JPH09282918A - 車両計器用バックライト照明装置 - Google Patents

車両計器用バックライト照明装置

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JPH09282918A
JPH09282918A JP9420496A JP9420496A JPH09282918A JP H09282918 A JPH09282918 A JP H09282918A JP 9420496 A JP9420496 A JP 9420496A JP 9420496 A JP9420496 A JP 9420496A JP H09282918 A JPH09282918 A JP H09282918A
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JP
Japan
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cathode fluorescent
cold cathode
fluorescent tube
light
guide plate
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JP9420496A
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English (en)
Inventor
Toshifumi Okahira
年史 岡平
Hiroyuki Yokota
博之 横田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温時の冷陰極蛍光管の点灯をより良くし管
面を暗くすることなく、安価で、かつ簡単に組み付けす
る。 【解決手段】 冷陰極蛍光管12と、この冷陰極蛍光管
12から出射される光を導入する導光板32と、この導
光板32の上部又は下部に配置され前記導光板32から
の光を反射させる反射板34とを備えたエッジライト方
式の車両計器用バックライト照明装置において、冷陰極
蛍光管12の筒方向に沿って設けられたケース44に前
記冷陰極蛍光管12を予熱するためのバルブ46aを設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷陰極蛍光管を光
源として用いたエッジライト方式の車両計器用バックラ
イト照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷陰極蛍光管を光源として用いたエッジ
ライト方式のバックライト(面発光)照明装置は、現
在、例えば、パーソナルコンピュータ、車両(自動車)
などに使用されている。
【0003】図11は従来のこの種のエッジライト方式
の車両計器用バックライト照明装置の一例を示す図であ
る。図11(a)に示すように、外径が8〜9mmのC字
状の冷陰極蛍光管12の端部にケーブル14が取り付け
られ、このケーブル14に電源用のコネクタ16が取り
付けられている。
【0004】外部からコネクタ16に加わった電圧がケ
ーブル14を介して冷陰極蛍光管12の端部に供給さ
れ、冷陰極蛍光管12が発光する。
【0005】しかし、自動車などの車両においては、車
内温度が例えば、−30°Cから+80°C位まで変化
し、低温時においては、冷陰極蛍光管12の点灯特性が
悪くなる。
【0006】このため、図11(b)に示すように、冷
陰極蛍光管12の表面に、冷陰極蛍光管12を予熱する
ためのヒータ部18を透明熱収縮チューブ等により取り
付けている。
【0007】このヒータ部18は、図12に示すよう
に、リード線26、リード線26に接続される金属箔部
27と、透明フィルム28とからなる。金属箔部27及
び透明フィルム28は、エッチング処理により波形形状
をなしている。
【0008】ヒータ部18のリード線26はケーブル2
0内に設けられ、コネクタ22からの電圧により金属箔
部27に電流が流れる。この電流により金属箔部27が
発熱することで、低温時に冷陰極蛍光管12が暖められ
るので、低温時の点灯特性が改善される。
【0009】また、冷陰極蛍光管12にサーミスタ24
が取り付けられ、このサーミスタ24がヒータ部18の
所定温度を検知した場合には、ヒータ部18への電流供
