JP4610937B2 - 計器照明構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両等に搭載される計器を照明する構造に関し、特に、文字板に設けたリング部材を照明するための計器照明構造に関する。
近年、高級感や高品位感を増長させる等の目的で、例えば車両用計器は、様々な改良がなされている。下記特許文献1に開示された技術はそのうちの一つとして知られている。図11において、下記特許文献1に開示されたメータ装置は、所定のトリガーによって光源101が点灯すると、その光源101から上方へ向かう光が文字板102の開口部103を通過して、指針基端部から指針104の内部に入射する。その入射光は、指針104の内部に形成された反射面等を経由して指針104の先端方向に導光され、ホットスタンプ層105が光輝する。これにより、指針104は、ホットスタンプ層105の色調及び光源101に依存した色調で視認されるようになる。
一方、光源101から上方へ向かう光は、図中の光R1、R2、R3で示されるように、文字板102の開口部103から漏れてリング部材106の方向へ進行する。そして、例えば、光R1、R2がリング部材106の曲線的な断面凸状の内壁107に反射して、上方に向かうと、ドライバーのアイポイントEP1、EP2に到達する。また、光R3も特に図示しないが、内壁107に反射して、上方に向かいドライバーのアイポイントに到達する。
尚、図中の引用符号108は指針本体、109は指針キャップ、110は指針軸部、111は回転軸、112はモータ、113はベースプレート、114はバランサ、115は表示意匠、116は係止片、117は縁取り部材、118は係止穴、119は見返し板、120は表ガラス、121は小孔部を示している。
特開2003−222539号公報 (第6頁、第3図)
ところで、上記従来技術にあっては、開口部103からの漏れ光R1、R2、R3を利用して、リング部材106を光輝させるように構成されている。しかしながら、漏れ光R1、R2、R3は、比較的弱い光であるために、十分にリング部材106を光輝させることができないという問題点を有している。
尚、リング部材自体を発光させて対策することが考えられるが、リング部材に直接、導光部材を設けなければならず、スペースの確保が困難であることや、重量が嵩むこと、さらには構造が複雑になること等の幾つかの問題点が生じてしまう。従って、十分な対策がなされてないのが現状である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるもので、省スペース化が可能であるとともに構造が簡単であり、さらには視認性のよい計器照明構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためなされた請求項1記載の本発明の計器照明構造は、リング部材を前面に有する文字板と、前記リング部材の内側において指針本体基部と該指針本体基部に連成される指針本体指示部を有し光透過性を有する合成樹脂材料により成形された導光性を有する細長い先細り形状の指針本体からなり指針軸を中心にして回動し表示意匠を指示する指針と、該指針を構成する指針本体基部の下方で更には前記文字板の開口部よりも下に存する光源とを備え、前記指針本体基部に前記光源からの光を入射させる入射面と、該入射面から入射した光を前記指針の先端方向に反射する反射面を設けるとともに、前記指針本体基部の下面に前記指針軸の先端部が差し込まれる指針袴を取り付けてなる計器照明構造であって,
光透過性を有する合成樹脂材料により成形され導光性を有する部材で、前記光源からの光を入射する入射面と、前記光源からの光の一部を前記リング部材の内周面に向けて反射する反射面とを備えたリング部材照明用導光部を前記指針本体に設け,前記指針本体を収納するとともに前記文字板の周縁部を載置して収納するケースを備え,前記リング部材を、前記文字板の周縁部を押さえ付けるような状態で前記ケースに固定してなることを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、光源からの光がリング部材照明用導光部で反射される。そして、その反射された光がリング部材に進行する。これにより、リング部材が照明される。リング部材が照明されると恰もリング部材自身が発光したかのような状態になり、リング部材で反射される光が文字板前方のアイポイントに向けて進行する。
請求項2記載の本発明の計器照明構造は、請求項1に記載の計器照明構造において,前記リング部材照明用導光部を,前記文字板の開口部に装着し、内周面が略テーパとなる筒状に形成される前記ケースの内側に設けられ、光透過性を有する合成樹脂材料により成形され導光性を有する筒状の部材であって、その内周面及び外周面とも開口部側の方が大きく開口する略テーパを有する形状に形成されており、下面が前記光源からの光が入射する入射面として形成され、中間が前記指針本体基部の入射面に向けて光が透過するとともに、前記光源からの光の一部を前記リング部材の内周面に向けて反射する環状の反射面を備えた筒状の導光部本体とによって構成し、前記指針本体基部の下面側に設けたことを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、光源からの光が導光部本体に入射して、その導光部本体の先端の反射面で反射される。そして、その反射された光がリング部材に進行する。これにより、リング部材が照明される。
