JPH09306561A - ブスバーと端子の接続構造 - Google Patents

ブスバーと端子の接続構造

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JPH09306561A
JPH09306561A JP8120486A JP12048696A JPH09306561A JP H09306561 A JPH09306561 A JP H09306561A JP 8120486 A JP8120486 A JP 8120486A JP 12048696 A JP12048696 A JP 12048696A JP H09306561 A JPH09306561 A JP H09306561A
Authority
JP
Japan
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terminal
bus bar
flange
connection structure
piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP8120486A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Hirasawa
均 平沢
Tomoaki Chida
知明 地田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP8120486A priority Critical patent/JPH09306561A/ja
Publication of JPH09306561A publication Critical patent/JPH09306561A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブスバーと端子をボルト・ナットで接続する
際の端子の回り止めを行うことができ、しかも電線配索
時や落下時等に回り止めが折損するおそれのないブスバ
ーと端子の接続構造を提供する。 【解決手段】 端子10のフランジ10aとブスバー2
5のフランジ25aとを重ね合わせてボルト3・ナット
11により締結した接続構造において、ブスバー25の
フランジ25aに、端子10のフランジ10aに係合す
ることにより該端子10のフランジ10aを回り止めす
る回り止め片25cを突設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばブロック等
の電源供給部に電源供給用端子を接続する場合のブスバ
ーと端子の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来例を示す。1は電気接続箱等
の樹脂製のブロック、2は端子接続のためにブロック1
に形成されたフラット面、3はフラット面2に植設され
たボルト、5は電源供給用のブスバーである。ブスバー
5のフランジ5aはフラット面2に載せられ、通孔5b
がボルト3に嵌まっている。このブスバー5に、給電線
9の端末の電源供給用端子10を接続する場合は、端子
10の通孔10bをボルト3に嵌めながら、端子10の
フランジ10aをブスバー5のフランジ5aの上に重ね
合わせる。そして、ボルト3にナット11を締め付ける
ことにより、ブスバー5と端子10とを接続している。
【0003】図8は更に別回路のブスバー15を追加
し、実開平4−29165号公報に記載の技術と同様
に、2枚のブスバー5、15と端子10を接続する場合
の従来例を示す。この場合も、別回路のブスバー15の
フランジ15aに形成した通孔15bをボルト3に嵌め
ながら、フランジ15aを先のブスバー5の上に重ね合
わせる。そして、その上に端子10を重ね合わせて、ボ
ルト3にナット11を締め付けることで、2枚のブスバ
ー5、15と端子10とを接続している。
【0004】ところで、従来ではナット11を締め付け
る際に、図7、図9に示すように、ナット11の締め付
けトルクにより、電源供給用端子10が矢印のように回
ってしまうという問題がある。また、図9のように2枚
のブスバー5、15を重ねるものでは、ブスバー15の
位置がずれてしまうという問題がある。
【0005】そこで、端子10の回り止めやブスバー1
5の位置ずれ防止のために、図10に示すように、ブロ
ック1のフラット面2にリブ18を突設し、このリブ1
8に端子10やブスバー15の側縁を係合させること
で、端子10を回り止めし、ブスバー15を位置決めす
ることが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、樹脂製のブロ
ック1にリブ18を突設した場合、電線配索時や落下時
等に折損するおそれがあった。
【0007】本発明は、上記事情を考慮し、ブスバーと
端子をボルト・ナットで接続する際の端子の回り止めを
行うことができ、さらに別のブスバーを重ねる場合には
ブスバーの位置決めを行うことができ、しかも電線配索
時や落下時等に回り止めが折損するおそれのないブスバ
ーと端子の接続構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、端子
のフランジとブスバーのフランジとを重ね合わせてボル
ト・ナットにより締結した接続構造において、前記ブス
バーのフランジに、端子のフランジに係合することによ
り該端子のフランジを回り止めする回り止め片を突設し
たことを特徴とする。
【0009】この構造では、ブスバーに回り止め片を突
設しているので、電線配索時や落下時等に回り止め片が
折損することがない。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載のブスバ
ーと端子の接続構造であって、前記ブスバーのフランジ
が2枚以上重ね合わせられており、前記回り止め片の係
合によりブスバーが相互に回り止め及び位置決めされて
いることを特徴とする。
【0011】この構造では、突設された回り止め片に別
のブスバーのフランジが係合することにより、ブスバー
が相互に回り止めされると共に位置決めされる。
【0012】請求項3の発明は、請求項2記載のブスバ
ーと端子の接続構造であって、前記回り止め片が、ブス
バーのフランジに打ち出し孔を設けることによる切り起
こし片として形成され、該回り止め片が別のブスバーの
フランジの打ち出し孔に係合可能とされていることを特
徴とする。
【0013】この構造では、打ち出し孔に回り止め片が
係合することにより、ブスバーが相互に回り止めされる
と共に位置決めされる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0015】図1(a)は本発明の第1実施形態の接続
構造の分解斜視図である。この構造では、ブロック1に
回り止め片を設けるのではなく、図1(b)に拡大して
示すように、金属製のブスバー25の通孔25b付きの
フランジ25aに、回り止め片25cを突設している。
このブスバー25自体は、ブロック3に装着されること
