JP2012214204A - 車両用アウトサイドミラー装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る車両用アウトサイドミラー装置は、車両後方を写すミラーと、該ミラーを取り付ける凹部を有したミラーハウジングを備える車両用アウトサイドミラー装置において、前記ミラーハウジングは、車両前輪付近の視界を確保する光学部材を取り付け可能な切り欠き部を設けた。
【選択図】図6
Description
上記構成において、運転者が前記ミラーを通して車両の後方を目視できる状態にある車両用アウトサイドミラー装置にあって、
前記光学部材は、前記運転者が目視できる側面側から車両前方側へ延在されるようにして設けられてなる、構成を採用できる。
この構成によれば、光学部材の面積を充分に大きく構成でき、運転者が該光学部材を通して得られる車両前輪付近の視界像を大きな領域で認識できる車両用アウトサイドミラー装置が得られる。
図1及び図2は本発明の実施形態に係る車両用アウトサイドミラー装置の第1実施例を自動車の車体に取り付け、その光学部材による視野範囲を概略的に示すものである。同図に示すように、本実施形態に係る車両用アウトサイドミラー装置11は、運転者に対して、車両である自動車の車体12の助手席側外部における視野を拡大するために、その助手席側のドア側部に取り付けられたアウトサイドミラー13(以下、「ドアミラー13」という)の一部に光学部材14を設けてなる。そして、運転者からは、ドアミラー13を介して助手席側のドア側部後方を視認できるとともに、光学部材14を介して助手席側の車両前輪付近(図中に斜線を付して示す部分)を視認できるようにしたものである。
上述した実施形態1に示した光学部材14は、たとえば、図5に示したように、ドアミラー13において、その側面側(図中左側)から車両前方側(図中下側)へほぼ水平に延在するようにして設けられたものとしたものである。
このため、運転者がミラー部材17を通して車両の後方を認識できる配置状態にあるドアミラー13において、運転者は、ミラー部材17とともにドアミラー13の側面側を目視することができるようになっている。図15は、ドアミラー13を運転者側から観た斜視図である。図15に示すように、ドアミラー13は、ミラー部材17とともに、ミラーハウジング19の側面(図中符号19Aで示す)が運転者にとってよく見える位置にあり、光学部材14の一部はこのミラーハウジング19の側面において目視できるようになっている。この場合、運転者が目視できるミラーハウジング19の側面19Aは比較的大きな領域を有することから、それに応じて光学部材14の面積も充分に大きく構成することができる。このことは、運転者が光学部材14を通して得られる車両前輪付近の視界像を大きな領域で認識できる効果を奏するようにできる。また、運転者は、ドアミラー13を目視する場合、光学部材14とミラー部材17は互いに隣接して配置されていることから、視線の大きな移動なく、ミラー部材17および光学部材14にそれぞれ映る視野角像を明瞭に認識することができる効果を奏する。
また、光学部材14は、ドアミラー13の側面側から車両前方側へ延在させるように構成させることによって、車両前方側へ延在された光学部材14の面積も大きくでき、これにより、光学部材14が捉える車両前輪付近の視界を、車両の前後方向および車両の幅方向のいずれにおいても、大幅に拡大できる効果を奏することができる。
上述した実施形態1、2では、いずれも、運転者が光学部材14を通して確保する視界像は、車両前輪付近として説明したものである。しかし、前述したように、本発明に係るドアミラー13に具備される光学部材14は、該ドアミラー13への上述したような取付態様(配置)によって、視界の大幅な拡大を実現できるものとなっている。このことから、光学部材14が捉える視角範囲を車両前輪付近以外の領域に及んで拡大させるようにしてもよいことはいうまでもない。
図16は、車両を上方から観た図である。図16に示す車両は、まず、運転者の車両前方の視野が車両の前方に取り付けられているピラー40’によって妨げられていることを示している。この場合、運転者から観たピラー40’の死角は、車両前輪付近を含んだ車両前輪付近以外の領域にも及んで形成される。
このため、実施態様3では、たとえば、光学部材14を構成するフレネルレンズ、メニスカスレンズ、プリズムレンズ等の屈折率を適切に設定することによって、光学部材14が捉える視角範囲を車両前輪付近以外の領域に及んで拡大させるようにしている。この場合、光学部材14を、たとえば、ドアミラー13の側面側から車両前方側へ延在させるように構成にすることによって、面積を大きくすることができることから、光学部材14の視角範囲の拡大を容易に行うことができるようになる。したがって、このように構成することによって、ピラー40’によって死角となる領域においても、ドアミラー13の光学部材14を通して充分に目視できる効果を奏する。
上述した実施態様1、2、3では、いずれも光学部材14は、フレネルレンズ、メニスカスレンズ、プリズムレンズ等を備えたものとして構成したものである。しかし、これに限定されることはなく、透明部材のみによって構成するようにしてもよい。
