JPH09271105A - 車両の制御方法およびその装置 - Google Patents

車両の制御方法およびその装置

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JPH09271105A
JPH09271105A JP8134485A JP13448596A JPH09271105A JP H09271105 A JPH09271105 A JP H09271105A JP 8134485 A JP8134485 A JP 8134485A JP 13448596 A JP13448596 A JP 13448596A JP H09271105 A JPH09271105 A JP H09271105A
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JP
Japan
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vehicle
control
braking
drive
motor
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Application number
JP8134485A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimi Niihara
良美 新原
Koji Teramoto
浩司 寺本
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Priority to DE19713459A priority patent/DE19713459A1/de
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】左右の駆動輪の速度差により方向制御(軌跡制
御)を行なうものにおいて、コーナリング時や急ブレー
キ時などの必要な制動時に左右の駆動輪を駆動する駆動
モータに対して逆トルクを付勢することで、車両の走行
軌跡がずれる傾向にある時、逆トルクによるブレーキン
グにて確実に方向修正ができ、慣性力の大きい車両であ
っても小半径のコーナ部を円滑に旋回走行することがで
きる車両の制御方法の提供を目的とする。 【解決手段】左右の駆動輪8,9の速度差により方向制
御を行なうように成した車両3の制御方法であって、制
動時に上記左右の駆動輪8,9を駆動する駆動モータ
6,7に逆トルクを付勢して方向制御することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば移動経路
に沿って設けられた磁気テープや光反射用の白線テープ
などのガイドマーク(ガイド手段)に沿って工場内を走
行(移動)するオートガイドビークル(いわゆるAG
V)のような車両の制御方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の車両の制御方法およびそ
の装置としては、例えば、特公昭61−48322号公
報に記載のものがある。すなわち、電機子と、直巻界磁
と、直巻界磁用切換スイッチと、分巻界磁と、分巻界磁
抵抗と、分巻界磁用切換スイッチとを備えた複巻式の駆
動モータを設け、無人車が降坂等と所定速度以上で走行
する場合、上述の駆動モータに回生電流が流れるのを有
効利用して、この回生電流が所定値になった時、電圧判
別器の出力を増幅して、リレーを介して上述の分巻界磁
用切換スイッチをONとなして、上述の分巻界磁抵抗を
短絡させて上記分巻界磁を増界磁と成して、電機子の回
転数を低下させ、無人車が降板を暴走するのを確実に防
止すべく構成した無人車走行方法である。
【0003】この従来手段によれば、回生電流(回生エ
ネルギ)を有効利用して車両を回生制動することができ
る利点があるが、単に回生電流の有効利用により車両の
暴走が防止できるのみであって、この回生エネルギによ
り車両の軌跡制御(方向制御)を実行することは困難で
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、左右の駆動輪の速度差により方向制御(軌
跡制御)を行なうものにおいて、コーナリング時や急ブ
レーキ時などの必要な制動時に左右の駆動輪を駆動する
駆動モータに対して逆トルクを付勢することで、車両の
走行軌跡がずれる傾向にある時、逆トルクによるブレー
キングにて確実に方向修正ができ、慣性力の大きい車両
であっても小半径のコーナ部を円滑に旋回走行すること
ができる車両の制御方法の提供を目的とする。
【0005】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、減速時に駆動モータ
