JPH09509197A - コバルト連鎖移動方法により製造されたマクロモノマーから製造された星形ポリマー - Google Patents

コバルト連鎖移動方法により製造されたマクロモノマーから製造された星形ポリマー

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JPH09509197A JP7520560A JP52056095A JPH09509197A JP H09509197 A JPH09509197 A JP H09509197A JP 7520560 A JP7520560 A JP 7520560A JP 52056095 A JP52056095 A JP 52056095A JP H09509197 A JPH09509197 A JP H09509197A
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アントネリ,ジョーゼフ,アルバート
スコパッツィ,クリストファー
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F290/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers modified by introduction of aliphatic unsaturated end or side groups
    • C08F290/02Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers modified by introduction of aliphatic unsaturated end or side groups on to polymers modified by introduction of unsaturated end groups
    • C08F290/04Polymers provided for in subclasses C08C or C08F

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Abstract

(57)【要約】 有機液体中に分散された星形ポリマーを含有するポリマー分散液であって、星形ポリマーが架橋したコアを有し、コアはそのコアに結合された少なくとも3つのアームを有し、(1)コアは、互いに架橋している少なくとも2つのエチレン不飽和二重結合を有するモノマーから形成され、およびコアは、各部位がマクロモノマーと反応する少なくとも3つのラジカル重合可能な部位を有し、;並びに(2)星形ポリマーのアームを形成するマクロモノマーは、ラジカル重合開始剤およびCo+2を含有する触媒性連鎖移動剤の存在下で、ラジカル重合により重合しているエチレン不飽和モノマーから形成され、コアにおいてラジカル重合可能な部位と重合する末端のエチレン不飽和基をマクロモノマーに提供して星形ポリマーを形成する。かかる星形ポリマーを製造する方法、および星形ポリマーを利用した塗料も本発明の一部である。

Description

【発明の詳細な説明】 コバルト連鎖移動方法により製造されたマクロモノマーから 製造された星形ポリマー 発明の分野 本発明は、星形ポリマーを製造する方法、およびこのような星形ポリマーの分 散液に関する。 発明の背景 星形ポリマーはよく知られており、並びに、分散助剤、レオロジー制御剤、定 着剤などとして塗料において用いられ、および耐衝撃改良剤、強化剤、剛化改良 剤などとしてプラスチックにおいて使用されている。星形ポリマーは、1987 年4月21日に発行されたSpinelliへの米国特許第4,659,783号において示され ている。原子団転移重合を経て製造された星形ポリマーは、例えば1987年9 月22日に発行されたSpinelliへの米国特許第4,695,607号において示されてい る。稠密な星形ポリマーは、1968年2月4日に発行されたTomalia外への米 国特許第4,568,737号において示されている。星形ポリマーは、Journal of Poly mers Science ,Part C Polymer Symposia,No.22,145-156(1968)において示さ れる陰イオン共重合により調製されている。 原子団転移重合による星形ポリマーの製造は、比較的、費用がかかり、および 困難である。使用できるモノマーの選択も制限され、例えば、ヒドロキシあるい はシラン官能モノマーは直接には使用することができず、モノマーの官能性をブ ロックするために中間体の使用を必要とする。慣用の陰イオン重合は困難ではな く、および原子団転移重合と比較して廉価であるが、やはり使用できるモノマー に制限があり、および均一な星形ポリマーを製造せず、星形ポリマーとともに所 望されないポリマー成分が形成されてしまう。塗料およびプラスチックにおいて 有用であり、および容易に製造され、比較的低コストである所望の官能基をポリ マーが含有する星形ポリマーを製造する改良された方法、並びに、特に、星形ポ リマーの分散液に対するニーズがある。 発明の要旨 本発明は、有機液体中に分散された星形ポリマーのポリマー分散液であって、 星形ポリマーは架橋したコアを有し、コアはそのコアに結合した少なくとも3つ のアームを有し、および各アームはマクロモノマーであり、 (1)コアは、互いに架橋している少なくとも2つのエチレン不飽和二重結合 を有するモノマーから形成され、およびコアは、各部位がマクロモノマーと反応 する少なくとも3つのラジカル重合可能な部位を有し;並びに (2)星形ポリマーのアームを形成するマクロモノマーは、ラジカル重合開始 剤およびCo+2を含有する触媒性連鎖移動剤の存在下で、ラジカル重合により重 合しているエチレン不飽和モノマーから形成され、コアにおいてラジカル重合可 能な部位と重合する末端のエチレン不飽和基をマクロモノマーに提供して星形ポ リマーを形成し; 星形ポリマーは約10〜90重量%のコア、およびそれに対応して、約90〜 10重量%のアームを有することを特徴とするポリマー分散液である。 星形ポリマーを製造する方法、および星形ポリマーを利用した塗料も本発明の 一部である。 発明の詳細な説明 本発明の星形ポリマー分散液は、慣用の装置において実施することができ、お よび高価な触媒または他の成分を必要としない経済的な方法により容易に形成さ れる。種々の官能基はポリマーに組み込まれて、多くの種類の塗料において用い られて、塗布レオロジーを改良し、塗料の安定性を改良し、仕上硬度および靭性 などを改良する。本発明の星形ポリマー分散液のポリマー粒子は、非常に小さく 、および透明な塗料に添加される際に濁りあるいは曇りを引き起こさず、このこ とはユーザーにとって重要である。その理由は、ユーザーが容器中の塗料の透明 性を塗布後のフィルムの透明性と同等としばしば考えるからである。 星形ポリマー分散液を製造するために使用される方法は、次の工程を有する: (1)ラジカル重合開始剤およびCo+2を含有する触媒性連鎖移動剤の存在 下、約80〜140℃で、約5〜10時間にわたって、エチレン不飽和モノマー を、好ましくは、ヒドロキシル、アンハイドライド、酸、グリシジル、アミン、 アミド、イソシアネート、またはシランのような反応基を含有する少なくとも1 %のエチレン不飽和モノマーを重合することにより、マクロモノマーは有機液体 において形成される;マクロモノマーは、それぞれエチレン不飽和基を含有して 形成され、およびポリスチレンを標準として使用するゲル透過クロマトグラフィ ーにより測定された約1,000〜40,000の、および好ましくは4,00 0〜20,000の重量平均分子量を有する; (2)有機液体中のマクロモノマーは、約80〜150℃で、約1〜5時間に わたって、少なくとも2つのエチレン不飽和二重結合を有するモノマーを用いて 、重合触媒の存在下で重合され、モノマーは相互に反応して星形ポリマーの架橋 したコアを形成し、およびそのコアは、マクロモノマーを用いて重合した少なく とも3つのエチレン不飽和部位を有して有機液体中に分散する星形ポリマーのア ームを形成する;得られた分散液は、代表的には約10〜90%の固形分を有す る。 