JPH09507453A - 飲料の無菌ボトリングのための方法及び装置 - Google Patents
飲料の無菌ボトリングのための方法及び装置Info
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- JPH09507453A JPH09507453A JP7506203A JP50620395A JPH09507453A JP H09507453 A JPH09507453 A JP H09507453A JP 7506203 A JP7506203 A JP 7506203A JP 50620395 A JP50620395 A JP 50620395A JP H09507453 A JPH09507453 A JP H09507453A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67C—CLEANING, FILLING WITH LIQUIDS OR SEMILIQUIDS, OR EMPTYING, OF BOTTLES, JARS, CANS, CASKS, BARRELS, OR SIMILAR CONTAINERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; FUNNELS
- B67C7/00—Concurrent cleaning, filling, and closing of bottles; Processes or devices for at least two of these operations
- B67C7/0073—Sterilising, aseptic filling and closing
Landscapes
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
飲料の無菌ボトリングのための装置であって、瓶を先ず浄化ステ−ションの中でライによって浄化する工程と、次に単独の充填ステ−ションにそれらを運搬する工程と、前記充填ステ−ション内でそれらに前もって殺菌された飲料を充填する工程と、最後にクロ−ジングステ−ション内でそれらに蓋をする工程とを備える方法を実行する際、蒸気及び/または熱水を導入することによって前記瓶の内部の殺菌が空間的に分離した複数のステ−ション内で連続的に複数回実行される。この分断して行われる瓶の殺菌が非常に高い殺菌率を達成し、消費されるエネルギ−の量は低く、瓶は入念に取り扱われる。加うるに、ステ−ション間の運搬領域に於ける瓶の再汚染に対する対策が必要ではなくなり、その運搬領域の良好なアクセス性が保証される。
Description
【発明の詳細な説明】
飲料の無菌ボトリングのための方法及び装置
説明
本発明は、請求の範囲1の包括的条項に従って飲料を無菌ボトリングする(s
terile bottling)ための方法、及び請求の範囲13の包括的条
項に従ってその方法を実行するための装置に関する。
ドイツ特許733623は既に、温かいライ(カセイソ−ダ、カセイカリ等の
アルカリ系洗剤(lye))/汁(liquor)による処理に続いて、85℃
から100℃以上の温度を有する液体或いは蒸気を数個のスプレ−ノズルによっ
て瓶の中にスプレ−することによって洗浄機(washing machine
)内の瓶を殺菌する方法を開示している。それらのノズルは順次(one be
hind the other)並べられており、また瓶オリフィスの外側に置
かれている。続けて、それらの瓶は殺菌された水或いは殺菌された空気によって
数段階の工程で冷却され、最後にコンベアベルト上に放出される。このコンベア
ベルトによって、それらの瓶は充填(filling)機に移送され、次に口を
閉じる(closing)機械に移送される。ここでトンネル状のカバ−がそれ
らの瓶を無菌状態に維持する目的で使われる。しかしながら、大気を源とする細
菌の付いた瓶が次々と充填機に導入されるので、完全な無菌移送は達成できない
ということが分かった。加うるに、カバ−はコンベアベルト上に乱れが生じた場
合にそれを迅速に正すのを妨げるし、それ故に、カバ−は、近代的な高効率のボ
トリングプラントでは受け入れることはできないし、例えば別々に分離した機械
、従来からある多通路移送手段、瓶統合手段及び瓶分配手段のような機械の間に
置くことはできない。
ドイツ特許2437588による方法の場合にも同様な状況が存在する。その
場合には、洗浄機内に於ける殺菌は、85℃から95℃の温度を有する熱水を瓶
