JPH09325518A - カラー用トナーバインダー - Google Patents

カラー用トナーバインダー

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JPH09325518A
JPH09325518A JP16818796A JP16818796A JPH09325518A JP H09325518 A JPH09325518 A JP H09325518A JP 16818796 A JP16818796 A JP 16818796A JP 16818796 A JP16818796 A JP 16818796A JP H09325518 A JPH09325518 A JP H09325518A
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JP
Japan
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acid
temperature
toner
parts
binder
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JP16818796A
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English (en)
Inventor
Toru Ohama
徹 大濱
Shinya Sasada
信也 笹田
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー化した際に、耐熱保存性が良好で、定
着下限温度と混色下限温度が低く、ホットオフセット発
生温度との温度幅が広いカラー用トナーバインダー樹脂
を得る。 【解決手段】 ビスフェノールAのPO付加物(水酸基
価 320)64部、ビスフェノールAのEO付加物
(水酸基価 343)544部、テレフタル酸123部
及び無水ドデセニルコハク酸296部から得られ、Tg
が48℃、数平均分子量が9000、重量平均分量が2
2000の線状ポリエステル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー用ポリエステ
ル系トナーバインダーに関する。
【0002】
【従来の技術】カラー用トナーバインダーとして、ビス
フェノールAのアルキレンオキサイドとマレイン酸およ
び/またはフマル酸からなるポリエステルやビスフェノ
ールAのアルキレンオキサイドとシクロヘキサンジメタ
ノールとテレフタル酸からなるポリエステル(特開平4
−12367号公報)が提唱されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のポリエ
ステルをバインダーとして用いたカラートナーは、定着
下限温度または混色下限温度とホットオフセット発生温
度との温度幅が狭く、近年のカラー複写機やプリンター
の高速化による、より低温定着性を求める動向や、小型
化による、より耐熱保存性を求める動向に充分に対応し
ているとは言いがたい。 本発明は上記の問題を解決す
るものであって、トナー化した際に耐熱保存性が良好
で、定着下限温度および混色下限温度が低く、ホットオ
フセット発生温度との温度幅の広いトナーバインダーを
得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、トナー化
した際に耐熱保存性が良好で、定着下限温度および混色
下限温度が低く、ホットオフセット発生温度との温度幅
の広いトナーバインダーを得ることを目的に鋭意検討し
た結果本発明に到達した。即ち、本発明は、アルコール
成分(a)と酸成分(b)とからの線状ポリエステル
(A)からなり、成分(a)中に炭素数4〜30のアル
キルもしくはアルケニル基を側鎖に持つジオール(a
1)を20〜100mol%、および/または成分
(b)中に炭素数4〜30のアルキルもしくはアルケニ
ル基を側鎖に持つジカルボン酸もしくは酸無水物(b
1)を20〜100mol%含み、(A)を構成する全
モノマー中に含まれる炭素数4〜30のアルキルもしく
はアルケニル基を側鎖に持つジオール(a1)とジカル
ボン酸(b1)の合計が20〜50mol%であり、該
ポリエステルのガラス転移温度(Tg1)と重量平均分
子量(Mw)が下記数式(1)を満足するカラー用トナ
ーバインダーである。 Tg1≧133−(logMw/0.051) (1)
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳述する。本発明