星形ポリマーは、約10〜50重量%のコア、およびそれに対応して、約50 〜90重量%のマクロモノマーのアームを含有するのが好ましい。 本発明の星形ポリマーのマクロモノマーを形成するために使用された連鎖移動 剤は、Co+2を含有するいかなる化合物とすることができる。コバルトキレート が好ましく、特に、Janowicz およびMelbyへの米国特許第4,680,352号、並びに Janowiczへの米国特許第4,722,984号に記載されているものが好ましい。最も好 ましいのは、ペンタシアノコバルト酸塩(II)、ジアコビス(ボロンジフルオ ロジメチルグリオキシマト)コバルト酸塩(II)、およびジアコビス(ボロンジ フルオロジフェニルグリオキシマト)コバルト酸塩(II)である。連鎖移動剤は 、一般的に、モノマーに基づいて約5〜150ppmの濃度で使用される。 マクロモノマーを形成するために使用される代表的な重合開始剤は、アゾビス イソブチロニトリル、1,1−アゾビス(シアノシクロヘキサン)、アゾビスシ クロヘキサンカルボニトリルなどのようなアゾ開始剤;過酸化水素、過酸化ベン ゾイルのようなペルオキサイド開始剤、t−ブチルペルオクトエート、t−ブチ ルペルアセテートのような他の開始剤などである。 マクロモノマーを形成するために使用される代表的なモノマーは、例えば、メ チルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチルアクリ レート、ペンチルアクリレート、ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルア クリレート、ノニルアクリレート、ラウリルアクリレート、メチルメタクリレー ト、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、 ペンチルメタクリレート、ヘキシルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタク リレート、ノニルメタクリレート、ラウリルメタクリレートなどのようなアルキ ル基に1〜12個の炭素原子をそれぞれ有するアルキルアクリレートおよびメタ クリレート、スチレン、アルファメチルスチレン、並びに上述のモノマーのいず れかの混合物である。 好ましくは、マクロモノマーを形成するために使用される少なくとも1重量% で、かつ40重量%までのモノマーは、ヒドロキシル、アンハイドライド、酸を 含むカルボキシル、グリシジル、アミン、アミド、イソシアネート、およびシラ ンのような反応基を有する。マクロモノマーを形成するために使用される反応基 を有する代表的なエチレン不飽和モノマーは、グリシジルアクリレート、グリシ ジルメタクリレート、アクリル酸およびメタクリル酸のようなエチレン不飽和モ ノカルボン酸、マレイン酸およびフマル酸のようなエチレン不飽和ジカルボン酸 、無水イタコン酸および無水マレイン酸のようなエチレン不飽和酸の無水物、ヒ ドロキシメチルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロ ピルアクリレート、ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシメチルメタクリ レート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレー ト、ヒドロキシブチルメタクリレートなどのようなアルキル基に1〜4個の炭素 原子を有するヒドロキシアルキルアクリレートおよびメタクリレート、アクリル アミド、メタクリルアミド、メチロールアクリルアミド、メチロールメタクリル アミド、ガンマトリメトキシシリルプロピルメタクリレートまたはアクリレート のようなエチレン不飽和シラン、イソシアナイトエチルメタクリレート、イソシ アナイトエチルアクリレート、メタクリオールイソシアネートのようなエチレン 不飽和イソシアネート、t−ブチルアミノエチルメタクリレートおよびアクリレ ート、ジエチルアミノエチルメタクリレートおよびアクリレートなどのような置 換されたアミノアルキルメタクリレートおよびアクリレートである。 星形ポリマーの架橋したコアを形成する少なくとも2つのエチレン不飽和基を 有する代表的なモノマーは、例えば、エチレンジメタクリレート、1,3−ブチ レンジメタクリレート、テトラエチレングリコールジメタクリレート、トリエチ レングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート 、1,6−ヘキシレンジメタクリレート、1,4−ブチレンジメタクリレート、 エチレンジアクリレート、1,3−ブチレンジアクリレート、テトラエチレング リコールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、トリメチロ ールプロパントリアクリレート、1,6−ヘキシレンジアクリレート、1,4− ブチレンジアクリレート、ペンタエリトリトールテトラアクリレートまたはメタ クリレートなどである。 コアを形成するために使用することができる他のモノマーは、上述のアルキル メタクリレート、アルキルアクリレート、スチレン、アルファメチルスチレン、 アクリロニトリル、グリシジルアクリレートおよびメタクリレートのいずれかで ある。 コアを形成するために使用される代表的な重合開始剤は、マクロモノマーを形 成するために使用される上述のものと同一である。 星形ポリマー分散液は、これらの塗料のレオロジーまたは物理的性質を改良ま たは改質するために慣用の塗料に添加することができる。得られた塗料は、バイ ンダーの重量に基づいて1〜50重量%の星形ポリマーを含有することができる 。これらの塗料は、代表的には、液体キャリヤー中に約20〜80%のバイン ダー固形分を有する。これらの塗料の代表的なポリマーバインダーは、アクリル ポリマー、アクリロウレタンポリマー、ポリエステル、ポリエステルウレタン、 エポキシ樹脂、エポキシエステル樹脂などを含む。 塗料における使用に加えて、本発明の星形ポリマーは、プラスチックシートに おいてタフナーとして使用することができ、並びに、繊維、フィルムシート複合 材料、多層塗装、光重合材料、フォトレジスト、防汚剤および生理学的に活性な 界面を含む界面活性剤、接着剤、定着剤、樹脂の衝撃強さを改良するためのカッ プリング剤、粘度指数を改良するためのモーターオイルへの添加剤などにおいて 、流延(cast)、吹込成形(blown)、延伸(spun)または吹付(spray)用途において使 用することができる。 次の実施例によって本発明を例示する。すべての部およびパーセントは、特に 指示されない限り、重量に基づくものである。分子量は、ポリスチレンを標準と して使用するゲル透過クロマトグラフィーにより測定する。 実施例1 ヒドロキシマクロモノマーの調製 撹拌機、温度計、水コンデンサー、加熱マントル、および添加漏斗を備えた5 リットルガラスフラスコに、180.0グラムのイソブチルメタクリレート(I BMA)、192.8グラムの2−エチルヘキシルメタクリレート(2−EHM A)、30.1グラムのヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)、および 310.2グラムのトルエンを加え、その混合物を撹拌し、そして窒素下で加熱 して環流した(130℃)。