JPH09304050A - 巻取ロール鏡面の凹凸測定装置 - Google Patents

巻取ロール鏡面の凹凸測定装置

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JPH09304050A
JPH09304050A JP13973996A JP13973996A JPH09304050A JP H09304050 A JPH09304050 A JP H09304050A JP 13973996 A JP13973996 A JP 13973996A JP 13973996 A JP13973996 A JP 13973996A JP H09304050 A JPH09304050 A JP H09304050A
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roll
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winding roll
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Jun Kobayashi
潤 小林
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Jujo Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙、フィルムなどの巻取ロールの鏡面の凹凸
を、測定者の熟練などによらず、高精度に、短時間で測
定することができる巻取ロール鏡面の凹凸測定装置を提
供する。 【解決手段】 巻取ロール1の搬送装置2の途中に設け
た支持フレーム3の脚部33、34に昇降ガイド4を設けて
走査装置5の両端部を昇降自在に支持し、昇降装置7で
昇降させる。走査装置5に支持ブラケット8と回転テー
ブル10を介して測距装置9を取り付ける。搬送される巻
取ロール1の前端をロール前端検出手段11が検知すると
搬送装置2を停止させ、昇降装置7により測距装置9を
適宜位置まで降下させ、走査装置5で走査しながら測距
装置9で鏡面1bまでの距離を測定してその凹凸を計測す
る。巻取ロール1の後側の鏡面1bの凹凸は、回転テーブ
ル10を回動させて測距装置9の測距部を該後側の鏡面1b
に対向させて計測を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙やフィルム、
金属箔などのような連続した薄い帯状物(以下、「ウェ
ブ」という。)を連続して巻取ることによって形成され
る巻取ロールの鏡面の凹凸状態を計測する巻取ロール鏡
面の凹凸測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ウェブを巻き取るワインダ工程は、製造
されて走行しているウェブを連続的に心材に巻取ること
によって行われるが、走行時の蛇行や、あるいは紙など
の場合には坪量の変動による紙幅の変化などによって鏡
面が一定に揃わずに鏡面に凹凸が形成されてしまうおそ
れがある。巻取ロールを製品として出荷する際に、この
鏡面の凹凸が所定の寸法の範囲内に収まっていない場合
には、印刷、裁断するなどによりこの巻取ロールを加工
する工程で不具合が生じてしまうから、当該巻取ロール
は製品として不適なものとなってしまう。このため、巻
取ロールの鏡面の凹凸を計測管理することは、ウェブの
製造、加工において重要な検査となっている。
【0003】従来、巻取ロールの鏡面の凹凸の計測は、
測定者が目視したり、物差などを用いて手作業により行
っている。すなわち、ワインダ工程において形成された
巻取ロールを計測台などに移動し、鏡面とほぼ平行な方
向に配設した基準面と該鏡面との距離を測定して検査を
行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、手作業
により検査では、測定者によって測定精度にバラツキが
生じてしまったり、迅速に測定するために熟練を要する
ことから、次のような問題が生じている。例えば抄紙工
程では、抄紙機の進歩や高速化などによってワインダ工
程における巻取速度が上昇し、測定のための時間的な余
裕がなくなってきており、そのため巻取ロールの全数検
査を行えず、抜取り検査を行っている。ところが、印刷
輪転機の高速化や印刷仕様の複雑化などによって巻取ロ
ール製品の品質に対する要求が厳しくなる傾向にあり、
