JP3462942B2 - 空気清浄装置 - Google Patents
空気清浄装置Info
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- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気清浄装置に係
り、特にオゾン脱臭に好適な構成を備えた空気清浄装置
および有害なオゾンの暴露量を検出するセンサに関する
ものである。
り、特にオゾン脱臭に好適な構成を備えた空気清浄装置
および有害なオゾンの暴露量を検出するセンサに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】居住空間や作業空間の環境を改善し、空
気中の臭気や浮遊菌を減ずる機能を有する空気清浄装置
が用いられる。この装置は、通常、オゾン発生器とオゾ
ン分解触媒を内蔵し、内蔵したオゾン発生器とオゾン分
解触媒とにより脱臭が行われる。関連するものとして実
開平ー２５０３５号等が挙げられる。
気中の臭気や浮遊菌を減ずる機能を有する空気清浄装置
が用いられる。この装置は、通常、オゾン発生器とオゾ
ン分解触媒を内蔵し、内蔵したオゾン発生器とオゾン分
解触媒とにより脱臭が行われる。関連するものとして実
開平ー２５０３５号等が挙げられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】居住空間や作業空間の
環境を改善し、空気中の臭気や浮遊菌を減ずる機能を有
する空気清浄装置が用いられる。このような装置では内
蔵されたオゾン発生器とオゾン分解触媒とにより脱臭が
行われるが、オゾン分解触媒が劣化した場合、劣化が進
行するにつれて装置内で発生された有害なオゾンがオゾ
ン分解触媒で分解されなくなり、流出するオゾンの量が
増加して不用意にオゾンが装置から居住空間や作業空間
に排出される危険性があった。
環境を改善し、空気中の臭気や浮遊菌を減ずる機能を有
する空気清浄装置が用いられる。このような装置では内
蔵されたオゾン発生器とオゾン分解触媒とにより脱臭が
行われるが、オゾン分解触媒が劣化した場合、劣化が進
行するにつれて装置内で発生された有害なオゾンがオゾ
ン分解触媒で分解されなくなり、流出するオゾンの量が
増加して不用意にオゾンが装置から居住空間や作業空間
に排出される危険性があった。
【０００４】本発明の目的は、オゾン分解触媒が劣化し
た場合でも有害なオゾンが不用意に高濃度のまま装置か
ら前記の空間に排出される危険性を減じて安全性に優れ
た空気清浄装置を提供することにある
た場合でも有害なオゾンが不用意に高濃度のまま装置か
ら前記の空間に排出される危険性を減じて安全性に優れ
た空気清浄装置を提供することにある
【０００５】
【課題を解決するための手段】本願発明は上記目的を達
成するため、吸気口から排気口に至る空気流路中にオゾ
ン発生器を備えた空気清浄装置において、前記吸気口に
連通する開口部を有して前記オゾン発生器から発生した
オゾンを前記吸気口から吸引された空気に添加するオゾ
ンチャンバと、 該オゾンチャンバに連通してオゾンが
添加された空気を第１のフィルタを介して第１の排気口
から排出する第１のチャンバと、該第１の排気口に連通
して前記第１のフィルタを通過した空気を第２のフィル
タを介して第２の排気口から排出する第２のチャンバと
を備え、前記第１のフィルタ及び前記第２のフィルタに
はオゾンを分解する触媒を有するフィルタとし、前記第
1のフィルタ及び前記第2のフィルタには同一の触媒を用
い 、 又は前記第1のフィルタには白金系の触媒を用い 、 前
記第2のフィルタにはマンガン系の触媒を用い 、 前記オ
ゾン発生器を電気集塵器として兼用させ、前記第２の排
気口から排出された空気を前記排気口から排出する構成
にして達成される。
成するため、吸気口から排気口に至る空気流路中にオゾ
ン発生器を備えた空気清浄装置において、前記吸気口に
連通する開口部を有して前記オゾン発生器から発生した
オゾンを前記吸気口から吸引された空気に添加するオゾ
ンチャンバと、 該オゾンチャンバに連通してオゾンが
添加された空気を第１のフィルタを介して第１の排気口
から排出する第１のチャンバと、該第１の排気口に連通
して前記第１のフィルタを通過した空気を第２のフィル
タを介して第２の排気口から排出する第２のチャンバと
を備え、前記第１のフィルタ及び前記第２のフィルタに
はオゾンを分解する触媒を有するフィルタとし、前記第