のポリエステルのアルコール成分(a)である炭素数4
〜30のアルキルもしくはアルケニル基を側鎖に持つジ
オール(a1)としては、長鎖オレフィングリコール
(1,2−ヘキサンジオール、1,2−ドデカンジオー
ル、1,2−テトラデカンジオールなど)を例示するこ
とが出来る。必要により、上記ジオール(a1)以外に
他の2価のアルコールを併用することが出来る。(a
1)は、(a)中で20〜100mol%、好ましくは
40〜100mol%、さらに好ましくは60〜100
mol%である。20mol%未満ではバインダーの粘
度が高くなり、トナー化した場合、定着下限温度および
混色下限温度を充分に下げることが出来ない。
【0006】他の2価アルコールの具体例としては、例
えば(1)炭素数2〜12のアルキレングリコール(エ
チレングリコール、1,2−プロピレングリコール、
1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオ−
ル、ネオペンチルグリコール、1,4−ブテンジオー
ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ールなど);(2)アルキレンエーテルグリコール類
(ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール
など);(3)炭素数6〜30の脂環式ジオール(1,
4−シクロヘキサンジメタノール、水素添加ビスフェノ
ールAなど);および(4)ビスフェノール類(ビスフ
ェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールSな
ど);並びに、(5)上記ビスフェノール類のアルキレ
ンオキサイド[エチレンオキサイド(以下EOと略
す)、プロピレンオキサイド(以下POと略す)、ブチ
レンオキサイドなど]2〜8モル付加物を挙げることが
できる。
【0007】本発明のポリエステルの酸性分(b)であ
る炭素数4〜30のアルキルもしくはアルケニル基を側
鎖に持つジカルボン酸もしくは酸無水物(b1)として
は、(1)アルキルコハク酸またはその酸無水物(オク
チルコハク酸、デシルコハク酸、ドデシルコハク酸、テ
トラデシルコハク酸、ヘキサデシルコハク酸、オクタデ
シルコハク酸、イソオクタデシルコハク酸など);
(2)アルケニルコハク酸またはその酸無水物(ヘキセ
ニルコハク酸、オクテニルコハク酸、デセニルコハク
酸、ドデセニルコハク酸、テトラプロペニルコハク酸、
テトラデセニルコハク酸、ヘキサデセニルコハク酸、イ
ソオクタデセニルコハク酸、オクタデセニルコハク酸、
ノネニルコハク酸など)を例示することが出来る。必要
により、上記カルボン酸もしくはその酸無水物(b1)
以外に他の2価のカルボン酸を併用することが出来る。
(b1)は、(b)中で20〜100mol%、好まし
くは40〜100mol%、さらに好ましくは60〜1
00mol%である。20mol%未満ではバインダー
の粘度が高くなり、トナー化した場合、定着下限温度お
よび混色下限温度を充分に下げることが出来ない。
【0008】2価カルボン酸類の具体例としては、
(1)炭素数2〜20の脂肪族ジカルボン酸(マレイン
酸、フマール酸、コハク酸、アジピン酸、セバチン酸、
マロン酸、アゼライン酸、メサコン酸、シトラコン酸、
グルタコン酸など);(2)炭素数8〜20の脂環式ジ
カルボン酸(シクロヘキサンジカルボン酸、メチルメジ
ック酸など);(3)炭素数8〜20の芳香族ジカルボ
ン酸(フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、トルエ
ンジカルボン酸、ナフタレンジカルボン酸など);並び
に、これら2価カルボン酸の無水物や低級アルキル(メ
チル、ブチルなど)エステルが挙げられる。
【0009】本発明においては、分子量の調整や反応の
制御を目的として、アルコール成分(a)と酸成分
(b)と共にモノカルボン酸、モノアルコールなどが必
要に応じて使用できる。その具体例としては、安息香
酸、パラオキシ安息香酸、トルエンカルボン酸、サリチ
ル酸、酢酸、プロピオン酸およびステアリン酸などのモ
ノカルボン酸;ベンジルアルコール、トルエン−4−メ
タノールおよびシクロヘキサンメタノールなどのモノア
ルコールが挙げられる。本発明のポリエステル樹脂
(A)を構成するアルコール成分(a)と酸成分(b)
との比率はアルコール性水酸基当量/カルボキシル基当
量が、通常0.6〜1.4、好ましくは0.7〜1.
