JPH0945546A - 線輪部品およびその製造方法 - Google Patents

線輪部品およびその製造方法

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JPH0945546A
JPH0945546A JP21140295A JP21140295A JPH0945546A JP H0945546 A JPH0945546 A JP H0945546A JP 21140295 A JP21140295 A JP 21140295A JP 21140295 A JP21140295 A JP 21140295A JP H0945546 A JPH0945546 A JP H0945546A
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JP
Japan
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terminal
coil
coil block
terminal fitting
substrate
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JP21140295A
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Inventor
Nobuyuki Yokote
伸行 横手
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】積層基板上にコイルパターンが形成されたコイ
ルブロックを有する小型の線輪部品における、棒状端子
の接続固定の信頼性の向上と、製造工程の合理化を図
る。 【解決手段】コイルパターン9を両面または片面に形成
したベース基板8がシート状の絶縁性接着剤11を介し
て複数枚積層され、かつ中空部12を有するコイルブロ
ック6と、コイルブロック6の両側から挟むように設け
られたEE型又はEI型のコア5と、コイルパターン9
に接続されるようにコイルブロック6の厚さ方向に貫通
して設けられた端子7とから構成される線輪部品におい
て、端子21のコイルブロック6の端子嵌入孔15に嵌
入される部分に、端子21の中心部から放射状に複数の
矢羽状の突起部23を形成すると共に、突起部23の中
心部を他の棒状部の外形よりも細く形成し、端子21の
圧入を容易にすると共に、半田回りをよくしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線基板
に面実装等により搭載するトランス,チョークコイル等
の線輪部品及びその製造方法に関し、特に積層基板上に
コイルパターンが形成されたコイルブロックを持つ小型
の線輪部品及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からプリント配線基板を用いた電子
回路装置は、小型化・薄型化・低価格化の要求に応えて
広く実用化されている。又、高密度・高機能・高信頼性
化を実現するためにプリント配線基板も多種多様なもの
が開発され、その進歩はめざましいものがある。このプ
リント配線基板としては、例えば紙基材銅張積層板、ガ
ラス基材銅張積層板、アルミ基材銅張積層板、セラミッ
ク基材プリント板などが用いられているが、中でもガラ
ス基材銅張積層板については主にOA機器のデジタル回
路等で多く用いられている。このため、配線を流れる電
流はデジタル信号としての微小電流であり、銅箔の更な
る細線化、高密度化が検討されている。
【0003】プリント配線基板への搭載部品としても、
半導体部品,抵抗器,コンデンサ等の能動および受動素
子のほか、トランス,チョークコイル,インダクタ等の
線輪部品の小形化,薄方化の要求がある。この線輪部品
の従来の最も一般的な構造のものとしては、図5に示す
ように樹脂ボピン1に導線が巻回されて巻線2を構成
し、コア3を上下方向から嵌め込むタイプのものであ
る。なお、ボビン1には巻線2の引出線が接続された配
線用リード端子4が設けられている。
【0004】また、最近はガラス基材等に銅箔でコイル
パターンを形成して、これを積層して多層基板としたコ
イルブロックを用いた線輪部品も使用されている。この
コイルブロックは、プリント配線基板と同様に多数個取
りが可能であり生産性が向上すると共に、ボビンレスの
