JPH0948045A - 金型装置 - Google Patents
金型装置Info
- Publication number
- JPH0948045A JPH0948045A JP20304995A JP20304995A JPH0948045A JP H0948045 A JPH0948045 A JP H0948045A JP 20304995 A JP20304995 A JP 20304995A JP 20304995 A JP20304995 A JP 20304995A JP H0948045 A JPH0948045 A JP H0948045A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stamper
- mold
- ring
- recording area
- movable side
- Prior art date
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- Withdrawn
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/263—Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
- B29C45/2632—Stampers; Mountings thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/263—Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
- B29C2045/2653—Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs using two stampers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】歯車機構、スタンパ外周保持回転リング４、ス
タンパ形状によって構成され、可動側金型に取り付ける
スタンパ３を金型内のスタンパ外周保持回転リング４と
共に回転可能ならしめた両面情報記録ディスク基板成形
金型装置。 【効果】両面情報記録ディスクを用いた再生装置による
情報の記録、再生、消去を効率良く行うためには記録、
再生装置における複数個の光学ヘッドまたは磁気ヘッド
再生装置側の信号同期回路が簡略化し、ヘッド取り付け
位置の設計、実装の自由度が広がる。
タンパ形状によって構成され、可動側金型に取り付ける
スタンパ３を金型内のスタンパ外周保持回転リング４と
共に回転可能ならしめた両面情報記録ディスク基板成形
金型装置。 【効果】両面情報記録ディスクを用いた再生装置による
情報の記録、再生、消去を効率良く行うためには記録、
再生装置における複数個の光学ヘッドまたは磁気ヘッド
再生装置側の信号同期回路が簡略化し、ヘッド取り付け
位置の設計、実装の自由度が広がる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は金型装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】情報記録ディスク基板は、光ビデオディ
スクに始まりＣＤ，ＭＤと小型化が進むと共に、記録容
量の増大化も顕著である。また磁気ディスクの分野への
適用も顕著である。記録容量の増大化により基板の両面
利用も図られている。このような両面情報記録ディスク
基板を用いた情報記録ディスクによる情報の記録、再
生、消去を効率良く行うためには記録、再生装置におけ
る複数個の光学ヘッドまたは磁気ヘッド位置と記録領域
始まり位置がディスクの表面、裏面各個に同期する位置
にあることが望ましい。
スクに始まりＣＤ，ＭＤと小型化が進むと共に、記録容
量の増大化も顕著である。また磁気ディスクの分野への
適用も顕著である。記録容量の増大化により基板の両面
利用も図られている。このような両面情報記録ディスク
基板を用いた情報記録ディスクによる情報の記録、再
生、消去を効率良く行うためには記録、再生装置におけ
る複数個の光学ヘッドまたは磁気ヘッド位置と記録領域
始まり位置がディスクの表面、裏面各個に同期する位置
にあることが望ましい。
【０００３】両面情報記録ディスク基板を得るための金
型装置は、図９に示すように、固定側、可動側両面にス
タンパを装着できる構造が一般的であり、また特開平２
−２５３１１号公報では可動側鏡面板に第２スタンパを