巻取ロールの鏡面の凹凸の測定検査の重要性がさらに増
大しているため、巻取ロールの全数について検査するこ
とが必要となっている。
【0005】そこで、この発明の目的は、測定精度を向
上させることができ、全ての巻取ロールについて短時間
でその鏡面の凹凸を測定することができる巻取ロール鏡
面の凹凸測定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの技術的手段として、この発明に係る巻取ロール鏡面
の凹凸測定装置は、巻取ロールの鏡面の凹凸を非接触に
て計測する巻取ロール鏡面の凹凸測定装置において、計
測すべき鏡面から適宜距離を隔てて、該鏡面とほぼ平行
な方向を長手方向として延設したガイド手段と、上記鏡
面の直径方向に沿って摺動自在に上記ガイド手段に案内
支持された測距手段とからなり、上記測距手段を上記ガ
イド手段に案内させて前記巻取ロールの直径方向とほぼ
平行な方向に走査しながら、上記鏡面までの距離を測定
して該鏡面の凹凸を計測することを特徴としている。
【0007】たとえば、この凹凸測定装置の架台上に計
測すべき巻取ロールを載置させた状態で、その鏡面が前
記ガイド手段とほぼ平行に位置するようにする。そし
て、前記測距手段をガイド手段に対して摺動させなが
ら、該測距手段から鏡面までの距離を計測すると、該鏡
面の任意の直線に沿った凹凸の変化を測定することがで
きる。なお、測距手段の測定範囲に鏡面の中心を含ませ
れば、鏡面の直径に沿った凹凸の変化を測定することが
できる。また、前記ガイド手段の高さ位置を変更するこ
とができるようにしておけば、計測すべき巻取ロールの
直径に対して高さ位置を変更することによって該巻取ロ
ールの鏡面の直径に沿って凹凸の変化を測定することが
できる。
【0008】そして、測距手段の測距位置(高さ)の変
更を容易に行えるように、巻取ロールの鏡面の凹凸を非
接触にて計測する巻取ロール鏡面の凹凸測定装置におい
て、計測すべき鏡面から適宜距離を隔てて、該鏡面とほ
ぼ平行な方向を長手方向として延設したガイド手段と、
上記鏡面の直径方向に沿って摺動自在に上記ガイド手段
に案内支持された測距手段と、上記ガイド手段を上記測
距手段の摺動方向と交差する方向に移動させるガイド部
移動手段とからなり、上記ガイド手段を適宜位置まで移
動させ、当該位置で上記測距手段を該ガイド手段に案内
させて巻取ロールの直径方向とほぼ平行な方向に走査し
ながら、上記鏡面までの距離を測定することにより、任
意の径の巻取ロールの任意の位置における凹凸を計測す
ることを特徴としている。
【0009】すなわち、前記ガイド部移動手段によって
前記ガイド手段を移動させると、測距手段の走査する部
分が変更される。このため、計測すべき巻取ロールの径
に応じてガイド手段を移動させれば、巻取ロールの径に
拘らず、例えば鏡面の中心を含む範囲について凹凸の変
化を測定することができる。
【0010】また、ワインダ工程から製品として出荷さ
れる間のいずれかの工程で、搬送されている巻取ロール
について鏡面の凹凸を計測するために、巻取ロールの軸
方向に搬送されている該巻取ロールの鏡面の凹凸を非接
触にて計測する巻取ロール鏡面の凹凸測定装置におい
て、計測すべき鏡面から適宜距離を隔てて、該鏡面とほ
ぼ平行な方向を長手方向として延設したガイド手段と、
上記鏡面の直径方向に沿って摺動自在に上記ガイド手段
に案内支持された測距手段と、上記ガイド手段を上記測
距手段の摺動方向と交差する方向であって、該ガイド手
段を前記巻取ロールの搬送域から占避自在に移動させる
ガイド部移動手段とからなり、搬送途中の巻取ロールを
所定の位置で停止させ、上記ガイド手段を適宜位置まで
移動させ、当該位置で上記測距手段を該ガイド手段に案
内させて巻取ロールの直径方向とほぼ平行な方向に走査
しながら、上記鏡面までの距離を測定することにより、
任意の径の巻取ロールの任意の位置における凹凸を計測
することを特徴としている。
【0011】巻取ロールは軸方向に搬送されているため
その鏡面を前方に向けて搬送されている。前記測距手段
が測距を行なえる位置にある場合には、前記ガイド手段
や該測距手段が搬送の障害となってしまう。このため、
巻取ロールの搬送時にはガイド手段と測距手段とを搬送
域から退避させておかなければならず、測距手段を支持
した前記ガイド手段を上昇させておく。計測すべき巻取
ロールがこの凹凸測定装置に搬送されると、所定の位置
で搬送装置を停止させ、前記ガイド部移動手段によって