1のフィルタ及び前記第2のフィルタには同一の触媒を用
い 、 又は前記第1のフィルタには白金系の触媒を用い 、 前
記第2のフィルタにはマンガン系の触媒を用い 、 前記オ
ゾン発生器を電気集塵器として兼用させ、前記第２の排
気口から排出された空気を前記排気口から排出する構成
にして達成される。
【０００６】
【作用】オゾン発生器はオゾンを発生させ、オゾンチャ
ンバは発生されたオゾンの化学作用により取り込まれた
空気の脱臭、殺菌を行う。触媒にオゾンを含む空気を通
過させると触媒作用によりオゾンが酸素に変化し、排出
する空気中のオゾン濃度を低下させることができる。
ンバは発生されたオゾンの化学作用により取り込まれた
空気の脱臭、殺菌を行う。触媒にオゾンを含む空気を通
過させると触媒作用によりオゾンが酸素に変化し、排出
する空気中のオゾン濃度を低下させることができる。
【０００７】オゾンは濃度及びオゾンに暴露する時間に
よっては人体に有害であるので、オゾンを分解し、機器
からの排出量を減じることは重要である。
よっては人体に有害であるので、オゾンを分解し、機器
からの排出量を減じることは重要である。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１から図７により
説明する。本発明の第１実施例を図１、図５、図６およ
び図７により説明する。図１は、本実施例の空気清浄装
置を室内の天井に取り付けた場合を示す断面図である。
室内の空気はプレフィルタ２１で粗塵を減少されて吸気
口１１から空気清浄装置のオゾンチャンバに吸引されオ
ゾン発生器３５を通過することによりオゾンが添加され
る。空気中に含まれた臭気成分は、オゾン発生器３５で
添加されたオゾンとともにオゾンチャンバに連通した第
１のチャンバ３１に流入する。第１のチャンバ３１に流
入した空気は、第１のフィルタ３３で処理され第２のチ
ャンバ３２に流入する。第２のチャンバ３２に流入した
空気は、第２のフィルタ３４で処理され送風手段２２を
介して排気口１２から排気される。
説明する。本発明の第１実施例を図１、図５、図６およ
び図７により説明する。図１は、本実施例の空気清浄装
置を室内の天井に取り付けた場合を示す断面図である。
室内の空気はプレフィルタ２１で粗塵を減少されて吸気
口１１から空気清浄装置のオゾンチャンバに吸引されオ
ゾン発生器３５を通過することによりオゾンが添加され
る。空気中に含まれた臭気成分は、オゾン発生器３５で
添加されたオゾンとともにオゾンチャンバに連通した第
１のチャンバ３１に流入する。第１のチャンバ３１に流
入した空気は、第１のフィルタ３３で処理され第２のチ
ャンバ３２に流入する。第２のチャンバ３２に流入した
空気は、第２のフィルタ３４で処理され送風手段２２を
介して排気口１２から排気される。
【０００９】第１のフィルタ３３と第２のフィルタ３４
は触媒を有するフィルタが用いられる。第１のフィルタ
３３と第２のフィルタ３４に同じ触媒を用いた場合は、
以下のように脱臭が行われる。悪臭成分とオゾン発生器
３５で発生したオゾンを含む空気は第１のフィルタ３３
の触媒反応により悪臭成分は減少するが、残留した悪臭
成分とオゾンは、第２のチャンバ３２に流入し第２のフ
ィルタ３４でさらに触媒反応により悪臭成分が減少され
る。第１のフィルタ３３は吸気口１１に近いため吸気口
１１から入った異物や工具等で破損する危険性は高い
が、本実施例では万一第１のフィルタ３３が破損した場
合でも第２のフィルタ３４で脱臭することができる。ま
た人体に有害なオゾンも万一第１のフィルタ３３が破損
した場合でも第２のフィルタ３４で分解される。また、
第１のフィルタ３３と第２のフィルタ３４は、第２のチ
ャンバ３２で分離されているので同時に破損する危険性
を回避でき、脱臭機能を維持できるとともにオゾン流出
の危険性を回避することができる。
は触媒を有するフィルタが用いられる。第１のフィルタ
３３と第２のフィルタ３４に同じ触媒を用いた場合は、
以下のように脱臭が行われる。悪臭成分とオゾン発生器
３５で発生したオゾンを含む空気は第１のフィルタ３３
の触媒反応により悪臭成分は減少するが、残留した悪臭
成分とオゾンは、第２のチャンバ３２に流入し第２のフ
ィルタ３４でさらに触媒反応により悪臭成分が減少され
る。第１のフィルタ３３は吸気口１１に近いため吸気口
１１から入った異物や工具等で破損する危険性は高い
が、本実施例では万一第１のフィルタ３３が破損した場
合でも第２のフィルタ３４で脱臭することができる。ま
