JPH0939129A - サンドイッチパネル用芯材及びその製造方法並びにサンドイッチパネル及びその製造方法 - Google Patents

サンドイッチパネル用芯材及びその製造方法並びにサンドイッチパネル及びその製造方法

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JPH0939129A
JPH0939129A JP19322795A JP19322795A JPH0939129A JP H0939129 A JPH0939129 A JP H0939129A JP 19322795 A JP19322795 A JP 19322795A JP 19322795 A JP19322795 A JP 19322795A JP H0939129 A JPH0939129 A JP H0939129A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐水性、耐薬品性に富むポリエチレン又はポ
リプロピレン製の芯材を他の材質の面材と接着可能にす
る。 【解決手段】 略々同じ方向に延在し且つ隣接する多数
のセル(16)を有するポリエチレン製の芯材本体(1
2)と、ポリエチリンより融点が高く、芯材本体のセル
壁(12a、12b)の両端に融着された多孔質の不織
布(14)とから成るサンドイッチパネル用芯材(1
0)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエチレン又は
ポリプロピレン製のサンドイッチパネル用芯材及びその
製造方法、並びに、サンドイッチパネル及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サンドイッチパネル用の芯材は段
ボール等の紙製及びアルミ箔等の金属製が一般的であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し、紙製や金属製の
芯材は何れも水に弱く、屋外での長期間の使用に耐えら
れなかった。又、金属製の芯材は酸やアルカリにも弱
く、しかも製造費が高い等様々な問題を抱えている。
【0004】そこで考えられるのが水に強いポリエチレ
ン又はポリプロピレン樹脂である。これらの樹脂は耐水
性のみならず耐薬品性にも優れ、しかもリサイクルがで
きる利点がある。ところが、ポリエチレンやポリプロピ
レンは他の物質との接着性が悪く、酢ビエマルジョン等
の汎用接着剤では全く役に立たない。又、プライマーを
用いた一部の高価な瞬間接着剤も即乾性のために作業性
が悪く、又、接着面積が広くなると十分な接着力が得ら
れない。
【0005】本発明の第一の目的は、ポリエチレン又は
ポリプロピレンを使用して耐水性及び耐薬品性を高める
と共に、面材との接着を可能にしたサンドイッチパネル
用芯材及びその製造方法を提供することにある。
【0006】本発明の第二の目的は、ポリエチレン又は
ポリプロピレン製の芯材を用いたサンドイッチパネル及
びその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、略々同じ方向に延在し且つ隣接する多数
のセルを有するポリエチレン又はポリプロピレン製の芯
材本体と、ポリエチレン又はポリプロピレンより融点が
高く、芯材本体の少なくとも一面に融着された多孔質の
下地材とを有するサンドイッチパネル用芯材を提供す
る。
【0008】又、本発明は、ポリエチレン又はポリプロ
ピレンを材料として、略々同じ方向に隣接して延在する
多数のセルを有する芯材本体を作製する工程と、ポリエ
チレン又はポリプロピレンより融点が高い多孔質の下地
材を芯材本体の少なくとも一面に融着する工程と、融着
後、芯材本体を冷却固化する工程とから成るサンドイッ
チパネル用芯材の製造方法を提供する。
【0009】更に、本発明は、略々同じ方向に延在し且
つ隣接する多数のセルを有するポリエチレン又はポリプ
ロピレン製の芯材本体と、ポリエチレン又はポリプロピ
レンより融点が高く、芯材本体の少なくとも一面に融着
された多孔質の下地材と、芯材本体の少なくとも一面に
前記下地材を介して接着された面材とを有するサンドイ
ッチパネルを提供する。
【0010】本発明は又、ポリエチレン又はポリプロピ
レンを材料として、略々同じ方向に隣接して延在する多
数のセルを有する芯材本体を作製する工程と、ポリエチ
レン又はポリプロピレンより融点が高い多孔質の下地材
を芯材本体の少なくとも一面に融着する工程と、融着
後、芯材本体を冷却固化する工程と、芯材本体の少なく
とも一面に前記下地材を介して面材を接着剤によって接
着する工程とから成るサンドイッチパネルの製造方法を
提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施例を添付
図面に基づいて説明する。
【0012】図1に示す実施例において、サンドイッチ
パネル用芯材10は、長方体の芯材本体12と、芯材本
体12の両面に融着された多孔質の薄い下地材14とを
有する。芯材本体12はポリエチレン製で、セル壁であ