給を停止する。
【0010】次に、前記エッジライト方式の車両計器用
バックライト照明装置の具体的な構成を図13及び図1
4を用いて説明する。
【0011】ヒータ部18が取り付けられた冷陰極蛍光
管12の筒方向に沿って断面が半円状の反射板38が設
けられ、この反射板38及び前記冷陰極蛍光管12は直
方体状のランプカバー40によって覆われている。
【0012】冷陰極蛍光管12を挟んでランプカバー4
0と対向する位置には冷陰極蛍光管12から出射される
光の内の側面を通る光を均一に導入するアクリル等から
なる導光板32が設けられ、この導光板32の下部には
光を反射させる反射シート34が配置される。
【0013】この反射シート34は、ポリイミドをベー
スとし、その上にアルミニウム蒸着したものである。導
光板32の上部にはプリズムシートを用いて正面の輝度
を向上させた拡散板36が配置される。
【0014】このような構成の車両計器用バックライト
照明装置であれば、冷陰極蛍光管12からの光及び反射
板38で反射された光は、導光板32に導入され、導光
板32からの直接光及び反射シート34で反射された光
は拡散板36に送られる。
【0015】拡散板36の上部には図示しないが、自動
車の速度やエンジンの回転数などを指針及び文字板によ
り表示するアナログメータ計器が設けられ、拡散板36
からの光によって指針が自発光し、指針及び文字板が明
るく見える。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来のエッジライト方
式の車両計器用バックライト照明装置にあって、冷陰極
蛍光管12の外径が、例えば、8〜9mmと太い場合には
問題はない。
【0017】しかしながら、外径が、例えば、5mm以下
と細い場合には、冷陰極蛍光管12の管面がヒータ部1
8に覆われ過ぎる。このため、バックライト照明装置が
暗くなるという問題があった。
【0018】本発明の目的は、低温時における冷陰極蛍
光管の点灯をより良くするとともに、管面を暗くするこ
となく、安価で、かつ簡単に組み付けできる車両計器用
バックライト照明装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、以下の手段を採用した。請求項1の発明
は、冷陰極蛍光管と、この冷陰極蛍光管から出射される
光を導入する導光板と、この導光板の上部又は下部に配
置され前記導光板からの光を反射させる反射板とを備え
たエッジライト方式の車両計器用バックライト照明装置
において、前記冷陰極蛍光管の筒方向に沿って設けられ
たケースに前記冷陰極蛍光管を予熱するためのバルブを
設けたことを特徴とする。
【0020】この発明によれば、ケース内に設けられた
バルブが冷陰極蛍光管を予熱するので、低温時の冷陰極
蛍光管の点灯特性を良くでき、管面を暗くすることな
く、安価でかつ簡単に組み付けできる。
【0021】請求項2の発明において、前記バルブは、
前記冷陰極蛍光管の筒方向に沿って複数個設けられるこ
とを特徴とする。
【0022】この発明によれば、複数のバルブを用いる
ことで、発熱量を変化させることもできる。また、等間
隔にバルブを設ければ、均一に冷陰極蛍光管を予熱する
ことができる。
【0023】請求項3の発明において、前記ケースは、
前記冷陰極蛍光管の上部又は下部に配置されることを特
徴とする。
【0024】この発明によれば、冷陰極蛍光管の後部に
スペースがない場合には、冷陰極蛍光管の上部又は下部
に配置するとよい。
【0025】請求項4の発明において、冷陰極蛍光管
と、この冷陰極蛍光管から出射される光を導入する導光
板と、この導光板の上部又は下部に配置され前記導光板
からの光を反射させるシートとを備えたエッジライト方
式の車両計器用バックライト照明装置において、前記シ
ートは、前記冷陰極蛍光管を予熱するためのヒータパタ
ーンが形成された金属箔部と、フィルムと、前記光を反
射させる反射膜とを一体的に積層してなるヒータ兼用の
反射膜シートからなることを特徴とする。
【0026】この発明によれば、ヒータパターンが形成
された金属箔部に、反射膜が設けられているので、特別
に反射板を組み付ける必要がなくなり、照明装置が安価
になる。
【0027】請求項5の発明は、冷陰極蛍光管と、この
冷陰極蛍光管から出射される光を導入する導光板と、こ
の導光板の上部又は下部に配置され前記導光板からの光