請求項3記載の本発明の計器照明構造は、請求項に記載の計器照明構造において,前記導光部本体の先端を前記文字板の開口部に挿通し、該文字板の前面から突出するように形成し、前記導光部本体の先端に導光された光を前記リング部材の内周面に向けて反射するように形成したことを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、光源からの光が指針本体基部及び指針袴間に介在する導光部本体の反射面で反射される。そして、その反射された光がリング部材に進行する。これにより、リング部材が照明される。
請求項4記載の本発明の計器照明構造は、請求項1に記載の計器照明構造において,前記リング部材照明用導光部を,光透過性を有する合成樹脂材料により成形され導光性を有し、周縁に前記光源から入射する光を前記リング部材の内周面に向けて反射する環状の反射面を備えた筒状の導光部本体によって構成し、前記指針本体基部の下面で該指針本体基部と前記指針袴との間に設けたことを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、光源からの光が指針本体基部表面の反射面で反射される。そして、その反射された光がリング部材に進行する。これにより、リング部材が照明される。
請求項5記載の本発明の計器照明構造は、請求項1に記載の計器照明構造において,前記リング部材照明用導光部を,光透過性を有する合成樹脂材料により成形され入射する前記光源からの光を導光して前記指針本体基部の反射面に導く導光性を有する略筒状の導光部本体と,前記導光部本体の内部中間に形成され該導光部本体入射する前記光源からの光の一部をリング部材の内周面に向けて反射する環状の反射面と,によって構成し、前記指針本体基部の下面から突出する該指針本体基部に一体成形して成形してなることを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、光源からの光が、光源に向けて指針本体基部から突出する導光部本体に入射して、その導光部本体の中間の反射面で反射される。そして、その反射された光がリング部材に進行する。これにより、リング部材が照明される。
請求項6記載の本発明の計器照明構造は、請求項1に記載の計器照明構造において,前記リング部材照明用導光部を,前記指針袴の表面に前記光源からの光の一部を前記リング部材の内周面に向けて反射する環状の反射面を成形することによって構成したことを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、光源からの光が指針袴表面の環状の反射面で反射される。そして、その反射された光がリング部材に進行する。これにより、リング部材が照明される。
請求項7記載の本発明の計器照明構造は、請求項2,3,4,5又は6に記載の計器照明構造において,前記リング部材照明用導光部の導光部本体を透過出射してくる前記光源からの光の一部を反射する前記リング部材の内周面に、前記光をアイポイントに向けて反射する反射層を設けたことを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、指針の指針軸側からの光がリング部材を照明するとともに、リング部材の反射層によって文字板前方のアイポイントに向けて反射される。
請求項1に記載された本発明によれば、光源からの光をリング部材に向けて反射することが可能なリング部材照明用導光部を、指針本体に設けていることから、従来よりも視認性のよい計器照明構造を提供することができるという効果を奏する。また、構造が簡単で省スペース化を可能とする計器照明構造を提供することができるという効果を奏する。
請求項2,3に記載された本発明によれば、リング部材照明用導光部が、筒状に形成されるケースと,光源からの光の一部をリング部材の内周面に向けて反射する環状の反射面を備えた筒状の導光部本体とで構成されることから、省スペースで構造が簡単であり、さらには視認性がよくなる計器照明構造をより具体的な構造として提供することができるという効果を奏する。
請求項に記載された本発明によれば、光源から入射する光をリング部材の内周面に向けて反射する環状の反射面を備えた筒状の導光部本体によって構成し、指針本体基部の下面で指針本体基部と指針袴との間に設けていることから、省スペースで構造が簡単であり、さらには視認性がよくなる計器照明構造をより具体的な構造として提供することができるという効果を奏する。
請求項5に記載された本発明によれば、リング部材照明用導光部が、光透過性を有する合成樹脂材料で光源からの光を指針本体基部の反射面に導く導光性を有する略筒状の導光部本体と,導光部本体の内部中間に形成され光源からの光の一部をリング部材の内周面に向けて反射する環状の反射面とによって構成し、指針本体基部の下面から突出する指針本体基部に一体成形して成形してあることから、省スペースで構造が簡単であり、さらには視認性がよくなる計器照明構造をより具体的な構造として提供することができるという効果を奏する。
請求項6に記載された本発明によれば、リング部材照明用導光部が、指針袴の表面に光源からの光の一部をリング部材の内周面に向けて反射する環状の反射面を成形することによって構成されることから、省スペースで構造が簡単であり、さらには視認性がよくなる計器照明構造をより具体的な構造として提供することができるという効果を奏する。
請求項に記載された本発明によれば、リング部材全体を均一に照明することができるとともに、アイポイント以外への反射を抑制することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の計器照明構造の一実施の形態であり、コンビネーションメータに適用された場合の状態を示す正面図である。