外周リングのフランジによって挟圧支持させる形式の金
型が開示されている。しかし、このような金型では前記
した要求を満足することは困難である。
型装置は、図９に示すように、固定側、可動側両面にス
タンパを装着できる構造が一般的であり、また特開平２
−２５３１１号公報では可動側鏡面板に第２スタンパを
外周リングのフランジによって挟圧支持させる形式の金
型が開示されている。しかし、このような金型では前記
した要求を満足することは困難である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、情報処理装
置に装填された両面情報記録ディスクは、表面、裏面の
それぞれの面に対応させた複数個の光学ヘッドまたは磁
気ヘッドにより記録、再生処理するような使われ方が多
いが、装置内の取り付け位置がほぼ固定化されたヘッド
位置とディスク周方向記録領域始り位置のズレ許容値を
表面、裏面のそれぞれで限り無くゼロに近くすることが
情報処理上有用であり、これを満足するためには成形さ
れる基板における周方向記録領域始り位置の情報処理装
置ヘッド位置に合致させる制御は必要不可欠な技術とな
る。両面情報記録ディスク基板情報記録部の円周方向に
おける記録領域始り位置の位置合わせに関しては、固定
側に取り付けたスタンパを基準にして可働側に取り付け
るスタンパの位置を合わせる方法が一般的であるが、図
９に示す従来の金型構造ではこの作業は目検討で行うし
か方法が無く極めて困難である。スタンパ取り付け作業
時は、一般的に金型は開かれている状態にあり、スタン
パに目印を付けたとしても目測で、例えば、１０μｍオ
ーダで合わせることは不可能に近いと言える。また、特
開平２−２５３１１号公報で開示される可動側鏡面板に
第２スタンパを外周リングのフランジによって挟圧支持
させる形式の金型構造では、個々の情報処理装置ヘッド
位置に合致させる制御が不可能であるばかりでなく金型
の製作精度を考慮すると高精度位置合わせは困難であ
る。
置に装填された両面情報記録ディスクは、表面、裏面の
それぞれの面に対応させた複数個の光学ヘッドまたは磁
気ヘッドにより記録、再生処理するような使われ方が多
いが、装置内の取り付け位置がほぼ固定化されたヘッド
位置とディスク周方向記録領域始り位置のズレ許容値を
表面、裏面のそれぞれで限り無くゼロに近くすることが
情報処理上有用であり、これを満足するためには成形さ
れる基板における周方向記録領域始り位置の情報処理装
置ヘッド位置に合致させる制御は必要不可欠な技術とな
る。両面情報記録ディスク基板情報記録部の円周方向に
おける記録領域始り位置の位置合わせに関しては、固定
側に取り付けたスタンパを基準にして可働側に取り付け
るスタンパの位置を合わせる方法が一般的であるが、図
９に示す従来の金型構造ではこの作業は目検討で行うし
か方法が無く極めて困難である。スタンパ取り付け作業
時は、一般的に金型は開かれている状態にあり、スタン
パに目印を付けたとしても目測で、例えば、１０μｍオ
ーダで合わせることは不可能に近いと言える。また、特
開平２−２５３１１号公報で開示される可動側鏡面板に
第２スタンパを外周リングのフランジによって挟圧支持
させる形式の金型構造では、個々の情報処理装置ヘッド
位置に合致させる制御が不可能であるばかりでなく金型
の製作精度を考慮すると高精度位置合わせは困難であ
る。
【０００５】本発明の目的は、かかる不具合を解決し、
容易に高精度位置合わせを可能とする装置を提供するこ
とにある。
容易に高精度位置合わせを可能とする装置を提供するこ
とにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は金型可働側に取り付けた第２スタンパを固
定側に取り付けた第１スタンパに対し必要に応じて精度
良く回転させる。本発明は、従来ねじ固定により取り付
けていた金型可働側のスタンパ保持リングを、金型中心
を回転中心として回転させ、さらに第２スタンパもスタ
ンパ保持リングと同じ中心を回転中心として回転可能な
らしめる。
め、本発明は金型可働側に取り付けた第２スタンパを固
定側に取り付けた第１スタンパに対し必要に応じて精度
良く回転させる。本発明は、従来ねじ固定により取り付
けていた金型可働側のスタンパ保持リングを、金型中心
を回転中心として回転させ、さらに第２スタンパもスタ
ンパ保持リングと同じ中心を回転中心として回転可能な
らしめる。
【０００７】
【作用】本発明の成形装置によれば、固定側に取り付け
た第１スタンパの記録領域始り位置を基準として可働側