線輪部品が得られることで製造プロセスの合理化が図ら
れる。またこの線輪部品は、図6に示すようにフェライ
トコア5内にコイルブロック6を挿入し、コイルブロッ
ク6に棒状のピン端子7が半田接続されたもので、シー
トトランスと言われる非常に薄型の線輪部品であり、低
背タイプの電子回路装置には有効な形状である。この線
輪部品の詳細を図6〜図10に基づいて説明する。図6
(a)は組立完了状態を示す斜視図、図6(b)は組立
途中段階(ピン端子7を省略してある。)の斜視図であ
る。コイルブロック6は、図7に断面図として示すよう
に、例えばガラス基材からなるベース基板8の両面に、
一例として図8(a)(b)に示すような銅箔によるコ
イルパターン9をエッチング法により形成し、両面のコ
イルパターン9間を必要に応じてメッキ等が施されたス
ルーホール10により接続し、更に異なるコイルパター
ンが形成されたベース基板8をシート状の絶縁性接着剤
11にて複数枚張り合わせ積層圧着して形成したもので
ある。なお、図8(b)のコイルパターン9は、図8
(a)の面から見た透視図である。
【0005】このコイルブロック6の中心部には中空部
12が設けられており、EE型のコア5の中央脚13を
中空部12に挿入すると共に、その両側の脚部14はコ
イルブロック6の外側で相互に合体してコイルブロック
6と一体化して構成されている。コイルブロック6のコ
ア5で覆われていない両側の側端には、図6(a)およ
び図9の斜視図に示すように、ベース基板8に形成され
ているコイルパターン9の引出用と、図示していないプ
リント配線基板への接続実装用としての端子7が複数個
設けられ、線輪部品として構成されている。なお、この
従来例ではコア5にEE型を用いているものを示してい
るが、当然のことながらEI型のコアを用いることもで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た端子7は、コイルブロック6の端子嵌入孔15が円形
状であるため、図10に示すように、断面が略正方形の
ストレートのピンを用いられることが多く、端子7の角
部16を端子嵌入孔15の壁面に若干食い込む程度の寸
法にしているが、コイルブロック6の厚さ寸法が例えば
1.6mm以上と厚くなると、端子嵌入孔15の孔径公差
が大きくなってしまい、端子7の圧入時に脱落したり、
圧入できないという問題があった。また、たとえうまく
圧入できても、この端子7を端子嵌入孔15に半田付け
する際に、半田が端子7と端子嵌入孔15の壁面のすき
間に万遍なく入らない場合があり、端子7とコイルパタ
ーン9との接続が不完全になることがあり、特に比較的
大電流(例えば5A以上)を扱う場合には、導通損にば
らつき等の生じる問題があった。
【0007】また、コイルブロック6を多数個レイアウ
トし集合基板として扱う場合、各コイルブロック6の連
結部は、コイルブロック単体に分割する際のために極力
少なくした方がよいが、集合基板の状態で端子7を端子
嵌入孔15に圧入する工程においては、集合基板として
の強度に問題があるため、端子嵌入孔15の付近を補強
する必要があるなど、コイルブロック6の製造工程にお
いても問題があった。本発明はこれらの問題を解決する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による線輪部品
は、銅箔等によるコイルパターンを絶縁性材料を介して
複数枚積層一体化し、かつ中央部分に穴部を有するコイ
ルブロックと、該コイルブロックの中央穴部を挟んで設
けられたEE型またはEI型のコアと、前記コイルブロ
ックの前記コアが設けられていない端部の厚さ方向に貫
通して前記コイルパターンに接続される端子とから構成
された線輪部品において、前記端子の前記コイルブロッ
クの端子嵌入孔に嵌入される該端子嵌入孔の長さ部分
に、該端子の中心部から放射状に複数の矢羽状の突起部
が形成されると共に、該矢羽状突起部の中心部が該矢羽
状突起部の形成されていない部分の外形よりも細く形成
され、該端子が前記端子嵌入孔に圧入されて前記コイル
ブロックのコイルパターンに半田により接続固定されて
いることを特徴とするものである。
【0009】本発明による線輪部品の製造方法は、絶縁
性基板に銅箔により同一コイルパターンが複数個形成さ
れたベース基板と、該ベース基板のコイルパターンと同
一種類または異種類のコイルパターンが形成されたベー