に発生する回生エネルギの消費量を調整して方向制御す
ることで、減速時に車両の走行軌跡がずれる傾向にある
時、上述の回生エネルギを有効利用して、制動量をコン
トロールしながら車両の方向修正を確実に行なうことが
できる車両の制御方法の提供を目的とする。
【0006】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項2記載の発明の目的と併せて、左右の各駆動モータ
の要求速度差が所定値以上になった時、左右の駆動輪の
うちの一方の駆動輪を回生制動することで、車両の横ず
れ量が大きくなった場合に上記回生エネルギを有効利用
して車両を軌跡制御することができる車両の制御方法の
提供を目的とする。
【0007】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、移動経路に沿って設
けたガイド手段に対して車両の横ずれ量に関係させた駆
動制御マップおよび制動値マップを設けて、制御則とし
てのデータメモリに別々に割り付けられる上記2つのマ
ップを用いることにより、マップそれ自体の設定が容易
で、車両の機種や重量に応じた対応性がよく、汎用性の
拡大を図ることができると共に、マップの部分修正も容
易で、かつ車両の走行コースの変更時(コーナ部分にお
ける曲率半径の変更も含む)においても充分対応するこ
とができる車両の制御方法の提供を目的とする。
【0008】この発明の請求項5記載の発明は、減速時
に駆動モータに発生する回生エネルギを制御して方向制
御(軌跡制御)することで、減速時において車両の走行
軌跡がずれようとする際、上述の回生エネルギを有効利
用して車両の方向修正を確実に行なうことができる車両
の制御装置の提供を目的とする。
【0009】この発明の請求項6記載の発明は、上記請
求項5記載の発明の目的と併せて、モータ駆動部に対し
てモータ制御部を並設することで、簡単な構成でありな
がら、このモータ制動部に流れる回生電流を有効利用し
て車両を確実に制動および軌跡制御することができる車
両の制御装置の提供を目的とする。
【0010】この発明の請求項7記載の発明は、上記請
求項5記載の発明の目的と併せて、PWM(Pulse Widt
h Modulationの略でパルス幅変調)制御により回生エネ
ルギ消費量をコントロールすることで、無段階的なブレ
ーキングが実施できると共に回生エネルギの損失がな
く、エネルギ効率の向上(省エネルギ化)を図ることが
できる車両の制御装置の提供を目的とする。
【0011】この発明の請求項8記載の発明は、上記請
求項5記載の発明の目的と併せて、移動経路に沿って設
けたガイド手段に対する車両の横ずれ量に関係させた制
動値マップを設けて制動制御することで、マップそれ自
体の設定が容易で、車両の機種や重量に応じた対応性が
よく、汎用性の拡大を図ることができると共に、マップ
の部分修正も容易で、かつ車両の走行コースの変更時
(コーナ部分における曲率半径の変更も含む)において
も充分対応することができて、良好な制動特性を確保す
ることができる車両の制御装置の提供を目的とする。
【0012】この発明の請求項9記載の発明は、上記請
求項8記載の発明の目的と併せて、駆動制御マップと制
動値マップとを設けて、これら各マップを切換え制御す
ることで、良好な軌跡制御特性の確保と、良好な制動特
性の確保との両立を図ることができる車両の制御装置の
提供を目的とする。
【0013】この発明の請求項10記載の発明は、上記
請求項5記載の発明の目的と併せて、車両の減速位置を
車両の移動経路に設けられた番地手段により検出するこ
とで、正確な減速位置の検出を実行することができる車
両の制御装置の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、左右の駆動輪の速度差により方向制御を行な
うように成した車両の制御方法であって、制動時に上記
左右の駆動輪を駆動する駆動モータに逆トルクを付勢し
て方向制御する車両の制御方法であることを特徴とす
る。
【0015】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、減速時に上記駆動モ
ータに発生する回生エネルギの消費量を調整して方向制
御する車両の制御方法であることを特徴とする。
【0016】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項2記載の発明の構成と併せて、左右の各駆動モータ
の要求速度差が所定値以上になった時、左右の駆動輪の
うちの一方の駆動輪を回生制動する車両の制御方法であ
ることを特徴とする。
【0017】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、移動経路に沿って設