た人体に有害なオゾンも万一第１のフィルタ３３が破損
した場合でも第２のフィルタ３４で分解される。また、
第１のフィルタ３３と第２のフィルタ３４は、第２のチ
ャンバ３２で分離されているので同時に破損する危険性
を回避でき、脱臭機能を維持できるとともにオゾン流出
の危険性を回避することができる。
【００１０】第１のフィルタ３３と第２のフィルタ３４
に異なる触媒を用いた場合は、以下のように脱臭が行わ
れる。第１のフィルタ３３に白金系の触媒を用い、第２
のフィルタ３４にマンガン系の触媒を用いた場合、空気
中の悪臭成分としてホルムアルデヒドガスとアンモニ
ア、メチルメルカプタン、アセトアルデヒド、硫化水素
などを含むとき、オゾン発生器３５で発生したオゾンに
より第１のフィルタ３３でホルムアルデヒドガスが脱臭
され、第２のフィルタ３４でアンモニア、メチルメルカ
プタン、アセトアルデヒド、硫化水素などが脱臭され
る。本実施例では、第２のチャンバ３２でオゾンと悪臭
成分とを混合し均一にできるため第２のフィルタ３４で
効率よく触媒反応により脱臭することができ、従来の単
一の触媒のみを用いたものにくらべ効率よく脱臭するこ
とができる。
に異なる触媒を用いた場合は、以下のように脱臭が行わ
れる。第１のフィルタ３３に白金系の触媒を用い、第２
のフィルタ３４にマンガン系の触媒を用いた場合、空気
中の悪臭成分としてホルムアルデヒドガスとアンモニ
ア、メチルメルカプタン、アセトアルデヒド、硫化水素
などを含むとき、オゾン発生器３５で発生したオゾンに
より第１のフィルタ３３でホルムアルデヒドガスが脱臭
され、第２のフィルタ３４でアンモニア、メチルメルカ
プタン、アセトアルデヒド、硫化水素などが脱臭され
る。本実施例では、第２のチャンバ３２でオゾンと悪臭
成分とを混合し均一にできるため第２のフィルタ３４で
効率よく触媒反応により脱臭することができ、従来の単
一の触媒のみを用いたものにくらべ効率よく脱臭するこ
とができる。
【００１１】本実施例ではオゾン発生器３５として、電
気集塵器が兼用されているので、オゾン発生の能力に加
えて除塵の能力を有するため、第１のフィルタ３３と第
２のフィルタ３４に触媒を使用した場合に流入する空気
中に含まれる煙草の煙や油脂のミスト等の塵埃が触媒の
表面に付着するのを防止でき、触媒の露出面積の減少に
よるフィルタ全体の触媒能力の低下が防止され、第１の
フィルタ３３と第２のフィルタ３４の寿命を延ばす効果
が得られる。
気集塵器が兼用されているので、オゾン発生の能力に加
えて除塵の能力を有するため、第１のフィルタ３３と第
２のフィルタ３４に触媒を使用した場合に流入する空気
中に含まれる煙草の煙や油脂のミスト等の塵埃が触媒の
表面に付着するのを防止でき、触媒の露出面積の減少に
よるフィルタ全体の触媒能力の低下が防止され、第１の
フィルタ３３と第２のフィルタ３４の寿命を延ばす効果
が得られる。
【００１２】次に、本実施例で、オゾン検出センサを設
けて空気清浄装置を制御する例を説明する。第１のセン
サ４１を第１のフィルタ３３の下流に設置し、第２のセ
ンサ４２を第２のフィルタ３４の下流に設置する。第１
のセンサ４１と第２のセンサ４２は、各々第１のフィル
タ３３と第２のフィルタ３４を通過した空気中のオゾン
の暴露量を検出するものであるが、第１のセンサ４１と
第２のセンサ４２でオゾンの暴露量を検出した結果を第
１の制御盤５１で演算し演算結果により第２の制御盤５
２のアラーム５３、運転表示灯５４でオゾンの流出量に
より出力する。
けて空気清浄装置を制御する例を説明する。第１のセン
サ４１を第１のフィルタ３３の下流に設置し、第２のセ
ンサ４２を第２のフィルタ３４の下流に設置する。第１
のセンサ４１と第２のセンサ４２は、各々第１のフィル
タ３３と第２のフィルタ３４を通過した空気中のオゾン
の暴露量を検出するものであるが、第１のセンサ４１と
第２のセンサ４２でオゾンの暴露量を検出した結果を第
１の制御盤５１で演算し演算結果により第２の制御盤５
２のアラーム５３、運転表示灯５４でオゾンの流出量に
より出力する。
【００１３】具体的な演算の例を図７に示す。第１の制
御盤５１にはマイクロコンピュータを用いた演算装置が
格納されており、以下の演算をサイクリックに行う。ス
タート後、センサ１の状態を読みとり、次にセンサ２の
状態を読みとる。次にセンサ２の状態を判断して第２の
フィルタの能力が低下している場合（図５、図６のセン
サを用いた場合にはＯＦＦになった場合）には文字、図
