JPH09318399A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH09318399A
JPH09318399A JP13388096A JP13388096A JPH09318399A JP H09318399 A JPH09318399 A JP H09318399A JP 13388096 A JP13388096 A JP 13388096A JP 13388096 A JP13388096 A JP 13388096A JP H09318399 A JPH09318399 A JP H09318399A
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JP
Japan
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guide plate
light guide
light
back surface
display device
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Pending
Application number
JP13388096A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Shibata
博万 柴田
Hiroshi Kato
博史 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Denso Corp
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Denso Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導光板の裏面に指示表示部が形成された表示
装置において、導光板の全面にわたって均一に光を導光
し、指示表示部の視認性を向上する。 【解決手段】 導光板2の端面2cに沿って略直線状発
光体3を配し、導光板2の裏面2bの所定部位に凹状壁
面210a〜210cを形成する。そして、略直線状発
光体3から導光板2に入射される均一な光を、凹状壁面
210a〜210cにて導光板2の表面2a側へより多
く反射することにより、上記所定部位以外の部分20と
凹状壁面210a〜210cとのコントラストで、均一
な輝度の指示表示部21a〜21cを視認者に視認させ
ることができ、指示表示部21a〜21cの視認性を向
上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置に関するも
ので、特に、指針を備えた表示装置に用いて好適であ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、指針を備えた表示装置に
関して、実開昭64−17419号公報には、透明な導
光板の裏面に形成した白色系の印刷部により指示表示部
を構成し、導光板の端面に電球を設けたものが示されて
いる。これは、導光板により電球の光を指示表示部に導
光し、指示表示部において光を導光板の表面側へ反射さ
せることにより、指示表示部を視認者に表示するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電球が点光
源であるため、導光板の端面において電球に対向する部
分には多くの光が入射され、導光板の端面において電球
から遠い部分にはあまり光が入射されないので、導光板
の全面にわたって電球の光を均一に導光できず、視認者
からみて指示表示部の輝度が不均一であり、指示表示部
の視認性の悪いものであった。
【0004】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、導光板の裏面に指示表示部が形成された表示装置に
おいて、導光板の全面にわたって均一に光を導光し、指
示表示部の視認性を向上することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1ないし7に記載の発明では、導光板(2)
の端面(2c)に沿って略直線状発光体(3)が配さ
れ、導光板(2)の裏面(2b)の所定部位に形成され
た、導光板(2)の裏面(2b)において所定部位以外
の部分(20)よりも反射率の高い高反射面(210a
〜210h、212a〜212c)により、指示表示部