に大まかに目測で記録領域始り位置を位置決めした第２
スタンパを取り付け、成形を開始し、取り出された両面
情報記録ディスク基板の情報記録部の円周方向記録領域
始り位置の表面、裏面におけるズレ量を測定し定量化し
た後、上記した機構を操作し第２スタンパを必要な角度
だけ回転させることにより両面における最適記録領域始
り位置を高精度で設定することが出来る。
た第１スタンパの記録領域始り位置を基準として可働側
に大まかに目測で記録領域始り位置を位置決めした第２
スタンパを取り付け、成形を開始し、取り出された両面
情報記録ディスク基板の情報記録部の円周方向記録領域
始り位置の表面、裏面におけるズレ量を測定し定量化し
た後、上記した機構を操作し第２スタンパを必要な角度
だけ回転させることにより両面における最適記録領域始
り位置を高精度で設定することが出来る。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１から図８を用い
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【０００９】（実施例１）図１及び図２は本発明を実施
するために用いる金型の概略図である。図１において、
可働側ベース１に可働側鏡面ブロック２が嵌め込まれて
おり、鏡面上に第２スタンパ３が、外周部でスタンパ外
周保持回転リング４と型中心部でスタンパ内周ホルダ５
により挟持されている。固定側ベース１２に固定側鏡面
１３が嵌め込まれその鏡面上にスタンパ１４が、外周部
でスタンパ外周保持リング１５、型中心部でスタンパ内
周ホルダ１７により挟持されている。射出成形機型締め
部（図示せず）に両者を搭載し可働側ベース１、固定側
ベース１２を閉じるとスタンパ３、スタンパ１４で囲ま
れる空間（キャビティ）１９が形成され、空間１９にス
プルー１８を通り溶融樹脂が射出充填されると基板の両
面に情報信号が転写された両面情報記録ディスク基板が
得られる。本実施例においては、スタンパ外周保持回転
リング４が図９に示す従来金型におけるスタンパ外周保
持リング３４のねじ固定方式と異なり、回転するところ
に特徴がある。すなわち、図２に示すようにスタンパ外
周保持回転リング４の外周の一部（基板のごみ付着を極
力防ぐことを考慮すれば下部が望ましい）に歯車２２を
設け、この歯車に直行する形でねじ歯車６を噛み合わ
せ、歯車軸７を可働側ベース１に埋設した軸受８を介し
可働側ベース１の外に誘導する。可働側ベース１の壁面
に円周を３６０等分に分割、割り出しできる回転微小寸
法測定機を具備した回転装置８を取り付けた。この回転
装置のハンドルを回すことにより回転力はねじ歯車６か
らスタンパ外周保持回転リング４の歯車に伝達されスタ
ンパ外周保持回転リング４の４か所に設けたリング回転
ガイド２１に通したリング保持ピン１０をガイドとして
回転する。本実施例ではハンドル１回転でスタンパの円
周方向記録領域始り位置を０．６ｍｍ移動させることが
出来、さらにハンドルを１度回転することで約０．００
１７ｍｍ移動させることが出来る。リング保持ピン１０
は可働側ベース１に埋設された直動型シリンダ１１に接
続しておりスタンパ外周保持回転リング４を回転させる
ときにはリング保持ピン１０をスタンパ外周保持回転リ
ング４の面から０．１から０．２ｍｍ浮上させスタンパ
外周保持回転リング４の可働側鏡面ブロック２に対する
拘束力を解除する。調整作業が終了したら直動型シリン
ダ１１、リング保持ピン１０を引き方向に作動させ、ス
タンパ外周保持回転リング４を拘束する。
するために用いる金型の概略図である。図１において、
可働側ベース１に可働側鏡面ブロック２が嵌め込まれて
おり、鏡面上に第２スタンパ３が、外周部でスタンパ外
周保持回転リング４と型中心部でスタンパ内周ホルダ５
により挟持されている。固定側ベース１２に固定側鏡面
１３が嵌め込まれその鏡面上にスタンパ１４が、外周部
でスタンパ外周保持リング１５、型中心部でスタンパ内
周ホルダ１７により挟持されている。射出成形機型締め
部（図示せず）に両者を搭載し可働側ベース１、固定側
ベース１２を閉じるとスタンパ３、スタンパ１４で囲ま
れる空間（キャビティ）１９が形成され、空間１９にス
プルー１８を通り溶融樹脂が射出充填されると基板の両
面に情報信号が転写された両面情報記録ディスク基板が
得られる。本実施例においては、スタンパ外周保持回転
リング４が図９に示す従来金型におけるスタンパ外周保
持リング３４のねじ固定方式と異なり、回転するところ
に特徴がある。すなわち、図２に示すようにスタンパ外
