンド
側に送り込まれ、リフトアーム3を上昇させる。この場
合、第1のレベリングスプール21は、該スプール内通
路に設けた絞りの上流側と下流側の圧力差によりレベリ
ング位置bに保持される。
【0027】一方、リフトシリンダ3のロッド側から押
し出された戻り油は、ロッド側管路14、リフトスプー
ル8、オープンセンタ通路12を経てセルフレベリング
バルブ18に流入する。そして、レベリング位置bに切
り換えられている第1のレベリングプール21を経て分
流弁22内に流入し、タンク側の分流通路24とシリン
ダ側の分流通路23に分流され、分流通路23の圧油は
エンド側管路15を経てダンプシリンダ6のエンド側に
送られ、バケット5を前傾させる。
【0028】なお、分流通路24の圧油は通路28、第
1のレベリングスプール21、戻り通路20及びコント
ロールバルブ7の戻り通路17を経てタンク11に流出
され、また、ダンプシリンダ6のロッド側から押し出さ
れた戻り油は、レベリング位置aに保持されている第2
のレベリングスプール25から通路28を経て前記タン
ク側の分流通路24の圧油と合流してタンク11に戻
る。このように、本実施例によると、リフトスプール8
を上昇側へ単独操作したときは、リフトアーム3の上昇
に合わせてバケット5をレベリングすることができる。
【0029】一方、リフトアーム3を下降すべく、リフ
トスプール8が下降位置bに切り換えられたときは、油
圧ポンプ10からの圧油はロッド側管路14を経てリフ
トシリンダ4のロッド側に送り込まれ、エンド側からエ
ンド側管路13に押し出された戻り油は、バイパス通路
29の逆止弁30を押し開いて流れリフトスプール8に
戻る。その後は上昇時と同様にセルフレベリングバルブ
18を経由してタンク11に流出する。従って、リフト
アーム3の下降時にはバケット5のセルフレベリングは
行われない。
【0030】次に、バケット5単独の前後傾作動につい
て説明する。図4はバケット5前傾状態を示し、圧油流
れが矢印で示されている。ダンプスプール9が前傾位置
aに切り換えられると、油圧ポンプ10からの圧油がエ
ンド側管路15を経てダンプシリンダ6のエンド側に送
られ、バケット5が前傾される。このとき、ロッド側管
路16に接続されている第2のレベリングスプール25
が上流側のパイロット圧により非レベリング位置cに切
り換えられるため、ロッド側の戻り油はロッド側管路1
6を通ってダンプスプール9に戻り、その後はオープン
センタ通路12を経てセルフレベリングバルブ18に流
入後、通路19、戻り通路20及びコントロールバルブ
7の戻り通路17を経てタンク11に戻る。この場合、
第2のレベリングスプール25は、該スプール内通路に
設けた絞りの上流側と下流側の圧力差により非レベリン
グ位置cに保持される。
【0031】また、ダンプスプール9が後傾位置bに切
り換えられると、油圧ポンプ10からの圧油がロッド側
管路16に送られ、そのパイロット圧により第2のレベ
リングスプール25が非レベリング位置bに切り換えら
れる。そのため、圧油がダンプシリンダ6のロッド側に
送られ、バケット5が後傾される。エンド側から押し出
された戻り油は、エンド側管路15を経てダンプスプー
ル9に戻りその後は上記と同様の戻り経路を通ってタン
ク11に戻る。
【0032】次に、リフトアーム3とバケット5の同時
操作について説明する。図5はリフトアーム上昇・バケ
ット後傾時を示し、圧油流れが矢印で示されている。リ
フトスプール8が上昇位置aに、ダンプスプール9が後
傾位置bにそれぞれ切り換えられると、油圧ポンプ10
からの圧油はエンド側管路13及び第1のレベリングス
プール21を経てリフトシリンダ4のエンド側に送り込
まれてリフトアーム3が上昇する。このとき、第1のレ
ベリングスプール21がレベリング位置bに切り換えら
れることについては前述のリフトアーム上昇時と同様で
ある。
【0033】リフトシリンダ4のロッド側から押し出さ
れた戻り油は、リフトスプール8からダンプスプール9