図1において、引用符号1は本発明の計器照明構造が適用される一例としてのコンビネーションメータを示している。そのコンビネーションメータ1は、自動車に搭載されるものであって、燃料計部2、タコメータ部3、ウォーニング表示部4、方向指示部5、スピードメータ部6、オドメータ部7、及び水温計部8等を含んで構成されている。上記各部2〜8は、後述の数字、文字、キャラクタ等の表示意匠や意匠パターンを表示する文字板を有している。
コンビネーションメータ1の前面側を形成する見返し板9は、上記各部2〜8に対応する表示窓を有しており、側面及び後面側を構成するメータケース10と一体化されて、コンビネーションメータ1の外形を構成している。上記各部2〜8の前方は、黒色系透明の表ガラス11で覆われている。その表ガラス11の色調と各文字板や見返し部の色調とが相まって、消灯時には、コンビネーションメータ1がブラックフェイス化されるように構成されている。
上記各文字板の後面側には、燃料計部2、タコメータ部3、スピードメータ部6、及び水温計部8の各指針を所定角度回転させる図示しないモータが配設されている。そのモータは、図示しない制御機構からの指令を受けて作動するように構成されている。オドメータ部7には、上記制御機構からの指令を受けて所定の累積走行距離を表示するLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置が設けられている。上記各文字板の後面側には、その各文字板及び上記指針に光を供給して照明する図示しない光源が配設されている。
燃料計部2は、その指針12が文字板13上に形成された表示意匠である燃料残量を指示するものとして構成されている。また、タコメータ部3は、その指針14が文字板15上に形成された表示意匠であるエンジン回転数を指示するものとして構成されている。ここで、タコメータ部3の駆動機構について簡単に説明すると、指針14が文字板15上の該当するエンジン回転数に対応する文字又は目盛りを指示することにより、エンジン回転数が表示されるようになっている。指針14は、図示しないエンジン回転数を計測するセンサによって検出されたエンジン回転数に対応する値に基づき、上記制御機構及び上記モータを含む指針駆動機構により、所定角度だけ回動制御されるように構成されている。
ウォーニング表示部4は、オイル不足、ブレーキ警告、充電警告等の各警報をそれらに応じたキャラクタを照明することにより警報表示するものとして構成されている。方向指示部5は、車両走行方向の変更を指示するものとして構成されている。スピードメータ部6は、その指針16が文字板17上の走行スピードを指示するものとして構成されている。オドメータ部7は、累積走行距離を表示するものとして構成されている。水温計部8は、その指針18が文字板19上の水温を表示するものとして構成されている。これら各部2〜8の駆動機構は公知のものであり、本発明の要旨を理解するには必要がないので、ここではその説明を省略するものとする。尚、各文字板13、15、17、及び19は、それぞれ一枚の板状に形成してもよいし、近接する部位毎に一枚の板状に形成してもよいものとする。ここでは各文字板が独立しているものとする。
各文字板13、15、17、及び19は、所定のトリガー信号に応答して各文字板に対する文字板用光源から供給される光により、後面から照明されるようになっている。また、各文字板13、15、17、及び19に対応する指針12、14、16、及び18も所定のトリガー信号に応答して、指針用光源から供給される光により光輝するようになっている。尚、文字板用光源及び指針用光源を有することから、コンビネーションメータ1は、指針、文字板の順に時差点灯させたり、指針及び文字板を同時に点灯させたりすることができるように構成されている。これにより、点灯に応答して、ブラックフェイス化されていたメータ前面から鮮やかに各表示意匠が浮かび上がり、その浮かび上がった表示意匠がドライバーによって視認されるようになっている。
燃料計部2、タコメータ部3、スピードメータ部6、及び水温計部8には、それぞれ円形状のアナログタイプの表示意匠を周回するようなリング部材20、21、22及び23が設けられている。その各リング部材20、21、22及び23は、例えば蒸着や印刷等により金属調に仕上げられている。また、光沢性を有するように仕上げられている。各リング部材20、21、22及び23は、後述するリング部材照明用導光部を用いて光源からの光が供給され、そして、照明されるようになっている。各リング部材20、21、22及び23は、それぞれ照明されることにより、ドライバーに向けてリング状に光を発するようになっている。
次に、図2ないし図4を参照しながら、上記タコメータ部3を代表例として、リング部材21の照明に関する構成及び作用効果を順に説明する。図2は図1のタコメータ部3の正面図、図3は図1のタコメータ部3の断面図、図4は図3の要部拡大図である。
図2において、文字板15は、例えばポリカーボネートシートからなる光透過性を有する円板状の薄いシート部材からなるものであって、このような文字板15には、エンジン回転数を示す数字「0」、「1」、「2」…やキャラクタ「×1000rpm」等の表示意匠が形成されている。その表示意匠は、上記数字やキャラクタを中抜きにして、文字板15の前面に例えば黒系統色のインクを塗布することにより形成されている。エンジン回転数を示す数字「0」、「1」、「2」…は、指針軸24(図3及び図4参照)を中心として文字板15上を回動する指針14の先端部により指示されるように配置形成されている。文字板15上には、エンジン回転数を示す数字「0」、「1」、「2」…を周回するようにリング部材21が設けられている。