周保持回転リング４の外周の一部（基板のごみ付着を極
力防ぐことを考慮すれば下部が望ましい）に歯車２２を
設け、この歯車に直行する形でねじ歯車６を噛み合わ
せ、歯車軸７を可働側ベース１に埋設した軸受８を介し
可働側ベース１の外に誘導する。可働側ベース１の壁面
に円周を３６０等分に分割、割り出しできる回転微小寸
法測定機を具備した回転装置８を取り付けた。この回転
装置のハンドルを回すことにより回転力はねじ歯車６か
らスタンパ外周保持回転リング４の歯車に伝達されスタ
ンパ外周保持回転リング４の４か所に設けたリング回転
ガイド２１に通したリング保持ピン１０をガイドとして
回転する。本実施例ではハンドル１回転でスタンパの円
周方向記録領域始り位置を０．６ｍｍ移動させることが
出来、さらにハンドルを１度回転することで約０．００
１７ｍｍ移動させることが出来る。リング保持ピン１０
は可働側ベース１に埋設された直動型シリンダ１１に接
続しておりスタンパ外周保持回転リング４を回転させる
ときにはリング保持ピン１０をスタンパ外周保持回転リ
ング４の面から０．１から０．２ｍｍ浮上させスタンパ
外周保持回転リング４の可働側鏡面ブロック２に対する
拘束力を解除する。調整作業が終了したら直動型シリン
ダ１１、リング保持ピン１０を引き方向に作動させ、ス
タンパ外周保持回転リング４を拘束する。
【００１０】本実施例に用いたスタンパ外周保持回転リ
ング４ａと、組み合わせるスタンパ３ａの詳細構造を図
３、図４に示す。スタンパ外周保持回転リング４ａの中
央段差部に金型固定側が情報記録部面となるようにスタ
ンパを嵌め込むが、この段差部には対向する２個所に直
線部２０が作られておりこの直線部形状が次に説明する
スタンパのリングに対する回転止めなっている。図４に
示すスタンパ３ａの外周部の対向する２か所に直線部２
３が設けてありスタンパ外周保持回転リング４ａの直線
部２０に嵌合する。実施例による金型装置を用いて、
２．５インチ情報記録ディスク基板における表面、裏面
の記録領域始り位置のズレ量１０ミクロン以下を目標と
して成形実験を行った結果、この目標値を満足する結果
が得られた。
ング４ａと、組み合わせるスタンパ３ａの詳細構造を図
３、図４に示す。スタンパ外周保持回転リング４ａの中
央段差部に金型固定側が情報記録部面となるようにスタ
ンパを嵌め込むが、この段差部には対向する２個所に直
線部２０が作られておりこの直線部形状が次に説明する
スタンパのリングに対する回転止めなっている。図４に
示すスタンパ３ａの外周部の対向する２か所に直線部２
３が設けてありスタンパ外周保持回転リング４ａの直線
部２０に嵌合する。実施例による金型装置を用いて、
２．５インチ情報記録ディスク基板における表面、裏面
の記録領域始り位置のズレ量１０ミクロン以下を目標と
して成形実験を行った結果、この目標値を満足する結果
が得られた。
【００１１】（実施例２）実施例１の実験に用いた金型
装置のスタンパ外周保持回転リングとスタンパに関して
図５、図６に示す形状品を考案製作し、実施例１と同様
な実験を行った。スタンパ外周保持回転リング４ｂの中
央段差部に金型固定側が情報記録部面となるようにスタ
ンパを嵌め込むが、この段差部には対向する２個所にス
タンパ厚さと同じ高さとなる突起部２５が作られてお
り、この突起部形状が次に説明するスタンパのリングに
対する回転止めなっている。図６に示すスタンパ３ｂの
外周部の対向する２か所に凹み部２６が設けてありスタ
ンパ外周保持回転リング４ａの突起部２５に嵌合する。
実施例による金型装置を用いて、２．５インチ情報記録
ディスク基板における表面、裏面の記録領域始り位置の
ずれ量１０ミクロン以下を目標として成形実験を行った
結果、この目標値を満足する結果が得られた。
装置のスタンパ外周保持回転リングとスタンパに関して
図５、図６に示す形状品を考案製作し、実施例１と同様
な実験を行った。スタンパ外周保持回転リング４ｂの中
央段差部に金型固定側が情報記録部面となるようにスタ
ンパを嵌め込むが、この段差部には対向する２個所にス
タンパ厚さと同じ高さとなる突起部２５が作られてお
り、この突起部形状が次に説明するスタンパのリングに
対する回転止めなっている。図６に示すスタンパ３ｂの
外周部の対向する２か所に凹み部２６が設けてありスタ
ンパ外周保持回転リング４ａの突起部２５に嵌合する。
実施例による金型装置を用いて、２．５インチ情報記録
ディスク基板における表面、裏面の記録領域始り位置の
ずれ量１０ミクロン以下を目標として成形実験を行った