環流にバッチを維持しながら、0.37グラムの“ Vazo”88(1,1−アゾビス(シアノシクロヘキサン))、13.8グラ ムのトルエン、5.7グラムのHEMA、およびHEMA中のジアコビス(ボロ ンジフルオロジメチルグリオキシマト)コバルト酸塩(II)の0.17%溶液6 .29グラムの混合物を、10分間にわたって添加した。 続いて、27.7グラムのトルエン、1.33グラムの“Vazo”88、12 8.3グラムのIBMA、185.4グラムの2−EHMA、および34.2グ ラムのHEMAの混合物を、環流を維持しながら、240分にわたってバッチに 添加した。バッチを30分間環流で保持し、82.8グラムのトルエンにおける 0.33グラムの“Vazo”88の溶液を、環流を維持しながら、60分にわ たり添加した。バッチを60分間、環流で保持し、ついで、室温まで冷却した。 固形分の重量%は60.8であり、および25℃でのガードナー−ホルト粘度は Rであった。重量平均分子量は7878であり、ゲル透過クロマトグラフィー( GPC)により測定した多分散度は1.6であった。末端ビニル不飽和は、熱重 量分析により測定すると95%を超えていた。マクロモノマーの組成は、50% 2−EHMA、40%IBMAおよび10%HEMAであった。マクロモノマーを用いた星形ポリマーの調製 撹拌機、温度計、水コンデンサー、加熱マントル、および添加漏斗を備えた2 リットルガラスフラスコに、833.0グラムの上記のとおり調製したマクロモ ノマー溶液、および322.5グラムのキシレンを加え、その混合物を撹拌し、 そして加熱して環流した(129℃)。ついで、0.74グラムのt−ブチルペ ルオクトエートを添加し、続いて、環流温度を維持しながら、74.0グラムの キシレン、9.62グラムのt−ブチルペルオクトエート、および97.2グラ ムのブタンジオールジアクリレートの混合物を30分間にわたり添加した。環流 での30分の保持時間に続いて、74.0グラムのキシレンと2.4グラムのt −ブチルペルオクトエートの混合物を30分にわたって添加した。バッチをさら に30分間、環流で保持し、ついで、室温まで冷却した。得られたポリマー分散 液の固形分の重量は45%であり、および25℃でのガードナー−ホルト粘度は Lであった。星形ポリマーの重量平均分子量は142,261であり、GPCに より測定した多分散度は8.0であった。星当たりのアームの平均数は、星形ポ リマーとマクロモノマーのGPCから推定すると約23である。 実施例2 ヒドロキシマクロモノマーの調製 撹拌機、温度計、水コンデンサー、加熱マントル、および添加漏斗を備えた5 リットルガラスフラスコに、180.0グラムのイソブチルメタクリレート(I BMA)、160.0グラムの2−エチルヘキシルメタクリレート(2−EHM A)、55.1グラムのヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)、および 310.2グラムのトルエンを加え、その混合物を撹拌し、そして窒素雰囲気下 で加熱して環流した(130℃)。環流温度でバッチを維持しながら、0.37 グラムの“Vazo”88(1,1−アゾビス(シアノシクロヘキサン))、1 3.8グラムのトルエン、4.54グラムのHEMA、およびHEMA中のジア コビス(ボロンジフルオロジメチルグリオキシマト)コバルト酸塩(II)の0. 17%溶液8.77グラムの混合物を、10分間にわたって添加した。続いて、 27.7グラムのトルエン、1.35グラムの“Vazo”88、128.4グ ラムのIBMA、150.6グラムの2−EHMA、および77.8グラムのH EMAの混合物を、240分にわたってバッチに添加し、続いて、82.8グラ ムのトルエンにおける0.33グラムの“Vazo”88の溶液を60分間にわ たり添加し、ついで、室温まで冷却した。固形分の重量%は59.4であり、お よび25℃で測定したガードナー−ホルト粘度はVであった。重量平均分子量は 7,313であり、GPCにより測定した多分散度は1.5であった。末端ビニ ル不飽和は、熱重量分析により測定すると95%を超えていた。マクロモノマー の組成は、40%2−EHMA、40%IBMAおよび20%HEMAであった 。マクロモノマーを用いた星形ポリマーの調製 撹拌機、温度計、水コンデンサー、加熱マントル、および添加漏斗を備えた2 リットルガラスフラスコに、263.8グラムの上記のとおり調製したマクロモ ノマー溶液、および135.0グラムのキシレンを加え、その混合物を撹拌し、 そして加熱して環流した(131℃)。ついで、0.3グラムのt−ブチルペル オクトエートを添加し、続いて、環流温度を維持しながら、52.4グラムのキ シレン、3.9グラムのt−ブチルペルオクトエート、および39.4グラムの ブタンジオールジアクリレートの混合物を30分間にわたり添加した。環流での 30分の保持時間に続いて、30.0グラムのキシレンおよび0.98グラムの t−ブチルペルオクトエートの混合物を30分間にわたり添加した。バッチをさ らに30分間環流で保持し、ついで、室温まで冷却した。星形ポリマー分散液の 固形分の重量は40%であり、および25℃で測定したガードナー−ホルト粘度 はGであった。星形ポリマーの重量平均分子量は101,372であり、GPC により測定した多分散度は7.3であった。星当たりのアームの平均数は、約2 4であった。 実施例3 実施例2のマクロモノマーからの星形ポリマーの調製 撹拌機、温度計、水コンデンサー、加熱マントル、および添加漏斗を備えた2 リットルガラスフラスコに、324.3グラムの実施例2のマクロモノマー溶液 、および113.7グラムのキシレンを加え、その混合物を撹拌し、そして加熱 して環流した(128℃)。0.35グラムのt−ブチルペルオクトエートを添 加し、続いて、環流温度を維持しながら、80.8グラムのキシレン、3.53 グラムのt−ブチルペルオクトエート、および45.5グラムの1,6−ヘキサ ンジオールジメタクリレートの混合物を30分間にわたり添加した。環流での3 0分の保持時間に続いて、31.1グラムのキシレンと0.87グラムのt−ブ チルペルオクトエートの混合物を30分にわたって添加した。バッチをさらに3 0分間環流で保持し、ついで、室温まで冷却した。星形ポリマー分散液の固形分 の重量は40%であり、および25℃で測定したガードナー−ホルト粘度はB+ 1/2であった。星形ポリマーの重量平均分子量は86,898であり、GPC により測定した多分散度は9.4であった。 実施例4 酸マクロモノマーの調製 50%2−EHMA、40%IBMA、および10%メタクリル酸の組成のマ クロモノマーの溶液を実施例1の手順で作成した。重量平均分子量は9800で あり、多分散度は1.9であった。固形分重量は44%であった。マクロモノマーを用いた星形ポリマーの調製 撹拌機、温度計、水コンデンサー、加熱マントル、および添加漏斗を備えた2 リットルガラスフラスコに、551.7グラムの(上記のとおり調製した)マク ロモノマー溶液を加え、撹拌し、そして加熱して環流した(115℃)。0.4 2グラムのt−ブチルペルオクトエートを添加し、続いて、環流温度を維持しな がら、65.6グラムのキシレン、3.85グラムのt−ブチルペルオクトエー ト、および38.9グラムのブタンジオールジアクリレートの混合物を30分に わたり添加した。環流での30分の保持時間に続いて、124.0グラムのキシ レンと0.96グラムのt−ブチルペルオクトエートの混合物を30分にわたっ て添加した。バッチをさらに30分間環流で保持し、ついで、室温まで冷却し、 続いて148グラムのイソプロパノールを用いて30%の固形分にした。25℃ で測定したガードナー−ホルト粘度はBであった。星形ポリマーの重量平均分子 量は71,988であり、GPCにより測定した多分散度は4.0であった。 