ス基板とを絶縁性材料を介して積層圧着された多数個取
りのコイルブロック集合基板を作成し、該コイルブロッ
ク集合基板にルーター等により、前記各コイルパターン
に接続される端子嵌入孔と、該端子嵌入孔の列方向の延
長部分に連結部を残した分割溝と、前記コイルパターン
の略中心部に中央穴部とを設け、該コイルブロック集合
基板の各端子嵌入孔に圧入される棒状端子の該コイルブ
ロック基板の厚さに対応する圧入部分を押し潰して、前
記端子嵌入孔の壁面にその先端が食込む複数の矢羽状の
突起部を形成した端子を前記各端子嵌入孔に圧入し、前
記コイルパターンに半田により接続固定した後、前記連
結部を切離して単体のコイルブロックとし、該コイルブ
ロックにEE型又はEI型のコアを装着固定して形成す
るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の線輪部品の端子部
分の構造を示すもので、図1(a)は図1(b)の上面
図におけるA−Aの断面を示すものである。図1におい
て、21はコイルブロック6の端子嵌入孔15に圧入さ
れた端子、26は半田でコイルブロック6の端子嵌入孔
15の壁面に露出したコイルパターン9に端子21が接
続された状態で固まったものである。この端子21の構
造は、図2(a)に上面図,同(b)に上面図の矢視A
方向の側面図,同(c)に上面図の矢視B方向の側面
図,同(d)に同(b)のC−C断面図として示してあ
るように、断面が略正方形のストレートの棒状の端子材
22の、コイルブロック6の端子嵌入孔15に圧入され
る部分に、その中心部から放射状に4つの矢羽状の突起
部23を設けたものである。また、この矢羽状の突起部
23が形成されている部分の中心棒状部24の仮想外径
寸法は、棒状の端子材22の外径寸法よりも細く形成さ
れているものである。
【0011】この矢羽状の突起部23の加工方法は、端
子材22の当該部分を4方向から金型を用いて押し潰し
て形成するもので、矢羽の数は必要に応じて決定する。
また矢羽および中心部の形状は、潰し方や潰す金型の形
状により変化する。この端子21の矢羽状の突起部23
の先端部分25の厚さを適度に薄くすることにより、コ
イルブロック6の端子嵌入孔15の内面への食い込みの
容易性を図りつつ、突起部23の変形をも可能として嵌
入を行わせるもので、端子嵌入孔15の内径とともに矢
羽状の突起部23の外周寸法の公差を緩やかにすること
ができる。また、端子材22の外形寸法を従来の端子7
の外形寸法より幾分細くすることができると共に、中心
棒状部24は更に細くなり、半田回りが行い易くコイル
パターン9と端子21との接続が確実になるため、特に
比較的大電流を扱う線輪部品における導通損のばらつき
等の問題を解消することができる。
【0012】なお、端子21の矢羽状の突起部23の軸
方向の長さは、コイルブロック6の厚さとほぼ同じ長さ
にすることが重要である。突起部23の長さを、コイル
ブロック6の厚さより短くすると、端子嵌入孔15の内
径と端子材22の外形寸法とのギャップの少ない部分が
存在することになり、半田回りを阻害することになるた
めである。また、端子21は長尺の端子材22の所定位
置を、順次に前述した金型により潰して、端子21の連
続形成された端子部材を得ることができる。また、前記
実施例では、端子材22は断面の形状が略正方形のもの
としたが、断面の形状が円形のものであってもよく、矢
羽状の突起部23の数も2個や3個であってもよく、更
に5,6個であってもよい。
【0013】次に、コイルブロック6の製造工程を説明
する。図3は前記コイルブロック6を製作するコイルブ
ロック集合基板31のレイアウトを示すもので、図3
(a)は全体構造を、図3(b)はコイルブロック集合
基板31の一部を拡大して示したものである。図3
(a)に示したコイルブロック集合基板31は、ベース
基板8の片面毎に複数の同じコイルパターン9を備えて
おり、図7に示したようにこのベース基板8は、シート
状の絶縁性接着剤11を介して、必要とするターン数に
対応して複数枚積層圧着し、その後各コイルブロック6
に分割できるように連結部32を残した分割溝33と、
コア5の中央脚13を挿入する中空部12および端子嵌
入孔15をルーター等で加工したものである。
【0014】このコイルブロック集合基板31は、端子
21を端子嵌入孔15に嵌入して、半田デップ等により
