JPH0958258A - 車載空気清浄装置 - Google Patents

車載空気清浄装置

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JPH0958258A
JPH0958258A JP7218485A JP21848595A JPH0958258A JP H0958258 A JPH0958258 A JP H0958258A JP 7218485 A JP7218485 A JP 7218485A JP 21848595 A JP21848595 A JP 21848595A JP H0958258 A JPH0958258 A JP H0958258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
vehicle
unit
deodorizing unit
deodorizing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7218485A
Other languages
English (en)
Inventor
Shojiro Yuri
章二郎 百合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0958258A publication Critical patent/JPH0958258A/ja
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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 車室内空気が清浄になった時、吐気口を一時
的に閉じ車室内への送気を中止させ、同時にヒータで加
熱された空気を脱臭ユニットに通過させ、吸着されてい
る臭気を脱臭ユニットから離脱させ車外へ排出する。 【解決手段】 車室内に吸気口2と吐気口3を設け、両
者を連通するダクト4を設け、該ダクト4には集塵ユニ
ット5、脱臭ユニット6、送風機7、ヒータ15を配
し、さらに車室内の空気の汚れ検知センサ8からの信号
を入力し送風機7を制御する制御部14を設け、吐気側
に送風機からの吐気を吐気口3又は排気口11へ選択的
に導く切り替えドア12を配し、このドア12は制御部
14から信号でドアの位置を制御するアクチュエータ1
3を設け、車室内空気の清浄完了時に、ヒータ15によ
る加熱空気を脱臭ユニット6内に通過させて、脱臭ユニ
ット内に吸着されていた臭気を離脱させて排気口11か
ら車外へ排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に脱臭フィル
タを具備せしめた車載空気清浄装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車載空気清浄装置として
図2に示す如き構成のものがあった。以下にこの従来例
の構造について説明すると、1は車体に設けられている
リアパーセルシェルフであって、このリアパーセルシェ
ルフ1には、その車幅方向に隔設される吸気口2及び吐
気口3の夫々を設け、その吸気口2と吐気口3とは、ト
ランクルーム側に突設されるダクト4によって連通され
ると共に、そのダクト4の途中には、空気の流れ方向に
沿って、集塵ユニット5、脱臭ユニット6、送風機7の
それらが順次配置される。
【0003】8は車室内に位置されて、車室内の空気の
汚れを検知するための汚れ検知センサ、9はその汚れ検
知センサ8からの信号を入力として送風機7を駆動制御
するための制御部、10は車両のタイヤを示す。
【0004】このような構造の従来の車載空気清浄装置
にあっては、車室内の空気が汚れていることが汚れ検知
センサ8により検知されると、その汚れ検知センサ8か
らの出力が制御部9に入力され、その結果送風機7が駆
動される。この送風機7の駆動力により車室内の汚れた
空気は、吸気口2よりダクト4内へ吸入され、集塵ユニ
ット5、脱臭ユニット6を通過して空気中の塵埃、臭気
が除去され、清浄化された空気が吐気口3より車室内へ
吐出されて、車室内空気が清浄される。車室内空気が清
浄化されると、汚れ検知センサ8では、車室内空気が清
浄されたことが検知され、この検知信号で制御部9は送
風機7の駆動を停止する作用をなすものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車載空気清浄装置にあっては、脱臭ユニット
6として活性炭等の物理的吸着フィルタを使用した場合