へ送られたのち、ロッド側管路16及び第2のレベリン
グスプール25を経てダンプシリンダ6のロッド側に送
り込まれ、バケット5が後傾する。このとき、第2のレ
ベリングスプール25が非レベリング位置bに切り換え
られることについては前述のバケット後傾時と同様であ
る。しかして、ダンプシリンダ6のエンド側から押し出
された戻り油はエンド側管路15を通りダンプスプール
9を経由後、セルフレベリングバルブ18の通路19に
流入する。
【0034】このとき、第1のレベリングスプール21
がレベリング位置bに保持されているが、該通路19内
の圧力が設定圧まで上昇するので、圧油はバイパス通路
26の逆止弁27をスプリングに抗して押し開き戻り通
路20へ流出し、コントロールバルブ7の戻り通路17
を経てタンク11に戻る。即ち、リフトアーム3の上昇
及びバケット5の後傾動作は何の障害もなく行われるこ
とになる。なお、リフトアーム上昇・バケット前傾の同
時操作時には、ダンプシリンダ6に関する圧油の流れ方
向が上記のリフトアーム上昇・バケット後傾時と逆向き
となるだけであり、その他については全く同様である。
【0035】また、リフトアーム下降・バケット前傾時
には、油圧ポンプ10からの圧油がリフトシリンダ4の
ロッド側に送られ、エンド側から押し出された戻り油が
リフトスプール8に戻るまでのリフトシリンダ4に関す
る圧油流れは、前述のリフトアーム3の単独下降時と同
様に行われる。そして、リフトスプール8に戻った圧油
がダンプスプール9からエンド側管路15を経てダンプ
シリンダ6のエンド側に送られ、ロッド側の戻り油が第
2のレベリングスプール25を経てダンプスプール9に
戻ったのち、セルフレベリングバルブ18の通路19へ
流入する。またレベリングスプール21は非レベリング
位置aに保持されているため、油は戻り通路20、コン
トロールバルブ7の戻り通路17を経てタンク11に流
出される。かくして、リフトアーム3の下降動作とバケ
ット5の前傾動作が同時に行われる。
【0036】一方、リフトアーム下降・バケット後傾時
には、ダンプシリンダ6に関する圧油の流れ方向が上記
のリフトアーム下降、バケット前傾時と逆の流れとな
り、それを除いては全く同様である。従って、本実施例
によれば、リフトアーム3とバケット5の同時操作は、
その全てに関して何ら支障なく円滑に実施することがで
きる。
【0037】ところで、バケット5に土砂や砂利等の荷
が積まれた水平状態では、バケット5を前傾させる方向
に負荷が作用するため、ダンプシリンダ6のロッド側に
は圧力が立つ。従って、ダンプシリンダ6のロッド側に
通じる摺動部分からは油漏れが生ずる可能性があるが、
本実施例のセルフレベリング装置によると、ダンプシリ
ンダ6のロッド側は第2のレベリングスプール25のシ
リンダポートに通じているだけであるから、図6に示し
た従来のセルフレベリング装置の場合は勿論のこと、図
7に示した先願発明の場合に比べても、油漏れが減少さ
れる。そのため、バケット5の自然前傾量を著しく減少
することができる。
【0038】なお、本発明は図示の実施例に限定される
ものではなく、例えば、第1及び第2のレベリングスプ
ール21,25の制御方式をパイロット式に変えて、リ
フトスプール8又はダンプスプール9の切り換え操作を
スイッチ等の検出器により検出した上で、その検出信号
に基づいて電磁的に行うように変更してもよい。また、
セルフレベリングバルブ18の戻り通路20からの戻り
油はコントロールバルブ7の戻り通路17を経由せず直
接タンク11に流出させてもよい。また、圧力制御弁と
しての逆止弁27はリリーフ弁であってもよい。
【0039】また、本実施例では第1のレベリングスプ
ール21と、分流弁22と、第2のレベリングスプール
25と、逆止弁27とを組み合わせて一体化することに
より1つのユニット化されたセルフレベリングバルブ1
8を構成してあるため、セルフコントロールバルブ18
のコンパクト化が達成され、配管の取り回し作業を行う