(21a〜21i)を構成することを特徴としている。
【0006】このような構成によれば、高反射面(21
0a〜210h、212a〜212c)において、導光
板(2)に一旦入射した光を、導光板(2)の表面(2
a)側へより多く反射することができ、上記部分(2
0)と高反射面(210a〜210h、212a〜21
2c)とのコントラストで、指示表示部(21a〜21
i)が視認者により視認される。なお、視認者は、導光
板(2)の表面(2a)から視認するものである。
【0007】ここで、線光源である略直線状発光体
(3)を導光板(2)の端面(2c)に沿い設けること
により、導光板(2)の端面(2c)に点光源を沿い設
ける場合にくらべて、導光板(2)内に入射する光を均
一にでき、導光板(2)の全面にわたって均一に導光す
ることができる。よって、高反射面(210a〜210
h、212a〜212c)からなる指示表示部(21a
〜21i)にて、導光板(2)の表面(2a)側へ反射
される光も均一なものとなるので、指示表示部(21a
〜21i)の輝度が均一となり、指示表示部(21a〜
21i)の視認性を向上できる。
【0008】また、略直線状発光体(3)からの光を導
光板(2)により導光し、この光により指示表示部(2
1a〜21i)の全体を照射できる。このため、指示表
示部(21a〜21i)の形状や位置に変更があって
も、略直線状発光体(3)の位置や形状を変更する必要
はない。そして、請求項2に記載の発明では、導光板
(2)の裏面(2b)に形成した凹状壁面(210a〜
210h)により、指示表示部(21a〜21i)を構
成しているので、指示表示部(21a〜21i)が導光
板(2)に一体に成形でき、指示表示部(21a〜21
i)を別体に設ける場合に比べて、指示表示部(21a
〜21i)の形成が容易となる。
【0009】また、請求項3に記載の発明によれば、上
記凹状壁面(210a〜210h)の深さが、略直線状
発光体(3)に近い側から遠い側にかけて徐々に深くな
るように形成されているので、略直線状発光体(3)に
遠い側の凹状壁面(210c、210e、210h)に
も効率よく光を導くことができる。このため、上記遠い
側の指示表示部(21a〜21i)の輝度が、近い側の
指示表示部(21a〜21i)の輝度より低くなるのを
抑制でき、ひいては、指示表示部(21a〜21i)の
輝度をより均一にできるので、指示表示部(21a〜2
1i)の視認性をより向上できる。
【0010】また、請求項4に記載の発明によれば、上
記凹状壁面(210a〜210h)は、略直線状発光体
(3)に対向するように傾斜する傾斜面(211d〜2
11h、214d〜214h)を備えているので、この
傾斜面(211d〜211h)にて、より多くの光を導
光板(2)の表面(2a)側へ反射することができ、指
示表示部(21a〜21i)全体の輝度をより向上で
き、指示表示部(21a〜21i)の視認性をより向上
できる。
【0011】また、請求項6に記載の発明では、導光板
(2)の裏面(2b)の所定部位に形成された、導光板
(2)の裏面(2b)において所定部位以外の部分(2
12d)よりも反射率の低い低反射面(213a〜21
3c)により、指示表示部(21a〜21c)を構成す
ることを特徴としている。このような構成によれば、導
光板(2)に一旦入射した光を、上記部分(212d)
にて、導光板(2)の表面(2a)側へ、より多くかつ
均一に反射することができ、この部分(212d)と低
反射面(213a〜213c)とのコントラストで、低
反射面(213a〜213c)からなる指示表示部(2
1a〜21c)が視認者により視認されるので、指示表
示部(21a〜21c)の視認性を向上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。 (第1の実施形態)図1および図2に示すように、第1
の実施形態は、指針を備えた車両用の表示装置100に
関するもので、この表示装置100は、車室内において
運転席の前面のインストルメントパネルに取り付けられ
ている。図1においては、紙面手前側が運転席側で、紙
面上下方向は車両の天地方向と一致している。
【0013】ホルダ1は、略長方形状の枠部11と、こ
の枠部11の内周端11aからその表面1a側に断面略
長方形の筒状に突出する筒状突出部12とから構成され
ており、例えばポリプロピレンのような遮光材料により
