JP2002178578A - ラベルプリンタ - Google Patents

ラベルプリンタ

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JP2002178578A
JP2002178578A JP2000384898A JP2000384898A JP2002178578A JP 2002178578 A JP2002178578 A JP 2002178578A JP 2000384898 A JP2000384898 A JP 2000384898A JP 2000384898 A JP2000384898 A JP 2000384898A JP 2002178578 A JP2002178578 A JP 2002178578A
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JP2000384898A
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Masahiko Mori
雅彦 森
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Alps Electric Co Ltd
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単な構成をもち、かつ単一の用紙検出手段
でラベル用紙または検出マークを精度良く検出するよう
にしたラベルプリターの提供。 【解決手段】 カバー体16には、ラベル用紙の搬送を
ガイドする案内部27aが設けられ、カバー体16をプ
リンタ本体12に閉塞された状態において、案内部27
aが用紙ガイド部30dと所定の間隔をもって対向する
ようにし、用紙ガイド部30dは、ラベル用紙が摺接可
能な摺接面30d1を有し、この摺接面30d1の一部
を凹ませて凹部を形成し、凹部内に用紙センサ45を取
付けして、案内部27aには、凹部と対向する位置に、
凹部に向けて突出する突起部27bが設けられて、印字
手段に搬送されるラベル用紙の検出または検出マークの
検出を用紙センサ45により行なうようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、裏面に検出マーク
を印刷形成し、表面に複数のラベルを所定間隔で仮着し
たラベル用紙に印字記録するサーマル式のラベルプリン
タに関し、特に、このラベル用紙の有無または検出マー
クの位置を検出する用紙センサを取付けしたラベルプリ
ンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラベルプリンタ100を図7及び
図8に基づいて以下に説明する。図7に示すように、ラ
ベルプリンタ100は、ハウジング102と、このハウ
ジング102内に収納された、ラベル供給手段103
と、印字手段104と、剥離手段105と、台紙巻取り
手段109とを備えている。図8に示すように、一般
に、ラベル用紙200は、表面にラベル剥離層(図示せ
ず)を塗布形成した帯状の台紙202と、この台紙20
2の表面に所定の間隔で仮着された、裏面に粘着剤層
(図示せず)を有するラベル204と、から構成されて
いる。さらに、台紙202の裏面には、検出マーク20
6が、ラベル204の先端に対応する位置の側縁に黒色
に印刷形成されている。そして、台紙202は、検出マ
ーク206が印刷された裏面を外側にしてロール状に巻
回されている。
【0003】図7に示すように、ハウジング102の上
面には、幅広の矩形状をした開口部102aが形成され
ている。上記ラベル供給手段103には、ロール状に巻
回されたラベル用紙200が装着されている。印字手段
104は、サーマルヘッド112とプラテンローラ11
3とを備え、これらサーマルヘッド112とプラテンロ
ーラ113との間にラベル用紙200が弾接されて、ラ
ベル204に所定の印字記録を行うようになっている。
【0004】剥離手段105は、台紙202のみの送り
方向を転向させる転向バー114と、ガイドローラ11
5と、一対の台紙送りローラ116、117とを備えて
いる。台紙送りローラ116の回動により台紙送りロー
ラ117との間に台紙202を挟持して所定の張力で引