ガイド手段を下降させて測距手段を鏡面の所定の位置に
対向する位置まで下降させる。そして、測距手段をガイ
ド手段に案内させながら鏡面の直径方向に移動させ、順
次鏡面までの距離を測定すれば、鏡面の凹凸を計測する
ことができる。
【0012】また、軸方向に搬送されている巻取ロール
の両側の鏡面の凹凸を計測することができるように、前
記測距手段を前記ガイド手段に摺動自在にかつ回動自在
に支持させ、該測距手段を回動させてその測距方向を変
更させることにより、巻取ロールの軸方向に搬送されて
いる該巻取ロールの前側鏡面と後側鏡面のそれぞれの凹
凸を計測することを特徴としている。
【0013】前述のように、搬送装置を停止させて前側
の鏡面の凹凸を計測したならば、測距手段を巻取ロール
の搬送域から巻取直径に応じた方法で退避させ、巻取ロ
ールを搬送する。後側の鏡面が測距手段の下方を通過し
たならば搬送装置を停止させて、測距手段を必要な場合
は下降させるとともに、該測距手段を回動させてその測
距部を後側の鏡面に対向させる。そして、測距手段をガ
イド手段に案内させて移動させながら後側の鏡面までの
距離を測定すれば、該鏡面の凹凸を計測することができ
る。
【0014】また、巻取ロールの軸方向と直交する方向
に搬送されている該巻取ロールの両側の鏡面の凹凸を非
接触にて計測する巻取ロール鏡面の凹凸測定装置におい
て、計測すべきそれぞれの鏡面から適宜距離を隔てて、
該鏡面とほぼ平行を長手方向としてそれぞれ延設したガ
イド手段と、上記鏡面の直径方向に沿って摺動自在に上
記それぞれのガイド手段に案内支持された測距手段と、
上記それぞれのガイド手段を上記測距手段の摺動方向と
交差する方向に移動させるガイド部移動手段とからな
り、搬送途中の巻取ロールを所定の位置で停止させ、上
記ガイド手段を適宜位置まで移動させ、当該位置で上記
測距手段を該ガイド手段に案内させて巻取ロールの直径
方向とほぼ平行な方向に走査しながら、上記鏡面までの
距離を測定することにより、任意の径の巻取ロールの任
意の位置における凹凸を計測することを特徴としてい
る。
【0015】すなわち、巻取ロールがその軸方向と直交
する方向に搬送されている場合には、それぞれの鏡面は
搬送方向と平行にある。したがって、巻取ロールがこの
凹凸測定装置の位置に搬送されると、搬送装置を停止し
て巻取ロールを停止させ、それぞれの鏡面に対して配設
した測距手段をそれぞれのガイド手段に案内させて移動
させながら、それぞれの鏡面までの距離を測定すれば、
搬送されている巻取ロールそれぞれの鏡面の凹凸を各別
にほぼ同時に計測することができる。
【0016】また、巻取ロールの軸方向と直交する方向
に搬送されている該巻取ロールの両側の鏡面の凹凸を非
接触にて計測する巻取ロール鏡面の凹凸測定装置におい
て、計測すべきそれぞれの鏡面から適宜距離を隔てた位
置にそれぞれ配設した測距手段と、上記それぞれの測距
手段を昇降させる測距部移動手段とからなり、上記それ
ぞれの測距手段を適宜位置まで移動させ、当該位置で巻
取ロールを搬送させながら、上記鏡面までの距離を測定
することにより、任意の径の巻取ロールの任意の位置に
おける凹凸を計測することを特徴としている。
【0017】鏡面の凹凸を計測する場合には、該鏡面と
平行な方向に測距手段を走査させながら行なう。しか
し、軸方向と直交する方向に巻取ロールが搬送されてい
る場合には、その搬送によって定位置にある測距手段を
走査させた場合と同様な結果となる。すなわち、搬送さ
れている巻取ロールの鏡面に関して、定位置にある測距
手段によって鏡面までの距離を測定すれば、該鏡面の凹
凸が計測される。
【0018】また、前記測距手段を測定すべき鏡面と交
差する方向に移動自在とし、巻取ロールの幅員に応じて
該測距手段を所定位置まで移動させて任意の幅員の巻取
ロールの鏡面の凹凸を計測することを特徴としている。
【0019】巻取ロールが軸方向と直交する方向に搬送
される場合、該巻取ロールの幅員によっては、測距手段
から鏡面までの距離が大きくなって該測距手段により正
確に鏡面までの距離を測定できなくなってしまうおそれ
がある。このため、測距手段を巻取ロールの鏡面と交差
する方向に移動させることによって、該測距手段を、鏡
面までの距離を確実に測定できる位置に位置させること
ができる。したがって、幅員の異なる巻取ロールの鏡面
の凹凸を計測することができる。
【0020】また、計測すべき鏡面を有する巻取ロール