で回らないようにセットされており、図2に示すよう
に、この回り止め片25cに端子10の直線状の側縁を
係合させることにより、端子10が、回り止めされた状
態で、ボルト3・ナット11によりブスバー5に接続さ
れている。ぞの他の構成は、図6、図7と同じである。
ここで回り止め片25cは、フランジ25aに打ち出し
孔25dを設けることによる斜めの切り起こし片として
形成されており、端子10をボルト3に嵌めた際にちょ
うど端子10の矩形のフランジ10aの側縁が回り止め
片25cの内縁部に係合するようになっている。
【0016】この構造の場合は、回り止め片25cを樹
脂製のブロック1ではなく、金属製のブスバー25に形
成しているので、電線配索時や落下時に回り止め片25
cを破損する心配は全くなく、確実に端子10の回り止
めを果たすことができる。
【0017】図3は本発明の第2実施形態の接続構造の
分解斜視図、図4(a)、(b)は同構造の締結時の状
態を示す斜視図、図5はその要部断面図である。
【0018】この構造では、図4(b)に示すように、
下側のブスバー25の上に更に、別回路のブスバー35
を重ね合わせている。別回路のブスバー35の通孔35
b付きフランジ35aには、同じく回り止め片35cが
打ち出し孔35dと共に形成されている。そして、別回
路のブスバー35のフランジ35aを先のブスバー25
の上に重ね合わせる際に、図5に示すように、下のブス
バー35の回り止め片25cを上のブスバー35の打ち
出し孔35dに嵌めており、これにより上のブスバー3
5の位置決めと回り止めを行っている。また、上のブス
バー35の回り止め片35cと下のブスバー25の回り
止め片25cとが重なった部分に端子10の側縁が係合
しており、その状態で2枚のブスバー25、35と端子
10とがボルト3・ナット11によって接続されてい
る。この場合は、端子10が2枚の回り止め片25c、
35cに当たるので、強い力で回り止めされる。
【0019】なお、ブスバー25、35を重ねる枚数は
3枚より多くててもよく、その場合も同じように回り止
め片25c、35cを設ければよい。また、回り止め片
25c、35cの形状等は任意に選定することができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、金属製のブスバーに端子の回り止め片を突設し
ているので、電線配索時や落下時等に回り止め片が折損
することがなく、確実に端子の回り止めを行うことがで
きる。従って、組み付け時やボルト・ナットの締め付け
時の作業性が向上する。
【0021】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、複数のブスバーを接続する場合であっ
ても、確実に端子とブスバーの回り止めを行うことがで
きると共に、ブスバーの位置決めを行うことができる。
【0022】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
の効果に加えて、打ち出し孔に回り止め片を係合するだ
けで、簡単にブスバーの回り止めと位置決めを行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、(a)は分解斜
視図、(b)はブスバーのフランジの拡大斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1実施形態の締結状態を示す斜視図
である。
【図3】本発明の第1実施形態の分解斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態の締結状態を示し、
(a)は全体斜視図、(b)はブスバーのフランジの重
なり部分の拡大斜視図である。
【図5】図4(a)の要部断面図である。
【図6】従来例の分解斜視図である。
【図7】図6の従来例の締結時の問題を示す斜視図であ
る。
【図8】別の従来例の分解斜視図である。
【図9】図8の従来例の締結時の問題を示す斜視図であ
る。
【図10】さらに別の従来例の締結時の状態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
3 ボルト 10 端子 10a フランジ 11 ナット 25、35 ブスバー 25a、35a フランジ 25c、35c 回り止め片 25d、35d 打ち出し孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子のフランジとブスバーのフランジと
    を重ね合わせてボルト・ナットにより締結した接続構造
    において、前記ブスバーのフランジに、端子のフランジ
    に係合することにより該端子のフランジを回り止めする
    回り止め片を突設したことを特徴とするブスバーと端子
    の接続構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のブスバーと端子の接続構
    造であって、前記ブスバーのフランジが2枚以上重ね合
    わせられており、前記回り止め片の係合によりブスバー
    が相互に回り止め及び位置決めされていることを特徴と
    するブスバーと端子の接続構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のブスバーと端子の接続構
    造であって、前記回り止め片が、ブスバーのフランジに
    打ち出し孔を設けることによる切り起こし片として形成
    され、該回り止め片が別のブスバーのフランジの打ち出
    し孔に係合可能とされていることを特徴とするブスバー
    と端子の接続構造。
JP8120486A 1996-05-15 1996-05-15 ブスバーと端子の接続構造 Pending JPH09306561A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008086170A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Honda Motor Co Ltd 電気接続箱の固定構造
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JP2010104111A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Yazaki Corp 電気接続箱
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JP2021023010A (ja) * 2019-07-26 2021-02-18 矢崎総業株式会社 電気接続箱
WO2024062864A1 (ja) * 2022-09-20 2024-03-28 住友電装株式会社 端子および端子とバスバーとの接続構造

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