の内側及び外側にスプレ−することによってなされる。これに続いて、瓶は直ち
に洗浄機から放出され、65℃から70℃の温度を維持しながら、それらは充填
機に移送される。この移送のコ−スに於いては、層流(laminar)給気シ
ステムが周囲に対して無菌シ−ルドを提供することになる。瓶移送の領域に於い
て採られているこれらの複雑な方策にもかかわらず、また追加的加熱にもかかわ
らず、浄化された瓶内に細菌が形成されるのを何れの場合に於いても完全に防止
することはできない。またコンベアシステムへのアクセスはかなりな程度まで妨
げられる。このように、この種の飲料用無菌ボトリングは実用的に受け入れ難い
し、近代的高効率プラントで用いるには適切でない。
更に、ドイツ公開公報4036290は、ライによって洗浄機中で浄化され、
シ−ルドされることなしに充填機に移送された瓶が、それら瓶中に突出した充填
部材の逆流ガスチュ−ブを介して蒸気を導入することによって、飲料が流入する
直前に殺菌されるということを開示している。保護されないそしてその結果とし
て容易にアクセスできる移送領域内に於いては勿論のこと、真水或いは新鮮な水
のスプレ−によって洗浄機内で既に瓶に入り込んだ、また飲料にとって有害な細
菌は、かなりな程度までこの方法で殺すことができる。通常実用的に用いられる
約2秒の蒸気処理期間内に消費されるエネルギ−の量は比較的小さく、同時に充
填部材はまた各ボトリング操作の前に再殺菌される。しかしながら、この一連の
アクションは特定の飲料細菌、特にカビの胞子を、望ましい高い速さで殺すには
必ずしも十分ではない。このことは蒸気処理時間の長さを延ばすことによって対
処しうるが、そのような時間の延長は、充填機のサイズの大型化すなわち高い費
用を要するという結果になり、また充填機及びガラス瓶の徹底的な加熱という結
果になる。このことは飲料の風味を損なうし瓶の損傷率を高める。他の全ての点
に於いて、この方法は近代的な高効率プラントに十分適している。
最後に、以上説明した充填機内に於ける殺菌の代替案として、特に熱に敏感な
飲料の場合には、充填機と相互接続されたリンサ(rinser)内に於いて殺
菌が行われるべきであるということ、またリンサと充填機との間の短区間に於い
て再汚染されるということのないように瓶が蒸気通路によって保護されるべきで
あるということをまた示唆している(「KRONES Magazin」199
2年5月及び1992年10月)。またこの方法は近代的高効率プラントに十分
適しているが、瓶が単列で且つ高スピ−ドで移送されるリンサ内に於ける限定さ
れた処理期間に鑑みると、それは極端に抵抗力の強い細菌を例えば10の9乗と
いうような望ましい殺菌速さで殺すことはできない。
本発明の目的は、始めに述べたタイプの方法の場合に、例え前記飲料病原菌が
極端に熱に対して抵抗力があるとしても、単純な手段の助けによる、また同時に
高効率のトラブルのない操作による飲料病原菌の十分に高い殺菌速さでの殺菌を
提供することである。加うるに、この方法を実行するための装置を提供すること
である。
方法に関する限り、この目的は請求の範囲1の特徴条項に開示された特徴によ
って達成される。
したがって、本発明による方法が用いられるとき、瓶の内側の殺菌は集中的な
方法で一つのステ−ションで起こるのではなく、現時点での傾向とは反対に、数
個の段階及びステ−ションに於いてそれぞれ起こり、それらは空間的に異なった
場所にあり、また時間的推移がある。次の段階に於ける温度上昇により、それは
前の段階に於いて成された加熱に基づいているのであるが、相乗効果が得られ、
それによって殺菌効果は著しく高まる。このようにして、恐ろしいカビであるバ
イソクラミスフュ−ルバ(Byssochlamys fulva)、バイソク
ラミスニ−ビア(nivea)及びネオサルトルヤフィッシャリ(Neosar
torya fischeri)の特に耐熱性の高い胞子でさえも、経済的な量
のエネルギ−を使って非常に高い殺菌速さで殺菌できる。加うるに、瓶内部の殺
菌の個々の段階及びステ−ションの間に於ける再汚染に対しては何の対策を取る
必要もない。それは、移送中に付着する少数の細菌は続けて行われる殺菌段階に
於いて殺されるからである。このように、本発明による方法は、幾つかの別々の
機械及び中間の移送手段を含む近代的な高効率プラントに於ける飲料の無菌ボト
リングに理想的に適合している。
本発明による方法を更に有利に展開したものが請求の範囲2から12に開示さ
れている。特に強調される更なる展開例は、請求の範囲10による大気圧より高
い圧力の下にある部屋の中で請求の範囲5に従って過熱水によって瓶内部を殺菌