図17は、光学部材14を透明部材14’によって構成したドアミラー13を示している。図17(a)は、図4に対応づけて描いた図で、車両用アウトサイドミラーの背面図である。また、図17(b)は、図17(a)のb−b線における断面図である。
まず、図17(a)に示すように、透明部材14’は、ドアミラー13のミラーハウジング19の運転者側の側面19Aに形成されている。この場合、透明部材14’の表面はミラーハウジング19の表面とほぼ面一となっており、透明部材14’はミラーハウジング19の外枠の一部を構成するようになっている。これにより、透明部材14’は意匠的に見映えのよい構成とすることができる。なお、実施態様1、2、3において示したターンシグナルランプ20はこの実施態様4において設けられていないものとして示したが、これに限定されることはなく、ターンシグナルランプ20を設けるようにしてもよい。
そして、透明部材14’の背面には空間部50が設けられ、運転者からの視線に基づく光路αは、透明部材14’の運転者側の側面14A’、空間部50、透明部材14’の車両前方側の側面14B’を通して形成されるようになっている。これにより、運転者はこれまでドアミラー13によって死角になっていたドアミラー13の前方における対象物を、透明部材14’を観ることにより視認できるようになる。
13 アウトサイドミラー(ドアミラー)
14 光学部材
14’ 透明部材
15 ミラーベース
16 フロントサイドドア
17 ミラー部材
18 凹部
19 ミラーハウジング
20 ターンシグナルランプ
21 切り欠き部
31 ドアミラー
32 ミラーハウジング
33 光学部材
34 切り欠き部
35 カバー部
40’ ピラー
50 空間部
Claims (5)
- 車両後方を写すミラーと、該ミラーを取り付ける凹部を有したミラーハウジングを備える車両用アウトサイドミラー装置において、
前記ミラーハウジングは、車両前輪付近の視界を確保する光学部材を取り付け可能な切り欠き部を設けてなることを特徴とする車両用アウトサイドミラー装置。 - 前記光学部材は、フレネルレンズであることを特徴とする請求項1記載の車両用アウトサイドミラー装置。
- 前記ミラーハウジングは、前記切り欠き部を閉塞する着脱可能なカバー部を備え、前記光学部材は前記カバー部を取り外した後の箇所に取り付けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用アウトサイドミラー装置。
- 前記ミラーハウジングの前記切り欠き部は、ターンシグナルランプと一体化された前記光学部材を取り付け可能なスペースを有してなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両用アウトサイドミラー装置。
- 運転者が前記ミラーを通して車両の後方を目視できる状態にある車両用アウトサイドミラー装置にあって、
前記光学部材は、前記運転者が目視できる側面側から車両前方側へ延在されるようにして設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の車両用アウトサイドミラー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011170494A JP2012214204A (ja) | 2011-03-31 | 2011-08-03 | 車両用アウトサイドミラー装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011080221 | 2011-03-31 | ||
JP2011080221 | 2011-03-31 | ||
JP2011170494A JP2012214204A (ja) | 2011-03-31 | 2011-08-03 | 車両用アウトサイドミラー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012214204A true JP2012214204A (ja) | 2012-11-08 |
Family
ID=47267454
Family Applications (1)
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JP2011170494A Pending JP2012214204A (ja) | 2011-03-31 | 2011-08-03 | 車両用アウトサイドミラー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2012214204A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05301539A (ja) * | 1992-04-28 | 1993-11-16 | Tokai Rika Co Ltd | 自動車の補助ミラー |
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-
2011
- 2011-08-03 JP JP2011170494A patent/JP2012214204A/ja active Pending
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