形成されている。導光板2は、上記枠部11の内周端1
1aよりもわずかに拡大した形状の板部材からなり、ホ
ルダ1の裏面1bにおいて、枠部11に沿って装着され
ている。そして、導光板2の長手方向長さと同程度の長
さの略直線状の冷陰極蛍光ランプ(略直線状発光体)3
が、導光板2の上端面2cに沿って配置され、ホルダ1
の枠部11に装着されている。この冷陰極蛍光ランプ3
は、車両のイグニッションスイッチがオンされると同時
に発光するようになっている。
【0014】導光板2は、例えば透明のアクリル樹脂や
ポリカーボネートのような透明樹脂材料により形成さ
れ、この導光板2の裏面2bには、図1に示すようなパ
ターン表示部21、22、23、24(以下、21〜2
4と示す)が形成されている。また、導光板2におい
て、冷陰極蛍光ランプ3に対向する端面、つまり、図2
中の上端面2cは、冷陰極蛍光ランプ3側に断面円弧状
に突出している。
【0015】パターン表示部21は、エンジン回転数の
目盛りを表す円弧状回転数目盛りパターン及びエンジン
回転数の単位(×1000RPM)を表す回転数単位パ
ターンにより構成されている。パターン表示部22は、
車速の目盛りを表す円弧状車速目盛りパターン及び車速
の単位(km/h)を表す車速単位パターンにより構成
されている。
【0016】パターン表示部23は、水温の目盛りを表
す円弧状水温目盛りパターン及び水温マークにより構成
されている。パターン表示部24は、燃料量の目盛りを
表す円弧状燃料目盛りパターン及び燃料マークにより構
成されている。なお、請求項でいう指示表示部は、上記
目盛りパターンを構成する目盛りおよび数字と、上記単
位パターンを構成する数字、ローマ字、および記号と、
マークとを含む。
【0017】そして、上記パターン表示部21〜24
は、導光板2の裏面2bの所定部位に形成された、断面
コ字状の凹状壁面(高反射面)により構成されている。
例えば、図1中のパターン表示部21の指示表示部21
a、21b、21cは、図2に示すような凹状壁面21
0a、210b、210cから構成されている。この凹
状壁面210a〜210cの深さは全て同じとしてい
る。
【0018】また、図3(a)および図4(a)に示す
ように、図1中の指示表示部21d、21e、21f、
21g、21hを構成する凹状壁面210d、210
e、210f、210g、210hも、上記凹状壁面2
10a〜210cと同様に形成されている。なお、本実
施形態では、導光板2の板厚は5mm程度、全ての凹状
壁面の深さは2mm程度としている。
【0019】この導光板2は型により樹脂成形されるも
のであり、この型には、パターン表示部21〜24を構
成する全ての凹状壁面に対応する凸部が備えられてい
る。このため、上記全ての凹状壁面は導光板2に一体成
形される。フロントパネル4は、ホルダ1の筒状突出部
12の平面形状と同程度の長方形状で、導光板2の表面
2aを覆うようにホルダ1の突出部12の突出端に装着
されている。このフロントパネル4は、透過率が20%
程度以下のスモーク材料からなり、冷陰極蛍光ランプ3
の消灯時には、表示装置100の内部を見えなくし、冷
陰極蛍光ランプ3の発光時にはパターン表示部21〜2
4のみが表示されるブラックフェースとしてはたらく。
【0020】なお、フロントパネル4は、その上端部
(図中上方部)が導光板2側に傾くように取り付けられ
ている。これは、運転者が導光板2を視認するときの運
転者の視線が、フロントパネル4に対して略垂直となる
ようにするためである。これにより、運転者に、フロン
トパネル4の表面が鏡面状に光ってみえることを防止し
ている。
【0021】カバー5は、冷陰極蛍光ランプ3及び導光
板2を覆うように、文字板1の裏面1bに図示しないね
じにて装着されている。このカバー5は、ポリプロピレ
ン等の遮光材料からなり、図2に示すように断面コ字状
である。そして、図示しないインストルメントパネルの
開口部にカバー5を嵌合した状態で、表示装置100が
インストルメントパネルに一体に固定される。
【0022】また、図1において、表示装置100の指
針61〜64は、パターン表示部21〜24上にて、車
速、回転数、水温及び燃料量を指示するものである。各
指針61〜64を備えている。図2に示すように、指針
61は導光材料からなり、カバー5の外面に装着された
駆動装置71の指針軸71aにより、筒状軸支部61a