上で有利となるものである。しかし、上記各バルブは個
々に形成される構成であっても、その実施には何ら問題
はない。さらにまた、ダンプスプール9をリフトスプー
ル8の上流側に配置してダンプ優先の回路構成とするこ
とも可能である。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のセルフレ
ベリング装置によれば、バケットに荷が積まれた水平状
態で高圧となるダンプシリンダのロッド側に通じる油漏
れの可能性のある箇所が僅か一箇所となるため、従来及
び先願発明のセルフレベリング装置に比べてバケットの
自然前傾量を低減し、荷の不測の滑落を防止することが
できる。また、本発明によれば、セルフレベリング装置
の本来の機能である、リフトアーム上昇時におけるバケ
ットのレベリング機能を確保した上で、リフトアームと
バケットの同時操作時における円滑な作動性を確保でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るセルフレベリング装置の
油圧回路図であり、中立時を示す。
【図2】ショベルローダの概略側面図である。
【図3】セルフレベリング装置の油圧回路図であり、リ
フトアーム上昇時を示す。
【図4】セルフレベリング装置の油圧回路図であり、バ
ケット前傾時を示す。
【図5】セルフレベリング装置の油圧回路図であり、リ
フトアーム上昇・バケット後傾の同時操作時を示す。
【図6】従来のセルフレベリング装置の油圧回路図であ
る。
【図7】先願発明のセルフレベリング装置の油圧回路図
である。
【図8】先願発明のセルフレベリング装置の油圧回路図
であり、同時操作時(アーム上昇・バケット後傾)を示
す。
【符号の説明】
1…機台 3…リフトアーム 4…リフトシリンダ 5…バケット 6…ダンプシリンダ 7…荷役用コントロールバルブ 8…リフトスプール 9…ダンプスプール 12…オープンセンタ通路 18…セルフレベリングバルブ 21…第1のレベリングスプール 22…分流弁 25…第2のレベリングスプール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 滋人 長野県更埴市大字稲荷山1782−10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台と、この機台に取り付けられリフト
    シリンダにて昇降作動されるリフトアームと、このリフ
    トアームに取り付けられダンプシリンダにより前後傾作
    動されるバケットとを備えたショベルローダのセルフレ
    ベリング装置であって、 前記リフトシリンダ制御用のリフトスプール及び前記ダ
    ンプシリンダ制御用のダンプスプールを直列回路の形態
    で含む荷役用コントロールバルブと、 該コントロールバルブのオープンセンタ通路の下流側に
    設けられるとともに流入圧油をタンクに戻す非レベリン
    グ位置と、ダンプシリンダ側へ送るレベリング位置とに
    切換可能な第1のレベリングスプールと、 該第1のレベリングスプールから送られる圧油をタンク
    側とダンプシリンダ側とに分流する分流弁と、 前記ダンプスプールと前記ダンプシリンダのロッド側間
    での圧油の流れを許容する非レベリング位置と、前記ダ
    ンプシリンダのロッド側の圧油をタンクに戻すレベリン
    グ位置とに切換可能な第2のレベリングスプールと、 前記オープンセンタ通路内の圧力が設定圧を越えたとき
    に該通路内の圧油がタンクへの戻り通路に流出すること
    を許容する圧力制御弁とを備え、 前記第1及び第2のレベリングスプールは、前記リフト
    スプールがリフトアーム上昇側に単独操作されたときに
    レベリング位置へ切り換えられる構成としたショベルロ
    ーダのセルフレベリング装置。
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