半田つけを行い接続固定してコイルブロック6として完
成させ、その後手作業または治具を用いて分割して、単
体のコイルブロック6とするものであるが、このように
コイルブロック集合基板31の状態で端子21の嵌入作
業等を行うことで、自動化が図られ作業性を向上させる
ことができる。前述したように、コイルブロック6とし
ては最終的に分割しコア5と一体化して線輪部品を得る
が、分割の容易性を考慮するとその連結部32は極力少
ない方が効率的である。しかしながら端子21を端子嵌
入孔15に圧入する場合、嵌入孔15の付近に力が掛か
るため、連結部32を単に少なくすることでは問題があ
るが、本発明では端子嵌入孔15の列方向の延長部分に
連結部32をレイアウトすることにより、コイルブロッ
ク6の反りや撓み等の発生を防止し、安定した圧入を可
能としている。
【0015】また、連結部32は、分割方法にもよるが
分割したのち突起として残る可能性が高く、コア5の挿
入部等寸法制度を要求される部分にレイアウトすると、
その後の加工が複雑になるという問題もある。また、線
輪部品として外形サイズを大きくしてしまう要因となる
ような位置にはレイアウトしないことが賢明である。本
発明はそれらをも考慮した位置にしてあるものである。
図4(a)(b)は、連結部32の残ったコイルブロッ
ク6をコア5と一体化する場合の組立工程の斜視図、お
よび組立て後の上面図であるが、本発明に係るコイルブ
ロック6は、連結部32が残ってはいるが線輪部品とし
て外形サイズを大きくすることのないことが分かる。
【0016】前述のコイルブロック集合基板31は、端
子21を端子嵌入孔15に嵌入した後、半田により端子
21を接続固定したところまでのものであるが、コイル
ブロック集合基板31の端子嵌入孔15の設けられてい
ない側縁の分割溝33を拡げて設けることにより、コイ
ルブロック集合基板31の状態でコア5を組立てるよう
にしてもよい。コイルブロック集合基板31をこのよう
に構成し、分割前にコア5を挿入固定することにより、
自動化率を高めることができ、作業効率を更に向上させ
ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、コイルブロックに
ガラス基材等の多層基板を使用し、ストレートのピンを
端子として圧入する場合、従来の端子では端子嵌入孔の
孔径との寸法公差が厳しく、若干の寸法のばらつきによ
って、端子が端子嵌入時に脱落したり、又は入らないと
いった問題があったが、端子の中程の嵌入孔への嵌入部
分にコイルブロックの厚さに対応する長さの矢羽部を設
けることにより、両者の寸法公差を緩和することができ
ると共に、端子嵌入の作業性の向上を図ることができ、
かつ端子の嵌入部分の外形寸法を細くすることが可能に
なり、半田の回り込み性を向上させ、導通損を防止して
信頼性を向上せしめた線輪部品を得ることができた。特
に比較的大電流(5A以上)を扱う電子機器に使用され
る場合の導通損のバラツキを抑制せしめることができ
た。
【0018】また、コイルブロックを多数個レイアウト
し、コイルブロック集合基板として扱う場合、その連結
部を端子嵌入孔の近傍、特に嵌入孔の列方向の延長部分
に設けることにより、コイルブロック集合基板の端子嵌
入部の付近を補強することなく連結部を少なくすること
ができ、かつ連結部の破断部が線輪部品として邪魔にな
らない箇所に位置させることができたものである。これ
により電子回路製品の効率が向上し、かつ小型化,薄型
化,低価格化の要求に応え得るものであり、産業上およ
び省エネルギ化に対する効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端子の圧入状態図である。
【図2】本発明に係る端子の構造図である。
【図3】本発明の製造方法に係るコイルブロック集合基
板の構成図である。
【図4】本発明に係るコイルブロックを用いた線輪部品
の構造図である。
【図5】従来の線輪部品の一例を示す構造図である。
【図6】従来の線輪部品の他の例を示す構造図である。
【図7】コイルブロックの構造を説明する断面図であ
る。
【図8】コイルブロックのコイルパターンの一例を示す
上面図および透視図である。
【図9】従来のコイルブロックの端子装着構造を示す斜
視図である。