けたガイド手段に対する車両の横ずれ量に関係させた駆
動制御マップと、車両の横ずれ量に対応する制動値マッ
プとを備え、上記制動値マップに基づいて駆動輪を制動
する車両の制御方法であることを特徴とする。
【0018】この発明の請求項5記載の発明は、左右の
駆動輪の速度差により方向制御を行なうように成した車
両の制御装置であって、車両の減速状態を検出する減速
検出手段と、移動経路に沿って設けたガイド手段からの
車両の横ずれ量に対応して、減速時の回生エネルギを制
御する回生エネルギ制御手段とを備えた車両の制御装置
であることを特徴とする。
【0019】この発明の請求項6記載の発明は、上記請
求項5記載の発明の構成と併せて、上記左右の駆動輪を
駆動する左右の駆動モータを設け、上記左右の駆動モー
タを駆動制御するモータ駆動部に対してモータ制動部が
並設された車両の制御装置であることを特徴とする。
【0020】この発明の請求項7記載の発明は、上記請
求項5記載の発明の構成と併せて、PWM制御により上
記回生エネルギ消費量を制御する車両の制御装置である
ことを特徴とする。
【0021】この発明の請求項8記載の発明は、上記請
求項5記載の発明の構成と併せて、移動経路に沿って設
けたガイド手段に対する車両の横ずれ量に関係させた制
動値マップを設け、上記制動値マップにより制御する車
両の制御装置であることを特徴とする。
【0022】この発明の請求項9記載の発明は、上記請
求項8記載の発明の構成と併せて、車両の横ずれ量に対
応する駆動制御マップを設け、該駆動制御マップと上記
制動値マップとを切換え制御する車両の制御装置である
ことを特徴とする。
【0023】この発明の請求項10記載の発明は、上記
請求項5記載の発明の構成と併せて、車両の減速位置を
車両の移動経路に設けられた番地手段により検出する車
両の制御装置であることを特徴とする。
【0024】
【発明の作用及び効果】この発明の請求項1記載の発明
によれば、左右の駆動輪の速度差により方向制御(軌跡
制御)を行なう方法において、コーナリング時などの制
動時にあっては上述の左右の駆動輪を駆動する駆動モー
タの必要な側に逆トルクを付勢して方向制御を行なうの
で、車両の走行軌跡がずれる傾向にある時、逆トルクに
よるブレーキングにて確実に方向修正を行なうことがで
き、仮りに慣性力の大きい車両であっても小半径のコー
ナ部を円滑に旋回走行することができ、コーナリング特
性の向上を図ることができ、また車両の走行スピードの
高速化を図ることができる効果がある。
【0025】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、減速時には駆
動モータが慣性でまわされて、該駆動モータが発電機と
して作用し、回生エネルギが発生するが、この減速時の
回生エネルギの消費量を調整(制動量をコントロール)
して方向制御するので、減速時において車両の走行軌跡
がずれる傾向にある時、上述の回生エネルギを有効利用
して、何等メカ的な制動装置を必要とすることなく、車
両の方向修正を確実に行なうことができる効果がある。
【0026】この発明の請求項3記載の発明によれば、
上記請求項2記載の発明の効果と併せて、左右の各駆動
モータの要求速度の差が所定値以上になった時、一方の
駆動モータを介して必要な側の駆動輪を回生制動するの
で、車両の横ずれ量が大きくなった場合に、上述の回生
エネルギを有効利用して車両を軌跡制御し、車両の横ず
れ量を修正することができる効果がある。
【0027】この発明の請求項4記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、制御則として
上述の駆動制御マップと制動値マップとを備えたので、
マップ(データメモリに割り付けられるマップ)それ自
体の設定が容易で、車両の機種、重量に応じた対応性が
よく、汎用性の拡大を図ることができると共に、マップ
の部分修正、変更も容易であるから、車両の走行コース
を変更(コーナ部分における曲率半径の変更も含む)す
るような場合においても充分対応することができる効果
がある。
【0028】この発明の請求項5記載の発明によれば、
車両の方向制御は左右の駆動輪の速度差により実行さ
れ、上述の減速検出手段は車両の減速状態検出し、上述
の回生エネルギ制御手段は移動経路に沿って設けられた
ガイド手段からの車両の横ずれ量に対応して、減速時の
回生エネルギを制御する。この結果、減速時において車
両の走行軌跡がずれようとする際、上述の回生エネルギ
を有効利用して、車両の方向修正(軌跡修正)を確実に
行なうことができる効果がある。
【0029】この発明の請求項6記載の発明によれば、
上記請求項5記載の発明の効果と併せて、上述のモータ
駆動部に対してモータ制御部を並設したので、簡単な構
