JPH09304244A - 気体検出装置 - Google Patents

気体検出装置

Info

Publication number
JPH09304244A
JPH09304244A JP8115990A JP11599096A JPH09304244A JP H09304244 A JPH09304244 A JP H09304244A JP 8115990 A JP8115990 A JP 8115990A JP 11599096 A JP11599096 A JP 11599096A JP H09304244 A JPH09304244 A JP H09304244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas sample
sample
gas
sensor
sensor chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8115990A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusaku Sakota
勇策 迫田
Satoshi Nakajima
聡 中嶋
Hideki Endo
英樹 遠藤
Masanao Kawadahara
雅直 川田原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOURINSUISAN SENTAN GIJUTSU SA
NOURINSUISAN SENTAN GIJUTSU SANGYO SHINKO CENTER
Original Assignee
NOURINSUISAN SENTAN GIJUTSU SA
NOURINSUISAN SENTAN GIJUTSU SANGYO SHINKO CENTER
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NOURINSUISAN SENTAN GIJUTSU SA, NOURINSUISAN SENTAN GIJUTSU SANGYO SHINKO CENTER filed Critical NOURINSUISAN SENTAN GIJUTSU SA
Priority to JP8115990A priority Critical patent/JPH09304244A/ja
Publication of JPH09304244A publication Critical patent/JPH09304244A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開放された系であってもセンサの動作が安定
し、バックグラウンドレベルを検出でき、しかも全ての
センサが同一条件で気体(におい)試料を検出できるよ
うにした気体検出装置を提供することである。 【解決手段】 気体試料吸引口1からの気体試料は、試
料導入部2の非脱臭路3又は脱臭路4を選択的に通過し
た後、金属塩11を収容した金属塩貯蔵庫10を通過
し、更に複数のセンサ23が同一円周上に等角度間隔で
配置されたセンサ室部20に流入する。測定前には脱臭
路4を通過した気体試料がセンサ室部20に導入され、
センサ23の挙動が安定した時点でバックグラウンドと
し、次いで非脱臭路3を通過した気体試料がセンサ室部
20に導入され、気体試料の測定・評価が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大量に水蒸気が存
在する開放された雰囲気に対する、複数のセンサを備え
た気体(におい)試料の検出において、センサに及ぼす
水蒸気の影響を回避すると共に、各センサに対して均一
に気体(におい)試料を送出する機能を備えた気体検出
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の気体検出装置としては、特開平
4−186139号公報に記載された「匂い識別装置」
や、特開平6−66701号公報に記載された「匂いの
識別装置」等がある。前者の「匂い識別装置」は、クリ
ーニングガスとサンプル蒸気を切り替えて匂いを測定す
るものであり、後者の「匂いの識別装置」も、キャリア
ガスとサンプル蒸気を切り替えて匂いを測定するもので
ある。(公知例1)又、実開平5−73560号公報に
記載された「携帯用においセンサ」は、2つの水晶振動
子の一方をにおいセンサとし、他方をダミーの温湿度セ
ンサとして、2つのセンサの差分をとることによりにお
いを検出するものである。(公知例2)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
知例1,2では、次のような問題点1,2がある。 <問題点1>上記公知例1では、クリーニングガス(乾
燥空気、乾燥窒素ガス等)を用いるため、蒸気の影響を
受けることはなく、またこれによりバックグラウンドレ