っ張り、転向バー114の先端で台紙202のみ送り方
向を転向させ、ラベル204をそれ自体の剛性によって
台紙202から剥離するようになっている。ラベル20
4を剥離した後の台紙202は台紙巻取り手段109に
て巻取られるようになっている。
【0005】このようなラベルプリンタ100では、ラ
ベル204を単位に印字記録が行われるので、そのラベ
ル用紙200の有無と、ラベル204に対応する印字記
録の箇所との両方を検出するための検出器(センサ)を
必要とする。
【0006】ところで、ラベル用紙と検出マークとを個
別に検出する場合、少なくとも2個の検出器を必要と
し、その検出器を備えたラベルプリンタの製造コストが
高くなってしまう。そこで、近年、そのコストアップを
抑えるために、ラベル用紙と検出マークの両方を単一の
検出器で検出するようになっているラベルプリンタが知
られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ラベル
用紙と検出マークを検出するのに最適な位置に、ラベル
用紙を搬送しないと、検出器ではラベル用紙と検出マー
クを精度良く検出できないという問題があった。
【0008】また、検出器上に搬送されたラベル用紙2
00において、台紙202のラベル204とラベル20
4との間の隙間部分(ギャップG)に検出器から出射し
た光を照射した場合に、検出器がこの隙間部分を黒色の
検出マークであると誤って認識してしまうおそれがあっ
た。特に、台紙202が薄いグラシン紙などの材質から
なり、検出器から出射した光が透過してしまう場合には
その誤認の問題が顕著となる。
【0009】本発明の目的は、簡単な構成で、ラベル用
紙、検出マークを単一の用紙検出手段で精度良く検出す
るようにしたラベルプリンタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題の少なくとも1
つを解決するための第1の解決手段として、表面に複数
のラベルが所定間隔で仮着され、裏面に該ラベルの位置
を検出するための検出マークを形成したラベル用紙と、
ラベル用紙または検出マークを検出可能な用紙検出手段
と、プラテンローラおよび該プラテンローラに弾接可能
なサーマルヘッドを有する印字手段と、ラベル用紙を載
置して、印字手段へのラベル用紙の搬送方向の上流側に
配置された用紙ガイド部と、を有するプリンタ本体と、
プリンタ本体に開閉可能に取付けられたカバー体と、を
備え、カバー体には、ラベル用紙の搬送をガイドする案
内部が設けられ、該カバー体をプリンタ本体に閉塞され
た状態において、案内部が用紙ガイド部と所定の間隔を
もって対向するように配し、用紙ガイド部は、ラベル用
紙が摺接可能な摺接面を有し、この摺接面の一部を凹ま
せて凹部を形成し、凹部内に前記用紙検出手段を取付け
して、案内部には、凹部と対向する位置に、凹部に向け
て突出する突起部が設けられて、印字手段に搬送される
ラベル用紙の検出または検出マークの検出を用紙検出手
段により行なうようにしたものである。
【0011】また、第2の解決手段として、突起部は、
用紙検出手段と対向する位置からラベル用紙の幅方向に
ずらして配置したものである。
【0012】また、第3の解決手段として、突起部は複
数個形成され、各突起部をラベル用紙の搬送方向に帯状
に突出して形成したものである。
【0013】また、第4の解決手段として、カバー体を
プリンタ本体の閉塞位置に閉塞する際に、カバー体の案
内部と用紙ガイド部の摺接面とが当接するとともに凹部
に突起部の先端が進入し、その後に、カバー体が閉塞位
置に復帰して、突起部の先端が用紙ガイド部の摺接面と
面一となるように、ラベル用紙の搬送可能な搬送経路が
形成されたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態であるサーマ
ル方式のラベルプリンタを図1乃至図6に基づいて以下
に説明する。図1および図2に示すように、サーマルプ
リンタは、プリンタ本体12と、プリンタ本体12に対
してヒンジ軸を中心に開閉可能なカバー体16とから主
に構成されている。上記プリンタ本体12は、板金製か
らなり、矩形状をした底板部30aと、底板部30aの
両端から略直角に上方に折曲げられた第1、第2の側板
部30b、30cと、底板部30aの後方側縁部に沿っ
て略鋭角に折曲げ形成された用紙ガイド部30dとを有
している。
【0015】上記用紙ガイド部30dは、その傾斜した
上面にラベル用紙200を摺接する摺接面30d1と、
その先端側を矩形状に切欠いた切欠き部30eと、この
切欠き部30eに並設して僅かに窪ませて凹状に形成し
た凹部30fとを有している。この凹部30fには、互
いに対向する一対の切欠き片(図示せず)が形成され、
この切欠き片に跨って1個の用紙センサ(用紙検出手
段)45が取付けられている。
【0016】用紙センサ45は、反射型の光センサ(フ
ォト・リフレクタ型光センサ)であり、発光素子として
の発光ダイオード45aと、受光素子としてのフォトト
ランジスタ45bとを備えている。そして、用紙センサ
45は、発光ダイオード45aから出射した光がラベル
用紙200に照射して、その反射光をフォトトランジス
タ45bで所定の光量を受光することにより、ラベル用
紙200があることを検出し、また検出マーク206に
その光が照射し、その反射光をフォトトランジスタ45
bで受光し、その光量が上記ラベル用紙200のときよ
りも小さいことにより、検出マーク206であることを
検出するようになっている。なお、用紙センサ45がラ
ベル用紙200なしを検出するには、すぐに検出しない
で一定のステップ数(検出マーク206の幅+α)を後
述するステッピングモータ54を回転駆動させてプラテ
ンローラ35を回転させて空送りすることにより、その
用紙センサ45がその検出状態から判断するようになっ
ている。
【0017】上記第1、第2の側板部30b、30c間
には、表面がゴムなどの弾性部材からなるプラテンロー
ラ35が回転可能に軸支されている。プラテンローラ3
5の金属製の回転軸35aは、その一端部を図示したギ
ア群55の一部に取付けし、ステッピングモータ54の
駆動力によりギア群55を介してプラテンローラ35を
回転させるようになっている。さらに、第1、第2の側
板部30b、30c間には、プラテンローラ35の上部
近傍に回転可能な細径の金属製の転向バー31が回転可
能に軸支されている。
【0018】第1、第2のレバーアーム44、46は、
それぞれ第1、第2の側板部30b、30cに沿うよう
に、第1、第2の側板部30b、30c間に軸支された
レバー軸42の各端部に取付けられて、回動可能となっ
ている。第1、第2のレバーアーム44、46の先端に
は、ロック爪受け部44b、46bが形成されていて、
さらに第1のレバーアーム44のロック爪受け部46b
の近傍には、ロック解除用の摘み部44cが形成されて
いる。
【0019】次に、図1乃至図4に示すように、上記カ
バー体16は、板金製からなり、略矩形状をした平板部
17と、平板部17の前方側(図3における下方側)の
両端からそれぞれ略直角に下方に折曲げた側板部18、
19と、その後方側両端からそれぞれ略直角に下方に折
曲げた小側板部18s、19sとを有している。
【0020】上記平板部17は、その中央に、切り欠い
て下方に折り曲げした3個の係合片17bと、その先端
側に、幅方向に細長い矩形状をした開口部17aとをそ
れぞれ形成して、この開口部17aが印刷記録されたラ
ベル用紙200のラベル204の排出口となっている。
上記側板部18、19は、その前方側の各先端に略直角
に折り曲げた押圧片24をそれぞれ設けていて、その後
方側の各隅部にロック爪18a、19aをそれぞれ設け
ている。
【0021】側板部18、19間には、各押圧片24に
近接して台紙送りローラ22が回転可能に軸支されてい
る。この台紙送りローラ22は、その表面にシリコン、
フッ素などのコーティング材、またはこれらに粒状物質
を含ませたコーティング材など、粘着剤が付着しにくい
非付着部材で形成されている。この台紙送りローラ22
は、プラテンローラ35に弾接してプラテンローラ35
の回転に応じて従動するようになっている。
【0022】図3および図4に示すように、カバー体1
6の側板部18、19間には、平板部17の開口部17
aの前方側縁部に沿うとともに、台紙送りローラ22の
上方に転向バー31に近接して配置された誘導部材37
が橋絡されて設けられている。誘導部材37は、断面が
略くの字状をした板金からなり、開口部17a内に一部
が露出し、開口部17aの後方側に行くにつれて徐々に
傾斜角度を大きくした第1の壁面部37aと、この第1
の側面部37aの長手方向の縁部に略直角に一体成形さ
れた第2の壁面部37bとから構成されている。そし
て、誘導部材37の第1の壁面部37aは、転向バー3
1にて台紙202から剥離したラベル204の送り方向
に沿うように形成されている。第2の壁面部37bは、
転向バー31により転向された台紙202の送り方向に
沿うように形成されている。なお、誘導部材37は、そ
の表面を台紙送りローラ22と同じ非付着部材で形成さ
れている。
【0023】次に、矩形状をしたヘッド取付板25は、
複数の図示しない発熱素子を備えたサーマルヘッド25
aからなる印字ヘッドを有し、平板部17の下面側(内
側)に配設されている。ヘッド取付板25は、その両端
縁に上方に折曲げた図示しない折曲部をそれぞれ設けて
いて、各折曲部を小側板部18s、19s間に配して金
属製のシャフト15を挿通して回動可能に軸支されてい
る。また、平板部17とヘッド取付板25との間には、
3個のコイルバネ23が配設されていて、各コイルバネ
23はその一端を係合片17bに挿通されるとともに、
その他端をヘッド取付板25に係止するように取付けら
れている。その結果、ヘッド取付板25は、複数のコイ
ルバネ23により弾性付勢された状態で、カバー体16
の平板部17に取り付けられている。そして、印字手段
はプラテンローラ35およびプラテンローラ35にコイ
ルバネ23により弾接可能なサーマルヘッド25aから
構成されている。
【0024】図2、図4および図5に示すように、支持
体27は、断面が略逆三角形状をした、光を反射しにく
い黒色の樹脂製からなり、平板部17の内方側(図4に
おける下方側)に配設されている。支持体27には、ヘ
ッド取付板25側の傾斜面にラベル用紙200の搬送方
向をガイドする案内部27aが設けられている。この案
内部27aには、用紙ガイド部30dの凹部30f及び
切欠き部30eとそれぞれ対向する位置に、凹部30f
及び切欠き部30eに向けてそれぞれ突出するととも
に、ラベル用紙200の搬送方向に長い帯状に突出する
突起部27bがそれぞれ2個ずつ合計4個形成されてい
る。
【0025】各突起部27bは、用紙センサ45と対向
する位置からラベル用紙200の幅方向にずらして配置
されている。そして、カバー体16がプリンタ本体12
に閉塞された状態において、案内部27aの突起部27
bがプリンタ本体12の用紙ガイド部30dと所定の間
隔をもって対向するようにしている。すなわち、突起部
27bと用紙ガイド部30dの摺接面30d1との間に
所定寸法の隙間(t1)を有する搬送経路Sが形成され
ている。さらに、支持体27の頂点(下端)部分には、
回転可能な2個の給紙ローラ29がシャフト15の軸方
向に並設して軸支されている。
【0026】次に、図5と図6A、B、Cに基づいてラ
ベルプリンタの印字記録方法、および用紙センサ45に
よるラベル用紙200の検出動作を説明する。先ず、プ
リンタ本体12内に、ロール状のラベル用紙200を挿
入して、このラベル用紙200の上部を覆うようにカバ
ー体16で閉塞する。図5に示すように、カバー体16
をプリンタ本体12の閉塞位置に閉塞する際に、カバー
体16の案内部27aと用紙ガイド部30dの摺接面3
0d1とが一旦当接して搬送経路Sの隙間がなくなると
ともに凹部30fに突起部27bの先端が進入し、その
後に、カバー体16が閉塞位置に復帰して、突起部27
bの先端が用紙ガイド部30dの摺接面30d1と面一
となって搬送経路Sが形成される。
【0027】また、カバー体16を閉じることにより、
カバー体16に当接して押圧された第1、第2のレバー
アーム44、46が回動する。そして、カバー体16の
ロック爪18a、19aが第1、第2のレバーアーム4
4,46のロック爪受け部44b、46bにロックし、
図示しない検出スイッチが押圧片24によって押圧され
てカバー体16の閉塞状態とロック状態を検出する。
【0028】図6Aに示すように、プリンタ本体12内
に装着されたラベル用紙200は、その先端側が給紙ロ
ーラ29に当接するとともに、搬送経路Sに配され、続
いてプラテンローラ35とサーマルヘッド25a間に弾
接される。さらにラベル用紙200の先端側は、転向バ
ー31によって鋭角状に折り曲げられて転向され、プラ
テンローラ35と台紙送りローラ22との間に弾接して
配設される。
【0029】ステッピングモータ54のモータ軸54a
が回転すると、その回転駆動力により、ギア群55を介
してプラテンローラ35が図6Aの時計回り方向に回転
する。このプラテンローラ35の回転により、弾接する
台紙送りローラ22が図6Aの反時計周り方向に回転
し、ラベル用紙200の台紙202を矢印A方向に所定
の張力にて搬送させる。
【0030】図6Bに示すように、ラベル用紙200の
ラベル204を、サーマルヘッド25aとプラテンロー
ラ35間の所定の位置に搬送を開始すると、用紙センサ
45が、ラベル用紙200を検出する。すなわち、用紙
センサ45は、発光ダイオード45aから出射した光を
ラベル用紙200の裏面に照射し、検出マーク206の
ない箇所の場合に、その大きい光量をもった反射光をフ
ォトトランジスタ45bで受光して、ラベル用紙200
(検出マーク206の位置ではない。)の存在を検出す
る。
【0031】また、発光ダイオード45aから出射した
光をラベル用紙200の裏面の検出マーク206のある
箇所に照射した場合に、用紙センサ45は、検出マーク
206が黒色であるため、ほとんど反射光がなくフォト
トランジスタ45bで受光せれず、検出マーク206で
あると判断し、ラベル204の位置を検出する。なお、
用紙センサ45は、ラベル用紙200がなくなると反射
光がなくなって、ラベル用紙200の検出マーク206
と誤認しないために、用紙センサ45において、ラベル
用紙200の検出マーク206か、それともラベル用紙
200無しかの判断は、一定のステップ数(検出マーク
206の幅+α)をプラテンローラ35またはステッピ
ングモータ54を回転させ、この間に反射光を受光しな
い場合はラベル用紙200無しと認識するようになって
いる。
【0032】そして、この用紙センサ45による検出出
力信号に基づいて、ラベル用紙200の位置が判断さ
れ、所定の位置にてサーマルヘッド25aを構成する図
示しない複数の発熱素子を加熱して、ラベル204の表
面に所望の印字記録を行う。
【0033】続いて、印刷記録されたラベル204を貼
付けた状態にあるラベル用紙200は、プラテンローラ
35の矢印方向への回転によって用紙送りされ、台紙2
02のみが転向バー31によって鋭角状に折り曲げら
れ、いわゆる転向されて、第2の壁面部37bの表面に
沿ってガイドされながら、プラテンローラ35と台紙送
りローラ22間に送られ挟持される。プラテンローラ3
5の回転によって、それに従動する台紙送りローラ22
により台紙202のみが矢印A方向に順次紙送りされ
る。
【0034】一方、ラベル204は、転向バー31にて
転向された台紙202からそのこしの強さ(剛性力)に
よって剥離され、そのラベル用紙送り方向の下流側にプ
ラテンローラ35の回転とともに、そのまま搬送され続
ける。そして、ラベル204は、開口部17aから排出
されるとともにガイド部材37の第1の壁面部37a上
に配設される(図6C参照)。続いて、プラテンローラ
35は、その回転を停止することにより、台紙202側
の送り動作も停止する。続けて、ラベル用紙200の新
たなラベル204への印字記録は、上述した紙送り動作
を繰り返すことにより行われる。
【0035】次に、このように説明してきた本実施形態
のラベルプリンタにおける効果を説明する。 1)表面に複数のラベル204が所定間隔で仮着され、
裏面に該ラベル204の位置を検出するための検出マー
ク206を形成したラベル用紙200と、ラベル用紙2
00または検出マーク206を検出可能な用紙センサ4
5と、ラベル用紙200を載置して、プラテンローラ3
5および該プラテンローラ35に弾接可能なサーマルヘ
ッド25aを有する印字手段へのラベル用紙200の搬
送方向の上流側に配置された用紙ガイド部30dと、を
有するプリンタ本体12と、プリンタ本体12に開閉可
能に取付けられたカバー体16と、を備え、カバー体1
6には、ラベル用紙200の搬送をガイドする案内部2
7aが設けられ、カバー体16をプリンタ本体12に閉
塞された状態において、案内部27aが用紙ガイド部3
0dと所定の間隔をもって対向するようにし、用紙ガイ
ド部30dは、ラベル用紙200が摺接可能な摺接面3
0d1を有し、この摺接面30d1の一部を凹ませて凹
部30fを形成し、該凹部30f内に用紙センサ45を
取付けして、案内部27aには、凹部30fと対向する
位置に、凹部30fに向けて突出する突起部27bが設
けられて、印字手段に搬送されるラベル用紙200の検
出または検出マーク206の検出を用紙センサ45によ
り行なうようにしたことにより、用紙センサ45上に搬
送されたラベル用紙200が突起部27bによって用紙
センサ45からの距離が一定となるように位置規制され
るので、用紙センサ45によってラベル用紙200、検
出マーク206の検出を精度良く行うことができる。
【0036】2)突起部27bは、用紙センサ45と対
向する位置からラベル用紙200の幅方向にずらして配
置したことにより、用紙センサ45の真上部分が空間部
となって図8に示すラベル用紙200のラベル204間
の隙間部分(ギャップG)を検出マーク206と誤認す
ることがないので、用紙センサ45はより一層精度良く
検出マーク206を検出することができる。特に、ラベ
ル用紙200の台紙202が薄いグラシン紙の場合に、
その効果が顕著に表れる。
【0037】3)突起部27bは少なくとも一対で形成
されて、各突起部27bをラベル用紙200の搬送方向
に帯状に突出して形成したことにより、ラベル用紙20
0が各突起部27bに摺接しながら搬送されるので、斜
行しないで安定した紙送りがなされるので、用紙センサ
45によるラベル用紙200、検出マーク206の検出
をより一層精度良く検出することができる。
【0038】4)カバー体16をプリンタ本体12の閉
塞位置に閉塞する際に、カバー体16の案内部27aと
用紙ガイド部30dの摺接面30d1とが当接するとと
もに凹部30fに突起部27bの先端が進入し、その後
に、カバー体16が閉塞位置に復帰して、突起部27b
の先端が用紙ガイド部30dの摺接面30d1と面一と
なるようにラベル用紙200の搬送可能な搬送経路が形
成されたことにより、一旦突起部27bの先端が凹部3
0f内に入ってから摺接面30d1と面一の位置に配置
されるので、ラベル用紙200の搬送経路をより所望の
隙間にまで狭くすることができる。
【0039】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、
その主旨を逸脱しない範囲内において変更して実施する
ことができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように説明してきた本発明のラベ
ルプリンタは、表面に複数のラベルが所定間隔で仮着さ
れ、裏面に該ラベルの位置を検出するための検出マーク
を形成したラベル用紙と、ラベル用紙または検出マーク
を検出可能な用紙検出手段と、プラテンローラおよび該
プラテンローラに弾接可能なサーマルヘッドを有する印
字手段と、ラベル用紙を載置して、印字手段へのラベル
用紙の搬送方向の上流側に配置された用紙ガイド部と、
を有するプリンタ本体と、プリンタ本体に開閉可能に取
付けられたカバー体と、を備え、カバー体には、ラベル
用紙の搬送をガイドする案内部が設けられ、該カバー体
をプリンタ本体に閉塞された状態において、案内部が用
紙ガイド部と所定の間隔をもって対向するようにし、用
紙ガイド部は、ラベル用紙が摺接可能な摺接面を有し、
この摺接面の一部を凹ませて凹部を形成し、該凹部内に
用紙検出手段を取付けして、案内部には、凹部と対向す
る位置に、凹部に向けて突出する突起部が設けられて、
印字手段に搬送されるラベル用紙の検出または検出マー
クの検出を用紙検出手段により行なうようにしたことに
より、用紙検出手段上に搬送されたラベル用紙が突起部
によって用紙検出手段からの距離が一定となるように位
置規制されるので、用紙検出手段によってラベル用紙、
検出マークの検出を精度良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるラベルプリンタの概
略斜視図である。
【図2】上記ラベルプリンタにおける別の角度から見た
概略斜視図である。
【図3】上記ラベルプリンタの平面図である。
【図4】図3の一点鎖線4−4から見た断面図である。
【図5】上記ラベルプリンタのセンサ取付け構造を示す