結果、この目標値を満足する結果が得られた。
【００１２】（実施例３）実施例１の実験に用いた金型
装置のスタンパ外周保持回転リングとスタンパに関して
図７、図８に示す形状品を考案製作し、実施例１と同様
な実験を行った。スタンパ外周保持回転リング４ｃの中
央段差部に金型固定側が情報記録部面となるようにスタ
ンパを嵌め込むが、この段差部には対向する２個所にス
タンパ厚さと同じ高さとなる円柱突起物２７が作られて
おり、この突起部形状が次に説明するスタンパのリング
に対する回転止めなっている。図８に示すスタンパ３ｃ
の外周部の対向する２か所に丸穴２８が設けてありスタ
ンパ外周保持回転リング４ａの円柱突起物２７に嵌合す
る。実施例による金型装置を用いて、２．５インチ情報
記録ディスク基板における表面、裏面の記録領域始り位
置のずれ量１０ミクロン以下を目標として成形実験を行
った結果、この目標値を満足する結果が得られた。
装置のスタンパ外周保持回転リングとスタンパに関して
図７、図８に示す形状品を考案製作し、実施例１と同様
な実験を行った。スタンパ外周保持回転リング４ｃの中
央段差部に金型固定側が情報記録部面となるようにスタ
ンパを嵌め込むが、この段差部には対向する２個所にス
タンパ厚さと同じ高さとなる円柱突起物２７が作られて
おり、この突起部形状が次に説明するスタンパのリング
に対する回転止めなっている。図８に示すスタンパ３ｃ
の外周部の対向する２か所に丸穴２８が設けてありスタ
ンパ外周保持回転リング４ａの円柱突起物２７に嵌合す
る。実施例による金型装置を用いて、２．５インチ情報
記録ディスク基板における表面、裏面の記録領域始り位
置のずれ量１０ミクロン以下を目標として成形実験を行
った結果、この目標値を満足する結果が得られた。
【００１３】実施例は本発明の代表的な例を開示するも
のであって、例えば、スタンパと外周リングの共回り機
構に関しては、ウォームとウォームホイールを用いても
良く、外周リングを回転可能とする機構であれば、例え
ば、チェーン、ベルトを用いてもよい。歯車機構の取り
付け位置も、限られたものではなく、自由である。外周
リングの拘束手段も、エアシリンダ、油圧シリンダのど
ちらでも有効である。外周リングとスタンパの回り止め
機構に関しては対向する２か所に限られず、１か所でも
複数個所でも良い。またその形状も実施例に限れれず、
リングに対するスタンパの回転止めとなる全ての形状が
有効である。また、この機構全てを金型固定側に用いて
も良い。
のであって、例えば、スタンパと外周リングの共回り機
構に関しては、ウォームとウォームホイールを用いても
良く、外周リングを回転可能とする機構であれば、例え
ば、チェーン、ベルトを用いてもよい。歯車機構の取り
付け位置も、限られたものではなく、自由である。外周
リングの拘束手段も、エアシリンダ、油圧シリンダのど
ちらでも有効である。外周リングとスタンパの回り止め
機構に関しては対向する２か所に限られず、１か所でも
複数個所でも良い。またその形状も実施例に限れれず、
リングに対するスタンパの回転止めとなる全ての形状が
有効である。また、この機構全てを金型固定側に用いて
も良い。
【００１４】
【発明の効果】本発明による金型装置を用いることによ
り、ディスク基板表面、裏面の記録領域始り位置の周方
向における角度を任意に、高精度で位置決めできる両面
情報記録ディスク基板を得ることが出来る。
り、ディスク基板表面、裏面の記録領域始り位置の周方
向における角度を任意に、高精度で位置決めできる両面
情報記録ディスク基板を得ることが出来る。
【図１】本発明の実施例を示す射出成形成形金型装置の
断面図。
断面図。
【図２】本発明の実施例を示す射出成形成形金型装置可
働側の正面図。
働側の正面図。
【図３】本発明の実施例を示す射出成形成形金型装置可
働側スタンパ外周保持回転リングの説明図。
働側スタンパ外周保持回転リングの説明図。
【図４】本発明の実施例を示すスタンパの説明図。
【図５】本発明の実施例を示す射出成形成形金型装置可
働側スタンパ外周保持回転リングの説明図。
働側スタンパ外周保持回転リングの説明図。
【図６】本発明の実施例を示すスタンパの説明図。
【図７】本発明の実施例を示す射出成形成形金型装置可
働側スタンパ外周保持回転リングの説明図。
働側スタンパ外周保持回転リングの説明図。
【図８】本発明の実施例を示すスタンパの説明図。
【図９】従来技術における実施例を示す射出成形成形金
型装置の断面図。
型装置の断面図。