の概略の径を予め計測する予備計測手段を備えているこ
とを特徴としている。
【0021】凹凸を計測すべき鏡面の位置が巻取ロール
によって異なっていては、品質の管理に供すべき凹凸デ
ータにバラツキが生じてしまうから、計測のために走査
すべき位置(高さ)は一定であることが望ましく、例え
ば鏡面の中心を通過するように走査することが望まし
い。測距手段を鏡面の中心を走査する高さに位置させる
には、巻取ロールの直径を測定してそれに応じて測距手
段の高さを変更する。すなわち、上記予備計測手段によ
って巻取ロールの径を予め測定し、その測定値に応じて
測距手段を昇降させて走査する高さを変更する。
【0022】計測すべき巻取ロールを架台や搬送装置の
支持板などに載置した場合に、その軸の方向が所定の方
向にあれば、測距手段は鏡面と平行な方向に走査するこ
とができるが、軸の方向が所定の方向に対して傾いてし
まっている場合には、測距手段を鏡面と平行な方向に走
査することができないから、正確な凹凸の変化を計測す
ることができない。そのため、前記測距手段の走査方向
に沿った直線と測定すべき鏡面との距離の偏差に基づい
て補正する補正演算手段を備え、該測距手段によって得
られた鏡面の凹凸データを補正処理して鏡面の凹凸を計
測することを特徴としている。
【0023】補正するための基準値は、例えば架台など
に載置された巻取ロールの軸方向の傾きを算出し、その
値から基準値を求めたり、載置された巻取ロールの走査
する直線における巻取ロールの端部まで距離の値の平均
値を基準値とするなどによる。
【0024】さらに、鏡面の凹凸が所定の範囲内に収ま
っておらず、製品として出荷するのに不適な巻取ロール
であることを直ちに識別できるように、鏡面の凹凸デー
タを予め設定した閾値と比較する比較手段を備え、凹凸
データが閾値を越えた場合にその旨を出力して警告ラン
プや警報によって告知する警告手段を有することを特徴
としている。
【0025】不適と判定された巻取ロールは、リワイン
ダ装置によって再度巻き直して製品とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図示した好ましい実施の形
態に基づいて、この発明に係る巻取ロール鏡面の凹凸測
定装置を具体的に説明する。
【0027】図1は巻取ロール1の搬送経路の途中にこ
の発明に係る巻取ロール鏡面の凹凸測定装置を配設した
状態の背面図で、図2および図3はそれぞれ側面図であ
り、巻取ロール1は床面に敷設された搬送装置2に載置
されてその軸1aの方向に、図2において右方向に搬送さ
れる。搬送装置2を跨いだ状態に門型の支持フレーム3
が設置されている。この支持フレーム3は4本の脚部3
1、32、33、34とこれら脚部31、32、33、34の上端部に
矩形状に掛け渡された桁部35とにより形成されている。
なお、脚部32は図2およびび図3において脚部31の背後
となって図面上には現われていない。
【0028】巻取ロール1の搬送方向の前方側に位置し
た脚部33、34の背面側には、ガイド手段としての走査装
置5のそれぞれの端部を昇降自在に支持した昇降ガイド
4が設けられている。走査装置5の中央部は該走査装置
5を吊り下げた状態に吊り下げロッド6の先端部で支持
されており、この吊り下げロッド6が支持フレーム3の
桁部35に配置されたガイド部移動手段としての昇降装置
7に連繋している。すなわち、該昇降装置7の作動によ
って吊り下げロッド6を介して上記走査装置5が、昇降
ガイド4に案内されて昇降するようにしてある。
【0029】上記走査装置5は、図1に示すように、巻
取ロール1の鏡面1bと平行な方向を長手方向として配設
されており、この走査装置5に支持ブラケット8が該走
査装置5の長手方向、即ち鏡面1bの直径方向に案内され
て摺動自在に支持されている。そして、この支持ブラケ
ット8の先端部に、鏡面1bまでの距離を測定する測距手
段としての測距装置9が、該支持ブラケット8の長手方
向を軸として少なくとも 180゜の範囲で回動自在に設け
られた回転テーブル10に取り付けられている。
【0030】また、図2および図3に示すように、巻取
ロール1の搬送方向の後方側に位置した脚部31の前側面
には、巻取ロール1の前端部を検出するロール前端検出
手段11が設けられている。搬送されている巻取ロール1
の前端部をこのロール前端検出手段11が検出した信号に
よって搬送装置2を停止し、該停止した位置において巻