実施例5 実施例1のマクロモノマーからの星形ポリマーの調製 撹拌機、温度計、水コンデンサー、加熱マントル、および添加漏斗を備えた1 リットルガラスフラスコに、313.51グラムの(実施例1において調製した )マクロモノマー溶液および110グラムのキシレンを加え、撹拌し、そして加 熱して環流した(128℃)。0.35グラムのt−ブチルペルオクトエートを 添加し、続いて、環流温度を維持しながら、86.59グラムのキシレン、3. 53グラムのt−ブチルペルオクトエート、および51.9グラムのトリプロピ レングリコールジアクリレートの混合物を30分にわたり添加した。環流での3 0分の保持時間に続いて、33.3グラムのキシレンと0.87グラムのt−ブ チルペルオクトエートの混合物を30分にわたって添加した。バッチをさらに3 0分間環流で保持し、ついで、室温まで冷却した。25℃で測定したガードナー −ホルト粘度はA1+1/2であった。星形ポリマーの重量平均分子量は26, 045であり、GPCにより測定した多分散度は3.1であった。 実施例6 実施例1のマクロモノマーからの星形ポリマーの調製 撹拌機、温度計、水コンデンサー、加熱マントル、および添加漏斗を備えた1 リットルガラスフラスコに、351.51グラムの(実施例1において調製した )マクロモノマー溶液および107.5グラムのキシレンを加え、撹拌し、そし て加熱して環流した(128℃)。0.35グラムのt−ブチルペルオクトエー トを添加し、続いて、環流温度を維持しながら、72.34グラムのキシレン、 3.53グラムのt−ブチルペルオクトエート、および36.13グラムのネオ ペンチルグリコールジアクリレートの混合物を30分にわたり添加した。環流で の30分の保持時間に続いて、27.8グラムのキシレンと0.87グラムのt −ブチルペルオクトエートの混合物を30分にわたって添加した。バッチをさら に30分間環流で保持し、ついで、室温まで冷却した。25℃で測定したガード ナー−ホルト粘度はB+1/2であった。星形ポリマーの重量平均分子量は23 ,421であり、GPCにより測定した多分散度は2.63であった。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1994年12月7日 【補正内容】 請求の範囲 1.有機液体中に分散された星形ポリマーを備えたポリマー分散液であって、該 星形ポリマーは架橋したコアを備え、コアはそのコアに結合した少なくとも3つ のアームを有し、および各アームはマクロモノマーであり、 (1)前記コアは、互いに架橋している少なくとも2つのエチレン不飽和二重 結合を有するラジカル重合により重合したモノマーを有し、および前記コアは、 各部位が前記マクロモノマーと反応する少なくとも3つのラジカル重合可能な部 位を有し、;並びに (2)前記星形ポリマーのアームを形成する前記マクロモノマーは、ラジカル 重合開始剤およびCo+2を含有する触媒性連鎖移動剤の存在下で、ラジカル重合 により重合しているエチレン不飽和モノマーを有し、前記コアにおいてラジカル 重合可能な部位と重合する末端のエチレン不飽和基を約1,000〜4,000 の重量平均分子量を有する前記マクロモノマーに提供して星形ポリマーを形成し ; 前記星形ポリマーは約10〜90重量%のコア、およびそれに対応して、約9 0〜10重量%のアームを備えたことを特徴とするポリマー分散液。 2.少なくとも1重量%で、かつ40重量%までのマクロモノマーの前記重合エ チレン不飽和モノマーは、次の基、ヒドロキシル、アンハイドライド、酸、アミ ン、アミド、イソシアネート、およびシランから選択された反応基を含有するこ とを特徴とする請求項1のポリマー分散液。 3.前記連鎖移動剤はコバルトキレートであることを特徴とする請求項2のポリ マー分散液。 4.前記キレートは、ペンタシアノコバルト酸塩(II)、ジアコビス(ボロンジ フルオロジメチル−グリオキシマト)コバルト酸塩(II)、およびグリオキシマ トコバルト酸塩(II)から成る群から選択されたことを特徴とする請求項3のポ リマー分散液。 5.前記マクロモノマーを形成するために使用された前記エチレン不飽和モノマ ーは、アルキル基に1〜12個の炭素原子をそれぞれ有するアルキルメタクリレ ート、アルキルアクリレート、スチレンおよびそれらの混合物のいずれかから成 る群から選択され、並びに反応基を含有するエチレン不飽和モノマーは、グリシ ジルメタクリレート、グリシジルアクリレート、エチレン不飽和モノカルボン酸 、エチレン不飽和酸の無水物、エチレン不飽和シラン、ヒドロキシアルキルアク リレート、ヒドロキシアルキルメタクリレート、アルキル基に1〜4個の炭素原 子をそれぞれ有する置換されたアミノアルキルメタクリレート、置換されたアミ ノアルキルアクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、メチロールアク リルアミド、メチロールメタクリルアミド、およびエチレン不飽和イソシアネー トから成る群から選択されたことを特徴とする請求項2のポリマー分散液。 6.前記コアのモノマーは、アルキレンジメタクリレート、アルキレンジアクリ レート、アルキレンポリアクリレート、アルキレンジオールジメタクリレート、 またはアルキレンジオールジアクリレートの群から選択されたことを特徴とする 請求項1のポリマー分散液。 7.前記星形ポリマーは、アルキレンジオールジアクリレートの架橋されたコア 、並びにアルキル基に1〜12個の炭素原子を有するアルキルメタクリレートお よびアルキル基に1〜4個の炭素原子を有するヒドロキシアルキルメタクリレー トのマクロモノマーのアームを備えたことを特徴とする請求項2のポリマー分散 液。 8.前記星形ポリマーは、ブタンジオールジアクリレート、トリプロピレングリ コールジアクリレートまたはネオペンチルグリコールジアクリレートの架橋した コア、並びに、イソブチルメタクリレート、エチルヘキシルメタクリレートおよ びヒドロキシエチルメタクリレートのマクロモノマーのアームを備えたことを特 徴とする請求項7のポリマー分散液。 9.前記星形ポリマーは、アルキレンジオールジアクリレートの架橋したコア、 並びにアルキル基に1〜12個の炭素原子を有するアルキルメタクリレートおよ びエチレン不飽和カルボン酸のアームを備えたことを特徴とする請求項2のポリ マー分散液。 10.前記星形ポリマーは、ブタンジオールジアクリレートの架橋したコア、並 びにイソブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレートおよびメタ クリル酸のアームを備えたことを特徴とする請求項9のポリマー分散液。 11.有機液体中に分散された星形ポリマーを含有し、該星形ポリマーは架橋し たコアを有し、コアはそのコアに結合した少なくとも3つのアームを有し、およ び各アームはマクロモノマーであるポリマー分散液を形成する方法において、 (1)ラジカル重合開始剤およびCo+2を含有する触媒性連鎖移動剤の存在下 、少なくとも2つのエチレン不飽和二重結合を有するモノマーのラジカル重合に より有機液体においてマクロモノマーを形成して約1,000〜4,000の重 量平均分子量を有する前記マクロモノマーにそれぞれ末端のエチレン不飽和基を 提供する工程と; (2)重合開始剤の存在下で少なくとも2つのエチレン不飽和二重結合を有す るモノマーを用いて有機液体においてラジカル重合によりマクロモノマーを重合 し、前記モノマーは相互に反応して星形ポリマーの架橋したコアを形成し、およ び前記コアは、マクロモノマーを用いて重合した少なくとも3つのエチレン不飽 和部位を有し、有機液体中に分散される星形ポリマーのアームを形成する工程と を備え; 前記星形ポリマーは約10〜90重量%のコア、およびそれに対応して、約9 0〜10重量%のアームを備えたことを特徴とするポリマー分散液の形成方法。 12.少なくとも1%で、かつ40%までの前記マクロモノマーの重合エチレン 不飽和モノマーは、次の基、ヒドロキシル、アンハイドライド、酸、グリシジル 、アミン、アミド、イソシアネート、およびシランから選択された反応基を含有 することを特徴とする請求項11の方法。 