が軸支されている。なお、カバー5には、指針軸71a
が貫通する円形状の貫通孔51が形成され、導光板2に
は、指針軸71aおよび筒状軸支部61aが貫通する円
形状の貫通孔2fが形成されている。
【0023】そして、駆動装置71の指針軸71aの回
動が、筒状軸支部61aを介して筒状軸支部61aから
延びる指針部61bに伝えられて、この指針部61bが
パターン表示部21(図1参照)に沿い回動するように
なっている。貫通孔2fは、円弧状の回転数目盛りパタ
ーンにて構成されるパターン表示部21(図1参照)の
中心に位置している。
【0024】貫通孔2fの外周部は、導光板2の裏面2
b側から表面2a側にかけて徐々に径小となるようなす
りばち状の反射面2eを構成している。この反射面2e
にて、冷陰極蛍光ランプ3からの光を指針61側に反射
する。さらに、指針部61bには、反射面2eにて反射
した光を、指針部61bの先端部61c側に反射する反
射面61dが備えられている。なお、指針61が図1に
示す位置から回動しても、上記反射面2eからの光は、
常に反射面61dに入射されるので、常に指針部61b
の先端部61c側へ光を導くことができる。
【0025】また、指針部61bには、反射面61dを
覆うような遮光材料からなるキャップ8が取り付けられ
ている。このキャップ8により、反射面61dから光が
漏れるのを防止している。なお、図1に示す各指針6
2、63、64は、上記指針61と同様の組付け構成で
もって、パターン表示部22、23、24にそれぞれ対
応して組付けられている。図1には、指針62、63、
64に対応して、導光板2の貫通孔2g、2h、2i、
および、カバー5の貫通孔52、53、54を図示して
ある。
【0026】上記構成の表示装置100によれば、図2
において、冷陰極蛍光ランプ3が発光すると、この光が
導光板2内に導光される。すると、導光板2の裏面2b
において、パターン表示部21〜24の形成されていな
い部分(上記所定部位以外の部分)20から導光板2の
表面2a側に反射する光の量よりも非常に多くの光が、
パターン表示部21〜24において、導光板2の表面2
a側に反射する。特に、凹状壁面210a〜210hの
底面211a〜211hにおいて、より多くの光が導光
板2の表面2a側に反射する。そして、上記部分20と
パターン表示部21〜24とのコントラストで、パター
ン表示部21〜24(図1参照)が、運転者により視認
される。
【0027】なお、本実施形態の導光板2によれば、上
記凹状壁面からなるパターン表示部21〜24にて導光
板2の表面2a側に反射される光の量は、パターン表示
部21〜24の形成されていない部分20にて導光板2
の表面2a側に反射される光の量の10倍程度である。
そして、本実施形態によれば、冷陰極蛍光ランプ3は線
光源であるので、導光板2の端面2cに点光源を設ける
場合にくらべて、導光板2内に入射される光を均一にで
き、導光板2の全面にわたって均一に導光できる。よっ
て、パターン表示部21〜24にて、導光板2の表面2
a側へ反射する光も均一なものとなるので、運転者から
みて、パターン表示部21〜24全体にわたって輝度が
均一となり、パターン表示部21〜24の視認性を向上
できる。
【0028】また、冷陰極蛍光ランプ3からの光を導光
板2により導光し、この光によりパターン表示部21〜
24の全体を照射できる。このため、パターン表示部2
1〜24の形状や位置に変更があっても、冷陰極蛍光ラ
ンプ3の位置や形状を変更する必要はない。 (第2の実施形態)上記第1の実施形態では、図3
(a)および図4(a)に示すように、凹状壁面210
d〜210hの深さを全て同じとしていたが、図3
(b)および図4(b)に示す第2の実施形態のよう
に、冷陰極蛍光ランプ3に近い側の凹状壁面(例えば、
図3(b)中凹状壁面210d、図4(b)中凹状壁面
210f)から、遠い側の凹状壁面(例えば、図3
(b)中凹状壁面210e、図4(b)中凹状壁面21
0h)にかけて、深さが徐々に深くなるように形成して
もよい。この結果、冷陰極蛍光ランプ3に遠い側の凹状
壁面にも効率よく光を導くことができ、パターン表示部
21〜24(図1参照)の全面にわたって輝度をより均
一にできる。
【0029】(第3の実施形態)本実施形態は、上記第
1の実施形態を変形したもので、断面コ字状の凹状壁面
210d〜210hを、図3(c)および図4(c)に