取ロール1の前側の鏡面1bと測距装置9との軸1aの方向
の距離が、該測距装置9の測距範囲に十分に含まれるよ
うにしてある。他方、巻取ロール1の搬送方向の前方側
に位置した脚部33の背面側には、巻取ロール1の後端部
を検出するロール後端検出手段12が設けられている。こ
のロール後端検出手段12が搬送されている巻取ロール1
の後端部を検出した信号によって搬送装置2が停止し、
該停止した位置において巻取ロール1の後側の鏡面1bと
測距装置9との軸1aの方向の距離が、該測距装置9の測
距範囲に十分に含まれるようにしてある。
【0031】さらに、支持フレーム3の桁部35には、巻
取ロール1の搬送方向の後方に向って突設したブラケッ
ト13a に、予備計測手段としてのロール径計測手段13が
支持されている。このロール径計測手段13は、下方を通
過する巻取ロール1までの距離を測定するようにしてあ
り、該ロール径計測手段13の設置されている高さと巻取
ロール1のまでの距離から、該巻取ロール1の外径を測
定するようにしてある。
【0032】以上により構成したこの発明に係る巻取ロ
ール鏡面の凹凸測定装置の図1ないし図3に示す実施形
態について、以下にその作用を説明する。
【0033】ワインダ工程で形成された巻取ロール1
は、搬送装置2によって次工程に給送される。その搬送
経路の途中で凹凸測定装置を通過しようとすると、図2
に示すように、前記ロール前端検出手段11によって該巻
取ロール1の前端縁が検知される。このため、搬送装置
2が停止し、巻取ロール1が当該位置で停止する。ま
た、前記ロール径計測手段13は巻取ロール1の上端まで
の距離を測定して、該巻取ロール1の概略の外径を測定
する。この巻取ロール1の外径データに基づいて、前記
測距装置9が巻取ロール1の中心の高さに位置するよう
に、前記昇降装置7が作動して両端部を前記昇降ガイド
4に案内させながら走査装置5を昇降させる。そして、
測距装置9の測距部を巻取ロール1の前側の鏡面1bに対
向させて走査装置5によって該測距装置9を鏡面1bと平
行に走査しながら鏡面1bまでの距離を測定すれば、前側
の鏡面1bの凹凸を計測することができる。
【0034】巻取ロール1の前側の鏡面1bの計測が終了
すると、巻取直径に応じて昇降装置7または走査装置5
が作動して、走査装置5と測距装置9とを巻取ロール1
の搬送域から退避させた後、搬送装置2が作動して巻取
ロール1を再び搬送することになる。搬送された巻取ロ
ール1の後端縁が、図3に示すように、ロール後端検出
手段12によって検知されると、搬送装置2が停止して巻
取ロール1が当該位置に停止する。巻取ロール1の外径
は既に前記ロール径計測手段13によって計測されている
から、必要な場合は昇降装置7が作動して測距装置9を
巻取ロール1の中心の高さまで下降させる。この時、支
持ブラケット8より半径の小さい巻取ロールでは昇降退
避が不要となる。そして、前記回転テーブル10を作動さ
せて測距装置9をほぼ 180゜回動させ、その測距部を巻
取ロール1の後側の鏡面1bに対向させる。次いで、走査
装置5によって測距装置9を鏡面1bと平行に走査しなが
ら鏡面1bまでの距離を測定すれば、後側の鏡面1bの凹凸
を計測することができる。
【0035】巻取ロール1が搬送装置2の搬送方向に対
して所定の方向にあれば、測距装置9の走査方向は、該
巻取ロール1の鏡面1bと平行となって、該測距装置9に
よって取得された凹凸データは信頼できるものである。
しかし、巻取ロール1の軸方向と搬送方向とが一致して
いない場合には、測距装置9の走査方向が鏡面1bと平行
とならず、取得された凹凸データを信頼できない。その
ため、鏡面1bまでの測距データを補正して信頼できる凹
凸データを得る必要がある。そこで、取得された鏡面1b
までの測距データを補正演算手段(図示せず)を介して
補正することによって、凹凸データを得るようにしてあ
る。この補正演算手段は、例えば測距装置9によって鏡
面1bまでの距離を測定する場合に、該鏡面1bの両端部ま
での距離の平均値を補正のための基準値と定め、該基準
値と測距データとの偏差に応じて測距データを補正して
凹凸データを得るようにする。
【0036】また、巻取ロール1の鏡面1bの凹凸が当該
巻取ロール1に許容される範囲にあるか否かを判断する
ために、取得された凹凸データを予め設定された閾値と
比較する比較手段(図示せず)を備えている。そして、
凹凸データがこの閾値の範囲から外れた場合には、警告