を反射させるシートとを備えたエッジライト方式の車両
計器用バックライト照明装置において、前記シートは、
前記光を反射させる反射膜と前記冷陰極蛍光管を予熱す
るためのヒータとを同一層に設けたことを特徴とする。
【0028】この発明によれば、反射膜とヒータとを同
一層に設けたので、特別に反射板を貼り付ける必要がな
くなり、ヒータと反射板との組み付けが簡単になり、安
価となる。
【0029】請求項6の発明において、前記シートは、
金属箔部と、フィルムとの2層からなり、前記金属箔部
は、前記反射膜として用いられる第1の金属箔部と、前
記フィルムにより前記第1の金属箔部とは電気的に絶縁
されると共にヒータパターンが形成された第2の金属箔
部とからなることを特徴とする。
【0030】この発明によれば、同一の金属箔部におい
て、第1の金属箔部を反射膜として用いるので、特別に
反射板を貼り付ける必要がなくなり、ヒータと反射板と
の組み付けが簡単になり、安価となる。
【0031】請求項7の発明において、前記シートは、
導電性接着剤を介して前記冷陰極蛍光管を覆うランプカ
バーに貼付されることを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両計器用バック
ライト照明装置の実施の形態を図面を参照して説明す
る。
【0033】<実施の形態1>本発明の車両計器用バッ
クライト照明装置の実施の形態1を説明する。図1に車
両計器用バックライト照明装置の実施の形態1の構成図
を示す。図2に実施の形態1の側面図を示す。
【0034】図1において、冷陰極蛍光管12は、例え
ば、外径が3mm〜4mmであり、冷陰極蛍光管12の筒方
向に沿って断面が半円状の反射膜41が設けられ、反射
膜41及び前記冷陰極蛍光管12は、断面が半円状のラ
ンプカバー42によって覆われている。
【0035】さらに、ランプカバー42の後部には、冷
陰極蛍光管12の筒方向に沿ってバルブカバー44が設
けられ、このバルブカバー44はランプカバー42に取
り付けられる。バルブカバー44の内部には図2に示す
ように、冷陰極蛍光管12を予熱するための3つのバル
ブ46a,46b,46cが、等間隔に設けられてい
る。
【0036】冷陰極蛍光管12を挟んでランプカバー4
2と対向する位置には冷陰極蛍光管12から出射される
光の内の側面を通る光を均一に導入するアクリル等から
なる導光板32が設けられ、この導光板32の下部には
光を反射させる反射シート34が配置される。
【0037】この反射シート34は、ポリイミドをベー
スとし、その上にアルミニウム蒸着したものである。導
光板32の上部にはプリズムシートを用いて正面の輝度
を向上させた拡散板36が配置される。
【0038】拡散板36の上部には、図示しないが、自
動車の速度やエンジンの回転数などを指針及び文字板に
より表示するアナログメータ計器が設けられ、拡散板3
6からの光によって指針が自発光し、指針及び文字板が
明るく見えるようになっている。
【0039】このような構成の車両計器用バックライト
照明装置によれば、バルブケース44内のバルブ46a
〜46cを点灯させると、それらのバルブによる発熱に
よりバルブケース44内の温度が上昇する。また、その
熱はランプカバー42及び反射膜41を介して冷陰極蛍
光管12に伝わる。
【0040】その結果、冷陰極蛍光管12が予熱される
ので、低温時であっても、冷陰極蛍光管12の点灯特性
が良くなる。また、バルブ46a〜46cの使用により
車両計器用バックライト照明装置が安価となり、かつ、
バルブ46a〜46cの組み付けが簡単になる。
【0041】さらに、冷陰極蛍光管12の外径が3mmと
細くても、バルブ46a〜46cを使用しているので、
従来のようなヒータ部18を用いていないから、冷陰極
蛍光管12の管面が暗くなるという問題もなくなる。
【0042】また、バルブケース44はランプカバー4
2に隙間なく取り付けられているので、バルブ46a〜
46cを固定するのみでなく、バルブ46a〜46cで
発生した熱を逃がすのを防止でき、冷陰極蛍光管12の
予熱効率が良くなる。
【0043】さらに、バルブ46a〜46cが、冷陰極
蛍光管12の筒方向に沿って等間隔に設けられているの
で、熱が冷陰極蛍光管12に均一に伝達される。従っ
て、冷陰極蛍光管12の各部分が均一に点灯される。