形等によるアラーム表示または音等による警報を行い、
オゾン発生器の電源を遮断し、次いでファンを停止して
オゾンの流出を防止する。ファンが停止状態にあること
は運転ランプの点滅で表示する。この後センサ１の状態
を読みとるステップに戻る。センサ２の状態を判断して
第２のフィルタの能力が正常である場合（図５、図６の
センサを用いた場合にはＯＮである場合）にはさらにセ
ンサ１の状態を判断して第１のフィルタの能力が低下し
ている場合（図５、図６のセンサを用いた場合にはＯＦ
Ｆになった場合）には文字、図形等によるアラーム表示
または音等による警報を行う。この後センサ１の状態を
読みとるステップに戻る。第２のフィルタの能力が正常
である場合（図５、図６のセンサを用いた場合にはＯＮ
である場合）にはそのまま運転を継続し、運転ランプは
点灯状態とする。この後センサ１の状態を読みとるステ
ップに戻る。なお、第１のフィルタの能力が低下してい
る場合も運転ランプは点灯状態とする。
御盤５１にはマイクロコンピュータを用いた演算装置が
格納されており、以下の演算をサイクリックに行う。ス
タート後、センサ１の状態を読みとり、次にセンサ２の
状態を読みとる。次にセンサ２の状態を判断して第２の
フィルタの能力が低下している場合（図５、図６のセン
サを用いた場合にはＯＦＦになった場合）には文字、図
形等によるアラーム表示または音等による警報を行い、
オゾン発生器の電源を遮断し、次いでファンを停止して
オゾンの流出を防止する。ファンが停止状態にあること
は運転ランプの点滅で表示する。この後センサ１の状態
を読みとるステップに戻る。センサ２の状態を判断して
第２のフィルタの能力が正常である場合（図５、図６の
センサを用いた場合にはＯＮである場合）にはさらにセ
ンサ１の状態を判断して第１のフィルタの能力が低下し
ている場合（図５、図６のセンサを用いた場合にはＯＦ
Ｆになった場合）には文字、図形等によるアラーム表示
または音等による警報を行う。この後センサ１の状態を
読みとるステップに戻る。第２のフィルタの能力が正常
である場合（図５、図６のセンサを用いた場合にはＯＮ
である場合）にはそのまま運転を継続し、運転ランプは
点灯状態とする。この後センサ１の状態を読みとるステ
ップに戻る。なお、第１のフィルタの能力が低下してい
る場合も運転ランプは点灯状態とする。
【００１４】センサの具体的構造例を図５、図６に示
す。図５のセンサは支持部材６１を支持部６２で支え、
支持部材６１が破断した場合バネ６３でスイッチ６４が
動作するものである。支持部材６１は所定のオゾンの濃
度及び所定の時間暴露した場合に劣化し破断する材料、
例えば特殊なゴム等で出来ているため、オゾンの暴露量
を検出するセンサとして機能するものである。図６のセ
ンサは、内部に装填するフィルム７１に検出する空気が
還流できるように孔をあけたケース７０と、ケース７０
の内部にフィルム支持部７２で支持して装填するフィル
ム７１と、フィルム７１の透明度や色の変化を検出する
ための発光部７３、受光部７４と検出結果を演算する演
算部７５とから成る。フィルム７１は、オゾンの濃度及
び所定の時間暴露した場合透明度や色が変化する材料で
出来ている。これによりフィルム７１は、オゾンの濃度
及び所定の時間暴露した場合演算部７５で演算しスイッ
チを動作させ接点出力をＯＮからＯＦＦに変化させオゾ
ンの暴露量を検出するセンサとして機能するものであ
る。
す。図５のセンサは支持部材６１を支持部６２で支え、
支持部材６１が破断した場合バネ６３でスイッチ６４が
動作するものである。支持部材６１は所定のオゾンの濃
度及び所定の時間暴露した場合に劣化し破断する材料、
例えば特殊なゴム等で出来ているため、オゾンの暴露量
を検出するセンサとして機能するものである。図６のセ
ンサは、内部に装填するフィルム７１に検出する空気が
還流できるように孔をあけたケース７０と、ケース７０
の内部にフィルム支持部７２で支持して装填するフィル
ム７１と、フィルム７１の透明度や色の変化を検出する
ための発光部７３、受光部７４と検出結果を演算する演
算部７５とから成る。フィルム７１は、オゾンの濃度及
び所定の時間暴露した場合透明度や色が変化する材料で
出来ている。これによりフィルム７１は、オゾンの濃度
及び所定の時間暴露した場合演算部７５で演算しスイッ
チを動作させ接点出力をＯＮからＯＦＦに変化させオゾ
ンの暴露量を検出するセンサとして機能するものであ
る。
【００１５】本発明の第２実施例を図２により説明す