図3及び図4において、指針14は、光透過性を有する合成樹脂材料により成形された導光性を有する細長い先細り形状の指針本体25を有している。指針本体25の下面には、指針14を所定の色に光輝させるためのホットスタンプ層が形成されている。このような指針本体25は、指針本体基部26と、その指針本体基部26に連成される指針本体指示部27とを有している。
指針本体指示部27は、指針14の上記先端部となる部分として形成されている。指針本体基部26の下面には、指針軸24の先端部が差し込まれる指針袴28が取り付けられている。指針本体25は、指針軸24及び指針袴28を中心にして文字板15の前面側を回動するように取り付けられている。指針袴28の反対側となる指針本体基部26の上面側には、黒色の指針キャップ29が取り付けられている。その指針キャップ29は、指針本体基部26を覆うことができる形状に形成されている。
指針本体基部26には、水平方向の面となり、光源30からの光が入射する入射面31と、所定の角度で傾斜して入射面31から入射した光32を反射する反射面33とが形成されている。反射面33は、指針本体指示部27に向けて光32を反射するために形成されている。入射面31及び反射面33は、指針本体25の長手方向において、指針軸24の位置よりも後方、すなわち指針本体指示部27が連成される部分の反対側となるように配置形成されている。
文字板15は、ケース34により配線板35から所定の間隔を有するように配設されている。ケース34には、文字板15の周縁部を載置するための載置部が形成されており、その外側には係止孔36が複数形成されている。係止孔36には、リング部材21に形成される係止突起37が挿入係止されるようになっている。リング部材21は、文字板15の上記周縁部を押さえ付けるような状態でケース34に固定されている。ケース34の上面側であってリング部材21の外側には、見返し板9が配設されている。尚、ケース34は、メータケース10(図1参照)の一部として形成してもよいものとする。
配線板35の上面には、指針用の複数個の光源30と、文字板用の複数個の光源38とが設けられている。その光源30及び38は、文字板15の後面から所定の間隔だけ離間するように配設されている。光源30及び38としては、例えばLED(Light Emitting Diode)が利用可能であるものとする。配線板35の下面には、上記指針駆動機構を構成するモータ39が指針軸24を貫通させた状態で固定されている。
文字板15には、指針袴28が差し込まれるとともに、指針用の複数個の光源30からの光32等が通過する円形の開口部40が貫通形成されている。その開口部40は、配線板35の複数個の光源30の上方に開口、且つ、指針本体基部26の下方に開口するように形成されている。このような開口部40には、本発明の要旨となるリング部材照明用導光部41が設けられている。
リング部材照明用導光部41は、光源30からの光の一部、すなわち光42、43をリング部材21の内周面44に向けて反射するための部材であって、開口部40に対して例えば接着等により固定されている。もう少し具体的に説明すると、リング部材照明用導光部41は、文字板15に対しての固定用のケース45と、そのケース45の内側に設けられる筒状の導光部本体46と、導光部本体46に形成される環状の反射面47とを有して構成されている。
ケース45は、合成樹脂製であって、文字板15に対しての固定は勿論のこと、導光部本体46を保持することができるように、その内周面が略テーパとなる筒状に形成されている。導光部本体46は、光透過性を有する合成樹脂材料により成形された導光性を有する筒状の部材であって、その内周面及び外周面とも開口部40側の方が大きく開口する略テーパを有する形状に形成されている。このような導光部本体46の下面は、光源30からの光32、42、及び43が入射する入射面として形成されている。また、導光部本体46の中間は、指針本体基部26の入射面31に向けて光32が透過するとともに、光源30からの光の一部となる光42及び43が導光部本体46の先端に向けて反射されるように形成されている。
導光部本体46の先端は、開口部40に挿通されるとともに、文字板15の前面から所定の高さ分だけ突出するような形状に形成されている。このような導光部本体46の先端には、上述の如く、環状の反射面47が形成されている。その反射面47は、導光部本体46の先端に導光された光42、43をリング部材21の内周面44に向けて反射する機能を有している。
上記構成において、所定のトリガーによって光源30が点灯すると、その光源30から上方へ向かう光32、42、及び43は、リング部材照明用導光部41の導光部本体46の下面を介してその内部に入射する。そして、リング部材照明用導光部41の内部に入射した光32、42、及び43のうち、光32は導光部本体46の内周面から出射して指針本体基部26の入射面31に入射する。その入射面31に入射した光32は、指針本体基部26の反射面33等を経由して指針本体指示部27に導光され、これに伴ってホットスタンプ層が光輝する。この時、指針本体25は、ホットスタンプ層の色調及び光源30に依存した色調でドライバーに視認されるようになる。
一方、リング部材照明用導光部41の導光部本体46の内部に入射した光42及び43は、導光部本体46の先端に導光された後に反射面47で反射され、導光部本体46の先端から出射する。そして、その出射した光42及び43は、リング部材21の内周面44に向けて進行する。リング部材21の内周面44で反射された光42及び43は、上方に向かってドライバーのアイポイントに到達する。リング部材21は、本形態において、メタリック調に発光するような状態になる。
