JPH0935163A - 警報音自動設定装置 - Google Patents

警報音自動設定装置

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Publication number
JPH0935163A
JPH0935163A JP18520295A JP18520295A JPH0935163A JP H0935163 A JPH0935163 A JP H0935163A JP 18520295 A JP18520295 A JP 18520295A JP 18520295 A JP18520295 A JP 18520295A JP H0935163 A JPH0935163 A JP H0935163A
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JP
Japan
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frequency
sound
alarm
transmission
alarm sound
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18520295A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ishii
宏幸 石井
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境音が大きい状況でも、確実に認識できる
警報音を容易に自動的に設定し、出力できる警報音自動
設定装置を提供することである。 【解決手段】 発信周波数設定部23が、集音マイク3
から入力した環境音の周波数を測定した計測周波数を周
波数計測部21から入力し、入力した計測周波数に基づ
いて、所定の音程差Dを有する発信周波数を設定して出
力している。警報音出力部24は、警報発信装置1から
警報音発信の要求を受けた際、発信周波数設定部23か
ら入力する発信周波数を警報音としてスピーカ4に出力
している。また、所定の音程差Dは最小値として確保さ
れており、発信周波数設定部23では、予め定められた
切替周波数Aに対して入力した計測周波数が高いか、ま
たは低いかに基づき、発信周波数は計測周波数より少く
とも音程差D分低く、または高く設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、警報発信装置から
警報音発信の要求を受けた際、周囲の環境音と相違する
警報音を出力する警報音自動設定装置に関し、特に、周
囲の環境音に対して、より確実に認識できる警報音を出
力する警報音自動設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の警報音自動設定装置で
は、例えば、特開平3−49723号公報に記載されて
いるように、周囲の騒音状態に応じ、スピーカから発生
する警報音の大きさを調節して警報音が認識できるよう
に構成されている。
【0003】この例では、機器の警告要求を受けた際、
周囲の騒音状態を感知する音センサからの騒音度合いに
関する信号によりアンプへの入力値を演算処理して調節
された警報音をアンプを介して受けたスピーカが送出す
る音量自動調整装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の警報音
自動設定装置は、周囲の騒音状態に応じて警報音の音量
を自動的に大きくして認識できるように構成されている
ので、環境音と警報音とが同一周波数で、かつ、環境音
が大きい場合、両者の識別が困難で、警報が認識できな
いという問題点がある。
【0005】本発明の課題は、環境音が大きい状況で
も、確実に認識できる警報音を容易に自動的に設定し、
出力できる警報音自動設定装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による警報音自動
設定装置は、警報発信装置から警報音発信の要求を受け
た際、周囲の環境音と相違する警報音を出力する警報音
自動設定装置において、集音マイクから入力した環境音
の周波数を測定して計測周波数を出力する入力周波数計
測部と、該計測周波数を入力し、入力した計測周波数と
所定の音程差を有する発信周波数を設定して出力する発
信周波数設定部と、警報発信装置から警報音発信の要求
を受けた際、前記発信周波数設定部から入力する発信周
波数を警報音としてスピーカに出力する警報音出力部と
を備えている。
【0007】また、更に具体的な実施の手段としては、
所定の前記音程差が固定値および最小値の少くとも一方
であり、また、前記発信周波数設定部では、切替周波数
が予め定められ、入力した計測周波数が該切替周波数よ
り低い場合、前記発信周波数が該切替周波数より少くと
も前記音程差分高く設定される一方、入力した計測周波
数が該切替周波数より高い場合、前記発信周波数が該切
替周波数より少くとも前記音程差分低く設定されてい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0009】図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブ
ロック図である。図1に示された警報音自動設定装置2
は、入力周波数計測部21、出力音程設定部22、発信
周波数設定部23、および、警報音出力部24を備えて
いる。
【0010】警報音自動設定装置2に接続される警報発
信装置1は、通常、監視装置に含まれ、周知させる必要
のある警報が発生した際、警報音の送出を警報音自動設
定装置2に要求する。この要求は、警報音出力部24が
受けるものとする。また、集音マイク3は、警報音自動
設定装置2から受けた警報音を送出するスピーカ4の設
置場所の環境音を集め、警報音自動設定装置2に送出す
る。
【0011】入力周波数計測部21は、集音マイク3か
ら受けた環境音が有する最強の周波数を測定し、得られ
た周波数を計測周波数として発信周波数設定部23に出
力している。一方、出力音程設定部22では、切替周波
数Aおよび音程差Dが予め設定されており、これら切替
周波数Aおよび音程差Dは発信周波数設定部23に出力
されている。
【0012】発信周波数設定部23は、入力周波数計測
部21から受けた計測周波数を出力音程設定部22の切
替周波数Aと比較し、計測周波数が切替周波数と同じ
か、より低い場合、計測周波数より音程差Dだけ高い発
信周波数を設定して警報音出力部24に出力し、他方、
計測周波数が切替周波数より高い場合、計測周波数より
音程差Dだけ低い発信周波数を設定して警報音出力部2
4に出力している。
【0013】警報音出力部24は、警報発信装置1から
警報音の送出要求を受けた際、発信周波数設定部23が
出力している発信周波数を有する警報音をスピーカ4に
出力する。
【0014】次に、図1に図2を併せ参照して、上記実
施の形態における発信周波数設定部23の機能について
第1の実施例として具体的に説明する。図2は、第1の
実施例の計測周波数と発信周波数との関係を示す説明図
である。
【0015】図示されるように、発信周波数設定部23
は、切替周波数Aより低い計測周波数範囲では、発信周
波数を計測周波数より固定の音程差D(Hz)だけ高く
設定する一方、切替周波数Aより高い計測周波数範囲で
は、発信周波数を計測周波数より一定の音程差D(H
z)だけ低く設定している。例えば、切替周波数Aより
低い計測周波数Bを受けた際には、この計測周波数Bよ
り音程差Dだけ高い発信周波数Eが設定され、出力され
る。同様に、切替周波数Aより高い計測周波数Cを受け
た際には、この計測周波数Cより音程差Dだけ低い発信
周波数Fが設定され、出力される。
【0016】発信周波数設定部23での、計測周波数の
入力に対してほぼ一定の音程差Dを有する発信周波数
は、プログラム制御により容易に正確に設定し、出力す
ることができる。
【0017】このように、環境音に対して所定の音程差
Dを有する警報音がスピーカ4から送出されるので、音
量を必要以上に大きくすることなしで、保守者、オペレ
ータなどにより警報音を確実に認識することができる。
【0018】次に、図3を参照して第2の実施例につい
て説明する。
【0019】図3で図1と相違する点は、出力音程設定
部22の代わりに発信周波数発生部25を備え、この変
更に伴い発信周波数設定部26の機能が変更されてい
る。
【0020】次に、図3および図4を併せ参照して、第
2の実施例について具体的に説明する。
【0021】発信周波数発生部25は、図示されるよう
に、4つの発信周波数M、N、P、Qを低い方から高い
方へ発生して発信周波数設定部26に出力している。一
方、発信周波数M、N、P、Qを受ける発信周波数設定
部26では、計測周波数H、J、A、K、Lが低い順に
設定され、入力周波数計測部21から受ける計測周波数
に基づいて発信周波数M、N、P、Qに1つが選択され
ている。
【0022】次に、設定される発信周波数M、N、P、
Qと計測周波数H、J、A、K、Lとの関係について説
明する。
【0023】図4に示されるように、発信周波数Mは、
計測周波数Aより音程差Dだけ低い周波数を有してお
り、計測周波数Aから、より高い計測周波数Kまでの範
囲で使用される。また、発信周波数Nは、計測周波数H
より音程差Dだけ高く、かつ、計測周波数Kより音程差
Dだけ低い周波数を有しており、計測周波数Hから、よ
り低い計測周波数の範囲、および、計測周波数Kから、
より高い計測周波数Lまでの範囲で使用される。同様
に、発信周波数Pは、計測周波数Jより音程差Dだけ高
く、かつ、計測周波数Lより音程差Dだけ低い周波数を
有しており、計測周波数Jから、より低い計測周波数H
までの範囲、および、計測周波数Lから、より高い計測
周波数の範囲で使用される。更に、発信周波数Qは、計
測周波数Aより音程差Dだけ高い周波数を有しており、
計測周波数Aから、より低い計測周波数Jまでの範囲で
使用される。
【0024】したがって、発信周波数発生部25では、
入力される計測周波数に基づいて設定される警報音の発
信周波数M、N、P、Qは、第1の実施例における音程
差Dを確保していることになり、かつ、切替周波数Aを
用いて発信周波数の種類が少く限定されているので、設
定制御も単純な選択により可能となる。
【0025】上記説明では、設定される発信周波数につ
いて、計測周波数に対して一定の音程差を有する第1の
実施例と、計測周波数の所定範囲に対して一定以上の音
程差を有する1つを複数の中から選択される第2の実施
例とが説明されたが、両者が混合されてもよく、更に、
音程差または発信周波数は、所定の音程差を確保して予
め定められた変化値を有してよい。
【0026】また、警報発信装置からの警報音送出要求
は、警報音出力部で受けると説明したが、発信周波数設
定部で受け、発信周波数設定部は、要求を受けた際、設
定した発信周波数を警報音出力部に出力すればよい。
【0027】また、警報音が環境音と相違する周波数を
有するとのみ説明したが、従来の音量の変化を加味すれ
ば更に認識が確実になることはいうまでもない。
【0028】このように、上記機能を満たすものであれ
ば、機能の配分は自由であり、上記説明により本発明は
限定されるものではない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、集
音マイクから入力した環境音の周波数を測定した計測周
波数と所定の音程差を有する発信周波数を設定し、警報
発信装置から警報音発信の要求を受けた際、この発信周
波数を警報音としてスピーカに出力する警報音自動設定
装置が得られる。この構成によって、環境音と所定の大
きさの音程差を有する警報音がスピーカから送出される
ので、環境音が大きな場合でも、保守者または運転者は
警報音を確実に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例として実施の形態を示す
機能ブロック図である。
【図2】図1の計測周波数から発信周波数を設定する関
係説明図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す機能ブロック図で
ある。
【図4】図3の計測周波数から発信周波数を設定する関
係説明図である。
【符号の説明】
1 警報発信装置 2、20 警報音自動設定装置 3 集音マイク 4 スピーカ 21 入力周波数計測部 22 出力音程設定部 23、26 発信周波数設定部 24 警報音出力部 25 発信周波数発生部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 警報発信装置から警報音発信の要求を受
    けた際、周囲の環境音と相違する警報音を出力する警報
    音自動設定装置において、集音マイクから入力した環境
    音の周波数を測定して計測周波数を出力する入力周波数
    計測部と、該計測周波数を入力し、入力した計測周波数
    と所定の音程差を有する発信周波数を設定して出力する
    発信周波数設定部と、警報発信装置から警報音発信の要
    求を受けた際、前記発信周波数設定部から入力する発信
    周波数を警報音としてスピーカに出力する警報音出力部
    とを備えることを特徴とする警報音自動設定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、所定の前記音程差が
    一定値および最小値の少くとも一方であることを特徴と
    する警報音自動設定装置。
  3. 【請求項3】 警報発信装置から警報音発信の要求を受
    けた際、周囲の環境音と相違する警報音を出力する警報
    音自動設定装置において、集音マイクから入力した環境
    音の周波数を測定して計測周波数を出力する入力周波数
    計測部と、少くとも2つの固定発信周波数を発生して出
    力する発信周波数発生部と、前記計測周波数を入力し、
    前記固定発信周波数の中から入力した計測周波数と所定
    の音程差を有する1つの発信周波数を選択して設定し、
    出力する発信周波数設定部と、警報発信装置から警報音
    発信の要求を受けた際、前記発信周波数設定部から入力
    する発信周波数を警報音としてスピーカに出力する警報
    音出力部とを備えることを特徴とする警報音自動設定装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項3において、前記
    発信周波数設定部では、切替周波数が予め定められ、入
    力した計測周波数が該切替周波数より低い場合、前記発
    信周波数が該切替周波数より少くとも前記音程差分高く
    設定される一方、入力した計測周波数が該切替周波数よ
    り高い場合、前記発信周波数が該切替周波数より少くと
    も前記音程差分低く設定されることを特徴とする警報音
    自動設定装置。
JP18520295A 1995-07-21 1995-07-21 警報音自動設定装置 Withdrawn JPH0935163A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008206688A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Denso Corp 居眠り警報装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008206688A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Denso Corp 居眠り警報装置

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Effective date: 20021001