ベルを予め設定することができ、信頼性の高い測定が可
能であるが、気体試料を予め瓶等に封じ込めておかなく
てはならず、開放された系の気体試料の検出はできな
い。
【0004】公知例2では、湿度の変動等の比較的小さ
な外的環境変化の影響を回避することはできても、食品
製造工程等において発生する大量の蒸気までは回避する
ことはできない。なぜなら、この大量の蒸気によってセ
ンサが結露し、センサが動作しなくなったり、不安定な
挙動を示したりするからである。又、これにより気体試
料の検出前にバックグラウンドを設定することができ
ず、測定値の信頼性が低下する。
【0005】このように、従来は、特に開放された系
(試料室やフラスコの中等ではない系)の気体試料の検
出において、気体試料に大量に含まれる蒸気(例えば食
品製造工程等での気体試料)の影響を回避することはで
きず、センサの動作が不安定になったり、バックグラウ
ンドレベルを検出できなかったりするなどの不具合が生
じる。 <問題点2>公知例1では、センサが気体試料に対して
平行に1列に配されているが、このセンサ配置の仕方で
は、複数のセンサが気体試料に対して応答するタイミン
グに時間差が生じ、また気体試料がセンサ室を流れてい
くに従って、センサ自身やセンサ室の壁に気体試料が吸
着し、センサの列の始めの方と終りの方とでは気体試料
の濃度にも差が生じることになる。即ち、全てのセンサ
が同一の条件で気体試料を検出することができない。
【0006】従って、本発明は、そのような問題点1,
2に着目してなされたもので、開放された系であっても
センサの動作が安定し、バックグラウンドレベルを検出
でき、しかも全てのセンサが同一条件で気体(におい)
試料を検出できるようにした気体検出装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の気体検出装置は、気体試料
を吸引する気体試料吸引部と、この気体試料吸引部から
の気体試料を脱臭して送出する脱臭路、及び気体試料を
そのまま送出する非脱臭路を有し、脱臭路及び非脱臭路
の出入口の双方に気体試料の流路を脱臭路又は非脱臭路
に切り替える電磁弁を設けた試料導入部と、この試料導
入部からの気体試料を検出する複数のセンサを有するセ
ンサ室部とを備え、前記試料導入部の電磁弁はセンサ室
部のセンサの挙動と連動することを特徴とする。
【0008】この気体検出装置では、気体試料吸引部か
らの気体試料は、選択的に試料導入部の脱臭路又は非脱
臭路を通るので、開放された系であっても測定前に気体
試料を脱臭路に通すことで、センサの動作が安定した時
点でバックグラウンドレベルを確保することができる。
試料導入部とセンサ室部との間に、潮解性の金属塩を収
容した金属塩貯蔵部を配置し、試料導入部からの気体試
料が金属塩貯蔵部内を通過すること(請求項2記載)に
より、気体試料中の蒸気を取り除き、検出すべき気体
(におい)物質のみを取り出すことができる。
【0009】センサ室部に気体試料を攪拌するファンを
配置すること(請求項3記載)により、気体試料を均一
な状態(均一な濃度分布状態)にしてセンサに供給する
ことができる。センサ室部に、ファンの風圧を低減し、
各センサに均一に気体試料を供給する整流板を配置する
こと(請求項4記載)により、各センサに対して均一且
つ同時に気体試料を供給することができるだけでなく、
ファンによる風圧の影響も低減できる。
【0010】複数のセンサを同一円周上に等角度間隔で
配置すること(請求項5記載)により、複数のセンサが
同一条件で気体試料を検出できる。センサ室部の底部が
気体試料の排気口と電気回路とを兼用するものとするこ
と(請求項6記載)により、構造を小型化できる。又、
請求項7記載の気体検出装置では、センサ室部が上記フ
ァン及び整流板を有し、センサ室部の複数のセンサが同
一円周上に等角度間隔で配置され、センサ室部の底部が
気体試料の排気口と電気回路とを兼用するものであり、
上記各種作用効果が得られる。
【0011】更に、請求項8記載の気体検出装置では、
上記全ての構成要件を備えることにより、上記全ての作
用効果が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて説明する。その一実施形態に係る気体検出装置の構
成を図1に模式的に示す。この気体検出装置では、気体
試料吸引口(気体試料吸引部)1から吸引された気体
(におい)試料は、試料導入部2を通る。試料導入部2
は、図2に拡大図で示すように、非脱臭路3と脱臭剤5
を設けた脱臭路4とに分かれている。非脱臭路3及び脱
臭路4の出入口の双方には電磁弁6,7が設けられ、こ
の電磁弁6,7により、気体試料が通過する流路を切り
替えることができる。即ち、電磁弁6,7が図2のよう
に脱臭路4側にあるときは、気体試料は非脱臭路3を通
り、脱臭されずにそのまま出口から流出し、非脱臭路3