3、さらに好ましくは0.8〜1.2となるような比率
であればよい。必要により酸価の調整を目的として、3
価以上のカルボン酸類が使用でき、その使用量はトナー
の定着下限温度および混色下限温度の観点から、線状ポ
リエステル(A)を構成する全モノマー中の5mol%
以下、好ましくは3mol%以下、さらに好ましくは2
mol%以下である。
【0010】本発明のポリエステル樹脂(A)の製法を
例示すると、反応槽中に(a)と(b)とを一括して投
入しポリエステル化反応を行う方法、または、一部の原
料を分割して投入する方法[例えば、(b1)を除く原
料を反応槽中に投入してポリエステル化反応した後(b
1)を投入しさらにエステル化を行う方法など]により
本発明のポリエステル樹脂が得られる。反応は通常、触
媒の存在下150〜300℃、好ましくは170〜28
0℃程度の温度条件下で行われる。また反応は常圧下、
減圧下、もしくは加圧下で行うことができるが、所定の
反応率(例えば30〜90%程度)に到達後は反応系を
200mmHg以下、好ましくは25mmHg以下に減
圧し、反応を行うのが望ましい。
【0011】上記触媒としては、通常、ポリエステル化
に用いられる触媒、例えばスズ、チタン、アンチモン、
マンガン、ニッケル、亜鉛、鉛、鉄、マグネシウム、カ
ルシウム、ゲルマニウムなどの金属;およびこれら金属
含有化合物(ジブチルスズオキサイド、オルソジブチル
チタネート、テトラブチルチタネート、酢酸亜鉛、酢酸
鉛、酢酸コバルト、酢酸ナトリウム、三酸化アンチモン
など)が挙げられる。反応物の性質(例えば酸価、軟化
点など)が所定の値に到達した時点、あるいは反応機の
攪拌トルクまたは攪拌動力が所定の値に到達した時点で
反応を停止させることによって本発明のポリエステル樹
脂(A)を得ることができる。
【0012】(A)のガラス転移温度(Tg1)と重量
平均分子量(Mw)は下記数式(1)を満足していれば
良いが、(A)のガラス転移温度(Tg1)は通常40
〜60℃、好ましくは45〜60℃であり、(A)の重
量平均分子量は、ホットオフセット発生温度と混色下限
温度の観点から、通常5300〜60000、好ましく
は5300〜25000である。 Tg1≧133−(logMw/0.051) (1) (A)の数平均分子量は3000〜20000であり、
好ましくは5000〜12000である。また重量平均
分子量と数平均分子量の比は通常1.5〜3.0であ
り、好ましくは1.8〜2.5である。フローテスター
で測定した(A)の溶融粘度は106ポイズになる温度
が60〜100℃、好ましくは70〜90℃であり、1
3ポイズを示す温度と106ポイズを示す温度の差は、
ホットオフセット発生温度と混色下限温度の観点から、
通常30〜50℃、好ましくは35〜45℃である。
(A)は、トナーにした際の帯電量とその湿度依存性の
観点から、通常0.5〜30、好ましくは1〜25mg
KOH/gの酸価と、低温での定着性と帯電量の湿度依
存性の観点から、通常5〜100、好ましくは5〜60
mgKOH/gの水酸基価を有している。
【0013】本発明に用いるワックス類(B)は特に限
定されないが、具体例としては下記のものがあげられ
る。 (B1−1)炭化水素系ワックス;パラフィンワック
ス、マイクロクリスタリンワックス、サゾールワック
ス、ポリエチレン系ワックス、ポリプロピレン系ワック
ス、塩素化ポリエチレンワックス、フルオロカーボンワ
ックスなど。 (B1−2)高級脂肪酸系ワックス;ステアリン酸、ベ
ヘン酸、椰子油脂肪酸、ヒドロキシ脂肪酸など。 (B1−3)高級脂肪酸アミド系ワックス;高級脂肪酸
モノアミド(ステアリン酸アミド、N−ステアリルエル
カ酸アミドなど)、高級脂肪酸ビスアミド(N,N−エ
チレンビスオレイン酸アミドなど)。 (B1−4)高級脂肪酸エステル系ワックス;グリセリ
ン脂肪酸エステル(ステアリン酸トリグリセライドな
ど)、グリコ−ル脂肪酸エステル(エチレングリコ−ル
ジオレエートなど)、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪
酸と多価アルコールの部分エステル(ペンタエリスリト
ールテトラステアレート、トリメチロールプロパントリ
ベヘニン酸エステルなど)、脂肪酸とポリアルキレング
リコ−ル、ポリグリセロ−ルの部分エステル(パナセー
トR218 日本油脂製など)。 (B1−5)アルコール系ワックス;高級脂肪族アルコ
ール(ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールな
ど)、多価アルコール(マンニトール、グリセリン、ソ
ルビトール、ペンタエリスリトールなど)。 (B1−6)ウレタン系ワックス;一価または多価イソ
シアナート系化合物[モノイソシアナート系化合物(フ
ェニルイソシアナートなど)、ジイソシアナート系化合
物(イソホロンジイソシアナート、トリレンジイソシア
ナートなど)、またはポリイソシアナート系化合物(ス
ミジュールN、コロネートAP 日本ポリウレタン製な
ど)]と、モノ又は多価アルコール[高級脂肪族アルコ
ール、マンニトール、グリセリン、ソルビトール、トリ
メチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ポリアル
キレングリコ−ル、ポリエステルグリコ−ルなど]との
ウレタン化反応により得られるワックス状化合物。 (B1−7)動植物系ワックス;キャンデリラワック
ス、カルナバワックス、ライスワックス、蜜蝋、木蝋な
ど。 (B1−8)鉱物系ワックス;モンタンワックスなど、
および、これらの酸化ワックスなど。 また、上記ワックスをビニル系モノマー[(メタ)アク
リロニトリル、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル
酸ヒドロキシアルキル、(メタ)アクリル酸低級アルキ
ルエステルなど、および、これらの混合物]でグラフト
化したり、マレイン酸変性など種々変性したものを使用
することができる。また、オリゴマーハンドブック(化
学工業日報社刊)等に記載の下記オリゴマー類が使用可
能である。 (B2−1)オレフィン系オリゴマ−;α−オレフィン
オリゴマ−など。 (B2−2)ジエン系オリゴマ−;ポリブタジエン系、
環状オリゴマ−など。 (B2−3)開環重合系オリゴマ−;ポリエチレングリ
コール系など。 (B2−4)ビニル重合系オリゴマ−;ポリスチレンオ
リゴマ−系、ポリスチレン/アクリル共重合物オリゴマ
−系など。 (B2−5)重縮合、重付加系オリゴマ−;ポリエステ
ル系オリゴマ−(不飽和ポリエステル樹脂など)、ポリ
アミド系オリゴマ−(ダイマー酸/エチレンジアミン縮
合物など)、ポリウレタン系オリゴマ−(トルエンジイ
ソシアネート/1,4−ブタンジオール縮合物など)。 (B2−6)付加縮合系オリゴマ−;フェノール樹脂
系、アミノ樹脂系、キシレン樹脂系、ケトン樹脂系な
ど。 (B2−7)石油樹脂;C5系石油樹脂、C9系石油樹
脂、ジシクロペンタジエン系石油樹脂など。 (B2−8)シリコーン系、フッ素系オリゴマ−など。 これらは、単独又は、ワックス類、オリゴマ−類各複数
種の混合物としても使用可能である。これらの内、溶融
粘度の観点から好ましいものはワックス類(B1)であ
り、さらに好ましいものは高級脂肪酸系ワックス(B1
−2)、高級脂肪酸アミド系ワックス(B1−3)、高
級脂肪酸エステル系ワックス(C1−4)、アルコール
系ワックス(B1−5)およびウレタン系ワックス(B
1−6)である。
【0014】(B)の融点は、低温での定着性とトナー
にした際の耐熱保存性の観点から、通常20〜120
℃、好ましくは50〜110℃である。
【0015】(A)に含有させる(B)の量は、(B)
を含有したことで低下した該組成物のガラス転移温度
(Tg2)が、(A)の重量平均分子量(Mw)と下記
数式(2)を満たす量であれば良いが、通常は30重量
%以下、好ましくは5〜20重量%である。 Tg2≧177−(logMw/0.031) (2) (B)の含有量が30重量%を超えると、トナーにした
際の粉体流動性に悪影響がでる。