る。図２は、本実施例の空気清浄装置を室内の天井に取
り付けた場合を示す断面図である。本実施例は室内の空
気を装置内部で脱臭、殺菌した後に、室外に排気する構
造のものであり、主要部の構成及び機能は第１実施例と
同じである。本実施例では、室内の空気はプレフィルタ
２１で粗塵を減少されて吸気口１１から空気清浄装置の
オゾンチャンバに吸引されオゾン発生器３５を通過する
ことによりオゾンが添加される。空気中に含まれた臭気
成分は、オゾン発生器３５で添加されたオゾンとともに
オゾンチャンバに連通した第１のチャンバ３１に流入す
る。第１のチャンバ３１に流入した空気は、第１のフィ
ルタ３３で処理され第２のチャンバ３２に流入する。第
２のチャンバ３２に流入した空気は、第２のフィルタ３
４で処理され送風手段２２を介して排気口１２から排気
される。
る。図２は、本実施例の空気清浄装置を室内の天井に取
り付けた場合を示す断面図である。本実施例は室内の空
気を装置内部で脱臭、殺菌した後に、室外に排気する構
造のものであり、主要部の構成及び機能は第１実施例と
同じである。本実施例では、室内の空気はプレフィルタ
２１で粗塵を減少されて吸気口１１から空気清浄装置の
オゾンチャンバに吸引されオゾン発生器３５を通過する
ことによりオゾンが添加される。空気中に含まれた臭気
成分は、オゾン発生器３５で添加されたオゾンとともに
オゾンチャンバに連通した第１のチャンバ３１に流入す
る。第１のチャンバ３１に流入した空気は、第１のフィ
ルタ３３で処理され第２のチャンバ３２に流入する。第
２のチャンバ３２に流入した空気は、第２のフィルタ３
４で処理され送風手段２２を介して排気口１２から排気
される。
【００１６】本実施例では第１実施例の効果に加えて、
室内のガス濃度の増加を抑制することができる。
室内のガス濃度の増加を抑制することができる。
【００１７】また、排気は脱臭処理されているため、室
外の排気口周辺の排気臭による汚染を低減することが可
能である。
外の排気口周辺の排気臭による汚染を低減することが可
能である。
【００１８】本発明の第３実施例を図３により説明す
る。図３は、本実施例の空気清浄装置を床に設置した場
合を示す断面図である。本実施例は室内の空気を装置内
部で脱臭、殺菌した後に、本装置を設置した空間に排気
する構造のものであり、主要部の構成及び機能は第１実
施例と同じである。本実施例では吸気口１１は装置下部
の側面に開口しており、吸気口１１から吸い込まれた室
内の空気はプレフィルタ２１で粗塵を減少されて空気清
浄装置のオゾンチャンバに吸引されオゾン発生器３５を
通過することによりオゾンが添加される。空気中に含ま
れた臭気成分は、オゾン発生器３５で添加されたオゾン
とともにオゾンチャンバに連通した第１のチャンバ３１
に流入する。第１のチャンバ３１に流入した空気は、第
１のフィルタ３３で処理され第２のチャンバ３２に流入
する。第２のチャンバ３２に流入した空気は、第２のフ
ィルタ３４で処理され送風手段２２を介して排気口１２
から排気される。図３は、本実施例の装置を駐車場に設
置した場合を示す。本実施例では、第１実施例の効果に
加えて、第１のフィルタ、第２のフィルタとしてオゾン
分解に加えて窒素酸化物、硫黄酸化物を分解処理できる
ものを用いることにより排ガス中の有害ガス濃度の増加
を抑制することができる。また、排気は脱臭処理されて
いるため、排気口周辺の排気臭による汚染を低減するこ
とが可能である。
る。図３は、本実施例の空気清浄装置を床に設置した場
合を示す断面図である。本実施例は室内の空気を装置内
部で脱臭、殺菌した後に、本装置を設置した空間に排気
する構造のものであり、主要部の構成及び機能は第１実
施例と同じである。本実施例では吸気口１１は装置下部
の側面に開口しており、吸気口１１から吸い込まれた室
内の空気はプレフィルタ２１で粗塵を減少されて空気清
浄装置のオゾンチャンバに吸引されオゾン発生器３５を
通過することによりオゾンが添加される。空気中に含ま
れた臭気成分は、オゾン発生器３５で添加されたオゾン
とともにオゾンチャンバに連通した第１のチャンバ３１
に流入する。第１のチャンバ３１に流入した空気は、第
１のフィルタ３３で処理され第２のチャンバ３２に流入
する。第２のチャンバ３２に流入した空気は、第２のフ
ィルタ３４で処理され送風手段２２を介して排気口１２
から排気される。図３は、本実施例の装置を駐車場に設
置した場合を示す。本実施例では、第１実施例の効果に
加えて、第１のフィルタ、第２のフィルタとしてオゾン