【0044】なお、バルブの個数は、例えば、3個に限
定されるものではなく、4個以上であってもよい。ま
た、バルブの個数を変えることにより、冷陰極蛍光管1
2を予熱するためのバルブの発熱量を変化させることが
できる。
【0045】<実施の形態2>次に、本発明の車両計器
用バックライト照明装置の実施の形態2を説明する。図
3に車両計器用バックライト照明装置の実施の形態2の
構成図を示す。図4に実施の形態2の側面図を示す。
【0046】実施の形態1では、バルブケース44をラ
ンプカバー42の後部に配置したが、実施の形態2で
は、図3に示すように、バルブケース44をランプカバ
ー42の下部に配置したことを特徴とする。
【0047】図4に示すように、バルブ46a〜46c
が冷陰極蛍光管12の筒方向に沿って等間隔に配置され
ている。
【0048】なお、その他の構成は、実施の形態1の構
成と同一であり、同一部分には同一符号を付し、その詳
細は省略する。
【0049】このように、バルブケース44をランプカ
バー42の下部に配置しても、バルブ46a〜46cの
点灯による発熱はランプカバー42及び反射膜41を介
して冷陰極蛍光管12に伝わる。
【0050】その結果、冷陰極蛍光管12が予熱される
ので、低温時であっても、点灯特性が良くなり、実施の
形態1の効果と同一の効果が得られる。特に、実施の形
態2では、ランプカバー42の後部にスペースがない場
合に、効果が大である。
【0051】なお、実施の形態2では、バルブケース4
4をランプカバー42の下部に配置するようにしたが、
例えば、バルブケース44をランプカバー42の上部に
配置しても良い。
【0052】<実施の形態3>次に、本発明の車両計器
用バックライト照明装置の実施の形態3を説明する。図
5に車両計器用バックライト照明装置の実施の形態3の
構成図を示す。
【0053】図5において、冷陰極蛍光管12は、例え
ば、外径が3mm〜4mmであり、冷陰極蛍光管12の筒方
向に沿って冷陰極蛍光管12を覆うヒータ部48が設け
られ、このヒータ部48及び前記冷陰極蛍光管12は、
断面が半円状のランプカバー42によって覆われてい
る。
【0054】図6(a)に前記ヒータ部48のヒータパ
ターンを示す。図6(b)にヒータ部48の断面図を示
す。
【0055】前記ヒータ部48は、図6(b)に示すよ
うに、前記冷陰極蛍光管12を予熱するためのヒータパ
ターンが形成された金属箔部48aと、透明フィルム4
8bと、前記光を反射させる反射膜48cとを一体的に
積層してなるヒータ兼用の反射膜シートからなる。
【0056】金属箔部48aのヒータパターンには外部
から電流が流れるようになっており、その流れた電流に
より発生する熱を前記冷陰極蛍光管12に与えるように
なっている。
【0057】金属箔部48aは、図6(a)に示すよう
に、エッチング処理により、波形のヒータパターンから
なっている。反射膜48cは、前記透明フィルム48b
の裏面に蒸着されている。図7に実施の形態3の側面図
を示す。
【0058】この場合、図7に示すように、前記ヒータ
部48の反射膜48cが、ランプカバー42側に配置さ
れ、前記ヒータ部48の金属箔部48aが、前記冷陰極
蛍光管12側に配置される。前記ヒータ部48は、導電
性接着剤又は両面テープ等により、冷陰極蛍光管12に
貼り付けられている。
【0059】なお、導光板32、反射シート34、拡散
板36の構成は、実施の形態1で説明したものと同一構
成であるので、同一符号を付し、その詳細に付いては、
説明を省略する。
【0060】このような構成の車両計器用バックライト
照明装置によれば、ヒータ兼用の反射膜シートにおい
て、ヒータパターンが形成された金属箔部48aが、冷
陰極蛍光管12を予熱し、反射膜48cが光を反射させ
る。
【0061】すなわち、ヒータ部48が、ヒータ部48
の透明フィルム48bの裏面に反射膜48cを蒸着した
ヒータ兼用の反射膜シートであるから、反射膜を貼り付
ける作業が省ける。
【0062】その結果、特別に反射板を設ける必要がな
くなり、ヒータと反射板との組み付けが簡単になるとと
もに、車両計器用バックライト照明装置が安価になる。
【0063】<実施の形態4>次に、本発明の車両計器
用バックライト照明装置の実施の形態4を説明する。図
8に車両計器用バックライト照明装置の実施の形態4の
構成図を示す。