することである。この方法によれば、瓶の外側にあるノズルによって短い処理時
間の間に瓶のベ−ス部に大量の熱が意図的に供給され、その結果として、それは
特に浄化ステ−ションに於いて用いるのに適しており、また通常のスプレ−ノズ
ルによって遂行するのに適している。加うるに、瓶内部を殺菌する度に瓶全体を
加熱することは全く必要がない。逆に、請求の範囲6に従って、内部の所謂表面
殺菌(skin sterilization)を行うだけで十分である。この
方法はエネルギ−消費量を低く抑え、またガラス瓶が処理される場合に於いては
、殺菌効果を劣化させることなく瓶の破損率を驚くほど低く維持する。
装置に関する限り、本発明に対応する骨の折れる仕事は請求の範囲13の特徴
によって解決される。
本発明による装置は、殺菌を行わない装置と同様に単純で無駄のない構造設計
を有している。特に瓶のコンベアの領域に於いてアクセスが容易であり、いつで
も故障を直すことができ、よって高効率が維持できる。これらの特徴があるにも
かかわらず、瓶内部を繰返し殺菌することによって非常に高い殺菌率が得られる
。
本発明による装置の有利な更に展開した結果が請求の範囲14から29に開示
されている。請求の範囲26と27から分かるように、問題の瓶が返却可能な瓶
でありそれらが清浄かどうか、また損傷があるかどうかを知るために検査すべき
ものである場合には、従来からある電子式空き瓶検査機をその装置に用に組み込
むことができる。瓶のオリフィスに適用されるセンタリングベルを無菌に維持す
ることによって過度の再汚染を避けるように気を付けることだけが必要になる。
請求の範囲29に開示されているように、加熱された潤滑剤でコンベアベルトを
潤滑することによって、瓶の特に危険に晒されたベ−ス部を加熱することができ
る。
以下、本発明の実施例を、図面に基づいて説明する。
図1は、回収ガラス瓶にフル−ツジュ−スを無菌ボトリングするためのプラン
トを、一連の方法工程を簡単に説明しながら示す上面線図である。
図2は、図1によるプラントの浄化機(cleaning machine)
を、瓶内部を殺菌するための手段の領域に於いて見た垂直部分断面図である。
図3は、図1によるプラントのリンサ内に於ける4つの処理段階を線図で示す
図である。
図4は、図1によるプラントの充填機の充填部材を、内部の殺菌中に見た垂直
断面図である。
図1から図4によるプラントは、ガラス製の回収瓶24にフル−ツジュ−スを
無菌ボトリングするように設計されたものである。それは浄化機1とリンサ4と
充填機2と蓋閉め機3とを備える。
図2から分かるように、浄化機1はダブルエンド型の浄化機であり、最後のラ
イ浴21及び熱水スプレ−手段22に続いて、底が開放された箱の形をとる圧力
チャンバ18を含む。圧力チャンバ18は熱水で満たされたタンク25の中に沈
められており、その圧力チャンバ18の内部には例えばコンプレッサ26によっ
て0.1バ−ル(bar)の圧力が掛けられており、そのコンプレッサ26は図
示されていないコントロ−ル手段によって制御されており、前記圧力チャンバ1
8の中に無菌空気を押し込んでいる。このことは、圧力チャンバ18の内部にタ
ンク25の水面レベルよりも1m低い水面レベルが得られるという効果を有する
。圧力チャンバ18の、運動方向に広がる2つの横壁は、タンク25と一緒に、
サイフォン型入口ゲ−ト19及びサイフォン型出口ゲ−ト20を画成している。
瓶24は、熱水スプレ−手段22を通過した後、エンドレスで連続的に駆動され
るチェ−ン27から吊り下げられたボトルセル28によって、タンク25の中に
下方向に、入口ゲ−ト19を通過して水平に、水面レベルを超えて圧力チャンバ
18の内部に上方向に、短い距離だけ水平に、次に再び水浴の中に下方向に、出
口ゲ−ト20を通過して水平方向に、そして最終的にタンク25を出て上方向に
、そして最後の熱水スプレ−手段23に向けて移送される。続けて、瓶24は放
出手段29まで進み、そこでそれらの瓶はボトルセル28から導き出され、ボト
ルコンベア5の上に置かれる。
ボトルセル28当りの瓶24の数に応じた数のノズル開口を与えられた3本の
並行なスプレ−チュ−ブ8が、圧力チャンバ18の内部で瓶24の水平進路の下
で水面レベルの上に備えられており、それらチュ−ブは循環方向を横切る方向に
置かれている。スプレ−チュ−ブ8は回転可能に支持されており、図示されない
方法によって瓶24の運動と同期するように回転される。それによって、ノズル
から噴射された水ジェットは先ず瓶に斜めの方向で入り、次に垂直上向きになり
底を打ち、最終的にそれら水ジェットは瓶の壁に沿って瓶に作用しながら斜め下