る複数枚の波板12a及び波板12aの両面に融着又は
粘着された複数枚の平板12bとから成る。勿論、波板
12aと平板12bは押出成形によって最初から一体的
に形成しても良い。波板12aと平板12bとによって
画成された断面が山形のセル16は隣接し且つ同一方向
に延在する。下地材14は、ポリエステル製の不織布
で、厚みが例えば0.11ミリ(坪量にして1平方メー
トル当たり17グラム)である。芯材本体12の素材で
あるポリエチレンの融点は摂氏102〜110度で、ポ
リエステルの融点は摂氏250〜264度、つまり、芯
材本体12の融点よりも高い。尚、下地材14は不織布
に限定されず、織布、編布、金網等でも良い。又、その
素材には、適宜の天然繊維、合成樹脂、無機質や金属等
を用いることができる。
【0013】芯材10の製造に際しては、先ず、芯材本
体12のセル壁の両端に不織布14を整合させる。次い
で、芯材本体12を平板状の熱盤(不図示)でもって上
下から摂氏約150度の温度で加熱圧締する。熱盤の熱
は不織布14を介して芯材本体12に伝達される。そし
て、伝達温度が摂氏100度を少し越えると、芯材本体
12の材料であるポリエチレンが溶融し始める。ポリエ
チレンは熱伝導率が低いので熱盤と接する箇所のみ都合
よく溶融する。その後、セル柱の高さ約1.3ミリ分の
ポリエチレンが溶融するまで加熱圧締する。溶融したポ
リエチレンは多孔質の不織布14の開孔内に流入してそ
の繊維に絡み付き、次第に開孔を閉塞していく(図3参
照)。更に加熱すると、セル16の開口面積が狭まり、
次第に端部の厚みが増す。この後、自然冷却して芯材本
体12を固化させる。これにより芯材本体12と不織布
14は強固に一体化して芯材10が完成する。
【0014】図2に示すように、芯材10に適宜の材質
の面材18を接着するとサンドイッチパネル20として
利用できる。この面材18は、例えば、厚みが2.5ミ
リの木質繊維板である。面材18を貼るには、先ず、そ
の一面にエチレン酢ビエマルジョン(水性の汎用品)等
の接着剤22を塗布する。次いで、接着剤22を塗布し
た側を不織布14に向けて面材18と不織布14を整合
させる。この状態から面材18にその上下から所定の圧
力を加えると、接着剤22が不織布14に浸透し始め
る。浸透した接着剤22はその後セル端部の肉厚部を介
してその裏面側へ流れ込む。所謂、この投錨効果によっ
て面材18は芯材本体12に不織布14を介して間接的
に、然し、確実に接着される。完成した木質パネル20
は、浴室、洗面所等の水廻り用間仕切りや扉に最適であ
る。
【0015】図4は、本発明の別実施例に係る芯材を拡
大して示す部分斜視図である。
【0016】同図に示すように、この芯材30は、ポリ
プロピレン製の芯材本体32と、多孔質の下地材34と
を有する。碁盤の目状に配設されたセル壁35によって
画成される多数の矩形セル36は略々同一方向に隣接し
て延在する。芯材本体32の素材であるポリプロピレン
の融点は摂氏約160度である。本実施例において、下
地材34には不織布に代えてステンレス製の金網を使用
している。その厚みは0.09ミリである。尚、芯材の
断面形状はコルゲート状や碁盤の目状に限定されず、種
々の多角形を含む適宜の形状とすることができる。
【0017】芯材30の製造に際しては、先ず、下地材
である金網34を芯材本体32のセル壁35の両端に宛
てがう。この状態から、摂氏約170度に熱した熱盤
(不図示)で芯材本体32を上下から加熱圧締する。熱
盤の熱は金網34を介してポリプロピレン製の芯材本体
32に伝達される。この伝達温度が摂氏160度前後に
達すると、芯材本体32の材料であるポリプロピレンが
溶融して、次第に、金網34を被覆し始める。ポリプロ
ピレンもポリエチレンと同様に熱伝導率が低いので樹脂
は局所的に溶融する。図4に示す実施例において、ポリ
プロピレンは金網34を構成する各針金を90%以上の
割合で取り巻いている。
【0018】この芯材30を用いてサンドイッチパネル
を製造するには、厚さが例えば0.7ミリのステンレス
製面材(不図示)の一面にエポキシ系樹脂を塗布する。
そして、塗布した側を芯材30に整合させて所定の圧力
を加えると、面材が芯材に強固に接着される。ところ
で、以上の如く製造したサンドイッチパネルの破壊(引
張)試験を実施したところ、芯材に100%の破断が見
られた(この構成のパネルは自動車の非構造パネル等に
特に利用価値がある)。
【0019】図1〜図4の実施例では、芯材のセル壁の
一端又は両端に下地材を融着させたが、芯材の平らな一
面に下地材を融着することもできる。
【0020】図5に示す実施例において、芯材40は、
厚みが約5ミリのポリエチレン製芯材本体42を有す
る。芯材本体42は、厚みが約0.3ミリの薄い上下二
枚の平板42aと、平板42aに直交する形で双方の間
に設けられた同じ厚みの多数のセル壁42bとから成
る。そして、平板42aとセル壁42bとで断面が矩形
のセル44を多数画成する。平板42aの表面側には、
芯材40の一部を構成する下地材である、厚みが約0.