【0064】図8において、冷陰極蛍光管12は、例え
ば、外径が3mm〜4mmであり、冷陰極蛍光管12の筒方
向に沿って冷陰極蛍光管12を覆うヒータ部52が設け
られ、このヒータ部52及び前記冷陰極蛍光管12は、
断面が半円状のランプカバー42によって覆われてい
る。
【0065】図9(a)に前記ヒータ部52の金属箔部
の構成を示す。図9(b)にヒータ部52の断面図を示
す。
【0066】前記ヒータ部52は、図9(b)に示すよ
うに金属箔部53と、透明フィルム54との2層からな
る。前記金属箔部53は、反射膜用の金属箔部53a
と、前記透明フィルム54により前記反射膜用の金属箔
部53aとは電気的に絶縁されると共にヒータパターン
が形成された熱伝導用の金属箔部53bとからなる。
【0067】反射膜用の金属箔部53a及び熱伝導用の
金属箔部53bは、図9(a)に示すように同一の金属
箔をエッチング処理することにより、相互間に溝部を形
成し、電気的な絶縁を図っている。熱伝導用の金属箔部
53bは、波形のヒータパターンからなっている。
【0068】このヒータパターンには外部から電流が流
れるようになっており、その流れた電流により発生する
熱を前記冷陰極蛍光管12に与えるようになっている。
図10に実施の形態4の側面図を示す。
【0069】図10に示すように、透明フィルム54が
ランプカバー42側に配置されており、金属箔部53が
冷陰極蛍光管12側に配置される。前記ヒータ部52
は、導電性接着剤又は両面テープ等により、前記ランプ
カバー42に貼り付けられている。
【0070】なお、導光板32、反射シート34、拡散
板36の構成は、実施の形態1で説明したものと同一構
成であるので、同一符号を付して説明する。
【0071】このような構成の車両計器用バックライト
照明装置によれば、ヒータ部52において、ヒータパタ
ーンが形成された熱伝導用の金属箔部53bが、冷陰極
蛍光管12を予熱し、反射膜用の金属箔部53aが光を
反射させる。
【0072】すなわち、ヒータ部52において、熱伝導
用の金属箔部53b及び反射膜用の金属箔部53aが同
一の金属箔53にあるので、反射膜を特別に貼り付ける
作業が省ける。その結果、ヒータと反射板との組み付け
が簡単になり、かつ、車両計器用バックライト照明装置
が安価になる。
【0073】なお、実施の形態4において説明した透明
フィルム54は、フィルムが透明であったが、フィルム
は透明に限定されず、耐熱性が同等であれば、フィルム
は透明でなくともよい。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、ケース内に設けられた
バルブが冷陰極蛍光管を予熱するので、低温時の冷陰極
蛍光管の点灯特性を良くでき、管面を暗くすることな
く、安価でかつ簡単に組み付けできる。
【0075】また、複数のバルブを用いることで、発熱
量を変化させることもできる。冷陰極蛍光管の後部にス
ペースがない場合には、前記ケースを冷陰極蛍光管の上
部又は下部に配置することができる。
【0076】さらに、ヒータパターンが形成された金属
箔部とフィルムと反射膜とを一体的に積層したヒータ兼
用の反射膜シートを用いれば、特別に反射板を組み付け
る必要がなくなり、照明装置が安価になる。
【0077】また、反射膜とヒータパターンが形成され
た金属箔部とを同一層に設ければ、特別に反射板を貼り
付ける必要がなくなり、ヒータと反射板との組み付けが
簡単になり、安価となる。
【0078】さらに、同一の金属箔部において、第1の
金属箔部を反射膜として、第2の金属箔部をヒータパタ
ーンが形成された金属箔として用いれば、特別に反射板
を貼り付ける必要がなくなり、ヒータと反射板との組み
付けが簡単になり、安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両計器用バックライト照明装置の実
施の形態1の構成図である。
【図2】車両計器用バックライト照明装置の実施の形態
1の側面図である。
【図3】本発明の車両計器用バックライト照明装置の実
施の形態2の構成図である。
【図4】車両計器用バックライト照明装置の実施の形態
2の側面図である。
【図5】本発明の車両計器用バックライト照明装置の実
施の形態3の構成図である。
【図6】実施の形態3のヒータの構成図である。
【図7】車両計器用バックライト照明装置の実施の形態