尚、リング部材21の内周面44は、図示の如く外側に向かって開口するような傾斜(又は湾曲でもよい)を有するように形成されている。従って、このような内周面44により反射された光42及び43は、ある程度の角度範囲を持って文字板15の前方に向かうようになる。多少のアイポイントの変動は、吸収されるようになる。これにより、ドライバーの姿勢や体型に依存することなく高品位感を与えることが可能になるのは言うまでもない。
以上、図1ないし図4を参照しながら説明してきたように、光源30からの光の一部(光42及び43)をリング部材21に向けて反射させることが可能な機能を有するリング部材照明用導光部41を指針本体基部26の周辺、すなわち文字板15の開口部40に設けていることから、リング部材21を従来よりも格段に明るい状態に照明することができる。従って、視認性のよい計器照明構造を提供することができるという効果を奏する。また、リング部材照明用導光部41は、その構造が上述からも分かるように簡素であり、設置スペースも僅かですむことから、従来よりもよりよい計器照明構造を提供することができるという効果を奏する。
次に、図5を参照しながらリング部材照明用導光部の他の例(第二実施例)を説明する。図5は他の例(第二実施例)を示す要部拡大断面図である。尚、以下で説明する他の例は上記タコメータ部3を代表例として説明するものとする。
図5において、指針14は、光透過性を有する合成樹脂材料により成形された導光性を有する細長い先細り形状の指針本体25を有している。指針本体25の下面には、指針14を所定の色に光輝させるためのホットスタンプ層が形成されている。このような指針本体25は、指針本体基部26と、その指針本体基部26に連成される指針本体指示部27とを有している。
指針本体指示部27は、指針14の先端部となる部分として形成されている。指針本体基部26の下面には、本発明の要旨となるリング部材照明用導光部51が取り付けられている。また、リング部材照明用導光部51の下面には、指針軸24の先端部が差し込まれる指針袴28が取り付けられている。指針本体25は、指針軸24及び指針袴28を中心にして文字板15の前面側を回動するように取り付けられている。指針袴28の反対側となる指針本体基部26の上面側には、黒色の指針キャップ29が取り付けられている。その指針キャップ29は、指針本体基部26を覆うことができる形状に形成されている。
指針本体基部26には、水平方向の面となり、配線板35の光源30からの光が入射する入射面31と、所定の角度で傾斜して入射面31から入射した光32を反射する反射面33とが形成されている。入射面31は、光源30に向けて指針本体基部26から突出する導光部52の端部に形成されている。導光部52は、指針本体基部26に一体成形されてなる部分であって、上記端部が文字板15の開口部40に差し込まれる程度の長さに形成されている。反射面33は、指針本体指示部27に向けて光32を反射するために形成されている。入射面31及び反射面33は、指針本体25の長手方向において、指針軸24の位置よりも後方、すなわち指針本体指示部27が連成される部分の反対側となるように配置形成されている。
リング部材照明用導光部51は、光源30からの光の一部、すなわち光42、43をリング部材21の内周面44に向けて反射するための部材であって、上述の如く、指針本体基部26と指針袴28との間に配設されている。リング部材照明用導光部51は、例えば接着等により上記間に固定されている。もう少し具体的に説明すると、リング部材照明用導光部51は、光透過性を有する合成樹脂材料により成形された導光性を有する円板状の導光部本体53と、その導光部本体53の周縁に形成される環状の反射面54とを有して構成されている。反射面54は、導光部本体53に入射された光42及び43をリング部材21の内周面44に向けて反射する機能を有している。
上記構成において、所定のトリガーによって光源30が点灯すると、その光源30から上方へ向かう光32は、導光部52の入射面31に入射する。そして、その入射面31に入射した光32は、指針本体基部26の反射面33等を経由して指針本体指示部27に導光され、これに伴ってホットスタンプ層が光輝する。この時、指針本体25は、ホットスタンプ層の色調及び光源30に依存した色調でドライバーに視認されるようになる。
一方、リング部材照明用導光部51の導光部本体53に入射した光42及び43は、導光部本体53の反射面54で反射され、導光部本体53の周縁から出射する。そして、その出射した光42及び43は、リング部材21の内周面44に向けて進行する。リング部材21の内周面44で反射された光42及び43は、上方に向かってドライバーのアイポイントに到達する。リング部材21は、本形態において、メタリック調に発光するような状態になる。
以上、図5を参照しながら説明してきたように、光源30からの光の一部(光42及び43)をリング部材21に向けて反射させることが可能な機能を有するリング部材照明用導光部51を指針本体基部26の周辺、すなわち指針本体基部26と指針袴28との間に設けていることから、リング部材21を従来よりも格段に明るい状態に照明することができる。従って、視認性のよい計器照明構造を提供することができるという効果を奏する。また、リング部材照明用導光部51は、その構造が上述からも分かるように簡素であり、設置スペースも僅かですむことから、従来よりもよりよい計器照明構造を提供することができるという効果を奏する。
続いて、図6を参照しながらリング部材照明用導光部の他の例(第三実施例)を説明する。図6は他の例(第三実施例)を示す要部拡大断面図である。尚、以下で説明する他の例は上記タコメータ部3を代表例として説明するものとする。