13.前記連鎖移動剤は、コバルトキレートであることを特徴とする請求項12 の方法。 14.前記キレートは、ペンタシアノコバルト酸塩(II)、ジアコビス(ボロン ジフルオロジメチル−グリオキシマト)コバルト酸塩(II)、およびグリオキシ マトコバルト酸塩(II)から成る群から選択されたことを特徴とする請求項13 の方法。 15.前記マクロモノマーを形成するために使用された前記エチレン不飽和モノ マーは、アルキル基に1〜12個の炭素原子をそれぞれ有するアルキルメタクリ レート、アルキルアクリレート、スチレンおよびそれらの混合物のいずれかから 成る群から選択され、並びに反応基を含有するエチレン不飽和モノマーは、グリ シジルメタクリレート、グリシジルアクリレート、エチレン不飽和モノカルボン 酸、エチレン不飽和酸の無水物、エチレン不飽和シラン、ヒドロキシアルキルア クリレート、ヒドロキシアルキルメタクリレート、アルキル基に1〜4個の炭素 原子をそれぞれ有する置換されたアミノアルキルメタクリレート、置換されたア ミノアルキルアクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、メチロールア クリルアミド、メチロールメタクリルアミド、およびエチレン不飽和イソシアネ ートから成る群から選択されたことを特徴とする請求項12の方法。 16.前記コアのモノマーは、アルキレンジメタクリレート、アルキレンジアク リレート、アルキレンポリアクリレート、アルキレンジオールジメタクリレート 、またはアルキレンジオールジアクリレートの群から選択されたことを特徴とす る請求項12の方法。 17.前記星形ポリマーは、アルキレンジオールジアクリレートの架橋したコア 、並びにアルキル基に1〜12個の炭素原子を有するアルキルメタクリレートお よびアルキル基に1〜4個の炭素原子を有するヒドロキシアルキルメタクリレー トのマクロモノマーのアームを備えたことを特徴とする請求項12の方法。 18.前記星形ポリマーは、アルキルジオールジアクリレートの架橋したコア、 並びにアルキル基に1〜12個の炭素原子を有するアルキルメタクリレートおよ びエチレン不飽和カルボン酸のアームを備えたことを特徴とする請求項12の方 法。 19.コアに結合し、それぞれマクロモノマーから成る少なくとも3つのアーム を有する架橋したコアを備えた星形ポリマーであって、 (1)前記コアは、互いに架橋している少なくとも2つのエチレン不飽和二重 結合を有するラジカル重合により重合したモノマーを有し、および前記コアは、 各部位が前記マクロモノマーと反応する少なくとも3つのラジカル重合可能な部 位を有し、;並びに (2)前記星形ポリマーのアームを形成する前記マクロモノマーは、ラジカル 重合開始剤およびCo+2を含有する触媒性連鎖移動剤の存在下で、ラジカル重合 により重合しているエチレン不飽和モノマーを有し、前記コアにおいてラジカル 重合可能な部位と重合する末端のエチレン不飽和基を約1,000〜4,000 の重量平均分子量を有する前記マクロモノマーに提供して星形ポリマーを形成し ; 前記星形ポリマーは約10〜90重量%のコア、およびそれに対応して、約9 0〜10重量%のアームを備えたことを特徴とする星形ポリマー。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年11月17日 【補正内容】 明細書 コバルト連鎖移動方法により製造されたマクロモノマーから 製造された星形ポリマー 発明の分野 本発明は、星形ポリマーを製造する方法、およびこのような星形ポリマーの分 散液に関する。 発明の背景 星形ポリマーはよく知られており、並びに、分散助剤、レオロジー制御剤、定 着剤などとして塗料において用いられ、および耐衝撃改良剤、強化剤、剛化改良 剤などとしてプラスチックにおいて使用されている。星形ポリマーは、1987 年4月21日に発行されたSpinelliへの米国特許第4,659,783号において示され ている。原子団転移重合を経て製造された星形ポリマーは、例えば1987年9 月22日に発行されたSpinelliへの米国特許第4,695,607号において示されてい る。稠密な星形ポリマーは、1968年2月4日に発行されたTomalia外への米 国特許第4,568,737号において示されている。星形ポリマーは、Journal of Poly mers Science ,Part C Polymer Symposia,No..22,145-156(1968)において示 される陰イオン共重合により調製されている。大きい星形ポリマーは、1986 年1月30日に公開された国際特許公開第WO86/00626号において示されるよう に原子団転移重合により調製されている。 原子団転移重合による星形ポリマーの製造は、比較的、費用がかかり、および 困難である。使用できるモノマーの選択も制限され、例えば、ヒドロキシあるい はシラン官能モノマーは直接には使用することができず、モノマーの官能性をブ ロックするために中間体の使用を必要とする。慣用の陰イオン重合は困難ではな く、および原子団転移重合と比較して廉価であるが、やはり使用できるモノマー に制限があり、および均一な星形ポリマーを製造せず、星形ポリマーとともに所 望されないポリマー成分が形成されてしまう。塗料およびプラスチックにおいて 有用であり、および容易に製造され、比較的低コストである所望の官能基をポリ マーが含有する星形ポリマーを製造する改良された方法、並びに、特に、星形ポ リマーの分散液に対するニーズがある。 発明の要旨 本発明は、有機液体中に分散された10〜90重量%の星形ポリマーのポリマ ー分散液であって、星形ポリマーは架橋したコアを有し、コアはそのコアに結合 した少なくとも3つのアームを有し、および各アームはマクロモノマーであり、 (1)コアは、互いに架橋している少なくとも2つのエチレン不飽和二重結合 を有するラジカル重合により重合したモノマーから形成され、およびコアは、各 部位がマクロモノマーと反応する少なくとも3つのラジカル重合可能な部位を有 し;並びに (2)星形ポリマーのアームを形成するマクロモノマーは、ラジカル重合開始 剤およびCo+2を含有する触媒性連鎖移動剤の存在下で、ラジカル重合により重 合しているエチレン不飽和モノマーから形成され、ポリスチレンを標準として使 用するゲル透過クロマトグラフィーにより測定された1,000〜40,000 の重量平均分子量を有するマクロモノマーに、コアにおいてラジカル重合可能な 部位と重合する末端のエチレン不飽和基を提供して星形ポリマーを形成し; 星形ポリマーは約10〜90重量%のコア、およびそれに対応して、90〜1 0重量%のアームを有することを特徴とするポリマー分散液である。 星形ポリマーを製造する方法、および星形ポリマーを利用した塗料も本発明の 一部である。 発明の詳細な説明 本発明の星形ポリマー分散液は、慣用の装置において実施することができ、お よび高価な触媒または他の成分を必要としない経済的な方法により容易に形成さ れる。種々の官能基はポリマーに組み込まれて、多くの種類の塗料において用い られて、塗布レオロジーを改良し、塗料の安定性を改良し、仕上硬度および靭性 などを改良する。本発明の星形ポリマー分散液のポリマー粒子は、非常に小さく 、および透明な塗料に添加される際に濁りあるいは曇りを引き起こさず、このこ とはユーザーにとって重要である。その理由は、ユーザーが容器中の塗料の透明 性を塗布後のフィルムの透明性と同等としばしば考えるからである。 星形ポリマー分散液を製造するために使用される方法は、次の工程を有する: t−ブチルペルオクトエート、t−ブチルペルアセテートのような他の開始剤な どである。 