3の側面図である。
【図8】本発明の車両計器用バックライト照明装置の実
施の形態4の構成図である。
【図9】実施の形態4のヒータの構成図である。
【図10】車両計器用バックライト照明装置の実施の形
態4の側面図である。
【図11】従来のエッジライト方式の車両計器用バック
ライト照明装置の一例を示す図である。
【図12】従来のヒータ部の構成を示す図である。
【図13】従来のエッジライト方式の車両計器用バック
ライト照明装置を示す斜視図である。
【図14】図13に示す車両計器用バックライト照明装
置の構成図である。
【符号の説明】
12 冷陰極蛍光管 14 ケーブル 18 ヒータ部 24 サーミスタ 26 リード線 27 金属箔部 28 透明フィルム 32 導光板 34 反射シート 36 拡散板 38 反射板 40 ランプカバー 41 反射膜 42 ランプカバー 44 バルブカバー 46a〜46c バルブ 48 ヒータ部 48a 金属箔部 48b 透明フィルム 48c 反射膜 52 ヒータ部 53 金属箔部 53a 反射膜用の金属箔部 53b 熱伝導用の金属箔部 54 透明フィルム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷陰極蛍光管と、この冷陰極蛍光管から
    出射される光を導入する導光板と、この導光板の上部又
    は下部に配置され前記導光板からの光を反射させる反射
    板とを備えたエッジライト方式の車両計器用バックライ
    ト照明装置において、 前記冷陰極蛍光管の筒方向に沿って設けられたケース
    に、前記冷陰極蛍光管を予熱するためのバルブを設けた
    ことを特徴とする車両計器用バックライト照明装置。
  2. 【請求項2】 前記バルブは、前記冷陰極蛍光管の筒方
    向に沿って複数個設けられることを特徴とする請求項1
    に記載の車両計器用バックライト照明装置。
  3. 【請求項3】 前記ケースは、前記冷陰極蛍光管の上部
    又は下部に配置されることを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の車両計器用バックライト照明装置。
  4. 【請求項4】 冷陰極蛍光管と、この冷陰極蛍光管から
    出射される光を導入する導光板と、この導光板の上部又
    は下部に配置され前記導光板からの光を反射させるシー
    トとを備えたエッジライト方式の車両計器用バックライ
    ト照明装置において、 前記シートは、前記冷陰極蛍光管を予熱するためのヒー
    タパターンが形成された金属箔部と、フィルムと、前記
    光を反射させる反射膜とを一体的に積層してなるヒータ
    兼用の反射膜シートからなることを特徴とする車両計器
    用バックライト照明装置。
  5. 【請求項5】 冷陰極蛍光管と、この冷陰極蛍光管から
    出射される光を導入する導光板と、この導光板の上部又
    は下部に配置され前記導光板からの光を反射させるシー
    トとを備えたエッジライト方式の車両計器用バックライ
    ト照明装置において、 前記シートは、前記光を反射させる反射膜と前記冷陰極
    蛍光管を予熱するためのヒータとを、同一層に設けたこ
    とを特徴とする車両計器用バックライト照明装置。
  6. 【請求項6】 前記シートは、金属箔部と、フィルムと
    の2層からなり、前記金属箔部は、前記反射膜として用
    いられる第1の金属箔部と、前記フィルムにより前記第
    1の金属箔部とは電気的に絶縁されると共にヒータパタ
    ーンが形成された第2の金属箔部とからなることを特徴
    とする請求項5に記載の車両計器用バックライト照明装
    置。
  7. 【請求項7】 前記シートは、導電性接着剤を介して前
    記冷陰極蛍光管を覆うランプカバーに貼付されることを
    特徴とする請求項4又は請求項5に記載の車両計器用バ
    ックライト照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104851472A (zh) * 2014-02-17 2015-08-19 贺利氏特种光源有限责任公司 辐射装置的运行方法

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