分解に加えて窒素酸化物、硫黄酸化物を分解処理できる
ものを用いることにより排ガス中の有害ガス濃度の増加
を抑制することができる。また、排気は脱臭処理されて
いるため、排気口周辺の排気臭による汚染を低減するこ
とが可能である。
【００１９】本発明の第４実施例を図４により説明す
る。図４は、本実施例の空気清浄装置を床に設置した場
合場合を示す断面図である。本実施例は室内の空気を装
置内部で脱臭、殺菌した後に、室外に排気する構造のも
のであり、排気口１２が室外に連通すること以外は、第
３実施例と同じ構成及び機能を有する。
る。図４は、本実施例の空気清浄装置を床に設置した場
合場合を示す断面図である。本実施例は室内の空気を装
置内部で脱臭、殺菌した後に、室外に排気する構造のも
のであり、排気口１２が室外に連通すること以外は、第
３実施例と同じ構成及び機能を有する。
【００２０】本実施例でも、第３実施例と同様に、第１
のフィルタ、第２のフィルタとしてオゾン分解に加えて
窒素酸化物、硫黄酸化物を分解処理できるものを用いる
ことにより排ガス中の有害ガス濃度の増加を抑制するこ
とができる。また、第３実施例の効果に加えて、室内の
排ガス濃度の増加を抑制することができる。
のフィルタ、第２のフィルタとしてオゾン分解に加えて
窒素酸化物、硫黄酸化物を分解処理できるものを用いる
ことにより排ガス中の有害ガス濃度の増加を抑制するこ
とができる。また、第３実施例の効果に加えて、室内の
排ガス濃度の増加を抑制することができる。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、オゾン分解触媒が劣化
した場合でも有害なオゾンが不用意に高濃度のまま装置
から前記の空間に排出される危険性を減じて安全性に優
れた空気清浄装置を得ることができる。
した場合でも有害なオゾンが不用意に高濃度のまま装置
から前記の空間に排出される危険性を減じて安全性に優
れた空気清浄装置を得ることができる。
【図１】本発明の第１実施例における空気清浄装置を室
内の天井に取り付けた場合の断面図である。
内の天井に取り付けた場合の断面図である。
【図２】本発明の第２実施例における空気清浄装置を室
内の天井に取り付けた場合の断面図である。
内の天井に取り付けた場合の断面図である。
【図３】本発明の第３実施例における空気清浄装置を床
に設置した場合の断面図である。
に設置した場合の断面図である。
【図４】本発明の第４実施例における空気清浄装置を床
に設置した場合の断面図である。
に設置した場合の断面図である。
【図５】本発明の第１実施例における空気清浄装置のオ
ゾン検出センサの構造を示す断面図である。
ゾン検出センサの構造を示す断面図である。
【図６】本発明の第１実施例における空気清浄装置のオ
ゾン検出センサの構造を示す断面斜視図である。
ゾン検出センサの構造を示す断面斜視図である。
【図７】本発明の第１実施例における空気清浄装置の制
御フローを示すフローチャートである。
御フローを示すフローチャートである。
１…空間１、２…空間２、３…気流、１０…本体、１１
…吸気口、１２…排気口、２１…プレフィルタ、２２…
送風手段、３０…オゾン、３１…第１のチャンバ、３２
…第２のチャンバ、３３…第１のフィルタ、３４…第２
のフィルタ、３５…オゾン発生器、４０…センサ ４１…第１のセンサ、４２…第２のセンサ、５０…制御
盤 ５１…第１の制御盤、５２…第２の制御盤、５３…アラ
ーム、５４…運転表示灯、６１…支持部材、６２…支持
部、６３…バネ ６４…スイッチ、７０…ケース、７１…フィルム、７２
…フィルム支持部、７３…発光部、７４…受光部、７５
…演算部
…吸気口、１２…排気口、２１…プレフィルタ、２２…
送風手段、３０…オゾン、３１…第１のチャンバ、３２
…第２のチャンバ、３３…第１のフィルタ、３４…第２
のフィルタ、３５…オゾン発生器、４０…センサ ４１…第１のセンサ、４２…第２のセンサ、５０…制御
盤 ５１…第１の制御盤、５２…第２の制御盤、５３…アラ
ーム、５４…運転表示灯、６１…支持部材、６２…支持
部、６３…バネ ６４…スイッチ、７０…ケース、７１…フィルム、７２
…フィルム支持部、７３…発光部、７４…受光部、７５
…演算部
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(56)参考文献 特開 平６−262098（ＪＰ，Ａ)