向きに方向付けられる。3本のスプレ−チュ−ブ8は、ライン11を介して10
5℃の過熱水用ジェネレ−タ16に接続されている。そのジェネレ−タは高圧ポ
ンプを備えている。圧力チャンバ18中のオ−バ圧力(overpressur
e)により、過熱水がスプレ−チュ−ブ8によって瓶24の中に蒸気を過度に形
成することなくスプレ−され、そこでは過熱水は主として前記瓶24の底を打つ
。このことは、大量の熱が瓶の中に短い区間で且つ極端に短時間のうちに導入さ
れ、そのため100℃よりも高い温度が瓶24の内部全体に得られるという効果
を有する。瓶24から流れ出た水は水受け44に集められ過熱水用ジェネレ−タ
16に戻される。過熱水の一部は、スプレ−工程中に蒸気に変換され、圧力チャ
ンバ18内で凝縮する。これによってタンク25内の水量は増加する。この増加
は、図示しないオ−バフロ−手段によって補償される。従って、水受け44はま
た新しい水を供給するライン32にも接続されており、それを通して凝縮水が自
動的に供給される。
浄化機1の圧力チャンバ18内で、結果的に、瓶24は過熱水のスプレ−によ
って瓶内部の最初の殺菌を受け、熱いライによるその前に行われた洗浄と共に、
この殺菌が瓶24の内部の全ての細菌の事実上完全な殺菌を達成する。出口ゲ−
ト20の領域内で、またそれに続く熱水スプレ−手段23(それが備えられてい
る場合には)の領域内で、次に瓶24は僅かに冷却され、約80℃から90℃の
温度で浄化機1を出ることになる。更に低い温度に冷却することも同様に可能で
ある。このことは圧力チャンバ18の前にある水スプレ−手段22によって既に
開始することができ、前に述べたように、瓶の壁はスプレ−チュ−ブ8によって
部分的に加熱されるだけである。それ故、外壁は100℃よりもずっと低い温度
にすることが容易である。
瓶24が浄化機1から移送されるボトルコンベア5は、通常は、瓶24を複数
列で且つ立った状態で移送する複数のモ−タ駆動ヒンジバンドチェ−ン(hin
ge band chains)によって画成される。そのボトルコンベア5の
端部には、統合(uniting)手段が備えられており、その助けを借りて瓶
24は統合され、単列を形成し同時に加速される。統合手段を含むボトルコンベ
ア5の全領域には、如何なるカバ−もシ−ルドも瓶24のために備えられてはい
ないので、瓶が倒れかかったりスタックしたりして引き起こされる故障の場合に
も、オペレ−タが迅速に且つ何の妨害も受けずに介入することができる。ボトル
コンベア5上の瓶24は徐々に冷され、常用運転中、統合領域に於いて約60℃
の温度を有する。通常用いられるチェ−ン潤滑剤をヒンジバンドチェ−ン上にス
プレ−する前に加熱することによって、底の領域に於いて僅かに高い温度を維持
することができる。
連続的コンベアであり、またあるバッファ機能を有するボトルコンベア5には
、循環型のリンサ4が続く。このリンサ4は、フィ−ドウォ−ムと、フィ−ドス
タ−と、瓶24用の旋回できまた制御されるグリッパ(grippers)31
を備えるロ−タと、放出スタ−とを含む。上向きの正常位置(図3a)で供給さ
れる瓶24は、前記グリッパ31によって180°旋回され、それらのオリフィ
ス面が下向きになる。この位置に於いて、上端部が開いた垂直のすすぎチュ−ブ
9によって形成されるノズルが、前記瓶24のネック部に導入される。このすす
ぎチュ−ブ9は、ロ−タと一緒に回転し、また個々にコントロ−ルできるコント
ロ−ル弁14を介してリングメイン13に接続されている。その前記リングメイ
ン12は飽和蒸気を含んでおり、その飽和蒸気の温度は約105℃であり、コン
トロ−ル弁14(図3b)の時間制御開口によって例えば6秒間の周期で瓶の内
部に吹き込まれる。その蒸気は、すすぎチュ−ブ9と瓶のオリフィスとの間の環
状ギャップを通して外気に逃げることができる。
各すすぎチュ−ブ9は、更に別のコントロ−ル弁32を介して、無菌空気を含
む別のリングメイン33に接続されている。蒸気処理の後に、この無菌空気はコ
ントロ−ル弁32(図3c)の時間コントロ−ル開口によって例えば3秒間の周
期で瓶の内側に吹き込まれる。このことは、蒸気処理の間に発生した凝縮水はす
すぎによって除去され、また瓶24の内部は乾燥されるという効果を有する。続
けて、瓶24はグリッパ31によって元の正常な位置に旋回され、前記正常な位
置になったときそれらはリンサ4から放出される(図3d)。
そして前記リンサ4の中で、瓶24は飽和蒸気を吹き込むことによる瓶内部の
第二の殺菌を受ける。この第二の殺菌工程に於いて、約60℃の温度で入って来