マクロモノマーを形成するために使用される代表的なモノマーは、例えば、メ チルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチルアクリ レート、ペンチルアクリレート、ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルア クリレート、ノニルアクリレート、ラウリルアクリレート、メチルメタクリレー ト、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、 ペンチルメタクリレート、ヘキシルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタク リレート、ノニルメタクリレート、ラウリルメタクリレートなどのようなアルキ ル基に1〜12個の炭素原子をそれぞれ有するアルキルアクリレートおよびメタ クリレート、スチレン、アルファメチルスチレン、並びに上述のモノマーのいず れかの混合物である。 好ましくは、マクロモノマーを形成するために使用される少なくとも1重量% で、かつ40重量%までのモノマーは、ヒドロキシル、アンハイドライド、酸を 含むカルボキシル、グリシジル、アミン、アミド、イソシアネート、およびシラ ンのような反応基を有する。マクロモノマーを形成するために使用される反応基 を有する代表的なエチレン不飽和モノマーは、グリシジルアクリレート、グリシ ジルメタクリレート、アクリル酸およびメタクリル酸のようなエチレン不飽和モ ノカルボン酸、マレイン酸およびフマル酸のようなエチレン不飽和ジカルボン酸 、無水イタコン酸および無水マレイン酸のようなエチレン不飽和酸の無水物、ヒ ドロキシメチルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロ ピルアクリレート、ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシメチルメタクリ レート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート 、ヒドロキシブチルメタクリレートなどのようなアルキル基に1〜4個の炭素原 子を有するヒドロキシアルキルアクリレートおよびメタクリレート、アクリルア ミド、メタクリルアミド、メチロールアクリルアミド、メチロールメタクリルア ミド、ガンマトリメトキシシリルプロピルメタクリレートまたはアクリレート のようなエチレン不飽和シラン、イソシアナイトエチルメタクリレート、イソシ アナイトエチルアクリレート、メタクリオールイソシアネートのようなエチレン 不飽和イソシアネート、t−ブチルアミノエチルメタクリレートおよびアクリレ ート、ジエチルアミノエチルメタクリレートおよびアクリレートなどのような置 換されたアミノアルキルメタクリレートおよびアクリレートである。 星形ポリマーの架橋したコアを形成する少なくとも2つのエチレン不飽和基を 有する代表的なモノマーは、例えば、アルキレンジメタクリレート、アルキレン ジアクリレート、アルキレンポリアクリレート、アルキレンジオールジメタクリ レート、およびアルキレンジオールジアクリレートであり;このようなモノマー の具体例は、エチレンジメタクリレート、1,3−ブチレンジメタクリレート、 テトラエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタク リレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、1,6−ヘキシレンジ メタクリレート、1,4−ブチレンジメタクリレート、エチレンジアクリレート 、1,3−ブチレンジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート 、トリエチレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ レート、1,6−ヘキシレンジアクリレート、1,4−ブチレンジアクリレート 、ペンタエリトリトールテトラアクリレートまたはメタクリレートなどである。 コアを形成するために使用することができる他のモノマーは、上述のアルキル メタクリレート、アルキルアクリレート、スチレン、アルファメチルスチレン、 アクリロニトリル、グリシジルアクリレートおよびメタクリレートのいずれかで ある。 コアを形成するために使用される代表的な重合開始剤は、マクロモノマーを形 成するために使用される上述のものと同一である。 有用な星形ポリマーは次のとおりである。 (1)アルキレンジオールジアクリレートの架橋したコア、およびアルキル基 に1〜12個の炭素原子を有するアルキルメタクリレートとアルキル基に1〜4 個の炭素原子を有するヒドロキシアルキルメタクリレートとのマクロモノマーの アームを有する星形ポリマー; (2)ブタンジオールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレ ート、またはネオペンチルグリコールジアクリレートの架橋したコア、およびイ ソブチルメタクリレートとエチルヘキシルメタクリレートとヒドロキシエチルメ タクリレートとのマクロモノマーのアームを有する星形ポリマー; (3)アルキレンジオールジアクリレートの架橋したコア、およびアルキル基 に1〜12個の炭素原子を有するアルキルメタクリレートとエチレン不飽和カル ボン酸とのマクロモノマーのアームを有する星形ボリマー;並びに (4)ブタンジオールジアクリレートの架橋したコア、およびイソブチルメタ クリレートと2−エチルヘキシルメタクリレートとメタクリル酸とのマクロモノ マーのアームを有する星形ポリマー。 星形ポリマー分散液は、これらの塗料のレオロジーまたは物理的性質を改良ま たは改質するために慣用の塗料に添加することができる。得られた塗料は、バイ ンダーの重量に基づいて1〜50重量%の星形ポリマーを含有することができる 。これらの塗料は、代表的には、液体キャリヤー中に約20〜80%のバインダ ー固形分を有する。これらの塗料の代表的なポリマーバインダーは、アクリルポ リマー、アクリロウレタンポリマー、ポリエステル、ポリエステルウレタン、エ ポキシ樹脂、エポキシエステル樹脂などを含む。 塗料における使用に加えて、本発明の星形ポリマーは、プラスチックシートに おいてタフナーとして使用することができ、並びに、繊維、フィルムシート複合 材料、多層塗装、光重合材料、フォトレジスト、防汚剤および生理学的に活性な 界面を含む界面活性剤、接着剤、定着剤、樹脂の衝撃強さを改良するためのカッ プリング剤、粘度指数を改良するためのモーターオイルへの添加剤などにおいて 、流延(cast)、吹込成形(blown)、延伸(spun)または吹付(spray)用途において使 用することができる。 次の実施例によって本発明を例示する。すべての部およびパーセントは、特に 指示されない限り、重量に基づくものである。分子量は、ポリスチレンを標準と して使用するゲル透過クロマトグラフィーにより測定する。 実施例1 ヒドロキシマクロモノマーの調製 撹拌機、温度計、水コンデンサー、加熱マントル、および添加漏斗を備えた5 リットルガラスフラスコに、180.0グラムのイソブチルメタクリレート(I BMA)、192.8グラムの2−エチルヘキシルメタクリレート(2−EHM A)、 請求の範囲 1.