1ミリのポリエステル製不織布46が融着されている。
不織布46を平板42aの表面に融着するには金網(不
図示)を使用する。即ち、平板42aの表面に、約0.
1ミリ角目の金網を載置して、熱盤等の加熱手段で金網
を表面に押圧する。この時の加熱温度は摂氏約150度
で、平板42aの表面を適当な厚さ分、例えば、0.3
〜0.5ミリ溶融した後、加圧を停止して、冷却固化さ
せる。その結果、金網が平板42aに部分的に食い込ん
だ箇所で不織布46が平板42aに融着する。図6にお
いて、金網の痕跡がない箇所では不織布46は平板42
aに融着していない。そして、この融着していない不織
布46の一部が面材との接着時には有効に作用する。適
宜の材質の面材を使用してサンドイッチパネルを作製す
る場合、面材の接着に使用する接着剤が、融着していな
い箇所の不織布46に浸透し、その繊維を囲繞して良好
な接着効果を発揮する。接着剤の浸透は、不織布46が
多孔質で濡れ性に富むので積極的に行われる。
【0021】上記実施例では、不織布46の融着を促進
するために金網を用いたが、熱ローラに適宜の形状のエ
ンボス又は溝を設けて、図6に示すような平板42aの
表面に凹凸を形成することもできる。
【0022】図7に示す別実施例において、芯材50
は、厚みが約5ミリのポリプロピレン製芯材本体52を
有する。芯材本体52も、前記実施例と同様に、上下二
枚の薄い、例えば0.3ミリの平板52aと、平板52
aと厚さが同じで、平板52aと直交する形で双方の間
に設けられた多数のセル壁52bとから成る。そして、
平板52aとセル壁52bとで断面が矩形のセル54を
画成する。芯材50は更に、平板52aの少なくとも一
面に融着されたアルミニウム製のパンチングメタル56
を有する。図8に示すように、このパンチングメタル5
6は、矩形のメタルシートに小さな切れ目を入れた後、
展張して平行四辺形の開口58を多数形成したもので、
厚みが約1.5ミリでセルの寸法が約2.8ミリ、開口
58を画成するセル壁(傾斜片)60は例えば70度の
角度で傾斜している。
【0023】展張したパンチングメタル56を芯材本体
52に融着するには、先ず、パンチングメタル56を芯
材本体52の平板52aの表面に載置する。載置した
ら、平滑な熱ローラ等適宜の加熱手段(不図示)でパン
チングメタル56を平板52aに押し付ける。この時の
加熱手段の加熱温度は摂氏約180度である。そして、
例えば約0.5kgf/cm2 の圧力で約20〜30秒
加熱圧締すると、パンチングメタル56の傾斜片60は
溶融した平板52aの表面に部分的に没入する。パンチ
ングメタルが適当な量没入したら、加熱圧締動作を停止
すると共に自然冷却して芯材本体52を固化させる。
【0024】図7に示すように、芯材本体52とパンチ
ングメタル56とから成る芯材50に例えば、アルミニ
ウム製のチャネル材62をエポキシ樹脂等、凝集力の大
きい接着剤64を使って接着すると、接着剤64は、パ
ンチングメタルの埋設していない箇所を囲繞して良好な
接着機能を発揮する。勿論、金属製の面材を平板の全面
に接着することも可能である。パンチングメタルに強度
が要求される場合はその素材にステンレスを使用すると
よい。
【0025】
【発明の効果】本発明の芯材及びサンドイッチパネル
は、その主材料にポリエチレン又はポリポロピレンを使
用したので、耐水性や耐薬品性に優れ、しかも、面材を
貼着する場合には下地材を介して間接的に接着するの
で、多種類の面材の材質との接着が確実且つ容易であ
る。因に、ポリエチレンやポリプロピレンは石油化学工
業の副製品として大量に供給されるので、材料の確保が
容易で且つ単価が安い利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る芯材の一部切り欠き斜
視図。
【図2】図1の芯材を使用して作製した木質パネルの斜
視図。内部構造を見やすくするために面材等の材料を一
部切り欠いて示してある。
【図3】図1の芯材に使用する芯材と不織布の融着状態
を示す部分拡大図。
【図4】本発明の別実施例に係る芯材の一部を示す拡大
斜視図。
【図5】本発明の更に別実施例に係る芯材を示す斜視
図。
【図6】図5のVI−VI線断面図。
【図7】図5に示す芯材本体の一面に凹凸を形成するた