図6において、指針14は、光透過性を有する合成樹脂材料により成形された導光性を有する細長い先細り形状の指針本体25を有している。指針本体25の下面には、指針14を所定の色に光輝させるためのホットスタンプ層が形成されている。このような指針本体25は、指針本体基部26と、その指針本体基部26に連成される指針本体指示部27とを有している。
指針本体指示部27は、指針14の先端部となる部分として形成されている。指針本体基部26の表面(周縁)には、本発明の要旨となるリング部材照明用導光部61が設けられている。また、指針本体基部26の下面には、指針軸24の先端部が差し込まれる指針袴28が取り付けられている。指針本体25は、指針軸24及び指針袴28を中心にして文字板15の前面側を回動するように取り付けられている。指針袴28の反対側となる指針本体基部26の上面側には、黒色の指針キャップ29が取り付けられている。その指針キャップ29は、指針本体基部26を覆うことができる形状に形成されている。
指針本体基部26には、水平方向の面となり、配線板35の光源30からの光が入射する入射面31と、所定の角度で傾斜して入射面31から入射した光32を反射する反射面33とが形成されている。反射面33は、指針本体指示部27に向けて光32を反射するために形成されている。入射面31及び反射面33は、指針本体25の長手方向において、指針軸24の位置よりも後方、すなわち指針本体指示部27が連成される部分の反対側となるように配置形成されている。リング部材照明用導光部61は、光源30からの光の一部、すなわち光42、43をリング部材21の内周面44に向けて反射するための部分として形成されている。リング部材照明用導光部61は、環状の反射面として形成されている。
上記構成において、所定のトリガーによって光源30が点灯すると、その光源30から上方へ向かう光32は、指針本体基部26の入射面31に入射する。そして、その入射面31に入射した光32は、指針本体基部26の反射面33等を経由して指針本体指示部27に導光され、これに伴ってホットスタンプ層が光輝する。この時、指針本体25は、ホットスタンプ層の色調及び光源30に依存した色調でドライバーに視認されるようになる。
一方、リング部材照明用導光部61で反射された光42及び43は、リング部材21の内周面44に向けて進行する。リング部材21の内周面44で反射された光42及び43は、上方に向かってドライバーのアイポイントに到達する。リング部材21は、本形態において、メタリック調に発光するような状態になる。
以上、図6を参照しながら説明してきたように、光源30からの光の一部(光42及び43)をリング部材21に向けて反射させることが可能な機能を有するリング部材照明用導光部61を指針本体基部26に設けていることから、リング部材21を従来よりも格段に明るい状態に照明することができる。従って、視認性のよい計器照明構造を提供することができるという効果を奏する。また、リング部材照明用導光部61は、その構造が上述からも分かるように簡素であり、設置スペースも僅かですむことから、従来よりもよりよい計器照明構造を提供することができるという効果を奏する。
続いて、図7を参照しながらリング部材照明用導光部の他の例(第四実施例)を説明する。図7は他の例(第四実施例)を示す要部拡大断面図である。尚、以下で説明する他の例は上記タコメータ部3を代表例として説明するものとする。
図7において、指針14は、光透過性を有する合成樹脂材料により成形された導光性を有する細長い先細り形状の指針本体25を有している。指針本体25の下面には、指針14を所定の色に光輝させるためのホットスタンプ層が形成されている。このような指針本体25は、指針本体基部26と、その指針本体基部26に連成される指針本体指示部27とを有している。
指針本体指示部27は、指針14の先端部となる部分として形成されている。指針本体基部26の下面には、本発明の要旨となるリング部材照明用導光部71が連成されている。指針本体基部26の上面側には、黒色の指針キャップ29が取り付けられている。その指針キャップ29は、指針本体基部26を覆うことができる形状に形成されている。指針キャップ29の内側中央には、指針袴に相当する部分28が形成されている。その部分28には、指針軸24の先端部が差し込まれるようになっている。
リング部材照明用導光部71は、光源30に向けて指針本体基部26の下面から突出する略筒状の導光部本体72と、その導光部本体72の内部中間に形成される環状の反射面73とを有して構成されている。導光部本体72は、光源30からの光32を導光するとともに、光源30からの光の一部、すなわち光42、43をリング部材21の内周面44に向けて反射するための部材であって、光透過性を有する合成樹脂材料により成形されている。導光部本体72の端部(下面)には、配線板35の光源30からの光が入射する入射面31が形成されている。
指針本体基部26には、所定の角度で傾斜して入射面31から入射した光32を反射する反射面33が形成されている。リング部材照明用導光部71の反射面73は、導光部本体72に入射された光42及び43をリング部材21の内周面44に向けて反射する機能を有している。導光部本体72は、指針本体基部26に一体成形されてなる部分であって、上記端部が文字板15の開口部40に差し込まれる程度以上の長さに形成されている。