示すように、断面略V字状とすることにより、凹状壁面
210d〜210hに、冷陰極蛍光ランプ3(図1参
照)に対向するように傾斜する傾斜面214d〜214
hを設けている。この結果、傾斜面214d〜214h
において、より効率よく導光板2の表面2a側へ光を反
射することができ、パターン表示部21〜24(図1参
照)の輝度をより向上できるので、運転者の視認性をよ
くできる。なお、図中一点鎖線で示すように、凹状壁面
210d〜210hの深さは全て同じである。
【0030】(第4の実施形態)本実施形態は、上記第
2の実施形態を変形したもので、図3(d)および図4
(d)に示すように、凹状壁面210d〜210hの底
面211d〜211hを、冷陰極蛍光ランプ3(図1参
照)に対向するように傾斜させており、この底面211
d〜211hが請求項でいう傾斜面を構成することにな
る。この結果、パターン表示部21〜24(図1参照)
の輝度を全面にわたって均一にできるとともに、パター
ン表示部21〜24(図1参照)の輝度を向上できる。
なお、図中一点鎖線で示すように、凹状壁面210d〜
210hの深さは、冷陰極蛍光ランプ3から遠ざかるに
つれて徐々に深く構成され、かつ、傾斜面211d〜2
11hは、全て同じ傾斜角度で傾斜している。
【0031】(第5および第6の実施形態)第5の実施
形態は、上記第1および第2の実施形態を変形したもの
で、図4(a)における、目盛りを表す指示表示部21
hの凹状壁面210hのD−D断面形状を、図4(e)
に示すように、略V字状にしてもよい。なお、指示表示
部21h以外の、目盛りを表す指示表示部についても同
様の断面形状とする。また、図4(f)に示す第6の実
施形態のように、図4(a)における指示表示部21h
の凹状壁面210hのD−D断面形状を、略ベース状と
してもよい。
【0032】(第7の実施形態)本実施形態は、上記第
1の実施形態を変形したもので、図5に示すように、指
針61を導光板2の裏面2a側に配置するにともなっ
て、導光板2の貫通孔2f(図2参照)が廃止され、さ
らに、指針6の指針部61bを略直線状の自己発光可能
な部材から構成し、上記キャップ8(図2参照)を廃止
している。上記自己発光可能な部材としては、例えば、
略直線状の冷陰極蛍光ランプや、発光ダイオードが挙げ
られる。
【0033】また、本実施形態では、導光板2の下端部
2dを断面屋根状に突出するように形成している。これ
により、導光板2の上端部2c側から下端部2dに導光
される光を、再び上端部2c側に反射させるようにして
いる。この結果、下端部2dからカバー5側に漏れる光
の量を少なくし、かつ、導光板2の上端部2cから入射
される光を効率よく凹状壁面210a、211b、21
1cに導光できる。
【0034】(第8および第9の実施形態)上記第1の
実施形態では、図2に示すように、指示表示部21a、
21b、21cを、導光板2の裏面2bに形成した凹状
壁面210a、210b、210cにより構成していた
が、第8の実施形態では、図6(a)に示すように、指
示表示部21a、21b、21cを、導光板2の裏面2
bに形成した印刷部212a、212b、212cによ
り構成している。この印刷部212a〜212cは、白
色系材料により形成されている。
【0035】これによれば、導光板2内に導光される光
を、印刷部212a〜212cにて、導光板2の表面2
a側へ、より多くかつ均一に反射することができ、印刷
部212a〜212cと上記部分20とのコントラスト
で、指示表示部21a、21b、21cが運転者に視認
されるので、指示表示部21a〜21cの視認性を向上
できる。
【0036】さらに、図6(b)に示す第9の実施形態
のように、導光板2の裏面2bの所定部位以外の部分に
白色系の印刷部212dを形成することにより、導光板
2の裏面2bの所定部位に無印刷部(低反射面)213
a、213b、213cを形成し、この無印刷部213
a、213b、213cにより指示表示部21a、21
b、21cを構成してもよい。
【0037】これによれば、導光板2内に導光される光
を、印刷部212dにて、導光板2の表面2a側へ、よ
り多くかつ均一に反射することができ、印刷部212d
と無印刷部213a、213b、213cとのコントラ
ストで、無印刷部213a、213b、213cからな
る指示表示部21a〜21cが視認者により視認される
ので、指示表示部21a〜21cの視認性を向上でき
る。