めに使用する展張パンチングメタルの斜視図。
【図8】本発明の別実施例に係る芯材を示す斜視図。
【符号の説明】
12 芯材本体 14 不織布(下地材) 16 セル 18 面材 20 木質パネル 22 接着剤 32 芯材本体 34 金網(下地材) 35 セル壁 36 セル 42 芯材本体 44 セル 46 不織布 52 芯材本体 54 セル 56 展張パンチングメタル 60 セル壁(傾斜片)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略々同じ方向に延在し且つ隣接する多数
    のセルを有するポリエチレン又はポリプロピレン製の芯
    材本体と、ポリエチレン又はポリプロピレンより融点が
    高く、前記芯材本体の少なくとも一面に融着された多孔
    質の下地材とを有するサンドイッチパネル用芯材。
  2. 【請求項2】 前記下地材は前記芯材本体のセル開口側
    に融着された請求項1に記載のサンドイッチパネル用芯
    材。
  3. 【請求項3】 前記下地材は、織布、不織布、編布又は
    金網である請求項1又は2に記載のサンドイッチパネル
    用芯材。
  4. 【請求項4】 前記下地材は、天然繊維、合成樹脂、無
    機質又は金属製である請求項1又は2に記載のサンドイ
    ッチパネル用芯材。
  5. 【請求項5】 前記芯材本体は、一面に凹凸が形成され
    た少なくとも一枚の平板を有し、前記下地材は前記凹凸
    が設けられた側の前記平板の一面に融着された請求項1
    に記載のサンドイッチパネル用芯材。
  6. 【請求項6】 前記芯材本体は少なくとも一枚の平板を
    有し、前記下地材は傾斜片を有する展張パンチングメタ
    ルであって、その一部が該平板の一面に埋設された状態
    で前記芯材本体に融着された請求項1に記載のサンドイ
    ッチパネル用芯材。
  7. 【請求項7】 前記芯材本体は断面が、梯子状、碁盤の
    目状、ハニカム状、又は段ボール状である請求項1乃至
    6の何れかに記載のサンドイッチパネル用芯材。
  8. 【請求項8】 サンドイッチパネル用芯材の製造方法で
    あって、 ポリエチレン又はポリプロピレンを材料として、略々同
    じ方向に隣接して延在する多数のセルを有する芯材本体
    を作製する工程と、 ポリエチレン又はポリプロピレンより融点が高い多孔質
    の下地材を前記芯材本体の少なくとも一面に融着する工
    程と、 融着後、前記芯材本体を冷却固化する工程とから成るサ
    ンドイッチパネル用芯材の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記融着する工程において、前記芯材本
    体を加熱圧締して、各セル壁の端部を肉厚にする請求項
    8に記載のサンドイッチパネル用芯材の製造方法。
  10. 【請求項10】 略々同じ方向に延在し且つ隣接する多
    数のセルを有するポリエチレン又はポリプロピレン製の
    芯材本体と、 ポリエチレン又はポリプロピレンより融点が高く、前記
    芯材本体の少なくとも一面に融着された多孔質の下地材
    と、 前記芯材本体の少なくとも一面に前記下地材を介して接
    着された面材とを有するサンドイッチパネル。
  11. 【請求項11】 サンドイッチパネルの製造方法であっ
    て、 ポリエチレン又はポリプロピレンを材料として、略々同
    じ方向に隣接して延在する多数のセルを有する芯材本体
    を作製する工程と、 ポリエチレン又はポリプロピレンより融点が高い多孔質
    の下地材を前記芯材本体の少なくとも一面に融着する工
    程と、 融着後、前記芯材本体を冷却固化する工程と、 前記芯材本体の少なくとも一面に前記下地材を介して面
    材を接着剤によって接着する工程とから成るサンドイッ
    チパネルの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記接着剤は前記下地材の少なくとも
    一部を囲繞する請求項11に記載のサンドイッチパネル
    の製造方法。
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