た瓶24の内壁は、全領域に於いて100℃よりも高い殺菌温度まで加熱される
。このようにして、前記瓶をボトルコンベア5上に移送する工程に於いて瓶の開
い
たオリフィスを通して瓶24内に侵入した細菌は、再び非常に高い程度まで殺菌
される。
瓶24は、リンサ4から短いシングルパスのスクリュコンベア6によって充填
機2まで移送される。このスクリュコンベア6の代わりに、リンサ4の放出スタ
−が充填機2のフィ−ドスタ−と直接的に、または中間移送スタ−を介して噛み
合うような配列を与えることによって直接的相互接続を与えることもできる。何
れの場合に於いても、瓶24の強制型移送を考えると、この領域に於いては故障
が起こることを考える必要はない。このようにして、蒸気供給ライン35を有す
るトンネル34を瓶24のオリフィスの領域に配置することができ、そのトンネ
ル34は瓶の開口への細菌の侵入を非常に高い程度まで防止する(図3d)。
フィ−ドスタ−とロ−タと放出スタ−とを備える充填機2は、構造設計に関し
てはドイツ公開公報4036290による充填機に対応している。それ故、それ
はロ−タの周辺に配置された同種類の複数の充填部材17を含み、またそれら充
填部材17と関連づけられ、それと一緒に循環する複数のリフティング部材36
を含む。リンサ4から来る空の瓶24は、先ずリフティング部材36によって充
填部材17に向けて途中の高さまで持ち上げられる。この工程の間、逆流ガスチ
ュ−ブ10が瓶のネックに入り込む。この逆流ガスチュ−ブは、充填部材17内
の通路を介して、コントロ−ル弁15の時間コントロ−ル開口(time−co
ntrolled opening)によってライン13に接続されており、そ
のライン13は例えば105℃の温度を有する飽和蒸気を含んでいる。そして、
この飽和蒸気は逆流ガスチュ−ブ10を通して、或いはむしろ逆流ガスチュ−ブ
10の開口によって画成されるノズルを通して、瓶24の中央部にそして底にま
で、約例えば2秒という所定の時間だけ流れ、その後その蒸気は逆流ガスチュ−
ブ10と瓶のオリフィスとの間の環状ギャップを通して逆流ガスチャンネル37
に逃げる(図4)。この工程の間に、リンサ4から送られてきており、既に非常
に高い温度レベルを有する瓶24の内側全体が100℃よりもずっと高い温度に
まで加熱される。
そして、充填機2の中に於いて、各瓶24は飽和蒸気を吹き込むことによって
その内部の第三及び最後の殺菌を受ける。この最後の殺菌工程に於いて、洗浄機
1内に於ける瓶内部の第一の殺菌とリンサ4内に於ける瓶内部の第二の殺菌とを
生き残った飲料の病原菌及び細菌が高い程度の確実性をもって殺される。全体と
して見ると、本発明による「分別殺菌(fractional sterili
zation)」によって達成することができる殺菌率は、ただ一つのステ−シ
ョンで同じ殺菌時間及び同じ量のエネルギ−を使う場合に達成される殺菌率より
もずっと高い。
コントロ−ル弁15が閉じられると、充填部材17の加圧ガス弁38が開かれ
、次に炭酸ガスCO2が逆流ガスチュ−ブ10を介して瓶24の中にチャンネル
39から導入される。このことは、形成された凝縮水の殆どは勿論のこと殺菌蒸
気の殆どが外気に放出されるという効果を有する。これに続いて、リフティング
部材36が更に上昇し、よって瓶24は充填部材17に完全に且つしっかりと押
しつけられ、その瓶には例えば3バ−ルの調整された逆圧(counterpr
essure)に達するまで炭酸ガスCO2が満たされ、その間加圧ガス弁38
は開いたままである。勿論炭酸ガスCO2の代わりに加圧ガスとして、またフラ
ッシュ(flush)ガスとして殺菌された空気を用いることも可能である。加
圧工程が完了すると、加圧ガス弁38は閉じられ、続いて逆流ガス弁40及び液
体弁41が同時に開かれる。例えば殺菌濾過によって事前に殺菌された、瓶詰め
すべきフル−ツジュ−スが、製品ライン42及び充填部材17の放出開口を通し
て今ここで瓶24の中に流れ込むことができる。電気プロ−ブ43によって測定
される所定の充填レベルに達すると、液体弁41は閉じられ、よって充填操作が
完了する。
次に、リフティング部材36は充填された瓶24と一緒に下げられる。充填機
2の放出端に於いて、瓶24は通常移送レベルで移送スタ−7によって引き取ら
れ、蓋閉め機3に移送される。ここでもまた細菌の侵入は、図3dによるトンネ
ルによって蒸気を吹き込むことによって回避できる。蓋閉め機3に於いては、瓶
24は王冠コルク或いは王冠コルクのようなもので閉じられる。その王冠コルク
等は蒸気によって事前に殺菌されている。