有機液体中に分散された10〜90重量%の星形ポリマーを備えたポリマー 分散液であって、該星形ポリマーは架橋したコアを備え、コアはそのコアに結合 した少なくとも3つのアームを有し、および各アームはマクロモノマーであり、 (1)前記コアは、互いに架橋している少なくとも2つのエチレン不飽和二重 結合を有するラジカル重合により重合したモノマーを有し、および前記コアは、 各部位が前記マクロモノマーと反応する少なくとも3つのラジカル重合可能な部 位を有し、;並びに (2)前記星形ポリマーのアームを形成する前記マクロモノマーは、ラジカル 重合開始剤およびCo+2を含有する触媒性連鎖移動剤の存在下で、ラジカル重合 により重合しているエチレン不飽和モノマーを有し、ポリスチレンを標準として 使用するゲル透過クロマトグラフィーにより測定された1,000〜40,00 0の重量平均分子量を有する前記マクロモノマーに、前記コアにおいてラジカル 重合可能な部位と重合する末端のエチレン不飽和基を提供して星形ポリマーを形 成し; 前記星形ポリマーは10〜90重量%のコア、およびそれに対応して、90〜 10重量%のアームを備えたことを特徴とするポリマー分散液。 2.少なくとも1重量%で、かつ40重量%までのマクロモノマーの前記重合エ チレン不飽和モノマーは、次の基、ヒドロキシル、アンハイドライド、酸、アミ ン、アミド、イソシアネート、およびシランから選択された反応基を含有するこ とを特徴とする請求項1のポリマー分散液。 3.前記連鎖移動剤はコバルトキレートであることを特徴とする請求項2のポリ マー分散液。 4.前記キレートは、ペンタシアノコバルト酸塩(II)、ジアコビス(ボロンジ フルオロジメチル−グリオキシマト)コバルト酸塩(II)、およびグリオキシマ トコバルト酸塩(II)から成る群から選択されたことを特徴とする請求項3のポ リマー分散液。 10.前記星形ポリマーは、ブタンジオールジアクリレートの架橋したコア、並 びにイソブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレートおよびメタ クリル酸のアームを備えたことを特徴とする請求項9のポリマー分散液。 11.有機液体中に分散された10〜90重量%の星形ポリマーを含有し、該星 形ポリマーは架橋したコアを有し、コアはそのコアに結合した少なくとも3つの アームを有し、および各アームはマクロモノマーであるポリマー分散液を形成す る方法において、 (1)ラジカル重合開始剤およびCo+2を含有する触媒性連鎖移動剤の存在下 、少なくとも2つのエチレン不飽和二重結合を有するモノマーを用いて80〜1 40℃で、5〜10時間にわたるラジカル重合により有機液体においてマクロモ ノマーを形成してポリスチレンを標準として使用するゲル透過クロマトグラフィ ーにより測定された1,000〜40,000の重量平均分子量を有する前記マ クロモノマーにそれぞれ末端のエチレン不飽和基を提供する工程と; (2)重合開始剤の存在下で少なくとも2つのエチレン不飽和二重結合を有す るモノマーを用いて有機液体において80〜150℃で、1〜5時間にわたるラ ジカル重合によりマクロモノマーを重合し、前記モノマーは相互に反応して星形 ポリマーの架橋したコアを形成し、および前記コアは、マクロモノマーを用いて 重合した少なくとも3つのエチレン不飽和部位を有し、有機液体中に分散される 星形ポリマーのアームを形成する工程とを備え; 前記星形ポリマーは10〜90重量%のコア、およびそれに対応して、90〜 10重量%のアームを備えたことを特徴とするポリマー分散液の形成方法。 12.少なくとも1%で、かつ40%までの前記マクロモノマーの重合エチレン 不飽和モノマーは、次の基、ヒドロキシル、アンハイドライド、酸、グリシジ ル、アミン、アミド、イソシアネート、およびシランから選択された反応基を含 有することを特徴とする請求項11の方法。 13.前記連鎖移動剤は、コバルトキレートであることを特徴とする請求項12 の方法。 14.前記キレートは、ペンタシアノコバルト酸塩(II)、ジアコビス(ボロン ジフルオロジメチル−グリオキシマト)コバルト酸塩(II)、およびグリオキシ マトコバルト酸塩(II)から成る群から選択されたことを特徴とする請求項13 の方法。 15.前記マクロモノマーを形成するために使用された前記エチレン不飽和モノ マーは、アルキル基に1〜12個の炭素原子をそれぞれ有するアルキルメタクリ レート、アルキルアクリレート、スチレンおよびそれらの混合物のいずれかから 成る群から選択され、並びに反応基を含有するエチレン不飽和モノマーは、グリ シジルメタクリレート、グリシジルアクリレート、エチレン不飽和モノカルボン 酸、エチレン不飽和酸の無水物、エチレン不飽和シラン、ヒドロキシアルキルア クリレート、ヒドロキシアルキルメタクリレート、アルキル基に1〜4個の炭素 原子をそれぞれ有する置換されたアミノアルキルメタクリレート、置換されたア ミノアルキルアクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、メチロールア クリルアミド、メチロールメタクリルアミド、およびエチレン不飽和イソシアネ ートから成る群から選択されたことを特徴とする請求項12の方法。 16.前記コアのモノマーは、アルキレンジメタクリレート、アルキレンジアク リレート、アルキレンポリアクリレート、アルキレンジオールジメタクリレート 、またはアルキレンジオールジアクリレートの群から選択されたことを特徴とす る請求項12の方法。 17.前記星形ポリマーは、アルキレンジオールジアクリレートの架橋したコ ア、並びにアルキル基に1〜12個の炭素原子を有するアルキルメタクリレート およびアルキル基に1〜4個の炭素原子を有するヒドロキシアルキルメタクリレ ートのマクロモノマーのアームを備えたことを特徴とする請求項12の方法。 18.前記星形ポリマーは、アルキルジオールジアクリレートの架橋したコア、 並びにアルキル基に1〜12個の炭素原子を有するアルキルメタクリレートおよ びエチレン不飽和カルボン酸のアームを備えたことを特徴とする請求項12の方 法。 19.コアに結合し、それぞれマクロモノマーから成る少なくとも3つのアーム を有する架橋したコアを備えた星形ポリマーであって、 (1)前記コアは、互いに架橋している少なくとも2つのエチレン不飽和二重 結合を有するラジカル重合により重合したモノマーを有し、および前記コアは、 各部位が前記マクロモノマーと反応する少なくとも3つのラジカル重合可能な部 位を有し、;並びに (2)前記星形ポリマーのアームを形成する前記マクロモノマーは、ラジカル 重合開始剤およびCo+2を含有する触媒性連鎖移動剤の存在下で、ラジカル重合 により重合しているエチレン不飽和モノマーを有し、ポリスチレンを標準として 使用するゲル透過クロマトグラフィーにより測定された1,000〜40,00 0の重量平均分子量を有する前記マクロモノマーに、前記コアにおいてラジカル 重合可能な部位と重合する末端のエチレン不飽和基を提供して星形ポリマーを形 成し; 前記星形ポリマーは10〜90重量%のコア、およびそれに対応して、90〜 10重量%のアームを備えたことを特徴とする星形ポリマー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.有機液体中に分散された星形ポリマーを備えたポリマー分散液であって、該 星形ポリマーは架橋したコアを備え、コアはそのコアに結合した少なくとも3つ のアームを有し、および各アームはマクロモノマーであり、 (1)前記コアは、互いに架橋している少なくとも2つのエチレン不飽和二重 結合を有するモノマーを有し、および前記コアは、各部位が前記マクロモノマー と反応する少なくとも3つのラジカル重合可能な部位を有し、;並びに (2)前記星形ポリマーのアームを形成する前記マクロモノマーは、ラジカル 重合開始剤およびCo+2を含有する触媒性連鎖移動剤の存在下で、ラジカル重合 により重合しているエチレン不飽和モノマーを有し、前記コアにおいてラジカル 重合可能な部位と重合する末端のエチレン不飽和基を前記マクロモノマーに提供 して星形ポリマーを形成し; 前記星形ポリマーは約10〜90重量%のコア、およびそれに対応して、約9 0〜10重量%のアームを備えたことを特徴とするポリマー分散液。 2.