【0016】本発明のバインダーの用途となる電子写真
用トナーの製法例を例示すると、トナー重量に基づいて
トナーバインダーが通常45〜95重量%、公知の着色
剤(カーボンブラック、ニグロシン染料、アニリンブル
ー、ベンガラ、アセチレンブラック、モノアゾ染料、ジ
アゾ染料、キナクリドン、アントラキノン染料、カルコ
オイルブルー、銅フタロシアニン、インダスレンブル
ー、ベンジジンイエロー、クロムイエロー、ウルトラマ
リンイエロー、デュポンオイルレッド、インダスレンブ
ルー、パ−マネントブラウンFG、ブリアントファーネ
ストスカーレット、マラカイトグリーンオキザレート、
ランプブラック、ローズベンガル、ピグメントグリーン
B、ローダミンB、ソルベント−35などの顔料もしく
は染料、及び特開平1−277253号公報、特開平1
−159759号公報記載の上記以外の顔料もしくは染
料など)が通常3〜15重量%および磁性粉(鉄、コバ
ルト、ニッケル、ヘマタイト、フェライトなどの化合
物)が通常0.1〜50重量%用いられたものがあげら
れる。さらに種々の添加剤[荷電調整剤(金属錯体、ニ
グロシンなど)、滑剤(ポリテトラフルオロエチレン、
低分子量ポリオレフィン、脂肪酸、もしくはその金属塩
またはアミドなど)など]を含むことができる。これら
の添加剤の量はトナー重量に基づいて通常0〜10重量
%である。電子写真用トナーは上記成分を乾式ブレンド
した後、溶融混練され、その後粗粉砕され、最終的にジ
ェット粉砕機などを用いて微粉砕され粒径5〜20μm
の微粒子として得られる。前記電子写真用トナーは、必
要に応じて鉄粉、ガラスビーズ、ニッケル粉、フェライ
トなどのキャリア粒子と混合されて電気的潜像の現像剤
として用いられる。また粉体の流動性改良のために疎水
性コロイダルシリカ微粉末を用いることもできる。前記
電子写真用トナーは支持体(紙、ポリエステルフィルム
など)に定着され使用される。
【0017】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに説明するが
本発明はこれに限定されるものではない。 以下、部は
重量部を示す。
【0018】また、合成例、実施例および比較例で得ら
れたポリエステル樹脂の性質の測定法を次に示す。 1.酸価および水酸基価 JISK0070に規定の方法。但し、サンプルが溶解
しない場合は溶媒にジオキサンまたはテトラヒドロフラ
ンなどの溶媒を用いる。 2.ガラス転移温度(Tg) ASTM D3418−82に規定の方法(DSC
法)。 3.溶融粘度 フローテスターで測定。 なお、フローテスターによる溶融粘度の測定条件は以下
の通りである。 装置 : 島津製作所製 CFT−500型 ダイ : 1.0mmφ×1.0mm 荷重 : 10kg 昇温速度 : 5℃/分 4.分子量 ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GP
C)で測定。なお、GPCによる分子量測定の条件は以
下の通りである。 装置 : 東洋曹達製 HLC−802A カラム : カラム TSK gel GMH6 2
本(東洋曹達製) 測定温度 : 25℃ 試料溶液 : 0.5重量%のTHF溶液 溶液注入量 : 200μl 検出装置 : 屈折率検出器 なお分子量較正曲線は標準ポリスチレンを用いて作成し
た。
【0019】実施例1 温度計、攪拌機、冷却器および窒素導入管の付いた反応
槽中にビスフェノールAのPO付加物(水酸基価 32
0)64部、ビスフェノールAのEO付加物(水酸基価
343)544部、テレフタル酸123部およびジブ
チルチンオキサイド4部を入れ、常圧で230℃で3時
間反応した後180℃まで冷却し、無水ドデセニルコハ
ク酸296部を入れ、さらに10〜15mmHgの減圧
で酸価が2mgKOH/g以下になるまで反応した。そ
の後無水トリメリット酸20部をいれ、常圧で180℃
で2時間反応し、反応槽から取り出し本発明のトナーバ
インダー(TB−1)を得た。(TB−1)のTgは4
8℃、数平均分子量は9000、重量平均分量は220