成でありながら、減速時にこのモータ制御部に流れる回
生電流(回生エネルギ)を有効利用して、車両を確実に
制動および軌跡制御することができる効果がある。
【0030】この発明の請求項7記載の発明によれば、
上記請求項5記載の発明の効果と併せて、ON、OFF
により通電パルスの幅を変調するPWM制御により回生
エネルギの消費量をコントロールするので、無段階的な
制動(ブレーキング)が実施できると共に、回生エネル
ギの損失がなく、エネルギ効率の向上(省エネルギ化)
を図ることができる効果がある。
【0031】この発明の請求項8記載の発明によれば、
上記請求項5記載の発明の効果と併せて、車両の横ずれ
量に対応する制動値マップを設けて、横ずれ量に応じた
制動制御を行なうので、請求項4と同様のマップ効果を
有し、かつ良好な制動特性を確保することができる効果
がある。
【0032】この発明の請求項9記載の発明によれば、
上記請求項8記載の発明の効果と併せて、上述の駆動制
御マップと制動値マップとを切換えて制御するので、良
好な軌跡制御特性の確保と、良好な制動特性の確保との
両立を図ることができると共に、制御則としてのこれら
の各マップの設定、変更、修正も容易な効果がある。
【0033】この発明の請求項10記載の発明によれ
ば、上記請求項5記載の発明の効果と併せて、車両の減
速位置(減速すべき位置)を車両の移動経路(走行コー
ス)に設けられた番地手段(予め減速指令データが記憶
された手段)により検出するので、減速位置を正確に検
出して、車両を適正に減速走行させることができる効果
がある。
【0034】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は車両の制御方法およびその装置を示し、
図1、図2において、床部1には移動経路(走行コー
ス)に沿ってガイド手段の一例としてのガイドテープ2
が敷設されており、無人移動車両(自走車いわゆるAG
Vであるが、以下単に車両の略記する)3側には、操舵
センタ4を中心として水平回動可能な基台5を設け、こ
の基台5上に設置された左右の駆動モータ6,7により
左右独立して駆動される左右の駆動輪8,9を備えてい
る。
【0035】また上述の車両3には自在車輪構成もしく
は非自在車輪構成の左右の従動輪10,11を設けると
共に、上述のガイドテープ2と直交状に交差する方向に
配設されたガイドセンサ12を備えている。さらに上述
の車両3には床部1の所定箇所(図9参照)に配設され
た番地手段としての番地板13(予め速度指令データや
減速指令データなどが記憶された番地板)を検出する番
地センサ14を取付けている。
【0036】ここで、上述のガイドセンサ12は図3に
示すようにガイドテープ2と交差する方向に配列された
複数例えば16個のポイントセンサC1〜C16を有
し、これらの各ポイントセンサC1〜C16にてガイド
テープ2に対する車両3の左右位置ずれ量(横ずれ量Δ
L)を検出術く構成している。
【0037】また上述のガイドテープ2を磁気テープ
(磁気記録媒体)に設定する一方、上述の各ポイントセ
ンサC1〜C16を磁気センサの一例としての磁気ホー
ル素子に設定して、床部1や路面の汚れの影響を受けに
くく、常に良好な磁気検出精度を確保すべく構成してい
る。さらに、この実施例にあっては2輪駆動タイプの車
両3においてガイドテープ2に対する左右方向のずれを
検出して、左右の各駆動輪8,9の回転数の差、換言す
れば左右の各駆動モータ6,7の回転速度の差により車
両3を操舵(方向修正、軌跡制御)すべく構成してい
る。
【0038】図4は車両の制御装置の機能ブロックを示
し、CPU30は起動スイッチおよび停止スイッチを含
む操作部15からの信号と、各ポイントセンサC1〜C
16を含むガイドセンサ12からの信号と、番地板13
を検出する磁気センサ構成の番地センサ14からの信号
とに基づいて、ROM16に格納したプログラムに従っ
て、左側のモータ駆動部17、左側のモータ制動部1
8、右側のモータ駆動部19、右側のモータ制動部20
を駆動制御し、またRAM21は図3に示す駆動制御マ
ップM1、制動値マップM2などの必要なマップやデー
タを記憶する。
【0039】ここで、上述のモータ駆動部17,19は
PWM制御にて駆動モータ6,7に対する通電ON,O
FF率を可変して、対応する側の駆動モータ6,7を介
して左右の駆動輪8,9を各別に制御する。また上述の
モータ制動部18,20は例えば減速時において駆動モ
ータ6,7に発生する回生エネルギの消費量をPWM制
御にてコントロールし、このPWM制御による通電のO
N,OFFパーセントに対応して駆動モータ6,7に逆
トルクを付勢するように回生電流を流す。
【0040】さらに、上述のRAM21に記憶させた駆
動制御マップM1(図3参照)は、横軸にガイドテープ