ランプを点灯したり、警報を発したりしてその旨を告知
するように、警告手段(図示せず)が設けられている。
【0037】図4に示す実施形態に係る凹凸測定装置
は、巻取ロール1がその軸と直交する方向、即ち紙面を
貫通する方向に搬送される場合の巻取ロール鏡面の凹凸
測定装置を示している。搬送装置2を挟んで一対の支持
フレーム3が設けられており、この一対の支持フレーム
3の搬送装置2側の脚部36、37には昇降ガイド4が設け
られている。なお、脚部37は図4において脚部36の背後
となって図面上には現われていない。この昇降ガイド4
にガイド手段としての走査装置5の両端部がそれぞれ昇
降自在に支持されている。また、走査装置5は吊り下げ
ロッド6の先端部に吊り下げられており、この吊り下げ
ロッド6が支持フレーム3の桁部38に配置されたガイド
部移動手段としての昇降装置7に連繋している。すなわ
ち、該昇降装置7の作動によって吊り下げロッド6を介
して上記走査装置5が、昇降ガイドに案内されて昇降す
るようにしてある。
【0038】上記走査装置5は、巻取ロール1の左右の
鏡面1c、1dと平行な方向を長手方向として配設されてお
り、この走査装置5に支持ブラケット8が該走査装置5
の長手方向、即ち鏡面1c、1dの直径方向に案内されて摺
動自在に支持されている。この支持ブラケット8の先端
部に、鏡面1c、1dまでの距離をそれぞれ測定する測距手
段としての測距装置9が支持されている。
【0039】また、支持フレーム3の適宜位置には、搬
送される巻取ロール1が通過することを検知する、図1
に示す実施形態のロール前端検出手段11と同様のロール
検出手段(図示せず)が設けられて、該ロール検出手段
が巻取ロール1を検知するとその信号によって搬送装置
2が停止するようにしてある。
【0040】この図4に示す実施形態に係る凹凸測定装
置では、搬送装置2によって巻取ロール1が凹凸測定装
置まで搬送されると、図示しないロール検出手段が巻取
ロール1を検知した信号によって搬送装置2が停止す
る。そして、走査装置5が支持ブラケット8を介して測
距装置5をそれぞれの鏡面1c、1dに沿って移動させなが
ら走査してそれぞれの鏡面1c、1dまでの距離を測定すれ
ば、それぞれの鏡面1c、1dの凹凸データを同時に取得す
ることができる。
【0041】この図4に示す実施形態に係る凹凸測定装
置では、走査装置5や測距装置9が巻取ロール1の搬送
域の外側に配設されているから、搬送の障害とならず、
巻取ロール1の搬送を許容するためにこれら走査装置5
や測距装置9を昇降させる必要がない。また、図1に示
す実施形態に係る凹凸測定装置と同様に、巻取ロール1
の外径を予め計測するロール径計測手段を設けて、その
計測データに基づいて測距装置9を鏡面1c、1dの凹凸を
計測するのに適宜な位置まで昇降させるようにすること
もできる。
【0042】図5に示す実施形態に係る凹凸測定装置
は、図4に示す実施形態と同様に、巻取ロール1がその
軸の方向と直交する方向に搬送される場合の鏡面1c、1d
の凹凸を計測する巻取ロール鏡面の凹凸測定装置を示し
ているが、この図5に示す実施形態では、種々の幅員の
巻取ロール1について計測を行なえるようにしてある。
すなわち、測距装置9を支持した支持ブラケット8は、
基端部が走査装置5に支持されて先端部を巻取ロール1
の軸方向に伸長させた測距位置調整手段14に、巻取ロー
ル1の軸方向に摺動自在に支持されている。この測距位
置調整手段14に対する支持ブラケット8の摺動は、図示
しないモータなどの動力によって行なわれるようにして
あり、巻取ロール1の幅員に応じて測距位置調整手段14
に対する支持ブラケット8の位置が調整されるようにし
てある。
【0043】この図5に示す実施形態による凹凸測定装
置では、ワインダ工程において形成された巻取ロール1
の幅員に応じて、測距位置調整手段14に対する支持ブラ
ケット8の位置を予め調整し、搬送装置2によって搬送
された巻取ロール1について、図4に示す実施形態の凹
凸測定装置と同様に、鏡面1c、1dの凹凸を測定する。
【0044】図4及び図5に示した実施形態に係る凹凸
測定装置では、巻取ロール1を所定の位置で停止させ、
測距装置9を鏡面1c、1dに沿って走査する構造について
説明したが、測距装置9を定位置に設定し、巻取ロール
1の搬送走行によって測距装置9による測距位置を順次
変更するようにすることもできる。この構造による場合
には、走査装置5は不要となり構造を簡略化することが