00、溶融粘度で106ポイズになる温度が73℃、1
6ポイズになる温度と103ポイズになる温度の差は3
7℃、酸価は10mgKOH/g、水酸基価は17mg
KOH/gであった。
【0020】実施例2 実施例1と同様の反応装置にビスフェノールAのPO付
加物(水酸基価 320)636部、テレフタル酸19
1部およびジブチルチンオキサイド4部を入れ、常圧で
230℃で3時間反応した後180℃まで冷却し、無水
ドデセニルコハク酸205部を入れ、さらに10〜15
mmHgの減圧で酸価が2mgKOH/g以下になるま
で反応した。その後無水トリメリット酸20部をいれ、
常圧で180℃で2時間反応し、反応槽から取り出し本
発明のトナーバインダー(TB−2)を得た。(TB−
2)のTgは55℃、数平均分子量は5000、重量平
均分量は10000、溶融粘度で106ポイズになる温
度が83℃、106ポイズになる温度と103ポイズにな
る温度の差は35℃、酸価は11mgKOH/g、水酸
基価は16mgKOH/gであった。
【0021】実施例3 実施例1と同様の反応装置にビスフェノールAのPO付
加物(水酸基価 320)444部、テレフタル酸40
7部、1,2−ドデカンジオールおよびジブチルチンオ
キサイド4部を入れ、常圧で230℃で8時間反応し、
さらに10〜15mmHgの減圧で酸価が2mgKOH
/g以下になるまで反応し、反応槽から取り出し本発明
のトナーバインダー(TB−3)を得た。(TB−3)
のTgは48℃、数平均分子量は9200、重量平均分
量は22000、溶融粘度で106ポイズになる温度が
7580℃、106ポイズになる温度と103ポイズにな
る温度の差は39℃、酸価は2mgKOH/g、水酸基
価は5mgKOH/gであった。
【0022】実施例4 実施例1と同様の反応装置にビスフェノールAのPO付
加物(水酸基価 320)604部、テレフタル酸18
1部およびジブチルチンオキサイド4部を入れ、常圧で
230℃で3時間反応した後180℃まで冷却し、無水
ドデセニルコハク酸195部を入れ、さらに10〜15
mmHgの減圧で酸価が2mgKOH/g以下になるま
で反応した。その後無水トリメリット酸20部をいれ、
常圧で180℃で2時間反応後、ベヘン酸50部を入
れ、さらに常圧180℃で1時間攪拌した後、反応槽か
ら取り出し本発明のトナーバインダー(TB−4)を得
た。ベヘン酸投入前のポリエステル樹脂のTgは62
℃、(TB−4)のTgは53℃、数平均分子量は60
00、重量平均分量は13000、溶融粘度で106
イズになる温度が80℃、106ポイズになる温度と1
3ポイズになる温度の差は35℃、酸価は10mgK
OH/g、水酸基価は17mgKOH/gであった。
【0023】実施例5 実施例1と同様の反応装置にビスフェノールAのPO付
加物(水酸基価 320)300部、ビスフェノールA
のEO付加物(水酸基価 343)282部、テレフタ
ル酸115部およびジブチルチンオキサイド4部を入
れ、常圧で230℃で3時間反応した後180℃まで冷
却し、無水ドデセニルコハク酸276部を入れ、さらに
10〜15mmHgの減圧で酸価が2mgKOH/g以
下になるまで反応した。その後無水トリメリット酸20
部をいれ、常圧で180℃で2時間反応後、ベヘン酸5
0部を入れ、さらに常圧180℃で1時間攪拌した後、
反応槽から取り出し本発明のトナーバインダー(TB−
5)を得た。ベヘン酸投入前のポリエステル樹脂のTg
は50℃、(TB−5)のTgは40℃、数平均分子量
は9000、重量平均分量は22000、溶融粘度で1
6ポイズになる温度が68℃、106ポイズになる温度
と103ポイズになる温度の差は40℃、酸価は10m
gKOH/g、水酸基価は17mgKOH/gであっ
た。
【0024】比較例1 実施例1と同様の反応装置にビスフェノールAのPO付
加物(水酸基価 320)695部、無水マレイン酸1
96部およびジブチルチンオキサイド4部を入れ、常圧
で230℃で8時間反応し、さらに10〜15mmHg
の減圧で酸価が5mgKOH/gになるまで反応し、反