特開 平３−289553（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−155015（ＪＰ，Ａ)
特開 平３−143524（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−227421（ＪＰ，Ａ)
特開 平３−237981（ＪＰ，Ａ)
実開 昭63−157223（ＪＰ，Ｕ)
実開 平６−19737（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A61L 9/015
C01B 13/10
Claims (1)
- 【請求項１】吸気口から排気口に至る空気流路中にオゾ
ン発生器を備えた空気清浄装置において、前記 吸気口に連通する開口部を有して前記オゾン発生器
から発生したオゾンを前記吸気口から吸引された空気に
添加するオゾンチャンバと、該 オゾンチャンバに連通してオゾンが添加された空気を
第１のフィルタを介して第１の排気口から排出する第１
のチャンバと、該 第１の排気口に連通して前記第１のフィルタを通過し
た空気を第２のフィルタを介して第２の排気口から排出
する第２のチャンバとを備え、前記第１のフィルタ及び前記第２のフィルタにはオゾン
を分解する触媒を有するフィルタとし、 前記第1のフィルタ及び前記第2のフィルタには同一の触
媒を用い 、 又は前記第1のフィルタには白金系の触媒を用
い 、 前記第2のフィルタにはマンガン系の触媒を用い 、 前記オゾン発生器を電気集塵器として兼用させ 、前記 第２の排気口から排出された空気を前記排気口から
排出する構成にしたことを特徴とする空気清浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23102195A JP3462942B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 空気清浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23102195A JP3462942B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 空気清浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0975436A JPH0975436A (ja) | 1997-03-25 |
| JP3462942B2 true JP3462942B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=16917024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23102195A Expired - Fee Related JP3462942B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 空気清浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3462942B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3504671B2 (ja) * | 1996-05-15 | 2004-03-08 | 松下電器産業株式会社 | 触媒劣化検知機能付き脱臭・殺菌装置および脱臭・殺菌装置からの過剰なオゾン放出の防止方法 |
| EP4118385A4 (en) | 2020-03-13 | 2024-04-24 | Henley, Julian | ELECTRO-IONIC DEVICES FOR IMPROVED PROTECTION AGAINST AIR-SUSPENDED BIOPATHOGENS |
| KR102587141B1 (ko) * | 2022-12-28 | 2023-10-11 | 주식회사 세일에프에이 | 지하주차장용 공기 정화 장치 |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP23102195A patent/JP3462942B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0975436A (ja) | 1997-03-25 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |