JPH0926628A - 写真プリンタ及び管理情報記録方法 - Google Patents

写真プリンタ及び管理情報記録方法

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JPH0926628A
JPH0926628A JP17347395A JP17347395A JPH0926628A JP H0926628 A JPH0926628 A JP H0926628A JP 17347395 A JP17347395 A JP 17347395A JP 17347395 A JP17347395 A JP 17347395A JP H0926628 A JPH0926628 A JP H0926628A
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JP
Japan
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image
management information
video signal
exposure
photographic
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Pending
Application number
JP17347395A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Narita
俊彦 成田
Mamoru Ogasawara
護 小笠原
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント処理した画像データを記録するにあ
たり、低コストかつ省スペースを図る。 【解決手段】 露光されたコマの画像データをメモリか
ら読み出し(ステップ204)、当該コマの画像データ
と、そのコマの画像を露光した際の処理情報と、をビデ
オ出力処理部へ送信し(ステップ206)、該画像デー
タと処理情報とを、ビデオ出力処理部によってビデオ信
号に変換させ(ステップ208)、変換したビデオ信号
をビデオコーダーによって、磁気テープに記録させる
(ステップ210)。このように画像データと処理情報
とを、ビデオコーダーによって磁気テープにビデオ信号
として記録すると、小型で低コストである割に大量の情
報を記録することができるので、低コストかつ省スペー
スを図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真プリンタ及び
管理情報記録方法に係り、より詳しくは、画像を液晶パ
ネルに表示して感光材料に露光する露光部を備えた写真
プリンタ及びこの写真プリンタにおける管理情報記録方
法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り1本の現像済ネガフィルムにどのような写真が撮影さ
れているかを簡単に検索できるように、各コマをマトリ
ックス状に並べて縮小プリントしたインデックスプリン
トが知られている。このインデックスプリントは、液晶
パネルに画像を表示させて露光処理する副露光部を備え
た写真プリンタにおいて作製される。即ち、副露光部に
おいて、所定のスキャナで読み取られたネガフィルムの
各コマの画像データを所定の画像メモリに記憶し、所定
のタイミングで数コマ分の画像データを画像メモリから
読み出して液晶パネルに表示し、表示された数コマ分の
画像を印画紙に露光することにより、インデックスプリ
ントは作製される。
【0003】ところで、従来より、写真プリンタによる
一日のプリント処理が終了した時点で、その日にプリン
ト処理したプリント枚数を所定のモニターに表示し、オ
ペレータが毎日このプリント処理枚数を作業日誌等に記
録していた。毎日プリント処理枚数を作業日誌等に記録
することにより、これを集計して作業効率の向上を図っ
たり、顧客とのトラブルの早期解決を図ることができ、
面倒ではあるが、必要不可欠なものとなっている。
【0004】一方、上記のようにして日々記録している
情報は、その日のプリント処理枚数等の管理情報が殆ど
であり、管理情報以外に処理履歴情報として、その日に
実際にプリント処理した画像を記録(保管)すること
が、プリント処理の運用管理を充実させるという観点か
ら望ましいことである。
【0005】しかしながら、プリント処理した画像の記
録(保管)は、実際に画像を印画紙に露光し写真プリン
トに記録するとなると、それにかかるコスト及び写真プ
リントの保管スペースは膨大なものになってしまう。
【0006】本発明は、上記問題点を解消するために成
されたものであり、管理情報を記録する作業を省力化す
ることができる写真プリンタを提供することを第1の目
的とし、プリント処理した画像データを記録するにあた
り、低コストかつ省スペースを図ることができる写真プ
リンタを提供することを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1記載の発明は、画像を液晶パネルに
表示して感光材料に露光する露光部を備えた写真プリン
タであって、該写真プリンタにおける日々の管理情報を
作成する管理情報作成手段と、前記管理情報作成手段に
より作成された前記管理情報を液晶パネルに表示し感光
材料に露光するように、前記露光部を制御する制御手段
と、を有することを特徴とする。
【0008】この請求項1記載の発明では、管理情報作
成手段によって、該写真プリンタにおける日々の管理情
報を作成する。この管理情報は、制御手段による制御の
下、露光部において液晶パネルに表示され感光材料に露
光される。これにより、写真プリンタにおける日々の管
理情報をプリントに自動的に記録することができる。従
って、管理情報を記録する作業を省力化することがで
き、さらに、作製されたプリントによって管理情報を容
易に管理することができる。
【0009】また、上記第1の目的を達成するために、
請求項2記載の発明は、画像を液晶パネルに表示して感
光材料に露光する露光部を備えた写真プリンタにおける
管理情報記録方法であって、写真プリンタにおける日々
の管理情報を作成し、前記管理情報を液晶パネルに表示
し、表示された管理情報画像を感光材料に露光し処理す
ることにより、管理情報が表示されたプリントを作製す
る、ことを特徴とする。
【0010】この請求項2記載の発明では、写真プリン
タにおける日々の管理情報を作成し、この管理情報を液
晶パネルに表示する。そして、表示された管理情報画像
を感光材料に露光し処理することにより、管理情報が記
録されたプリントを作製する。
【0011】このようにして、管理情報が記録されたプ
リントを容易に作製することができる。従って、管理情
報を記録する作業を省力化することができ、さらに、作
製されたプリントによって管理情報を容易に管理するこ
とができる。
【0012】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項3記載の発明は、画像を液晶パネルに表示して感
光材料に露光する露光部を備えた写真プリンタであっ
て、前記写真プリンタで処理された写真フィルム上の画
像コマ毎の画像をビデオ信号として出力するビデオ信号
出力手段と、前記ビデオ信号出力手段により出力された
ビデオ信号を所定の記録媒体に記録するビデオ信号記録
手段と、を有することを特徴とする。
【0013】この請求項3記載の発明では、ビデオ信号
出力手段によって、写真プリンタで処理された写真フィ
ルム上の画像コマ毎の画像をビデオ信号として出力し、
さらにビデオ信号記録手段によって、前記出力されたビ
デオ信号を所定の記録媒体に記録する。なお、所定の記
録媒体としては、大量の情報を記憶することが可能な磁
気テープ、磁気ディスク装置、光磁気ディスク装置(Ma
gnetic Optical disk:MO)等を用いることができ、
ビデオ信号記録手段としては、例えば上記のような記録
媒体にビデオ信号を記録するビデオコーダーを用いるこ
とができる。
【0014】上記のようなビデオ信号記録手段及び記録
媒体によって、画像コマ毎の画像をビデオ信号として記
録する場合、サイズやコストの割に、大量の情報を記録
(保管)することができるので、画像コマ毎の画像をプ
リントに記録(保管)するよりも、省スペース、低コス
トを図ることができるという利点がある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。
【0016】〔第1の実施の形態〕図1、図2を用いて
本形態におけるプリンタプロセッサ10の構成を説明す
る。外部をケーシング12により覆われたプリンタプロ
セッサ10は、本プリント及び副プリントの印画紙への
露光を行うプリンタ部58と、露光された印画紙に対し
現像・定着・水洗・乾燥の各処理を行うプロセッサ部7
2と、を備えている。
【0017】まず、プリンタ部58の構成を説明する。
プリンタプロセッサ10には、図1において左方にケー
シング12から突出する作業テーブル14が設置されて
おり、作業テーブル14の上面には、ネガフィルム16
をセットするネガキャリア18、及びオペレータがコマ
ンドやデータ等を入力するためのキーボード15が配置
されている。
【0018】作業テーブル14の下方には主露光用光源
部36が設置されている。主露光用光源部36には光源
38が設置されており、光源38から射出された光は、
色補正フィルタ(以下、Color-Correction Filter :C
Cフィルタと称す)40、拡散筒42を介して、ネガキ
ャリア18にセットされたネガフィルム16へと至る。
CCフィルタ40はC(シアン)、M(マゼンダ)、Y
(イエロー)の3組のフィルタから構成され、各フィル
タはCCフィルタ制御部39による制御の下に作動し、
光源38から射出された光の光軸上を出没可能とされて
いる。
【0019】ネガキャリア18の下流側(図1において
上側)には、アーム44が形成されており、アーム44
内には、主露光用光学系46及びインデックスプリント
等の副プリントの露光を行う副プリント部22が設けら
れている。
【0020】主露光用光学系46の最下部には、ハーフ
ミラー43が配置されており、ネガキャリア18にセッ
トされたネガフィルム16を透過した光が到達する。ハ
ーフミラー43を透過する光路の下流側には、露光する
画像の倍率を変更するための露光レンズ48、露光光を
遮断するためのブラックシャッタ50が順に配置されて
いる。ブラックシャッタ50の下流側には、露光光を略
直角方向に反射するミラー51が配置されており、ミラ
ー51により反射された露光光は露光室52にセットさ
れた印画紙54に照射され、これにより印画紙54の露
光が行われる。
【0021】一方、ハーフミラー43で反射する光路の
下流側には、測光用の画像の倍率を変更するための測光
用レンズ45が配置されており、測光用レンズ45の下
流側には、ハーフミラー47が配置されている。ハーフ
ミラー47により光が反射される方向には、イメージセ
ンサ等で構成されたスキャナ108が配置されており、
スキャナ108にはスキャナ108で読み取ったネガフ
ィルム16の各コマの画像データに対し所定の画像処理
を行う画像信号処理部102が接続されている。
【0022】画像信号処理部102には画像表示装置と
してのシミュレータ104が接続されており、シミュレ
ータ104には、ネガフィルム16の各コマの画像につ
いて、設定された条件に基づいて作製された場合のプリ
ントのシミュレーション画像が表示される。
【0023】また、画像信号処理部102には、画像デ
ータを記憶するための画像メモリ106が接続されてお
り、画像信号処理部102はスキャナ108で読み取っ
たネガフィルム16の各コマの画像データを画像メモリ
106に記憶する。
【0024】ハーフミラー47を透過する光路の下流側
には、ネガフィルム16の各コマの画像濃度を測定する
ためのネガ濃度測定部56が設けられており、ネガ濃度
測定部56にはイメージセンサ等で構成されたスキャナ
56Bと、スキャナ56Bで読み取ったネガフィルム1
6の各コマの画像濃度を測定するネガ濃度測定器56A
と、が設置されている。
【0025】副プリント部22には、インデックスプリ
ントの露光用光源として、光の青色成分を射出する発光
ダイオード(以下、B−LEDと称す)25、赤色成分
を射出する発光ダイオード(以下、R−LEDと称す)
26、及び緑色成分を射出する発光ダイオード(以下、
G−LEDと称す)27が設けられており、これらは光
源制御部24により動作制御されている。B−LED2
5は露光光軸X上に配置されており、B−LED25か
ら射出された光の進行方向下流側には、ダイクロイック
ミラー28が配置され、R−LED26から射出される
赤色光の光軸、及びG−LED27から射出される緑色
光の光軸を露光光軸Xに一致させている。
【0026】ダイクロイックミラー28よりも光の進行
方向下流側には、光路の末端(画像に影響しない位置)
にミラー30が配置されており、ミラー30による光の
反射方向には、光源から射出された光の光量を測定する
ための光源光量センサ29が配置されている。
【0027】ミラー30の配置位置よりも下流側には、
液晶パネル31が露光光軸Xに対し垂直な面上に配置さ
れている。液晶パネル31の画像表示面31A(図3参
照)には、電気的な手段によって白色、黒色及びそれら
の中間色を表示可能な多数の画素が規則的に配列されて
おり、更に、液晶パネル31は256段階の階調を表現
することが可能である。液晶パネル31には、液晶パネ
ル31への画像表示を駆動する液晶パネルドライバ32
が接続されており、液晶パネルドライバ32には、副プ
リント部22における各種処理状況を監視・制御する副
制御部23が接続されている。
【0028】副制御部23は図示しないCPU、RA
M、ROM、入出力コントローラ等により構成され、入
出力コントローラを介して前述した画像メモリ106に
接続されている。副制御部23は、画像メモリ106に
記憶されたネガフィルム16の各コマの画像データを読
み出し、所定の規則に従ってコマ画像を配置した一件の
インデックス画像データを形成し、形成した一件のイン
デックス画像データのうちの所定の数コマ分、一例とし
て5コマ分(1列分)の画像データに対応する画像を液
晶パネルドライバ32によって液晶パネル31に表示さ
せる。また、上記1列分の画像データのうちR色、G
色、B色の各々の色成分のみの画像データに対応する画
像を液晶パネル31に表示させることもできる。
【0029】液晶パネル31の配置位置よりも下流側に
は、光路の末端(画像に影響しない位置)にミラー34
が配置されており、ミラー34による光の反射方向に
は、液晶パネル31を透過した光の光量を測定するため
の透過光量センサ33が配置されている。
【0030】ミラー34の配置位置よりも下流側には、
露光する副プリントの画像の倍率を変更するための露光
レンズ35が配置されており、露光レンズ35によって
液晶パネル31に表示され露光光によって投影されたイ
ンデックスプリントの画像が印画紙54上に所定の倍率
で結像される。
【0031】また、副制御部23には、さらに上述した
光源制御部24、光源光量センサ29及び透過光量セン
サ33が接続されており、副制御部23は、光源光量セ
ンサ29により測定されたR、G、B各色の光量値に基
づいて適性な光量の補正量を算出し、B−LED25、
R−LED26、G−LED27から射出される光の光
量を光源制御部24によって補正させる。同様に、副制
御部23は、透過光量センサ33により測定された透過
光量値に基づき、適性な透過光量となるように液晶パネ
ルドライバ32を制御して液晶パネル31に表示する画
像の濃度を調整する。
【0032】このような副制御部23と同様に、プリン
タプロセッサ10全体の制御・監視を行う主制御部20
が、露光室52の下方に設置されている。この主制御部
20は図示しないCPU、RAM、ROM、入出力コン
トローラ等により構成されている。主制御部20には、
上述したCCフィルタ制御部39、ネガ濃度測定器56
A、画像信号処理部102及び副制御部23が接続され
ており、これらの各構成機器の動作を監視・制御してい
る。
【0033】また、主制御部20は、一日の処理時間終
了後に、プリントサイズ毎の一日の処理枚数やソート件
数等の管理情報を作成(収集・集計)し、図3に示すよ
うに、これらの管理情報を液晶パネル31に表示し印画
紙54に露光することにより、管理情報が記録された写
真プリントを作製する機能を有する。
【0034】アーム44上方右側面とケーシング12の
上面との角部には、装着部60が設けられており、装着
部60には、印画紙54をリール62に層状に巻き取っ
て収容するペーパマガジン64が装着されるようになっ
ている。
【0035】装着部60近傍にはローラ対66が配置さ
れており、印画紙54を挟持して水平状態で露光室52
へ搬送する。印画紙54はアーム44の手前でローラ6
7に巻掛られ、90度方向転換されて垂下される。な
お、ローラ66とローラ67との間には印画紙を略U字
状に案内してストックしておく第1のストック部69が
設けられている。
【0036】露光室52の露光部下方にはローラ68
A、68B、68Cが配置され、露光室52においてネ
ガフィルム16の画像が焼付けられた印画紙54が、ロ
ーラ68A、68B、68Cの各々により略90度ずつ
方向転換され、後述するプロセッサ部72へ搬送され
る。
【0037】なお、ローラ68Aの下流側には、カッタ
71が配置されており、このカッタ71は、露光処理が
終了した印画紙54の後端を切断する。カッタ71で切
断され露光室52内に残った印画紙54は再度ペーパマ
ガジン64へ巻き戻すことができる。また、ローラ68
Aとローラ68Bとの間には焼付処理された印画紙54
を略U字状に案内してストックしておく第2のストック
部73が設けられている。第2のストック部73では、
印画紙54をストックすることにより、プリンタ部58
とプロセッサ部72との処理時間の差を吸収する。
【0038】次に、プロセッサ部72の構成を説明す
る。プロセッサ部72には、発色現像処理液が貯留され
た発色現像処理槽74、漂白定着処理液が貯留された漂
白定着処理槽76、及び水洗処理液が貯留された複数の
リンス処理槽78が設けられており、印画紙54が発色
現像処理槽74、漂白定着処理槽76、及び複数のリン
ス処理槽78を順に搬送されることにより、現像・定着
・水洗処理が順次行われる。水洗処理された印画紙54
はリンス処理槽78に隣接する乾燥部80へ搬送され、
乾燥部80では、印画紙54をローラに巻付け高温の空
気にさらして乾燥させる。
【0039】印画紙54は、図示しない一対のローラに
挟持され、乾燥処理終了後に乾燥部80から一定速度で
排出される。乾燥部80の下流側にはカッタ部84が設
けられており、カッタ部84には、印画紙54に付与さ
れたカットマークを検知するカットマークセンサ86
と、印画紙54の濃度を測定するためのペーパー濃度測
定部90と、印画紙54を切断するカッタ88と、が設
置されている。これらカットマークセンサ86、ペーパ
ー濃度測定部90、カッタ88はそれぞれ主制御部20
に接続されている。カッタ部84では、印画紙54がカ
ッタ88によって画像コマ毎にカットされ、写真プリン
トが完成する。
【0040】完成した写真プリントは、ソータ部92へ
排出され、ソータ部92において仕分けられると共に所
定の検定作業が行われる。この検定作業によって、所謂
ピンボケ等の不良プリントが抜き取られた後、正常な写
真プリントはネガフィルムと共に顧客へと返却される。
【0041】次に、本第1の実施形態における作用を説
明する。まず、プリンタプロセッサ10のプリンタ部5
8における本プリントの露光処理を説明する。ブラック
シャッタ50を閉じた状態で、プリントすべき画像を記
録したネガフィルム16をネガキャリア18にセットし
光源38を点灯し、ネガフィルム16を透過した光によ
り結像されるネガフィルム16の画像の濃度をネガ濃度
測定部56により測定する。測定されたネガフィルム1
6の画像の濃度に基づいて、主制御部20により適正な
露光条件(例えば、フィルタ部40の各フィルタの挿入
量等)が設定される。次に、ブラックシャッタ50が開
かれ、ネガフィルム16の画像が、前記設定された露光
条件に基づいて印画紙54に露光される。
【0042】次に、プリンタ部58における副プリント
の露光処理として、副プリント部22において本プリン
トと同様のコマ画像を露光する場合について説明する。
プリントすべき画像を記録したネガフィルム16をネガ
キャリア18にセットして光源38を点灯し、ネガフィ
ルム16を透過した光により結像されるネガフィルム1
6の画像をスキャナ108で読み取り、読み取った画像
データを画像信号処理部102によって画像メモリ10
6に記憶する。副制御部23により、画像メモリ106
から画像データを読み出し、該画像データの青色成分
(以下、青色画像と称す)が印画紙54に結像されるよ
うに、青色画像に対応する画像を液晶パネル31に表示
し、B−LED25を上記設定された露光条件に応じた
時間だけ点灯する。これにより、画像データの青色画像
を印画紙54に露光する。以後同様にして、画像データ
の赤色成分(赤色画像)、緑色成分(緑色画像)につい
ても、液晶パネル31に表示し、それぞれR−LED2
6、G−LED27を点灯して、画像データの赤色画
像、緑色画像を印画紙54に露光する。これにより、プ
リントすべき画像が印画紙54に露光される。
【0043】次に、プロセッサ部72における処理を説
明する。上記のようにして、プリントすべき画像が印画
紙54に露光された後、印画紙54はプロセッサ部72
の発色現像処理槽74、漂白定着処理槽76、及び複数
のリンス処理槽78を順に搬送されることにより、印画
紙54に対して現像・定着・水洗処理が順次行われる。
水洗処理された印画紙54は乾燥部80へ搬送され、高
温の空気により乾燥処理される。乾燥処理された印画紙
54は、カッタ部84へ搬送され、カッタ88によって
画像コマ毎にカットされ、写真プリントとなる。そし
て、写真プリントは、ソータ部90へ排出され、ソータ
部90において仕分けられる。
【0044】さて、ここで、本発明に係る作用を説明す
る。一日のプリント処理が終了した直後の所定時刻にな
ると、主制御部20に内蔵されたタイマーが該所定時刻
になったことを検出し、主制御部20によって図4に示
す管理情報記録処理の制御ルーチンが実行開始される。
【0045】ステップ222では、プリントサイズ毎の
一日の処理枚数やソート件数等を収集・集計することに
より日々の管理情報を作成し、次のステップ224で
は、前記作成された管理情報を液晶パネル31に表示す
る。次のステップ226では図3に示すように、液晶パ
ネル31に表示された管理情報画像を印画紙54上に結
像させ、露光処理を行う。そして、次のステップ228
で液晶パネル31の表示を解除した後、ステップ230
では、プロセッサ部72において前記露光された印画紙
54に対し、現像・定着・水洗・乾燥の各処理を行い、
画像118が記録された写真プリントを作製する。
【0046】このようにして、上述した第1の実施形態
によれば、一日のプリント処理終了後に、その日のプリ
ント処理に関する管理情報が記録されたプリントを自動
的に作製することができる。従って、管理情報を記録す
る作業を省力化することができ、さらに、作製されたプ
リントによって管理情報を容易に管理することができ
る。
【0047】〔第2の実施の形態〕以下、第2の実施の
形態を説明する。図1、5に示す第2の実施の形態にお
ける構成は、上述した第1の実施の形態における構成と
ほぼ同様であり、同一構成部分には同一の番号を付し、
説明を省略する。
【0048】図5に示すように、主制御部20には、後
述するビデオ出力処理を行うビデオ出力処理部120が
接続されており、ビデオ出力処理部120には前述した
画像信号処理部102と、ビデオ信号を記録するビデオ
コーダー122と、が接続されている。ビデオコーダー
122には、ビデオ信号を記憶するための磁気テープ1
24が装填されている。なお、ビデオ出力処理部120
は請求項3記載の発明のビデオ信号出力手段に、ビデオ
コーダー122はビデオ信号記録手段に、磁気テープ1
24は所定の記録媒体に、それぞれ対応している。上記
の磁気テープ124が装填されたビデオコーダー122
は、サイズやコストの割に、ビデオ信号を含む各種の情
報を大量に記録することが可能である。
【0049】ビデオ出力処理部120は、露光処理する
画像コマ毎の画像データを画像信号処理部102から、
画像コマ毎の画像データに関する以下のような処理情報
を主制御部20から、それぞれ受信し、受信した画像デ
ータや処理情報を、予め画像設計されたレイアウトに沿
ってビデオ信号に変換し、ビデオコーダー122に出力
する機能を有する。
【0050】なお、上記の処理情報としては、当該コマ
の画像データを露光した露光時刻、ネガフィルムの受付
番号、ネガフィルムの種類、露光した印画紙の種類、プ
リントサイズ、ネガフィルムの識別情報(フィルムI
D)、ネガフィルムが収納されたカートリッジの識別情
報(カートリッジID)、露光補正情報(CCフィルタ
のフィルタ位置や露光時間の情報)、露光枚数等が相当
する。
【0051】また、ビデオコーダー122には、主制御
部20が接続されており、主制御部20による制御の下
に、ビデオコーダー122はビデオ出力処理部120か
ら出力されたビデオ信号を磁気テープ124に記録す
る。
【0052】次に、第2の実施の形態における作用を説
明する。プリンタプロセッサ10のプリンタ部58にお
ける本プリントの露光処理、プリンタ部58における副
プリントの露光処理、及びプロセッサ部72における処
理は、上述した第1の実施の形態にて説明した内容と同
じであるので、説明を省略する。
【0053】そこで、本発明に係る作用を説明する。な
お、プリントすべき画像データは上記の手順で予め画像
メモリ106に記憶されているものとする。
【0054】オペレータがキーボード15によって、露
光処理の対象のネガフィルムに対応する受付番号を入力
し、所定の露光処理開始指示を行うと、露光処理と並行
して主制御部20によって図6に示す画像データ記録処
理の制御ルーチンが実行開始される。
【0055】ステップ202では、入力された受付番号
に対応するネガフィルムの各コマに対する露光タイミン
グであるか否かを判定し、露光タイミングである場合に
はステップ204へ進み、当該タイミングで露光された
コマの画像データを画像メモリ106から読み出す。次
のステップ206では、上記露光されたコマの画像デー
タと、そのコマの画像を露光した際の処理情報と、をビ
デオ出力処理部120へ送信する。なお、上記の処理情
報としては、当該コマの画像データを露光した露光時
刻、ネガフィルムの受付番号、ネガフィルムの種類、露
光した印画紙の種類、プリントサイズ、ネガフィルムの
識別情報(フィルムID)、ネガフィルムが収納された
カートリッジの識別情報(カートリッジID)、露光補
正情報(CCフィルタのフィルタ位置や露光時間の情
報)、露光枚数等が相当する。
【0056】次のステップ208では、露光されたコマ
の画像データと処理情報とをビデオ信号に変換するよう
に、ビデオ出力処理部120に指示する。この指示を受
けたビデオ出力処理部120によって、露光されたコマ
の画像データと処理情報とはビデオ信号に変換されビデ
オコーダー122へ出力される。
【0057】次のステップ210では、受信したビデオ
信号を記録するようにビデオコーダー122に指示す
る。これにより、露光されたコマの画像データと処理情
報とを表すビデオ信号が、ビデオコーダー122によっ
て磁気テープ124に記録される。
【0058】次のステップ212では、露光対象のネガ
フィルムにおいて露光処理していないコマが有るか否か
を判定し、未露光のコマが有る場合にはステップ202
へ戻る。
【0059】このようにして、ステップ202〜212
を繰り返すことにより、露光対象のネガフィルムにおけ
る各コマの画像データ及び各コマの露光時の処理情報を
ビデオ信号に変換し、変換したビデオ信号をビデオコー
ダー122によって磁気テープ124に記録する。
【0060】上記第2の実施形態における、所定の記録
媒体としての磁気テープは、小型で低コストである割
に、大きな記憶容量を有しているので、処理履歴情報と
して、露光した画像データを写真プリントとして記録
(保管)するよりも、上記の実施形態のように画像デー
タをビデオ信号に変換して、磁気テープ及びビデオコー
ダーによって記録する方が、省スペース、低コストを図
ることができる。
【0061】なお、上記第2の実施形態では、ビデオ出
力処理部120及びビデオコーダー122を、プリンタ
プロセッサ10に内蔵した例を示したが、これらビデオ
出力処理部120及びビデオコーダー122は、プリン
タプロセッサ10とは別体とし、必要時にプリンタプロ
セッサ10に接続して利用するようにしても良い。
【0062】また、上記第2の実施形態では、対象のネ
ガフィルムにおける各コマの露光タイミングで、当該コ
マの画像データ及び処理情報をビデオ信号へ変換し記録
する形態を示したが、対象のネガフィルムにおける各コ
マの露光条件設定時に、各コマの画像を読み取った後
で、予め各コマの画像データと、設定した露光条件を含
む処理情報と、をビデオ信号へ変換しておき、各コマの
露光タイミングで当該コマのビデオ信号を記録するよう
にしても良い。
【0063】また、枚数焼のように、同一の画像が連続
してプリントされる場合は、最初の1枚の画像データの
みを記録するか、枚数分全ての画像データを記録するか
等は、オペレータが選択し設定できるようにすることが
望ましい。
【0064】ところで、プリント処理に関する管理情報
は、第1の実施形態のように写真プリントに記録する以
外にも、上記第2の実施形態のように、ビデオ信号に変
換し、ビデオコーダーによって記録しても良い。例え
ば、図7に示すように、管理情報を作成した(ステップ
242)後、管理情報をビデオ出力処理部120へ送信
し(ステップ244)、管理情報をビデオ信号へ変換す
るようにビデオ出力処理部120に指示する(ステップ
246)。この指示を受けたビデオ出力処理部120に
よって、管理情報はビデオ信号に変換されビデオコーダ
ー122へ出力される。そして、受信したビデオ信号を
記録するようにビデオコーダー122に指示する(ステ
ップ248)。これにより、管理情報を表すビデオ信号
が、ビデオコーダー122によって所定の記憶装置(例
えば磁気テープや磁気ディスク等)に記録される。この
ようにして管理情報をビデオ信号に変換し、ビデオコー
ダーによって記録することにより、管理情報を記録する
作業の省力化を図ることもできる。
【0065】なお、上述した第1及び第2の実施形態で
は、副プリント部を備えたプリンタプロセッサに本発明
を適用した例を示したが、別個のインデックスプリンタ
とペーパープロセッサとで構成された写真プリントシス
テムや、画像メモリと該画像メモリに記憶された画像デ
ータを表示する液晶パネルと該液晶パネルに表示された
画像を露光可能な露光系とを有する液晶写真プリンタ、
にも適用することもできる。
【0066】
【発明の効果】請求項1及び2に記載の発明によれば、
管理情報を記録する作業を省力化することができ、さら
に、作製されたプリントによって管理情報を容易に管理
することができる、という効果が得られる。
【0067】また、請求項3記載の発明によれば、画像
コマ毎の画像をビデオ信号として記録する場合、サイズ
やコストの割に、大量の情報を記録(保管)することが
できるので、画像コマ毎の画像をプリントに記録(保
管)するよりも、省スペース、低コストを図ることがで
きる、という有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1、第2の実施形態のプリンタプロセッサの
概略構成図である。
【図2】第1の実施形態のプリンタプロセッサにおける
プリンタ部の構成を示すブロック図である。
【図3】管理情報が表示された画像の露光処理を示す図
である。
【図4】第1の実施形態に係る管理情報記録処理の制御
ルーチンを示す流図である。
【図5】第2の実施形態のプリンタプロセッサにおける
プリンタ部の構成を示すブロック図である。
【図6】第2の実施形態に係る画像データ記録処理の制
御ルーチンを示す流図である。
【図7】第1の実施形態に係る管理情報記録処理の変形
例の制御ルーチンを示す流図である。
【符号の説明】
10 プリンタプロセッサ 20 主制御部 23 副制御部 31 液晶パネル 54 印画紙(感光材料) 58 プリンタ部 102 画像信号処理部 120 ビデオ出力処理部(ビデオ信号出力手段) 122 ビデオコーダー(ビデオ信号記録手段) 124 磁気テープ(記録媒体)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を液晶パネルに表示して感光材料に
    露光する露光部を備えた写真プリンタであって、 該写真プリンタにおける日々の管理情報を作成する管理
    情報作成手段と、 前記管理情報作成手段により作成された前記管理情報を
    液晶パネルに表示し感光材料に露光するように、前記露
    光部を制御する制御手段と、 を有する写真プリンタ。
  2. 【請求項2】 画像を液晶パネルに表示して感光材料に
    露光する露光部を備えた写真プリンタにおける管理情報
    記録方法であって、 写真プリンタにおける日々の管理情報を作成し、 前記管理情報を液晶パネルに表示し、 表示された管理情報画像を感光材料に露光し処理するこ
    とにより、管理情報が表示されたプリントを作製する、 ことを特徴とする管理情報記録方法。
  3. 【請求項3】 画像を液晶パネルに表示して感光材料に
    露光する露光部を備えた写真プリンタであって、 前記写真プリンタで処理された写真フィルム上の画像コ
    マ毎の画像をビデオ信号として出力するビデオ信号出力
    手段と、 前記ビデオ信号出力手段により出力されたビデオ信号を
    所定の記録媒体に記録するビデオ信号記録手段と、 を有する写真プリンタ。
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