側にあるときは、脱臭路4内の脱臭剤5で脱臭される。
【0013】試料導入部2を出た気体試料は、金属塩貯
蔵庫(金属塩貯蔵部)10に流入する。金属塩貯蔵庫1
0は、潮解性の金属塩11を収容してある。ここで、潮
解性とは、大気中の水分を吸収し、自らは溶解してゆく
性質のことであり、この性質の金属塩としては、塩化カ
ルシウム無水物、塩化マグネシウム六水和物が示され
る。
【0014】この種の金属塩11は、気体試料に含まれ
る水分を吸収することで、潮解して小さくなったり溶解
したりするので、その小さくなった金属塩や溶解した金
属塩をふるい落とすために、金属塩貯蔵庫10の底部に
は網目状のフィルタ12が取付けられている。金属塩貯
蔵庫10の底部は円錐状に下降しており、中央部に金属
塩排出口13が設けられている。従って、フィルタ12
を通過した溶出金属塩は、金属塩排出口13から装置外
部に排出される。但し、測定中は装置内外の気体の置換
がないように閉じた状態になっている。測定終了又は金
属塩が溜まった状態になると、手動又は自動(重量検知
装置等を用いる)で金属塩排出口13を開く。
【0015】金属塩貯蔵庫10の上部には上部レベルセ
ンサ15が取付けられ、下部には下部レベルセンサ16
が取付けられている。又、金属塩貯蔵庫10の上方には
補充用の金属塩を収容する予備金属塩貯蔵庫17が配置
され、予備金属塩貯蔵庫17と金属塩貯蔵庫10は電磁
弁18を介して連通している。金属塩貯蔵庫10の金属
塩11が減り、下部レベルセンサ16が金属塩のレベル
を検知すると、電磁弁18が開き、予備金属塩貯蔵庫1
7の金属塩が金属塩貯蔵庫10に補充されるようになっ
ている。金属塩が補充されて上部レベルセンサ15が金
属塩のレベルを検知すると、電磁弁18が閉じ、金属塩
の補充が停止し、金属塩の過補充が防止される。
【0016】なお、金属塩貯蔵庫10や予備金属塩貯蔵
庫17等で構成される部分(点線で囲んだ部分)Aは、
金属塩を内蔵した使い捨てのカートリッジ形式にし、部
分Aごと着脱(交換)可能としてもよい。金属塩貯蔵庫
10を通過した気体試料は、センサ室部20に流入す
る。センサ室部20は、図3の(a)に拡大図で示すよ
うに、円筒形を呈し、内部にファン21、整流板22、
複数のセンサ23、基台24等を有する。ファン21
は、気体試料を攪拌するためのもので、攪拌された気体
試料がセンサ室部20内に拡散する。整流板22は、こ
こでは円錐形状を呈し、センサ室部20の天部から4本
の支軸25により吊り下げ状に支持され、センサ室部2
0のほぼ中央に位置する。この整流板22により、ファ
ン21の風圧が低減されると共に、各センサ23に均一
に気体試料が供給される。各センサ23は、気体試料の
臭いを検出して電気信号を出力するものである。
【0017】複数(ここでは8個)のセンサ23は、図
3の(b)に平面図で示すように、円形の基台24上の
同一円周上に、即ち中心から等距離を置いて等角度間隔
で配置されている。従って、整流板22で均一に拡散さ
れた気体試料が各センサ23に均一に供給されることに
なり、センサ23の位置によって気体試料の検出に差異
が生ずることはない。但し、各センサ23の特性は異な
るようにしてあり、出力信号パターンの組合せにより臭
いの種類を判別できる。なお、図3の(b)では、各セ
ンサ23は円の中心とセンサの中心とを通る直線に対し
て垂直に配置してあるが、その直線と平行に(直線と長
手方向を一致させるように)配置してもよい。又、セン
サ23の個数は8個に限定されるものではなく、8個よ
り少なくても多くてもよい。
【0018】この実施形態では、基台24は、気体試料
の排気口と電気回路(例えばセンサ動作回路)とを兼用
するものであり、水晶振動子の発振回路や周波数カウン
タ等を内蔵し、その中心部に気体試料が通過する円形の
排気口26を有する。センサ室部20の排気口26を通
過した気体試料は、脱臭装置30に流入する。脱臭装置
30は、特に悪臭を放つ気体試料を測定対象とする場合
に設けるもので、悪臭の気体試料でなければ必ずしも設
ける必要はない。脱臭装置30で脱臭された気体試料
は、測定系全体の気体試料の流れを発生させる吸引装置
31により吸引され、装置外部に排気される。
【0019】センサ室部20のセンサ23の検出出力
は、データ解析・品質評価装置32に入力され、そこで
気体試料に関するデータ解析や品質評価が行われる。
又、データ解析・品質評価装置32には、試料導入部2
の電磁弁6,7が接続され、電磁弁6,7の位置がセン
サ23の出力に同期して切り替えられるようになってい
る。即ち、測定開始前には電磁弁6,7が非脱臭路3を
閉じ、脱臭された気体試料がセンサ室部20に導入され
る。センサ23の挙動が安定したら、そこをバックグラ
ウンドとし、同時に電磁弁6,7が脱臭路4を閉じ、非
脱臭の気体試料(サンプルガス)がセンサ室部20に送
り込まれる。脱臭路4で吸収される臭いは、非脱臭路3
を通った際にセンサ23により検出される。
【0020】次に、上記のように構成した気体検出装置
の動作について図4のフロー図を参照して説明する。測
定をスタートさせると、ステップ(以下、STと略す)
1で、電磁弁6,7が脱臭剤5側に切り替わり、即ち電
磁弁6,7が非脱臭路3を閉じると同時に吸引装置31
が作動する。これにより、気体試料は、試料導入部2で
脱臭され、更に金属塩貯蔵庫10で水分が除去されてか
ら、センサ室部20に導かれる。この状態で、データ解
析・品質評価装置32はセンサ23の挙動の安定性をモ
ニタする。そして、ST2では、センサ23の挙動が不
安定のままであれば、脱臭・乾燥気体試料をセンサ室部
20に流し続ける。センサ23の挙動が脱臭・乾燥気体
試料によって安定したら、そのレベルをバックグラウン
ドとして設定し(ST3)、データ解析・品質評価装置
32に記憶させ、同時に電磁弁6,7が試料側に切り替
わり(脱臭路4を閉じ)(ST4)、測定系に非脱臭の
気体試料を導入し、測定を開始する(ST5)。
【0021】気体試料の測定・評価が終わったら(ST
6)、再び電磁弁6,7が脱臭剤5側に切り替わり(非
脱臭路3を閉じ)(ST7)、再測定を行うか否かが問
われる(ST8)。これがYesなら、ST2に戻り、
再度センサ23の安定性をモニタし、上記ST3〜ST
8の処理を繰り返す。
【0022】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の気体検出装置に
よれば、気体試料吸引部からの気体試料は、選択的に試
料導入部の脱臭路又は非脱臭路を通るので、開放された
系であっても測定前に気体試料を脱臭路に通すことで、
センサの動作が安定した時点でバックグラウンドレベル
を確保することができる。
【0023】試料導入部とセンサ室部との間に、潮解性
の金属塩を収容した金属塩貯蔵部を配置し、試料導入部
からの気体試料が金属塩貯蔵部内を通過すること(請求
項2記載)により、気体試料中の蒸気を取り除き、検出
すべき気体(におい)物質のみを取り出すことができ
る。センサ室部に気体試料を攪拌するファンを配置する
こと(請求項3記載)により、気体試料を均一な状態
(均一な濃度分布状態)にしてセンサに供給することが
できる。
【0024】センサ室部に、ファンの風圧を低減し、各
センサに均一に気体試料を供給する整流板を配置するこ
と(請求項4記載)により、各センサに対して均一且つ
同時に気体試料を供給することができるだけでなく、フ
ァンによる風圧の影響も低減できる。複数のセンサを同
一円周上に等角度間隔で配置すること(請求項5記載)
により、複数のセンサが同一条件で気体試料を検出でき
る。
【0025】センサ室部の底部が気体試料の排気口と電
気回路とを兼用するものとすること(請求項6記載)に
より、構造を小型化できる。又、請求項7記載の気体検
出装置では、センサ室部が上記ファン及び整流板を有
し、センサ室部の複数のセンサが同一円周上に等角度間
隔で配置され、センサ室部の底部が気体試料の排気口と
電気回路とを兼用するものであり、上記各種作用効果が
得られる。
【0026】更に、請求項8記載の気体検出装置では、
上記全ての構成要件を備えることにより、上記全ての作
用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る気体検出装置の構成を模式的
に示す図である。
【図2】同気体検出装置における試料導入部の拡大図で
ある。
【図3】同気体検出装置におけるセンサ室部の拡大図
(a)、及びセンサ室部の基台の平面図(b)である。
【図4】同気体検出装置の動作を説明するフロー図であ
る。
【符号の説明】
1 気体試料吸引口(気体試料吸引部) 2 試料導入部 3 非脱臭路 4 脱臭路 6,7 電磁弁 10 金属塩貯蔵庫(金属塩貯蔵部) 11 金属塩 20 センサ室部 21 ファン 22 整流板 23 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 英樹 京都市右京区山ノ内山ノ下町24番地 株式 会社オムロンライフサイエンス研究所内 (72)発明者 川田原 雅直 京都市右京区山ノ内山ノ下町24番地 株式 会社オムロンライフサイエンス研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気体試料を吸引する気体試料吸引部と、こ
    の気体試料吸引部からの気体試料を脱臭して送出する脱
    臭路、及び気体試料をそのまま送出する非脱臭路を有
    し、脱臭路及び非脱臭路の出入口の双方に気体試料の流
    路を脱臭路又は非脱臭路に切り替える電磁弁を設けた試
    料導入部と、この試料導入部からの気体試料を検出する
    複数のセンサを有するセンサ室部とを備え、前記試料導
    入部の電磁弁はセンサ室部のセンサの挙動と連動するこ
    とを特徴とする気体検出装置。
  2. 【請求項2】前記試料導入部とセンサ室部との間に、潮
    解性の金属塩を収容した金属塩貯蔵部を配置し、試料導
    入部からの気体試料が金属塩貯蔵部内を通過することを
    特徴とする請求項1記載の気体検出装置。
  3. 【請求項3】前記センサ室部に、気体試料を攪拌するフ
    ァンを配置したことを特徴とする請求項1記載の気体検
    出装置。
  4. 【請求項4】前記センサ室部に、前記ファンの風圧を低
    減し、各センサに均一に気体試料を供給する整流板を配
    置したことを特徴とする請求項3記載の気体検出装置。
  5. 【請求項5】前記複数のセンサは、同一円周上に等角度
    間隔で配置されていることを特徴とする請求項1記載の
    気体検出装置。
  6. 【請求項6】前記センサ室部の底部は、気体試料の排気
    口と電気回路とを兼用するものであることを特徴とする
    請求項1記載の気体検出装置。
  7. 【請求項7】気体試料を吸引する気体試料吸引部と、こ
    の気体試料吸引部からの気体試料を検出する複数のセン
    サを有するセンサ室部とを備え、前記センサ室部は、気
    体試料を攪拌するファンと、このファンの風圧を低減
    し、各センサに均一に気体試料を供給する整流板とを有
    し、前記センサ室部の複数のセンサは、同一円周上に等
    角度間隔で配置され、前記センサ室部の底部は、気体試
    料の排気口と電気回路とを兼用するものであることを特
    徴とする気体検出装置。
  8. 【請求項8】気体試料を吸引する気体試料吸引部と、こ
    の気体試料吸引部からの気体試料を脱臭して送出する脱
    臭路、及び気体試料をそのまま送出する非脱臭路を有
    し、脱臭路及び非脱臭路の出入口の双方に気体試料の流
    路を脱臭路又は非脱臭路に切り替える電磁弁を設けた試
    料導入部と、この試料導入部からの気体試料を検出する
    複数のセンサを有するセンサ室部とを備え、前記試料導
    入部の電磁弁はセンサ室部のセンサの挙動と連動し、前
    記試料導入部とセンサ室部との間に、潮解性の金属塩を
    収容した金属塩貯蔵部を配置し、試料導入部からの気体
    試料が金属塩貯蔵部内を通過し、前記センサ室部は、気
    体試料を攪拌するファンと、このファンの風圧を低減
    し、各センサに均一に気体試料を供給する整流板とを有
    し、前記センサ室部の複数のセンサは、同一円周上に等
    角度間隔で配置され、前記センサ室部の底部は、気体試
    料の排気口と電気回路とを兼用するものであることを特
    徴とする気体検出装置。
JP8115990A 1996-05-10 1996-05-10 気体検出装置 Pending JPH09304244A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8115990A JPH09304244A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 気体検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8115990A JPH09304244A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 気体検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09304244A true JPH09304244A (ja) 1997-11-28

Family

ID=14676141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8115990A Pending JPH09304244A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 気体検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09304244A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003106975A1 (ja) * 2002-05-28 2003-12-24 ソニー株式会社 ガス検出装置
JP2007309752A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Toppan Printing Co Ltd 匂いセンシングシステムおよび弾性表面波素子
WO2017187663A1 (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 シャープ株式会社 ガスセンサおよびガス検出装置