上記構成において、所定のトリガーによって光源30が点灯すると、その光源30から上方へ向かう光32は、導光部本体72の入射面31に入射する。そして、その入射面31に入射した光32は、指針本体基部26の反射面33等を経由して指針本体指示部27に導光され、これに伴ってホットスタンプ層が光輝する。この時、指針本体25は、ホットスタンプ層の色調及び光源30に依存した色調でドライバーに視認されるようになる。
一方、リング部材照明用導光部71の導光部本体72に入射した光42及び43は、導光部本体72の反射面73で反射され、導光部本体72の周縁から出射する。そして、その出射した光42及び43は、リング部材21の内周面44に向けて進行する。リング部材21の内周面44で反射された光42及び43は、上方に向かってドライバーのアイポイントに到達する。リング部材21は、本形態において、メタリック調に発光するような状態になる。
以上、図7を参照しながら説明してきたように、光源30からの光の一部(光42及び43)をリング部材21に向けて反射させることが可能な機能を有するリング部材照明用導光部71を指針本体基部26に設けていることから、リング部材21を従来よりも格段に明るい状態に照明することができる。従って、視認性のよい計器照明構造を提供することができるという効果を奏する。また、リング部材照明用導光部71は、その構造が上述からも分かるように簡素であり、設置スペースも僅かですむことから、従来よりもよりよい計器照明構造を提供することができるという効果を奏する。
続いて、図8を参照しながらリング部材照明用導光部の他の例(第五実施例)を説明する。図8は他の例(第五実施例)を示す要部拡大断面図である。尚、以下で説明する他の例は上記タコメータ部3を代表例として説明するものとする。
図8において、指針14は、光透過性を有する合成樹脂材料により成形された導光性を有する細長い先細り形状の指針本体25を有している。指針本体25の下面には、指針14を所定の色に光輝させるためのホットスタンプ層が形成されている。このような指針本体25は、指針本体基部26と、その指針本体基部26に連成される指針本体指示部27とを有している。
指針本体指示部27は、指針14の先端部となる部分として形成されている。指針本体基部26の近傍には、指針軸24の先端部が差し込まれる指針袴28が取り付けられている。指針本体25は、指針軸24及び指針袴28を中心にして文字板15の前面側を回動するように取り付けられている。指針袴28の上側には、黒色の指針キャップ29が取り付けられている。その指針キャップ29は、指針本体基部26を覆うことができる形状に形成されている。
指針本体基部26には、水平方向の面となり、配線板35の光源30からの光が入射する入射面31と、所定の角度で傾斜して入射面31から入射した光32を反射する反射面33とが形成されている。反射面33は、指針本体指示部27に向けて光32を反射するために形成されている。
指針袴28には、本発明の要旨となるリング部材照明用導光部81が設けられている。リング部材照明用導光部81は、光源30からの光の一部、すなわち光42、43をリング部材21の内周面44に向けて反射するための部分として形成されている。リング部材照明用導光部81は、指針袴28の表面の環状の反射面として形成されている。また、リング部材照明用導光部81は、反射効率のよい例えば白色系の色の面として形成されている。
上記構成において、所定のトリガーによって光源30が点灯すると、その光源30から上方へ向かう光32は、指針本体基部26の入射面31に入射する。そして、その入射面31に入射した光32は、指針本体基部26の反射面33等を経由して指針本体指示部27に導光され、これに伴ってホットスタンプ層が光輝する。この時、指針本体25は、ホットスタンプ層の色調及び光源30に依存した色調でドライバーに視認されるようになる。
一方、リング部材照明用導光部81で反射された光42及び43は、リング部材21の内周面44に向けて進行する。リング部材21の内周面44で反射された光42及び43は、上方に向かってドライバーのアイポイントに到達する。リング部材21は、本形態において、メタリック調に発光するような状態になる。
以上、図8を参照しながら説明してきたように、光源30からの光の一部(光42及び43)をリング部材21に向けて反射させることが可能な機能を有するリング部材照明用導光部81を指針袴28の表面に設けていることから、リング部材21を従来よりも格段に明るい状態に照明することができる。従って、視認性のよい計器照明構造を提供することができるという効果を奏する。また、リング部材照明用導光部81は、その構造が上述からも分かるように簡素であり、設置スペースも僅かですむことから、従来よりもよりよい計器照明構造を提供することができるという効果を奏する。
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
尚、上述の計器照明構造は、タコメータ部以外にも適用することが可能であるものとする。また、ブラックフェースタイプや時差点灯タイプのメータ装置の計器照明構造のみならず、一般的なメータ装置の計器照明構造としても適用することが可能であるものとする。さらに、リング部材21の形状は完全な円形リング状に限るものではなく、楕円形リング状や一部が切り欠かれたリング状であってもよいものとする。さらにまた、リング部材21の内周面44に、図9に示されるような目盛り91を設けて目盛り付きリング部材92としてもよいものとする。
さらにまた、リング部材21の内周面44に、図10に示されるような反射層95を設けて、リング部材21全体を均一に照明するとともに、アイポイントEP以外への反射を抑制するような構造にしてもよいものとする。ここでの反射層95は、例えばシボ、セレーション、ブラッシング等の加工を施すことにより設けられている(この限りではないものとする。反射層95は塗装等でも代用可能である)。図10中の矢印は、リング部材照明用導光部からの、言い換えれば指針軸側からの光の進路を示している。