要部拡大断面図である。
【図6】上記ラベルプリンタの動作説明図であり、図6
Aは、センサ上に台紙のみのラベル用紙が位置した状
態、図6Bは、センサ上にラベルを貼付けたラベル用紙
が通過し、そのラベル同士のギャップ部分が位置した状
態、図6Cは、印字記録されたラベルを排出する状態を
それぞれ示している。
【図7】従来のラベルプリンタの概略説明図である。
【図8】一般に使用されるラベル用紙の概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
12 プリンタ本体 16 カバー体 25a サーマルヘッド 27 支持体 27a 案内部 27b 突起部 30d 用紙ガイド部 30d1 摺接面 30f 凹部 35 プラテンローラ 45 用紙センサ(用紙検出手段) 200 ラベル用紙 204 ラベル 206 検出マーク S 搬送経路
フロントページの続き Fターム(参考) 2C058 AB15 AC06 AD06 AE04 AE14 AF06 AF36 GB04 GB14 GB36 GB47 GC06 GE03 2C060 BA01 BC02 BC04 BC12 BC15 BC46 3E095 BA03 CA02 DA13 DA15 DA22 EA02 EA09 EA13 EA22 EA26 FA29 3F104 AA02 FA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に複数のラベルが所定間隔で仮着さ
    れ、裏面に該ラベルの位置を検出するための検出マーク
    を形成したラベル用紙と、 前記ラベル用紙または前記検出マークを検出可能な用紙
    検出手段と、 プラテンローラおよび該プラテンローラに弾接可能なサ
    ーマルヘッドを有する印字手段と、 前記ラベル用紙を載置して、前記印字手段への前記ラベ
    ル用紙の搬送方向の上流側に配置された用紙ガイド部
    と、を有するプリンタ本体と、 前記プリンタ本体に開閉可能に取付けられたカバー体
    と、を備え、 前記カバー体には、前記ラベル用紙の搬送をガイドする
    案内部が設けられ、該カバー体が前記プリンタ本体に閉
    塞された状態において、前記案内部が前記用紙ガイド部
    と所定の間隔をもって対向するように配し、 前記用紙ガイド部は、前記ラベル用紙が摺接可能な摺接
    面を有し、この摺接面の一部を凹ませて凹部を形成し、
    該凹部内に前記用紙検出手段を取付けして、 前記案内部には、前記凹部と対向する位置に、前記凹部
    に向けて突出する突起部が設けられて、 前記印字手段に搬送される前記ラベル用紙の検出または
    前記検出マークの検出を前記用紙検出手段により行なう
    ようにしたことを特徴とするラベルプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記突起部は、前記用紙検出手段と対向
    する位置から前記ラベル用紙の幅方向にずらして配置し
    たことを特徴とする請求項1に記載されたラベルプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 前記突起部は複数個形成され、該各突起
    部を前記ラベル用紙の搬送方向に帯状に突出して形成し
    たことを特徴とする請求項1または2に記載のラベルプ
    リンタ。
  4. 【請求項4】 前記カバー体を前記プリンタ本体の閉塞
    位置に閉塞する際に、前記カバー体の前記案内部と前記
    用紙ガイド部の前記摺接面とが当接するとともに前記凹
    部に前記突起部の先端が進入し、その後に、前記カバー
    体が前記閉塞位置に復帰して、前記突起部の先端が前記
    用紙ガイド部の前記摺接面と面一となるように、前記ラ
    ベル用紙の搬送可能な搬送経路が形成されたことを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載されたラベルプ
    リンタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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