WO2021172504A1 (ja) * 2020-02-27 2021-09-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 ガス検出システム、及びガス検出システムの制御方法
WO2021172592A1 (ja) * 2020-02-28 2021-09-02 太陽誘電株式会社 ガス検出装置
WO2021200066A1 (ja) * 2020-04-02 2021-10-07 I-Pex株式会社 物質検出システム
JP2021165730A (ja) * 2020-04-02 2021-10-14 I−Pex株式会社 物質検出システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003106975A1 (ja) * 2002-05-28 2003-12-24 ソニー株式会社 ガス検出装置
US7216527B2 (en) 2002-05-28 2007-05-15 Sony Corporation Gas detection device
JP2007309752A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Toppan Printing Co Ltd 匂いセンシングシステムおよび弾性表面波素子
WO2017187663A1 (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 シャープ株式会社 ガスセンサおよびガス検出装置
WO2021172504A1 (ja) * 2020-02-27 2021-09-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 ガス検出システム、及びガス検出システムの制御方法
WO2021172592A1 (ja) * 2020-02-28 2021-09-02 太陽誘電株式会社 ガス検出装置
US11754528B2 (en) 2020-02-28 2023-09-12 Taiyo Yuden Co., Ltd. Gas detection device
WO2021200066A1 (ja) * 2020-04-02 2021-10-07 I-Pex株式会社 物質検出システム
JP2021165730A (ja) * 2020-04-02 2021-10-14 I−Pex株式会社 物質検出システム
JP2022010352A (ja) * 2020-04-02 2022-01-14 I-Pex株式会社 物質検出システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6426703B1 (en) Carbon monoxide and smoke detection apparatus
JP5705229B2 (ja) 改良された匂いセンサ機能を有する空気処理剤分配装置
US10905788B2 (en) Scent-emanating apparatus
JPH09304244A (ja) 気体検出装置
CA2279671A1 (en) Device and method for indicating filter exhaustion
JPH04307351A (ja) 冷蔵庫
JPH08509563A (ja) 煙検知器の感度試験装置
CN101097226A (zh) 空气过滤器监视器
JP6647061B2 (ja) 呼気成分計測装置
JP2006320486A (ja) 除染システム、及び除染方法
US6360584B1 (en) Devices for measuring gases with odors
JP2008167902A (ja) 脱臭装置
JP6856439B2 (ja) 煙感知器試験装置
JPH0537245U (ja) オゾン消臭・殺菌装置
CN110879273B (zh) 用于冰箱的气体检测模块、冰箱以及气体检测方法
JP2001212217A (ja) ホルマリンガス処理方法および処理装置
KR102007303B1 (ko) 공기조화기 및 그 제어방법
US6668850B2 (en) Apparatus for supplying oxygen
JP2620964B2 (ja) 冷蔵庫の脱臭制御方法
JP2004358424A (ja) 除湿器の交換時期報知器
JP2006064554A (ja) 匂い測定装置と匂い測定方法
JP3462942B2 (ja) 空気清浄装置
RU2266532C1 (ru) Мультисенсорное устройство для определения качественных и количественных показателей табачных изделий
JPH09236595A (ja) ガス濃度の計測装置および汚泥活性の計測装置
WO2023042559A1 (ja) におい測定装置、脱離処理装置及びにおい測定方法