は、周囲温度が上昇すると、その上昇温度により、脱臭
ユニット6に吸着されていた臭気が活性化されてそのユ
ニット6から離脱する現象が生じ、その離脱臭気が車室
内へ送気されて、車室内では異臭が発生し、乗員に不快
感が与えられることがあった。
【0006】そこで本発明では車室内の空気が清浄にな
った時に、吐気口を一時的に閉塞して車室内への送気を
中止させながら、ヒータにより加熱された空気を脱臭ユ
ニットに通過させて、脱臭ユニットに吸着されている臭
気を活性化して脱臭ユニットから離脱させ、その離脱さ
れた臭気を車外へ排出することで車室内へ異臭を送気し
ないようにした車載空気清浄装置の提供を目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明では車室内に吸気口と吐気口を設け、こ
の吸気口と吐気口とを連通するダクトを設け、該ダクト
には、集塵ユニット、脱臭ユニット、送風機を配置し、
さらに車室内には、空気の汚れを検知する汚れ検知セン
サと、この汚れ検知センサからの信号を入力して前記送
風機を駆動制御する制御部を設けた車載空気清浄装置に
おいて、前記送風機の吐気側に、車外に通じる排気口を
設けると共に前記送風機からの吐気を、前記吐気口又は
排気口へ選択的に導びくための切り替えドアを設置し、
この切り替えドアには、前記制御部からの信号で該切り
替えドアの位置を制御するアクチュエータを設け、また
前記脱臭ユニットの上流側近傍にはヒータを配置して、
車室内空気の清浄完了時に、ヒータによる加熱空気を脱
臭ユニット内に通過させて脱臭ユニットに吸着されてい
た臭気を脱臭ユニットから離脱させ、この離脱臭気を車
外へ排出させることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図1
に基いて詳細に説明するが、本発明の形態と従来例で説
明した形態の同一部分は、従来例で使用した符号を付し
てその同一部分の詳細説明は省略する。
【0009】すなわち、図2に示される実施例にあって
は、リアパーセルシェルフ1に吸気口2と吐気口3を設
ける外に、車外に連通する排気口11を設けている。こ
の排気口11は、ダクト4内に配置されている送風機7
の下流側において、前記吐気口3と分岐して設けられて
いる。
【0010】そしてその分岐点には、送風機7の駆動に
よって生じる吐出空気を、前記の吐気口3又は排気口1
1へ選択的に導くための切り替えドア12が配置されて
いる。この切り替えドア12には、アクチュエータ13
が具備されており、このアクチュエータ13は、制御部
14からの制御信号を受けて切り替えドア12をA位置
又はB位置に駆動制御することができる。
【0011】15は、前記脱臭ユニット6の上流側近傍
に配置されているヒータであって、このヒータ15も上
記の制御部14によって加熱制御される。
【0012】以上が本実施例の構成であって、次にその
作用について述べる。
【0013】車室内の空気が汚れていると、汚れ検知セ
ンサ8から空気汚れ信号が出力され、この信号を制御部
14が受信することで、この制御部14からは、送風機
7を駆動する信号及び切り替えドア12をA位置へ移動
して排気口11側を閉塞するアクチュエータ13への信
号及びヒータ15回路を開路する信号が出力される。
【0014】これによって、送風機7の駆動力によりダ
クト4方向へ吸引される車室内空気は吸気口2からダク
ト4内を通り、集塵ユニット5及び脱臭ユニット6によ
り清浄化され、次いで吐気口3を経て車室内へ戻され
る。すなわちこのとき、切り替えドア12はA位置に制
御されているために清浄化された空気は、車外へ排出さ
れることなく車室内へ戻され、車室内の空気が清浄され
る。
【0015】かくして車室内の空気が清浄化されると、
汚れ検知センサ8からは空気清浄完了信号が出力され、
この信号により制御回路では、ヒータ15を加熱すると
共に切り替えドア12をB位置として吐気口側を閉塞す
る制御信号を出力する。なお送風機7は駆動を維持す
る。
【0016】これによって、車室内空気は吸気口2より
ダクト4内へ吸入され、この吸入された空気は集塵ユニ
ット5を通過するが清浄空気であるため該集塵ユニット
5の劣化は生じない。そしてその集塵ユニット5を通過
した空気は、ヒータ15によって加熱(暖められてい
る)された後に脱臭ユニット6を通過する。
【0017】加熱された温暖空気が脱臭ユニット内を通
過することで、その脱臭ユニット6が温暖空気の熱エネ
ルギーを受けることにより、脱臭ユニット6に吸着され
ている臭気が活性化され、これにより臭気が脱臭ユニッ