回収瓶が充填されるような場合には、空の瓶のための従来からある電子検査機
が図1から図4によるプラントに容易に組み込むことができる。それらはボトル
コンベア5とリンサ4との間に組み込むのが好ましい。ついでながら云えば、空
き瓶検査機のセンタリングベル(centering bells)を殺菌可能
にして置くのが有利ある。このセンタリングベルは瓶のオリフィス領域に用いら
れるものである。そのような殺菌は、例えばセンタリングベルを常に100℃よ
りも高い温度に維持する一体的(integrated)加熱によって成すこと
ができる。化学的殺菌或いはある間隔で照射したり(irradiation)
表面を焼いたり(singeing)することによる加熱殺菌を行うこともまた
可能である。
浄化(cleaning)機1内に於ける瓶やジャ−或いは同様な容器の処理
は、ライ(lye)の代わりに或いはライに加えて酸によって行うこともできる
。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1995年8月14日
【補正内容】
請求の範囲
1. 飲料の無菌ボトリングの方法であって、
先ず第一に浄化ステ−ションの中でライによって瓶を浄化する工程と、
次にそれらを別の充填ステ−ションに移送する工程と、
前記充填ステ−ション内でそれらに事前に殺菌された飲料を充填する工程とを
備え、
浄化された空の瓶の内部が蒸気及び/または過熱水を導入することによって殺
菌され、
その蒸気及び/または過熱水を導入することによる瓶内部の殺菌が空間的に分
離した複数のステ−ション内で連続的に複数回行われ、
前記ステ−ションのうちの1個が浄化ステ−ションであることを特徴とする方
法。
2. 前記瓶の内部が殺菌されるステ−ション間を、前記瓶が上向き状態で且つ
瓶のオリフィスが開いた状態で移送されることを特徴とする、請求項1記載の方
法。
3. 前記瓶の内部の時間的に分離された殺菌工程の間を、前記瓶がカバ−や、
曝気や、放射がされることなく、また細菌の形成を妨げるこの種の如何なる処置
もとられることなく移送されることを特徴とする、請求項2記載の方法。
4. 前記瓶の内部の殺菌工程のうちの少なくとも−つが少なくとも105℃の
温度を有する飽和蒸気を吹き込むことによって成されることを特徴とする、請求
項1から3の何れかに記載の方法。
5. 前記瓶の内部の殺菌工程のうち少なくとも−つが少なくとも105℃の温
度を有する過熱水をスプレ−することによって成されることを特徴とする、請求
項1から4の何れかに記載の方法。
6. 前記瓶の内部の各殺菌工程中、前記瓶の内部のみが少なくとも100℃の
殺菌温度に到達するような率で熱の供給が行われることを特徴とする請求項1か
ら5の何れかに記載の方法。
7. 前記瓶の内部の殺菌工程のうちの一つが前記充填ステ−ション内で行われ
ることを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の方法。
8. 前記瓶の内部の殺菌工程のうちの一つが、前記浄化ステ−ションと前記充
填ステ−ションとの間に配置された分離独立した殺菌ステ−ション内で行われる
ことを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の方法。
9. 前記瓶の内部の殺菌工程のうちの一つが大気圧よりも高い圧力にある部屋
内で行われることを特徴とする請求項1から8の何れかに記載の方法。
10. 前記瓶の内部の少なくとも一つの殺菌工程中、瓶のオリフィス面が下向
きになるように瓶が逆さまにされることを特徴とする請求項1から9の何れかに
記載の方法。
11. 前記瓶の内部の少なくとも−つの殺菌工程の後に、前記瓶が無菌空気で
フラッシュされることを特徴とする請求項1から10の何れかに記載の方法。
12. 請求項1による方法を行うための装置であって、
浄化機と、
充填機とを備え、
前記浄化機と前記充填機とはボトルコンベアを介して接続されており、
前記浄化機と、少なくとも1個の付加的機械(1、2)とに、蒸気及び/また
は過熱水を前記瓶の内部に導入するための手段(8、10)が備わっていること
を特徴とする、装置。
13. 前記手段(8、9、10)が蒸気及び/または熱水ライン(10、12
、13)に接続された少なくとも一つのノズルを含むことを特徴とする請求項1
2に記載の装置。
14. 前記ノズル(9、10)の前にコントロ−ル弁(14、15)が備えら
れていることを特徴とする請求項13記載の装置。
15. 前記ノズル(8)が少なくとも105℃の温度を有する過熱水を発生す