できる。
【0045】また、図4及び図5に示した実施形態に係
る凹凸測定装置においても、図1に示した実施形態の場
合と同様に、鏡面1c、1dと測距装置9の走査方向とが平
行でない状態で取得された測距データの補正を行なう補
正演算手段や、凹凸データを閾値と比較して警告を発す
る警告手段を設ける構造とすることもできる。
【0046】以上に示した実施形態に係る凹凸測定装置
では、巻取ロール1を搬送装置2によって搬送する途中
で鏡面1b、1c、1dの凹凸を計測する構造を示してある
が、搬送途中において計測するものではなく、ワインダ
工程によって形成された巻取ロール1を専用の巻取ロー
ル鏡面の凹凸測定装置の架台に載置させて計測するもの
であっても構わない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る巻
取ロール鏡面の凹凸測定装置によれば、測距手段によっ
て鏡面までの距離を測定することにより該鏡面の凹凸を
計測するようにして、測定者の目視など経験に頼らない
ようにしたから、測定精度を向上させることができる。
また、搬送されている巻取ロールについても短時間で計
測を行なえるから、巻取ロールの全てについて鏡面の凹
凸を計測することができ、巻取ロールの品質を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一の実施形態を説明するための図で、巻取ロー
ルをその軸方向に搬送する搬送経路の途中にこの発明に
係る巻取ロール鏡面の凹凸測定装置を配設した状態の背
面図である。
【図2】図1の側面図であり、巻取ロールの前側の鏡面
の凹凸を計測する状態を示している。
【図3】図1の側面図であり、巻取ロールの後側の鏡面
の凹凸を計測する状態を示している。
【図4】他の実施形態を説明するための図で、巻取ロー
ルをその軸方向と直交する方向に搬送する搬送経路の途
中にこの発明に係る巻取ロール鏡面の凹凸測定装置を配
設した状態の正面図である。
【図5】図4に示す実施形態の凹凸測定装置を改良した
実施形態に係る巻取ロール鏡面の凹凸測定装置を説明す
る図で、図4に相当する正面図である。
【符号の説明】
1 巻取ロール 1a 軸 1b 鏡面 2 搬送装置 3 支持フレーム 4 昇降ガイド 5 走査装置(ガイド手段) 6 吊り下げロッド 7 昇降装置(ガイド部移動手段) 8 支持ブラケット 9 測距装置(測距手段) 10 回転テーブル 11 ロール前端検出手段 12 ロール後端検出手段 13 ロール径計測手段(予備計測手段) 14 測距位置調整手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取ロールの鏡面の凹凸を非接触にて計
    測する巻取ロール鏡面の凹凸測定装置において、 計測すべき鏡面から適宜距離を隔てて、該鏡面とほぼ平
    行な方向を長手方向として延設したガイド手段と、 上記鏡面の直径方向に沿って摺動自在に上記ガイド手段
    に案内支持された測距手段とからなり、 上記測距手段を上記ガイド手段に案内させて前記巻取ロ
    ールの直径方向とほぼ平行な方向に走査しながら、上記
    鏡面までの距離を測定して該鏡面の凹凸を計測すること
    を特徴とする巻取ロール鏡面の凹凸測定装置。
  2. 【請求項2】 巻取ロールの鏡面の凹凸を非接触にて計
    測する巻取ロール鏡面の凹凸測定装置において、 計測すべき鏡面から適宜距離を隔てて、該鏡面とほぼ平
    行な方向を長手方向として延設したガイド手段と、 上記鏡面の直径方向に沿って摺動自在に上記ガイド手段
    に案内支持された測距手段と、 上記ガイド手段を上記測距手段の摺動方向と交差する方
    向に移動させるガイド部移動手段とからなり、 上記ガイド手段を適宜位置まで移動させ、当該位置で上
    記測距手段を該ガイド手段に案内させて巻取ロールの直
    径方向とほぼ平行な方向に走査しながら、上記鏡面まで
    の距離を測定することにより、任意の径の巻取ロールの
    任意の位置における凹凸を計測することを特徴とする巻
    取ロール鏡面の凹凸測定装置。
  3. 【請求項3】 巻取ロールの軸方向に搬送されている該
    巻取ロールの鏡面の凹凸を非接触にて計測する巻取ロー
    ル鏡面の凹凸測定装置において、 計測すべき鏡面から適宜距離を隔てて、該鏡面とほぼ平
    行な方向を長手方向として延設したガイド手段と、 上記鏡面の直径方向に沿って摺動自在に上記ガイド手段