本発明による計器照明構造の一実施の形態であり、コンビネーションメータに適用された場合の状態を示す正面図である。 図1のタコメータ部の正面図である。 図1のタコメータ部の断面図である。 図3の要部を拡大した図である。 他の例(第二実施例)を示す要部拡大断面図である。 他の例(第三実施例)を示す要部拡大断面図である。 他の例(第四実施例)を示す要部拡大断面図である。 他の例(第五実施例)を示す要部拡大断面図である。 リング部材の他の例を示す斜視図である。 リング部材の更に他の例を示す断面図である。 従来例のメータ装置の要部断面図である。
符号の説明
1 コンビネーションメータ
3 タコメータ部
14 指針
15 文字板
21 リング部材
24 指針軸
25 指針本体
26 指針本体基部
27 指針本体指示部
28 指針袴
29 指針キャップ
30 光源
32 光
40 開口部
41 リング部材照明用導光部
42、43 光
44 内周面
45 ケース
46 導光部本体
47 反射面
51 リング部材照明用導光部
52 導光部
53 導光部本体
54 反射面
61 リング部材照明用導光部
71 リング部材照明用導光部
72 導光部本体
73 反射面
81 リング部材照明用導光部
91 目盛り
92 目盛り付きリング部材
95 反射層

Claims (7)

  1. リング部材を前面に有する文字板と、前記リング部材の内側において指針本体基部と該指針本体基部に連成される指針本体指示部を有し光透過性を有する合成樹脂材料により成形された導光性を有する細長い先細り形状の指針本体からなり指針軸を中心にして回動し表示意匠を指示する指針と、該指針を構成する指針本体基部の下方で更には前記文字板の開口部よりも下に存する光源とを備え、前記指針本体基部に前記光源からの光を入射させる入射面と、該入射面から入射した光を前記指針の先端方向に反射する反射面を設けるとともに、前記指針本体基部の下面に前記指針軸の先端部が差し込まれる指針袴を取り付けてなる計器照明構造であって,
    光透過性を有する合成樹脂材料により成形され導光性を有する部材で、前記光源からの光を入射する入射面と、前記光源からの光の一部を前記リング部材の内周面に向けて反射する反射面とを備えたリング部材照明用導光部を前記指針本体に設け,
    前記指針本体を収納するとともに前記文字板の周縁部を載置して収納するケースを備え,
    前記リング部材を、前記文字板の周縁部を押さえ付けるような状態で前記ケースに固定してなる
    ことを特徴とする計器照明構造。
  2. 請求項1に記載の計器照明構造において,
    前記リング部材照明用導光部は,
    前記文字板の開口部に装着し、内周面が略テーパとなる筒状に形成される前記ケースの内側に設けられ、光透過性を有する合成樹脂材料により成形され導光性を有する筒状の部材であって、その内周面及び外周面とも開口部側の方が大きく開口する略テーパを有する形状に形成されており、下面が前記光源からの光が入射する入射面として形成され、中間が前記指針本体基部の入射面に向けて光が透過するとともに、前記光源からの光の一部を前記リング部材の内周面に向けて反射する環状の反射面を備えた筒状の導光部本体によって構成し、前記指針本体基部の下面側に設けた
    ことを特徴とする計器照明構造。
  3. 請求項に記載の計器照明構造において,
    前記導光部本体の先端を前記文字板の開口部に挿通し、該文字板の前面から突出するように形成し、前記導光部本体の先端に導光された光を前記リング部材の内周面に向けて反射するように形成した
    ことを特徴とする計器照明構造。
  4. 請求項1に記載の計器照明構造において,
    前記リング部材照明用導光部は,
    光透過性を有する合成樹脂材料により成形され導光性を有し、周縁に前記光源から入射する光を前記リング部材の内周面に向けて反射する環状の反射面を備えた筒状の導光部本体によって構成し、前記指針本体基部の下面で該指針本体基部と前記指針袴との間に設けた
    ことを特徴とする計器照明構造。
  5. 請求項1に記載の計器照明構造において,
    前記リング部材照明用導光部は,
    光透過性を有する合成樹脂材料により成形され入射する前記光源からの光を導光して前記指針本体基部の反射面に導く導光性を有する略筒状の導光部本体と,
    前記導光部本体の内部中間に形成され該導光部本体入射する前記光源からの光の一部をリング部材の内周面に向けて反射する環状の反射面と,
    によって構成し、前記指針本体基部の下面から突出する該指針本体基部に一体成形して成形してなる
    ことを特徴とする計器照明構造。
  6. 請求項1に記載の計器照明構造において,
    前記リング部材照明用導光部は,
    前記指針袴の表面に前記光源からの光の一部を前記リング部材の内周面に向けて反射する環状の反射面を成形することによって構成した
    ことを特徴とする計器照明構造。
  7. 請求項2,3,4,5又は6に記載の計器照明構造において,
    前記リング部材照明用導光部の導光部本体を透過出射してくる前記光源からの光の一部を反射する前記リング部材の内周面に、前記光をアイポイントに向けて反射する反射層を設けた
    ことを特徴とする計器照明構造。
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