るための手段(16)に接続されていることを特徴とする請求項13或いは14
に記載された装置。
16. 前記ノズル(9、10)が前記瓶の内部に挿入されるのに適しているこ
とを特徴とする請求項13から15の何れかに記載の装置。
17. 前記ノズル(8、9、10)が前記瓶に沿って動かされるのに適してい
ることを特徴とする請求項13から17の何れかに記載の装置。
18. 前記ノズル(10)が前記充填機(1)の充填部材(17)の前記逆流
ガスチュ−ブ或いは前記充填チュ−ブによって画成されていることを特徴とする
請求項13から17の何れかに記載の装置。
19. 前記ノズル(9)が前記すすぎ機(4)のすすぎチュ−ブよって画成さ
れていることを特徴とする請求項13から18の何れかに記載の装置。
20. 前記ノズル(8)が前記浄化機(1)の少なくとも1個のスプレ−チュ
−ブによって画成されていることを特徴とする請求項13から19の何れかに記
載の装置。
21. 前記スプレ−チュ−ブ(8)が、直線に沿って回転されるのに或いは動
かされるのに適するように前記浄化機(1)内に支持されていることを特徴とす
る請求項20に記載の装置。
22.前記浄化機(1)がその中に前記瓶のためのサイフォン型入口ゲ−ト(1
9)及びサイフォン型出口ゲ−ト(20)とを備える加圧チャンバ(18)を形
成し、且つ蒸気及び/または熱水及び/または過熱水を導入するための前記手段
(8)が前記加圧チャンバ(18)内に配置されていることを特徴とする請求項
12から21の何れかに記載の装置。
23. 前記加圧チャンバ(18)が最後のライ浴(21)と放出手段(29)
との間に配置されていることを特徴とする請求項22に記載の装置。
24. 空き瓶検査機が前記浄化機(1)と前記充填機(2)或いは前記すすぎ
機/リンサ(4)との間に挿入されており、前記瓶のオリフィスに用いられる前
記空き瓶検査機のセンタリングベルが殺菌されるのに適している、請求項12か
ら23の何れかに記載の装置。
25. 前記センタリングベルが加熱されるのに適していることを特徴とする請
求項24記載の装置。
26. 前記浄化機(1)に続けて、前記ボトルコンベア(5)が瓶の多列運搬
に適するように設計されており、またそのボトルコンベアが本質的に上方及び/
または側方から自由にアクセスできることを特徴とする請求項12から25の何
れかに記載の装置。
27. 前記多路ボトルコンベア(5)のヒンジバンドチェ−ンが加熱された潤
滑剤で潤滑されていることを特徴とする請求項26記載の装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 飲料の無菌ボトリングの方法であって、 先ず第一に浄化ステ−ションの中でライによって瓶を浄化する工程と、 次にそれらを別の充填ステ−ションに移送する工程と、 前記充填ステ−ション内でそれらに事前に殺菌された飲料を充填する工程とを 備え、 浄化された空の瓶の内部が蒸気及び/または熱水を導入することによって殺菌 され、 その蒸気及び/または熱水を導入することによる瓶内部の殺菌が空間的に分離 した複数のステ−ション内で連続的に複数回行われることを特徴とする方法。 2. 前記瓶の内部が殺菌されるステ−ション間を、前記瓶が上向き状態で且つ 瓶のオリフィスが開いた状態で移送されることを特徴とする、請求項1記載の方 法。 3. 前記瓶の内部の時間的に分離された殺菌工程の間を、前記瓶がカバ−や、 曝気や、放射がされることなく、また細菌の形成を妨げるこの種の如何なる処置 もとられることなく移送されることを特徴とする、請求項2記載の方法。 4. 前記瓶の内部の殺菌工程のうちの少なくとも一つが少なくとも105℃の 温度を有する飽和蒸気を吹き込むことによって成されることを特徴とする、請求 項1から3の何れかに記載の方法。 5. 前記瓶の内部の殺菌工程のうち少なくとも一つが少なくとも105℃の温 度を有する過熱水をスプレ−することによって成されることを特徴とする、請求 項1から4の何れかに記載の方法。 6. 前記瓶の内部の各殺菌工程中、前記瓶の内部のみが少なくとも100℃の 殺菌温度に到達するような率で熱の供給が行われることを特徴とする請求項1か ら5の何れかに記載の方法。 7. 前記瓶の内部の殺菌工程のうちの一つが浄化ステ−ション内で行われるこ とを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の方法。 8. 前記瓶の内部の殺菌工程のうちの一つが前記充填ステ−ション内で行われ ることを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の方法。 