少なくとも1重量%で、かつ40重量%までのマクロモノマーの前記重合エ チレン不飽和モノマーは、次の基、ヒドロキシル、アンハイドライド、酸、アミ ン、アミド、イソシアネート、およびシランから選択された反応基を含有するこ とを特徴とする請求項1のポリマー分散液。 3.前記連鎖移動剤はコバルトキレートであることを特徴とする請求項2のポリ マー分散液。 4.前記キレートは、ペンタシアノコバルト酸塩(II)、ジアコビス(ボロンジ フルオロジメチル−グリオキシマト)コバルト酸塩(II)、およびグリオキシマ トコバルト酸塩(II)から成る群から選択されたことを特徴とする請求項3のポ リマー分散液。 5.前記マクロモノマーを形成するために使用された前記エチレン不飽和モノマ ーは、アルキル基に1〜12個の炭素原子をそれぞれ有するアルキルメタクリレ ート、アルキルアクリレート、スチレンおよびそれらの混合物のいずれかから成 る群から選択され、並びに反応基を含有するエチレン不飽和モノマーは、グリシ ジルメタクリレート、グリシジルアクリレート、エチレン不飽和モノカルボン酸 、エチレン不飽和酸の無水物、エチレン不飽和シラン、ヒドロキシアルキルアク リレート、ヒドロキシアルキルメタクリレート、アルキル基に1〜4個の炭素原 子をそれぞれ有する置換されたアミノアルキルメタクリレート、置換されたアミ ノアルキルアクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、メチロールアク リルアミド、メチロールメタクリルアミド、およびエチレン不飽和イソシアネー トから成る群から選択されたことを特徴とする請求項2のポリマー分散液。 6.前記コアのモノマーは、アルキレンジメタクリレート、アルキレンジアクリ レート、アルキレンポリアクリレート、アルキレンジオールジメタクリレート、 またはアルキレンジオールジアクリレートの群から選択されたことを特徴とする 請求項1のポリマー分散液。 7.前記星形ポリマーは、アルキレンジオールジアクリレートの架橋されたコア 、並びにアルキル基に1〜12個の炭素原子を有するアルキルメタクリレートお よびアルキル基に1〜4個の炭素原子を有するヒドロキシアルキルメタクリレー トのマクロモノマーのアームを備えたことを特徴とする請求項2のポリマー分散 液。 8.前記星形ポリマーは、ブタンジオールジアクリレート、トリプロピレングリ コールジアクリレートまたはネオペンチルグリコールジアクリレートの架橋した コア、並びに、イソブチルメタクリレート、エチルヘキシルメタクリレートおよ びヒドロキシエチルメタクリレートのマクロモノマーのアームを備えたことを特 徴とする請求項7のポリマー分散液。 9.前記星形ポリマーは、アルキレンジオールジアクリレートの架橋したコア、 並びにアルキル基に1〜12個の炭素原子を有するアルキルメタクリレートおよ びエチレン不飽和カルボン酸のアームを備えたことを特徴とする請求項2のポリ マー分散液。 10.前記星形ポリマーは、ブタンジオールジアクリレートの架橋したコア、並 びにイソブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレートおよびメタ クリル酸のアームを備えたことを特徴とする請求項9のポリマー分散液。 11.有機液体中に分散された星形ポリマーを含有し、該星形ポリマーは架橋し たコアを有し、コアはそのコアに結合した少なくとも3つのアームを有し、およ び各アームはマクロモノマーであるポリマー分散液を形成する方法において、 (1)ラジカル重合開始剤およびCo+2を含有する触媒性連鎖移動剤の存在下 、少なくとも2つのエチレン不飽和二重結合を有するモノマーのラジカル重合に より有機液体においてマクロモノマーを形成して前記マクロモノマーにそれぞれ 末端のエチレン不飽和基を提供する工程と; (2)重合開始剤の存在下で少なくとも2つのエチレン不飽和二重結合を有す るモノマーを用いて有機液体においてラジカル重合によりマクロモノマーを重合 し、前記モノマーは相互に反応して星形ポリマーの架橋したコアを形成し、およ び前記コアは、マクロモノマーを用いて重合した少なくとも3つのエチレン不飽 和部位を有し、有機液体中に分散される星形ポリマーのアームを形成する工程と を備え; 前記星形ポリマーは約10〜90重量%のコア、およびそれに対応して、約9 0〜10重量%のアームを備えたことを特徴とするポリマー分散液の形成方法。 12.少なくとも1%で、かつ40%までの前記マクロモノマーの重合エチレン 不飽和モノマーは、次の基、ヒドロキシル、アンハイドライド、酸、グリシジル 、アミン、アミド、イソシアネート、およびシランから選択された反応基を含 有することを特徴とする請求項11の方法。 13.前記連鎖移動剤は、コバルトキレートであることを特徴とする請求項12 の方法。 14.前記キレートは、ペンタシアノコバルト酸塩(II)、ジアコビス(ボロン ジフルオロジメチル−グリオキシマト)コバルト酸塩(II)、およびグリオキシ マトコバルト酸塩(II)から成る群から選択されたことを特徴とする請求項13 の方法。 15.前記マクロモノマーを形成するために使用された前記エチレン不飽和モノ マーは、アルキル基に1〜12個の炭素原子をそれぞれ有するアルキルメタクリ レート、アルキルアクリレート、スチレンおよびそれらの混合物のいずれかから 成る群から選択され、並びに反応基を含有するエチレン不飽和モノマーは、グリ シジルメタクリレート、グリシジルアクリレート、エチレン不飽和モノカルボン 酸、エチレン不飽和酸の無水物、エチレン不飽和シラン、ヒドロキシアルキルア クリレート、ヒドロキシアルキルメタクリレート、アルキル基に1〜4個の炭素 原子をそれぞれ有する置換されたアミノアルキルメタクリレート、置換されたア ミノアルキルアクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、メチロールア クリルアミド、メチロールメタクリルアミド、およびエチレン不飽和イソシアネ ートから成る群から選択されたことを特徴とする請求項12の方法。 16.前記コアのモノマーは、アルキレンジメタクリレート、アルキレンジアク リレート、アルキレンポリアクリレート、アルキレンジオールジメタクリレート 、またはアルキレンジオールジアクリレートの群から選択されたことを特徴とす る請求項12の方法。 17.前記星形ポリマーは、アルキレンジオールジアクリレートの架橋したコア 、並びにアルキル基に1〜12個の炭素原子を有するアルキルメタクリレート およびアルキル基に1〜4個の炭素原子を有するヒドロキシアルキルメタクリレ ートのマクロモノマーのアームを備えたことを特徴とする請求項12の方法。 18.前記星形ポリマーは、アルキルジオールジアクリレートの架橋したコア、 並びにアルキル基に1〜12個の炭素原子を有するアルキルメタクリレートおよ びエチレン不飽和カルボン酸のアームを備えたことを特徴とする請求項12の方 法。 19.コアに結合し、それぞれマクロモノマーから成る少なくとも3つのアーム を有する架橋したコアを備えた星形ポリマーであって、 (1)前記コアは、互いに架橋している少なくとも2つのエチレン不飽和二重 結合を有するモノマーを有し、および前記コアは、各部位が前記マクロモノマー と反応する少なくとも3つのラジカル重合可能な部位を有し、;並びに (2)前記星形ポリマーのアームを形成する前記マクロモノマーは、ラジカル 重合開始剤およびCo+2を含有する触媒性連鎖移動剤の存在下で、ラジカル重合 により重合しているエチレン不飽和モノマーを有し、前記コアにおいてラジカル 重合可能な部位と重合する末端のエチレン不飽和基を前記マクロモノマーに提供 して星形ポリマーを形成し; 前記星形ポリマーは約10〜90重量%のコア、およびそれに対応して、約9 0〜10重量%のアームを備えたことを特徴とする星形ポリマー。
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