2に対する車両3の横ずれ量をとり、縦軸に左右の各駆
動モータ6,7の回転速度をとった制御則で、このマッ
プM1においてCL1は車両センタを示し、CL2はガ
イドテープ2のセンタいわゆるテープセンタを示す。図
3においては車両3が横ずれ量ΔLだけ右側へずれた状
態を例示しており、この横ずれ量ΔLを方向修正して、
各センタCL1,CL2を一致させるためには、右側の
駆動モータ7を回転速度aで回転し、左側の駆動モータ
6を回転速度b(但しb<a)で回転すればよいことを
表わしている。
【0041】上述のRAM21に記憶させた制動値マッ
プM2は、横軸にガイドテープ2に対する車両3の横ず
れ量をとり、縦軸に左右の各駆動モータ6,7に対する
制動制御値(以下単に制動値と略記する)をとった制御
則で、左側の駆動モータ6の回転速度に対して右側の駆
動モータ7の回転速度が所定値の時、左側の駆動モータ
6に対する制動値が零(ポイントd参照)で、上記所定
値がそれ以上になると制動値が増加し、右側の駆動モー
タ7の回転速度が最大の時、左側の駆動モータ6に対す
る制動値が最大(ポイントe参照)となることを示し、
同様に、右側の駆動モータ7の回転速度に対して左側の
駆動モータ6の回転速度が所定値の時、右側の駆動モー
タ7に対する制動値が零(ポイントf参照)で、上記所
定値がそれ以上になると制動値が増加し、左側の駆動モ
ータ6の回転速度が最大の時、右側の駆動モータ7に対
する制動値が最大(ポイントg参照)となることを示し
ている。
【0042】しかも、上述のCPU30は番地センサ1
4が番地板13(図9参照)を検出することにより車両
3の減速状態を検出する減速検出手段(図10に示すフ
ローチャートの各ステップS2,S3参照)と、床部1
に設けられたガイドテープ2からの車両3の横ずれ量に
対応して、減速時の回生エネルギ(回生電流)を制御す
る回生エネルギ制御手段(図10に示すフローチャート
の第7ステップS7参照)とを兼ねる。
【0043】図5は図4で示した機能ブロックと等価な
制御ブロックを示し、左右の各駆動モータ速度演算部2
2,23および左右の各駆動モータ制動演算部24,2
5にはガイド位置信号(ガイドテープ位置信号)および
減速を含む走行速度指令値がそれぞれ入力され、これら
各演算部22〜25により演算された演算結果はそれぞ
れに対応するモータ駆動部17,19、モータ制動部1
8,20に出力され、これらの回路部17〜20により
左右の各駆動モータ6,7が各別に駆動もしくは制動制
御される。
【0044】26は前述の操舵センタ4および基台5を
含む走行操舵機構部で、この走行操舵機構部26により
車両3が操舵され、ガイドテープ2に対する車両の横ず
れ量はガイドセンサ12にて検出され、このガイドセン
サ12の検出出力は上記各演算部22〜25に入力され
る。ここで、これらの各演算部22〜25はCPU30
内部に構成される。
【0045】上述の左右の各駆動モータ6,7としては
一方向モータもしくは正逆2方向モータを用いることが
できるので、これら一方向モータ、正逆2方向モータに
対する駆動、制動回路を図6、図7に基づいて詳述す
る。まず図6を参照して一方向モータ(駆動モータ6も
しくは7)に対する駆動、制動回路の構成について説明
すると、モータ電源27の正極ライン28にリレーRa
(詳しくはリレー接点であるが以下説明の便宜上、単に
リレーと略記する。図6、図7のその他のリレー接点に
ついても同様に略記する)を介して一方向モータの一端
を接続し、この一方向の他端を負極ライン29を介して
モータ電源27の負極に接続すると共に、上記一方向モ
ータと並列にリレーRbを接続している。
【0046】而して、上述の一方向モータを駆動(回
転)する時にはリレーRaをPWM制御する一方、リレ
ーRbをOFFにして図6に実線で示す方向へ電流を流
す。また減速時には一方向モータが発電機として作用
し、回生エネルギ(回生電流)が発生するので、この回
生エネルギを利用して一方向モータを制動(ブレーキン
グ)する時にはリレーRaをOFFにし、リレーRbを
PWM制御して、図6に点線で示す方向へ回生電流を流
す。なおPWM制御は図8に通電の比率を25%、50
%、75%、100%でそれぞれ例示したが、この通電
比率は0〜100%の間で任意に設定することができ
る。以上の一方向モータの駆動、制動をまとめると次の
[表1]の如くなる。
【0047】
【表1】
【0048】ここで、回生電流のPWM制御にあっては
ON時に制動(ブレーキング)として作用し、OFF時
には回生エネルギをバッテリ側に戻すことで、省エネル
ギ化を図ると共に、リレーRa,Rbは接点抵抗が零で
あるから、無駄なエネルギ消費がない効果がある。
【0049】次に図7を参照して正逆2方向モータ(駆