【0038】(第10の実施形態)本実施形態は、図7
に示すように、上記第1の実施形態における導光板2の
形態を変形したもので、導光板2は、指針61側に導光
する指針用導光板201と、裏面202bにパターン表
示部21〜24が形成された表示用導光板202とから
構成されている。なお、図7において、上記ホルダ1、
フロントパネル4、およびカバー5は省略している。
【0039】指針用導光板201は、上記第7の実施形
態における導光板2とほぼ同じ形状であり、導光板2の
貫通孔201fが形成されている。そして、指針用導光
板201の表面201aにおいて、貫通孔201fの外
周部の反射面201eを除いた部分に、遮光性材料から
なる遮光層9が備えられている。遮光層9により、導光
板2の表面2aから外部へ光が漏れるのを防止してい
る。
【0040】表示用導光板202は、指示用導光板20
1の表面201a側に略平行に配置される、指示用導光
板201とほぼ同じ形状の平面部202eと、この平面
部202eの上方部202fから冷陰極蛍光ランプ3に
向かって、略垂直に板状に突出する突出部202gとか
ら構成されている。平面部202eの上方部202f側
には、突出部202gに導光される冷陰極蛍光ランプ3
の光を、表示用導光板202の下方部202d側に導光
するような反射面202hが形成されている。
【0041】そして、冷陰極蛍光ランプ3の発する光
は、指針用導光板201により指針61側に導かれて、
指針61を照射するとともに、表示用導光板202の突
出部202gから平面部202eに導かれ、印刷部21
2a、212b、212cにて導光板2の表面2a側へ
反射する。 (第11の実施形態)本実施形態は、図8に示すよう
に、上記第8ないし第10の実施形態における印刷部2
12a〜212dの裏面に遮光性材料からなる遮光層2
13aを形成したものである。なお、上記第8ないし第
10の実施形態における全ての印刷部の裏面に関しても
同様に遮光層が形成されている。これにより、印刷部2
12aから上記カバー5(図2参照)側へ光が漏れるの
を防止でき、導光板2の表面2a側に効率よく導光でき
る。
【0042】(他の実施形態)上記第1および第2の実
施形態において、全てのパターン表示部21〜24を構
成する全ての凹状壁面(例えば、210c)の底面また
は傾斜面(例えば、211c、214e)に、しぼを形
成してもよい。これにより、上記全ての凹状壁面の底面
または傾斜面において導光板2の表面2a側へ反射され
る光をやわらかいものとすることができる。なお、導光
板2を型成形する際の型に、上記しぼに対応するしぼを
形成しておくことにより、導光板2に一体成形される。
【0043】また、上記しぼの代わりに、遮光性材料か
らなる遮光印刷部を全ての凹状壁面の底面に施してもよ
い。これにより、上記全ての凹状壁面の底面からカバー
5側へ光が漏れるのを防止でき、導光板2の表面2a側
に効率よく導光できる。また、上記第1の実施形態で
は、パターン表示部21〜24にて導光板2の表面2a
側に反射される光の量は、パターン表示部21〜24の
形成されていない部分20にて導光板2の表面2a側に
反射される光の量の10倍程度であったが、10倍より
小さくてもよいし、10倍より大きくてもよい。
【0044】また、上記第8の実施形態では、印刷部2
12a〜212cを白色系材料により形成していたが、
印刷部212a〜212cを設けていない部分よりも反
射率が高くなるような色の印刷部212a〜212cで
あればよく、例えば、灰色としてもよい。上記第9の実
施形態における印刷部212dも同様である。また、上
記第7の実施形態では、図5に示すように、指示表示部
21a〜21cを凹状壁面210a〜210cにより構
成していたが、印刷部により構成してもよい。
【0045】また、上記第10の実施形態では、図7に
示すように、指示表示部21a〜21cを印刷部212
a〜212cにより構成していたが、凹状壁面により構
成していもよい。また、上記第1ないし第11の実施形
態では、指針61〜64によりパターン表示部21〜2
4の指示を行う車両用の表示装置であったが、本発明は
これに限定されることはなく、指針61〜64を備えて
いないものであってもよく、単に、目盛りや数字等の指
示表示部を表示する表示装置であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置の平面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係わる図1のA−A