ト6から脱離する。
【0018】かくして脱臭ユニット6から脱離された臭
気は、送風機7の風力で排気口11を経て車外へ排出さ
れる。従って臭気を脱離した脱臭ユニット6はその脱臭
性能を回復させることができる。
【0019】上記汚れ検知センサからの出力で制御され
る各機構の動作を表にまとめると表−1に示す如くであ
る。
【0020】
【表1】
【0021】尚、前記脱臭ユニット6の臭気を車外に排
気する時の、ヒータ15及びアクチュエータ13の駆動
制御は、室内の空気の汚れを再び汚れ検知センサ8が検
知するまで継続してもよいし、予め設定した時間でその
駆動制御を解除するようにしてもよい。
【0022】また上記実施例における集塵ユニット5と
しては、濾紙フィルタでもよいし、帯電効果を付与した
帯電フィルタでもよいし、コロナ放電により塵埃を帯電
させて集塵する電気集塵方式でもよい。また、汚れ検知
センサ8の検知手段としては、ガスセンサでもよいし、
塵埃検知が可能な光学センサでもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では車室内
空気が清浄化されて、その空気の清浄を必要としないと
き、脱臭ユニット内に加熱された空気を通過せしめて、
その脱臭ユニットに吸着されていた臭気を活性化し、脱
臭ユニットから脱離せしめると共にその脱離された臭気
を車外へ排出させるようにしたものであるから、その脱
臭ユニットの脱臭性能を自動的に繰返し回復させること
ができ、これにより、脱臭ユニットによる有効な脱臭作
用を長期に亘って維持させることができ、また脱臭の信
頼性が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の車載空気清浄装置を示す説明
図。
【図2】従来の車載空気清浄装置を示す説明図。
【符号の説明】
1…リアパーセルシェルフ 2…吸気口 3…吐気口 4…ダクト 5…集塵ユニット 6…脱臭ユニット 7…送風機 8…汚れ検知センサ 11…排気口 12…切り替えドア 13…アクチュエータ 14…制御部 15…ヒータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に吸気口(2)と吐気口(3)を
    設け、この吸気口(2)と吐気口(3)とを連通するダ
    クト(4)を設け、該ダクト(4)には、集塵ユニット
    (5)、脱臭ユニット(6)、送風機(7)を配置し、
    さらに車室内には、空気の汚れを検知する汚れ検知セン
    サ(8)と、この汚れ検知センサ(8)からの信号を入
    力して前記送風機(7)を駆動制御する制御部(14)
    を設けた車載空気清浄装置において、前記送風機(7)
    の吐気側に、車外に通じる排気口(11)を設けると共
    に、前記送風機(7)からの吐気を、前記吐気口又は排
    気口へ選択的に導びくための切り替えドア(12)を設
    置し、この切り替えドア(12)には、前記制御部から
    の信号で該切り替えドアの位置を制御するアクチュエー
    タ(13)を設け、また前記脱臭ユニット(6)の上流
    側近傍にはヒータ(15)を配置して、車室内空気の清
    浄完了時に、ヒータ(15)による加熱空気を脱臭ユニ
    ット(6)内に通過させて脱臭ユニット(6)に吸着さ
    れていた臭気を脱臭ユニット(6)から離脱させ、この
    離脱臭気を車外へ排出させることを特徴とする車載空気
    清浄装置。
JP7218485A 1995-08-28 1995-08-28 車載空気清浄装置 Pending JPH0958258A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004512208A (ja) * 2000-06-07 2004-04-22 クティエフ アナトリー アナトリエヴィッチ エアから有害不純物を除去する方法及び装置
JP2007261462A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Toyota Motor Corp 車両用空調装置
WO2020161168A1 (fr) * 2019-02-07 2020-08-13 Rubix S&I Systeme et procede de nettoyage d'un habitacle de vehicule

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