動モータ6もしくは7)に対する駆動、制動回路の構成
について説明すると、モータ電源27の正極ライン28
と負極ライン29との間にH形ブリッジ31を形成し、
このH形ブリッジ31の中央に正逆2方向モータを介設
すると共に、H形ブリッジ31を形成する各ライン3
2,33,34,35にはそれぞれリレーRa,Rc,
Rb,Rdを介設している。
【0050】而して、上述の正逆2方向モータを正転
(車両の前進に相当)させる時には、リレーRaをPW
M制御し、リレーRb,RcをOFF、リレーRdをO
Nにして、図7に実線で示す方向へ電流を流す。また正
逆2方向モータを逆転(車両の後退に相当)させる時に
は、リレーRa,RdをOFF、リレーRbをPWM制
御、リレーRcをONにして、図7に仮想線で示す方向
へ電流を流す。
【0051】さらに減速時の回生電流を利用して正逆2
方向モータを制動する時には、リレーRa,RbをOF
F、リレーRc,RdをPWM制御して、図7に点線で
示す方向へ回生電流を流す(但し、正逆時の回生電流の
向きであって、モータ逆転時の回生電流の向きは図7の
点線矢印方向とは反対向きとなる)。なお、PWM制御
については前述と同様に0〜100%の間で通電比率を
任意に設定することができる。以上の正逆2方向モータ
の正転、逆転、制動をまとめると次の[表2]の如くな
る。
【0052】
【表2】
【0053】上述の[表2]において正逆2方向モータ
に対する正転時と逆転時とでは通電方向が逆になるの
で、左右の駆動輪8,9の速度差により方向制御を行な
うように成した車両3の制御方法において、減速時の回
生エネルギを利用することに限定することなく、コーナ
リング時などの制動を必要とする時(制動時)、上述の
左右の各駆動輪8,9を駆動する駆動モータ6,7(正
逆2方向モータ)へのモータ通電電流の極性を反転して
左右何れかの必要とする側のモータ6もしくはし7に対
して一瞬逆トルクを付勢して方向制御すべく構成(請求
項1参照)してもよく、この方法により急ブレーキをか
けるようにしてもよい。
【0054】このように構成した車両の制御装置による
車両の制御方法を図10に示すフローチャートを参照し
て、以下に詳述する。第1ステップS1で、CPU30
は起動スイッチを含む操作部15からの信号に基づいて
起動か否かを判定し、NO判定時には起動指令を待機す
る一方、YES判定時には次の第2ステップS2に移行
する。
【0055】この第2ステップS2で、CPU30は番
地センサ14が番地板13(図9参照)を検出したか否
かを判定する。上述の番地板13は走行コースの一例を
図9に示すように、減速用、中速指令用、低速指令用、
停止指令用などの各種の番地板13があり、この第2ス
テップS2では番地板13の有無を判定し、NO判定時
には第5ステップS5にスキップする一方、YES判定
時には次の第3ステップS3に移行する。
【0056】この第3ステップS3で、CPU30は番
地センサ14が番地板13から読込んだ番地データ(減
速指令、中速指令、低速指令、停止指令など)に基づい
て速度設定か否かを判定し、速度変更を要さないNO判
定時には第5ステップS5にスキップする一方、速度変
更(減速を含む)を必要とするYES判定時には次の第
4ステップS4に移行する。
【0057】この第4ステップS4で、CPU30は番
地データの指令内容に基づいて走行速度(高速、中速、
低速および減速などの走行速度)を設定し、次の第5ス
テップS5で、CPU30はガイドセンサ12の各ポイ
ントセンサC1〜C16のON,OFFに対応してガイ
ドテープ2の位置を演算(例えば重心演算)する。次に
第6ステップS6で、CPU30は駆動制御マップM1
に基づいて横ずれ量に対応する左右の各モータ6,7の
回転速度を演算する。
【0058】次に第7ステップS7で、CPU30は制
動値マップM2に基づいて横ずれ量に対応する左右の各
モータ6,7に対する制動値すなわち減速時に回生エネ
ルギを制御する値を演算する。次に第8ステップS8
で、CPU30は左右の各駆動モータ6,7を駆動し、
次の第9ステップS9で、CPU30は上記演算結果に
基づいて必要な側のモータ6もしくは7を制動する。な
お、上述のモータ駆動、モータ制動はRWM制御され
る。
【0059】次に第10ステップS10で、CPU30
は停止スイッを含む操作部15からの信号もしくは番地
板13に予め記憶された停止指令を読取る番地センサ1
4からの信号に基づいて、停止指令か否かを判定し、N
O判定時には第2ステップS2にリターンする一方、Y
ES判定時には次の第11ステップS11に移行し、こ
の第11ステップS11で、CPU30は左右の各駆動
モータ6,7を停止して、例えば図9に示す走行コース
の停止位置(同図の仮想線α参照)にて車両3を停止さ
せる。