断面図である。
【図3】(a)〜(d)は、第1ないし第4の実施形態
に係わる図1のB−B断面図である。
【図4】(a)〜(d)は、第1ないし第4の実施形態
に係わる図1のC−C断面図で、(e)、(f)は、第
5、第6の実施形態に係わる(a)のD−D断面図であ
る。
【図5】第7の実施形態に係わる図1のA−A断面図で
ある。
【図6】(a)、(b)は、第8、第9の実施形態に係
わる図1のA−A断面の部分図である。
【図7】第10の実施形態に係わる図1のA−A断面の
部分図である。
【図8】第11の実施形態に係わる図1のA−A断面の
部分図である。
【符号の説明】
2…導光板、20…所定部位以外の部分、21a〜21
i…指示表示部、210a〜210h…凹状壁面(高反
射面)、3…冷陰極蛍光ランプ(略直線状発光体)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導光板(2)と、 前記導光板(2)の端面(2c)に沿い設けられ、前記
    導光板(2)に光を入射する略直線状発光体(3)と、 前記導光板(2)の裏面(2b)に設けられた目盛りや
    数字等の指示表示部(21a〜21i)とを具備し、 前記導光板(2)の裏面(2b)の所定部位に形成され
    た、前記導光板(2)の前記裏面(2b)において前記
    所定部位以外の部分(20)よりも反射率の高い高反射
    面(210a〜210h、212a〜212c)によ
    り、前記指示表示部(21a〜21i)が構成されてい
    ることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記高反射面(210a〜210h、2
    12a〜212c)は、前記導光板(2)の前記裏面
    (2b)に形成された凹状壁面(210a〜210h)
    からなることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記凹状壁面(210a〜210h)の
    深さは、前記略直線状発光体(3)に近い側から遠い側
    にかけて徐々に深くなるように形成されていることを特
    徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記凹状壁面(210a〜210h)に
    は、前記略直線状発光体(3)に対向するように傾斜す
    る傾斜面(211d〜211h、214d〜214h)
    が備えられていることを特徴とする請求項2または3に
    記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記高反射面(210a〜210h、2
    12a〜212c)は、前記導光板(2)の前記裏面
    (2b)に形成された印刷部(212a〜212c)か
    らなることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 導光板(2)と、 前記導光板(2)の端面(2c)に沿い設けられ、前記
    導光板(2)に光を入射する略直線状発光体(3)と、 前記導光板(2)の裏面(2b)に設けられた目盛りや
    数字等の指示表示部(21a〜21i)とを具備し、 前記導光板(2)の裏面(2b)の所定部位に形成され
    た、前記導光板(2)の前記裏面(2b)において前記
    所定部位以外の部分(212d)よりも反射率の低い低
    反射面(213a〜213c)により、前記指示表示部
    (21a〜21i)が構成されていることを特徴とする
    表示装置。
  7. 【請求項7】 前記指示表示部(21a〜21i)を組
    み合わせてなるパターン表示部(21〜24)が、前記
    導光板(2)の前記裏面(2b)に設けられており、 前記パターン表示部(21〜24)上にて指示を行う指
    針(61〜64)が、前記導光板(2)の表面(2a)
    側、または、前記導光板(2)の前記裏面(2b)側に
    備えられていることを特徴とする請求項1ないし6のい
    ずれか1つに記載の表示装置。
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