    に案内支持された測距手段と、 上記ガイド手段を上記測距手段の摺動方向と交差する方
    向であって、該ガイド手段を前記巻取ロールの搬送域か
    ら占避自在に移動させるガイド部移動手段とからなり、 搬送途中の巻取ロールを所定の位置で停止させ、上記ガ
    イド手段を適宜位置まで移動させ、当該位置で上記測距
    手段を該ガイド手段に案内させて巻取ロールの直径方向
    とほぼ平行な方向に走査しながら、上記鏡面までの距離
    を測定することにより、任意の径の巻取ロールの任意の
    位置における凹凸を計測することを特徴とする巻取ロー
    ル鏡面の凹凸測定装置。
  4. 【請求項4】 前記測距手段を前記ガイド手段に摺動自
    在にかつ回動自在に支持させ、該測距手段を回動させて
    その測距方向を変更させることにより、巻取ロールの軸
    方向に搬送されている該巻取ロールの前側鏡面と後側鏡
    面のそれぞれの凹凸を計測することを特徴とする請求項
    3に記載の巻取ロール鏡面の凹凸測定装置。
  5. 【請求項5】 巻取ロールの軸方向と直交する方向に搬
    送されている該巻取ロールの両側の鏡面の凹凸を非接触
    にて計測する巻取ロール鏡面の凹凸測定装置において、 計測すべきそれぞれの鏡面から適宜距離を隔てて、該鏡
    面とほぼ平行を長手方向としてそれぞれ延設したガイド
    手段と、 上記鏡面の直径方向に沿って摺動自在に上記それぞれの
    ガイド手段に案内支持された測距手段と、 上記それぞれのガイド手段を上記測距手段の摺動方向と
    交差する方向に移動させるガイド部移動手段とからな
    り、 搬送途中の巻取ロールを所定の位置で停止させ、上記ガ
    イド手段を適宜位置まで移動させ、当該位置で上記測距
    手段を該ガイド手段に案内させて巻取ロールの直径方向
    とほぼ平行な方向に走査しながら、上記鏡面までの距離
    を測定することにより、任意の径の巻取ロールの任意の
    位置における凹凸を計測することを特徴とする巻取ロー
    ル鏡面の凹凸測定装置。
  6. 【請求項6】 巻取ロールの軸方向と直交する方向に搬
    送されている該巻取ロールの両側の鏡面の凹凸を非接触
    にて計測する巻取ロール鏡面の凹凸測定装置において、 計測すべきそれぞれの鏡面から適宜距離を隔てた位置に
    それぞれ配設した測距手段と、 上記それぞれの測距手段を昇降させる測距部移動手段と
    からなり、 上記それぞれの測距手段を適宜位置まで移動させ、当該
    位置で巻取ロールを搬送させながら、上記鏡面までの距
    離を測定することにより、任意の径の巻取ロールの任意
    の位置における凹凸を計測することを特徴とする巻取ロ
    ール鏡面の凹凸測定装置。
  7. 【請求項7】 前記測距手段を測定すべき鏡面と交差す
    る方向に移動自在とし、巻取ロールの幅員に応じて該測
    距手段を所定位置まで移動させて任意の幅員の巻取ロー
    ルの鏡面の凹凸を計測することを特徴とする請求項5ま
    たは請求項6のいずれかに記載の巻取ロール鏡面の凹凸
    測定装置。
  8. 【請求項8】 計測すべき鏡面を有する巻取ロールの概
    略の径を予め計測する予備計測手段を備えていることを
    特徴とする請求項2ないし請求項7のいずれかに記載の
    巻取ロール鏡面の凹凸測定装置。
  9. 【請求項9】 前記測距手段の走査方向に沿った直線と
    測定すべき鏡面との距離の偏差に基づいて補正する補正
    演算手段を備え、該測距手段によって得られた鏡面の凹
    凸データを補正処理して鏡面の凹凸を計測することを特
    徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の巻
    取ロール鏡面の凹凸測定装置。
  10. 【請求項10】 鏡面の凹凸データを予め設定した閾値
    と比較する比較手段を備え、凹凸データが閾値を越えた
    場合にその旨を出力して告知する警告手段を有すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載
    の巻取ロール鏡面の凹凸測定装置。
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