【0060】以上要するに本実施例の車両の制御方法に
よれば、左右の駆動輪8,9の速度差により方向制御
(軌跡制御)を行なう方法において、コーナリング時な
どの制動時にあっては上述の左右の駆動輪8,9を駆動
する駆動モータ6,7の必要な側に逆トルクを付勢して
方向制御を行なうので、車両3の走行軌跡がずれる傾向
にある時、逆トルクによるブレーキングにて確実に方向
修正を行なうことができ、仮りに慣性力の大きい車両3
であっても小半径のコーナ部を円滑に旋回走行すること
ができ、コーナリング特性の向上を図ることができ、ま
た車両3の走行スピードの高速化を図ることができる効
果がある。
【0061】また、減速時には駆動モータ6,7が慣性
でまわされて、該駆動モータが発電機として作用し、回
生エネルギが発生するが、この減速時の回生エネルギ
(回生電流)の消費量を調整して方向制御するので、減
速時において車両3の走行軌跡がずれる傾向にある時、
上述の回生エネルギを有効利用して、何等メカ的な制動
装置を必要とすることなく、車両3の方向修正を確実に
行なうことができる効果がある。
【0062】さらに、左右の各駆動モータ6,7の要求
速度の差が所定値以上になった時、一方の駆動モータ6
もしくは7を介して必要な側の駆動輪8もしくは9を回
生制動するので、車両3の横ずれ量ΔLが大きくなった
場合に、上述の回生エネルギを有効利用して車両3を軌
跡制御し、車両3の横ずれ量を修正することができる効
果がある。
【0063】加えて、制御則として上述の駆動制御マッ
プM1と制動値マップM2とを備えたので、マップ(デ
ータメモリに割り付けられるマップ)それ自体の設定が
容易で、車両の機種、重量に応じた対応性がよく、汎用
性の拡大を図ることができると共に、マップの部分修
正、変更も容易であるから、車両の走行コースを変更
(コーナ部分における曲率半径の変更も含む)するよう
な場合においても充分対応することができる効果があ
る。
【0064】本実施例の車両の制御装置によれば、車両
3の方向制御は左右の駆動輪8,9の速度差により実行
され、上述の減速検出手段(ステップS2,S3参照)
は車両の減速状態検出し、上述の回生エネルギ制御手段
(ステップS7参照)は床部1に設けられたガイド手段
(ガイドテープ2参照)からの車両3の横ずれ量ΔLに
対応して、減速時の回生エネルギを制御する。この結
果、減速時において車両3の走行軌跡がずれようとする
際、上述の回生エネルギを有効利用して、車両3の方向
修正(軌跡修正)を確実に行なうことができる効果があ
る。
【0065】また、上述のモータ駆動部17,18に対
してモータ制御部(図6のリレーRb、図7のリレーR
c,Rd参照)を並設したので、簡単な構成でありなが
ら、減速時にこのモータ制御部に流れる回生電流(回生
エネルギ)を有効利用して、車両3を確実に制動および
軌跡制御することができる効果がある。
【0066】さらに、ON、OFFにより通電パルスの
幅を変調するPWM制御により回生エネルギの消費量を
コントロールするので、無段階的な制動(ブレーキン
グ)が実施できると共に、回生エネルギの損失がなく、
エネルギ効率の向上(省エネルギ化)を図ることができ
る効果がある。
【0067】加えて、車両3の横ずれ量ΔLに対応する
制動値マップM2を設けて、横ずれ量ΔLに応じた制動
制御を行なうので、上述と同様のマップ効果を有し、か
つ良好な制動特性を確保することができる効果がある。
【0068】また、上述の駆動制御マップM1と制動値
マップM2とを切換えて制御するので、良好な軌跡制御
特性の確保と、良好な制動特性の確保との両立を図るこ
とができると共に、制御則としてのこれらの各マップの
設定、変更、修正も容易な効果がある。
【0069】さらに、車両3の減速位置(減速すべき位
置)を車両3の移動経路(走行コース)に設けられた番
地手段(番地板13参照)(予め減速指令データが記憶
された手段)により検出するので、減速位置を正確に検
出して、車両3を適正に減速走行させることができる効
果がある。
【0070】図11は2輪駆動タイプの車両3の他の実
施例を示し、図2に示した車両3にあっては水平回動は
基台5にモータ6,7および駆動輪8,9を配設した
が、この図11に示す車両3にあっては上述の基台5を
省略したものである。このように構成しても先の実施例
とほぼ同様の作用、効果を奏するので、図11において
図2と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説
明を省略する。
【0071】この発明の構成と上述の実施例との対応に
おいて、この発明の減速検出手段は、実施例のCPU3
0制御による各ステップS2,S3に対応し、以下同様
に、回生エネルギ制御手段は、CPU30制御による第