応槽から取り出し本発明のトナーバインダー(TB−1
1)を得た。(TB−11)のTgは60℃、数平均分
子量は5100、重量平均分量は12000、溶融粘度
で106ポイズになる温度が85℃、106ポイズになる
温度と103ポイズになる温度の差は40℃、酸価は5
mgKOH/g、水酸基価は12mgKOH/gであっ
た。
【0025】比較例2 実施例1と同様の反応装置にビスフェノールAのPO付
加物(水酸基価 320)695部、無水マレイン酸1
96部およびジブチルチンオキサイド4部を入れ、常圧
で230℃で8時間反応し、さらに10〜15mmHg
の減圧で酸価が10mgKOH/gになるまで反応し、
反応槽から取り出し本発明のトナーバインダー(TB−
12)を得た。(TB−12)のTgは40℃、数平均
分子量は2100、重量平均分量は4000、溶融粘度
で106ポイズになる温度が65℃、106ポイズになる
温度と103ポイズになる温度の差は30℃、酸価は1
0mgKOH/g、水酸基価は17mgKOH/gであ
った。
【0026】比較例3 実施例1と同様の反応装置にビスフェノールAのPO付
加物(水酸基価 320)621部、テレフタル酸11
8部およびジブチルチンオキサイド4部を入れ、常圧で
230℃で3時間反応した後180℃まで冷却し、無水
ドデセニルコハク酸286部を入れ、さらに10〜15
mmHgの減圧で酸価が2mgKOH/g以下になるま
で反応した。その後無水トリメリット酸20部をいれ、
常圧で180℃で2時間反応後、反応槽から取り出し本
発明のトナーバインダー(TB−13)を得た。(TB
−13)のTgは50℃、数平均分子量は4500、重
量平均分量は9100、溶融粘度で106ポイズになる
温度が80℃、106ポイズになる温度と103ポイズに
なる温度の差は35℃、酸価は10mgKOH/g、水
酸基価は17mgKOH/gであった。
【0027】比較例4 実施例1と同様の反応装置にビスフェノールAのPO付
加物(水酸基価 320)340部、ビスフェノールA
のEO付加物(水酸基価 343)282部、テレフタ
ル酸115部およびジブチルチンオキサイド4部を入
れ、常圧で230℃で3時間反応した後180℃まで冷
却し、無水ドデセニルコハク酸276部を入れ、さらに
10〜15mmHgの減圧で酸価が2mgKOH/g以
下になるまで反応した。その後無水トリメリット酸20
部をいれ、常圧で180℃で2時間反応後、ベヘン酸1
00部を入れ、さらに常圧180℃で1時間攪拌した
後、反応槽から取り出し本発明のトナーバインダー(T
B−14)を得た。ベヘン酸投入前のポリエステル樹脂
のTgは50℃、(TB−14)のTgは33℃、数平
均分子量は9000、重量平均分量は22000、溶融
粘度で106ポイズになる温度が60℃、106ポイズに
なる温度と103ポイズになる温度の差は40℃、酸価
は10mgKOH/g、水酸基価は17mgKOH/g
であった。
【0028】使用例1 実施例1で得られたトナーバインダーを用いて、トナー
バインダー100部、顔料5部および荷電調整剤(3,
5−ジ−ブチルサリチル酸クロム錯化合物)1部の配合
割合で、顔料をC.I.Pigment Yellow
17、C.I.Pigment Red 122、
C.I.Pigment Blue 15およびカーボ
ンブラックを各々混合した後、二軸押出機で混練、冷却
物をジェットミルで微粉砕し、ディスパージョンセパレ
ータで分級し平均粒径10μmのイエロートナー(a
1)、マゼンタトナー(a2)、シアントナー(a3)お
よびブラックトナートナー(a4)を得た。
【0029】使用例2および比較使用例 実施例2〜5の本発明のトナーバインダーおよび比較例
1〜比較例4のトナーバインダーを用いて使用例1と同
様にして(b1〜4)〜(i1〜4)のトナーを得た。 試験例1 トナー(a1〜4)〜(i1〜4)の各々3部にフェライト
キャリア(パウダーテック(株)製 F−100)97
部を均一混合し、市販複写機(キヤノン製CLC−1)
の改造機を用いて定着下限温度、混色下限温度およびホ
ットオフセット発生温度を測定した。テスト結果は表1
に示した通りである。
【0030】最低下限温度は、ベタ画像部を学振式堅牢
度試験機(摩擦部=紙)により5回の往復回数で摩擦
し、摩擦後のベタ部の画像濃度が70%以上残存してい
たコピーを得た時のヒートロール温度を読みとった。混
色下限温度は、ベタ画像部分のグロス値(光沢度)を市
販携帯用光沢計(MURAKAMI COLOR RE
SEARCH LABORATORY製 GMX−20
2 60型)を用いて測定し、グロス値が10%を越え
たコピーを得た時のヒートロール温度を読みとった。ホ
ットオフセット発生温度は、ホットオフセット発生を目
視により確認し、発生の認められたコピーを得た時のヒ
ートロール温度を読みとった。
【0031】試験例2 トナーa(1〜4)〜(i1〜4)のそれぞれを10gを2
0ccのスクリュー管に入れ、40℃×40%RHで4
8時間放置し、トナーの凝集の程度により耐熱保存性を
4段階にランク付けして評価した。テスト結果を表1に
示す。 Aランク・・・全く凝集なし。 Bランク・・・わずかに凝集するがスクリュー管に軽い
衝撃与えると再分散する Cランク・・・トナーの1/4程度が凝集しスクリュー
管に軽い衝撃与えても再分散しない。 Dランク・・・凝集の程度が顕著でスクリュー管に強い
衝撃与えても再分散しない。
【0032】
【表1】
【0033】本発明のバインダーTB−1〜TB−5を
用いたトナーのいずれも、比較バインダーTB−11を
用いたトナーに比べ、定着下限温度および混色下限温度
が低く、耐熱保存性を悪化させることなく低温での定着
性が改良されている。また、本発明のバインダーTB−
1〜TB−5を用いたトナーのいずれも、比較バインダ
ーTB−12〜TB−14を用いたトナーに比べ、耐熱
保存性が改良されている。表1の実施例(a1〜4)、
(e1〜4)のトナーについて1万枚連続コピーを行っ
た。1万枚コピー後の画質は、初期の画質と同じであっ
た。本発明のトナーバインダーを用いたトナーはキャリ
アとの長時間摩擦においても変化がなく、耐久性に優れ
ていることが判る。
【0034】
【発明の効果】本発明のトナーバインダーを用いたトナ
ーは、定着下限温度および混色下限温度が低く、耐熱保
存性に優れている。また、ホットオフセット発生温度も
高く、耐久性も良好である。以上述べたように、本発明
のトナーバインダーを用いたトナーは、定着性(低温定
着性、低温混色性および耐オフセット性)だけでなく耐
熱保存性、耐久性など実用上必要な性能を兼ね備えてい
るので、、種々の速度のカラー複写機(とくに高速複写
機)やカラープリンターなどの用途に有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルコール成分(a)と酸成分(b)と
    からの線状ポリエステル(A)からなり、成分(a)中
    に炭素数4〜30のアルキルもしくはアルケニル基を側
    鎖に持つジオール(a1)を20〜100mol%、お
    よび/または成分(b)中に炭素数4〜30のアルキル
    もしくはアルケニル基を側鎖に持つジカルボン酸もしく
    は酸無水物(b1)を20〜100mol%含み、
    (A)を構成する全モノマー中に含まれる(a1)と
    (b1)の合計が20〜50mol%であり、該ポリエ
    ステルのガラス転移温度(Tg1)と重量平均分子量
    (Mw)が下記数式(1)を満足するカラー用トナーバ
    インダー。 Tg1≧133−(logMw/0.051) (1)
  2. 【請求項2】 さらに、ワックス類(B)を含有した組
    成物からなり、該組成物のガラス転移温度(Tg2)と
    線状ポリエステル(A)の重量平均分子量(Mw)が下
    記数式(2)を満足する請求項1記載のカラー用トナー
    バインダー。 Tg2≧177−(logMw/0.031) (2)
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