【図10】従来の端子構造を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 ボビン 2 巻線 3,5 コア 4 リード端子 6 コイルブロック 7,21 端子 8 ベース基板 9 コイルパターン 10 スルーホール 11 シート状の絶縁性接着剤 12 中空部 13 中央脚 14 脚部 15 端子嵌入孔 16 端子7の角部 22 端子材 23 突起部 24 中心棒状部 25 先端部分 26 半田 31 コイルブロック集合基板 32 連結部 33 分割溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅箔等によるコイルパターンを絶縁性材
    料を介して複数枚積層一体化し、かつ中央部分に穴部を
    有するコイルブロックと、該コイルブロックの中央穴部
    を挟んで設けられたEE型またはEI型のコアと、前記
    コイルブロックの前記コアが設けられていない端部の厚
    さ方向に貫通して前記コイルパターンに接続される端子
    とから構成された線輪部品において、 前記端子の前記コイルブロックの端子嵌入孔に嵌入され
    る該端子嵌入孔の長さ部分に、該端子の中心部から放射
    状に複数の矢羽状の突起部が形成されると共に、該矢羽
    状突起部の中心部が該矢羽状突起部の形成されていない
    部分の外形よりも細く形成され、該端子が前記端子嵌入
    孔に圧入されて前記コイルブロックのコイルパターンに
    半田により接続固定されていることを特徴とする線輪部
    品。
  2. 【請求項2】 絶縁性基板に銅箔により同一コイルパタ
    ーンが複数個形成されたベース基板と、該ベース基板の
    コイルパターンと同一種類または異種類のコイルパター
    ンが形成されたベース基板とを絶縁性材料を介して積層
    圧着された多数個取りのコイルブロック集合基板を作成
    し、 該コイルブロック集合基板にルーター等により、前記各
    コイルパターンに接続される端子嵌入孔と、該端子嵌入
    孔の列方向の延長部分に連結部を残した分割溝と、前記
    コイルパターンの略中心部に中央穴部とを設け、 該コイルブロック集合基板の各端子嵌入孔に圧入される
    棒状端子の該コイルブロック基板の厚さに対応する圧入
    部分を押し潰して、前記端子嵌入孔の壁面にその先端が
    食込む複数の矢羽状の突起部を形成した端子を前記各端
    子嵌入孔に圧入し、 前記コイルパターンに半田により接続固定した後、前記
    連結部を切離して単体のコイルブロックとし、 該コイルブロックにEE型又はEI型のコアを装着固定
    して形成する線輪部品の製造方法。
  3. 【請求項3】 絶縁性基板に銅箔により同一コイルパタ
    ーンが複数個形成されたベース基板と、該ベース基板の
    コイルパターンと同一種類または異種類のコイルパター
    ンが形成されたベース基板とを絶縁性材料を介して積層
    圧着された多数個取りのコイルブロック集合基板を作成
    し、 該コイルブロック集合基板にルーター等により、前記各
    コイルパターンに接続される端子嵌入孔と、該端子嵌入
    孔の列方向の延長部分に連結部を残した分割溝と、前記
    各コイルパターンの略中心部と外周部にEE型またはE
    I型のコアの中央脚と外側脚とがそれぞれ挿入されるコ
    ア挿入穴とを設け、 該コイルブロック集合基板の各端子嵌入孔に圧入される
    棒状端子の該コイルブロック基板の厚さに対応する圧入
    部分を押し潰して、前記端子嵌入孔の壁面にその先端が
    食込む複数の矢羽状の突起部を形成した端子を前記各端
    子嵌入孔に圧入し、 前記コイルパターンに半田により接続固定し、 前記コア挿入穴に前記EE型又はEI型を装着固定した
    後、 前記連結部を切離して形成する線輪部品の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103606439A (zh) * 2013-12-04 2014-02-26 正泰电气股份有限公司 一种电炉变压器低压大电流导电排固定方式
CN104599822A (zh) * 2015-01-23 2015-05-06 谢康宁 一种防渗漏的箱变导电杆及其制作方法

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