7ステップS7に対応し、ガイド手段は、磁気テープに
て構成したガイドテープ2に対応し、モータ制動部は、
図6のリレーRbと図7のリレーRc,Rdに対応し、
番地手段は、番地板13に対応するも、上述の実施例の
構成のみに限定されるものではない。
【0072】例えば、ガイドテープ2とポイントセンサ
C1〜C16を含むガイドセンサ12との組合せは、白
線テープなどの光反射要素と光電センサとの組合せであ
ってもよく、或は誘導電流の通電により磁場を発生する
線体と、円筒形のボビンにコイルが巻回された探りコイ
ルとの組合せであってもよい。さらに、図6、図7にお
いて各リレーRa〜Rdは有接点構造のものを例示した
が、耐久性向上を目的としてFET等の半導体スイッチ
ング素子により無接点構造と成してもよいことは勿論で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の制御方法に用いる車両の概略側面
図。
【図2】 ガイドテープと車両の関係を示す平面視図。
【図3】 ガイドテープに対する横ずれ量とマップとの
関係を示す説明図。
【図4】 本発明の車両の制御装置の機能ブロック図。
【図5】 本発明の車両の制御装置の制御ブロック図。
【図6】 一方向モータに対する駆動、制動回路図。
【図7】 正逆2方向モータに対する駆動、制動回路
図。
【図8】 RWM制御の一例を示す説明図。
【図9】 走行コースの一例を示す説明図。
【図10】 本発明の車両の制御方法を示すフローチャ
ート。
【図11】 車両の他の実施例を示す平面視図。
【符号の説明】
1…床部 2…ガイドテープ 3…車両 6,7…駆動モータ 8,9…駆動輪 13…番地板 M1…駆動制御マップ M2…制動値マップ S2,S3…減速検出手段 S8…回生エネルギ制御手段 Rb…リレー(モータ制動部) Rc,Rd…リレー(モータ制動部)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の駆動輪の速度差により方向制御を行
    なうように成した車両の制御方法であって、制動時に上
    記左右の駆動輪を駆動する駆動モータに逆トルクを付勢
    して方向制御する車両の制御方法。
  2. 【請求項2】減速時に上記駆動モータに発生する回生エ
    ネルギの消費量を調整して方向制御する請求項1記載の
    車両の制御方法。
  3. 【請求項3】左右の各駆動モータの要求速度差が所定値
    以上になった時、左右の駆動輪のうちの一方の駆動輪を
    回生制動する請求項2記載の車両の制御方法。
  4. 【請求項4】移動経路に沿って設けたガイド手段に対す
    る車両の横ずれ量に関係させた駆動制御マップと、車両
    の横ずれ量に対応する制動値マップとを備え、上記制動
    値マップに基づいて駆動輪を制動する請求項1記載の車
    両の制御方法。
  5. 【請求項5】左右の駆動輪の速度差により方向制御を行
    なうように成した車両の制御装置であって、車両の減速
    状態を検出する減速検出手段と、移動経路に沿って設け
    たガイド手段からの車両の横ずれ量に対応して、減速時
    の回生エネルギを制御する回生エネルギ制御手段とを備
    えた車両の制御装置。
  6. 【請求項6】上記左右の駆動輪を駆動する左右の駆動モ
    ータを設け、上記左右の駆動モータを駆動制御するモー
    タ駆動部に対してモータ制動部が並設された請求項5記
    載の車両の制御装置。
  7. 【請求項7】PWM制御により上記回生エネルギ消費量
    を制御する請求項5記載の車両の制御装置。
  8. 【請求項8】移動経路に沿って設けたガイド手段に対す
    る車両の横ずれ量に関係させた制動値マップを設け、上
    記制動値マップにより制御する請求項5記載の車両の制
    御装置。
  9. 【請求項9】車両の横ずれ量に対応する駆動制御マップ
    を設け、該駆動制御マップと上記制動値マップとを切換
    え制御する請求項8記載の車両の制御装置。
  10. 【請求項10】車両の減速位置を車両の移動経路に設け
    られた番地手段により検出する請求項5記載の車両の制
    御装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6841963B2 (en) 2001-08-07 2005-01-11 Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. Robot cleaner, system thereof and method for controlling same
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