9. 前記瓶の内部の殺菌工程のうちの一つが、前記浄化ステ−ションと前記充 填ステ−ションとの間に配置された分離独立した殺菌ステ−ション内で行われる ことを特徴とする請求項1から8の何れかに記載の方法。 10. 前記瓶の内部の殺菌工程のうちの一つが大気圧よりも高い圧力にある部 屋内で行われることを特徴とする請求項1から9の何れかに記載の方法。 11. 前記瓶の内部の少なくとも一つの殺菌工程中、瓶のオリフィス面が下向 きになるように瓶が逆さまにされることを特徴とする請求項1から10の何れか に記載の方法。 12. 前記瓶の内部の少なくとも一つの殺菌工程の後に、前記瓶が無菌空気で フラッシュされることを特徴とする請求項1から11の何れかに記載の方法。 13. 請求項1による方法を行うための装置であって、 浄化機と、 充填機と、 蓋閉め機とを備え、 前記浄化機と前記充填機と前記蓋閉め機とはボトルコンベアを介して接続され ており、 前記機械(1、2)のうちの少なくとも二つに蒸気及び/または熱水を前記瓶 の内部に導入するための手段(8、10)が備わっていることを特徴とする、装 置。 14. 前記浄化機(1)と前記充填機(2)との間に、前記瓶の内部に蒸気及 び/または熱水を導入するための手段(9)を備えたすすぎ機/リンサが挿入さ れたことを特徴とする、請求項13記載の装置。 15. 前記手段(8、9、10)が蒸気及び/または熱水ライン(10、12 、13)に接続された少なくとも一つのノズルを含むことを特徴とする請求項1 3または14に記載の装置。 16. 前記ノズル(9、10)の前にコントロ−ル弁(14、15)が備えら れていることを特徴とする請求項15記載の装置。 17. 前記ノズル(8)が少なくとも105℃の温度を有する過熱水を発生す るための手段(16)に接続されていることを特徴とする請求項15或いは16 に記載された装置。 18. 前記ノズル(9、10)が前記瓶の内部に挿入されるのに適しているこ とを特徴とする請求項15から17の何れかに記載の装置。 19. 前記ノズル(8、9、10)が前記瓶に沿って動かされるのに適してい ることを特徴とする請求項15から18の何れかに記載の装置。 20. 前記ノズル(10)が前記充填機(1)の充填部材(17)の前記逆流 ガスチュ−ブ或いは前記充填チュ−ブによって画成されていることを特徴とする 請求項15から19の何れかに記載の装置。 21. 前記ノズル(9)がそれぞれ前記すすぎ機(4)のすすぎチュ−ブと前 記リンサのすすぎチュ−ブによって画成されていることを特徴とする請求項15 から20の何れかに記載の装置。 22. 前記ノズル(8)が前記浄化機(1)の少なくとも1個のスプレ−チュ −ブによって画成されていることを特徴とする請求項15から21の何れかに記 載の装置。 23. 前記スプレ−チュ−ブ(8)が、直線に沿って回転されるのに或いは動 かされるのに適するように前記浄化機(1)内に支持されていることを特徴とす る請求項22に記載の装置。 24. 前記浄化機(1)がその中に前記瓶のためのサイフォン型入口ゲ−ト( 19)及びサイフォン型出口ゲ−ト(20)とを備える加圧チャンバ(18)を 形成し、且つ蒸気及び/または熱水及び/または過熱水を導入するための前記手 段(8)が前記加圧チャンバ(18)内に配置されていることを特徴とする請求 項13から23の何れかに記載の装置。 25. 前記加圧チャンバ(18)が最後のライ浴(21)と放出手段(29) との間に、必要であれば中間の水スプレ−手段(22、23)と共に配置されて いることを特徴とする請求項24に記載の装置。 26. 空き瓶検査機が前記浄化機(1)と前記充填機(2)或いは前記すすぎ 機/リンサ(4)との間に挿入されており、前記瓶のオリフィスに用いられる前 記空き瓶検査機のセンタリングベルが殺菌されるのに適している、請求項13か ら25の何れかに記載の装置。 27. 前記センタリングベルが加熱されるのに適していることを特徴とする請 求項26記載の装置。 28. 前記浄化機(1)に続けて、前記ボトルコンベア(5)が瓶の多列運搬 に適するように設計されており、またそのボトルコンベアが本質的に上方及び/ または側方から自由にアクセスできることを特徴とする請求項13から27の何 れかに記載の装置。 29. 前記多路ボトルコンベア(5)のヒンジバンドチェ−ンが加熱された潤 滑剤で潤滑されていることを特徴とする請求項28記載の装置。
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