【符号の説明】 １…可働側ベース、 ２…可動側鏡面ブロック、 ３…可動側スタンパ、 ４…可動側スタンパ外周保持回転リング、 ５…スタンパ内周保持リング、 ６…ねじ歯車、 ７…歯車軸、 １０…リング保持ピン、 １１…直動型シリンダ、 １２…固定側ベース、 １３…鏡面ブロック、 １４…スタンパ、 １５…固定側スタンパ保持外周リング、 １６…リング固定ねじ、 １７…スタンパ内周保持リング、 １８…スプルーブッシュ、 １９…キャビティ空間。
フロントページの続き (72)発明者 吉井 正樹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 太田 憲雄 茨城県筑波郡谷和原村絹の台６丁目20番地 の１日立マクセル株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】射出成形機と、互いに対向する固定側と可
動側からなる金型と、前記金型の固定側と可動側の鏡面
ブロック面のそれぞれに装着した２枚のスタンパにより
構成される金型装置に、主に熱可塑性プラスチックを素
材とする溶融物を射出充填し、両面情報記録ディスク基
板を得る成形装置において、情報記録ディスク基板の記
録領域始まり位置、または記録領域終了位置を表裏面に
おいて自由に設定可能ならしめた情報記録ディスク基板
成形装置において、 金型可動側に装着した前記スタンパを、前記金型外に取
外すこと無く装着したままで、固定側に装着スタンパの
記録領域始まり位置、または記録領域終了位置を基準と
して周方向で任意の角度に設定、位置決めすることを可
能としたことを特徴とする金型装置。 - 【請求項２】請求項１において、前記スタンパと連結さ
れ前記スタンパと前記金型が共有する中心を回転中心と
して共回りする形状を付与したスタンパ外周保持回転リ
ング、または前記スタンパと連結され前記スタンパと前
記金型が共有する中心を回転中心として共回りする形状
を付与したスタンパ保持内周回転リングを構成し、さら
に前記金型外から前記スタンパ保持回転リングを回転操
作可能にするリング回転機構を設け、スタンパ保持リン
グと連結され共回りするために、スタンパ外周部または
内周部の情報記録領域外の場所にリング嵌合形状を設け
た金型装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20304995A JPH0948045A (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | 金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20304995A JPH0948045A (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | 金型装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0948045A true JPH0948045A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16467502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20304995A Withdrawn JPH0948045A (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | 金型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0948045A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN107498753A (zh) * | 2017-09-13 | 2017-12-22 | 上海小糸车灯有限公司 | 管状光导注塑模具镶件加工方法及采用该方法制得的镶件 |
-
1995
- 1995-08-09 JP JP20304995A patent/JPH0948045A/ja not_active Withdrawn
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| CN107498753B (zh) * | 2017-09-13 | 2023-08-04 | 华域视觉科技(上海)有限公司 | 管状光导注塑模具镶件加工方法及采用该方法制得的镶件 |
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